JP2007232020A - ボールバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイヤーセーフ時にのみ圧縮される非自封性のパッキンを備えた構造のシンプルなボールバルブを得る。
【解決手段】ボール14の外周面に接するシートリング17を保持するシートリテーナ20と、ボディー12とシートリテーナ20との間をシールするOリング18と、シートリング17をボール14に圧接するスプリング21と、シートリテーナ20の外周面に形成された環状溝20eに突出して嵌め込まれた非自封性のパッキン22と、ボディー12の内周面において内径がパッキン22の外径よりも大径に形成され、通常動作時においてパッキン22に対する圧縮を回避する非圧縮溝12aと、非圧縮溝12aのボール14側にパッキン22の外径よりも小径に形成され、シートリテーナ20が通常動作時の移動範囲を超えてボール14側に移動した場合にパッキン22を圧縮する圧縮部12bとを備えた構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明はボールバルブに関し、特に火災等によりボールバルブが高温下に晒された場合におけるボールバルブのシール構造に関するものである。
シートリテーナの設けられたボールバルブでは、ボールとシートリテーナとの間にはシートリングを配置し、ボディーとシートリテーナとの間にはOリングを配置して、これらシートリングおよびOリングによって流体の漏洩を防止している。
しかしながら、シートリングやOリングは可燃性あるいは可溶融性のため、火災等の事故が発生してボールバルブが高温下に晒された場合には、シートリングやOリングが焼失したり溶融してシール機能が喪失される。すると、高温となった流体の流れをボールバルブで阻止することができない。
そこで、このような事態を防止する(すなわち、ファイヤーセーフ機能を有する)ボールバルブとして、例えば特許文献1(実公平3−29646号公報)や特許文献2(特開2002−257246号公報)に記載のものが知られている。
特許文献1に記載のボールバルブは、図6に示すように、上流側および下流側のボディー101に設けられた環状溝に、ボール109との間をシールするシートリング103を備えたシートリテーナ102が組み込まれている。シートリテーナ102の外周には、ボディー101との間をシールするためのOリング108および環状のパッキン107が設けられている。
パッキン107は、スプリング104によってボール109の方向へ押圧されるリテーナグランド105とシートリテーナ102の外周切り欠き部とに挟まれている。そして、フッ素樹脂製のスペーサ106によってシートリテーナ102との間に一定のクリアランスが保たれており、通常の動作時においては、スプリング104による圧縮力が加わらないようになっている。よって、パッキン107はボディー101の内周面とは接触しているが、周方向および軸方向ともに圧縮される力は加わっていないため、パッキン107がシートリテーナ102の摺動を妨げるような抵抗とはならない。
ここで、パッキン107には、一般に偏組または成型された膨張黒鉛など、圧縮力を与え続けなければ所定のシール性能を発揮しない非自封性の部材が用いられている。Oリング108の使用可能な温度範囲は−55〜300℃程度であるために、パッキン107はこの温度範囲外の低温域や高温域でのシール用として使用される。
したがって、通常動作時において圧縮力が加わっていないパッキン107にシール性はないものの、シートリテーナ102とボディー101との間を通る圧力はシートリテーナ102の外周に設けられたOリング108によってシールされ、シートリテーナ102とボール109との間を通る圧力はシートリング103とボール109の接触面によってシールされる。
このような構造のボールバルブにおいて、プラントなどで火災が発生した場合、バルブは高温下に晒されて樹脂やゴム製の部品(ここでは、シートリング103、スペーサ106およびOリング108)は焼失してしまうため、図7に示す状態になる。
この場合、シートリング103が焼失するため、スプリング104がシートリテーナ102をさらにボール109の方向へ移動させ、シートリテーナ102の金属シール面102aとボール109とが接触して流体の漏れを防止する。また、パッキン107は膨張黒鉛で作られているので焼失することがなく、パッキン107の圧縮防止に設けられたスペーサ106が焼失するため、スプリング104によってリテーナグランド105がパッキン107を圧縮する。このようにして圧縮されたパッキン107はボディー101の内周面およびシートリテーナ102の外周切り欠き部との面圧が高まり、シートリテーナ102とボディー101との間を通る流体の漏れを防止する。
次に、特許文献2に記載のボールバルブは、図8に示すように、ボール109との間をシールするシートリング103を備えたシートリテーナ102には、ボディー101とシートリテーナ102との間をシールする非自封性のパッキン107が設けられている。また、シートリテーナ102には、パッキン107を押圧可能な環状のリテーナグランド105が設けられている。そして、流体圧がキャビティ圧よりも高くなったときにリテーナグランド105に流体圧を作用させてリテーナグランド105でパッキン107を押圧する2つのシール手段110,111が設けられている。また、シートリテーナ102のボール109と反対側には、スプリング104を保持してシートリテーナ102側に付勢されたスプリングリテーナ112が配置されている。そして、シール手段110,111は、スプリングリテーナ112によりリテーナグランド105に押圧されて、リテーナグランド105とボディー101との間、およびシートリテーナ102とリテーナグランド105との間をシールする。
このようなボールバルブでは、パッキン107が流体圧およびスプリング力の作用したリテーナグランド105により締め付けられるので、高温下でも安定したシール性が得られるようになっている。
実公平3−29646号公報 特開2002−257246号公報
しかしながら、特許文献1に記載のボールバルブでは、リテーナグランドやおよびスペーサなどが必要なために部品点数が多くなり、コストアップの要因となる。
また、シートリテーナにリテーナグランドを収納するためのスペースが必要となるので、シートリテーナが軸方向に長くなるとともに、ボディーにはこのようなシートリテーナを収納するためのスペースを大きく設けなければならない。
さらに、ファイヤーセーフ時にシートリテーナの金属シール面とボールとを接触させるために、スペーサの厚さおよびパッキンの圧縮変形分だけ余分にスプリングのストローク(たわみ)が必要となる。そして、スプリングのストロークが大きくなると、ボディーのシートリテーナを収納するためのスペースが大きくなったりスプリングが大型化するのみならず、また金属シール面とボールとの接触面の面圧が小さくなってシール性が低下してしまう。
特許文献2に記載のボールバルブでは、シートリテーナを押圧するスプリングの弾発力は、「パッキンを押圧する力」も加えた荷重で設定が必要であるために、結果としてシートリングのボールへの押圧力も過大なものとなり、シートリングの摩耗や変形が進むおそれがある。
また、パッキンは通常使用時においてもシートリテーナの動きにともなってボディーの内周面と摺動するので、パッキンに摩耗や変形が発生してシール性能が著しく低下するおそれがあるのみならず、ボディーの内周面とに発生した面圧が摺動抵抗となってシートリテーナの動きの妨げとなったりスプリング力の抵抗となる。
そして、シートリングやパッキンが摩耗すると、その削れかすがシートリテーナとボディーとの隙間に入ってシートリテーナの動きの妨げとなったり、シール面に入って圧力漏れの原因となる。
そこで、本発明は、ファイヤーセーフ時にのみ圧縮される非自封性のシール手段を備え、このシール手段を圧縮するための押圧手段の押圧力が過大となることなく、構造のシンプルなボールバルブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のボールバルブは、ボディー内に形成された流路上に回動自在に配置され、前記流路と連通する貫通孔が形成されて当該貫通孔により前記流路を開閉するボールと、前記ボールにおける流体の少なくとも流入側または流出側に設けられ、前記ボールの外周面に接するシートリングと、前記シートリングを保持するシート保持手段と、前記ボディーと前記シート保持手段との間をシールする自封性の第1のシール手段と、前記シート保持手段を介して前記シートリングを前記ボールに圧接する押圧手段と、前記シート保持手段の外周面に形成された環状溝に嵌め込まれて当該環状溝から外側に突出して設けられた非自封性の第2のシール手段と、前記ボディーの内周面において内径が前記第2のシール手段の外径よりも大径に形成され、通常動作時において前記第2のシール手段に対する圧縮を回避する非圧縮溝と、前記ボディーの内周面における前記非圧縮溝の前記ボール側に前記第2のシール手段の外径よりも小径に形成され、前記シート保持手段が通常動作時の移動範囲を超えて前記ボール側に移動した場合に前記第2のシール手段を圧縮する圧縮部と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明のボールバルブは、ボディー内に形成された流路上に回動自在に配置され、前記流路と連通する貫通孔が形成されて当該貫通孔により前記流路を開閉するボールと、前記ボールにおける流体の少なくとも流入側または流出側に設けられ、前記ボールの外周面に接するシートリングと、前記シートリングを保持するシート保持手段と、前記ボディーと前記シート保持手段との間をシールする自封性の第1のシール手段と、前記シート保持手段を介して前記シートリングを前記ボールに圧接する押圧手段と、前記ボディーの内周面に形成された環状溝に嵌め込まれて当該環状溝から内側に突出して設けられた非自封性の第2のシール手段と、前記シート保持手段の外周面において外径が前記第2のシール手段の内径よりも小径に形成され、通常動作時において前記第2のシール手段に対する圧縮を回避する非圧縮溝と、前記シート保持手段の外周面における前記非圧縮溝の前記ボールと反対側に前記第2のシール手段の内径よりも大径に形成され、前記シート保持手段が通常動作時の移動範囲を超えて前記ボール側に移動した場合に前記第2のシール手段を圧縮する圧縮部と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記圧縮部は、前記非圧縮溝から連続形成されたテーパ部を有することを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、通常使用時には第2のシール手段は非圧縮溝に位置しているので第2のシール手段は圧縮されることはなく、シート保持手段の摺動抵抗とはならない。一方、ファイヤーセーフ時には、第2のシール手段は圧縮部で圧縮され、シート保持手段とボディーとの間を通る流体の漏れが防止される。よって、非自封性の第2のシール手段をファイヤーセーフ時にのみ圧縮されるようにすることが可能になる。
また、本発明によれば、押圧手段の押圧力とシート保持手段の移動量という2つの要素により第2のシール手段が圧縮されるようになっているので、押圧手段のみで第2のシール手段を圧縮する場合のように押圧手段の押圧力が過大となることがない。
そして、本発明によれば、ボールバルブにおいて一般的に用いられている押圧手段の押圧力とシート保持手段の移動量とを利用して第2のシール手段が圧縮されるようになっているので、第2のシール手段を圧縮するための新たな部品は必要なくなって部品点数の増加がなく、構造のシンプルなボールバルブが得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態1におけるボールバルブを示す断面図、図2は通常動作時における図1のボールバルブの要部を示す断面図、図3はファイヤーセーフ時における図1のボールバルブの要部を示す断面図、図4は本発明の実施の形態2におけるボールバルブの要部を示す断面図、図5は本発明の実施の形態3におけるボールバルブの要部を示す断面図である。
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1におけるボールバルブの構成について説明する。
図1に示す実施の形態1のボールバルブにおいて、ボディー12は第1のボディー部12−1と第2のボディー部12−2とで構成されており、内部に円筒状の流路13が形成された構造となっている。なお、ハウジングの構造は、流路方向(横方向)に分割されて、ボールが挿入されるサイドエントリ形や、縦方向に分割されてボールが挿入されるトップエントリ形などの構造が適宜選択される。
ボディー12の内部には、流路13と連通する円筒状の貫通孔14aが形成されたボール14が流路13上に配置されている。このボール14は流路13と直交する方向に配置された一対のステム15a,15bに支持されており、ステム15a,15bを回動支点として貫通孔14aにより流路13を開閉する方向に回動自在に装着されている。ここで、ボール14は金属製または樹脂製であり、金属製の場合には、たとえばステンレス鋼、炭素鋼、ダクタイル鉄、鉄、青銅、黄銅、あるいはこれらの金属からなる芯体をステライトやメッキによって表面処理されたものが、樹脂製の場合には、たとえばフッ素樹脂やナイロン樹脂やプラスチック、あるは金属の芯体をそれらで被ったものなどが用いられる。
なお、ステム15a,15bの周辺には、ボディー12とボール14とで囲まれた空間であるキャビティ16が形成されている。
図2に示すように、流路13とキャビティ16との間をシールして、流体が流路13からキャビティ16へ漏出するのを防止するため、環状のシートリング17が、ボール14の外周面に圧接していて、これらはボール14における流体の流入側と流出側(第1のボディー部12−1と第2のボディー部12−2側)とに設けられている。したがって、ボール14はこのシートリング17と摺動しながら回動する。
なお、シートリング17の材料には、PCTFF、PTFE、変性PTFE(PFA+PTFE)、充填材入りPTFE、ポリエーテル系、ナイロン系などの樹脂を適用することができる。つまり、シートリング17は、フッ素、ナイロン、エーテルなどを含む樹脂材料により構成することができる。
ここで、PCTFFは、低温での寸法安定性が良く、機械的強度が高いことから、主に超低温での使用に適している。また、PTFEは、汎用性があり摩耗に強く、またシートの磨耗などによって発生する、着色した異物を嫌う超純水、薬品、ケミカルの使用に適している。変性PTFE(PFA+PTFE)は、PTFEと同じ用途で、より耐クリープ性や高温(最高230℃程度)での使用が求められる場合に適しており、低温についても−100℃程度までは使用できる。充填材入りPTFEは、流体との耐食性などによって充填材にはグラスファイバやカーボンファイバなどが使い分けられ、強度および耐磨耗性に優れており、−100〜230℃程度の使用に適している。ポリエーテル系樹脂は、高圧・高温(最高270℃程度)での使用に適しており、強度・高温特性に優れている。そして、ナイロン系樹脂は、主に高圧での使用に適している。
但し、シートリング17の材料はこれらの限定されるものではなく、これら以外の様々な材料(ゴム製品単体を除く様々な樹脂や金属など)を用いることができる。
シートリング17は環状のシートリテーナ(シート保持手段)20に保持されている。すなわち、シートリテーナ20には環状のシートリング保持溝20aが流路13の軸方向に開口して形成されており、シートリング17はこのシートリング保持溝20aに嵌め込まれてシートリテーナ20に保持されている。
さらに、シートリテーナ20には環状のリテーナリング保持溝20dがシートリング保持溝20aの外径側直交方向に形成され、リテーナリング19が嵌め込まれている。すなわち、リテーナリング保持溝20dにはリテーナリング19の外径側が嵌め込まれ、シートリング17はリテーナリング19の内径側に当接している。これにより、シートリング17のシートリング保持溝20aからの脱落が阻止されている。
シートリテーナ20は流路13の軸方向に変位可能に設けられており、シートリテーナ20のボール14と反対側には、複数のスプリング保持穴20bが形成されている。このスプリング保持穴20bには、ボディー12に圧接してシートリテーナ20をボール14の方向に変位させるための付勢力を与えるスプリング(押圧手段)21が装着されている。これにより、特に低圧時において、スプリング21により積極的にシートリテーナ20がボール14側へ移動され、シートリング17がボール14へ圧接される。なお、スプリング21はコイルばねを用いているが、板ばねや皿ばね等を用いてもよい。
また、シートリテーナ20の外周には、シール保持部20cが環状に形成されている。そして、シール保持部20cには、ボディー12とシートリテーナ20との間をシールするOリング(第1のシール手段)18が嵌め込まれている。
ここで、Oリング18は、一般に弾力性を有するゴムでできており、所定の潰し代が与えられた状態でシールすべき場所に配置することにより、別途の押圧力を加えることなくシール性を発揮する自封性のシール手段である。これにより、流体圧がシートリテーナ20とボディー12との間からキャビティ16へ漏れるのが防止されるとともに、シートリテーナ20に対してボール14側へ変位する力が付与される。
図2に詳しく示すように、シートリテーナ20の外周面には、さらに環状溝20eが形成されている。環状溝20eには、偏組または成形された膨張黒鉛からなり、圧縮力が加わるとシール性を発揮するシール部材、つまり非自封性を有するシール部材であるパッキン(第2のシール手段)22が嵌め込まれている。そして、このパッキン22は、環状溝20eから外側に突出して設けらている。
ここで、非自封性を有するパッキン22の材料としては、膨張黒鉛以外にも、たとえば、炭素繊維などがある。但し、ここに列挙した以外の材料によりパッキン22を形成してもよい。
このようなパッキン22に対応して、ボディー12の内周面には、内径がパッキン22の外径よりも大きな非圧縮溝12aが通常動作時におけるパッキン22の移動範囲にわたって形成されており、通常動作時でのパッキン22に対する圧縮が回避されている。さらに、ボディー12の内周面における非圧縮溝12aのボール14側には、パッキン22の外径よりも小径の圧縮部12bが形成されている。したがって、シートリテーナ20が通常動作時の移動範囲を超えてボール14側に移動した場合には、すなわちファイヤーセーフ時には、それまで非圧縮溝12aに位置することによりボディー12で圧縮されることのなかったパッキン22は、非圧縮溝12aから外れて圧縮部12bに位置するようになり、圧縮されてシール力が発生する。
なお、シートリテーナ20は、このような圧縮部12bにより径方向への自由な動きが規制されて軸方向へのみ摺動することになる。
圧縮部12bには、非圧縮溝12aから連続したテーパ部12b−1が形成されており、ファイヤーセーフ時に、パッキン22が非圧縮溝12aから圧縮部12bへとスムーズに移動できるようになっている。
なお、パッキン22はボディー12の内周面に設けられた圧縮部12b、つまりパッキン22の外径よりも若干小さい径の部分を乗り越えて非圧縮溝12aに組み込まれるので、パッキン7は組み立て時に一旦圧縮されることになる。しかしながら、パッキン22は瞬時に圧縮から解放されて非圧縮溝12aに入り込むので、寸法的な変形は殆どない。
次に、以上のような構成を有する本発明の実施の形態1におけるボールバルブの作用について説明する。
このような構造を有するボールバルブにおいて、ステム15a,15bによりボール14を回動して貫通孔14aを流路13と非連通として、流路13を閉塞する。
このとき、ボールバルブに流入側の流体圧がかかっていない状態、あるいは流入側の圧力がキャビティ16内の圧力と同圧となっている状態では、図2に示すように、スプリング21の弾発力で発生した荷重によってシートリテーナ20がボール14に向けて軸方向に押圧され、これによりシートリング17がボール14に圧接される。また、流入側の流体圧がかかっている状態では、シートリテーナ20はさらに流体圧による荷重を、Oリング18のシール外径と、シートリング17とボール14とのシール径との間に受け、シートリング17がより強くボール14に圧接される。
そして、たとえばプラントなどで火災が発生たなどの原因でバルブが高温下に晒されたファイヤーセーフ時には、樹脂やゴム製の部品であるシートリング17およびOリング18が焼失する一方で、膨張黒鉛製のパッキン22は焼失せず、図3に示す状態になる。
この場合、図示するように、シートリング17が焼失するため、スプリング21がシートリテーナ20をさらにボール14の方向へ移動させるので、シートリテーナ20の金属シール面20−1とボール14とが接触して流体の漏れを防止する。
そして、このようにシートリテーナ20が、その金属シール面20−1がボール14と接触する位置にまで移動することにより、パッキン22は非圧縮溝12aから外れて圧縮部12bへと移動する。ボディー12の内周面に形成された圧縮部12bはパッキン22の外径よりも小径になっているので、図3(b)に示すように、パッキン22は圧縮部12bにより圧縮されることによりボディー12およびシートリテーナ20との面圧が高まり、シートリテーナ20とボディー12との間を通る流体の漏れが防止されることになる。
そして、このようにファイヤーセーフ時においてシートリテーナ20の移動に伴ってパッキン22は圧縮部12bまで移動するが、シートリテーナ20がボール14と接触することにより移動量が規制されるので、パッキン22は圧縮部12bを乗り越えるまで移動することはない。
なお、前述のように、圧縮部12bには、非圧縮溝12aから連続したテーパ部12b−1が形成され、ファイヤーセーフ時に、パッキン22が非圧縮溝12aから圧縮部12bへとスムーズに移動できるようになっているが、必ずしもテーパ部12b−1は形成されていなくてもよい。
以上説明したように、実施の形態1のボールバルブは、非自封性のパッキン22を、シートリテーナ20の外周面に形成された環状溝20eから外側に突出した状態でこの環状溝20eに嵌め込み、ボディー12の内周面には、内径がパッキン22の外径よりも大きく、通常動作時においてパッキン22に対する圧縮を回避する非圧縮溝12a、およびこの非圧縮溝12aのボール14側にパッキン22の外径よりも小さく、シートリテーナ20が通常動作時の移動範囲を超えてボール14側に移動したファイヤーセーフ時においてパッキン22を圧縮する圧縮部12bを形成している。
これにより、通常使用時にはパッキン22は非圧縮溝12aに位置しているのでパッキン22は圧縮されることはなく、シートリテーナ20の摺動抵抗とはならない。一方、ファイヤーセーフ時には、パッキン22は圧縮部12bに移動して圧縮され、シートリテーナ20とボディー12との間を通る流体の漏れが防止される。
したがって、通常動作時におけるパッキン22の摩耗が防止されるため、ファイヤーセーフ時においてパッキン22が本来の性能を発揮することが可能になるとともに、摩耗による削れかすが原因となったシートリテーナ20の動作不良やシール性の低下がなくなる。
また、スプリング21の押圧力とシートリテーナ20の移動量という2つの要素によりパッキン22が主に径方向に圧縮されるようになっているので、スプリング21のみでパッキン22を主に軸方向に圧縮する場合のようにスプリング21の押圧力が過大となることがない。これにより、シートリング17のボール14への押圧力が過大となることがなく、シートリング17の摩耗や変形の進行を抑制することができる。
さらに、ボールバルブにおいて一般的に用いられているスプリング21の押圧力とシートリテーナ20の移動量とを利用してパッキン22が圧縮されるようになっているので、パッキン22を圧縮するための新たな部品は必要なくなって部品点数の増加がなく、構造のシンプルなボールバルブが得られる。
(実施の形態2)
以上の説明では、パッキン22をシートリテーナ20に取り付けているが、逆にパッキン22をボディー12に取り付けるようにしてもよい。
すなわち、図4に示すように、ボディー12の内周面に環状溝12eを形成し、パッキン22をこの環状溝12eから内側に突出するように嵌め込む。また、シートリテーナ20の外周面に、外径がパッキン22の内径よりも小さくして通常動作時においてパッキン22に対する圧縮を回避する非圧縮溝20fを設け、非圧縮溝20fのボール14と反対側にパッキン22の内径よりも大きくしてファイヤーセーフ時にパッキン22を圧縮する圧縮部20gを設ける。
そして、このような構造でも、パッキン22をシートリテーナ20に取り付けた場合と同様の作用効果が得られる。
なお、パッキン22をシートリテーナ20に取り付けた構造では、ボディー12の内周面に溝加工が不要になることから、ボディー12の肉厚の確保が容易になる。一方、パッキン22をボディー12に取り付けた構造では、逆にシートリテーナ20に溝加工が不要になることから、シートリテーナ20の長さを短縮化できるので、小口径バルブに好適である。
(実施の形態3)
また、実施の形態2のボールバルブは、通常動作時ではパッキン22はボディー12とシートリテーナ20との間をシールせず、ファイヤーセーフ時にのみこれらの間をシールするようになっていることから、流体の流入側(一次側)および流出側(二次側)のシール構造を図5に示すようなものにすることも可能である。すなわち、Oリング18の嵌め込まれたシール保持部20cを、径方向外側のみが開放された溝形状(図2などに示す形状)ではなく、ボール14と反対側までもが開放された切り欠き形状にする。また、シートリング17とボール14とのシール径をd1、Oリング18とシートリテーナ20とのシール径をd2、Oリング18とボディー12とのシール径をd3とした場合、これらのシール径の関係が、d2<d1<d3となるようにする。
このようにすれば、ボール14の貫通孔14aと流路13とを非連通状態とした閉止位置の場合、一次側においては、d1<d3となったシール径の差によって得られる自封性によりシートリテーナ20がボール14に圧接されてシートリング17とボール14とに大きなシール性が得られる。
ここで、何らかの原因により一次側におけるシートリング17とボール14との間のシール力が喪失した場合、一次側の流体圧がキャビティ16に入り込んで二次側に抜けようとする。
しかしながら、図5に示す構造によれば、二次側においては、シートリテーナ20とボディー12との間に回り込んだ流体圧(二次側よりも高い流体圧)は、通常動作時においてはパッキン22がシール性を有していないことから、Oリング18とシートリテーナ20との間に入り込んでOリング18をボール14と反対側のボディー12に押圧する。これにより、d2<d1となっったシール径の差によって得られる自封性によりシートリテーナ20がボール14に圧接される。
一方、図2に示す形状を二次側に採用した場合には、シートリテーナ20とボディー12との間に回り込んだ流体圧は、シール保持部20cにおいて、ボール14側と非ボール側の双方に加わり、流体圧により生じる荷重が相殺されることから、d2<d1のシール径が得られず、自封性によるシートリテーナ20のボール14への圧接は生じない。
このように、図5に示すシール構造を一次側および二次側に採用すれば、通常作動時のボールバルブが閉止位置の場合における一次側でのシール性、および一次側のシール性が喪失した場合における二次側でのシール性、の双方でのシール性、いわゆるダブルシール性が得られる。
本実施の形態では、本発明をトラニオン型のボールバルブに適用した場合が示されているが、フローティング型など、種々の構造のボールバルブに適用することが可能である。
本発明の実施の形態1におけるボールバルブを示す断面図である。 (a)は通常動作時における図1のボールバルブの要部を示す断面図、(b)は(a)を拡大して示す断面図である。 (a)はファイヤーセーフ時における図1のボールバルブの要部を示す断面図、(b)は(a)を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるボールバルブの要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態3におけるボールバルブの要部を示す断面図である。 特許文献1のボールバルブの要部を示す断面図である。 ファイヤーセーフ時における図6のボールバルブの要部を示す断面図である。 特許文献2のボールバルブの要部を示す断面図である。
符号の説明
12 ボディー
12a 非圧縮溝
12b 圧縮部
12b−1 テーパ部
12e 環状溝
13 流路
14 ボール
14a 貫通孔
15a,15b ステム
16 キャビティ
17 シートリング
18 Oリング(第1のシール手段)
19 リテーナリング
20 シートリテーナ(シート保持手段)
20−1 金属シール面
20a シートリング保持溝
20b スプリング保持穴
20c シール保持部
20d リテーナリング保持溝
20e 環状溝
20f 非圧縮溝
20g 圧縮部
21 スプリング(押圧手段)
22 パッキン(第2のシール手段)

Claims (3)

  1. ボディー内に形成された流路上に回動自在に配置され、前記流路と連通する貫通孔が形成されて当該貫通孔により前記流路を開閉するボールと、
    前記ボールにおける流体の少なくとも流入側または流出側に設けられ、前記ボールの外周面に接するシートリングと、
    前記シートリングを保持するシート保持手段と、
    前記ボディーと前記シート保持手段との間をシールする自封性の第1のシール手段と、
    前記シート保持手段を介して前記シートリングを前記ボールに圧接する押圧手段と、
    前記シート保持手段の外周面に形成された環状溝に嵌め込まれて当該環状溝から外側に突出して設けられた非自封性の第2のシール手段と、
    前記ボディーの内周面において内径が前記第2のシール手段の外径よりも大径に形成され、通常動作時において前記第2のシール手段に対する圧縮を回避する非圧縮溝と、
    前記ボディーの内周面における前記非圧縮溝の前記ボール側に前記第2のシール手段の外径よりも小径に形成され、前記シート保持手段が通常動作時の移動範囲を超えて前記ボール側に移動した場合に前記第2のシール手段を圧縮する圧縮部と、
    を有することを特徴とするボールバルブ。
  2. ボディー内に形成された流路上に回動自在に配置され、前記流路と連通する貫通孔が形成されて当該貫通孔により前記流路を開閉するボールと、
    前記ボールにおける流体の少なくとも流入側または流出側に設けられ、前記ボールの外周面に接するシートリングと、
    前記シートリングを保持するシート保持手段と、
    前記ボディーと前記シート保持手段との間をシールする自封性の第1のシール手段と、
    前記シート保持手段を介して前記シートリングを前記ボールに圧接する押圧手段と、
    前記ボディーの内周面に形成された環状溝に嵌め込まれて当該環状溝から内側に突出して設けられた非自封性の第2のシール手段と、
    前記シート保持手段の外周面において外径が前記第2のシール手段の内径よりも小径に形成され、通常動作時において前記第2のシール手段に対する圧縮を回避する非圧縮溝と、
    前記シート保持手段の外周面における前記非圧縮溝の前記ボールと反対側に前記第2のシール手段の内径よりも大径に形成され、前記シート保持手段が通常動作時の移動範囲を超えて前記ボール側に移動した場合に前記第2のシール手段を圧縮する圧縮部と、
    を有することを特徴とするボールバルブ。
  3. 前記圧縮部は、前記非圧縮溝から連続形成されたテーパ部を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のボールバルブ。
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