JP2007230427A - 車輪操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】故障の発生時に車輪の舵角を制限するロック装置を有する車輪操舵装置において、車輪に与えられる制駆動力によって車輪の舵角を中立位置へ復帰させる。
【解決手段】車輪の舵角は直動アクチュエータにより操舵される。ロック装置は、直動アクチュエータに異常が検出されたときその作動をロックする。力方向判定部110は、車両の制駆動により直動アクチュエータが設けられた車輪に生じる力の方向を検出し、車輪を中立位置に戻す方向の力か否かを判定する。ロック制御部104は、検出された方向が中立位置に戻す方向であるとき、ロック装置を解除する。ロック制御部104は、中立位置判定部106によって車輪が中立位置へ復帰したと判定されたとき、ロック装置を再び作動させる。
【選択図】図5
【解決手段】車輪の舵角は直動アクチュエータにより操舵される。ロック装置は、直動アクチュエータに異常が検出されたときその作動をロックする。力方向判定部110は、車両の制駆動により直動アクチュエータが設けられた車輪に生じる力の方向を検出し、車輪を中立位置に戻す方向の力か否かを判定する。ロック制御部104は、検出された方向が中立位置に戻す方向であるとき、ロック装置を解除する。ロック制御部104は、中立位置判定部106によって車輪が中立位置へ復帰したと判定されたとき、ロック装置を再び作動させる。
【選択図】図5
Description
本発明は車輪操舵装置に関し、より詳細には故障の発生時に舵角を制限するロック機構を有する車輪操舵装置に関する。
従来、車両の走行安定性を向上するために、運転者によるステアリングホイールの操作にしたがった前輪操舵に加えて後輪の操舵装置を備える四輪操舵車(4WS)が知られている。このような四輪操舵車では、サーボモータ等を駆動することによって、車両の走行状態に応じた操舵角を後輪に与える。
後輪を転舵するためのサーボモータや制御装置などに故障が発生すると、後輪の操舵角が意図された角度に定まらず、車両の走行安定性を低下させてしまうおそれがある。そこで、四輪操舵車には、故障の発生時に後輪の操舵角を中立位置に復帰させる機構が備えられていることが望まれる。例えば、特許文献1には、前輪側での転舵角に応じて後輪側を転舵させる後輪転舵装置において、後輪側舵取りリンク機構の動きに連動するロッドをスプリング手段により常に中立位置に復帰させるようにしたものが開示されている。これによると、モータの故障時などに、後輪側の中立状態を確保し、前輪のみでの二輪操舵状態を維持できるとしている。
実開平1−134575号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、ロッドが常時中立位置方向に付勢されているため、ロッドを駆動するアクチュエータの駆動力が余分に必要になり、アクチュエータの大型化につながるという問題がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、故障の発生時に舵角を制限するロック装置を有する車輪操舵装置において、重量の増加を招く大型のアクチュエータを使用することなく車輪の舵角を中立位置へ復帰させる技術を提供することにある。
本発明のある態様は、車輪操舵装置である。この装置は、車輪の舵角を変化させる転舵アクチュエータと、前記転舵アクチュエータに異常が検出されたとき該転舵アクチュエータの作動をロックするロック部と、車両の制駆動により前記転舵アクチュエータが設けられた車輪に生じる力の方向を検出し、車輪を中立位置に戻す方向の力か否かを判定する力方向判定部と、検出された方向が中立位置に戻す方向であるとき、前記ロック部を解除するロック制御部と、車輪の中立位置への復帰を判定する中立位置判定部と、を備える。前記ロック制御部は、車輪が中立位置へ復帰したと判定されたとき、前記ロック部を再び作動させる。
この態様によると、故障が発生して車輪の転舵がロックされた場合であっても、運転者がアクセルペダルまたはブレーキペダルを踏んで車速を変更するといった操作を加えると、その操作が検出され一時的に車輪転舵のロックを解除する。舵角が中立位置に復帰したら、車輪の転舵を再びロックする。このように、車両の走行中に通常発生する制動力や駆動力を利用して車輪の舵角を変化させるので、舵角を中立位置に復帰させるための手段を別途設ける必要がない。
なお、「車輪の中立位置」とは、車輪に与えられている舵角が初期に設定されるトー角と等しい状態にある位置のことをいう。
なお、「車輪の中立位置」とは、車輪に与えられている舵角が初期に設定されるトー角と等しい状態にある位置のことをいう。
前記力方向判定部は、車両に対する制動指示または駆動指示を取得して、前記転舵アクチュエータが設けられた車輪に生じる力の方向を推定してもよい。
車両の前輪に制動力と駆動力を付与する前輪制駆動部と、車両の後輪に制動力と駆動力を付与する後輪制駆動部と、前記転舵アクチュエータが設けられた車輪を中立位置へ復帰させる方向の力を生ぜしめるべく前輪または後輪のいずれか一方の車輪に制動力または駆動力を付与するとともに、他方の車輪には発生させた制動力または駆動力を減ずる駆動力または制動力を付与するように、前記前輪制駆動部と前記後輪制駆動部とに指示する前後輪協調制御部と、をさらに備えてもよい。
こうすると、故障が発生して車輪の転舵がロックされた場合に、運転者によるアクセルペダルやブレーキペダルの操作がない場合でも自動的に車輪に制動力または駆動力を付与するので、車輪を迅速に中立位置に復帰させることが可能になる。また、一方の車輪に付与した制動力または駆動力を減ずる駆動力または制動力を、同時に別の車輪に付与するため、前後輪協調制御部による制御が実施されていることが運転者に気付かれにくい。
本発明によれば、故障の発生時に舵角を制限するロック機構を有する車輪操舵装置において、車輪に与えられる制駆動力によって車輪の操舵角を中立位置へ復帰させることができる。
本発明の一実施形態は、前輪の操舵に加えて後輪も操舵させることで車両の操縦性能を向上させた、いわゆる四輪操舵車の後輪操舵装置に関するものである。このような車両では、比較的低車速では後輪を前輪の操舵角とは逆方向に操舵することで、車両の旋回半径を小さくできる。高車速では、後輪を前輪の操舵角と同方向に操舵して走行安定性を向上する。以下、本実施形態による後輪操舵用の車輪操舵装置について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る車輪操舵装置100の構成を示す軸方向断面図である。車輪操舵装置100は、図示しない車両の後輪を操舵するために設置される。車輪操舵装置100は、直動アクチュエータ10と、直動アクチュエータ10の出力軸32に接続されるタイロッド50と、直動アクチュエータ10を図示しないサスペンションに固定するためのブッシュ48とから構成される。
図1は、実施の形態1に係る車輪操舵装置100の構成を示す軸方向断面図である。車輪操舵装置100は、図示しない車両の後輪を操舵するために設置される。車輪操舵装置100は、直動アクチュエータ10と、直動アクチュエータ10の出力軸32に接続されるタイロッド50と、直動アクチュエータ10を図示しないサスペンションに固定するためのブッシュ48とから構成される。
直動アクチュエータ10は、駆動源であるサーボモータ14の回転運動を出力軸32の軸方向の直線運動に変換することで、出力軸長を可変とするアクチュエータである。直動アクチュエータ10の出力軸32には、左右いずれかの後輪のタイロッド50の一端に接続される。タイロッド50の他端は、左後輪または右後輪を支持するナックルアーム(図示せず)に連結される。ナックルアームは、それぞれキングピンを支点として回転する。
直動アクチュエータ10は、サーキュラスプライン28、フレクスプライン26、およびフレクスプライン26を楕円形に撓めてサーキュラスプライン28に部分的に噛み合わせる波動発生器20を含む。サーキュラスプライン28、フレクスプライン26および波動発生器20により波動歯車装置が構成される。波動歯車装置はハウジング30で覆われている。
サーボモータ14は、回転軸12、ロータおよびステータを含む。回転軸12は、サーボモータ14の部分で直径が大きくなり、回転軸の外周に永久磁石16を所定個数貼り付けることで、ロータを構成している。ロータの周囲には、積層された電磁鋼板で形成される鉄心18aと、鉄心18aに形成された各ティース部に巻回配置される3相のコイルスロットに巻回されたコイル18bとで構成されるステータが配置される。サーボモータ14は、ブッシュ48と結合されているハウジング46によりその周囲を覆われている。回転軸12は、ハウジング46に取り付けられた軸受42、44によって軸支される。
コイル18bにバッテリ等の電源(図示せず)から電力を供給すると、ロータとステータとの間における磁気作用によりロータが回転し、回転軸12を回転させる。回転角センサ52は、ロータの絶対回転角を検出して図示しない電子制御装置(以下、「ECU」という)に出力するセンサである。
図2は、波動歯車装置の拡大断面図である。波動発生器20は、楕円形状のウェーブコア22の外周に可撓性の軸受24を嵌合したものである。サーボモータ14の回転軸12はウェーブコア22と同軸上で連結されており、波動発生器20は回転軸12とともに回転する。ウェーブコア22は、剛性の低いフレクスプライン26を軸受24を介して楕円形状に撓める。
フレクスプライン26の外周面の一部にはねじ山38が形成されており、サーキュラスプライン28の内周面の一部には、ねじ山38と噛み合うねじ溝40が形成されている。ここで、ねじ山38とねじ溝40とはねじれ角が異なっている。楕円形状に変形されたフレクスプライン26のねじ山38は、その楕円の長軸上の2点でねじ溝40と噛み合う。波動発生器20が回転するとその噛合の位置が周方向に移動する。具体的には、例えば波動発生器20がサーボモータ14の側から見て反時計方向に回転すると、噛合の位置は時計方向に移動する。回転軸12の回転に起因して噛合の位置が移動すると、フレクスプライン26とサーキュラスプライン28とは相対回転し、ねじれ角の異なるねじ山38およびねじ溝40の作用によって、サーキュラスプライン28は軸方向に移動する。なお、サーキュラスプライン28は軸周りの回転が規制されており、また、フレクスプライン26は軸方向に移動しないよう固定されている。
サーキュラスプライン28は円筒形状をなし、片側(図2では右側)が天板で塞がれている。出力軸32は、そのサーキュラスプライン28の天板に結合され、サーキュラスプライン28と同軸上に軸方向に滑動可能に保持される。これにより、出力軸32は、サーキュラスプライン28とともに軸方向に移動する。なお、サーキュラスプライン28および出力軸32は、高い剛性を有するような厚み、太さをもって形成される。
サーキュラスプライン28の外周は、ブッシュ34で支持され、出力軸32の外周も図示しないブッシュで支持される。これらブッシュの間には、出力軸32を安定して滑動させるための十分な出力支持スパンが確保されている。
ブッシュ34は、サーキュラスプライン28の軸方向の移動は許容しつつ、周方向の回転を規制する。つまり、ねじ山38とねじ溝40の噛合の位置が周方向に移動すると、サーキュラスプライン28には上述した軸方向の力とともに周方向に回転する力も働くが、ブッシュ34によってその回転が規制されるので、サーキュラスプライン28が回転することはない。
後輪の操舵角は、図示しないECUからの指令に基づいて制御される。なお、本実施形態にかかるECUの具体的な構成については図5を参照して後述する。
運転者によりステアリングホイール(図示せず)が操作されると、それに応じて車両の前輪が操舵されるとともに、操舵角や車速等が所定のセンサにより取得されてECUに送られる。ECUは、所定のアルゴリズムにしたがって左右後輪の最適な操舵角を計算し、操舵角に応じた出力信号をサーボモータ14を駆動する電力変換装置に伝達する。電力変換装置は、出力信号に応じた電流制御または電圧制御により、サーボモータ14を駆動する。サーボモータ14は操舵角に対応する回転数だけ回転し、波動歯車装置によってこの回転数に相当するストロークの出力軸32の直線運動に変換される。この直線運動は、タイロッド50を介してナックルアームのキングピン周りの回動に変換され、後輪を左右に操舵させる。
以上説明したような車輪操舵装置100を左右の後輪にそれぞれ設けることによって、左右の後輪を単独で転舵させ、車両の走行状態等に応じて操舵角をきめ細かく制御することが可能になる。
ところで、このような車輪操舵装置を備える車両においては、直動アクチュエータのサーボモータの故障や、ECUとサーボモータの信号経路の断線などが発生した場合、後輪の操舵ができなくなるという問題がある。このようなとき、直動アクチュエータをフリーにしておくと、運転者がステアリング操作をしていないにもかかわらず、走行中の車両の制動、駆動や路面からの入力によって操舵角が随時変化することになる。これは、走行安定性の観点から好ましくない。
そこで、車輪操舵装置100には、故障が発生したときに、その時点で直動アクチュエータ10の回転軸12をロックして車輪の舵角を制限する舵角制限機構が設けられている。図1および図2を参照して、本実施形態の舵角制限機構55は、サーキュラスプライン28の内側に設けられる。舵角制限機構55は、ECUからの指令に応じて棒状のストッパ58が突出するロック装置54と、ロック装置54をサーキュラスプライン28の天板に固定する支柱27と、ストッパ58が係合する被係合ドラム56とを含む。舵角制限機構55は、サーボモータ14などに故障が発生したとき、直動アクチュエータ10に接続されている車輪の舵角を所定の範囲内に制限する。
図3は、舵角制限機構55の拡大図である。被係合ドラム56は、回転軸12の先端に同軸に取り付けられ、全体として略円筒形状である。ロック装置54は、被係合ドラム56の円筒側面に対面して位置するよう、支柱27により支えられている。ロック装置54は、内部にソレノイドコイルを備えており、コイルの内側に磁性体で作成された棒状のストッパ58が収容される。ストッパ58は、非通電時にはソレノイドコイルから下方に突出するように、図示しないスプリングによって下向きに付勢されている。ECUからの指令に応じてソレノイドコイルが通電されると、ストッパが磁気によって吸引されて、スプリングの力に抗してソレノイドコイル内部に引き込まれる。通電を止めると、スプリングによる付勢力によってストッパ58がソレノイドコイルから突出する。このように、ソレノイドコイルへの通電および遮断により、ストッパ58を図3の上下方向に移動する。
ストッパ58は、被係合ドラム56の回転面に多数形成された凹部にその先端が収容されることによって、被係合ドラム56と係合する。これによって、直動アクチュエータの作動がロックされ、車輪の舵角が制限される。この凹部は、被係合ドラム56の円筒表面に列上に配置されている。
図4は、図3中で点線で囲った領域「A」の詳細を示す。図4(a)は平面図であり、図4(b)はC−C断面図である。図示するように、被係合ドラム56の面56aには、面56aから突出するように、略立方体形状の多数のブロック56bが配置される。二つのブロック56bの間に形成される凹部に、ストッパ58の先端が収容される。
ロック装置54は、支柱27により直動アクチュエータ10のサーキュラスプライン28に固定されているため、出力軸32の直線方向の移動とともに移動する。そのため、回転軸12の回転量と、それに伴うサーキュラスプライン28およびロック装置54の直線方向の移動量とで決まる、ロック装置のストッパ58の先端の変位に対応した位置にブロックが配置される必要がある。したがって、被係合ドラム56の円筒表面のブロックの配列は、図3に示すようにらせん状になる。
なお、図3では、わかりやすさのためにらせんの巻き数は3回程度としているが、実際の直動アクチュエータでは、直線方向のストローク量を細かく調整するためにモータを多数回回転させる必要があり、被係合ドラムのらせんの巻き数はこの回転数に合わせた数になることに注意されたい。
また、舵角制限機構は上記のものに限定されず、他の形状のものを使用してもよい。例えば、出力軸32に歯車を設けておき、この歯車にロック装置54のストッパ58を係合させることで車輪の舵角をロックしてもよい。
また、舵角制限機構は上記のものに限定されず、他の形状のものを使用してもよい。例えば、出力軸32に歯車を設けておき、この歯車にロック装置54のストッパ58を係合させることで車輪の舵角をロックしてもよい。
サーボモータ等に故障が生じたとき、ECUは、ロック装置54のソレノイドコイルへの通電を遮断する。すると、ストッパ58がスプリングに付勢されてロック装置54から突出し、被係合ドラム56に形成された凹部と係合する。ソレノイドコイルに通電すると、コイルの吸引力によりストッパ58が被係合ドラム56の凹部から引き抜かれ、非係合状態になる。
再び図4を参照すると、被係合ドラム56の表面において両側のブロックにより形成された凹部は、列の前後方向ともに略直角の壁面を有する。ストッパ58の先端がこの凹部にある状態では、車輪に外力が加わると、タイロッド50、出力軸32、波動発生器20を経由して、回転軸12を回転させる力が働く。このとき、ストッパ58は両側のブロック56bにより移動が妨げられる。したがって、走行中に車輪に発生する力に対して車輪の舵角を規制するロックが働く。
本実施形態では、直動アクチュエータに故障が発生したために車輪の舵角が中立位置からずれてロックされた場合に、車輪を中立位置に復帰させる制御を実施する。具体的には、車輪に制動力または駆動力を付与したときに地面から車輪に加わる反力が車輪を中立位置に戻す方向の力である場合、すなわち車輪の舵角の絶対値を小さくする方向の制動力または駆動力が車輪に加えられた場合、ストッパを被係合ドラムの凹部から引き抜くことによって、ロックを解除する。車輪が中立位置に復帰したことを確認すると、再びストッパを被係合ドラムの凹部に突出させて、車輪をロックする。
図5は、実施の形態1に係るECU150のうち、車輪の中立位置復帰制御に関与する部分の構成を示す機能ブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックとして描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。なお、ECUは車両の任意の場所に搭載される。
アクチュエータ異常検出部102は、直動アクチュエータ10に発生する異常を検出する。異常の種類には、サーボモータ14の故障、サーボモータ14の断線、サーボモータ14を駆動する電力変換装置とECU150との通信経路の異常などを含むが、これに限定されない。
中立位置判定部106は、直動アクチュエータ10に設けられた回転角センサ52や、出力軸32のストローク量を検出するアクチュエータストロークセンサ122の検出値に基づいて、直動アクチュエータ10に連結されている車輪が中立位置にあるか否かを判定する。これらのセンサの代わりに、車輪の舵角を直接検出するセンサを車輪や懸架装置に設置しておいてもよい。
制駆動操作検出部108は、運転者によるアクセルペダルの操作量を検出するアクセル開度センサ124、運転者によるブレーキペダルの操作量を検出するブレーキストロークセンサ126の検出値にしたがって、車両に付与されている制駆動力を検出する。なお、制駆動操作検出部108は、これらセンサの代わりに、加速度センサ(図示せず)により検知された車両の前後加速度に基づいて、車両の制動または駆動を検出してもよい。
力方向判定部110は、制駆動操作検出部108により検出された制駆動力によって車輪に生じる力の方向を推定し、その方向が車輪を中立位置に戻す方向であるか否かを判定する。
ロック制御部104は、ロック装置54のソレノイドコイルへの通電と非通電とを切り換えることによって、舵角制限機構55による車輪のロックの作動と解除を制御する。アクチュエータ異常検出部102により直動アクチュエータ10に異常が検出されると、ロック制御部104は車輪をロックする。車輪が中立位置以外の場所でロックされた後、力方向判定部110により車輪を中立位置に戻す方向の力が発生したと判定されると、ロック制御部104は車輪の転舵のロックを解除する。中立位置判定部106により、車輪が中立位置に復帰したと判定されると、ロック制御部104は再び車輪の転舵をロックする。
図6(a)、(b)は、力方向判定部110によって、制動力または駆動力により車輪に発生する力が車輪を中立位置に復帰させる方向であるかを判定する方法を示す。図6(a)は、接地面が車輪の回転中心より前側、すなわち車両進行方向側にある場合を示している。この場合、車輪に駆動力を付与すると、発生するモーメントにより車輪は中立位置に戻される。したがって、図6(a)の状態にある車輪では、駆動力が車輪を中立位置に戻す方向の力となる。図6(b)は、接地面が車輪の回転中心より後側にある場合を示している。この場合、車輪に制動力を付与すると、発生するモーメントにより車輪は中立位置に戻される。したがって、図6(b)の状態にある車輪では、制動力が車輪を中立位置に戻す方向の力となる。なお、車輪の接地面と回転中心の関係は、車輪のキングピン中心などのアライメントで決定される。力方向判定部110は、アライメントを表す関係式を保持して制動力または駆動力が検出される都度、車輪に発生する力の方向を判定してもよいし、予め制動力または駆動力と発生する力の方向との関係を記憶しておき、これに基づいて力の方向を判定してもよい。
図7は、実施の形態1に係る車輪中立位置復帰制御のフローチャートである。まず、中立位置判定部106は、舵角制限機構55により直動アクチュエータ10がロックされたときに、車輪の舵角が中立位置からずれいているか否かを判定する(S10)。車輪が中立位置にあれば(S10のN)、このフローを終了する。車輪が中立位置からずれていれば(S10のY)、制駆動操作検出部108は、運転者による制動操作、駆動操作を検出する(S12)。これら操作が検出されなければ(S12のN)、検出されるまでS12を繰り返す。制動操作または駆動操作が検出されると(S12のY)、力方向判定部110は、その操作により車輪に発生する力が、車輪を中立位置に戻す方向の力であるか否かを判定する(S14)。車輪を中立位置に戻す方向の力でなければ(S14のN)、S12に戻る。車輪を中立位置に戻す方向の力であれば(S14のY)、ロック制御部104はロックを解除する(S16)。これによって、制動力または駆動力の付与により車輪に発生する力によって、車輪の舵角の変化が可能になる。
中立位置判定部106は、車輪が中立位置に復帰したか否かを判定する(S18)。今回の制動力または駆動力の付与では車輪が中立位置に復帰しきらなかった場合(S18のN)、S12からの処理を繰り返す。車輪が中立位置に復帰した場合(S18のY)、ロック制御部104はロック装置54を再びロックさせる(S20)。こうして、中立位置にある状態で車輪がロックされることになる。
以上説明したように、実施の形態1では、故障の発生時に操舵角を規制する舵角制限機構を設けた車輪操舵装置において、故障が発生して舵角制限機構により車輪がロックされた場合であっても、車輪に与えられる力によって車輪の舵角を中立位置に戻すことができる。つまり、運転者がアクセルペダルまたはブレーキペダルを踏んで車速を変更するといった操作を加えると、ECUによりその操作が検出され、一時的に車輪の転舵のロックを解除する。操舵角が中立位置に復帰したら、車輪を再びロックする。このように、車両の走行中に通常発生する制動力や駆動力を利用するので、舵角を中立位置に復帰させるための手段を別途設ける必要がない。
したがって、直動アクチュエータに故障が発生し、舵角制限機構によって舵角のついた状態でロックがかかってしまった場合でも、車輪の舵角を中立位置にまで戻すことで車両の走行に与える影響を最小限にすることができ、車両の走行安定性の向上に寄与する。
したがって、直動アクチュエータに故障が発生し、舵角制限機構によって舵角のついた状態でロックがかかってしまった場合でも、車輪の舵角を中立位置にまで戻すことで車両の走行に与える影響を最小限にすることができ、車両の走行安定性の向上に寄与する。
なお、本実施の形態の車輪操舵装置では直動アクチュエータの故障時に舵角をロックしてしまうことから、上述したように四輪操舵車の後輪に使用されることが好ましい。しかしながら、車両の前輪に使用することが妨げられるものではなく、他の適切な手段とともに適用可能である。
実施の形態2.
実施の形態2の車輪操舵装置は、いわゆるハイブリッド車両に対して適用される。ハイブリッド車両は、エンジンの他に、前輪用モータと後輪用モータを備える。ECUによる制御のもと、図示しない電力変換装置を介してバッテリから前輪用モータおよび後輪用モータに電力を供給することで、前輪用モータの出力により左右の前輪を、後輪用モータにより左右の後輪を駆動することができる。また、前後輪にはそれぞれ液圧ブレーキユニットからブレーキオイルの供給を受けて作動するディスクブレーキユニットが設けられている。ハイブリッド車両では、ディスクブレーキによる制動の他、前輪用モータまたは後輪用モータの回生電力をバッテリに蓄電することによる回生ブレーキも利用できる。このようなハイブリッド車両は当業者に周知であるので、詳細な説明を省略する。舵角を制御する車輪操舵装置が後輪に設けられる点は、実施の形態1と同様である。
なお、前輪および後輪にそれぞれ独立して制動力と駆動力とを与えることができれば、ハイブリッド車両以外の車両に対しても本実施形態を適用できる。
実施の形態2の車輪操舵装置は、いわゆるハイブリッド車両に対して適用される。ハイブリッド車両は、エンジンの他に、前輪用モータと後輪用モータを備える。ECUによる制御のもと、図示しない電力変換装置を介してバッテリから前輪用モータおよび後輪用モータに電力を供給することで、前輪用モータの出力により左右の前輪を、後輪用モータにより左右の後輪を駆動することができる。また、前後輪にはそれぞれ液圧ブレーキユニットからブレーキオイルの供給を受けて作動するディスクブレーキユニットが設けられている。ハイブリッド車両では、ディスクブレーキによる制動の他、前輪用モータまたは後輪用モータの回生電力をバッテリに蓄電することによる回生ブレーキも利用できる。このようなハイブリッド車両は当業者に周知であるので、詳細な説明を省略する。舵角を制御する車輪操舵装置が後輪に設けられる点は、実施の形態1と同様である。
なお、前輪および後輪にそれぞれ独立して制動力と駆動力とを与えることができれば、ハイブリッド車両以外の車両に対しても本実施形態を適用できる。
図8は、実施の形態2に係るECU200のうち、車輪の中立位置復帰制御に関与する部分の構成を示す機能ブロック図である。ここに示す各ブロックも、図5と同様にハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できる。
アクチュエータ異常検出部102、ロック制御部104、中立位置判定部106の機能は、図5に示したものと同様である。
定常走行判定部130は、車両が定常走行状態にあるか否かを、車速センサや加速度センサ、ステアリングホイールに設けられた操舵角センサなどの検出値に基づいて判定する。
定常走行判定部130は、車両が定常走行状態にあるか否かを、車速センサや加速度センサ、ステアリングホイールに設けられた操舵角センサなどの検出値に基づいて判定する。
前後輪協調制御部132は、前後加速度の発生を抑えつつ前輪と後輪の制駆動力を制御して、後輪の舵角を中立位置に復帰させる制御を実行する。具体的には、前後輪協調制御部132は、直動アクチュエータ10が設けられた後輪を中立位置へ復帰させる方向の力を発生させるために後輪に付与する制動力または駆動力を計算する。そして、計算した制動力または駆動力を後輪に付与するように、後輪用モータに接続される電力変換装置140に指令する。
これとともに、前後輪協調制御部132は、加速度センサ128により検出される車両の前後方向の加速度が変化しないようにするため、後輪に付与した制動力または駆動力を減ずる前輪の駆動力または制動力を計算する。そして、計算した駆動力または制動力を前輪に付与するように、前輪用モータに接続される電力変換装置140に指令する。
これとともに、前後輪協調制御部132は、加速度センサ128により検出される車両の前後方向の加速度が変化しないようにするため、後輪に付与した制動力または駆動力を減ずる前輪の駆動力または制動力を計算する。そして、計算した駆動力または制動力を前輪に付与するように、前輪用モータに接続される電力変換装置140に指令する。
電力変換装置140は、前後輪協調制御部132からの指令にしたがって、前輪用モータまたは後輪用モータを駆動するか、または回生電力を発生させることによって、前後輪に制駆動力を発生させる。
なお、前後輪協調制御部132は、車速センサにより検出される車速が変化しないように、前輪に付与する駆動力または制動力を計算してもよい。
前後輪協調制御部132による制御は、運転者による制動操作または駆動操作とは独立して実行される。したがって、運転者による操作がない場合でも、車輪を迅速に中立位置に復帰させることが可能になる。また、後輪に付与した制動力または駆動力を減ずる駆動力または制動力を同時に前輪に付与するため、前後輪協調制御部132による制御が実施されていることが運転者に気付かれにくい。
図9は、実施の形態2に係る車輪中立位置復帰制御のフローチャートである。まず、中立位置判定部106は、舵角制限機構55により直動アクチュエータ10がロックされたときに、車輪の舵角が中立位置からずれいているか否かを判定する(S30)。車輪が中立位置にあれば(S30のN)、このフローを終了する。車輪が中立位置からずれていれば(S30のY)、定常走行判定部130は、車両が定常走行をしており安定しているか否かを判定する(S32)。車両状態が安定していなければ(S32のN)、安定するまでS32を繰り返す。車両状態が安定していれば(S32のY)、前後輪協調制御部132は、後輪を中立位置に戻す方向の力がかかるように、後輪に制動力または駆動力を付与する(S34)。同時に、前後輪協調制御部132は、後輪に付与した制動力または駆動力を減ずる駆動力または制動力を前輪に付与する(S36)。ロック制御部104はロックを解除する(S38)。これによって、制動力または駆動力の付与により後輪に発生する力による後輪の舵角の変化が可能になる。
中立位置判定部106は、後輪が中立位置に復帰したか否かを判定する(S40)。今回の制動力または駆動力の付与では後輪が中立位置に復帰しきらなかった場合(S40のN)、S32からの処理を繰り返す。後輪が中立位置に復帰した場合(S40のY)、ロック制御部104はロック装置54を再びロックさせる(S42)。こうして、中立位置にある状態で後輪がロックされることになる。
以上説明したように、実施の形態2によれば、故障の発生時に操舵角を規制する舵角制限機構を設けた車輪操舵装置において、故障が発生して舵角制限機構により車輪がロックされた場合であっても、運転者の操作とは独立して車輪に制動力または駆動力を与えることによって、車輪の舵角を中立位置に戻すことができる。したがって、直動アクチュエータに故障が発生し、舵角制限機構によって舵角のついた状態でロックがかかってしまった場合でも、車輪の舵角を迅速に中立位置にまで戻すことができ、車両の走行安定性の向上に寄与する。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態はあくまで例示であり、実施の形態どうしの任意の組合せ、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスの任意の組合せなどの変形例もまた、本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
車輪に制動力または駆動力を加えても、車輪が中立位置にまで完全には戻りきらなかったことが中立位置判定部106により判定された場合、ロック制御部104はその時点で車輪をロックしてもよい。こうすれば、その後車輪が中立位置とは逆の方向に舵角変化することを避けることができる。
実施の形態では、車輪操舵装置として直動アクチュエータを用いたものを述べたが、本発明は、ロック装置を備え車輪の舵角変化を防止するものであれば、他の形態のアクチュエータを使用した車輪操舵装置にも適用できる。
10 直動アクチュエータ、 12 回転軸、 14 サーボモータ、 20 波動発生器、 32 出力軸、 50 タイロッド、 52 回転角センサ、 54 ロック装置、 55 舵角制限機構、 56 被係合ドラム、 58 ストッパ、 100 車輪操舵装置、 102 アクチュエータ異常検出部、 104 ロック制御部、 106 中立位置判定部、 108 制駆動操作検出部、 110 力方向判定部、 130 定常走行判定部、 132 前後輪協調制御部、 150、200 ECU。
Claims (3)
- 車輪の舵角を変化させる転舵アクチュエータと、
前記転舵アクチュエータに異常が検出されたとき該転舵アクチュエータの作動をロックするロック部と、
車両の制駆動により前記転舵アクチュエータが設けられた車輪に生じる力の方向を検出し、車輪を中立位置に戻す方向の力か否かを判定する力方向判定部と、
検出された方向が中立位置に戻す方向であるとき、前記ロック部を解除するロック制御部と、
車輪の中立位置への復帰を判定する中立位置判定部と、を備え、
前記ロック制御部は、車輪が中立位置へ復帰したと判定されたとき、前記ロック部を再び作動させることを特徴とする車輪操舵装置。 - 前記力方向判定部は、車両に対する制動指示または駆動指示を取得して、前記転舵アクチュエータが設けられた車輪に生じる力の方向を推定することを特徴とする請求項1に記載の車輪操舵装置。
- 車両の前輪に制動力と駆動力を付与する前輪制駆動部と、
車両の後輪に制動力と駆動力を付与する後輪制駆動部と、
前記転舵アクチュエータが設けられた車輪を中立位置へ復帰させる方向の力を生ぜしめるべく前輪または後輪のいずれか一方の車輪に制動力または駆動力を付与するとともに、他方の車輪には発生させた制動力または駆動力を減ずる駆動力または制動力を付与するように、前記前輪制駆動部と前記後輪制駆動部とに指示する前後輪協調制御部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車輪操舵装置。
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- 2006-03-02 JP JP2006056040A patent/JP2007230427A/ja active Pending
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