JP2007230402A - ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 BBW式ブレーキ装置のストロークシミュレータの反力発生特性を、簡単な構造で任意に制御できるようにする。
【解決手段】 BBW式ブレーキ装置において、マスタシリンダ10とホイールシリンダ19F,19Rとの連通が遮断されているときにブレーキペダル11のストロークをストロークシミュレータ25により許容する際に、少なくともマスタシリンダ10およびストロークシミュレータ25間の液路17mを流通する液体を磁気粘性流体で構成するとともに、前記液路17mに設けた絞り33の周囲にコイル34を設けたので、コイル34を励磁して発生する磁界の強さを変化させることで、液路17mを流れる磁気粘性流体の見かけの粘性を変化させて流通抵抗を制御することが可能となり、構造が複雑な流量制御バルブを設けることなくストロークシミュレータ25の反力発生特性を任意に制御することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転者のブレーキ操作に応じて出力される電気信号で制動力発生手段を電気的に作動させ、制動力発生手段が発生したブレーキ液圧でホイールシリンダを作動させて車輪を制動するブレーキ装置に関する。
ブレーキ液圧を発生するポンプが作動可能な正常時には、運転者がブレーキペダルを踏むことでブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと車輪を制動するホイールシリンダとの連通を油圧制御バルブで遮断した状態で、ポンプが発生するブレーキ液圧でホイールシリンダを作動させ、またポンプが作動不能になる異常時には、油圧制御バルブを開弁してマスタシリンダが発生するブレーキ液圧でホイールシリンダを作動させ、かつ前記正常時にマスタシリンダが発生するブレーキ液圧をストロークシミュレータで吸収してブレーキペダルのストロークを可能にする、いわゆるBBW(ブレーキ・バイ・ワイヤ)式ブレーキ装置が、下記特許文献1により公知である。
特開平9−123901号公報
ところで、上記従来のBBW式ブレーキ装置のストロークシミュレータは、マスタシリンダに設けた専用の圧力室とリザーバとの間に流量制御バルブを備えており、この流量制御バルブの開度を減少させることでブレーキペダルの反力を増加させ、開度を増加させることでブレーキペダルの反力を減少させていた。しかしながら、流量制御バルブは構造が複雑でコストが嵩むため、簡単で低コストな構造でブレーキペダルの反力特性を任意に制御できるストロークシミュレータが望まれていた。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、BBW式ブレーキ装置のストロークシミュレータの反力発生特性を、簡単な構造で任意に制御できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、運転者のブレーキペダルの操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと車輪を制動するホイールシリンダとの連通が遮断されているときには、前記マスタシリンダからの液体が液路を介して流入するストロークシミュレータにより前記ブレーキペダルのストロークを許容しつつ、電気的に作動する制動力発生手段が発生したブレーキ液圧で前記ホイールシリンダを作動させ、また前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとが連通しているときには、前記マスタシリンダが発生するブレーキ液圧で前記ホイールシリンダを作動させるブレーキ装置において、前記液体は磁気粘性流体であり、前記液路に前記磁気粘性流体の流通抵抗を変化させる磁界発生手段を設けたことを特徴とするブレーキ装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、運転者のブレーキペダルの操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと車輪を制動するホイールシリンダとの連通が遮断されているときには、前記マスタシリンダからの液体が液路を介して流入するストロークシミュレータにより前記ブレーキペダルのストロークを許容しつつ、電気的に作動する制動力発生手段が発生したブレーキ液圧で前記ホイールシリンダを作動させ、また前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとが連通しているときには、前記マスタシリンダが発生するブレーキ液圧で前記ホイールシリンダを作動させるブレーキ装置において、前記液体は電気粘性流体であり、前記液路に前記電気粘性流体の流通抵抗を変化させる電界発生手段を設けたことを特徴とするブレーキ装置が提案される。
尚、実施の形態のコイル34は本発明の磁界発生手段に対応し、実施の形態の電極35は本発明の電界発生手段に対応する。
請求項1の構成によれば、BBW式ブレーキ装置において、マスタシリンダとホイールシリンダとの連通が遮断されているときにブレーキペダルのストロークをストロークシミュレータにより許容する際に、マスタシリンダおよびストロークシミュレータ間の液路を流通する液体を磁気粘性流体で構成するとともに前記液路に磁界発生手段を設けたので、磁界発生手段が発生する磁界の強さを変化させることで、液路を流れる磁気粘性流体の見かけの粘性を変化させて流通抵抗を制御することが可能となり、構造が複雑な流量制御バルブを設けることなくストロークシミュレータの反力発生特性を任意に制御することができる。
また請求項2の構成によれば、BBW式ブレーキ装置において、マスタシリンダとホイールシリンダとの連通が遮断されているときにブレーキペダルのストロークをストロークシミュレータにより許容する際に、マスタシリンダおよびストロークシミュレータ間の液路を流通する液体を電気粘性流体で構成するとともに前記液路に電界発生手段を設けたので、電界発生手段が発生する電界の強さを変化させることで、液路を流れる電気粘性流体の見かけの粘性を変化させて流通抵抗を制御することが可能となり、構造が複雑な流量制御バルブを設けることなくストロークシミュレータの反力発生特性を任意に制御することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は車両用ブレーキ装置の正常時の液圧系統図、図2は図1に対応する異常時の液圧系統図である。
図1に示すように、タンデム型のマスタシリンダ10は、運転者がブレーキペダル11を踏む踏力に応じたブレーキ液圧を出力する第1、第2出力ポート12a,12bを備えており、第1出力ポート12aは例えば左前輪および右後輪のディスクブレーキ装置13,14に接続されるとともに、第2出力ポート12bは例えば右前輪および左後輪のディスクブレーキ装置に接続される。図1には、第1出力ポート12aに連なる一方のブレーキ系統だけが図示されており、第2出力ポート12bに連なる他方のブレーキ系統は図示されていないが、一方および他方のブレーキ系統の構造は実質的に同一である。以下、第1出力ポート12aに連なる一方のブレーキ系統について説明する。
マスタシリンダ10の第1出力ポート12aと前輪のディスクブレーキ装置13のホイールシリンダ15とが液路17a〜17fで接続されるとともに、液路17c,17d間から分岐する液路17g〜17jが後輪のディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に接続される。
液路17b,17c間に常開型電磁弁である踏力遮断弁18が配置され、液路17d,17e間に前輪の制動力発生手段19Fが配置される。制動力発生手段19Fは、液路17d,17e間に配置されたシリンダ20を備えており、そのシリンダ20に摺動自在に嵌合するピストン21は電動モータ22により減速機構23を介して駆動されるもので、ピストン21の前面に形成された液室24にブレーキ液圧を発生させることができる。
同様に、液路17h,17i間に後輪の制動力発生手段19Rが配置される。制動力発生手段19Rは、液路17h,17i間に配置されたシリンダ20を備えており、そのシリンダ20に摺動自在に嵌合するピストン21は電動モータ22により減速機構23を介して駆動されるもので、ピストン21の前面に形成された液室24にブレーキ液圧を発生させることができる。
液路17a,17b間から分岐する液路17k〜17mの下流端に接続されたストロークシミュレータ25は、シリンダ26にスプリング27で付勢されたピストン28を摺動自在に嵌合させたもので、ピストン28の反スプリング27側に形成された液室29が液路17mに連通しており、更にその液路17mに絞り33と、絞り33の周囲に磁界を発生させるコイル34とを備える。また液路17g,17h間から分岐する液路17o,17pがマスタシリンダ10のリザーバ31に連通しており、その液路17o,17p間に常閉型電磁弁である大気弁32が配置される。
踏力遮断弁18、大気弁32、コイル34および制動力発生手段19F,19Rの電動モータ22,22の作動を制御する不図示のBBW電子制御ユニットには、マスタシリンダ10が発生するブレーキ液圧を検出する液圧センサSaと、前輪のディスクブレーキ装置13に伝達されるブレーキ液圧を検出する液圧センサSbと、後輪のディスクブレーキ装置14に伝達されるブレーキ液圧を検出する液圧センサScとが接続される。
本実施の形態のブレーキ液は磁気粘性流体(MRF: Magneto-Rheological Fluids )で構成される。磁気粘性流体はオイルのような粘性流体に鉄粉のような磁性体微粒子を分散させたもので、磁界を加えると磁力線に沿って磁性体微粒子が整列することで磁気粘性流体が流れ難くなり、見かけの粘性が増加する性質を有している。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図1に示す正常時には、図示せぬBBW電子制御ユニットからの指令で踏力遮断弁18、反力許可弁30および大気弁32のソレノイドが励磁され、踏力遮断弁18が閉弁してマスタシリンダ10およびディスクブレーキ装置13,14間の連通を遮断し、反力許可弁30が開弁してマスタシリンダ10およびストロークシミュレータ25間を連通させ、かつ大気弁32が開弁する。この状態で運転者がブレーキペダル11を踏み込んでマスタシリンダ10がブレーキ液圧を発生すると、踏力遮断弁18で閉塞された液路17kのブレーキ液圧を液圧センサSaが検出する。BBW電子制御ユニットは、液圧センサSaが検出したブレーキ液圧に応じた液圧を液路17f,17jに発生させるべく、前輪および後輪の制動力発生手段19F,19Rを作動させる。
その結果、前輪の制動力発生手段19Fの電動モータ22の駆動力が減速機構23を介してピストン21に伝達され、シリンダ20の液室24に発生したブレーキ液圧が液路17e,17fを介してディスクブレーキ装置13のホイールシリンダ15に伝達されて前輪が制動される。このとき、液路17fのブレーキ液圧を液圧センサSbで検出し、そのブレーキ液圧が液路17kの液圧センサSaで検出したブレーキ液圧に応じた値になるように電動モータ22の作動がフィードバック制御される。
同様に、後輪の制動力発生手段19Rの電動モータ22の駆動力が減速機構23を介してピストン21に伝達され、シリンダ20の液室24に発生したブレーキ液圧が液路17i,17jを介してディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に伝達されて後輪が制動される。このとき、液路17jのブレーキ液圧を液圧センサScで検出し、そのブレーキ液圧が液路17kの液圧センサSaで検出したブレーキ液圧に応じた値になるように電動モータ22の作動がフィードバック制御される。
尚、シリンダ20内のピストン21が電動モータ22によって僅かに前進すると、液室24と液路17d(あるいは液路17h)との連通が絶たれるため、シリンダ20が発生したブレーキ液圧が液路17o,17p間に設けた大気弁32を介してリザーバ31に逃げる虞はない。
ところで、上述した正常時には、電源の失陥のような異常状態が発生しない限り踏力遮断弁18は閉弁状態に保持されるため、従来はディスクブレーキ装置13,14のブレーキパッドが摩耗してシリンダ20,20およびディスクブレーキ装置13,14間の液路17e,17fあるいは液路17i,17jの容積が増加しても、その分のブレーキ液をリザーバ31から補給することができず、しかもホイールシリンダ15,16の引きずりを低減することができないという問題が発生する可能性がある。
しかしながら、シリンダ20,20内でピストン21,21が後退すると、液室24,24が開弁した大気弁32を介してリザーバ31に連通するため、ディスクブレーキ装置13,14のブレーキパッドの摩耗により不足するブレーキ液をリザーバ31から補給するとともに、制動力の解放時におけるホイールシリンダ15,16の引きずりを低減することができる。
また正常時に運転者がブレーキペダル11を踏んでマスタシリンダ10がブレーキ液圧を発生すると、そのブレーキ液圧がストロークシミュレータ25の液室29に伝達されてピストン28がスプリング27の弾発力に抗して移動することで、ブレーキペダル11のストロークを可能にすることができる。このとき絞り33の周囲に配置したコイル34を励磁することで、絞り33の内部を流れる磁気粘性流体の見かけの粘性が増加することで、ブレーキペダル11にペダル反力を発生させることができる。
このペダル反力はコイル34に流す電流の値に応じて任意に制御可能であるため、流量制御バルブによってペダル反力を制御する場合に比べて構造が簡素化され、部品点数およびコストの削減に寄与することができる。従って、ストロークシミュレータ25のシリンダ26に設けたスプリング27は、単にシリンダ26内のブレーキ液を排出するだけの弱い弾発力のもので良く、その弾発力を変化させてペダル反力を調整する必要もない。
しかして、実際には電動モータ22,22の駆動力でディスクブレーキ装置13,14を作動させているにも関わらず、運転者の踏力でディスクブレーキ装置13,14を作動させているのと同等の操作フィーリングを得ることができる。
一方、バッテリ外れ等により電源が失陥したような異常時には、図2に示すように踏力遮断弁18が開弁してマスタシリンダ10およびディスクブレーキ装置13,14間が連通し、予備電源等によりコイル34が強く励磁されてオリフィス33が実質的に閉塞されてマスタシリンダ10およびストロークシミュレータ25間の連通が遮断され、かつ大気弁32が閉弁してマスタシリンダ10およびリザーバ31間の連通が遮断される。その結果、運転者がブレーキペダル11を踏み込んでマスタシリンダ10が発生したブレーキ液圧は、開弁した踏力遮断弁18および制動力発生手段19Fを介して前輪のディスクブレーキ装置13のホイールシリンダ15に伝達され、また開弁した踏力遮断弁18および制動力発生手段19Rを介して後輪のディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に伝達され、前輪および後輪が制動される。
このように、コイル34の強い励磁により磁気粘性流体の見かけの粘性が高まり、オリフィス33が実質的に閉塞されてストロークシミュレータ25とマスタシリンダ10との連通が遮断されるため、ストロークシミュレータ25は機能を停止する。その結果、ブレーキペダル11のストロークが不必要に増加して運転者に違和感を与えるのを防止することができ、しかもマスタシリンダ10が発生したブレーキ液圧はストロークシミュレータ25に吸収されることなくホイールシリンダ15,16に伝達され、高い応答性で制動力を発生させることができる。
しかして、電源が失陥して踏力遮断弁18、大気弁32および制動力発生手段19F,19Rが作動不能になっても、運転者がブレーキペダル11を踏んでマスタシリンダ10が発生したブレーキ液圧で前輪および後輪のホイールシリンダ15,16を支障なく作動させることができ、これにより異常時に前輪および後輪を制動して車両をより安全に停止させることができる。
次に、図3および図4に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態ではブレーキ液そのものに磁気粘性流体を使用していたが、第2の実施の形態では通常のブレーキ液を使用し、その代わりにストロークシミュレータ25に連なる液路17mにのみ磁気粘性流体が使用される。
即ち、マスタシリンダ10は3個のピストン41a,41b,41cと、それらの前面に形成された3個の液室42a,42b,42cとを備える。第1、第2出力ポート12a,12bに連なる2個の液室42a,42bは、通常のブレーキ液を充填するリザーバ31連通する。また残りの1個の液室42cは磁気粘性流体を充填したリザーバ36に連通するとともに、その第3ポート12cが液路17mを介して絞り33およびコイル34を有するストロークシミュレータ25に連通する。第2の実施の形態のその他の構成は、上述した第1の実施の形態の構成と同じである。
しかして、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用効果に加えて、ストロークシミュレータ25を作動させる液にのみ磁気粘性流体を使用し、ホイールシリンダ15,16を作動させる液の通常のブレーキ液を使用することができるので、高価な磁気粘性流体の使用量を削減することができる。
次に、図5に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第1、第2の実施の形態は磁気粘性流体(MRF: Magneto-Rheological Fluids )を用いているが、第3の実施の形態は電気粘性流体(ERF: Electro-Rheological Fluids )を用いている。ストロークシミュレータ25に連なる液路17mに設けた絞り33の周囲に電極35を配置して電界を付与すると、絞り33を通過する電気粘性流体の見かけの粘性が変化することで、ストロークシミュレータ25によるペダル反力を任意に制御することができる。
第3の実施の形態のその他の構成は第1、第2の実施の形態と同じであり、第1、第2の実施の形態と同じ作用効果を達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では電動モータ22で作動する制動力発生手段19F,19Rが発生したブレーキ液圧でホイールシリンダ15,16を作動させているが、ブレーキ液圧を介さずに、電動モータ22で直接機械的にホイールシリンダ15,16を作動させることができる。
第1の実施の形態に係る車両用ブレーキ装置の正常時の液圧系統図 図1に対応する異常時の液圧系統図 第2の実施の形態に係る車両用ブレーキ装置の正常時の液圧系統図 図3に対応する異常時の液圧系統図 第3の実施の形態に係るストロークシミュレータを示す図
符号の説明
10 マスタシリンダ
11 ブレーキペダル
15 ホイールシリンダ
16 ホイールシリンダ
17m 液路
19F 制動力発生手段
19R 制動力発生手段
25 ストロークシミュレータ
34 コイル(磁界発生手段)
35 電極(電界発生手段)

Claims (2)

  1. 運転者のブレーキペダル(11)の操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ(10)と車輪を制動するホイールシリンダ(15,16)との連通が遮断されているときには、前記マスタシリンダ(10)からの液体が液路(17m)を介して流入するストロークシミュレータ(25)により前記ブレーキペダル(11)のストロークを許容しつつ、電気的に作動する制動力発生手段(19F,19R)が発生したブレーキ液圧で前記ホイールシリンダ(15,16)を作動させ、
    また前記マスタシリンダ(10)と前記ホイールシリンダ(15,16)とが連通しているときには、前記マスタシリンダ(10)が発生するブレーキ液圧で前記ホイールシリンダ(15,16)を作動させるブレーキ装置において、
    前記液体は磁気粘性流体であり、前記液路(17m)に前記磁気粘性流体の流通抵抗を変化させる磁界発生手段(34)を設けたことを特徴とするブレーキ装置。
  2. 運転者のブレーキペダル(11)の操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ(10)と車輪を制動するホイールシリンダ(15,16)との連通が遮断されているときには、前記マスタシリンダ(10)からの液体が液路(17m)を介して流入するストロークシミュレータ(25)により前記ブレーキペダル(11)のストロークを許容しつつ、電気的に作動する制動力発生手段(19F,19R)が発生したブレーキ液圧で前記ホイールシリンダ(15,16)を作動させ、
    また前記マスタシリンダ(10)と前記ホイールシリンダ(15,16)とが連通しているときには、前記マスタシリンダ(10)が発生するブレーキ液圧で前記ホイールシリンダ(15,16)を作動させるブレーキ装置において、
    前記液体は電気粘性流体であり、前記液路(17m)に前記電気粘性流体の流通抵抗を変化させる電界発生手段(35)を設けたことを特徴とするブレーキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113500986A (zh) * 2021-07-30 2021-10-15 中汽创智科技有限公司 一种线控制动系统及其控制方法

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