JP2007230398A - バッテリ監視装置及びバッテリ監視方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン停止中のバッテリ監視周期を、エンジン停止前のバッテリ状態に応じて設定し、長期駐車によるバッテリ上がりを防止する。
【解決手段】車両のエンジン停止中にバッテリ状態を監視するに際して、エンジン停止直前のバッテリの状態を検出しておき、エンジン停止直前のバッテリの状態に応じて、エンジン停止後のバッテリ監視周期を算出し、算出したバッテリ監視周期でバッテリ状態を検出し、バッテリ状態に応じてバッテリ状態監視周期の維持または再設定、或いはバッテリの充電要請警報の出力を行うことができるバッテリ監視装置である。
【選択図】図8
【解決手段】車両のエンジン停止中にバッテリ状態を監視するに際して、エンジン停止直前のバッテリの状態を検出しておき、エンジン停止直前のバッテリの状態に応じて、エンジン停止後のバッテリ監視周期を算出し、算出したバッテリ監視周期でバッテリ状態を検出し、バッテリ状態に応じてバッテリ状態監視周期の維持または再設定、或いはバッテリの充電要請警報の出力を行うことができるバッテリ監視装置である。
【選択図】図8
Description
本発明はバッテリ監視装置及びバッテリ監視方法に関し、特に、車両がエンジン停止状態で長期間駐車状態にある時に、エンジン停止前のバッテリの状態を考慮した時間間隔(周期)バッテリを監視し、バッテリ上がりによるエンジンの始動不良を防止することができるバッテリ監視装置及びバッテリ監視方法に関する。
車両に搭載されるバッテリは、エンジンの始動時にセルモータに電力を供給し、エンジン稼動中は車両に搭載された電装品に電力を供給する役目を果たすものであり、エンジン搭載車両にとって無くてならないものである。このようなバッテリには充電池が使用されており、放電した電気量は、エンジン稼動中にエンジンに駆動されて発電するオルタネータによって充電されるようになっている。
一方、バッテリを搭載した車両は、エンジン停止状態で長期間駐車させられることがあり、このような場合、バッテリの端子電圧は、バッテリ自身の放電、車両の電装品への暗電流等により徐々に低下する。このような場合、長期間の駐車後にエンジンを始動させようとすると、バッテリが過放電状態(バッテリ上がり状態)となってエンジンが始動できなくなる虞があった。
この問題点に対して、特許文献1には、エンジン停止中に定期的にバッテリ状態を監視する技術が開示されている。この技術は、エンジン停止中のバッテリ充電率を、決められた所定時間毎に監視するものであり、バッテリ充電率は、開放電圧をマップによって充電率に変換する処理によって検出している。そして、バッテリ充電率が所定値に達したらバッテリ上がりを通知している。
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、エンジン停止前のバッテリ状態によらずに、エンジン停止中に定期的にバッテリ状態を監視しており、エンジン停止直前のバッテリ充電率が高い場合はバッテリ上がりまでの期間が長く、頻繁にバッテリ状態を監視する必要が無いにもかかわらず、常に同じ周期でバッテリ状態を監視するために、バッテリ監視時に消費される監視電流の積算により、かえってバッテリ充電率を下げ、バッテリ状態を悪化させているという問題点があった。
また、特許文献1に開示の技術では、バッテリ充電率の算出も検出電圧をマップを用いて充電率に変換するだけであり、充電率に影響を及ぼすバッテリの内部抵抗、液温度、あるいはバッテリ容量が考慮されておらず、精度の良い充電率検出が出来ているとは言えないという問題点があった。
また、特許文献1に開示の技術では、バッテリ充電率の算出も検出電圧をマップを用いて充電率に変換するだけであり、充電率に影響を及ぼすバッテリの内部抵抗、液温度、あるいはバッテリ容量が考慮されておらず、精度の良い充電率検出が出来ているとは言えないという問題点があった。
そこで、本発明は、前述の問題点を解消し、エンジン停止直前のバッテリ状態を検出し、検出したバッテリ状態に応じてエンジン停止中のバッテリ状態の監視周期を設定することにより、精度良くバッテリ上がりの時期を検出して報知することができるバッテリ監視装置及びバッテリ監視方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明のバッテリ監視装置は、車両のエンジン停止中にバッテリ状態を監視するバッテリ監視装置であって、エンジン停止直前のバッテリの状態を検出可能なバッテリ状態検出部と、エンジン停止直前のバッテリの状態に応じて、エンジン停止後のバッテリ監視周期を算出するバッテリ監視周期算出部と、算出したバッテリ監視周期でバッテリ状態を検出し、充電必要時にこれを外部に報知するバッテリ監視部とを備えることを特徴とするものである。
また、前記目的を達成する本発明のバッテリ監視方法は、車両のエンジン停止中にバッテリ状態を監視するバッテリ監視方法であって、エンジン停止直前のバッテリの状態を検出しておき、エンジン停止直前のバッテリの状態に応じて、エンジン停止後のバッテリ監視周期を算出し、算出したバッテリ監視周期でバッテリ状態を検出し、充電必要時にこれを外部に報知することを特徴とするものである。
本発明のバッテリ監視装置及びバッテリ監視方法によれば、エンジン停止中のバッテリ状態を監視するに際して、エンジン停止直前のバッテリ状態を検出して、バッテリ状態に応じた監視周期でバッテリ状態を監視することにより、エンジン停止直前のバッテリ電圧が高い時やバッテリ状態が良好な時等、監視が定期的に必要でない時には監視を省き、また、バッテリの充電率設定も、監視時のバッテリ電圧、容量、劣化度、液温度等を考慮することにより、監視時の消費電流低減と監視精度を向上させることができ、バッテリ上がりを確実に減少させることができるという効果がある。
以下、添付図面を用いて本発明の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は、本発明のバッテリ監視装置1の一実施例の構成を示すものである。この実施例のバッテリ監視装置1は、自動車等の車両に搭載されたものであるので、IG(イグニッション)信号、スタータ駆動信号、エンジン回転信号、他のECUの動作状態の監視信号、通信信号等が入力される。他のECUがスリープしているか否か、通信バスの信号レベル(通信信号)で判断することができる。
また、この実施例では、電源監視装置1の本体内に不揮発性メモリ10が設けられている。この不揮発性メモリ10は、電源監視装置1の外部に設けられていても良いものである。そして、車両に搭載された電装品2は、通信ライン22で電源監視装置1に接続されている。更に、電源監視装置1には、制御ECU5によって駆動される速度メータ等の計器で構成される報知手段3が接続されており、後述する情報をこの報知手段3によって車両の外部や車両の乗員に伝達できるようになっている。
一方、電源監視装置1及び電装品2は、バッテリ6からの電源ライン20によって電源が供給されるようになっている。電源ライン20には、バッテリ6を充電する発電機(オルタネータ)4が接続されており、バッテリ6の正の電源端子近傍には、バッテリ電圧を検出する電圧センサ7と、バッテリ6から流出或いはバッテリ6に流入する電流量を検出する電流センサ8が設けられている。また、バッテリ6の容器の近傍には、バッテリ6の液温度を検出するサーミスタ等の温度センサ9が設けられている。これは、バッテリの液温度はバッテリの周囲温度に対応しているからである。
更に、電源監視装置1には、個別の信号ライン21V,21A,21Sにより、電圧計7からの電圧検出信号、電流計8からの電流検出信号、及び温度センサ9からのバッテリの液温度信号がそれぞれ入力される。
図1(b)は図1(a)の電源監視装置1の内部構成の一例を示すものである。電源監視装置1の内部には、前述のIG信号、スタータ駆動信号、エンジン回転信号、他のECUの動作状態の監視信号、通信信号を取得するセンサ出力取得部11がある。センサ出力取得部11には、電圧、電流、温度のバッテリ情報も入力される。
センサ出力取得部11には、バッテリ電流値積算部12、バッテリ内部抵抗検出部13、バッテリ開放電圧検出部14、及び始動時放電電気量算出部15が接続されている。バッテリ電流値積算部12は、センサ出力の電流値を積算する。バッテリ内部抵抗検出部13は、センサ出力からバッテリの内部抵抗を検出する。バッテリ開放電圧検出部14は、エンジン停止時のバッテリ開放電圧を検出する。始動時放電電気量算出部15は、エンジンの始動時にバッテリから放電された電気量を検出する。
バッテリ電流値積算部12、バッテリ内部抵抗検出部13、バッテリ開放電圧検出部14、及び始動時放電電気量算出部15の出力は、バッテリ充電率算出部16に入力され、バッテリ充電率算出部16はバッテリの充電率を算出し、バッテリ状態の監視周期算出部であるバッテリ監視周期算出部17に出力する。バッテリ監視周期算出部17はバッテリの充電率からバッテリの監視周期を算出し、バッテリ状態報知部18に出力する。バッテリ状態報知部18は、監視周期になるとバッテリ状態を検出し、充電必要時に、車両に備えられたメータ(計器)等を利用してバッテリが充電必要状態にあることを車両の使用者に報知する。
ここで、バッテリ電流値積算部12、バッテリ内部抵抗検出部13、バッテリ開放電圧検出部14、始動時放電電気量算出部15、バッテリ充電率算出部16、バッテリ監視周期算出部17、及びバッテリ状態報知部18の動作を説明する。
図2は、図1に示した電源監視装置1が実行する、エンジン始動時の必要電気量算出処理の手順を示すフローチャートである。この処理は10ms程度の周期、例えば8ms周期で実行される。
ステップ201では後述するジャンプフラグJFが0か否かが判定される。ジャンプフラグJFは、その初期値(車両に搭載されたエンジンのスタータがオンにされる前)は0であるので、スタータがオンしていない時のステップ201の判定はYESであり、ステップ202に進む。ステップ202ではエンジンが始動中か否かが判定される。エンジンが始動中でないときはこのままこのルーチンを終了する。
一方、スタータがオンされてエンジンが始動中の場合は、ステップ202からステップ203に進む。ステップ203では、スタータがオンされてから所定時間が経過したか否かが判定される。スタータがオンされてから所定時間が経過していない時はこのルーチンを終了し、スタータがオンしてから所定時間が経過した時はステップ204に進む。この処理はスタータがオンしてから安定するまでは検出処理を行わせないためのものである。
スタータがオンしてから所定時間経過した後に進むステップ204では、図1で説明した電圧センサ7、電流センサ8、温度センサ9が検出した電圧値Vb,電流値Ib,温度値THbがそれぞれ読み込まれ、不揮発性メモリ10に記憶される。続くステップ205では、エンジンの始動が開始されてからの電流センサ8からの電流値Ibが積算され、エンジン始動後にバッテリ6から流出した電流積算値Isが算出される。
ステップ206では、エンジンが完爆したか否かが判定され、エンジンがまだ完爆していない時にはステップ207に進む。ステップ207ではスタータがオフされたか否かが判定される。スタータがオフされていない時はまだクランキング中であるので、ステップ208でジャンプフラグJFを1にしてからこのルーチンを終了する。ジャンプフラグJFが1にされると、以後の処理ではステップ201の判定がNOになるので、ステップ202とステップ203はカットされる。また、ステップ207でスタータがオフされたと判定された場合は、エンジンの始動に失敗した場合であるので、ステップ209でジャンプフラグJFを0にしてこのルーチンを終了する。ステップ209は無くても良い。
一方、ステップ206でエンジンが完爆したと判定された場合はステップ210に進み、ステップ205で算出されたエンジン始動開始後の電流積算値Isが、スタータオン時の放電電気量として記憶される。次のステップ211では、このスタータオン時の放電電気量がバッテリ液温度THbによって補正処理され、ステップ212でジャンプフラグJFが0にされてこのルーチンを終了する。
ステップ211におけるスタータオン時の放電電気量のバッテリ液温度による補正は、図4(b)に示す液温度−補正係数マップによって行われる。この補正は、ステップ210で算出されたエンジン始動開始後の電流積算値Isを、エンジン始動開始後の電流積算値Isが25(°C)の時の値に換算するためのものである。図4(a)に示すように、液温度が25(°C)の時のエンジン始動開始後の電流積算値Isの値を1とした時に、液温度が20(°C)の時のエンジン始動開始後の電流積算値Isは、液温度が25(°C)の時の値の0.8に相当する値になることが分かっている。そこで、エンジン始動開始後の電流積算値Isを算出した時の温度が20(°C)である時は、その時の値が図4(b)に示す液温度−補正係数マップに基づいて1.25倍にされるのである。
図3は、図1に示した電源監視装置1が実行する、エンジン始動時の必要電圧算出処理の手順を示すフローチャートである。この処理も例えば8ms周期で実行される。
ステップ301では後述するジャンプフラグJF2が0か否かが判定される。ジャンプフラグJF2は、その初期値(車両に搭載されたエンジンのスタータがオンにされる前)は0であるので、スタータがオンしていない時のステップ301の判定はYESであり、ステップ302に進む。ステップ302ではエンジンが始動中か否かが判定される。エンジンが始動中でないときはステップ303に進み、電圧センサからのセンサ値Vbをバッテリ電圧の初期値Voとして記憶してこのルーチンを終了する。
一方、スタータがオンされてエンジンが始動中の場合は、ステップ302からステップ304に進む。ステップ304では、スタータがオンされてから所定時間が経過したか否かが判定される。スタータがオンされてから所定時間が経過していない時はこのルーチンを終了し、スタータがオンしてから所定時間が経過した時はステップ305に進む。この処理はスタータがオンしてから安定するまでは検出処理を行わせないためのものである。
スタータがオンしてから所定時間経過した後に進むステップ305では、図1で説明した電圧センサ7、電流センサ8、温度センサ9が検出した電圧値Vb,電流値Ib,温度値THbがそれぞれ読み込まれ、不揮発性メモリ10に記憶される。続くステップ306では、エンジンの始動開始後の電圧センサ7からの電圧値Vbの最低値が、エンジン始動後のバッテリ最低電圧VLとして記憶される。
次のステップ307では、エンジンが完爆したか否かが判定され、エンジンがまだ完爆していない時にはステップ308に進む。ステップ308ではスタータがオフされたか否かが判定される。スタータがオフされていない時はまだクランキング中であるので、ステップ309でジャンプフラグJF2を1にしてからこのルーチンを終了する。ジャンプフラグJF2が1にされると、以後の処理ではステップ301の判定がNOになるので、ステップ302とステップ303はカットされる。また、ステップ308でスタータがオフされたと判定された場合は、エンジンの始動に失敗した場合であるので、ステップ310でジャンプフラグJF2を0にしてこのルーチンを終了する。ステップ310は無くても良い。
一方、ステップ307でエンジンが完爆したと判定された場合はステップ311に進み、ステップ303で算出されたバッテリ電圧の初期値Voと、ステップ306で算出されたエンジン始動後のバッテリ最低電圧VLの値に基づいて、スタータ必要電圧Vmが算出されて記憶される。スタータ必要電圧Vmは、バッテリの放電終止電圧(例えば、10.5(V))に、バッテリ電圧の初期値Voとエンジン始動後のバッテリ最低電圧VLの差を加えたものであり、以下の式で表される。
Vm=10.5+(Vo−Vm)(V)
次のステップ312では、このスタータ必要電圧Vmがバッテリ液温度THbによって補正処理され、ステップ313でジャンプフラグJF2が0にされてこのルーチンを終了する。
Vm=10.5+(Vo−Vm)(V)
次のステップ312では、このスタータ必要電圧Vmがバッテリ液温度THbによって補正処理され、ステップ313でジャンプフラグJF2が0にされてこのルーチンを終了する。
ステップ313におけるスタータ必要電圧Vmのバッテリ液温度による補正は、スタータ必要電圧Vmを、バッテリ液温度が25(°C)の時の値に換算するためのものであり、図4(b)に示した液温度−補正係数マップと同様のマップによって行われる。この補正方法については、エンジン始動開始後の電流積算値Isの補正と同様であるので、これ以上の説明を省略する。
図5はバッテリ液温度とバッテリ容量からバッテリの内部抵抗を算出するのに使用する液温度−内部抵抗特性を示すものである。この特性は、マップの形で電源監視装置の不揮発性メモリに格納されているものとする。このマップから、バッテリは、液温度が高く、容量が大きいほど、内部抵抗が小さいことが分かる。
図6は、バッテリの内部抵抗の算出処理の手順を示すフローチャートである。バッテリの内部抵抗を算出する場合は、ステップ601でバッテリの液温度を読み出し、ステップ602でバッテリの容量を読み出す。バッテリの容量は、バッテリ設置時、或いはバッテリ交換時に不揮発性メモリ10に書き込まれているものとする。そして、ステップ603では、バッテリ液温度とバッテリ容量に基づいて、図5に示す特性図(マップ)によりバッテリの内部抵抗(理論内部抵抗)が算出される。
本発明では、前述の処理が行われる前提の下で、エンジンが停止されて車両が長期間駐車させられる場合に、バッテリの状態を監視する監視周期が、図7に示すような手順で算出される。バッテリの状態を監視する監視周期は、エンジンの停止時のみに算出される。
この処理は定期的に行われ、ステップ701ではエンジンが停止か否かが判定される。エンジンが停止していない時にはバッテリの状態を監視する監視周期を算出する必要がないので、このままこのルーチンを終了する。ステップ701でエンジンが停止されたと判定された場合は、ステップ702で所定条件が成立したか否かが判定される。
ステップ702の所定条件とは、イグニッション情報、エンジン回転数情報、通信情報、放電状態の情報等であり、例えば、エンジン停止状態で、イグニッションキーがオフされている状態、エンジン回転数が0の状態、放電電流が所定範囲内の状態、他のECUがスリープ状態、エンジン停止から所定時間が経過した状態がこの条件に当てはまる。これらの条件は全て成立することが望ましいが、全て成立しなくても所定条件成立としてステップ703に進むことができる。例えば、他のECUが全てスリープ状態のみでも所定条件成立とすることができる。これは、他のECUが全てスリープ状態とは、車両が駐車放置されている状態であり、暗電流が計測できる状態であるためである。
ステップ703では、エンジン停止直前のバッテリ電圧、バッテリの内部抵抗、バッテリの液温度が読み出される。そして、ステップ704においてバッテリの充電率が算出される。電源監視装置の不揮発性メモリには、図9に示すようなエンジン停止直前のバッテリ電圧に応じた充電率の特性がマップの形で記憶されており、充電率は、エンジン停止直前のバッテリ電圧に応じてこのマップから算出される。充電率は、エンジン停止直前のバッテリ電圧が高ければ大きい。
続くステップ705では、ステップ704で算出したバッテリの充電率がバッテリの液温度で補正される。ここでも、バッテリの充電率はバッテリの液温度が25(°C)の時が基準であり、図10に示すように、バッテリの液温度が25(°C)よりも低い時は1より小さな補正係数が乗算され、バッテリの液温度が25(°C)よりも高い時は1より大きな補正係数が乗算される。
次のステップ706では、エンジン停止中の電装品の暗電流の大きさが電流センサの検出電流によって検出される。エンジン停止時の暗電流が大きければ、バッテリの容量低下が早くなる。エンジン停止時の暗電流の大きさは、このように電流センサの検出値を用いることができるが、この他にもエンジン停止時の暗電流の大きさは、電装品の各ユニットが現在の暗電流の大きさを電源監視装置のECUに通知しても良いし、電源監視装置の不揮発性メモリに予め記憶された値を読み出すことによっても得ることができる。
そして、最後のステップ707では、ステップ705で算出されたバッテリの充電率の温度補正値とステップ706で検出された暗電流の大きさに応じて、バッテリ状態の監視周期(以後バッテリ監視周期という)が時間で算出される。図11は暗電流が基準値XRである時の、バッテリの充電率に対する監視周期を示すものである。この図から分かるように、バッテリの充電率が大きい方が監視周期は長くなる。
バッテリ監視周期は、バッテリの暗電流が基準値XRの時には図11を用いてバッテリの充電率に応じて決めることができるが、バッテリの暗電流が基準値XRより大きい時にはバッテリ監視周期を短くし、バッテリの暗電流が基準値XRより小さい時にはバッテリ監視周期を長くする補正が必要になる。図12はバッテリ暗電流に応じた補正係数のマップの一例を示すものである。この図から分かるように、バッテリの暗電流が基準値XRより小さい値X1の時には、例えば補正係数1.2を乗算してバッテリ監視周期を長くする補正が行われ、バッテリの暗電流が基準値XRより大きい値X2の時には、例えば補正係数0.8が乗算されてバッテリ監視周期が短く補正される。
図8は、図7の手順によってバッテリ監視周期が算出された後に行われるバッテリ監視処理の一例の手順を示すものである。ステップ801ではバッテリ状態監視周期か否かが判定される。ここではまず、バッテリ状態監視周期である場合の処理について説明し、次にバッテリ状態監視周期でない場合の処理について説明する。
(1)バッテリ状態監視周期である場合
この場合はステップ801からステップ802に進み、バッテリ状態監視の所定条件が成立したか否かを判定する。この場合の所定条件成立とは、イグニッション情報、エンジン回転数情報、通信情報、放電状態の情報等であり、例えば、エンジン停止状態で、イグニッションキーがオフされている状態、エンジン回転数が0の状態、放電電流が所定範囲内の状態、他のECUがスリープ状態、エンジン停止から所定時間が経過した状態がこの条件に当てはまる。この条件に当てはまらない場合、例えばエンジンが動作状態にある時やエンジンが停止されてから間もない時はバッテリ状態を監視せずにこのルーチンを終了する。
この場合はステップ801からステップ802に進み、バッテリ状態監視の所定条件が成立したか否かを判定する。この場合の所定条件成立とは、イグニッション情報、エンジン回転数情報、通信情報、放電状態の情報等であり、例えば、エンジン停止状態で、イグニッションキーがオフされている状態、エンジン回転数が0の状態、放電電流が所定範囲内の状態、他のECUがスリープ状態、エンジン停止から所定時間が経過した状態がこの条件に当てはまる。この条件に当てはまらない場合、例えばエンジンが動作状態にある時やエンジンが停止されてから間もない時はバッテリ状態を監視せずにこのルーチンを終了する。
ステップ802で所定条件が成立した場合はステップ803に進み、図1で説明した電圧センサ7、電流センサ8、温度センサ9が検出した電圧値Vb,電流値Ib,温度値THbがそれぞれ読み込まれ、不揮発性メモリ10に記憶される。続くステップ804では、前回の監視周期からの暗電流Iaの積算値Izが算出され、次のステップ805では、この暗電流の積算値Izを考慮してバッテリの残存容量が算出される。
バッテリの残存容量が算出されると、次のステップ806においてバッテリの残存容量が基準値1以下か否かが判定される。この基準値1は、ステップ210で算出したスタータオン時の放電電気量を放出できるバッテリの残存容量よりも僅かに大きい値、もしくは、ステップ311で算出したスタータ必要電圧Vmよりも僅かに大きい値に基づいて設定される値であり、バッテリ残存容量がこの値以下になるとエンジンが始動できず、バッテリ上がりとなる値である。
ステップ806の判定でバッテリの残存容量が基準値1以下であると判定された場合はステップ807に進み、バッテリ上がりの危険性を通知(報知)してこのルーチンを終了する。バッテリ上がりの危険性の通知としては、表示時にバッテリの電力を消費しない表示板を外部から視認できるように露出させたり、車両に搭載した通信端末(携帯電話を含む)を利用して車両のユーザが所有する通信端末(携帯電話等)に通知する等が考えられる。
ステップ806の判定で、バッテリの残存容量が基準値1より大きいと判定された場合はステップ808に進み、現在のバッテリ残存容量に応じたバッテリ監視周期を算出する。バッテリ監視周期の算出方法は図7で説明した手順と同じで良いので、ここではその説明を省略する。そして、ステップ808で算出したバッテリ監視周期に基づき、現在のバッテリ監視周期の変更が必要か否かをステップ809で判定する。現在のバッテリ監視周期の変更が必要ない場合はこのままこのルーチンを終了し、変更が必要な場合はステップ810に進む。ステップ810では現在のバッテリ監視周期が、ステップ808で算出したバッテリ監視周期に変更されてこのルーチンを終了する。
(2)バッテリ状態監視周期でない場合
この場合はステップ801からステップ811に進み、駐車システムが作動したか否かが判定される。駐車システムとは、例えば、車両の盗難防止用のセキュリティシステムである。車両のユーザが駐車時にこのセキュリティシステムをセットしない場合はこのままこのルーチンを終了するが、車両のユーザが駐車時にこのセキュリティシステムをセットした場合にはステップ812に進む。
この場合はステップ801からステップ811に進み、駐車システムが作動したか否かが判定される。駐車システムとは、例えば、車両の盗難防止用のセキュリティシステムである。車両のユーザが駐車時にこのセキュリティシステムをセットしない場合はこのままこのルーチンを終了するが、車両のユーザが駐車時にこのセキュリティシステムをセットした場合にはステップ812に進む。
セキュリティシステムをセットした状態では、ウェイクアップトリガがなければセキュリティシステムはスリープした状態である。スリープ時にはウェイクアップ時に比べて電力消費が軽減されている。スリープ時にセキュリティシステムが消費する電流は暗電流として扱われるが、その値は僅かなものである。また、セキュリティシステムが動作してバッテリが消費される場合は、ドアが無断で開けられた場合や、スリープ中に衝撃を検知してセキュリティシステムがウェイクアップした時である。
ステップ812では、セキュリティシステムによる放電電気量Ih(セキュリティシステムの動作による放電電流の積算値)を算出し、ステップ813で所定条件が成立したか否かを判定する。この場合の所定条件成立は、イグニッション情報、エンジン回転数情報、通信情報、放電状態の情報等であり、例えば、エンジン停止状態で、イグニッションキーがオフされている状態、エンジン回転数が0の状態、放電電流が所定範囲内の状態、他のECUがスリープ状態、エンジン停止から所定時間が経過した状態がこの条件に当てはまる。この条件に当てはまらない場合、例えば放電電流が所定範囲を超えている場合である。
ステップ813で所定条件が成立した場合はステップ805に進み、前述のステップ805からステップ810の処理を行って、バッテリ上がりの危険性の判断、及びバッテリ監視周期の変更の要否を検出する。一方、ステップ813で所定条件が成立しない場合はステップ814に進み、駐車システムが作動してから所定時間が経過したか否かを判定する。
ステップ814の判定で所定時間が経過していない場合はステップ815に進み、放電電気量Ihが基準値2以上か否かが判定される。放電電気量Ihが基準値2未満の場合はステップ812に戻って放電電気量Ihを算出する処理を再び行う。ステップ814の判定で所定時間が経過した場合、或いはステップ815の判定で放電電気量Ihが基準値2以上の場合はステップ816に進み、ユーザに異常放電の発生を通知してこのルーチンを終了する。異常放電の通知方法は、バッテリ上がりの危険性の通知と同様の方法で良い。
以上、エンジン停止状態においてバッテリ状態を監視する周期を、エンジン停止直前のバッテリの充電率、或いはバッテリ電圧に基づいて設定する本発明の実施の形態を説明したが、エンジン停止状態のバッテリ状態を監視する周期を設定するために必要なエンジン停止直前のバッテリ状態は、これらの実施例に限定されるものではない。
1 電源監視装置
2 電装品
3 報知手段(計器)
6 バッテリ
9 温度センサ
10 不揮発性メモリ
11 センサ出力取得部
12 バッテリ電流値積算部
13 バッテリ内部抵抗検出部
14 バッテリ開放電圧検出部
15 始動時放電電気量算出部
16 バッテリ充電率算出部
17 バッテリ状態監視周期算出部
18 バッテリ状態報知部
2 電装品
3 報知手段(計器)
6 バッテリ
9 温度センサ
10 不揮発性メモリ
11 センサ出力取得部
12 バッテリ電流値積算部
13 バッテリ内部抵抗検出部
14 バッテリ開放電圧検出部
15 始動時放電電気量算出部
16 バッテリ充電率算出部
17 バッテリ状態監視周期算出部
18 バッテリ状態報知部
Claims (9)
- 車両のエンジン停止中にバッテリ状態を監視するバッテリ監視装置であって、
エンジン停止直前の前記バッテリの状態を検出可能なバッテリ状態検出部と、
エンジン停止直前の前記バッテリの状態に応じて、エンジン停止後のバッテリ監視周期を算出するバッテリ監視周期算出部と、
算出したバッテリ監視周期でバッテリ状態を検出し、充電必要時にこれを外部に報知するバッテリ監視部と、を備えることを特徴とするバッテリ監視装置。 - 前記バッテリ監視周期算出部は、前記バッテリ監視周期を、前記バッテリの充電率、または前記バッテリの電圧に応じて算出することを特徴とする請求項1に記載のバッテリ監視装置。
- 前記バッテリ監視周期算出部は、前記バッテリの暗電流の値をバッテリ監視周期の算出条件に加えて前記バッテリ監視周期を算出することを特徴とする請求項2に記載のバッテリ監視装置。
- 前記バッテリ監視周期算出部は、算出したバッテリ監視周期で前記バッテリ監視部がバッテリ状態を検出した後に、検出したバッテリ状態に応じてバッテリ監視周期を変更することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のバッテリ監視装置。
- 前記バッテリ監視装置に更に駐車システムの作動監視部が設けられており、
前記駐車システムの作動監視部は、前記エンジン停止中に前記駐車システムの動作を検出した時には、前記駐車システムの作動時の放電電流を検出して前記バッテリ監視周期算出部に送り、
前記バッテリ監視周期算出部は、前記駐車システムの作動時の放電電流値の入力により、前記バッテリ監視周期以外でもバッテリ状態を検出することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のバッテリ監視装置。 - 前記駐車システムの作動監視部は、検出した放電電流値が所定時間内に基準値を超えた場合には、前記駐車システムの異常を外部に報知することを特徴とする請求項5に記載のバッテリ監視装置。
- 前記駐車システムの作動監視部は、検出した放電電流値が所定時間以上継続して検出された場合には、前記駐車システムの異常を外部に報知することを特徴とする請求項5に記載のバッテリ監視装置。
- 前記バッテリ監視周期算出部は、エンジン停止後に所定条件が成立した時に検出したバッテリ電圧をバッテリ開放電圧とし、このバッテリ開放電圧に基づいて前記バッテリの充電率を算出することを特徴とする請求項2に記載のバッテリ監視装置。
- 車両のエンジン停止中にバッテリ状態を監視するバッテリ監視方法であって、
エンジン停止直前の前記バッテリの状態を検出しておき、
エンジン停止直前の前記バッテリの状態に応じて、エンジン停止後のバッテリ監視周期を算出し、
算出したバッテリ監視周期でバッテリ状態を検出し、充電必要時にこれを外部に報知することを特徴とするバッテリ監視方法。
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