JP2007229875A - 軌条輪などの踏面の現場据付形切削装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】軌条輪などの複雑な踏面形状に相対応した倣い形状を有した模範ゲージ板を設けて、試験装置の設置現場で直にしかも容易に該踏面を切削できる切削装置。
【解決手段】複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面に対して、その踏面形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板を設け、その模範ゲージ板に沿い従って、切削用のバイトやスローアウェイチップを同じ動きとなるよう連動させて、上記軌条輪を試験装置の設置現場で直かにしかも容易に甚大な労なども要さずに、上記軌条輪踏面を切削できるようにした現場据置形切削装置を提供するものである。
【選択図】図1
【解決手段】複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面に対して、その踏面形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板を設け、その模範ゲージ板に沿い従って、切削用のバイトやスローアウェイチップを同じ動きとなるよう連動させて、上記軌条輪を試験装置の設置現場で直かにしかも容易に甚大な労なども要さずに、上記軌条輪踏面を切削できるようにした現場据置形切削装置を提供するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば鉄道車両用の車両試験台や台車の試験装置などに装備されている所の、シャフトに軌条輪の装着されている該軌条輪などの複雑な形状をした踏面の切削装置に関するもので、上記試験装置の設置されているその設置現場で、軌条輪などの踏面がベンチテストでの磨耗や損傷を受けていびつな形状を呈した場合に、その度ごとに軌条輪の装着されたシャフト等を分解すること無く、そのまま現場において複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面を切削できるようにした切削装置に関するものである。
従来では、例えば鉄道車両用の車両試験台や台車の試験装置などに装備されている所の、シャフトに軌条輪の装着されている該軌条輪などの複雑な形状をした踏面が、ベンチテストでの磨耗や損傷を受けていびつな形状を呈した場合には、上記試験装置の設置現場でその度ごとに軌条輪の装着されたシャフト等を分解して、トレーラやトラックなどに積載して設置現場から搬出し、シャフトに軌条輪の装着された該軌条輪の切削加工が可能な横型旋盤や縦型旋盤の保有する機械加工メーカに持ち込んで、複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面を切削加工し修繕していた。(たとえば、特許文献1 図1参照。)そして、切削加工が終了した後には、また機械加工メーカからトレーラやトラックなどに積載して試験装置の設置現場へ搬入し、その上でこの切削加工の完了した軌条輪の装着されたシャフト等を組上げて、上記試験装置を修復し再ベンチテストを繰り返し行って来た。(本件に関しては図示による図面での説明は割愛する。)
特開平9−234602号公報
解決しようとする課題は、上述したように、シャフトに軌条輪の装着されている該軌条輪などの複雑な形状をした踏面が、ベンチテストでの磨耗や損傷を受けていびつな形状を呈した場合には、上記試験装置の設置現場でその度ごとに軌条輪の装着されたシャフト等を分解することが必要となり、この分解作業だけでもそれに費やす労力や時間や費用ははなはだ甚大なものであった。また、トレーラやトラックなどに積載して設置現場から搬出し、シャフトに軌条輪の装着された該軌条輪の切削加工が可能な横型旋盤や縦型旋盤の保有する機械加工メーカに持ち込んで、複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面を切削加工し、そして切削加工が終了した後には、また機械加工メーカからトレーラやトラックなどに積載して試験装置の設置現場へ搬入していた。この搬出・機械加工・搬入という一連の工程ではそれに費やす労力や費用に比べ、非常に長い経過時間を要するため、再ベンチテストが早々に開始できないという不具合や被害が極めて甚大であった。その上さらに、この切削加工の完了した軌条輪の装着されたシャフト等を組上げて上記試験装置を修復するためには、上記の分解作業時よりも一層それに費やす労力や時間や費用ははなはだ甚大なものとなっていた。
上記課題を解決するために
1. 請求項1においては、
複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面に対して、該踏面形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板を設け、該模範ゲージ板の倣い形状に沿い従って、切削用バイトまたはスローアウェイチップを同じ動きとなるよう連動させて、該軌条輪などの前記踏面を切削できるようにしたことを特徴とする現場据置形切削装置である。
1. 請求項1においては、
複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面に対して、該踏面形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板を設け、該模範ゲージ板の倣い形状に沿い従って、切削用バイトまたはスローアウェイチップを同じ動きとなるよう連動させて、該軌条輪などの前記踏面を切削できるようにしたことを特徴とする現場据置形切削装置である。
2.請求項2においては、
請求項1記載の切削装置において、前記踏面形状に相対応した倣い形状を有する前記模範ゲージ板に沿って、カムフォロアなどを摺動させるという手段を用いて、切削用バイトまたはスローアウェイチップを、前記模範ゲージ板の倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしたことを特徴とする請求項1記載の現場据置形切削装置である。
請求項1記載の切削装置において、前記踏面形状に相対応した倣い形状を有する前記模範ゲージ板に沿って、カムフォロアなどを摺動させるという手段を用いて、切削用バイトまたはスローアウェイチップを、前記模範ゲージ板の倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしたことを特徴とする請求項1記載の現場据置形切削装置である。
3.請求項3においては、
請求項2記載の切削装置において、前記踏面形状に相対応した倣い形状を有する前記模範ゲージ板に沿って、適確にカムフォロアなどを前記踏面形状に相対応した倣い形状に沿って摺動させるために、バネを用いて押付け力の調整が可能なようにし、適正な押付け力によってカムフォロアなどを前記模範ゲージ板の倣い形状沿面部分に押し当てることにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップを、前記模範ゲージ板の倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしたことを特徴とする請求項2記載の現場据置形切削装置である。
請求項2記載の切削装置において、前記踏面形状に相対応した倣い形状を有する前記模範ゲージ板に沿って、適確にカムフォロアなどを前記踏面形状に相対応した倣い形状に沿って摺動させるために、バネを用いて押付け力の調整が可能なようにし、適正な押付け力によってカムフォロアなどを前記模範ゲージ板の倣い形状沿面部分に押し当てることにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップを、前記模範ゲージ板の倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしたことを特徴とする請求項2記載の現場据置形切削装置である。
4.請求項4においては、
請求項1,2,3記載の切削装置において、前記軌条輪踏面の径方向への切り込み量を設定するために、切削用バイトまたはスローアウェイチップの切り込み量の送り方法として、マイクロメータヘッドを使用したことを特徴とする請求項1,2,3記載の現場据置形切削装置である。
請求項1,2,3記載の切削装置において、前記軌条輪踏面の径方向への切り込み量を設定するために、切削用バイトまたはスローアウェイチップの切り込み量の送り方法として、マイクロメータヘッドを使用したことを特徴とする請求項1,2,3記載の現場据置形切削装置である。
5.請求項5においては、
請求項4記載の切削装置において、前記軌条輪踏面の軸方向への切り込みを行うために、切削用バイトまたはスローアウェイチップの軸方向への送り手段として、ネジ軸とネジナットの組合せによる送り機構やまたはリニアボールネジ軸とボールネジナットの組合せによる送り機構を用いて、ハンドルを回すことにより軸方向に切り込む方式を採用したことを特徴とする請求項4記載の現場据置形切削装置である。
請求項4記載の切削装置において、前記軌条輪踏面の軸方向への切り込みを行うために、切削用バイトまたはスローアウェイチップの軸方向への送り手段として、ネジ軸とネジナットの組合せによる送り機構やまたはリニアボールネジ軸とボールネジナットの組合せによる送り機構を用いて、ハンドルを回すことにより軸方向に切り込む方式を採用したことを特徴とする請求項4記載の現場据置形切削装置である。
本発明は上述した課題を解決するために、上記試験装置の設置現場において、複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面を、軌条輪などの踏面がベンチテストでの磨耗や損傷を受けていびつな形状を呈した場合に、その度ごとに軌条輪の装着されたシャフト等を分解すること無く、その場で何度も繰返してしかも容易に甚大な労なども要さずに切削できるようにした、今まで無かった現場据置形切削装置を提供することにある。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示す、例えば鉄道車両用の車両試験台や台車の試験装置などに装備されている所の、シャフトに軌条輪の装着されている該軌条輪などの複雑な形状をした踏面の切削装置全体を示した平面図であり、図2はその切削装置全体の正面図、図3はその切削装置全体の側面図である。なお、全図を通し、同様の構成部品には同符号を付した。
図1,図2,図3において、1は軌条輪、3はシャフトで、この軌条輪1の装着されたシャフト3は、上記試験装置に設置されている両側の2つの軸受ハウジングスタンド2によって、シャフトが回転できるようにベアリング軸受(図示せず)等を介して、保持されている。
5は切削装置本体6を取付けセッチングするためのセット架台であり、このセット架台5は両側の軸受ハウジングスタンド2に取付けられた両側での架台支え4によって、シャフト3とセット架台5が平行となるよう調整されて組立てられている。なお、軸受ハウジングスタンド2に対する架台支え4の取付けや架台支え4に対するセット架台5の取付けはボルト等によって締付け固定保持されている。
切削装置本体6は、それ自体で本体構成部品の1つであるハンドル16を左右両端で組替え交換できる仕組みにしており、このハンドル16が左右組替え交換できることにより、切削装置本体6をセット架台5上に適宜取付け設置すれば、左右前後の4個の軌条輪1の頭頂部分の踏面を全て本体1個で切削できるようになっている。
図1,図2,図3において、1は軌条輪、3はシャフトで、この軌条輪1の装着されたシャフト3は、上記試験装置に設置されている両側の2つの軸受ハウジングスタンド2によって、シャフトが回転できるようにベアリング軸受(図示せず)等を介して、保持されている。
5は切削装置本体6を取付けセッチングするためのセット架台であり、このセット架台5は両側の軸受ハウジングスタンド2に取付けられた両側での架台支え4によって、シャフト3とセット架台5が平行となるよう調整されて組立てられている。なお、軸受ハウジングスタンド2に対する架台支え4の取付けや架台支え4に対するセット架台5の取付けはボルト等によって締付け固定保持されている。
切削装置本体6は、それ自体で本体構成部品の1つであるハンドル16を左右両端で組替え交換できる仕組みにしており、このハンドル16が左右組替え交換できることにより、切削装置本体6をセット架台5上に適宜取付け設置すれば、左右前後の4個の軌条輪1の頭頂部分の踏面を全て本体1個で切削できるようになっている。
次に、図4は本発明の切削装置本体6の詳細説明平面図であり、図5はその詳細説明正面図で、図6はその詳細説明側面図である。本切削装置本体6は図示した符号番号7〜20の主要部品等から構成されている。
図4,図5,図6において、14は切削装置本体6におけるベース台あり、このベース台14はセット架台5上に適宜取付け設置され、ボルト等を介して締付け保持される。また、ベース架台14の上方には、切削装置本体6が軌条輪の径方向に動けるようにするための径方向スライド台12が装着されており、さらにこの径方向スライド台12の上方には、切削装置本体6が軌条輪の軸方向に動けるようにするための軸方向スライド台13が装着されている。
この軸方向スライド台13の上方の切欠き溝部分には、切削用のバイトまたはスローアウェイチップ8がセッチングされるようにしてあり、マイクロメータヘッド15のロッドを送り込むことにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップ8に対しての軌条輪1の踏面への径方向の切り込み量を可変に設定でき、設定後にその都度バイト固定支持用ボルト19によって、切削用バイトやスローアウェイチップ8を締付け固定保持して切削を行えるようにしてある。
また、複雑な形状をしている軌条輪1などの頭頂部分の踏面が上記試験装置によるベンチテストでの磨耗や損傷を受けていびつな形状を呈した場合には、この軌条輪1の踏面を何度も繰返して容易に切削加工ができるようにするために、上記軌条輪踏面の複雑な形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板7を設け、この模範ゲージ板7をベース台14に取付けられたところの取付金具20の上にボルトによって締付け固定保持し、上記模範ゲージ板7の倣い形状に沿ってカムフォロア9などを摺動させることにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップ8を、上記模範ゲージ板7の複雑な倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしてある。
さらに、複雑な踏面形状の倣い形状を有した模範ゲージ板7に沿って、適確にカムフォロア9などを倣い形状に沿って摺動させるために、バネ10を使用しており、バネ10をナット11で締付けることによりバネ10の復元力の調整ができるようになっており、このバネ10の復元力を利用して適性な押付け力によって、カムフォロア9などを模範ゲージ板7の倣い形状沿面部分に押し当てることにより、切削用バイトやスローアウェイチップ8を、上記模範ゲージ板7の複雑な倣い形状と同じ動きとなるよう連動させて切削するようにもしてある。
また、軌条輪踏面の軸方向への切り込み切削を行うために、切削用バイトまたはスローアウェイチップ8の軸方向への送りの手段として、ネジ軸17とネジナット18の組合せによる送り機構やまたはリニアボールネジ軸17とボールネジナット18の組合せによる送り機構を用いて、ハンドル16を回すことにより軸方向に切り込む方式となっている。
図4,図5,図6において、14は切削装置本体6におけるベース台あり、このベース台14はセット架台5上に適宜取付け設置され、ボルト等を介して締付け保持される。また、ベース架台14の上方には、切削装置本体6が軌条輪の径方向に動けるようにするための径方向スライド台12が装着されており、さらにこの径方向スライド台12の上方には、切削装置本体6が軌条輪の軸方向に動けるようにするための軸方向スライド台13が装着されている。
この軸方向スライド台13の上方の切欠き溝部分には、切削用のバイトまたはスローアウェイチップ8がセッチングされるようにしてあり、マイクロメータヘッド15のロッドを送り込むことにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップ8に対しての軌条輪1の踏面への径方向の切り込み量を可変に設定でき、設定後にその都度バイト固定支持用ボルト19によって、切削用バイトやスローアウェイチップ8を締付け固定保持して切削を行えるようにしてある。
また、複雑な形状をしている軌条輪1などの頭頂部分の踏面が上記試験装置によるベンチテストでの磨耗や損傷を受けていびつな形状を呈した場合には、この軌条輪1の踏面を何度も繰返して容易に切削加工ができるようにするために、上記軌条輪踏面の複雑な形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板7を設け、この模範ゲージ板7をベース台14に取付けられたところの取付金具20の上にボルトによって締付け固定保持し、上記模範ゲージ板7の倣い形状に沿ってカムフォロア9などを摺動させることにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップ8を、上記模範ゲージ板7の複雑な倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしてある。
さらに、複雑な踏面形状の倣い形状を有した模範ゲージ板7に沿って、適確にカムフォロア9などを倣い形状に沿って摺動させるために、バネ10を使用しており、バネ10をナット11で締付けることによりバネ10の復元力の調整ができるようになっており、このバネ10の復元力を利用して適性な押付け力によって、カムフォロア9などを模範ゲージ板7の倣い形状沿面部分に押し当てることにより、切削用バイトやスローアウェイチップ8を、上記模範ゲージ板7の複雑な倣い形状と同じ動きとなるよう連動させて切削するようにもしてある。
また、軌条輪踏面の軸方向への切り込み切削を行うために、切削用バイトまたはスローアウェイチップ8の軸方向への送りの手段として、ネジ軸17とネジナット18の組合せによる送り機構やまたはリニアボールネジ軸17とボールネジナット18の組合せによる送り機構を用いて、ハンドル16を回すことにより軸方向に切り込む方式となっている。
本発明による軌条輪など踏面の現場据付形切削装置は、鉄道車両用の車両試験台や台車の試験装置に留まらず、自動車関係の多種の試験装置などにおいて、回転リング体の装着されている試験装置や設備にも利用できる。
1 軌条輪
2 軸受ハウジングスタンド
3 シャフト
4 架台支え
5 セット架台
6 切削装置本体
7 模範ゲージ板
8 切削用バイトまたはスローアウェイチップ
9 カムフォロア
10 バネ
11 ナット
12 径方向スライド台
13 軸方向スライド台
14 ベース台
15 マイクロメータヘッド
16 ハンドル
17 ネジ軸またはリニアボールネジ軸
18 ネジナットまたはボールネジナット
19 バイト固定支持用ボルト
20 取付金具
2 軸受ハウジングスタンド
3 シャフト
4 架台支え
5 セット架台
6 切削装置本体
7 模範ゲージ板
8 切削用バイトまたはスローアウェイチップ
9 カムフォロア
10 バネ
11 ナット
12 径方向スライド台
13 軸方向スライド台
14 ベース台
15 マイクロメータヘッド
16 ハンドル
17 ネジ軸またはリニアボールネジ軸
18 ネジナットまたはボールネジナット
19 バイト固定支持用ボルト
20 取付金具
Claims (5)
- 複雑な形状をしている軌条輪などの頭頂部分の踏面に対して、該踏面形状に相対応した倣い形状を有する模範ゲージ板を設け、該模範ゲージ板の倣い形状に沿い従って、切削用バイトまたはスローアウェイチップを同じ動きとなるよう連動させて、該軌条輪などの前記踏面を切削できるようにしたことを特徴とする現場据置形切削装置。
- 請求項1記載の切削装置において、前記踏面形状に相対応した倣い形状を有する前記模範ゲージ板に沿って、カムフォロアなどを摺動させるという手段を用いて、切削用バイトまたはスローアウェイチップを、前記模範ゲージ板の倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしたことを特徴とする請求項1記載の現場据置形切削装置。
- 請求項2記載の切削装置において、前記踏面形状に相対応した倣い形状を有する前記模範ゲージ板に沿って、適確にカムフォロアなどを前記踏面形状に相対応した倣い形状に沿って摺動させるために、バネを用いて押付け力の調整が可能なようにし、適正な押付け力によってカムフォロアなどを前記模範ゲージ板の倣い形状沿面部分に押し当てることにより、切削用バイトまたはスローアウェイチップを、前記模範ゲージ板の倣い形状と同じ動きとなるよう連動させ切削するようにしたことを特徴とする請求項2記載の現場据置形切削装置。
- 請求項1,2,3記載の切削装置において、前記軌条輪踏面の径方向への切り込み量を設定するために、切削用バイトまたはスローアウェイチップの切り込み量の送り方法として、マイクロメータヘッドを使用したことを特徴とする請求項1,2,3記載の現場据置形切削装置。
- 請求項4記載の切削装置において、前記軌条輪踏面の軸方向への切り込みを行うために、切削用バイトまたはスローアウェイチップの軸方向への送り手段として、ネジ軸とネジナットの組合せによる送り機構やまたはリニアボールネジ軸とボールネジナットの組合せによる送り機構を用いて、ハンドルを回すことにより軸方向に切り込む方式を採用したことを特徴とする請求項4記載の現場据置形切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006055658A JP2007229875A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 軌条輪などの踏面の現場据付形切削装置 |
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JP2006055658A JP2007229875A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 軌条輪などの踏面の現場据付形切削装置 |
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Country Status (1)
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-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006055658A patent/JP2007229875A/ja active Pending
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