JP2007229871A - 流体管切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転カッターの噛み込み等の発生を抑制しながらも、送込み手段による設定送り量を極力大きく設定して、切断作業能率の向上を図る。
【解決手段】 流体管1の周壁を円周方向に沿って押し切り状態で切断するカッター4を備えた切断ユニットDと、該切断ユニットDの複数組を円周方向に設定間隔で配置して管軸芯周りで回転自在に支持するガイドサポータ部Eと、前記切断ユニットDを駆動回転させる駆動部Fと、前記切断ユニットDの回転経路の一箇所において各切断ユニットDのカッター4を管径方向に設定送り量ずつ送り込む送込み手段Gを設けてある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、密封されたハウジング内において流体管の一例である合成樹脂製の既設水道管の一部を不断水状態で切断除去する場合などに用いられる流体管切断装置に関する。
この種の流体管切断装置として、従来、合成樹脂製の流体管の周壁を円周方向に沿って押し切り状態で切断する両持ち支持の回転カッターを備えた一組の切断ユニットと、該切断ユニットを管軸芯周りで回転自在に支持するガイドサポータ部と、前記切断ユニットを駆動回転させる駆動部と、前記切断ユニットの回転経路の一箇所において切断ユニットの回転カッターを管径方向に設定送り量ずつ送り込む送込み手段を設けた切断装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、前記送込み手段は、前記回転カッターを管径方向に移動させるネジ式送り機構と、前記切断ユニットの回転経路脇の一箇所に固定された係合部との係合によって前記ネジ式送り機構に単位送り量に相当する回転を付与する受動回転体とから構成されている。
特開2003−343789号公報 特開2002−283127号公報 特開平11−287385号公報
上述の流体管切断装置では、前記切断ユニットを駆動回転させながらその回転経路の一箇所において切断ユニットの回転カッターを管径方向に設定送り量ずつ送り込むことにより、合成樹脂製の流体管の周壁を円周方向に沿って押し切り状態で切断するため、例えば、特許文献2に示す切削バイト式の流体管切断装置や特許文献3に示す切削カッター式の流体管切断装置に比べて切断屑の発生量を減少することができる。
その反面、回転カッターの単位送り量に相当する切込み深さで流体管を切り込んでも、流体管を構成する合成樹脂の弾性復元力によって実切込み深さが設定切込み深さよりも浅くなり、かつ、切込み幅も狭くなるが、回転カッターに対しては1回転毎に設定送り量ずつ送り込まれるため、次第に切断負荷が増大して噛み込み等を招来することになる。それ故に、前記送込み手段による回転カッターの設定送り量を噛み込み等が発生しない小さな単位送り量に設定する必要があり、切断作業能率の低下の要因になっていた。
また、前記回転カッターを用いることによって流体管の切込み溝との接触面積が大きくなるため、回転カッターの本来の小さな押し切り抵抗の利点を損なわないためには板厚を薄くする必要があるが、回転カッターの板厚を薄くすると湾曲変形や噛み込みが発生し易くなる不都合がある。
更に、上述の流体管切断装置では、前記回転カッターを両持ち状態で回転自在に軸支しているため、回転カッターの外側面よりも軸受け部材の一部が外方に突出することになり、その結果、流体管から切断分離された切断除去管部を上方に搬出する際、流体管の残置管部側に装着された流体管切断装置の構成部材のうち、回転カッターの外側面よりも張り出した軸受け部材の一部と切断除去管部の切断端部とが干渉しないように、流体管の軸芯を通る水平面よりも下方側において切断ユニットの回転カッターを停止させる必要があり、制御系統の複雑化と高騰化を招来している。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、回転カッターの噛み込み等の発生を抑制しながらも、送込み手段による設定送り量を極力大きく設定して、切断作業能率の向上を図ることのできる流体管切断装置を提供する点にある。
本発明の流体管切断装置による第1の特徴構成は、流体管の周壁を円周方向に沿って押し切り状態で切断するカッターを備えた切断ユニットと、該切断ユニットの複数組を円周方向に設定間隔で配置して管軸芯周りで回転自在に支持するガイドサポータ部と、前記切断ユニットを駆動回転させる駆動部と、前記切断ユニットの回転経路の一箇所において各切断ユニットのカッターを管径方向に設定送り量ずつ送り込む送込み手段を設けた点にある。
上記特徴構成によれば、前記ガイドサポータに設定間隔で配置された複数組の切断ユニットが回転経路の一箇を通過する度に、各切断ユニットのカッターを管径方向に設定送り量ずつ送り込むから、新たな単位送り量に相当する切込み深さで流体管を切り込んだ際、流体管の弾性復元力によって実切込み深さが設定切込み深さよりも浅くなり、かつ、切込み幅が狭くなっても、後続の同じ又は略同じ切込み深さに設定されている切断ユニットのカッターで再度切り込むことにより、流体管の切込み深さ及び切込み幅を設定切込み深さ及び設定切込み幅に近づけることができる。
従って、切断ユニットの複数組を円周方向に配置して、回転経路の一箇所において各切断ユニットのカッターを同じ設定送り量ずつ送り込むといった合理的な改造により、回転カッターの噛み込み等の発生を抑制しながらも、送込み手段による設定送り量を極力大きく設定して、切断作業能率の向上を図ることができる。
しかも、一つの切断ユニットのカッターが破損しても、他の切断ユニットのカッターで切断作業を継続することができるから、密封されたハウジング内において流体管の一部を不断水状態で切断除去する場合であっても、工事をやり直すことなく切断作業を確実に行うことができる。
本発明の流体管切断装置による第2の特徴構成は、前記各切断ユニットのカッターの最大切込み幅が同一に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記各切断ユニットのカッターの最大切込み幅を異ならせてある場合のように、各切断ユニットのカッターの切込み順位を考慮する必要がなく、前記各切断ユニットのカッターの初期設定位置を注意するだけで済み、切断装置のセッティング作業の容易化、能率化を図ることができる。
本発明の流体管切断装置による第3の特徴構成は、前記複数組の切断ユニットに装備されるカッターが、最大切込み幅が異なる少なくとも2種類のカッターから構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、最大切込み幅が小さな薄肉カッターを先行させて押し切り抵抗の軽減化を図りながら、先行カッターよりも最大切込み幅の厚いカッターを後続させることによって先行カッターで形成された切込み幅を拡張することができるので、先行の薄肉カッターの変形破損や噛み込み発生を抑制することができる。
本発明の流体管切断装置による第4の特徴構成は、前記複数組の切断ユニットに装備されるカッターが、回転カッターと固定カッターとの組合せから構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記回転カッターを用いることによって流体管の切込み溝との接触面積が大きくなるため、回転カッターの本来の小さな押し切り抵抗の利点を損なわないために該回転カッターの板厚を薄くしても、固定カッターによって流体管の切込み深さ及び切込み幅を設定切込み深さ及び設定切込み幅に近づけることができるから、全体として押し切り抵抗の増大を抑制しながら回転カッターの変形破損や噛み込みの発生を抑制することができる。
本発明の流体管切断装置による第5の特徴構成は、前記回転カッターの最大切込み幅に到達するまでの切込み深さが、固定カッターの最大切込み幅に到達するまでの切込み深さよりも浅く構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記回転カッターの薄板化による変形破損や噛み込みの発生を抑制することができるとともに、固定カッターの押し切り抵抗の減少を図ることができる。
本発明の流体管切断装置による第6の特徴構成は、前記各切断ユニットのカッターの外側面が切断装置の管軸芯方向での最外側に配置される状態で各カッターが切断ユニットに取付けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記各切断ユニットのカッターの外側面が切断装置の管軸芯方向での最外側となるから、例えば、流体管から切断分離された切断除去管部を上方に搬出する際、切断除去管部の切断端部と切断装置の構成部材とが干渉することがないため、複数組の切断ユニットを配備しながらもそれらのカッターが回転経路の何れの位置に停止していてもよく、制御系統の簡素化と低廉化を図ることができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図14は、合成樹脂製の流体管の一例である硬質塩化ビニール製の既設水道管1の切断除去予定管部(切断後は切断除去管部と記載する)1Aを密封されたハウジングH内で切断除去したのち、このハウジングH内において、前記既設水道管1の左右の切断残置管部(切断前は切断残置予定管部と記載する)1B間に交換管部の一例である流路制御弁としての仕切弁2を新設する既設管用切断交換設備及びそれに用いられる本発明の流体管切断装置Aの第1実施形態を示す。
前記既設管用切断交換設備は、ハウジングH内の切断除去予定管部1Aに前記流体管切断装置Aが組付けられ、ハウジングH内の両切断残置予定管部1Bには、仕切弁2の接続管部2Aと切断後の切断残置管部1Bとにわたって水密状態で外嵌装着される継ぎ輪3が管軸芯X方向に摺動自在に組付けられているとともに、前記切断後の各切断残置管部1B上にある継ぎ輪3を仕切弁2の接続管部2Aとにわたる所定の継ぎ位置にハウジングH外から摺動させるフィダー機構Bと、ハウジングHの上部において流体管切断装置Aが組付けられている切断除去管部1A及び新設の仕切弁2を選択的に保持した状態で昇降する昇降装置Cが設けられている。
前記流体管切断装置Aは、既設水道管1の周壁のうち、切断除去予定管部1Aの両端に相当する両切断予定位置を円周方向に沿って押し切り状態で切断するカッター4を備えた四組の切断ユニットDと、二組の切断ユニットDを円周方向に180度偏倚した部位に配置して管軸芯回りで回転自在に支持する左右一対の切断回転体であるスプロケットホイール5を備えたガイドサポータ部Eと、前記切断ユニットDを管軸芯X回りで駆動回転させる駆動部Fと、前記切断ユニットAの回転経路の一箇所に設定された送込み作用領域おいて各切断ユニットDのカッター4を管径方向に設定送り量ずつ送り込む送込み手段Gが設けられている。
前記ガイドサポータ部Eは、図3、図4に示すように、既設水道管1の切断除去予定管部1Aに外装された半割状の装着筒体6に、切断除去予定管部1Aの外周面に対して装着筒体6を径方向外方から締付け固定するための複数本の固定ボルト(図示せず)を備えた半割り状の切断ケース8を組付けるとともに、前記切断ケース8の管軸芯X方向両端部に設けたガイド円盤9の各々には、前記スプロケットホイール5を管軸芯X回りで回転自在に嵌合保持して構成されている。
前記切断ユニットDを構成するに、図3、図4、図7〜図10に示すように、前記スプロケットホイール5の外側面に、既設水道管1の管径方向に沿う蟻溝状の摺動ガイド溝10aを備えた取付け基台10が固定され、この取付け基台10には、摺動ガイド溝10aに沿って摺動自在な横断面略台形状の摺動部11aとカッター4を付け替え可能に保持するカッター保持部材12を取付けるための取付け溝11bとを備えた摺動ホルダー11が嵌合保持され、更に、前記取付け基台10の摺動ガイド溝10aに沿って摺動ホルダー11を摺動させるネジ式送り機構13が組付けられている。
また、前記取付け基台10の摺動ガイド溝10aに臨む一方の摺動傾斜ガイド面10cとこれに相対向する摺動ホルダー11の摺動面11cとの間には金属製の摺動ガイド板14が介在されているとともに、前記取付け基台10には、摺動ホルダー11に対する摺動ガイド板14の押し付け力を変更操作することにより摺動抵抗を調整する調整ボルト15及びロックナット16が設けられ、更に、前記摺動ホルダー11には、これの取付け溝11bに摺動可能に嵌合保持されたカッター保持部材12を相対移動不能に固定する固定ボルト17及びロックナット18が設けられている。
前記ネジ式送り機構13は、図7〜図10に示すように、前記既設水道管1の管径方向に沿って摺動ホルダー11に貫通形成された貫通孔11d内に挿通される送りネジ軸13Aと、この送りネジ軸13Aに螺合する状態で貫通孔11d内に固着されるネジ筒軸13Bとから構成されているとともに、前記送込み手段Gは、切断ケース8の管軸芯方向両側部から各切断ユニットDの回転経路脇の送込み作用領域に向かって延出された固定部としてのアーム20に設けられる係合部21と、該係合部21との係合によってネジ式送り機構13の送りネジ軸13Aに設定単位送り量に相当する回転を付与する受動回転体22とから構成されている。
前記受動回転体22からネジ式送り機構13の送りネジ軸13Aへの回転伝動系、つまり、受動回転体22と送りネジ軸13Aとの間には、受動回転体22の回転伝動軸23に設けられたウォーム24と、該ウォーム24に噛合する状態で送りネジ軸13Aに設けられたウォームホイール25とからなる減速機構が設けられている。
前記受動回転体22は、ウォーム24の回転伝動軸23の一端に止着された複数(当該実施形態では5つ)の突片22aを放射状に形成してあるスターホイールから構成されているとともに、前記係合部21は、前記アーム20に固着された取付け座21Aに、スターホイール22の突片22aの回転経路に沿って配設された一対の板片21Bを取付けて構成されており、該両板片21Bが切断ユニットAの駆動回転に伴って前記スターホイール22の突片22aと順次係合するように配設されている。
そして、切断ユニットAの駆動回転に伴ってスターホイール22の一つの突片22aが回転方向上手側の第1板片21Bと係合すると、この突片22aと第1板片21Bとが、それらの相対移動により係合が解除されるまで、このスターホイール22が正転側に回転するとともに、スターホイール22の次の一つの突片22aが回転方向下手側の第2板片21Bに係合するまでスターホイール22の回転が停止し、スターホイール22の次の一つの突片22aと第2板片21Bとが係合した後は、それらの相対移動により係合が解除されるまで、このスターホイール22は再び正転側に回転する。
前記スターホイール22の正回転時の角速度は、ウォーム24とウォームホイール25を介して減速され、前記送りネジ軸13Aが前記スターホイール22の角速度よりも遅い角速度で回転しながら摺動ホルダー11のネジ筒軸13Bに対して所定角度回転し、摺動ホルダー11が取付け基台10の摺動ガイド溝10aに沿って既設水道管1の管軸芯X側に移動して、カッター4が既設水道管1の管軸芯X側に向かって移動される。
そして、前記係合部21の両板片21Bに順次係合してスターホイール22が二度正回転した時における摺動ホルダー10の管軸芯X側への二度の移動量の和が、送込み手段Gによるカッター4の一回転当りの設定単位送り量となる。
前記ガイドサポータ部Eの各スプロケットホイール5に組付けられる二組の切断ユニットDのカッター4は、前記カッター保持部材12の先端部に対して枢支軸となる枢支軸26と止着ピン27を介して回転自在に枢着される回転カッター4Aと、前記カッター保持部材12の先端部に対して二本のボルト28で固定される片持ち状の固定カッター4Bとの組合せから構成されているとともに、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1と固定カッター4Bの最大切込み幅D2とが同一に構成され、更に、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1に到達するまでの切込み深さW1が、固定カッター4Bの最大切込み幅D2に到達するまでの切込み深さW2よりも浅く構成されている。
前記回転カッター4Aは円盤状で、その周縁がV字状の刃先部4aに形成されているとともに、該回転カッター4Bの中心部には、枢支軸26の頭部26aが入り込む凹部29が形成され、該回転カッター4Aの外側面が、既設水道管1に組み付けられた流体管切断装置Aのうち、少なくとも既設水道管1の頂部を通る水平面よりも下方領域において、好ましくは、切断ユニットDの回転軌跡の頂点を通る水平面よりも下方領域において、流体管切断装置Aの管軸芯X方向での最外側に位置する状態で切断ユニットDに取付けられている。
前記固定カッター4Bは、回転カッター4Aの直径の略1/3に相当する寸法を短径とする細長い半長円形状に形成され、その半円状の刃先部4bがV字状に形成されているとともに、前記カッター保持部材12側から挿入された二本のボルト28に対するネジ孔30が形成され、該固定カッター4Bの外側面が、既設水道管1に組み付けられた流体管切断装置Aのうち、少なくとも既設水道管1の頂部を通る水平面よりも下方領域において、好ましくは、切断ユニットDの回転軌跡の頂点を通る水平面よりも下方領域において、流体管切断装置Aの管軸芯X方向での最外側に位置する状態で切断ユニットDに取付けられている。
そして、前記ガイドサポータEの各スプロケットホイール5に組付けられる二組の切断ユニットDが回転経路の一箇を通過する度に、各切断ユニットDのカッター4を管径方向に設定送り量ずつ送り込むことにより、新たな単位送り量に相当する切込み深さで既設水道管1を押し切り状態で切り込んだ際、既設水道管1の弾性復元力によって実切込み深さが設定切込み深さよりも浅くなり、かつ、切込み幅が狭くなっても、後続の同じ又は略同じ切込み深さに設定されている切断ユニットDのカッター4で再度切り込むことにより、既設水道管1の切込み深さ及び切込み幅を設定切込み深さ及び設定切込み幅に近づけることができる。
しかも、各スプロケットホイール5に組付けられる二組の切断ユニットDに装備されるカッター4が、回転カッター4Aと片持ち状の固定カッター4Bとの組合せから構成されているので、回転カッター4Aを用いることによって既設水道管1の切込み溝との接触面積が大きくなるため、回転カッター4Aの本来の小さな押し切り抵抗の利点を損なわないために該回転カッター4Aの板厚を薄くしても、片持ち状の固定カッター4Bによって既設水道管1の切込み深さ及び切込み幅を設定切込み深さ及び設定切込み幅に近づけることができるから、全体として押し切り抵抗の増大を抑制しながら回転カッター4Aの変形破損や噛み込みの発生を抑制することができる。
更に、前記回転カッター4Aの外側面及び固定カッター4Bの外側面が切断装置Aの管軸芯X方向での最外側に位置する状態で切断ユニットDに取付けられているから、例えば、既設水道管1から切断分離された切断除去管部1Aを上方に搬出する際、切断除去管部1Aの切断端部と切断装置Aの構成部材とが干渉することがないため、一対のスプロケットホイール5の各々に二組の切断ユニットDを配備しながらも、回転カッター4A及び固定カッター4Bが回転経路の何れの位置に停止していてもよく、制御系統の簡素化と低廉化を図ることができる。
前記ハウジングHは、切断除去予定管部1A及び両切断残置予定管部1Bの一部を囲繞する状態で既設水道管1が貫通保持される上向き開口の下部ハウジング32と、該下部ハウジング32の開口に密封状態で脱着自在に取付けられる上部ハウジング33とから構成されているとともに、前記下部ハウジング32と上部ハウジング33との間には、下部ハウジング32内の下部作業空間S1と上部ハウジング33内の上部作業空間S2とを遮蔽可能な作業用開閉弁34が設けられ、更に、前記上部ハウジング33には、脱着可能な蓋部材35が設けられている。
前記下部ハウジング32は、既設水道管1を上下方向から挟み込むために、既設水道管1の上側に位置する第1ハウジング部材32Aと、既設水道管1の下側に位置する第2ハウジング部材32Bとに2分割形成してあり、それら両ハウジング部材32A,32Bの各々の連結部には、前記既設水道管1を貫通するための一対の貫通孔を形成するための半円状の切欠き部が形成されている。
前記駆動部Fは、流体管切断装置Aの切断ケース8から上部ハウジング33の蓋部材35を貫通して上方に延出される昇降装置Cの昇降筒軸36の上端部に電動モータ37を取付けるとともに、前記切断ケース8の管軸芯X方向両側部には、前記昇降筒軸36内及び切断ケース8内に配設される動力伝達系を介して前記電動モータ37に連動された一対の駆動スプロケット38を設け、各駆動スプロケット38とスプロケットホイール5とにわって伝動チェーン39を巻回して構成されている。
次に、図1〜図14に基づいて、合成樹脂製の流体管1の一例である既設水道管の一部を切断除去して、交換管部の一例である流路制御弁としての仕切弁2に交換する場合における作業工程を説明する。
1)図1〜図4に示すように、地中に埋設された既設水道管1に前記ハウジングHを装着するための作業用ピットPを掘削し、既設水道管1の切断除去予定管部1A及び両切断残置予定管部1Bの一部を露出させたのち、前記既設水道管1の切断除去予定管部1A及び両切断残置予定管部1Bの一部を外套する状態で、既設水道管1に下部ハウジング32の第1ハウジング部材32Aを組み付ける。
2)図4、図5に示すように、前記既設水道管1の両切断残置予定管部1Bには、仕切弁2の両接続管部2Aと左右の切断残置管部1Bとを密封状態で接続するための継ぎ輪3を、管軸芯X方向に摺動自在に外嵌装着するとともに、前記既設水道管1の切断除去予定管部1Aには、切断ユニットDのカッター4が既設水道管1の周壁に対して所定切断箇所に位置するように、ガイドサポータEの各スプロケットホイール5に二組の切断ユニットDを組付けてある切断装置Aを組み付けたのち、下部ハウジング32の第2ハウジング部材32Bと作業用開閉弁34及び上部ハウジング33を順次組み付ける。
図3、図4に示すように、前記各スプロケットホイール5に組付けられる二組の切断ユニットDのうち、一方の切断ユニットDの摺動ホルダー11には、回転カッター4Aを回転自在に枢支してあるカッター保持部材12を取付けるとともに、他方の切断ユニットDの摺動ホルダー11には、固定カッター4Bを固定してあるカッター保持部材12を取付ける。
図7、図8に示すように、前記一方の切断ユニットDの回転カッター4Aの先端から既設水道管1の外周面までの初期設定間隔と、他方の切断ユニットDの固定カッター4Bの先端から既設水道管1の外周面までの初期設定間隔とを同一に設定するとともに、一方の切断ユニットDのスターホイール22が係合部21に最初に係合するように配置して、前記回転カッター4Aが最初に既設水道管1を切り込むように設定する。
また、図5に示すように、前記ハウジングHを設置するとき、ハウジングHの管軸芯X方向の両側部には、各切断残置予定管部1Bに装着されている継ぎ輪3を仕切弁2の接続管部2Aに亘る継ぎ目部まで摺動させるフィダー機構Bを組み付けておく。
3)図6に示すように、前記電動モータ37により各スプロケットホイール5を正転駆動して、回転カッター4A及び固定カッター4Bを既設水道管1の周壁の円周方向に周回させるとともに、それに伴う前記係合部21と受動回転体22、つまり一対の板片21Bとスターホイール22の突片22aとの係合による該スターホイール22の正転で、前記減速機構にてネジ式送り機構13の送りネジ軸13Aを正転側に減速回転しながら回転カッター4A及び固定カッター4Bを既設水道管1の周壁側に送り移動し、切断除去管部1Aを押し切り状態で切断分離する。
4)前記回転カッター4A及び固定カッター4Bによる切断除去管部1Aの押し切り状態での切断が終了すると、図12に示すように、前記切断除去管部1A及びこれに組み付けられている流体管切断装置Aが上部ハウジング33の上部作業空間S2内に位置するまで、前記昇降装置Cの昇降筒軸36を人力や機械力等の適宜吊下げ移行手段で上昇させ、両ハウジング32,33間に設けられた作業用開閉弁34を閉弁操作して、前記上部ハウジング33の上部作業空間S2と下部ハウジング32の下部作業空間S1との間を密封状態で遮断する。
5)次に、図13に示すように、前記上部ハウジング33から蓋部材35を取り外し、切断除去管部1A及び流体管切断装置Aを蓋部材35と共に撤去したのち、蓋部材35を貫通する昇降装置Cの昇降筒軸36の下端部に仕切弁2を取付け、再び、上部ハウジング33の上部に蓋部材35を密封状態で固定連結する。
6)図14に示すように、前記作業用開閉弁34を開弁操作して下部ハウジング32の上部作業空間S1と上部ハウジング33の上部作業空間S2とを連通し、仕切弁2の両接続管部2Aが左右の切断残置管部1Bと同芯位置又は略同芯位置に到達するまで、昇降装置Cの昇降筒軸36に保持されている仕切弁2を両切断残置管部1B間の所定切断箇所にまで下降させたのち、前記ハウジングHの管軸芯X方向の両側部に組み付けられているフィダー装置Dを操作して、各切断残置管部1Aに装着されている継ぎ輪3を仕切弁2の接続管部2Aに亘る継ぎ位置まで摺動させる。
7)ハウジングH側の作業用開閉弁34のから昇降装置Cの昇降筒軸36を備えた蓋部材35を取り外すとともに、ハウジングHの上部ハウジング33と下部ハウジング32及びフィダー機構Bを分解して撤去したのち、左右の継ぎ輪3が水道水の水圧によってずれ動かないように、両継ぎ輪3と仕切弁2とを固定連結するとともに、各継ぎ輪3を切断残置管部1Bとにわたって両者の相対離脱移動を阻止する離脱防止金具を装着する。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1と固定カッター4Bの最大切込み幅D2とを同一に構成し、かつ、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1に到達するまでの切込み深さW1を、固定カッター4Bの最大切込み幅D2に到達するまでの切込み深さW2よりも浅く構成したが、図15に示すように、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1を、固定カッター4Bの最大切込み幅D2よりも薄く構成するとともに、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1に到達するまでの切込み深さW1を、固定カッター4Bの最大切込み幅D2に到達するまでの切込み深さW2よりも深く構成してもよい。
最大切込み幅が小さな薄肉の回転カッター4Aを先行させて押し切り抵抗の軽減化を図りながら、先行の回転カッター4Aよりも最大切込み幅の厚い固定カッター4Bを後続させることによって回転カッター4Aで形成された切込み幅を拡張することができるので、先行の薄肉の回転カッター4Aの変形破損や噛み込み発生を抑制することができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の第1実施形態では、前記既設水道管1の切断除去予定管部1Aに、ガイドサポータEの各スプロケットホイール5に二組の切断ユニットDを組付けてある切断装置Aを組み付けたが、既設水道管1の両切断残置予定管部1Bの各々に、ガイドサポータEのスプロケットホイール5に二組の切断ユニットDを組付けてある切断装置Aを組み付けて実施してもよい。
(2)上述の第1実施形態では、前記ガイドサポータEのスプロケットホイール5に二組の切断ユニットDを組付けたが、三組又は四組の切断ユニットDをスプロケットホイール等の切断回転体5に組み付けて実施してもよい。
(3)上述の各実施形態では、前記ガイドサポータ部Eのスプロケットホイール5に組付けられる二組の切断ユニットDのカッター4を、回転カッター4Aと固定カッター4Bとの組合せから構成したが、回転カッター4Aと回転カッター4Aとの組み合わせ又は固定カッター4Bと固定カッター4Bとの組み合わせから構成してもよい。
(4)上述の第1実施形態では、前記回転カッター4Aの最大切込み幅D1と固定カッター4Bの最大切込み幅D2とを同一に構成し、第2実施形態では、回転カッター4Aの最大切込み幅D1を、固定カッター4Bの最大切込み幅D2よりも薄く構成したが、固定カッター4Bの最大切込み幅D2を、回転カッター4Aの最大切込み幅D1よりも薄く構成してもよい。
また、前記回転カッター4Aのみの組み合わせ又は固定カッター4Bのみの組み合わせから構成されている場合であっても、最大切込み幅が異なる少なくとも2種類の回転カッター4A又は固定カッター4Bから構成してもよい。
(5)前記送込み手段Gとしては、前記切断ユニットDの回転経路の一箇所において各切断ユニットDのカッター4を管径方向に設定送り量ずつ送り込むことのできるものであれば、電動モータ等のアクチュエータを用いて実施してもよい。
(6)前記ガイドサポータ部Eとしては、切断ユニットDの複数組を円周方向に設定間隔で配置して管軸芯X周りで回転自在に支持することのできるものであれば、如何なる構造のものを採用してもよい。
本発明の流体管切断装置の第1実施形態における既設管用切断交換設備の作業工程中の作業ピット形成時の断面側面図 切断装置を組み付けたときの断面側面図 切断装置の拡大断面側面図 切断装置の断面正面図 下部ハウジング及び作業用開閉弁を組み付けたときの断面側面図 上部ハウジングを組み付けたときの断面側面図 回転カッターを備えた切断ユニットを示し、(イ)は切断前の拡大正面図、(ロ)は切断前の断面側面図、(ハ)は切断後の断面側面図 固定カッターを備えた切断ユニットを示し、(イ)は切断前の拡大正面図、(ロ)は切断前の断面側面図、(ハ)は切断後の断面側面図 切断ユニットの拡大一部切欠き正面図 切断ユニットの拡大断面図 回転カッターと固定カッターの対比拡大図 切断装置及び切断除去管部を上部作業空間内に上昇させたときの断面側面図 上部ハウジングに対する切断除去管部と仕切弁の取り換えを示す断面側面図 継ぎ輪を押し込み操作するときの断面側面図 本発明の流体管切断装置の第2実施形態を示し、回転カッターと固定カッターの対比拡大図
符号の説明
A 流体管切断装置
D 切断ユニット
E ガイドサポータ部
F 駆動部
G 送込み手段
D1 最大切込み幅
D2 最大切込み幅
W1 切込み深さ
W2 切込み深さ
1 流体管(既設水道管)
4 カッター
4A 回転カッター
4B 固定カッター

Claims (6)

  1. 流体管の周壁を円周方向に沿って押し切り状態で切断するカッターを備えた切断ユニットと、該切断ユニットの複数組を円周方向に設定間隔で配置して管軸芯周りで回転自在に支持するガイドサポータ部と、前記切断ユニットを駆動回転させる駆動部と、前記切断ユニットの回転経路の一箇所において各切断ユニットのカッターを管径方向に設定送り量ずつ送り込む送込み手段を設けてある流体管切断装置。
  2. 前記各切断ユニットのカッターの最大切込み幅が同一に構成されている請求項1記載の流体管切断装置。
  3. 前記複数組の切断ユニットに装備されるカッターが、最大切込み幅が異なる少なくとも2種類のカッターから構成されている請求項1記載の流体管切断装置。
  4. 前記複数組の切断ユニットに装備されるカッターが、回転カッターと固定カッターとの組合せから構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体管切断装置。
  5. 前記回転カッターの最大切込み幅に到達するまでの切込み深さが、固定カッターの最大切込み幅に到達するまでの切込み深さよりも浅く構成されている請求項4記載の流体管切断装置。
  6. 前記各切断ユニットのカッターの外側面が切断装置の管軸芯方向での最外側に配置される状態で各カッターが切断ユニットに取付けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の流体管切断装置。

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