JP2007226640A - メモリ診断処理回路およびメモリ診断処理方法 - Google Patents

メモリ診断処理回路およびメモリ診断処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 OSカ−ネル領域に対するメモリパトロ−ル診断を可能として、メモリ診断の網羅率を向上させるメモリ診断回路を提供することにある。
【解決手段】 メモリエリアの内、少なくとも一つのメモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理部と、メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにOSのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中にメモリをメモリエリアブロック単位で順次予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、メモリエリアブロックに対するOSからのアクセスが予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替えるメモリアクセス切替回路と、予備メモリエリアへの待避が完了した際に、メモリ診断を行うメモリパトロ−ル診断処理部とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明はメモリ診断方式に関し、特に、オペレ−ティングシステム(以下、OSとする)のカ−ネル領域を含んだメモリに対するメモリパトロ−ル診断を行うメモリ診断処理回路およびメモリ診断処理方法に関する。
現在のコンピュ−タ機器ではメモリ容量の大規模化に伴い、その障害発生率が増大する傾向にあり、特に、システムダウンを招くような致命的なメモリ障害は未然に防止する必要があり、そのためには内在するメモリ故障を事前に発見することが求められている。
従来のメモリ障害の早期発見手段としては、例えば、特開2000−163322号公報に記載されているように、オンライン(OS稼動)中にメモリに対して、OSの制御でメモリ診断を行うメモリパトロ−ル方法がある。
一般に、このようなパトロ−ル診断機能で、メモリの正常性を確実に確認するためには、該当診断対象のメモリ領域に対してライト/リ−ド試験を実施することが必要であるが、OSおよびアプリケ−ションにより使用されているメモリ領域はデ−タを維持する必要があり、そのままでメモリ診断としての書き込みを実施することができない。
そのため、OSの機能により該当メモリ領域のデ−タをいったん別のメモリ上に移動した後にパトロ−ル診断を実施している。
特開2000−163322号公報
しかしながら、この従来のメモリ診断方式では、次の問題点があった。
この問題点は、メモリ診断するためには、OSの機能により該当メモリ領域のデ−タをいったん別のメモリ上に移動した後にパトロ−ル診断を実施しなければならないが、OSカ−ネル領域などは別のメモリ領域に移動させることができないため、OSカ−ネルが割り当てられたメモリ領域に関してはパトロ−ル診断を実施することができないため、メモリ診断の網羅率が向上しないという点である。
そこで、本発明の目的は、パトロ−ル診断実施の前に、メモリの一部を予備メモリエリアとして確保し、メモリの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中にメモリをメモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスが予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該アクセスが予備メモリエリアブロックへの待避が完了していないメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替回路を有することにより、OSでメモリパトロ−ル診断するのではなく、ハ−ドウエア制御でメモリ診断を実施して、OSのカ−ネル部も含めてメモリ診断できるメモリ制御回路を提供することにある。
本発明の第1のメモリ診断処理回路は、メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理部と、前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスが前記予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該アクセスが前記予備メモリエリアブロックへの待避が完了していないメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替回路と、前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2のメモリ診断処理回路は、メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理部と、前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、前記メモリエリアブロック毎に前記予備メモリエリアへの待避が完了したか否かを識別するメモリエリアブロック待避完了フラグと、当該メモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了したことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該メモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了していないことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替回路と、前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該予備メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3のメモリ診断処理回路は第1または第2のメモリ診断処理回路において、前記予備メモリエリアへ待避した前記メモリエリアブロックでの実行結果をOSに返却するアクセスデ−タ返却処理部を含むことを特徴とする。
本発明の第4のメモリ診断処理回路は第1乃至第3のメモリ診断処理回路において、前記メモリパトロ−ル診断処理部は、前記予備メモリエリアの範囲及びメモリパトロ−ル診断の実施間隔を任意に設定するメモリパトロ−ル診断制御部を含むことを特徴とする。
本発明の第1のメモリ診断処理方法は、メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理ステップと、前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御ステップと、前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスが前記予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該アクセスが前記予備メモリエリアブロックへの待避が完了していないメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替ステップと、前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のメモリ診断処理方法は、メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理ステップと、前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御ステップと、前記メモリエリアブロック毎に前記予備メモリエリアへの待避が完了したか否かを識別するメモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了したことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該メモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了していないことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替ステップと、前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該予備メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理ステッップとを含むことを特徴とする。
本発明は、従来技術では実施できなかったOSカ−ネル領域を含んだメモリに対して、メモリパトロ−ル診断を実施し、メモリ診断の網羅率を向上させることができるメモリ診断処理回路およびメモリ診断処理方法を提供できるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の1実施例であるメモリ処理回路4を含むコンピュ−タ機器
が示されている。
コンピュ−タ機器は各種の動作を処理するプロセッサCPU1と、プログラムやパラメ−タを格納する読出し専用メモリROM2と、I/O制御部3と、主記憶装置であるメモリ5、メモリ処理回路4から構成されている。
本発明の1実施例であるメモリ処理部4はメモリパトロ−ル診断を実施する前に、メモリ5の一部を予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理部100と、運用で使用中のメモリのブロック毎に、予備メモリへ待避させる制御を実行するメモリ待避制御回路107と、各々のメモリエリアブロック毎に対応する予備メモリエリアブロックへの待避が完了したか否かを識別するメモリエリアブロック待避完了フラグ102と、メモリの一部を予備メモリエリアへ待避する際の待避元のメモリエリアブロックアドレスを格納する待避元メモリエリアブロックアドレスレジスタ103と、
予備メモリエリア内の待避先のブロックアドレスを格納する待避先メモリエリアブロックアドレスレジスタ104と、OSからのアクセス時、前記メモリエリアブロック待避完了フラグ102がセットされている場合には待避先の予備メモリ領域への待避先メモリエリアブロックアドレスレジスタ104の出力を、前記メモリエリアブロック待避完了フラグ102がセットされていない場合には待避元メモリエリアブロックアドレス103の出力を選択するメモリエリアブロックアドレス切替処理部(以下、例えば、メモリエリアブロックアドレス切替回路105とする)と、このメモリエリアブロックアドレス切替回路105の出力を保持するメモリエリアブロックアドレスレジスタ106と、前記予備メモリの範囲及びパトロ−ル診断の実施間隔を任意に設定する等メモリパトロ−ル診断の制御を行うメモリパトロ−ル診断制御回路101とから構成されている。
図2を参照すると、従来のソフトウェアによるメモリ診断の構成図が示されている。
図3を参照すると、本発明のメモリ診断方式の動作の1例が示されている。
図4を参照すると、本発明のメモリ処理部4の動作の1例が示されている。
図5は本発明の実施例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。
まず、従来のソフトウェア機能によるメモリ診断時の動作を図2を用いて説明する。
図2(A)にコンピュ−タ機器における一般的なメモリ使用状態の例を示す。
コンピュ−タ機器は、CPUならびにI/O制御部、メモリ処理部、メモリから構成される。システム運用時にはメモリの一部がシステムにより使用状態となる。
システムにより使用されているメモリ領域は、OSカ−ネルが割り当てられているOSカ−ネル領域とそれ以外の領域に2分される。
OSカ−ネルはメモリ管理機能を担い、カ−ネル自身を含めた各ソフトウェアが使用するメモリ領域の配置を管理する機能を保有している。
OSカ−ネルは、カ−ネル以外の各ソフトウェアのメモリ使用量に応じてメモり配置を実施するが、カ−ネル自身に関しては再配置機能を有していない。
このため、カ−ネル領域はシステム立ち上げ時に最初に割り当てられた領域から別のメモリ領域に移動することは出来ない。
一方、メモリパトロ−ル診断機能は、システム運用状態のままメモリへの書き込み/読み込みを行ってそのデ−タ内容を比較検証することにより、メモリの正常性を確認する機能である。
ただし、システムが使用している(有効なデ−タが存在する)領域はデ−タを維持する必要があり、パトロ−ル診断機能による書き込みが実施できないため、メモリパトロ−ル診断を行うことが出来ない。
その回避方法として、ソフトウェア機能によりメモリの再配置を実施して、メモリパトロ−ル診断を行い技術が知られている。
その実施例を図2(B)に示す。
ソフトウェアはシステムが使用中であるメモリ領域の一部(エリア1)を、使用していない領域に待避させる。
ただし、この時OSカ−ネルが使用している部分を待避させることは出来ない。
エリア1のうちOSカ−ネル領域以外の部分は、未使用状態になるので、この領域に対してメモリパトロ−ル診断を実施することが可能になる。
この作業をメモリ全領域に繰り返すことにより、大半のメモリ領域のパトロ−ル診断は可能となるが、OSカ−ネル領域のパトロ−ル診断は実施できない。
図3は本発明の実施例を示す構成図である。
図3(A)に示すように、システム立ち上げ時にメモリ領域の一部を予備メモリ領域として確保する。
従来のソフトウェアによるメモリパトロ−ル診断と異なり、本発明では図1のメモリ処理部4がHW機能としてメモリパトロ−ル診断を実施する。
メモリ処理部4はパトロ−ル診断開始前に診断対象領域(以下、例えば1例としてエリア1とする)を、予備メモリ領域(以下、例えば1例として、エリア5とする)に待避させる。
この待避を実施するために、メモリ処理部4内のメモリ待避制御回路107は、診断対象メモリエリアの待避開始メモリアドレスを待避元メモリアドレスレジスタ103にセットすると共に、待避先の予備メモリ領域の開始アドレスを待避先メモリエリアアドレスレジスタ104にセットする。
この後、メモリ待避制御回路107の制御で待避作業が進むと、診断対象メモリエリアの待避メモリアドレスが更新され、待避元メモリエリアアドレスレジスタ103にセットされると共に、待避先の予備メモリ領域のアドレスも更新され、待避先メモリエリアアドレスレジスタ104にセットされる。
また、メモリ処理部4は、待避処理中のエリア1の領域のうち、待避が完了した領域と待避完了前の領域をメモリエリア待避完了フラグ102により把握する。
図4の1例では、メモリエリア1の領域の中で待避が完了したメモリエリアブロック−10、メモリエリアブロック−11に対応するメモリエリア待避完了フラグ102がセットされ、メモリエリア1の領域の中で待避が未完了のメモリエリアブロック−12、メモリエリア−ブロック13、メモリエリアブロック−1nに対応するメモリエリアブロック待避完了フラグ102が未セットのままとなっている。
待避が完了したメモリエリアブロックに対してOSがアクセス(WRITE/READ)した場合には、待避先のエリア5の該当メモリエリアブロックに対し自動的に振り向け、待避が完了していないメモリエリアブロックに対してOSがアクセスした場合には、そのままエリア1の該当メモリエリアブロックに振り向けるように制御している。
図4に、このアクセス振り向けの動作の1例が示されている。
この例では待避対象領域のメモリエリアブロック−10〜メモリエリアブロック−11まで待避が完了していると仮定している。
待避が完了したエリアブロック(例えば、エリアブロック−11)に対してOSがアクセス(WRITE/READ)した場合には、待避先のエリアブロック(例えば、エリアブロック−51)の該当領域に対してアクセスされ、待避が完了していないエリアブロック(例えば、エリアブロック−13)に対してOSがアクセス(WRITE/READ)した場合には、待避元のエリアブロック−13の該当領域に対してアクセスされている。
この機能は図1のメモリ処理部4の中で、OSからのアクセス時、前記メモリエリアブロック待避完了フラグ102がセットされている場合には、待避先の予備メモリ領域への待避先メモリエリアブロックアドレス104の出力を、前記メモリエリアブロック待避完了フラグ102がセットされていない場合には、待避元メモリエリアブロックアドレス103の出力を選択するメモリアドレスブロック切替回路105で実現している。
この機能により、ソフトウェア機能では待避が不可能なOSカ−ネル領域もエリア1からエリア5に待避させることが可能になる。
メモリ処理部4は、エリア1の全領域を予備メモリ領域のエリア5に待避完了した後に、図3(B)に示すように、メモリパトロ−ル診断回路の制御により、エリア1に対するメモリパトロ−ル診断を実施する。
エリア1に対するメモリパトロ−ル診断完了したら、エリア5に待避させたデ−タを全てエリア1に戻す。
この作業をメモリの全領域に対して繰り返し実施することにより、OSカ−ネル領域を含むメモリの全領域に対するメモリパトロ−ル診断の実施が可能になる。
図5は本発明の動作フロ−を示すフローチャートである。
システム立ち上げ時に、メモリ処理部4はメモリの一部領域を予備領域として確保する(ステップS1)。
メモリ処理部4はシステム起動後にあらかじめ設定されたタイミングでメモリのパトロ−ル診断を開始するが(ステップS2)、その前にまず使用メモリの領域の一部を予備領域へ待避させる(ステップS3)。
予備領域への待避が完了(ステップS4)した後に、待避済みのメモリ領域に対してパトロ−ル診断を実施する(ステップS5)。
パトロ−ル診断が完了したら(ステップS6)、予備メモリ領域に待避した内容を元のメモリ領域に戻す(ステップS7)。
この作業を全メモリ領域に対して実施する。
全メモリ領域のパトロ−ル診断完了後は、あらかじめ設定されたタイミングでパトロ−ル診断を再開する(ステップS8)。
以上のように、本実施例によれば、パトロ−ル診断実施の前に、メモリの一部を予備メモリエリアとして確保し、メモリの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中にメモリをメモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスが予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該アクセスが予備メモリエリアブロックへの待避が完了していないメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替回路を有する構成とする。
このことにより、OSでメモリパトロ−ル診断するのではなく、ハ−ドウエア制御でメモリ診断を実施して、従来技術では実施できなかったOSカ−ネル領域に対して、システム運用(オンライン)中に実施するメモリのメモリパトロ−ル診断を可能として、メモリ診断の網羅率を向上させる効果がある。
本発明の構成図である。 従来のメモリ診断方式の1例を示す。 本発明のメモリ診断方式の動作の1例を示す。 本発明のメモリ処理部4の動作の1例を示す。 本発明の動作のフローチャートを示す。
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 I/O制御部
4 メモリ処理部
5 メモリ
100 予備メモリエリア確保処理部
101 メモリパトロ−ル診断制御回路
102 メモリエリアブロック待避完了フラグ
103 待避元メモリエリアブロックアドレスレジスタ
104 待避先メモリエリアブロックアドレスレジスタ
105 メモリエリアブロックアドレス切替回路
106 メモリエリアブロックアドレスレジスタ
107 メモリ待避制御回路

Claims (6)

  1. メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理部と、
    前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、
    前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスが前記予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該アクセスが前記予備メモリエリアブロックへの待避が完了していないメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替回路と、
    前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理部と
    を備えたことを特徴とするメモリ診断処理回路。
  2. メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理部と、
    前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御回路と、
    前記メモリエリアブロック毎に前記予備メモリエリアへの待避が完了したか否かを識別するメモリエリアブロック待避完了フラグと、
    当該メモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了したことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該メモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了していないことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替回路と、
    前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該予備メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理部と
    を備えたことを特徴とするメモリ診断処理回路。
  3. 前記予備メモリエリアへ待避した前記メモリエリアブロックでの実行結果をOSに返却するアクセスデ−タ返却処理部を含むことを特徴とする請求項1または2記載のメモリ診断処理回路。
  4. 前記メモリパトロ−ル診断処理部は、前記予備メモリエリアの範囲及びメモリパトロ−ル診断の実施間隔を任意に設定するメモリパトロ−ル診断制御部を含むことを特徴とする請求項1乃至3記載のメモリ診断処理回路。
  5. メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理ステップと、
    前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御ステップと、
    前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスが前記予備メモリエリアへ待避が完了したメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該アクセスが前記予備メモリエリアブロックへの待避が完了していないメモリエリアブロックに対するものである場合には、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替ステップと、
    前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理ステップと
    を含むことを特徴とするメモリ診断処理方法。
  6. メモリに含まれる複数のメモリエリアの内、少なくとも一つの前記メモリエリアを予備メモリエリアとして確保する予備メモリエリア確保処理ステップと、
    前記メモリエリアの一部であるメモリエリアブロックにオペレ−ティングシステムのカ−ネル部分が含まれているか否かに関わらず、システム運用中に前記メモリを前記メモリエリアブロック単位で順次前記予備メモリエリアへ待避するメモリ待避制御ステップと、
    前記メモリエリアブロック毎に前記予備メモリエリアへの待避が完了したか否かを識別するメモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了したことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了したメモリエリアブロックへのアクセスに切替え、当該メモリエリアブロック待避完了フラグが前記予備メモリエリアへ待避が完了していないことを示している前記メモリエリアブロックに対するオペレ−ティングシステムからのアクセスは、当該待避が完了していないメモリエリアブロックへアクセスさせるメモリアクセス切替ステップと、
    前記メモリエリア内のすべての前記メモリエリアブロックについて前記予備メモリエリアへの待避が完了した際に、当該予備メモリエリアに対してメモリパトロ−ル診断を実施するメモリパトロ−ル診断処理ステップと
    を含むことを特徴とするメモリ診断処理方法。
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