JP2007226037A - 寿命推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器に搭載される部品またはユニットの残寿命時間を簡単にかつ正確に取得できる寿命推定装置の提供。
【解決手段】この寿命推定装置1は、温度センサ、測定部3b、記憶部2、補正部3c、累積部3d及び算出部3eを含む。温度センサは部品またはユニットの周囲の温度Tを検知し、測定部3bは各部品またはユニットの通電時間Aを測定する。記憶部2は、複数の温度範囲と補正係数とを対応づけた補正テーブル2a、及び各部品またはユニットの寿命時間を記憶している。補正部3cは、温度センサが検知した温度Tが、補正テーブル2a内のどの温度範囲に該当するかを判断し、該当する温度範囲に対応する補正係数を用いて通電時間Aを補正する。累積部3dは補正後の通電時間Bを累積し、算出部3eは、累積部3dが累積した累積時間Cを、各部品またはユニットの寿命時間から減算して残りの寿命時間Dを求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器を構成する個々の電気部品または電気ユニット毎の残りの寿命時間を推定可能な寿命推定装置に関する。
近年、電気機器を構成している部品の再利用が環境保護問題の一環として行われつつある。例えば、レーザープリンタや複写機等の画像形成装置には、感光体ドラムや、感光体ドラム表面にトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置等が含まれる。このような画像形成装置内の各部品及びユニットには個々の寿命がある。そのため、これらの部品及びユニットの再利用を試みる場合は、まず各部品及びユニットの残りの寿命時間を把握した上で、その部品及びユニットが再利用可能か否かを判断する必要がある。
そこで、特許文献1は、装置に搭載されたリサイクル用の部品やユニットを効率よく回収処理する装置の部品リサイクルシステムを開示している。特許文献1に係る装置の部品リサイクルシステムは、例えば印刷枚数等の計数情報と、再利用する部品やユニット毎の再利用部品リストと、各部品やユニット毎の再利用の処理が可能か否かを判定するための制限計数情報とを記録手段に登録する。そして装置の部品リサイクルシステムは、登録された計数情報と制限計数情報とを比較し、部品やユニット毎の再処理の情報を正確に取得すると、この情報を表示または印刷して作業者に知らせる。
また、特許文献2は、部品及びユニット等の交換時期を容易に取得しリサイクルが容易にできるようにする、部品またはこの部品を用いたユニットの寿命推定装置を開示している。特許文献2の寿命推定装置は、記憶手段、累計手段、残寿命推定手段及び表示手段を備えている。記憶手段は、部品の全寿命時間とこの部品の使用開始時の残寿命率を記憶し、累計手段は部品の使用時間の累計を求める。残寿命推定手段は、記憶手段の記憶値と累計手段の累計値とに基づいて部品またはユニットの残寿命率を推定し、表示手段はこれを表示する。また、特許文献2の寿命推定装置は、部品またはユニットの周囲温度に基づいて残寿命率を求める。
特開2002−123847号公報 特開平7−130378号公報
装置の各部品やセンサやランプ等のユニットの寿命は、その各部品やユニットの周囲温度や湿度を含む環境条件及び通電時間に依存する。しかし、特許文献1に係る装置の部品リサイクルシステムのように、印刷枚数のみで部品やユニットの寿命を予測すると、実際の寿命とのずれが生じてしまう。従って、リサイクル可能か否かを正確に判断することができない。
また、特許文献2に係る寿命推定装置では、部品またはユニットの周囲温度に基づいて残寿命率を求める際、それまでに測定した周囲温度の平均を計算し、この周囲温度の平均値から残寿命率を算出している。このように平均値から残寿命率を算出すると、部品またはユニットの周囲温度が急激に変化した場合、この変化を残寿命率に反映させることができない。従って、部品及びユニットの実際の寿命とのずれが生じてしまう。
そこで、本発明は、電気機器に搭載される部品またはユニットの残りの寿命時間を簡単にかつ正確に取得できる寿命推定装置を提供する。
前記課題を解決するために、発明1は、電気機器を構成する個々の電気部品または電気ユニット毎の残りの寿命時間を推定可能であって、以下の手段を含む寿命推定装置を提供する。
◎前記電気部品または電気ユニットの周囲の環境条件を検知する検知手段
◎前記電気部品または電気ユニットそれぞれへ電源が連続して投入される通電時間を測定する測定手段
◎複数の環境条件の範囲と前記通電時間を補正するための補正係数とを対応づけた補正テーブル、及び前記電気部品または電気ユニットそれぞれの寿命時間を記憶している記憶手段
◎前記検知手段が検知した環境条件が、前記補正テーブル内の複数の環境条件の範囲のうちいずれに該当するかを判断し、該当する環境条件の範囲に対応する補正係数を用いて前記測定手段が測定した前記通電時間を補正する補正手段
◎前記補正手段により補正された通電時間を累積する累積手段
◎前記累積手段により累積された累積時間を、前記記憶手段が記憶している前記電気部品または電気ユニットそれぞれの寿命時間から減算して残りの寿命時間を求める算出手段。
例えば、検知手段が検知する環境条件を“周囲温度”とする。電気機器を構成する個々の電気部品または電気ユニットの周囲温度は、その電気部品または電気ユニットの寿命に影響を及ぼす。寿命推定装置は、その時々の周囲温度を測定し補正テーブルを用いて各電気部品または電気ユニットの通電時間を補正する。そして寿命推定装置は、これを寿命時間から減算することで残寿命を計算する。これにより、寿命推定装置は、その時々の周囲温度に応じた寿命時間の減り具合を、残寿命時間に直接的に反映させることができる。従って、各電気部品または電気ユニットが再利用可能か否かを簡単にかつ正確に判断することができる。
発明2は、前記発明1において、前記電気機器は、画像データに基づいて画像形成処理が可能な画像形成装置であって、前記画像形成装置に電源が投入されたか否かを監視する監視手段を更に含み、前記画像形成装置に電源が投入された場合に、前記検知手段は前記電気部品または電気ユニットの環境条件を検知する寿命推定装置を提供する。
これにより、画像形成装置の電源がオンとなり画像形成装置が使用開始される時に検知した電気部品または電気ユニットの環境条件が、前回検知した環境条件と異なる場合であっても、その環境条件の変化に応じて通電時間をより詳細に補正することができる。従って、寿命推定装置はより電気部品または電気ユニットの環境条件の変化に対応した残寿命を得ることができる。
発明3は、前記発明1において、前記検知手段が、所定の時間間隔毎に前記電気部品または電気ユニットの環境条件を検知する寿命推定装置を提供する。
これにより、所定の時間間隔毎に検知した電気部品または電気ユニットの環境条件が、前回検知した環境条件と異なる場合であっても、その環境条件の変化に応じて通電時間をより詳細に補正することができる。従って、寿命推定装置はより電気部品または電気ユニットの環境条件の変化に対応した残寿命を得ることができる。
発明4は、前記発明1〜3のいずれかにおいて、前記電気機器は、前記寿命推定装置の前記算出手段が算出した前記残りの寿命時間を、前記電気部品または電気ユニット毎に表示する表示手段を含む寿命推定装置を提供する。
これにより、この電気機器を利用するユーザは、各電気部品または電気ユニットにおける残りの寿命時間を把握できる。そのため、ユーザはその電気部品または電気ユニットを再利用するか否かを判断することができる。
本発明の寿命推定装置によると、電気機器を構成する部品またはユニットのその時々の温度や湿度等の環境条件に応じた寿命時間の減り具合を、残寿命時間に直接的に反映させる。これにより、各部品またはユニットの残りの寿命時間を簡単にかつ正確に推定できる。従って、その部品またはユニットが再利用可能か否かを簡単にかつ正確に判断することができる。
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る寿命推定装置1が採用された画像形成装置101の構成を模式的に示すブロック図である。以下より、画像形成装置101の構成について説明する。
(1)画像形成装置の構成
図2〜図3は、それぞれ画像形成装置101の外観図及び縦断面図である。この画像形成装置101は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置及びスキャナ装置としての機能を併せ持つ複合機の機種であって、取得した画像データに基づいて画像形成処理を実行する。画像形成装置101は、原稿カバー103と、本体部104と、操作パネル105と、手差しトレイ106と、給紙カセット107と、排紙トレイ108とを備えている。
原稿カバー103と対向する本体部104の部分には、原稿載置台102が設置されている。原稿カバー103は、原稿載置台102に載置された原稿を押さえるものであって、原稿載置台102に対して開閉自在に本体部104に装着されている。
本体部104は、図3に示すように、搬送路111、画像形成部112、転写部115、定着部116、排出部117及び制御部3を含む。
搬送路111は、記録紙及び原稿が搬送される通路であり、適且箇所にローラ及びその駆動部が配置されている。
画像形成部112は、搬送路111上を搬送される記録紙に対し画像形成を行うためのものであり、表面にトナー画像が形成される感光体ドラム113、その周囲に配置された帯電器、露光器(いづれも図示せず)及び現像器114を有している。
転写部115は、搬送路111を挟んで感光体ドラム113と対向する位置であって、感光体ドラム113の表面に形成されたトナー画像を給紙カセット107または手差しトレイ106から送られてきた記録紙に転写する。
定着部116は、2つの加熱ローラが搬送路111を挟む形で配置されている。定着部116は、記録紙に転写されたトナー画像を所定の定着温度で溶融定着させる。
排出部117は、トナー画像が定着された記録紙及び原稿を外部に排出するためのものであって、外部の排紙トレイ108と接続されている。
制御部3は、CPUを含むコンピュータで構成されており、画像形成部112等の入出力部の動作の制御や画像処理、寿命推定装置1の制御(後述)等を行う。尚、CPUに実行されるための種々のプログラムは、記憶部2(後述)に記憶されている。
操作パネル105は、本体部104において原稿載置台102の手前側部分に設けられ、操作キー151及びタッチパネル152(表示手段に相当)を有している。操作キー151は、印刷等の画像形成処理の開始を指示するためのスタートキーや、各種設定のための設定キー及びテンキー等を有している。タッチパネル152は、液晶ディスプレイで構成されている。ユーザは、タッチパネル152に触れることで各種条件の設定等を行うことができる。また、タッチパネル152は、寿命推定装置1により推定された各部品または各ユニットの残寿命時間を表示する。図4は、タッチパネル152が、画像形成装置101を構成する個々の電気部品または電気ユニットの残寿命時間を、各部品またはユニット毎に表示した例を示す。ここで、電気部品とは、例えばスキャナ部に用いられるCCDセンサやランプ等の各部品を言い、電気ユニットとは操作パネル105や感光体ドラム113、現像器114等のユニットを言う。以下より、簡単のため、電気部品または電気ユニットを単に“部品またはユニット”と言う。図4では、その個々の部品またはユニットの全寿命時間に対する残寿命時間を、棒グラフで表している。
尚、各部品またはユニットの残寿命時間の表示画面は、主にこの画像形成装置101を管理している管理者が見ることができる。管理者が有しているパスワードが入力されることにより表示される、いわゆる“管理者モード”の画面中に、各部品またはユニットの残寿命時間の表示画面が選択可能となっている。
手差しトレイ106は、搬送路111の上流側に、本体部104の側部に側方に突出して開閉自在に設けられた板状部材であり、記録紙及び原稿を載置可能である。
給紙カセット107は、記録紙を収納可能であって、本体部104の下方に2段で設けられている。
排紙トレイ108は、手差しトレイ106と対向する画像形成装置101の側面に側方に突出して設けられた板状部材であって、排出部117により排出された記録紙及び原稿が積載される。
(2)寿命推定装置の構成
次に、本実施形態に係る寿命推定装置1の構成について説明する。尚、本実施形態では、寿命推定装置が各部品またはユニットの周囲の環境条件の1つである“周囲温度”に基づいて、各部品またはユニットの残寿命時間を推定する場合を例にとる。尚、各部品またはユニットの周囲の環境条件には、その部品またはユニットの周囲の温度や湿度が含まれる。
寿命推定装置1は、温度センサ5a,14a〜16aと、記憶部2と、制御部3とを含む。
温度センサ5a,14a〜16aは、図3に示すように、画像形成装置101の操作パネル105、感光体ドラム113、現像器114、転写部115及び定着部116それぞれの近くに配置されており、各部品またはユニットの周囲温度Tを測定する。本実施形態では、温度センサ5a,14a〜16aは、画像形成装置101の電源がオンとなったことを制御部3の監視部3a(後述)から取得すると、温度Tを測定する。
記憶部2は、画像形成部112等の入出力部の動作の制御や画像処理等を制御部3が実行するためのプログラムと共に、画像形成装置101を構成する個々の部品またはユニットのうち、再利用対象である部品またはユニットの全寿命時間と、補正テーブル2aとを記憶している。図5は、記憶部2が記憶している補正テーブル2aの概念図である。図5の補正テーブル2aは、複数の温度範囲と、再利用対象である各部品またはユニットに電源が連続して投入される通電時間を補正するための補正係数とを、1レコードとして記憶している。例えば、温度範囲“25≦T<30”と、補正係数“1.2”とが対応づけて記憶されている。
制御部3は、画像形成装置101を構成する各部品またはユニットのうち、操作パネル105等の再利用対象である部品またはユニットと、温度センサ5a,14a〜16aと、記憶部2とに接続されている。制御部3は、温度センサ5a,14a〜16aが検知した温度と補正テーブル2aとに基づいて各部品またはユニットの通電時間を補正し、補正後の通電時間と記憶部2が記憶している各部品またはユニットの全寿命時間とに基づいて各部品またはユニットの残寿命時間を推定する。上記制御を行うため、制御部3は、監視部3a、測定部3b、補正部3c、累積部3d及び算出部3eとして機能する。以下より、制御部3の各機能について説明する。
(2−1)監視部
監視部3aは、画像形成装置101の電源が投入されたか否かを監視する。画像形成装置101の電源が投入、即ちオンとなった場合、監視部3aはこれを検知して温度センサ5a,14a〜16a及び測定部3bに出力する。また、画像形成装置101の電源がオフとなった場合、監視部3bはこれを検知して測定部3bに出力する。
(2−2)測定部
測定部3bは、画像形成装置101の電源がオンになったことを監視部3aから取得すると、接続された画像形成装置101の各部品またはユニットの通電時間Aの測定を開始し、画像形成装置101の電源がオフとなったことを監視部3aから取得するまで通電時間Aを測定し続ける。
尚、測定部3bは、省エネモード等で各部品またはユニットの電源がオフしている期間、その部品またはユニットの電源がオンとなるまで通電時間Aの測定を一時停止する。
(2−3)補正部
補正部3cは、温度センサ5a,14a〜16aが検知した温度が、補正テーブル2a内の複数の温度範囲のうちいずれに該当するかを判断し、該当する温度範囲に対応する補正係数を用いて測定部3bが測定した通電時間Aを補正する。
例えば、温度センサ5aが操作パネル105付近の温度T“32℃”を検知し、測定部3bから取得した通電時間Aが“9時間”である場合を考える。補正部3cは、温度T“32℃”が補正テーブル2a内の周囲温度Tの範囲“30≦T”に該当すると判断し、この温度範囲に対応する補正係数“1.4”を補正テーブル2aから抽出する。補正部3cは、測定部3bから取得した通電時間A“9時間”に補正係数“1.4”を乗算する。
(2−4)累積部
累積部3dは、補正部3cにより補正された通電時間Bを累積し、これを“累積時間C”として記憶部2に記憶する。また、累積部3dは、累積時間Cに更に補正後の通電時間Bを加算して累積時間Cを更新した場合は、これを記憶部2に上書きする。
(2−5)算出部
算出部3eは、累積部3dにより累積された累積時間Cを、記憶部2が記憶している部品またはユニットそれぞれの全寿命時間から減算し、残寿命時間Dを求める。
例えば、部品“現像器”に対する累積時間Cが“450時間”であり、部品“現像器”の全寿命時間が“1000時間”である場合を考える。算出部3eは、全寿命時間“1000時間”から累積時間C“450時間”を引くことで、部品“現像器”の残寿命時間D“550時間”を算出する。
(3)寿命推定装置の動作
次に、本実施形態の寿命推定装置1が、画像形成装置101を構成している各部品またはユニットの残りの寿命時間Dを算出する動作について、図6を用いて説明する。
ステップS1〜3:画像形成装置101の電源がオンしたことを監視部3aが検知すると、測定部3bは各部品またはユニット毎の通電時間Aの測定を開始し、各温度センサ5a,14a〜16aは各部品またはユニットの周囲温度Tを検知する。
ステップS4:画像形成装置101の電源がオフしたことを監視部3aが検知すると、測定部3bは通電時間Aの測定を停止する。
ステップS5〜6:補正部3cは、温度センサ5a,14a〜16aにより検知された温度Tが“0≦T<25”の範囲に該当すると判断した場合、通電時間Aに補正係数“1.0”を乗算する。
ステップS7〜8:補正部3cは、温度センサ5a,14a〜16aにより検知された温度Tが“25≦T<30”の範囲に該当すると判断した場合、通電時間Aに補正係数“1.2”を乗算する。
ステップS9〜10:補正部3cは、温度センサ5a,14a〜16aにより検知された温度Tが“30≦T”の範囲に該当すると判断した場合、通電時間Aに補正係数“1.4”を乗算する。
ステップS11:累積部3dは、ステップS6,8,10において補正された補正後の通電時間Bを累積し(累積時間Cという)、記憶部2に記憶する。
ステップS12:測定部3bは、通電時間Aをリセットする。
ステップS13〜15:画像形成装置101の電源がオンしている間に、タッチパネル152にはパスワードの入力により管理者モード画面が表示され、更にこの画面中から各部品またはユニットの残寿命時間の表示が選択された場合、算出部3dは、記憶部2から累積時間Cを取り出し、各部品またはユニットの全寿命時間から累積時間Cを減算して各部品またはユニットの残寿命時間Dを求める。そして、算出部3dは、画像形成装置101のタッチパネル152に算出した残寿命時間Dの出力指示を送信する。タッチパネル152はこれを受信すると、各部品またはユニット毎に残寿命時間Dを表示する。
(4)効果
本実施形態の寿命推定装置1は、画像形成装置101の電源がオンとなったタイミングで、画像形成装置101を構成する各部品またはユニットのその時々の周囲温度Tを検知する。そして、寿命推定装置1は、画像形成装置101の電源がオフになると、補正テーブル2aを用いて各部品またはユニットの通電時間Aを補正して累積し、全寿命時間から減算することで残寿命時間を計算する。これにより、寿命推定装置1は、その時々の周囲温度Tに応じて通電時間Aをより詳細に補正することができるため、寿命時間の減り具合を残寿命時間Dの算出に直接的に反映させることができる。従って、寿命推定装置1は、残寿命時間Dを簡単にかつ正確に推定することができる。
更に、この残寿命時間Dを画像形成装置101のタッチパネル152に表示させることにより、この画像形成装置101を利用するユーザは、各部品またはユニットの残寿命時間Dを容易に把握することができる。
<その他の実施形態>
(a)上記実施形態における寿命推定装置1の動作では、温度センサは、画像形成装置の電源がオンとなる毎に温度を検知しているが、これに限定されない。例えば、温度センサは、所定時間経過毎に温度を検知してもよい。図7は、温度センサが所定時間毎に温度を検知する動作のフローチャートである。以下に、図7の動作フローチャートについて簡単に説明する。
画像形成装置の電源がオンになり温度センサが各部品及びユニットの周囲温度を測定した後、所定の時間が経過すると(S104)、測定部は通電時間Aの測定を停止し、補正部及び累積部は各通電時間Aを補正し累積時間Cを算出する(S105〜S111)。この時、タッチパネルから管理者モードが選択して表示され、更に各部品またはユニットの残寿命時間の表示が選択された場合、算出部は残寿命時間を算出してタッチパネルに表示させる(S112〜114)。そして、測定部は通電時間Aを一旦リセットさせると(S115)再度測定を開始し、温度センサは再び温度を検知する。
(b)上記実施形態では、寿命推定装置が各部品またはユニットの“周囲温度”を検知して各部品またはユニットの残寿命時間を推定する場合について記しているが、これに限定されない。寿命推定装置は、温度以外の環境条件として“湿度”を検知して残寿命時間を推定してもよい。この場合、上記実施形態の温度センサは、“湿度センサ”に変更する。
(c)上記実施形態では、電気機器が画像形成装置である場合について説明したが、電気機器は画像形成装置以外の装置であってもよい。
(d)上記実施形態では、寿命推定装置が画像形成装置に搭載された場合について記しているが、これに限定されない。制御部及び記憶部は、画像形成装置に接続されたパソコン等に搭載されていてもよい。
本発明の寿命推定装置は、例えば複写機、プリンタ及びファクシミリ装置の各機種や、これらの機能を併せ持つ複合機等の電気機器内に搭載されている各電気部品または電気ユニットの残寿命を推定可能な装置として適用できる。
本実施形態の形成装置の構成を模式的に示すブロック図。 画像形成装置の外観図。 図2の画像形成装置の内部構成を示す縦断面図。 タッチパネルにおける残寿命時間の表示例 記憶部が記憶している補正テーブルの概念図。 部品/ユニットの寿命時間を算出するための動作フローチャート。 その他の実施形態に係る寿命時間を算出するための動作フローチャート。
符号の説明
1 寿命推定装置
2 記憶部
3 制御部
5a,14a〜16a 温度センサ
101 画像形成装置
102 原稿載置台
103 原稿カバー
104 本体部
105 操作パネル
106 手差しトレイ
107 給紙カセット
112 画像形成部
113 感光体ドラム
114 現像器
115 転写部
116 定着部

Claims (4)

  1. 電気機器を構成する個々の電気部品または電気ユニット毎の残りの寿命時間を推定可能な寿命推定装置であって、
    前記電気部品または電気ユニットの周囲の環境条件を検知する検知手段と、
    前記電気部品または電気ユニットそれぞれへ電源が連続して投入される通電時間を測定する測定手段と、
    複数の環境条件の範囲と前記通電時間を補正するための補正係数とを対応づけた補正テーブル、及び前記電気部品または電気ユニットそれぞれの寿命時間を記憶している記憶手段と、
    前記検知手段が検知した環境条件が、前記補正テーブル内の複数の環境条件の範囲のうちいずれに該当するかを判断し、該当する環境条件の範囲に対応する補正係数を用いて前記測定手段が測定した前記通電時間を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された通電時間を累積する累積手段と、
    前記累積手段により累積された累積時間を、前記記憶手段が記憶している前記電気部品または電気ユニットそれぞれの寿命時間から減算して残りの寿命時間を求める算出手段と、
    を含む、寿命推定装置。
  2. 前記電気機器は、画像データに基づいて画像形成処理が可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に電源が投入されたか否かを監視する監視手段を更に含み、
    前記画像形成装置に電源が投入された場合に、前記検知手段は前記電気部品または電気ユニットの環境条件を検知する、請求項1に記載の寿命推定装置。
  3. 前記検知手段は、所定の時間間隔毎に前記電気部品または電気ユニットの環境条件を検知する、請求項1に記載の寿命推定装置。
  4. 前記電気機器は、前記寿命推定装置の前記算出手段が算出した前記残りの寿命時間を、前記電気部品または電気ユニット毎に表示する表示手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の寿命推定装置。
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