JP2007225510A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 回転体の静的バランスを検査するバランス検査方法であって、
   中心軸が鉛直方向を向く水平姿勢にした上記回転体を、上記中心軸位置で下側から球面軸受を介して揺動可能に支持し、さらに上記球面軸受の軸受面間に潤滑剤を圧入し浮上状態にして上記回転体の静的バランスを求め、その静的バランスに基づき当該回転体のアンバランス量を検出することを特徴とするバランス検査方法。
2. 平面視における上記球面軸受の揺動中心位置と回転体の中心軸との偏差に基づき上記検出するアンバランス量を補正することを特徴とする請求項１に記載したバランス検査方法。
3. 前記回転体は、放射状に配置された翼体を備え且つ中心軸周りに回転する回転体であることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載したバランス検査方法。
4. 回転体の静的バランスを検査するバランス検査装置であって、
   中心軸を鉛直方向に向けた水平姿勢にして上記回転体を載置する支持架台と、
   支持架台に載置された上記回転体の中心軸位置で揺動可能に当該支持架台を下側から球面軸受で支持する軸支部と、
   上記球面軸受の軸受面間に潤滑剤を圧入して上記支持架台を浮上支持状態とする浮上手段と、
   上記回転体を載せた支持架台の傾き状態若しくは荷重バランスに基づき上記回転体のアンバランス量を検出するアンバランス量検出手段と、を備えることを特徴とするバランス検査装置。
5. 支持架台に載置された回転体の中心軸と、球面軸受の揺動中心位置との平面視における偏心量を測定する測定手段を設け、
   上記アンバランス量検出手段は、該測定手段が測定した偏心量に基づきアンバランス量を補正することを特徴とする請求項４に記載したバランス検査装置。
6. 上記支持架台の載置面が水平若しくは略水平になるように、支持架台に下から当接して当該支持架台を支持する複数のサポート部と、球面軸受の外周側に位置して上記回転体を載置した支持架台の複数位置での荷重を検出する複数の荷重検出手段と、を備え、
   上記アンバランス量検出手段は、上記複数の荷重検出手段の検出値に基づきアンバランス量を検出することを特徴とする請求項４又は請求項５に記載したバランス検査装置。
7. 上記荷重検出手段は、上記サポート部に設けられていることを特徴とする請求項６に記載したバランス検査装置。
8. 上記球面軸受の軸受面間に形成する潤滑剤の膜厚を所定範囲に制御することを特徴とする請求項４〜請求項７のいずれか１項に記載したバランス検査装置。
9. 支持架台を昇降させる昇降手段を備えることを特徴とする請求項４〜請求項８のいずれか１項に記載したバランス検査装置。
10. 前記回転体は、放射状に配置された翼体を備え且つ中心軸周りに回転する回転体であることを特徴とする請求項４〜請求項９のいずれか１項に記載したバランス検査装置。