JP2007225249A - 自動販売機のドレン水蒸発装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蒸発皿を引き出す際、自動販売機の外扉を開けてから蒸発皿を引き出すことになるため蒸発皿の引出し動作をスムーズに行うことができないという課題がある。
【解決手段】ユニットベース4に前方に庫外熱交換器2を備え下方に蒸発皿5を配置するためにユニットベース4の載置部を庫外熱交換器2の取付け面よりも下げた位置に配置することで、自動販売機の外扉を開放することなく蒸発皿5を引き出すことができ、作業性を向上させることができる自動販売機ドレン水蒸発装置を提供できるものである。
【選択図】図1
【解決手段】ユニットベース4に前方に庫外熱交換器2を備え下方に蒸発皿5を配置するためにユニットベース4の載置部を庫外熱交換器2の取付け面よりも下げた位置に配置することで、自動販売機の外扉を開放することなく蒸発皿5を引き出すことができ、作業性を向上させることができる自動販売機ドレン水蒸発装置を提供できるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は缶・びん入り飲料商品などを販売するヒートポンプ冷凍サイクル式自動販売機のドレン水蒸発装置に関するものである。
従来この種の自動販売機のドレン水蒸発装置で、庫外熱交換器の風洞内に蒸発皿を組み込み、風洞に付設したファンによりドレン水を蒸発させる特許文献1のものがある。
図4は特許文献1に記載された従来のドレン水蒸発装置の構成斜視図である。図4に示すように、ドレン水蒸発装置は圧縮機1、風冷式の庫外熱交換器2、庫外熱交換器用のファン3をユニットベースの4上に据え付けた構造となる。
以上のように構成された自動販売機のドレン水蒸発装置について、以下その動作を説明する。
まず、冷凍機の運転中に蒸発皿5に導かれたドレン水は風洞6に組み合せたファン3の吸い込み風が蒸発皿5の上面側に直接流れるとともに、蒸発皿5が庫外熱交換器2からの放熱を受けて加温され、その相乗効果でドレン水の蒸発が効果的に促進される。また、風洞に対して蒸発皿を前方あるいは側方より引出し可能に組み込むことにより蒸発皿5の清掃も簡単に行える。
特開平11−306430号公報
しかしながら、上記従来の構成では、蒸発皿は凝縮器の下面側に挿入して風胴から前方、もしくは側方へ引出し可能に組み込まれているのでスペース効率がよいが、側方から引き出す場合、蒸発器のエンドプレートを蒸発皿の側部まで延ばすことができず、凝縮器の庫外ファンによる熱交換効率を低減させるという課題があった。
また蒸発皿を前方から引出し可能にしているが、従来例の構成の場合、平板状のユニットベースに載置した蒸発皿を引き出すので、引き出す動作として自動販売機の外扉を開けてから蒸発皿を引き出すことになる。このため蒸発皿の引出し動作をスムーズに行うことができないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、蒸発皿の引出し動作を外扉を開けずに簡単に行うことができ、また庫外熱交換器の熱交換効率を向上した自動販売機のドレン水蒸発装置を提供することを目的とする。
また、庫外熱交換器に結露したドレン水を漏水することなく蒸発皿に回収することができるように庫外熱交換器のエンドプレートを改良したドレン水蒸発装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機のドレン水蒸発装置は、ユニットベースに前方に庫外熱交換器を備え下方に蒸発皿を配置するためにユニットベースの蒸発皿の載置部を庫外熱交換器の取付け面よりも下げた位置に配置したものである。
これによって、自動販売機の外扉を開放することなく蒸発皿を引き出すことができ、作業性を向上させることができる。
また庫外熱交換器のエンドプレートを下方まで延ばして蒸発皿の側面を囲むように配置しているので、庫外ファンと庫外熱交換器の間の送付効果を高め、庫外熱交換器の熱交換効率を向上させることができるとともに、蒸発皿の蒸発性能を向上できる。
また、庫外熱交換器を形成するエンドプレートやリターンベンドに発露する水もエンドプレート下部を蒸発皿形状に対応して構成し、またリターンベンドの水を受けるように受け皿をエンドプレートに構成したので、漏水なく蒸発皿に回収することができる。
本発明の自動販売機のドレン水蒸発装置は庫外熱交換器の下方に設けた蒸発皿を外扉を開けることなく前方より引出し可能となるため、蒸発皿の清掃が可能となり、作業性が向上する。
また、蒸発皿を庫外熱交換器のエンドプレートで両側を囲むことで蒸発能力を増加させることが出来る。
また、リターンベンド下方にリターンベンドからのドレン水を回収する構成を設けることで、結露したドレン水を漏水することなく蒸発皿に回収することができる。
請求項1に記載の発明は、商品収納室内に庫内熱交換器、商品収納室外に圧縮機、冷媒流路切替機構、庫外熱交換器、膨張機構、庫外ファンを有し、前記冷媒流路切替機構で冷媒流路を切り替えることで、庫内収納商品を冷却、加熱するヒートポンプの冷凍サイクルで、前記庫外熱交換器に生じたドレン水を蒸発処理する蒸発皿を備えた自動販売機のドレン水蒸発装置において、前記商品収納室外のユニットベースには前方から前記庫外熱交換器、前記庫外ファン、前記圧縮機の順に配置され、前記蒸発皿は前記庫外熱交換器の下部で前記ユニットベースに載置され、前記蒸発皿が前方に引出し可能になるように前記ユニットベースの前記蒸発皿の載置部を前記庫外熱交換器の取付け面よりも下げた位置にすることで、蒸発皿の清掃時にユニット全体を取り出すことなく、また外扉を開けることなく蒸発皿の清掃が可能となり、作業性を向上させる。
請求項2に記載の発明は、商品収納室内に庫内熱交換器、商品収納室外に圧縮機、冷媒流路切替機構、庫外熱交換器、膨張機構、庫外ファンを有し、前記冷媒流路切替機構で冷媒流路を切り替えることで、庫内収納商品を冷却、加熱するヒートポンプの冷凍サイクルで、前記庫外熱交換器に生じたドレン水を蒸発処理する蒸発皿を備えた自動販売機のドレン水蒸発装置において、前記商品収納室外のユニットベースには前方から前記庫外熱交換器、前記庫外ファン、前記圧縮機の順に配置され、前記蒸発皿は前記庫外熱交換器の下部でエンドプレートに両側を囲まれて配置することでファンの吸い込み風を風路外に漏らすことなく、蒸発皿に当てることで、蒸発能力を増加させ、且つ構成を簡易に形成できるので製造時の作業性を向上できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、エンドプレートに孔を形成し、前記孔にエンドプレートよりも外側に飛び出した庫外熱交換器のリターンベンドのドレン水を受けるように樋部材を挿入し、前記樋部材の下端部を蒸発皿に連通するように配置することでリターンベンドへのドレン水を受けることが出来るためドレン水の庫外への漏水を防ぎ、品質を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、蒸発皿の幅寸法は庫外熱交換器の左右のリターンベンド間幅以上に形成され、エンドプレートは前記蒸発皿上部で段部を形成して覆うように備えられ、前記段部に開口部を形成することで構造を簡易に形成できるので製造時の作業性を向上できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレン水蒸発装置の構成斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレン水蒸発装置の構成斜視図である。
図1において、ユニットベース4には前方から庫外熱交換器2、ファン3、圧縮機1の順に配置され、蒸発皿5は庫外熱交換器2の下部でユニットベース4に載置され、蒸発皿5が前方に引出し可能になるようにユニットベース4の載置部を庫外熱交換器2の取付け面よりも下げた位置に設置している。また、蒸発皿5が前方に引出し可能になるため、庫外熱交換器4のエンドプレート7は隙間なくユニットベース4上に配置できる。
以上のように構成された自動販売機のドレン水蒸発装置について、以下その動作、作用を説明する。
ヒートポンプの冷凍サイクルでは、加温運転中、庫外熱交換器2は外気よりも低温となり、外気の温度及び湿度が高い場合は外気の露点温度は高くなり、庫外熱交換器2に外気が触れると、庫外熱交換器2の表面に水分が結露する。結露した水分は滴下し、蒸発皿5に滞留する。その際、エンドプレート7は隙間なくユニットベース上に配置されているため、ファン3の風路に隙間はなくなり、ファン3の吸い込み風が蒸発皿5の上面側に直接流れるとともに、蒸発皿5が庫外熱交換器2からの放熱を受けて加温され、その相乗効果でドレン水の蒸発が効果的に促進される。
また、蒸発皿5は前方より抜き取りが可能なため、蒸発皿5の清掃をする際、ユニットベース4を抜き取る必要がなく、また、庫外熱交換器2の取付け面よりも下げた位置に蒸発皿5は設置されているため、外扉も開放せずに外扉の下部隙間より、蒸発皿5を抜き取ることができるため清掃の際、蒸発皿5の抜き取り時間が短縮され、作業性は向上される。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における自動販売機のドレン水蒸発装置内の庫外熱交換器(桶部材付)の斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態2における自動販売機のドレン水蒸発装置内の庫外熱交換器(桶部材付)の斜視図である。
図3は、本発明の実施の形態2における自動販売機のドレン水蒸発装置内の庫外熱交換器(段部付)の斜視図である。
図2において、庫外熱交換器2のエンドプレート7上には孔8が開いており、リターンベンド9の高さよりも突出するべく桶部材10が取り付けられている。桶部材10の下端部は蒸発皿5に連通し、エンドプレート7の外側より内側に傾斜がつくように、孔8を通して配置される。
図3において蒸発皿5は庫外熱交換器2の左右のリターンベンド9間の間隔以上の大きさになるよう構成されており、また庫外熱交換器2のエンドプレート7は蒸発皿5上部で段部11を形成して蒸発皿5を覆うようにして備えられ、段部11にはリターンベンド9の幅以上の大きさである開口部12を形成する。
以上のように構成された自動販売機のドレン水蒸発装置について、以下その動作、作用を説明する。
加温運転中、冷媒の流路であるリターンベンド9は低温となり、リターンベンド9に外気が触れると、リターンベンド9上に水分が結露する。ドレン水は滴下する際、桶部材10によって蒸発皿5へと導かれるため、自動販売機の庫外にドレン水が漏水することなく。効率よくドレン水を蒸発皿5に回収することができる。また、桶部材10を配置するかわりに蒸発皿5を庫外熱交換器2の左右のリターンベンド9間の間隔以上の大きさになるよう構成し、庫外熱交換器2のエンドプレート7を蒸発皿5上部で段部11と開口部12を形成する場合でも、リターンベンド9上より滴下されるドレン水は開口部12を介して蒸発皿5に導かれるため、同様の効果を得ることができ、さらに構造を簡易に形成できるので製造時の作業性を向上できる。
以上のように本発明にかかるドレン水蒸発装置を備えた自動販売機は、庫外熱交換器からのドレン水を効率よく蒸発することができ、且つ、蒸発皿を容易に清掃できるようにしているため、サービス性を向上させた自動販売機を提供できる。
1 圧縮機
2 庫外熱交換器
3 ファン
4 ユニットベース
5 蒸発皿
7 エンドプレート
8 孔
9 リターンベンド
10 桶部材
11 段部
12 開口部
2 庫外熱交換器
3 ファン
4 ユニットベース
5 蒸発皿
7 エンドプレート
8 孔
9 リターンベンド
10 桶部材
11 段部
12 開口部
Claims (4)
- 商品収納室内に庫内熱交換器、商品収納室外に圧縮機、冷媒流路切替機構、庫外熱交換器、膨張機構、庫外ファンを有し、前記冷媒流路切替機構で冷媒流路を切り替えることで、庫内収納商品を冷却、加熱するヒートポンプの冷凍サイクルで、前記庫外熱交換器に生じたドレン水を蒸発処理する蒸発皿を備えた自動販売機のドレン水蒸発装置において、前記商品収納室外のユニットベースには前方から前記庫外熱交換器、前記庫外ファン、前記圧縮機の順に配置され、前記蒸発皿は前記庫外熱交換器の下部で前記ユニットベースに載置され、前記蒸発皿が前方に引出し可能になるように前記ユニットベースの前記蒸発皿の載置部を前記庫外熱交換器の取付け面よりも下げた位置にしたことを特徴とする自動販売機のドレン水蒸発装置。
- 商品収納室内に庫内熱交換器、商品収納室外に圧縮機、冷媒流路切替機構、庫外熱交換器、膨張機構、庫外ファンを有し、前記冷媒流路切替機構で冷媒流路を切り替えることで、庫内収納商品を冷却、加熱するヒートポンプの冷凍サイクルで、前記庫外熱交換器に生じたドレン水を蒸発処理する蒸発皿を備えた自動販売機のドレン水蒸発装置において、前記商品収納室外のユニットベースには前方から前記庫外熱交換器、前記庫外ファン、前記圧縮機の順に配置され、前記蒸発皿は前記庫外熱交換器の下部でエンドプレートに両側を囲まれて配置したことを特徴とする自動販売機のドレン水蒸発装置。
- エンドプレートに孔を形成し、前記孔にエンドプレートよりも外側に飛び出した庫外熱交換器のリターンベンドのドレン水を受けるように樋部材を挿入し、前記樋部材の下端部を蒸発皿に連通するように配置したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機のドレン水蒸発装置。
- 蒸発皿の幅寸法は庫外熱交換器の左右のリターンベンド間幅以上に形成され、エンドプレートは前記蒸発皿上部で段部を形成して覆うように備えられ、前記段部に開口部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機のドレン水蒸発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006049668A JP2007225249A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 自動販売機のドレン水蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006049668A JP2007225249A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 自動販売機のドレン水蒸発装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006049668A Withdrawn JP2007225249A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 自動販売機のドレン水蒸発装置 |
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JP (1) | JP2007225249A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013148265A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006049668A patent/JP2007225249A/ja not_active Withdrawn
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