JP2007225211A - 消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造 - Google Patents

消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007225211A
JP2007225211A JP2006047944A JP2006047944A JP2007225211A JP 2007225211 A JP2007225211 A JP 2007225211A JP 2006047944 A JP2006047944 A JP 2006047944A JP 2006047944 A JP2006047944 A JP 2006047944A JP 2007225211 A JP2007225211 A JP 2007225211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silencing
units
sound
ventilation
silencer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006047944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4436331B2 (ja
Inventor
Yukio Kojima
由紀夫 小島
Takashi Kawato
隆 河戸
Kyoji Fujiwara
恭司 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2006047944A priority Critical patent/JP4436331B2/ja
Publication of JP2007225211A publication Critical patent/JP2007225211A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4436331B2 publication Critical patent/JP4436331B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】通気を良好に行いながら、通気路を通じて伝播する音を消音することができ、しかも構造が簡単な通気装置を提供する。
【解決手段】この通気装置1は、音波入射用の開口8を有する複数の中空状の消音ユニット2、2を備え、それら消音ユニット2、2を組み合わせることによって、消音ユニット2、2間に通気路10を形成するとともに、消音ユニット2、2の開口8、8を通気路10に臨ませたものである。このような通気装置1を例えば住宅の壁体や建具に組み込むことで、換気効率を良好に維持しながら遮音性能を高めることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、戸建て住宅やマンション等の壁体や建具等に組み込まれる消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造に関する。
一般に、戸建て住宅やマンション等において、部屋の壁や建具に換気用の通気路を設けて室内を換気する場合、通気路を通じて外部の音が室内に侵入したり、室内の音が外部に漏れるといった問題がある。
このため、従来においては、通気路内に発泡体やグラスウール等の吸音材を設けて、通気路を通じて伝搬する音を吸音するといった対策が採られている。しかしながら、このように通気路内に吸音材を設けると、この吸音材が通気抵抗となって、換気効率が悪くなるといった不具合があった。
そこで、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているように、通気抵抗を小さく抑えながら、通気路を通じて伝搬する音の低減を図るようにした構造のものが提案されている。
特開2005-172273 特開2005-172274
しかしながら、上記の特許文献1や特許文献2に開示されている構造の場合でも、通気路内に多孔体や分画板を備えたパイプユニット等の遮音用の部材を設けているので、これらが依然として通気の妨げとなり、換気効率の低下を生じ易いといった不具合があった。
また、壁や建具に備え付ける換気用の設備とは別に、通気路内に仕込む遮音用の部材が別途必要となるため、構造が複雑になってコスト高を招き易いといった不具合もあった。
そこで、この発明は、上記不具合を解決するため、通気を良好に行いながら、通気路を通じて伝播する音を消音することができ、しかも構造が簡単な消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、この発明の通気装置は、音波入射用の開口8、9を有する複数の中空状の消音ユニット2、2を備え、それら消音ユニット2、2を組み合わせることによって、前記消音ユニット2、2間に通気路10を形成するとともに、前記消音ユニット2、2の前記開口8、9を前記通気路10に臨ませたことを特徴とする。
具体的には、全体を扁平した略直方体状に形成して、その正面側及び背面側に前記通気路10の出入口10a、10aを夫々形成している。また、左右の側面側に開放する前記通気路10の開放部分を塞ぐように、前記左右の側面側に閉塞部材3、3を夫々取り付けている。さらに、前記閉塞部材3、3を、音波入射用の開口22、23を有する中空状の補助消音ユニット3、3として、その補助消音ユニット3、3の開口22、23を前記通気路10に臨ませている。さらにまた、前記消音ユニット2、2によって消音する音の周波数帯域と、前記補助消音ユニット3、3によって消音する音の周波数帯域とを異ならせている。
また、一対の略L型の消音ユニット2、2を互いに逆向きに組み合わせて、それら消音ユニット2、2間に略Z字状の前記通気路10を形成している。より具体的には、前記一対の消音ユニット2、2の長手部5、5同士を対向させ、一方の消音ユニット2の長手部5先端と他方の消音ユニット2の短手部6との間の隙間、及び、他方の消音ユニット2の長手部5先端と一方の消音ユニット2の短手部6との間の隙間を、前記通気路10の出入口10a、10aとしている。
この発明の換気構造は、上記の通気装置1・・を、建物の壁体30、35や建具36、37に埋め込んで、それら壁体30、35や建具36、37に前記通気装置1・・における通気路10・・の出入口10a・・を開放する開口部33・・を形成している。
この発明の通気装置では、複数の消音ユニットを組み合わせて、それらユニット間に通気路を形成しているので、通気の妨げとなる部材が通気路内に存在せず、通気を良好に行うことができ、しかも通気路を通じて伝搬する音を効果的に消音することができる。
また、このように消音ユニットを組み合わせただけの簡単な構造であって、メンテナンスも容易であり、しかも各消音ユニットの形状や大きさ、配置等を適宜調整することで、通気量や消音する音の周波数帯域を任意に設定することができ、設計の自由度も高い。
さらに、全体を扁平した略直方体状に形成しているので、壁体や建具の内部における狭いスペースにも容易に組み込むことができる。しかも、相対する側に通気路の出入口を夫々形成しているので、壁体や建具によって仕切られた屋外と室内、或いは、室内同士を通気路を介して連通させて、屋外と室内との間や室内間での換気を実現することができる。
また、通気路の開放部分を塞ぐ閉塞部材として、補助消音ユニットを用いることで、消音効率を高めることができ、さらに消音ユニットによって消音する音の周波数帯域と、補助消音ユニットによって消音する音の周波数帯域とを異ならせることで、幅広い周波数帯域の音を消音することができる。
さらにまた、一対の略L型の消音ユニットを互いに逆向きに組み合わせて構成することで、複数種類の形状の消音ユニットを組み合わせる場合と比較して、構造をより一層簡単にして製造コストの低減を図ることができ、装置全体をコンパクトにしながらも消音ユニットの空洞部の長さも十分に確保することができる。
この発明の換気構造では、壁体や建具によって仕切られた屋外と室内、或いは、室内同士を通気路を介して連通させて、屋外と室内との間や室内間での換気を効率良く行うことができ、しかも通気路を通じて伝搬する音を効果的に消音して、遮音性能を向上することができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係る通気装置1は、図1及び図2に示すように、一対の中空状の消音ユニット2、2及び一対の中空状の補助消音ユニット3、3を組み合わせることによって構成されている。すなわち、2種類のユニット2、3・・を合計4個使用して構成されている。なお、消音ユニット2、2同士は互いに同形状であり、また補助消音ユニット3、3同士は互いに同形状となっている。
消音ユニット2は、図3に示すように、略直方体状の長手部5と略直方体状の短手部6とを一体的に連結することで、全体が略L型に形成されており、その内部には略L型の空洞部7が設けられている。
そして、短手部6には、音波を空洞部7に導く音波入射用の開口8が形成されている。この開口8は、例えば消音ユニット2の内側コーナー部に沿ってスリット状に形成されている。また、この短手部6の開口8から長手部5の先端まで空洞部7の長さが、消音対象となる例えば低周波数帯域の音の波長の約1/4の長さに設定されている。なお、短手部6の開口8から長手部5の先端までの長さを適宜調整することで、異なる周波数帯域の音を消音することができる。
この消音ユニット2においては、消音対象となる音の主成分をなす音波が開口8から空洞部7へ入射すると、その音波が長手部5の先端で反射して開口8から出射するときには、1/4波長分を一往復することにより半波長だけずれる。従って、出射波は入射波に対してその位相が180度だけずれることになり、両者は打ち消しあって消音対象となる音を消音することができる。従って、この消音ユニット2は、音響管として機能するようになっている。
なお、消音ユニット2の内部に複数の仕切板を設けて、長さの異なる複数の空洞部を区画形成することで、1つの消音ユニット2において幅広い周波数帯域の音を消音するようにしても良い。また、消音ユニット2の音波入射用の開口8は、短手部6に形成するだけに限らず、例えば長手部5に形成しても良い。また、その形状もスリット状に限るものではない。
さらに、消音ユニット2としては、上記のように音響管として機能するものだけに限らず、例えばヘルムホルツ型共鳴器として機能するものであっても良い。この場合、上記のようなスリット状の開口8の代わりに、図4に示すように、例えば消音ユニット2に、複数の小孔からなる開口9・・を適宜間隔をあけて形成している。
このヘルムホルツ型共鳴器として機能する消音ユニット2においては、消音対象となる音の主成分をなす音波が開口9・・に入射すると、この開口9・・内の空気が質量となるとともに、空洞部7内の空気がバネとなって共鳴系を構成し、開口9・・内の空気が激しく振動する。これにより開口9・・内の空気と開口9・・の周壁との摩擦によって音のエネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、消音対象となる音を消音する。また、このように開口9・・内の空気が激しく振動することは、その開口9・・における音圧は極小となり、近似的に音響的ソフトな境界を構成し、通気路10内を音波が伝搬することを妨げる機能を持つことにもなる。なお、開口9・・の口径や個数、配置等を適宜調整することで、異なる周波数帯域の音を消音することができる。また、この消音ユニット2の内部に複数の仕切板を設けて、各開口9・・に対応した複数の空洞部を区画形成し、これら空洞部の大きさ等を適宜調整することで、1つの消音ユニット2において幅広い周波数帯域の音を消音するようにしても良い。
一方、補助消音ユニット3は、図5に示すように、中空の略直方体状に形成されており、その内部には複数の仕切板20・・が設けられて、長さの異なる複数の空洞部21a〜21fが区画形成されている。
この補助消音ユニット3には、音波を空洞部21a〜21fに導く音波入射用の開口22が形成されている。この開口22は、例えば補助消音ユニット3の一側面にスリット状に形成されている。各空洞部21a〜21fの長さは、消音対象となる例えば高周波数帯域の音の波長の約1/4の長さに夫々設定されている。なお、各空洞部21a〜21fの長さを適宜調整することで、異なる周波数帯域の音を消音することができる。
この補助消音ユニット3においては、消音ユニット2の場合と同様に、消音対象となる音の主成分をなす音波が開口22から各空洞部21a〜21fへ入射すると、その音波が各空洞部21a〜21fの終端で反射して開口22から出射するときには、1/4波長分を一往復することにより半波長だけずれる。従って、出射波は入射波に対してその位相が180度だけずれることになり、両者は打ち消しあって消音対象となる音を消音することができる。従って、この補助消音ユニット3は、複数の音響管を組み合わせた構造のものと同じように機能するようになっている。
なお、補助消音ユニット3としても、上記のように音響管として機能するものだけに限らず、例えばヘルムホルツ型共鳴器として機能するものを用いるようにしても良い。この場合、上記のようなスリット状の開口22の代わりに、図6に示すように、補助消音ユニット3に、例えば複数の小孔からなる開口23・・を適宜間隔をあけて形成して、仕切板20・・を廃止している。なお、開口23・・の口径や個数、配置等を適宜調整することで、異なる周波数帯域の音を消音することができる。また、この補助消音ユニット3の内部に複数の仕切板を設けて、各開口23・・に対応した複数の空洞部を区画形成し、これら空洞部の大きさ等を適宜調整することで、1つの補助消音ユニット3において幅広い周波数帯域の音を消音するようにしても良い。
通気装置1は、以下のようにして組み立てられている。すなわち、図1及び図7に示すように、一対の消音ユニット2、2が、それら消音ユニット2、2間に略Z字状の通気路10を形成するように、互いに逆向きに組み合わされている。具体的には、消音ユニット2、2の長手部5、5同士が対向するとともに、一方の消音ユニット2の長手部5先端と他方の消音ユニット2の短手部6との間、及び、他方の消音ユニット2の長手部5先端と一方の消音ユニット2の短手部6との間に夫々隙間があけられた状態で組み合わされている。そして、これら隙間が、略Z字状の通気路10の端部に位置する出入口10a、10aとなっている。
また、このように消音ユニット2、2を逆向きにして組み合わせただけでは、通気路10の両側部が開放した状態となるので、その開放部分を塞ぐようにして補助消音ユニット3、3が配されている。すなわち、補助消音ユニット3、3は、通気路10の開放部分を閉塞する閉塞部材となっている。
消音ユニット2、2と補助消音ユニット3、3とは、接着剤等によって接着されて一体的に組み合わされている。なお、消音ユニット2、2と補助消音ユニット3、3とを、例えば係合機構によって係合させることで、ユニット2、3・・を分解可能に組み合わせるようにしても良い。
この組み合わせ状態において、消音ユニット2、2の開口8、8及び補助ユニット3、3の開口22、22が通気路10に臨んでいる。消音ユニット2、2の開口8、8は、通気路10のほぼ幅全長に亘って配され、補助消音ユニット3、3の開口22、22は、通気路10のほぼ高さ全長に亘って配されている。なお、ヘルムホルツ型共鳴器として機能する消音ユニット2、2や補助消音ユニット3、3を用いた場合でも、それらの開口9、23・・を通気路10に臨むようにして配置することは言うまでもない。
このようにして組み立てられた通気装置1は、図2に示すように、全体形状が扁平した略直方体状となっていて、その正面側下部及び背面側上部に通気路10の出入口10a、10aが夫々開口し、左右の側面側には補助消音ユニット3、3が取り付けられて、それら側面側に開放する通気路10の開放部分を塞いでいる。
この通気装置1の寸法としては、図2に示すように、例えば横幅Wが約300mm、高さHが約260mm、厚さLが約100mmに設定されており、このような縦長の扁平形状とすることで、壁体や建具の内部における狭いスペースにも容易に組み込むことができるようになっている。なお、これら各寸法は、あくまでも一例であって上記に限定されるものではない。
図8及び図9は、上記構成の通気装置1を住宅の壁体である外壁30に組み込んだ状態を示している。すなわち、通気装置1・・は、その正面側を外壁材31に沿わせ、背面側を内装材32に沿わせるようにして、外壁材31と内装材32との間の空間Sに横並びに埋め込まれている。そして、外壁材31及び内装材32には、通気装置1・・における通気路10・・の出入口10a・・を開放するスリット状の開口部33・・が夫々形成されている。この場合、外壁材31側の開口部33・・は、内装材32側の開口部33・・よりも下位置に配置されており、屋外から室内へ雨水等が侵入しないようになっている。
なお、通気装置1・・の外壁30への組み込み方は、上記に限定されるものではなく、例えば通気路10の出入口10a、10aが縦向きになうようにして、空間Sに縦並びに埋め込むようにしても良い。また、図8及び図9は、音響管として機能する消音ユニット2、2及び補助消音ユニット3、3を用いた通気装置1の施工例を示しているが、ヘルムホルツ型共鳴器として機能する消音ユニット2、2や補助消音ユニット3、3を用いた通気装置1であっても、同様に施工すれば良い。
このようにして、外壁30に通気装置1を組み込むことで、屋外と室内との間での自然換気を、通気抵抗の小さい通気路10を介して効率良く行うことができ、通気路10を通じて伝搬する音を、消音ユニット2、2や補助消音ユニット3、3によって効果的に消音することができる。しかも、消音ユニット2、2によって消音する音の周波数帯域と、補助消音ユニット3、3によって消音する音の周波数帯域とを異ならせることで、幅広い周波数帯域の音を消音することができる。
上記の通気装置1は、外壁30に組み込むだけでなく、例えば図10に示すように住宅の間仕切り壁35に組み込んで、室内間での換気に利用しても良く、また図11や図12に示すように、住宅の建具であるサッシ36やドア37に組み込むようしても良い。さらには、天井や床に組み込んで、室内と天井裏空間や床下空間との間での通気に利用しても良い。
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
例えば、通気装置における消音ユニットとしては、略L型のものだけに限らず、組み合わせることでユニット間に通気路を形成するような形状のものであれば良い。また、消音ユニットや補助消音ユニットの内部に、グラスウール等の吸音材を適宜充填するようにしても良い。さらに、消音ユニットや補助消音ユニットの一部又は全部を多孔質板材によって形成して、この多孔質板材を通気路に面するように配置することで、その多数の微小な孔を音波入射用の開口として通気路に臨ませて、消音対象となる音を消音するようにしても良い。さらにまた、音響管やヘルムホルツ型共鳴器として機能する消音ユニットや補助消音ユニットに対して、このような多孔質板材による構造を組み合わせても良い。
また、通気路の開放部分を塞ぐ閉塞部材としては、補助消音ユニットのような消音機能を備えたものだけに限らず、例えば単なる板状やブロック状のものであっても良い。さらに、閉塞部材は必ずしも必要ではなく、例えば壁や建材等の内部へ通気装置を組み込むにあたって、壁や建材等の内部に設けたスタッド等によって通気路の開放部分を塞ぐようにすれば、閉塞部材を廃止しても良い。また、図13に示すように、複数の通気装置を並設して組み合わせる場合には、通気装置間において閉塞部材を廃止しても良い。
この発明の一実施形態に係る通気装置の分解斜視図である。 同じくその斜視図である。 消音ユニットの斜視図である。 別の消音ユニットの斜視図である。 補助消音ユニットの分解斜視図である。 別の補助消音ユニットの斜視図である。 通気装置の縦断面図である。 通気装置を外壁に組み込んだ状態を示す斜視図である。 同じくその縦断面図である。 通気装置を間仕切り壁に組み込んだ状態を示す斜視図である。 通気装置をサッシに組み込んだ状態を示す斜視図である。 通気装置をドアに組み込んだ状態を示す斜視図である。 複数の通気装置を並設して組み合わせた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1・・通気装置、2・・消音ユニット、3・・補助消音ユニット(閉塞部材)、5・・長手部、6・・短手部、8,9・・音波入射用の開口、10・・通気路、10a・・出入口、22、23・・音波入射用の開口、30・・外壁、33・・開口部、35・・間仕切り壁、36・・サッシ、37・・ドア

Claims (8)

  1. 音波入射用の開口(8)(9)を有する複数の中空状の消音ユニット(2)(2)を備え、それら消音ユニット(2)(2)を組み合わせることによって、前記消音ユニット(2)(2)間に通気路(10)を形成するとともに、前記消音ユニット(2)(2)の前記開口(8)(9)を前記通気路(10)に臨ませたことを特徴とする消音機能を備えた通気装置。
  2. 全体を扁平した略直方体状に形成して、その正面側及び背面側に前記通気路(10)の出入口(10a)(10a)を夫々形成した請求項1記載の消音機能を備えた通気装置。
  3. 左右の側面側に開放する前記通気路(10)の開放部分を塞ぐように、前記左右の側面側に閉塞部材(3)(3)を夫々取り付けた請求項2記載の消音機能を備えた通気装置。
  4. 前記閉塞部材(3)(3)を、音波入射用の開口(22)(23)を有する中空状の補助消音ユニット(3)(3)として、その補助消音ユニット(3)(3)の開口(22)(23)を前記通気路(10)に臨ませた請求項3記載の消音機能を備えた通気装置。
  5. 前記消音ユニット(2)(2)によって消音する音の周波数帯域と、前記補助消音ユニット(3)(3)によって消音する音の周波数帯域とを異ならせた請求項4記載の消音機能を備えた通気装置。
  6. 一対の略L型の消音ユニット(2)(2)を互いに逆向きに組み合わせて、それら消音ユニット(2)(2)間に略Z字状の前記通気路(10)を形成した請求項1乃至5のいずれかに記載の消音機能を備えた通気装置。
  7. 前記一対の消音ユニット(2)(2)の長手部(5)(5)同士を対向させ、一方の消音ユニット(2)の長手部(5)先端と他方の消音ユニット(2)の短手部(6)との間の隙間、及び、他方の消音ユニット(2)の長手部(5)先端と一方の消音ユニット(2)の短手部(6)との間の隙間を、前記通気路(10)の出入口(10a)(10a)とした請求項6記載の消音機能を備えた通気装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の通気装置(1)・・を、建物の壁体(30)(35)や建具(36)(37)に埋め込んで、それら壁体(30)(35)や建具(36)(37)に前記通気装置(1)・・における通気路(10)・・の出入口(10a)・・を開放する開口部(33)・・を形成したことを特徴とする換気構造。
JP2006047944A 2006-02-24 2006-02-24 消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造 Active JP4436331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006047944A JP4436331B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006047944A JP4436331B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007225211A true JP2007225211A (ja) 2007-09-06
JP4436331B2 JP4436331B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=38547188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006047944A Active JP4436331B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4436331B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074680A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Daiken Corp 通気防音ドア
WO2013190932A1 (ja) * 2012-06-18 2013-12-27 株式会社Lixil ドア
JP2018053463A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 清水建設株式会社 ダブルスキン構造
JP2018053708A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 清水建設株式会社 遮音ルーバー
JP2019015423A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 株式会社荏原製作所 消音装置およびこれを組立てる方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074680A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Daiken Corp 通気防音ドア
WO2013190932A1 (ja) * 2012-06-18 2013-12-27 株式会社Lixil ドア
JP2014025336A (ja) * 2012-06-18 2014-02-06 Lixil Corp ドア
CN104395546A (zh) * 2012-06-18 2015-03-04 骊住株式会社
CN104395546B (zh) * 2012-06-18 2016-05-25 骊住株式会社
JP2018053463A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 清水建設株式会社 ダブルスキン構造
JP2018053708A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 清水建設株式会社 遮音ルーバー
JP7042579B2 (ja) 2016-09-27 2022-03-28 清水建設株式会社 遮音ルーバー
JP2019015423A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 株式会社荏原製作所 消音装置およびこれを組立てる方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4436331B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005066309A (ja) 電気掃除機消音装置
JP4436331B2 (ja) 消音機能を備えた通気装置及びこれを用いた換気構造
JP3664675B2 (ja) 消音換気装置
US11835253B2 (en) Silencing system
JP2018053708A (ja) 遮音ルーバー
JP2019053284A (ja) 消音システム
KR101016601B1 (ko) 음파의 공명과 팽창 현상을 이용한 환기용 소음기
JP3693521B2 (ja) 消音型給気口
JP2017101530A (ja) 騒音低減構造
JP2013234808A (ja) 換気ダクト用サイレンサ
JP4948157B2 (ja) 消音装置
JP2007078322A (ja) 減音機能を有するダクトおよび建物用ダクト型換気装置
JP6851404B2 (ja) 消音換気構造
JP5682912B2 (ja) 防音ドア
JPH10325591A (ja) 空調用消音装置
JP2008122023A (ja) 消音装置
JP2011012821A (ja) 消音換気装置
JP2015108285A (ja) 防音ドア
JP2011094893A (ja) 換気装置
JP6902059B2 (ja) 消音換気構造
JP4381081B2 (ja) 遮音扉構造
JP7411084B2 (ja) 消音装置
JP4553846B2 (ja) 流路用消音装置
JP2009231463A (ja) 電子機器の消音機構及び消音器
JP2018010127A (ja) 消音ユニットおよび消音ユニットを用いた消音構造体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4436331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250