JP2007224011A - ビフェニレン誘導体、その用途、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体を製造する。
(ここで、置換基R1〜R8は、水素原子、フッ素原子、アリール基、複素環基であり炭素原子で置換結合する基、アルキニル基、アルケニル基、アルキル基、又はフッ素化アルキル基を示す。但し、R1〜R8は同時にフェニル基であることはできず、R2及びR3は同時に水素原子又はフッ素原子であることはできず、又R6及びR7が同時に水素原子又はフッ素原子であることはできない。)
【選択図】 なし
Description
(ビフェニレン誘導体)
本発明のビフェニレン誘導体は下記一般式(1)で示される。
なお、置換基R1〜R8の好ましい例は、水素原子、炭素数6〜30のアリール基、炭素数3〜20のアルキニル基、炭素数5〜20のアルキル基、炭素数1〜20のフッ素化アルキル基であり、さらに好ましい例は水素原子、炭素数5〜20のアルキル基、炭素数1〜20のフッ素化アルキル基である。
本発明の一般式(1)の置換基について、さらに述べる。
(ジハロビフェニル誘導体)
次に、本発明の一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体の原料として用いられる下記一般式(3)で示されるジハロビフェニル誘導体について述べる。
一般式(3)におけるX1〜X2は臭素原子、ヨウ素原子又は塩素原子であり、その中でも好ましくは臭素原子又はヨウ素原子であり、より好ましくは臭素原子である。
そして、具体的な一般式(4)で示されるジハロビフェニル誘導体としては、例えば以下の化合物を挙げることができる。
次に一般式(3)、(4)で示されるジハロビフェニル誘導体の製造に用いる下記一般式(5)で示される3−ハロ−2−アントラセニル金属試薬について述べる。
本発明の一般式(5)の置換基について、さらに述べる。
次に、本発明の一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体の製造方法について述べる。
(ジハロビフェニル誘導体の製造方法)
一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体の前駆体である一般式(3)で示されるジハロビフェニル誘導体は、下記一般式(9)で示されるジハロベンゼン誘導体から誘導できる。
即ち、一般式(3)でジハロビフェニル誘導体は、一般式(9)で示されるジハロベンゼン誘導体をリチオ化剤又はグリニャール化剤を用いてホモカップリングすることで製造することができる。
一般式(11)の置換基Mはリチウム原子あるいは銅原子、Mg、B、Zn、Sn又はCuのハロゲン化物、ハイドロオキサイド、アルコキサイド又はアルキル化物であり、上記のパラジウム及び/又はニッケル触媒と反応し、パラジウム及び/又はニッケルと置換できる基である限り特に限定はなく、例えば、リチウム原子、銅原子、MgCl、MgBr、B(OH)2、B(OMe)2、ピナコラートホウ素、ZnCl、ZnBr、ZnI、Sn(Bu−n)3又はCuClを挙げることができ、好ましくはB(OH)2又はZnClである。
一般式(4)で示されるジハロビフェニル誘導体を製造する場合の触媒及び条件は、一般式(3)で示されるジハロビフェニル誘導体を、一般式(9)で示されるジハロベンゼン誘導体と一般式(11)で示される2−ハロアリール金属試薬をクロスカップリングさせる場合と同一の触媒及び条件を用いることができる。
(ジハロベンゼン誘導体の製造方法)
一般式(9)及び(10)で示されるジハロベンゼン誘導体の製造方法について述べる。
なお、置換基X3及びX4は、好ましくはヨウ素原子である。
(ここで、Aは水素原子、フッ素原子、炭素数6〜30のアリール基、2〜20個の炭素原子を有する複素環基であり炭素原子で置換結合する基、炭素数3〜20のアルキニル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数5〜20のアルキル基、又は炭素数1〜20のフッ素化アルキル基を示す。Nは水素原子、リチウム原子あるいは銅原子、Mg、B、Zn、Sn又はSiのハロゲン化物、ハイドロオキサイド、アルコキサイド又はアルキル化物を示す。)
一般式(13)の置換基Aは、好ましくは炭素数6〜30のアリール基、炭素数5〜20のアルキル基、炭素数1〜20のフッ素化アルキル基であり、より好ましくは炭素数5〜20のアルキル基、炭素数1〜20のフッ素化アルキル基である。
(3−ハロ−2−アントラセニル金属試薬の製造方法)
一般式(5)で示される3−ハロ−2−アントラセニル金属試薬の製造方法について述べる。
さらに該リチオ化後、下記一般式(7)で示される反応剤を反応させることでMがリチウム原子以外であるものを製造することができる。
(ここで、置換基Mは一般式(5)で示されるリチウム以外の置換基と同意義を示す。置換基Yは水素原子、ヨウ素原子、臭素原子、塩素原子、炭素数1〜20のアルコキシ基、又はピナコラートホウ素を示す。)
一般式(6)で示される2,3−ジハロアントラセン誘導体をリチオ化する場合、用いるリチオ化剤は、一般式(6)における一個のハロゲン原子をリチウムに置換することができるものである限り特に限定されず、例えば、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、メチルリチウム、ヘキシルリチウム等のアルキルリチウム;フェニルリチウム、p−tert−ブチルフェニルリチウム、p−メトキシフェニルリチウム、p−フルオロフェニルリチウム等のアリールリチウム;リチウムジイソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジド等のリチウムアミド;リチウムパウダー等のリチウム金属を挙げることができる。好ましくはアルキルリチウムであり、特に好ましくはn−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウムである。
(耐酸化性有機半導体材料)
次に、本発明の一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体を含む耐酸化性有機半導体材料について述べる。該耐酸化性有機半導体材料は溶剤への溶解性、耐酸化性に優れ、好適な塗布性を有する。
(有機薄膜)
次に本発明の一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体を含む耐酸化性有機半導体材料を用いた有機薄膜について述べる。係る有機薄膜は上記の耐酸化性有機半導体材料溶液の基板への塗布により製造することができる。
定されるものではない。
装置 島津GC14B
カラム J&Wサイエンティフィック社製、DB−1,30m
ガスクロマトグラフィー−マススペクトル分析
装置 パーキンエルマーオートシステムXL(MS部;ターボマスゴールド)
カラム J&Wサイエンティフィック社製、DB−1,30
X線回折測定は、以下の条件で行った。
X線 CuKα線(グラファイトモノクロメーター使用)、50kV、200mA
条件 θ−2θスキャン、3≦2θ≦70°、スキャンスピード=4.8°/分、
連続スキャン 0.04°毎計測
反応用の溶媒は市販の脱水溶媒をそのまま用いた。
1,2−ジブロモ−4,5−ジヨードベンゼンは「シンレット」、2003年、29−34頁に従い以下の様に合成した。
合成例2 (1,2−ジブロモ−4,5−ジフェニルベンゼンの合成)
窒素雰囲気下、200mlシュレンク反応容器に合成例1で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ジヨードベンゼン3.074g(6.30mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(東京化成工業製)600mg(0.519mmol)、及びフェニルボロン酸(和光純薬工業製)1.920g(15.7mmol)を添加した。さらにトルエン50ml、エタノール13ml、及び炭酸ナトリウム4.007g(37.8mmol)と水16mlからなる水溶液を添加した。82℃に加熱し、24時間撹拌した。室温まで冷却後、トルエン及び水を添加し分相した。有機相を濃縮し、得られた残渣をトルエン26mlに溶解後、70%tert−ブチルハイドロパーオキサイド溶液(和光純薬工業製)1.0mlを添加し、室温で2時間撹拌した。このトルエン溶液を水で2回洗浄後、有機相を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製後(溶媒、ヘキサン)、1,2−ジブロモ−4,5−ジフェニルベンゼンの白色固体を得た(1.953g、収率80%)。
MS m/z: 388(M+,100%),308(M+−Br,23),228(
M+−2Br,53).
合成例3 (1,2−ジブロモ−4,5−ビス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}ベンゼンの合成)
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に4−ヨードベンゾトリフルオライド3.70g(13.6mmol)及びTHF28mlを添加した。この溶液を−30℃に冷却し、イソプロピルマグネシウムブロマイド(関東化学製、0.65M)のTHF溶液21ml(13.6mmol)を滴下した。30分間熟成後、その温度で塩化亜鉛(シグマ−アルドリッチ製、1.0M)のジエチルエーテル溶液13ml(13mmol)を滴下した。徐々に室温まで昇温した後、生成した淡黄色スラリー液を減圧濃縮した。得られたあずき色粘性物に、合成例1で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ジヨードベンゼン2.22g(4.55mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(東京化成工業製)174mg(0.15mmol)、及びTHF56mlを添加した。65℃で4時間反応を実施した後、容器を水冷し3N塩酸6mlを添加することで反応を停止させた。トルエン及び食塩を添加し、分相後、有機相を水で2回洗浄した。全体を減圧濃縮し、溶媒を留去した。得られた残渣をトルエン15mlに溶解後、70%tert−ブチルハイドロパーオキサイド溶液(和光純薬工業製)0.23mlを添加し、室温で2時間撹拌した。このトルエン溶液を水で2回洗浄後、有機相を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲル(10g)を充填したカラムで濾過した(溶媒、ヘキサン)。濾液を減圧濃縮し、得られた残渣をガラスチューブオーブンを用いて減圧蒸留を実施し、19Paで150〜200℃の留分を取り出した(1.22g)。さらにこの留分をヘプタンから再結晶精製し、1,2−ジブロモ−4,5−ビス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}ベンゼンの結晶を得た(842mg、収率35%)。
MS m/z: 524(M+,52%),444(M+−Br,10),376(M+−(Br+CF3)+1,64),364(M+−2Br,100).
実施例1 (4,5,4’,5’−テトラフェニル−2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニルの合成)[ジハロビフェニル誘導体の合成]
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に合成例2で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ジフェニルベンゼン717mg(1.85mmol)及びTHF14mlを添加した。この溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液0.58ml(0.92mmol)を滴下した。一晩かけて室温まで昇温した後、生成した固体を濾過して取り出し、水で洗浄した。この得られた粗固体をトルエンから再結晶化し、目的物の白色固体を得た(481mg、収率84%)。
MS m/z: 616(M+,100%),536(M+−Br,8),456(M+−2Br,38).
得られた4,5,4’,5’−テトラフェニル−2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニルの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に合成例3で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ビス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}ベンゼン764mg(1.46mmol)及びTHF15mlを添加した。この溶液を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液0.46ml(0.73mmol)を滴下した。一晩かけて室温まで昇温した後、飽和食塩水及びトルエンを添加した。分相し、有機相を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を濾過し、減圧濃縮し、得られた粗固体をヘキサンから再結晶化し、目的物の白色固体を得た(214mg、収率33%)。
MS m/z: 888(M+,100%),808(M+−Br,11),728(M+−2Br,44).
得られた4,5,4’,5’−テトラキス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニルの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に合成例3で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ビス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}ベンゼン254mg(0.48mmol)及びTHF4mlを添加した。この溶液を−10℃に冷却し、イソプロピルマグネシウムブロマイド(東京化成工業製、0.81M)のTHF溶液0.65ml(0.53mmol)を滴下した。1時間熟成後、塩化亜鉛(シグマ−アルドリッチ製、1.0M)のジエチルエーテル溶液0.5ml(0.5mmol)を滴下した。徐々に室温まで昇温した後、生成したスラリー液を減圧濃縮した。得られた固形物に、合成例3で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ビス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}ベンゼン230mg(0.44mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(東京化成工業製)41mg(0.035mmol)、及びTHF10mlを添加した。67℃で40時間反応を実施した。室温まで冷却後、トルエン及び水を添加し分相した。有機相を濃縮し、得られた残渣をトルエン5mlに溶解後、70%tert−ブチルハイドロパーオキサイド溶液(和光純薬工業製)0.1mlを添加し、室温で2時間撹拌した。このトルエン溶液を水で2回洗浄後、有機相を減圧濃縮し、得られた残渣を飽和食塩水及びトルエンを添加した。分相し、有機相を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を濾過し、減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルを充填したカラムで濾過した(溶媒、ヘキサン)。得られた粗固体をヘキサンから再結晶化し、目的物の白色固体を得た(175mg、収率45%)。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に実施例1で合成した4,5,4’,5’−テトラフェニル−2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル253mg(0.410mmol)及びTHF12.5mlを添加した。この溶液を−75℃に冷却後、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液0.62ml(0.99mmol)を滴下した。−75℃で60分間撹拌後、塩化銅(II)(和光純薬工業製)168mg(1.25mmol)を添加した。10時間かけて室温までゆっくり昇温し、1N塩酸水溶液及びトルエンを添加した。分相し、有機相をさらに水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を濾過し、減圧濃縮し、得られた粗固体をトルエンから再結晶化し、目的物の黄色結晶を得た(103mg、収率55%)。
MS m/z: 457(M++1,51%),456(M+,100%),379(M+−Ph,3%),228(M+/2,7%).
得られた2,3,6,7−テトラフェニルビフェニレンの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に実施例2で合成した4,5,4’,5’−テトラキス{4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル162mg(0.182mmol)及びTHF5.6mlを添加した。この溶液を−75℃に冷却後、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液0.24ml(0.38mmol)を滴下した。−75℃で60分間撹拌後、塩化銅(II)(和光純薬工業製)64mg(0.48mmol)を添加した。10時間かけて室温までゆっくり昇温し、1N塩酸水溶液及びトルエンを添加した。分相し、有機相をさらに水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を濾過し、減圧濃縮し、得られた粗固体をトルエンから再結晶化し、目的物の黄色結晶を得た(58mg、収率44%)。
MS m/z: 729(M++1,55%),728(M+,100%),364(M+/2,5%).
得られた2,3,6,7−テトラキス(p−トリフルオロメチルフェニル)ビフェニレンの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、20mlシュレンク反応容器に実施例1で合成した4,5,4’,5’−テトラフェニル−2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル112mg(0.182mmol)及び銅粉(シグマ−アルドリッチ製)323mg(5.08mmol)を添加した。20分間攪拌後、この反応容器を230℃にオイルバスに浸した。30分間、この温度下で反応させた後、熱トルエン抽出を行った。このトルエン溶液を室温まで冷却した。析出した固体を濾過し、目的物の黄色結晶を得た(19mg、収率23%)。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク容器にトルエン10.4gを添加し、凍結(液体窒素)−減圧−窒素置換−融解から成るサイクルを3回繰り返すことで溶存酸素を除去した。そこへ実施例4で得られた2,3,6,7−テトラフェニルビフェニレンの黄色結晶10.5mgを添加し、110℃に加熱溶解させると黄色透明溶液となった。次にこのシュレンク容器の上部の栓を開け、1時間、外気に接触させることで空気を導入し、さらに110℃で撹拌した。ガスクロマトグラフィー及びガスクロマトグラフィー−マススペクトル(GCMS)分析で酸化に由来する新たなピークの出現はなかった。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク容器にトルエン28.9gを添加し、凍結(液体窒素)−減圧−窒素置換−融解から成るサイクルを3回繰り返すことで溶存酸素を除去した。そこへペンタセン(東京化成工業製)3.0mgを添加し、110℃に加熱し溶解させると赤紫色溶液となった。次にこのシュレンク容器の上部の栓を開け、1時間、空気を導入すると溶液の色が赤ピンクに変化していた。さらに110℃で撹拌した。ガスクロマトグラフィー及びガスクロマトグラフィー−マススペクトル(GCMS)分析から、6,13−ペンタセンキノンが生成していることがわかった。
窒素雰囲気下、実施例4で得られた2,3,6,7−テトラフェニルビフェニレン7.2mgをトルエン(10.2g)と混合し、80℃で1時間撹拌し、2,3,6,7−テトラフェニルビフェニレンの黄色透明溶液を調製した。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に合成例2で合成した1,2−ジブロモ−4,5−ジフェニルベンゼン755mg(1.95mmol)及びTHF12mlを添加した。この溶液を−100℃に冷却し、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液1.3ml(2.1mmol)を滴下した。30分間熟成後、その温度でトリ(イソプロポキシ)ホウ素(東京化成工業製)472mg(2.51mmol)を滴下した。徐々に室温まで昇温した後、3N塩酸を添加し、分相した。有機相を減圧濃縮し、680mgの白色固体を得た。
2,3−ジブロモアントラセンは、「シンセシス」、1988年、628−630頁に従い以下の様に合成した。
1H NMRスペクトルを図3に示した。
得られた4’,5’−ジフェニル−2,2’−ジブロモ−1,1’−ナフトビフェニルの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に2,3−ジブロモアントラセン443mg(1.32mmol)及びTHF46mlを添加した。この溶液を−83℃に冷却し、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液2.5ml(4.0mmol)を滴下した。30分間熟成後、その温度でヨウ素1673mg(6.59mmol)とTHF8mlから成る混合物を滴下した。徐々に室温まで昇温した後、3N塩酸を添加し、分相した。有機相を減圧濃縮し、黄色固体を得た(269mg、収率53%)。
1H NMRスペクトルを図4に示した。
以上から、3−ブロモ−2−ヨードアントラセンが生成していることが同定できたことより、3−ブロモ−2−アントラセニルリチウムが合成できていることがわかった。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に2,3−ジブロモアントラセン299mg(0.890mmol)及びTHF31mlを添加した。この溶液を−83℃に冷却し、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液1.7ml(2.7mmol)を滴下した。15分間熟成後、その温度でトリ(イソプロポキシ)ホウ素(東京化成工業製)595mg(3.16mmol)を滴下した。徐々に室温まで昇温した後、3N塩酸を添加し、分相した。有機相を減圧濃縮し、332mgの黄色固体を得た。
1,2−ジ(n−ヘキシル)ベンゼンは、「オルガニック シンセシス」、1978年、58巻、127−133頁の方法を参考に1,2−ジクロロベンゼンとn−ヘキシルマグネシウムブロマイドから、1,2−ジ(n−ヘキシル)−4,5−ジヨードベンゼンは、「オルガニック レターズ」、2004年、6巻、2457−2460頁の方法を参考に1,2−ジ(n−ヘキシル)ベンゼンのジヨード化により以下の様に合成した。
1H NMRスペクトルを図5に示した。
1H NMRスペクトルを図6に示した。
得られた4’,5’−ジ(n−ヘキシル)−2’−ヨード−2−ブロモ−1,1’−ナフトビフェニルの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に実施例9で合成した4’,5’−ジフェニル−2,2’−ジブロモ−1,1’−ナフトビフェニル110mg(0.19mmol)及びTHF7mlを添加した。この溶液を−75℃に冷却後、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液0.29ml(0.46mmol)を滴下した。−75℃で60分間撹拌後、塩化銅(II)(和光純薬工業製)77mg(0.57mmol)を添加した。10時間かけて室温までゆっくり昇温し、1N塩酸水溶液及びトルエンを添加した。分相し、有機相をさらに水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を濾過し、減圧濃縮し、得られた粗固体をトルエンから再結晶化し、目的物の黄色結晶を得た(32mg、収率42%)。
得られた2,3−ジフェニルナフトビフェニレンの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク反応容器に実施例12で合成した4’,5’−ジ(n−ヘキシル)−2’−ヨード−2−ブロモ−1,1’−ナフトビフェニル278mg(0.443mmol)及びTHF9.5mlを添加した。この溶液を−90℃に冷却後、n−ブチルリチウム(関東化学製、1.59M)のヘキサン溶液0.68ml(1.1mmol)を滴下した。−90℃で15分間撹拌後、塩化銅(II)(和光純薬工業製)214mg(1.59mmol)を添加した。10時間かけて室温までゆっくり昇温し、3N塩酸及びトルエンを添加した。分相し、有機相をさらに水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を濾過し、減圧濃縮し、得られた残渣をヘキサンで洗浄し、目的物の黄色固体を得た(22mg、収率12%)。
1H NMRスペクトルを図7に示した。
得られた2,3−ジ(n−ヘキシル)ナフトビフェニレンの構造式を下記に示す。
窒素雰囲気下、100mlシュレンク容器にトルエン8.4gを添加し、凍結(液体窒素)−減圧−窒素置換−融解から成るサイクルを3回繰り返すことで溶存酸素を除去した。そこへ実施例14で得られた2,3−ジ(n−ヘキシル)ナフトビフェニレンの黄色固体6.7mgを添加し、110℃に加熱溶解させると黄色透明溶液となった。次にこのシュレンク容器の上部の栓を開け、1時間、外気に接触させることで空気を導入し、さらに110℃で撹拌した。ガスクロマトグラフィー及びガスクロマトグラフィー−マススペクトル(GCMS)分析で酸化に由来する新たなピークの出現はなかった。
窒素雰囲気下、実施例14で得られた2,3−ジ(n−ヘキシル)ナフトビフェニレン8.2mgをトルエン(10.2g)と混合し、80℃で1時間撹拌し、2,3−ジ(n−ヘキシル)ナフトビフェニレンの黄色透明溶液を調製した。
Claims (15)
- 下記一般式(1)で示されるビフェニレン誘導体。
- 置換基R2、R3、R6、及びR7が、同一又は異なって、水素原子、炭素数6〜30のアリール基、炭素上に結合基を有する炭素数2〜20の複素環基、炭素数3〜20のアルキニル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数5〜20のアルキル基、及び炭素数1〜20のフッ素化アルキル基の群からなる基から選ばれる少なくとも一種以上の基であり、置換基R1、R4、R5、及びR8が、同一又は異なって、水素原子又はフッ素原子であり、且つ置換基R5〜R8の内、任意の二以上のものは互いに結合し、置換基を有するベンゼン環、置換基を有していてもよいナフタレン環、及び置換基を有していてもよいトリフェニレン環からなる群から選ばれる少なくとも一以上の環を形成することを特徴とする、請求項1に記載のビフェニレン誘導体。
- 置換基R6とR7が、互いに結合し置換基を有するベンゼン環、又は置換基を有していてもよいナフタレン環を形成することを特徴とする、請求項1又は2に記載のビフェニレン誘導体。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のビフェニレン誘導体を含む耐酸化性有機半導体材料。
- 請求項5に記載の耐酸化性有機半導体材料からなる有機薄膜。
- 一般式(3)で示されるジハロビフェニル誘導体を銅化合物又は銅と反応させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のビフェニレン誘導体の製造方法。
- 一般式(3)で示されるジハロビフェニル誘導体をジリチオ化及び/又はジグリニャール化した後、銅化合物と反応させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のビフェニレン誘導体の製造方法。
- 銅化合物が、2価の銅化合物であることを特徴とする請求項9又は10に記載のビフェニレン誘導体の製造方法。
- 2価の銅化合物が、塩化銅(II)又は臭化銅(II)であることを特徴とする請求項11に記載のビフェニレン誘導体の製造方法。
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