JP2007223417A - 車両のワイパ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィンドウシールド近傍での作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現し得る車両のワイパ制御装置を提供する。
【解決手段】車両のウィンドウシールドの外表面を払拭するワイパ,ワイパを駆動する駆動モータ,ウィンドウシールドの外表面に滴下した雨滴を検知する雨滴センサ,雨滴センサからの検知情報に応じてワイパ駆動を自動的に制御するオートモードを含む複数モードのいずれかで、ワイパ駆動を制御する制御手段に加えて、燃料注入口を開閉自在に覆うフィラーリッドの開状態を検知するフィラーリッド開閉検知手段、及び、ワイパの起立状態を検知するワイパ起立状態検知手段の少なくとも一方を設ける。オートモードの設定下で、フィラーリッドの開状態が検知された場合、若しくは、ワイパの起立状態が検知された場合には、ワイパを停止させるように、ワイパ駆動が制御される。
【選択図】図3

Description

本発明は、雨滴センサからの検知情報に応じてワイパ駆動を自動的に制御するオートモードを含む複数モードのいずれかでワイパ駆動を制御する車両のワイパ制御装置に関する。
従来、例えばウィンドウシールドの外表面に滴下した雨滴を検知する雨滴センサを用いて、ワイパを自動的に制御するオートワイパシステムを搭載した車両が知られている。このシステムによれば、イグニションがオンされ、かつ、ワイパ駆動を制御するためのモードがオートモードに設定された状態では、雨滴センサからの検知情報に基づき降雨量を判定し、その降雨量に応じて、ワイパ駆動がオフ(OFF)−間欠(INT)−低速(LOW)−高速(HI)の間で自動的に切り換えられる。
ところで、従来のオートワイパシステムによれば、イグニションがオンされ、かつ、ワイパ駆動を制御するためのモードがオートモードに設定された状態では、例えばガソリンスタンドでの給油中にサービスマンがウィンドウシールドを濡れタオルで拭くことで、ウィンドウシールドの外表面に水滴が付着すると、雨滴センサが誤って検知反応し、それに伴い、ワイパが不用意に動作する可能性があった。これは、ウィンドウシールド近傍にいる作業者にとって、作業実施を妨げる要因となり得る。
かかる問題に対処するために、例えば特開2000−38114号公報では、ウィンドウシールドの清掃に際して、ワイパスイッチのオフモードへの操作忘れがあった場合にも、雨滴センサの検知反応に基づきワイパブレードに払拭予告動作させることで、ワイパの不用意な払拭作動を未然に防止することが提案されている。
特開2000−38114号公報
しかしながら、上記特許文献1で提案された技術によっても、ワイパの払拭予告動作やその後の払拭動作が作業者による作業実施の妨げとなる可能性は依然として残る。ウィンドウシールド近傍での作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現するには、車両が雨滴以外の要因に応じて雨滴センサが誤って検知反応し得る状況にあると判断される場合に、ワイパを完全に停止させることが望ましい。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、ウィンドウシールド近傍での作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現し得る車両のワイパ制御装置を提供することを目的とする。
そこで、本願の請求項1に係る発明は、車両のウィンドウシールドの外表面を払拭するワイパであって、該ウィンドウシールドの外表面から離間して起立した状態に保持され得る支持構造を備えたワイパと、該ワイパを駆動するワイパ駆動手段と、上記ウィンドウシールドの外表面に滴下した雨滴を検知する雨滴検知手段と、該雨滴検知手段からの検知情報に応じて上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を自動的に制御するオートモードを含む複数モードのいずれかで、該ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御する制御手段と、有するとともに、燃料注入口を開閉自在に覆うフィラーリッドの開状態を検知するフィラーリッド開閉検知手段、及び、上記ワイパの起立状態を検知するワイパ起立状態検知手段の少なくとも一方を有しており、上記制御手段は、上記オートモードの設定下で、上記フィラーリッド開閉検知手段によりフィラーリッドの開状態が検知された場合、若しくは、上記ワイパ起立状態検知手段によりワイパの起立状態が検知された場合に、上記ワイパを停止させるように、上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御することを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、車両のウィンドウシールドの外表面を払拭するワイパであって、該ウィンドウシールドの外表面から離間して起立した状態に保持され得る支持構造を備えたワイパと、該ワイパを駆動するワイパ駆動手段と、上記ウィンドウシールドの外表面に滴下した雨滴を検知する雨滴検知手段と、該雨滴検知手段からの検知情報に応じて上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を自動的に制御するオートモードを含む複数モードのいずれかで、該ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御する制御手段と、燃料注入口を開閉自在に覆うフィラーリッドの開状態を検知するフィラーリッド開閉検知手段と、上記ワイパの起立状態を検知するワイパ起立状態検知手段と、を有しており、上記制御手段は、上記オートモードの設定下で、上記フィラーリッド開閉検知手段によりフィラーリッドの開状態が検知され、かつ、上記ワイパ起立状態検知手段によりワイパの起立状態が検知された場合に、上記ワイパを停止させるように、上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御することを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、上記請求項1又は2に係る発明において、車両の速度を検知する速度検知手段を有しており、上記制御手段は、上記速度検知手段により検知される速度に基づき、車両が停止状態にあることが判断された場合に、上記ワイパを停止させるように、上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御することを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、雨滴センサからの検知情報に応じてワイパ駆動を自動的に制御するオートモード設定時に、フィラーリッドの開状態が検知された場合、若しくは、ワイパの起立状態が検知された場合に、ワイパを停止させることで、例えば給油や洗車が行われる場合等の、雨滴以外の要因に応じて雨滴センサが誤って検知反応し得る車両の状況に応じて、雨滴センサの誤った検知反応に伴うワイパ駆動を防止することができる。それにより、ウィンドウシールド近傍にいる作業者の作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、雨滴センサからの検知情報に応じてワイパ駆動を自動的に制御するオートモード設定時に、フィラーリッドの開状態が検知され、かつ、ワイパの起立状態が検知された場合に、ワイパを停止させることで、例えば給油と同時に洗車が行われる場合等の、雨滴以外の要因に応じて雨滴センサが誤って検知反応し得る車両の状況に応じて、雨滴センサの誤った検知反応に伴うワイパ駆動を防止することができる。それにより、ウィンドウシールド近傍にいる作業者の作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、上記ワイパを停止させる条件として、車両が停止状態にあることを加えることで、例えば給油や洗車が行われる場合等の、雨滴以外の要因に応じて雨滴センサが誤って検知反応し得る状況をより確実に判別することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1及び2は、それぞれ、本発明の実施形態に係るワイパ制御装置を搭載した車両の斜視図、及び、ワイパ制御装置の基本構成を示す斜視図である。この車両1では、周知の構成として、フロントウィンドウシールド(以下では、単に、ウィンドウシールドという)2の外表面を水滴や汚れを除去すべく払拭するワイパブレード3aと、ウィンドウシールド2の外表面に沿って揺動しつつ、ワイパブレード3aに駆動モータ14から付与された駆動力を伝えるワイパアーム3b(図2参照)とをそれぞれ備えた一対のワイパ3が設けられている。
各ワイパ3は、ワイパアーム3bがウィンドウシールド2の外表面から離間して起立した状態に保持され得る支持構造を有しており、ワイパアーム3bの起立状態では、ワイパブレード3aもウィンドウシールド2の外表面から離間し、ウィンドウシールド2の前方に突出する姿勢で保持される。なお、未使用時のワイパ3(ワイパブレード3a)は、図1に示されるように、ウィンドウシールド2の外表面の前端部近傍にて略水平に保持される。
また、図2から分かるように、ワイパ3の駆動力は駆動モータ14により付与され、その駆動モータ14によるワイパ駆動は、マイクロコンピュータからなる制御部11により制御されるようになっている。この車両1では、制御部11が駆動モータ14によるワイパ駆動を制御するためのモード(以下、駆動制御モードという)として、オートモード(AUTO),間欠モード(INT),低速モード(LO),高速モード(Hi),オフモード(OFF)の複数モードが設定されており、制御部11は、それらのモードのいずれかで、駆動モータ14によるワイパ駆動を制御する。これらのモードは、ドライバによる操作が可能であるようにステアリングコラム(不図示)に設けられたワイパスイッチ13により切り換えられる。
制御部11は、駆動制御モードがワイパスイッチ13により間欠モード,低速モード,高速モードに設定された場合、ワイパ3がそれぞれ間欠動作,低速動作,高速動作を行うように、また、駆動制御モードがワイパスイッチ13によりオフモードに設定された場合には、ワイパ3が停止するように、駆動モータ14によるワイパ駆動を制御する。
更に、制御部11は、駆動制御モードがワイパスイッチ13によりオートモードに設定された場合、降雨量に応じてワイパ駆動を自動的に制御する。降雨量を判定するために、この車両1では、ウィンドウシールド2の内表面上で、運転席の前方上側に取り付けられたルームミラー6の前方に、ウィンドウシールド2の外表面に滴下する雨滴を光学的に検知する雨滴センサ7が装着されている。制御部11は、オートモード設定時に、この雨滴センサ7により検知された情報に基づき降雨量を判定し、その降雨量に応じて、ワイパ3が停止,間欠動作,低速動作,高速動作のうちのいずれかを行うように、駆動モータ14によるワイパ駆動を制御する。これにより、オートモード設定時には、例えば、ワイパ3は、雨が降っていない場合に停止させられ、雨がまばらに降っている場合に間欠動作させられ、小雨が降っている場合に継続的に低速動作させられ、大雨が降っている場合に継続的に高速動作させられる。
ところで、前述したように、従来のオートワイパシステムによれば、イグニションオン状態で、駆動制御モードがオートモードに設定されたままでは、例えば洗車に際しウィンドウシールドの外表面に水滴が付着した場合に、雨滴センサが誤って検知反応し、ワイパが不用意に動作する可能性があったが、本実施形態では、かかる可能性をなくするために、車両1が雨滴以外の要因に応じて雨滴センサが誤って検知反応し得る状況にあると判断される場合に、ワイパ3を完全に停止させる構成が採用されている。
このため、本実施形態に係る車両1では、前述した構成に加えて、ワイパアーム3bの起立状態にあることを検知するワイパアーム起立状態センサ5と、車体の後部側面に燃料注入口を開閉自在に覆うべく設けられたフィラーリッド8の開状態を検知するフィラーリッド開閉センサ9と、が設けられている。ワイパアーム起立状態センサ5によりワイパアーム3bの起立状態が検出された場合、若しくは、フィラーリッド開閉センサ9によりフィラーリッド8の開状態が検知された場合には、車両1が例えばガソリンスタンドにおける給油中若しくは洗車中にあり、ウィンドウシールド2の近傍に作業者がいる可能性があるため、制御部11は、フィラーリッド8の開状態が検知されるのに応じて、ワイパ3が停止するように、ワイパ駆動を制御する。
また、本実施形態では、制御部11が、車両1が雨滴以外の要因に応じて雨滴センサが誤って検知反応し得る状況にあるか否かを判断する上で、図2に示すように、周知の構成として車両1に搭載されるイグニションスイッチ12及び車速センサ16からの信号に基づき、それぞれ、エンジン(不図示)のオンオフ状態及び車両1の走行速度を判定する。
以下、車両1が雨滴以外の要因に応じて雨滴センサ7が誤って検知反応し得る状況にあるか否かが判断されつつ実行されるワイパ制御処理(実施例1及び2)について説明する。なお、後述する実施例1及び実施例2のワイパ制御処理は、制御部11内のROM(不図示)に予め記録されたコンピュータプログラムに基づき実行されるものである。
図3は、実施例1に係るワイパ制御処理についてのフローチャートである。この処理では、まず、イグニションスイッチ12がオン状態にあるか否かが判断され(#11)、その結果、イグニションスイッチ12がオフ状態にあると判断された場合には、再度ステップ#11が繰り返され、他方、イグニションスイッチ12がオン状態にあると判断された場合には、続いて、ワイパスイッチ13がオン状態にあるか否か、すなわち、オフモード以外に設定されているか否かが判断される(#12)。
ステップ#12の結果、ワイパスイッチ13がオフ状態にある(すなわちオフモードに設定されている)と判断された場合には、再度ステップ#12が繰り返され、他方、ワイパスイッチ13がオン状態にあると判断された場合には、続いて、ワイパスイッチ13がオートモードに設定されているか否かが判断される(#13)。その結果、オートモードに設定されていないと判断された場合には、設定されているモードに基づき、ワイパ駆動が制御される(#19)。ステップ#19の後、処理がリターンされる。
他方、ステップ#13の結果、ワイパスイッチ13がオートモードに設定されていると判断された場合には、続いて、車速センサ16からの信号に基づき、車両1が停車状態にあるか否かが判断され(#14)、その結果、車両1が走行状態にあると判断された場合には、そのまま、オートモードでワイパ駆動が制御される(ステップ#17)。ステップ#17の後、処理がリターンされる。他方、ステップ#14の結果、車両1が停車状態にあると判断された場合には、続いて、フィラーリッド開閉センサ9からの信号に基づき、フィラーリッド8が開状態にあるか否かが判断される(#15)。
ステップ#15の結果、フィラーリッド8が開状態にあると判断された場合には、ワイパ3が停止させられるように、駆動モータ14によるワイパ駆動が制御される(#18)。ステップ#18の後、処理がリターンされる。また、一方、フィラーリッド8が閉状態にあると判断された場合には、続いて、ワイパアーム起立状態センサ5からの信号に基づき、ワイパアーム3bが起立した状態にあるか否かが判断される(#16)。
ステップ#16の結果、ワイパアーム3bが起立していると判断された場合には、ワイパ3が停止させられる(#18)。ステップ#18の後、処理がリターンされる。また、一方、ワイパアーム3bが起立していないと判断された場合には、オートモードでワイパ駆動が制御される(ステップ#17)。ステップ#17の後、処理がリターンされる。
このように、オートモード設定時に、フィラーリッド8が開状態にある、若しくは、ワイパアーム3bが起立している状態にある場合には、ワイパ3を停止させることで、例えば給油や洗車が行われる車両の状況に応じて、雨滴センサ7の誤った検知反応に伴うワイパ駆動を防止することができる。それにより、ウィンドウシールド2の近傍にいる作業者の作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現することができる。
前述した実施例1のワイパ制御処理では、フィラーリッド8が開状態にある場合、若しくは、ワイパアーム3bが起立している状態にある場合に、ワイパ3が停止させられたが、フィラーリッド8が開状態にあり、かつ、ワイパアーム3bが起立している状態にある場合など、より限定的な車両1の状況に応じて、ワイパ3が停止させられてもよい。図4は、かかる実施例2のワイパ制御処理についてのフローチャートである。
この処理では、まず、イグニションスイッチ12がオン状態にあるか否かが判断され(#21)、その結果、イグニションスイッチ12がオフ状態にあると判断された場合には、再度ステップ#21が繰り返され、他方、イグニションスイッチ12がオン状態にあると判断された場合には、続いて、ワイパスイッチ13がオン状態にあるか否かが判断される(#22)。
ステップ#22の結果、ワイパスイッチ13がオフ状態にあると判断された場合には、再度ステップ#22が繰り返され、他方、ワイパスイッチ13がオン状態にあると判断された場合には、続いて、ワイパスイッチ13がオートモードに設定されているか否かが判断される(#23)。その結果、オートモードに設定されていないと判断された場合には、設定されているモードに基づき、ワイパ駆動が制御される(#29)。ステップ#29の後、処理がリターンされる。
他方、ステップ#23の結果、ワイパスイッチ13がオートモードに設定されていると判断された場合には、続いて、車速センサ16からの信号に基づき、車両1が停車状態にあるか否かが判断され(#24)、その結果、車両1が走行状態にあると判断された場合には、そのまま、オートモードでワイパ駆動が制御される(ステップ#27)。ステップ#27の後、処理がリターンされる。他方、ステップ#24の結果、車両1が停車状態にあると判断された場合には、続いて、フィラーリッド開閉センサ9からの信号に基づき、フィラーリッド8が開状態にあるか否かが判断される(#25)。
ステップ#25の結果、フィラーリッドが閉状態にあると判断された場合には、オートモードでワイパ駆動が制御される(ステップ#27)。ステップ#27の後、処理がリターンされる。他方、フィラーリッドが開状態にあると判断された場合には、続いて、ワイパアーム起立状態センサ5からの信号に基づき、ワイパアーム3bが起立した状態にあるか否かが判断される(#26)。
ステップ#26の結果、ワイパアーム3bが起立した状態にあると判断された場合には、ワイパ3が停止させられるように、駆動モータ14によるワイパ駆動が制御される(#28)。ステップ#28の後、処理がリターンされる。また、一方、ワイパアーム3bが起立していないと判断された場合には、オートモードでワイパ駆動が制御される(ステップ#27)。ステップ#27の後、処理がリターンされる。
このように、オートモード設定時に、フィラーリッド8が開状態にあり、かつ、ワイパアーム3bが起立している状態にある場合に、ワイパ3を停止させることで、例えば給油と同時に洗車が行われる車両1の状況に応じて、雨滴センサ7の誤った検知反応に伴うワイパ駆動を防止することができる。それにより、ウィンドウシールド2の近傍にいる作業者の作業実施の妨げにならずまたより安全なオートワイパ動作を実現することができる。
なお、本発明は、例示された実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るワイパ制御装置を搭載した車両の斜視図である。 上記ワイパ制御装置の基本構成を示す図である。 実施例1のワイパ制御処理についてのフローチャートである。 実施例2のワイパ制御処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1…車両,2…フロントウィンドウシールド,3…ワイパ,3a…ワイパブレード,3b…ワイパアーム,5…ワイパアーム起立状態センサ,8…フィラーリッド,9…フィラーリッド開閉センサ,11…制御部,12…イグニションスイッチ,13…ワイパスイッチ,14…駆動モータ,16…車速センサ。

Claims (3)

  1. 車両のウィンドウシールドの外表面を払拭するワイパであって、該ウィンドウシールドの外表面から離間して起立した状態に保持され得る支持構造を備えたワイパと、
    上記ワイパを駆動するワイパ駆動手段と、
    上記ウィンドウシールドの外表面に滴下した雨滴を検知する雨滴検知手段と、
    上記雨滴検知手段からの検知情報に応じて上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を自動的に制御するオートモードを含む複数モードのいずれかで、該ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御する制御手段と、有するとともに、
    燃料注入口を開閉自在に覆うフィラーリッドの開状態を検知するフィラーリッド開閉検知手段、及び、上記ワイパの起立状態を検知するワイパ起立状態検知手段の少なくとも一方を有しており、
    上記制御手段は、上記オートモードの設定下で、上記フィラーリッド開閉検知手段によりフィラーリッドの開状態が検知された場合、若しくは、上記ワイパ起立状態検知手段によりワイパの起立状態が検知された場合に、上記ワイパを停止させるように、上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御することを特徴とする車両のワイパ制御装置。
  2. 車両のウィンドウシールドの外表面を払拭するワイパであって、該ウィンドウシールドの外表面から離間して起立した状態に保持され得る支持構造を備えたワイパと、
    上記ワイパを駆動するワイパ駆動手段と、
    上記ウィンドウシールドの外表面に滴下した雨滴を検知する雨滴検知手段と、
    上記雨滴検知手段からの検知情報に応じて上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を自動的に制御するオートモードを含む複数モードのいずれかで、該ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御する制御手段と、
    燃料注入口を開閉自在に覆うフィラーリッドの開状態を検知するフィラーリッド開閉検知手段と、
    上記ワイパの起立状態を検知するワイパ起立状態検知手段と、を有しており、
    上記制御手段は、上記オートモードの設定下で、上記フィラーリッド開閉検知手段によりフィラーリッドの開状態が検知され、かつ、上記ワイパ起立状態検知手段によりワイパの起立状態が検知された場合に、上記ワイパを停止させるように、上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御することを特徴とする車両のワイパ制御装置。
  3. 更に、車両の速度を検知する速度検知手段を有しており、
    上記制御手段は、上記速度検知手段により検知される速度に基づき、車両が停止状態にあることが判断された場合に、上記ワイパを停止させるように、上記ワイパ駆動手段によるワイパ駆動を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のワイパ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114954364A (zh) * 2022-06-21 2022-08-30 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种后雨刮自动控制方法

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