JP2007223290A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ加硫装置の金型コンテナの断熱性を向上させると共に、扱いを容易にし、加硫装置及び金型コンテナ予熱装置を簡素化する。
【解決手段】タイヤのサイドウォールを成形するサイドウォール型5、9を保持する上下の円板8、4に取り付けられたプラテン7、3又は上下の円板と一体型のプラテンに熱媒を供給する通路32、31を設けると共に、タイヤのトレッド部を成形するトレッド型を12支持する複数のセグメント11を拡縮させるジャケット23に熱媒を供給する通路33を設け、プラテン3、7の外側面に断熱材として断熱板51、52を設けると共に、ジャケットの外周面にも断熱材54を設けてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、生タイヤを成形しかつ加硫するタイヤ加硫装置に関する。
タイヤの製造において、生タイヤを成形しかつ加硫する装置として、セルフロックコンテナを用いたタイヤ加硫装置が知られている。このようなタイヤ加硫装置は、例えば、特許第2505675号公報、特開2001-79850号公報などに開示されている。
これらの公報に記載されているように、セルフロックコンテナを用いたタイヤ加硫装置において、タイヤを成形する部分であるセルフロックコンテナは、タイヤのサイドウォール部を形成する上サイドウォール型(金型)及び下サイドウォール型(金型)を保持する上円板(上円板)及び下円板(下円板)と、タイヤのトレッド部を形成するトレッド型(金型)を保持する、複数に分割されたセグメントと、セグメントと斜面を介して係合し、かつセグメントを拡縮させるアウターリング(ジャケット)とを基本的な構成とする金型コンテナ(金型装置)となっている。
このようなタイヤ加硫装置において、金型コンテナは、タイヤ加硫装置本体(以下、装置本体)の構成部材である固定のベース上に構成される。ベースには、下サイドウォール型を取り付けた下円板が固定される。装置本体には、ボルスタープレートを介して金型コンテナにおける下円板を除く部分を昇降させる昇降機構が備わっている。昇降機構は、アウターリングを下降させてセグメントを閉じるのにも寄与する。この昇降機構には、セグメントを開くための型開閉用のシリンダが備えられている。この型開閉用のシリンダは、上円板に結合されており、その昇降によりセグメントの開閉動作を行う。
金型コンテナにおける上サイドウォール型、下サイドウォール型、トレッド型は、生タイヤを成形及び加硫するために昇温される。昇温のための熱は、特許第2505675号公報に開示の技術においては、上サイドウォール型を取り付けてある上円板、下サイドウォール型を取り付けてある下円板、トレンド型を支持しているアウターリングに蒸気を通すことにより、特開2001-79850号公報に開示の技術においては、上サイドウォール型を取り付けてある上円板、下サイドウォール型を取り付けてあるボトムプレート、セグメントを支持しているアウターリングを電磁誘導により加熱することにより得ている。
特許第2505675号公報 特開2001-79850号公報
上記のようなタイヤ加硫装置においては、加熱による熱効率を高めるため、上円板、下円板、アウターリングは、タイヤの加硫中、断熱材や保温材で覆われる。特許第2505675号公報に開示されているタイヤ加硫装置では、金型コンテナの断熱として、その下部においては、装置本体のベース上に断熱材を張り、上部においてはボルスタープレートの表面に断熱材を張り、アウターリングを囲む円筒状の断熱材をボルスタープレートに設けていた。
しかし、このような断熱方法では、断熱材を装置本体側に設けているので、金型コンテナの交換時等には、高温部がむき出しとなった金型コンテナを扱うことになり、作業性を悪くしていた。また、新たな金型コンテナを使用する際には、金型コンテナは予熱されて装置本体側に搬送される場合があるが、その場合には搬送の際に熱が放出されてしまい、熱的に非効率であった。
特開2001-79850号公報に開示されている加硫装置では、断熱材を、金型を保持する上円板、ボトムプレート、アウターリングに取り付けているが、この装置は、そもそも熱源である電磁誘導装置が装置本体側に備え付けられているものであり、電磁コイルを上円板、ボトムプレート、アウターリングの表面に押し付けて加熱するものであるので、上円板等における電磁コイルを押し付ける部分の保温が困難であった。また、電磁コイルを上円板等の表面に押し付けるための機構が必要であり、装置の構造が複雑となってしまうという構造上の問題もあった。更に、予熱のために、加硫装置本体と同等の加熱装置が必要であった。
なお、上記以外のタイヤ加硫装置の構造として、断熱材、熱源の双方を装置本体側に設けた構造が知られているが、この構造の場合も上記と同様の問題を有している。
本発明は、従来のタイヤ加硫装置における、上述のような問題点を解決し、熱効率の向上、扱いやすさの向上、加硫装置及び予熱装置の簡素化等をめざしてなされたものである。
上記課題を解決する第1の発明は、
タイヤの側部を成形するサイドウォール型をそれぞれ取り付けた上円板及び下円板と、
タイヤのトレッド部を成形する複数に分割されたトレッド型を取り付けた複数のセグメントと、
前記セグメントと斜面を介して係合し、上下動により前記セグメントを半径方向に移動し得る環状のジャケットとを備え、
前記セグメントを半径方向内側に移動させた型閉鎖時には前記セグメントの上部及び下部に形成した爪部が前記上円板及び下円板の外周部の突起部に係合することにより前記上円板及び下円板が離間しないように保持するようにしたセルフロックコンテナを用いたタイヤ加硫装置において、
前記下円板の下面に下プラテンを取り付け、又は前記下円板と前記下プラテンが一体型であり、
前記下プラテンに、前記下円板を介して前記下サイドウォール型に加硫のための熱を与える熱媒の供給系を設けると共に、前記下プラテンの下面に断熱材を取り付け、
前記上円板の上面に上プラテンを取り付け、又は前記上円板と前記上プラテンが一体型であり、
前記上プラテンに、前記上円板を介して前記上サイドウォール型に加硫のための熱を与える熱媒の供給系を設けると共に、前記上プラテンの上面に断熱材を取り付け、
前記ジャケットに、前記セグメントを介して前記トレッド型に加硫のための熱を与える熱媒の供給系を設けると共に、前記ジャケットの外周面に断熱材を設けてなる
ことを特徴とするタイヤ加硫装置である。
上記課題を解決する第2の発明は、第1の発明において、
前記上下のプラテン及びジャケットに設けられた熱媒の供給系が、前記上下のプラテン及びジャケットにそれぞれ通路を形成し、これらの通路に加熱媒体を供給するものであることを特徴とするタイヤ加硫装置である。
上記課題を解決する第3の発明は、第1の発明において、
前記上下のプラテンに取り付けられる前記断熱材は、タイヤ加硫時の力が加わらぬため、低耐圧力の耐熱材が使用でき、その外側をプレートで保護してあり、前記ジャケットの外周面に設けられる断熱材がグラスウール等で、その外側をプレートで保護してあることを特徴とするタイヤ加硫装置である。
第1の発明に係る加硫装置によれば、金型コンテナ自体が熱源の供給系を備え、しかも全体が断熱材で覆われているので、加硫中の熱の放出が低減できる。また、予熱後のコンテナを装置本体に搬送する際の熱放出が低減できる。従って、タイヤ加硫装置及び予熱装置の構造の簡素化が図れる。更に、金型コンテナを装置本体に搬入及び搬出する際には作業者が金型コンテナを扱うことになるが、高温部が断熱材で包まれているので作業性が良い。
加硫のための熱の供給系が金型コンテナ自体に備わっているので、金型コンテナを加熱するための装置本体側の設備が簡素化できる。熱源をコンテナに押し付ける特開2001-79850号公報に開示のものに比べ、カバー等を用いることなく保温可能な面積が増やせ、熱効率が上がる。加熱による熱のロス自体も少なくなる。熱源を金型コンテナ側に押し付ける装置なども不要となる。
特開2001-79850号公報に開示のもののように、熱源をコンテナに押し当てて加熱する加硫装置で、熱源を複数のコンテナで共有する場合、放熱量も考慮した加硫に必要な熱量を求め、その熱量以上の熱量をコンテナに与えるという複雑な制御が必要であるが、本発明に係る加硫装置によれば、熱の供給系がコンテナと一体であるので、加硫のための熱の制御が容易となる。
第2の発明に係るタイヤの加硫装置によれば、金型コンテナの下プラテン、上プラテン、ジャケットに設けられた熱媒の供給系として、前記下プラテン、上プラテン、ジャケットにそれぞれ通路を形成し、これらの通路に熱媒を供給するようにしたものであるから、例えば、下プラテン、上プラテンにおける通路を放射状に形成することなどにより、下プラテン、上プラテン、ひいてはこれらに取り付けられる金型を均一に加熱することが可能となる。ジャケットについては、ジャケット全周を巡る通路を設けることにより同様の効果を得ることができる。
第3の発明に係るタイヤの加硫装置によれば、前記上下のプラテンに取り付けられる前記断熱材として石膏板等を用い、前記ジャケットの外周面に設けられる断熱材としてグラスウール等を用いるようにすれば、安定した断熱効果が得られると共に、製造する上でも容易となる。また、各断熱材の外側を、プレートで保護することにより、断熱材の破損を防ぐ効果を得ることができる。
以下、本発明に係るタイヤ加硫装置を実施例に基づき詳細に説明する。図1は、実施例に係るタイヤ加硫装置の一部の断面図であり、中心線よりの左側はトレッド型を閉じた状態を示し、中心線より右側はトレッド型を開いた状態を示している。図2は、その一部の拡大図である。図3、4は図1中のIII−III矢視断面図、IV−IV矢視断面図、図5は上プラテンの平面図、図6〜8は、加熱媒体である蒸気の供給又は排出のための配管ジョイントの断面図である(図8は図2中のVIII部の拡大図)。
タイヤ加硫装置の装置本体は固定のベース1を備えており、その上に、金型コンテナ2は構成される。金型コンテナ2の基部をなす環状円板である下プラテン3がベース1に固定される。下プラテン3上には、環状の下円板4が下プラテン3と同心状に取り付けられている。下円板4の上面に、タイヤの一方のサイドウォールを成形する下型である下サイドウォール型5が取り付けられている。下円板4の外周面の上部には、セルフロック用の突起部6が形成されている。なお、図示はされていないが、ベース1側から下プラテン3、下円板4の中央部には、生タイヤを内側から成形・加硫するための加圧加熱媒体が導入されるブラダ(ゴム袋)を備えた中心機構が設置されている。
一方、図示はされていないが、ベース1の上方には、装置本体に備わっている昇降装置によりベース1に対し昇降可能なボルスタープレートが支持され、このボルスタープレートに設けられたシリンダのピストンロッド先端に、環状円板である上プラテン7が支持されている。この上プラテン7の下面に、環状の上円板8が上プラテン7と同心状に取り付けられている。上円板8の下面に、タイヤのもう一方のサイドウォールを成形する上型である上サイドウォール型9が取り付けられている。上円板8の外周面の下部には、セルフロック用の突起部10が形成されている。
下円板4と上円板8の外側には、周方向に複数(本実施例では9個)に分割されたセグメント11が位置しており、各セグメント11の内側面には、タイヤのトレッドを成形するトレッド型12が取り付けられている。セグメント11は、上プラテン7に半径方向に滑動可能に支持されている。
上プラテン7に対しセグメント11を半径方向に滑動可能に支持している構造は、図3、5に示されている。上プラテン7の縁部の表面にはT形溝13が、セグメント11と同数放射状に形成されている。一方、セグメント11の頂面にはT形のキー14がボルトにより固定されており、このT形のキー14が前記T形溝13に摺動自在に嵌合している。つまり、セグメント11は、キー14とT形溝13との係合により拘束されて、上下のプレート4、8に対し放射状(半径方向)に拡縮移動できるようになっているのである。複数のセグメント11が閉じた状態(図1中の中心線の左側部分及び図2)では、複数のトレッド型12はリング状に一体となり、タイヤのトレッド部分に対応した型となる。なお、セグメント11の半径方向の移動を容易にするため、下プラテン3の表面、上プラテン7の下面及びT形溝13の表面には、低摩擦材が貼られる。
セグメント11の内側面において、その下部には、下円板4のセルフロック用の突起部6の下面に係合し得るセルフロック用の爪部15が形成され、上部には、上円板8のセルフロック用の突起部10の上面に係合し得るセルフロック用の爪部16が形成されている。爪部15、16は、トレッド型12が取り付けられる上下の爪部17、18と凹状の溝19、20を形成し、これらの溝19、20が、突起部6、10に嵌合する如くなっている。
図4に示すように、セグメント11の外側面21は、上端から下端にかけて外側に広がる斜面となっており、かつ水平方向には円弧面となっている。この外側面21の中央部分にT形溝22が上下方向に形成されている。一方、セグメント11の外側には筒状のジャケット(アウターリング)23が位置しており、その内側面24は、セグメント11の外側面21と合致する形状となっている。ジャケット23の内側面24にはT形のキー25がボルトにより取り付けられ、このキー25が、セグメント11のT形溝22内には挿入されている。つまり、セグメント11とジャケット23とは、キー25及びT形溝22を介してスライドし得るようになっている。
ジャケット23の上部は、図示されていない結合部材を介して、前述したボルスタープレートに結合されている。つまり、装置本体に備わっている昇降装置により、ボルスタープレートと共にジャケット23は昇降可能となっている。
本発明に係るタイヤ加硫装置における金型コンテナ2は、金型コンテナ2自体に、タイヤの加硫に供する熱媒(蒸気、蒸気とイナートガスの混合ガス、温水など)の供給系が備わっている。すなわち、下プラテン3には、熱媒を供給するための通路31が形成され、上プラテン7には、熱媒を供給するための通路32が形成され、ジャケット23には、熱媒を供給するための通路33が形成されている。
通路31、32は同様の構造をなしており、図5には上プラテン7に形成した通路32を示す。通路32は放射状をなし、かつ内側部分及び外側部分で内径側通路32a、外径側通路32bでつなげられて一本の通路となっている。上プラテン7の縁部近くの上面には、熱媒の入口32c、出口32dが形成されており、これらの入口32c及び出口32dに接続させて、図6、7に示すような配管ジョイント34、35がボルトにより上プラテン7に取り付けられている。なお、本実施例は、熱媒として蒸気を用いる例であり、そのため、出口部においては、出口32dを通路32より深く形成し、その中に配管ジョイント35のノズル部35aが入り込むようにしている。これは、出口部側においては、蒸気の凝縮により水滴となるので、水滴を回収できるようにするためである。熱媒として凝縮液化しないものを用いるのであれば、入口部と出口部のジョイントは同じ構造でよい。
入口側の配管ジョイント34には、装置本体側に備わっている熱媒の供給用のジョイント30が接続され、出口側の配管ジョイント35には、同様に装置本体に備わっている熱媒の排出用のジョイント37が接続される。これらの接続は、上プラテン7、ジャケット23等が、昇降装置にセットされたときになされる。
下プラテン3の通路31も上プラテン7の通路32と同様に放射状をなす構造となっている。下プラテン3側にあっても、通路32の熱媒の入口部及び出口部には配管ジョイントが設けられ、これらの配管ジョイントには、ベース1側に設けられている供給用及び排出用の配管ジョイントが接続される。なお、この接続は、下プラテン3等がベース1上に固定されるときになされる。
ジャケット23に形成されている通路33は、リング状に二条形成され、かつ上下方向に連通溝33aでつなげられている。通路33への熱媒の入口部及び出口部はジャケット23の上面には設けられている。一方、ジャケット23の上面には、連結部材38を介してリング状円板39が設けられており、このリング状円板39に、図2中のVIII部の拡大である図8に示すように入口部及び出口部で同一形状の配管ジョイント40がそれぞれ設けられている。配管ジョイント40の上端側には、装置本体側に装備されている熱媒の供給又は排出のための配管ジョイント41が接続される。配管ジョイント40の下端側は、ジャケット23の上面に設けられた前記入口部、出口部に配管42を介して接続される。なお、この接続は、上プラテン7と共にジャケット23等がボルスタープレート側に支持されるときになされる。
以上のように、本発明では、金型コンテナ2自体に熱媒の供給系が設けられているが、更に金型コンテナ2自体が断熱構造とされている。すなわち、下プラテン23の下面には断熱材として下断熱板51が設けられ、上プラテン7の上面には断熱材として上断熱板52が設けられている。上下の断熱板52、51の材料としては、断熱機能のある材料であればどのようなものでもよいが、断熱板51、52にはタイヤ加硫時の力が加わらないため、低耐圧力の断熱材が使用でき、本実施例では、石膏ボードを採用している。上下の断熱板52、51の表面には、更にその保護のため金属製のプレート53が張られている。上下の断熱板52、51は、プレート53と共に上下のプラテン7、3の表面にボルト等により一体的に貼り付けられる。
ジャケット23の全外周面にも断熱材54が貼られている。断熱材54は、金属製の筒体55の内面に張られており、筒体55と共にジャケット23の外側に嵌め込むことによりジャケット23の外周面に設けられる。断熱材54の材料としては、断熱機能を有する種々の材料を使用することができ、本実施例ではグラスウールを採用している。
次に、このタイヤ加硫装置による生タイヤの成形及び加硫について説明する。
生タイヤを搬入する前には、装置本体のベース1上には、下サイドウォール型5を取り付けた下円板4等が固定された状態にあり、上サイドウォール型9を取り付けた上円板8、トレッド型12を取り付けたセグメント11、ジャケット23等は、装置本体に備わっている昇降装置により上方に待機した状態にある。なお、このとき、下プラテン3の熱媒の通路31には熱媒として蒸気が供給されている。上方に待機している上プラテン7の熱媒の通路32、ジャケット23の通路33にも蒸気が供給されている。
生タイヤは、図示されていないタイヤ搬入装置により、側方より下サイドウォール型5の上方に搬入され、下降されて下サイドウォール型5上に乗せられる。
生タイヤが搬入されると、装置本体の昇降装置により前述したボルスタープレートと共に上サイドウォール型9を取り付けた上円板8及びセグメント11等が下降され、図1において中心線より右側に示すように、セグメント11の下端面が下プラテン3上に乗ると共に、上サイドウォール型9が下サイドウォール型5の上方に位置される。このとき、セグメント11は、上方に位置するジャケット23に拘束されて開いた状態にある。
昇降装置によりボルスタープレートが更に下降されると、ジャケット23が下降し、ジャケット23の内側面24に押されてセグメント11が、セグメント11の上面のキー14と上プラテン7のT形溝13との係合を案内として半径方向内側に移動する。内側に移動するセグメント11は、その内側の溝19、20が下円板4の突起部6、上円板8の突起部10に嵌合し、更にセグメント11に取り付けられているトレッド型12が環状に一体となってタイヤのトレッドを成形する型を構成すると共に、上下のサイドウォール型9、5とも一体となり、タイヤを成形する空間を構成する。なお、ボルスタープレートを更に下降させることにともなって、上円板8に連結しているセグメント11の開動に供されるシリンダは縮められる。
上円板8の下降、セグメント11の内方への移動にともなって、ベース1側に設けられ、下円板4、下プラテン3の中央の穴から下円板4上の下サイドウォール型5より上方に突出しているブラダが型内にセットされる。
この後、ブラダ内に加硫のための加熱加圧媒体(蒸気など)が供給され、ブラダを介して生タイヤに内側から圧力がかけられ、かつ加熱されることにより、生タイヤは、上下のサイドウォール型9、5、及びトレッド型12に合った形状に成形されれると共に、加硫がなされる。上下のプラテン7、3の熱媒の通路32、31及びジャケット23の通路33にも高温蒸気が供給されているので、上下のプラテン7、3、上下の円板8、4を介して上下のサイドウォール型9、5に熱が伝わり、またジャケット23、セグメント11を介してトレッド型12へと熱が伝わり、タイヤの両サイドウォール部、トレッド部が外側からも加熱されて加硫される。
この成形及び加硫の際、上下のプラテン7、3の外面には断熱板52、51が設けられ、ジャケット23の外側には断熱材54が設けられているので、通路31、32、33を流れる蒸気の熱の無駄な放散が抑制される。
タイヤの成形及び加硫中、ブラダを介してタイヤの内方に供給された加圧加熱媒体により、上下のサイドウォール型9、5には、その間隔を広げる方向の力が作用するが、セグメント11の爪部15、16が下円板4と上円板8の突起部6、10に係合して下円板4及び上円板8を挟持するので、上下のサイドウォール型9、5が開くことはない。つまり、ブラダ内に供給されるの加圧加熱媒体の圧力により型締め(セルフロック)されるのである。
成形及び加硫が終了すると、先ず、ブラダ内の加圧加熱媒体が排出され、次いで上下のサイドウォール型9、5及びトレッド型12が開かれて、完成したタイヤが取り出される。タイヤの取り出しに際し、先ず、上円板8に連結しているシリンダ(ジャケット23を下降する際に縮められている)がピストンロッドを伸ばす方向に作動される。このシリンダの押出し力は、上プラテン7を介してセグメント11に作用するが、セグメント11の下端面は固定の下プラテン3上にあるので、シリンダは反力を受けてシリンダを取り付けてあるボルスタープレート、ジャケット23と共に上昇する。ジャケット23が上昇することにより、ジャケット23とキー25、T形溝22を介して連結されているセグメント11は、上昇するジャケット23の内側面と滑動しながら半径方向外側に移動して行く。セグメント11は、縮径するときと同様にセグメント11の上部のキー14と上プラテン7のT形溝13に案内されて移動する。
シリンダがピストンロッドを所定量押し出すことにより、セグメント11は所定量開かれセグメント11の上下の爪部16、15は、上下の円板8、4の突起部10、6から外れる。つまり、上下のサイドウォール型9、5の上下方向の拘束は解かれ、図1において中心線より右側に示す状態となる。図示はしていないが、トレッド型12は、成形されたタイヤのトレッド部から離れている。
この後、装置本体の昇降装置によりボルスタープレートを上昇させることにより、ジャケット23、セグメント11、上円板8等を上方の所定の位置に退避させる。タイヤは下サイドウォール型5に乗った状態で露わとなり、側方から進入してくるタイヤ搬出装置により把持されて搬出される。
このようなタイヤ加硫装置において、加硫すべきタイヤのサイズが変われば、金型コンテナ2も変更することになる。その際の、金型コンテナ2の搬出、交換等には、作業者の手作業がともなうが、金型コンテナ1は、断熱材(上下の断熱板52、51、断熱材54)で覆われているので、作業者が高温部分に触れるということはなく、作業の安全性、容易性が確保される。
また、新しい金型コンテナは予め予熱される場合もあるが、その場合も金型コンテナが断熱材で覆われているので、予熱装置から加硫装置のベース1上に移動する間での温度の低下が抑制される。
なお、本実施例で示した、金型コンテナ2における上下のプラテン7、3に設けられている熱媒の通路32、31の形状、ジャケット23に設けられている通路33の形状は一例であり、種々の形状が考えられる。また、本実施例では、下円板4と下プラテン3、上円板8と上プラテン7とを別部材とし、一体に結合しているが、下円板4と下プラテン3、上円板8と上プラテン7とを一体に形成してもよい。
本発明の一実施例に係るタイヤ加硫装置のコンテナ部分の断面図であり、中心線の左側は型を閉めた状態、中心線の右側は型を開いた状態を示す。 図1の左側部分の拡大図である。 セグメントと上プラテンとの間のキー構造を示す図1中のIII−III矢視断面図である。 セグメントとジャケットとの間のキー構造を示す図1中のIV−IV矢視断面図である。 上プラテンの平面図である。 上プラテンに設けた通路の入口部に設けられた配管ジョイントの断面図である。 上プラテンに設けた通路の出口部に設けられた配管ジョイントの断面図である。 図2中にVIIIで示す、ジャケットに蒸気を供給する配管ジョイントの断面図である。
符号の説明
1 ベース
2 金型コンテナ
3 下プラテン
4 下円板
5 下サイドウォール型
6 突起部
7 上プラテン
8 上円板
9 上サイドウォール型
10 突起部
11 セグメント
12 トレッド型
15 爪部
16 爪部
23 ジャケット
31 通路
32 通路
33 通路
51 下断熱板
52 上断熱板
54 断熱材

Claims (3)

  1. タイヤの側部を成形するサイドウォール型をそれぞれ取り付けた上円板及び下円板と、
    タイヤのトレッド部を成形する複数に分割されたトレッド型を取り付けた複数のセグメントと、
    前記セグメントと斜面を介して係合し、上下動により前記セグメントを半径方向に移動し得る環状のジャケットとを備え、
    前記セグメントを半径方向内側に移動させた型閉鎖時には前記セグメントの上部及び下部に形成した爪部が前記上円板及び下円板の外周部の突起部に係合することにより前記上円板及び下円板が離間しないように保持するようにしたセルフロックコンテナを用いたタイヤ加硫装置において、
    前記下円板の下面に下プラテンを取り付け、又は前記下円板と前記下プラテンが一体型であり、
    前記下プラテンに、前記下円板を介して前記下サイドウォール型に加硫のための熱を与える熱媒の供給系を設けると共に、前記下プラテンの下面に断熱材を取り付け、
    前記上円板の上面に上プラテンを取り付け、又は前記上円板と前記上プラテンが一体型であり、
    前記上プラテンに、前記上円板を介して前記上サイドウォール型に加硫のための熱を与える熱媒の供給系を設けると共に、前記上プラテンの上面に断熱材を取り付け、
    前記ジャケットに、前記セグメントを介して前記トレッド型に加硫のための熱を与える熱媒の供給系を設けると共に、前記ジャケットの外周面に断熱材を取り付けてなる
    ことを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 前記上下のプラテン及びジャケットに設けられた熱媒の供給系は、前記上下のプラテン及びジャケットにそれぞれ通路を形成し、これらの通路に加熱媒体を供給するものであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
  3. 前記上下のプラテンに取り付けられる前記断熱材はタイヤ加硫時の力が加わらぬため、低耐圧力の断熱材が使用でき、又その外側をプレートで保護してあり、前記ジャケットの外周面に設けられる断熱材はグラスウール等で、その外側をプレートで保護してあることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫装置。
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