JP2007220361A - 燃料電池 - Google Patents

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謙 高橋
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Shuhei Goto
修平 後藤
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Abstract

【課題】特にセパレータ寸法が長尺化することがなく、所望の絶縁距離を確保して絶縁性の向上を図ることを可能にする。
【解決手段】燃料電池10を構成する各発電セル12は、第1及び第2金属セパレータ24、26を備える。第1金属セパレータ24は、第1金属プレート48と、この第1金属プレート48に一体成形される絶縁材料製の第1シール部材50とを備える。第1シール部材50は、第1金属プレート48の外周端部からプレート面方向外方に膨出する外周絶縁部54を有し、この外周絶縁部54には、断面ジグザグの外形部位54a、54bがプレート面方向に沿って設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電解質の両側に一対の電極が配設される電解質・電極構造体と金属セパレータとを積層する燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を対設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層するとともに、積層方向両端には、ターミナルプレート、絶縁プレート及びエンドプレートが配置されることにより、燃料電池スタックを構成している。
上記の燃料電池では、積層方向に電気を流すために、セパレータが導電性を有する必要がある。このため、セパレータは、金属系材料や黒鉛系材料等の導電性材料で構成されており、例えば、金属系材料を使用した金属セパレータが採用されている。
その際、金属セパレータには、反応による生成水や結露水によって腐食電流が流れ、電蝕による腐食が発生し易い。従って、金属セパレータでは、反応ガス及び冷却媒体のシール機能と絶縁機能とを有するシール部材が、金属プレートに一体成形される構成が採用されている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池では、電解質膜の両側に電極を配設した電解質膜・電極構造体を、一対の金属セパレータにより挟持している。そして、金属セパレータは、成形加工される金属プレートと、前記金属プレートの少なくとも一方の外周面を覆うシール部材とを備えるとともに、前記シール部材は、前記金属プレートの外周湾曲部乃至外周屈曲部を覆う部位の厚さが、その他の部分を覆う部位の厚さよりも大きく構成されている。
このように構成される燃料電池では、金属プレートの外周湾曲部乃至外周屈曲部がシール部材の肉厚な部位に覆われているため、前記金属プレートをプレス加工する際に寸法のばらつきが発生しても、金属部分が前記シール部材から外部に不要に露呈することがない。従って、簡単且つ経済的な構成で、金属セパレータの絶縁不良を確実に阻止することができ、所望の発電性能を維持することが可能になる。
特開2005−276637号公報(図2)
本発明はこの種のシール部材を設けた金属セパレータに関するものであり、特にセパレータ寸法が長尺化することがなく、所望の絶縁距離を確保して絶縁性の向上を図ることが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極が配設される電解質・電極構造体と金属セパレータとを積層する燃料電池に関するものである。そして、金属セパレータは、金属プレートと、前記金属プレートに一体成形されるシール部材とを備え、前記シール部材は、前記金属プレートの外周端部からプレート面方向外方に膨出する外周絶縁部を有するとともに、前記外周絶縁部には、断面凹凸形状乃至断面湾曲形状の外形部位が前記プレート面方向に沿って設けられている。
また、電解質・電極構造体を一対の金属セパレータで挟持する際、一方の金属セパレータに設けられる一方の外形部位と他方の金属セパレータに設けられる他方の外形部位とは、互いに嵌合することが好ましい。
さらに、一方の外形部位と他方の外形部位との合わせ面間には、部分的に空間部が形成されることが好ましい。
本発明によれば、シール部材を構成する外周絶縁部には、断面凹凸形状乃至断面湾曲形状の外形部位が設けられており、この外形部位の表面形状に倣って延在する沿面距離の全長が長尺化される。従って、直線状の外形部位を有する外周絶縁部に比べ、金属セパレータ自体が大型化することがなく、絶縁距離を有効に長尺化することができる。これにより、簡単且つコンパクトな構成で、所望の絶縁距離を確保して絶縁性の向上を図ることが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10の一部断面説明図である。
燃料電池10は、複数の発電セル12が略水平方向である矢印A方向に積層された積層体14を備え、前記積層体14の積層方向両端には、ターミナルプレート16a、16b及び絶縁プレート18a、18bを介装してエンドプレート20a、20bが配置される。エンドプレート20a、20bは、例えば、図示しない締め付けボルトにより積層方向に締め付けられる。なお、燃料電池10は、箱状のケーシング内に収容して構成してもよい。この燃料電池10は、例えば、自動車等の車両に搭載されている。
図2に示すように、各発電セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)22と、前記電解質膜・電極構造体22を挟持する第1及び第2金属セパレータ24、26とを備える。
発電セル12の矢印B方向の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガス(空気等)を供給するための酸化剤ガス供給連通孔28a、冷却媒体、例えば、純水やエチレングリコール等を供給するための冷却媒体供給連通孔30a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔32bが設けられる。
発電セル12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔32a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔30b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔28bが設けられる。
電解質膜・電極構造体22は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜34と、前記固体高分子電解質膜34を挟持するアノード側電極36及びカソード側電極38とを備える。
アノード側電極36及びカソード側電極38は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜34の両面に形成される。第1の実施形態では、アノード側電極36の表面積は、カソード側電極38の表面積よりも小さく設定される。
第1金属セパレータ24は、燃料ガス供給連通孔32aの近傍に複数の供給孔部40aを設ける一方、燃料ガス排出連通孔32bの近傍に複数の排出孔部40bを設ける。第1金属セパレータ24は、電解質膜・電極構造体22に向かう面24aに燃料ガス流路42を設ける(図2及び図3参照)。第1金属セパレータ24の面24bには、図2に示すように、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを連通する冷却媒体流路44が設けられる。
第2金属セパレータ26は、電解質膜・電極構造体22に向かう面26aに酸化剤ガス流路46を設ける。この酸化剤ガス流路46は、酸化剤ガス供給連通孔28aと酸化剤ガス排出連通孔28bとに連通する。第2金属セパレータ26の面26bには、第1金属セパレータ24の面24bとの間に一体的に形成される冷却媒体流路44が設けられる(図1参照)。
図4に示すように、第1金属セパレータ24は、薄板波形状の第1金属プレート48と、この第1金属プレート48に一体成形される絶縁材料製の第1シール部材50とを備える。第1シール部材50は、面24a、24bに一体化されるシール部52、53と、第1金属プレート48の外周端部からプレート面方向(矢印C方向)外方に膨出する外周絶縁部54とを有する。外周絶縁部54の両面には、第1金属プレート48のプレート面方向に沿って断面凹凸形状、例えば、断面ジグザグの外形部位54a、54bが設けられる。
シール部52は、図3に示すように、電解質膜・電極構造体22を構成する固体高分子電解質膜34の外周縁部を周回して固体高分子電解質膜34に直接接触する内側シール部52aと、この電解質膜・電極構造体22の外方を周回する外側シール部52bとを有する。シール部53は、図2に示すように、冷却媒体流路44を冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとに連通する。
図4に示すように、第2金属セパレータ26は、薄板波形状の第2金属プレート56と、この第2金属プレート56に一体成形される絶縁材料製の第2シール部材58とを備える。
第2シール部材58は、面26a、26bに一体化されるシール部60、62と、第2金属プレート56の外周端部からプレート面方向外方に膨出する外周絶縁部64とを有する。この外周絶縁部64の両面には、断面ジグザグな外形部位64a、64bが設けられる。各外周絶縁部54、64の外形部位54a、64aは、第1及び第2金属セパレータ24、26が重なり合う際に互いに嵌合する。
シール部60は、図2に示すように、酸化剤ガス流路46を酸化剤ガス供給連通孔28a及び酸化剤ガス排出連通孔28bに連通するとともに、シール部62は、シール部53と重なり合うことにより、冷却媒体流路44を冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bに連通する。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、燃料電池10において、酸化剤ガスが酸化剤ガス供給連通孔28aに供給される一方、燃料ガスが燃料ガス供給連通孔32aに供給される。また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔30aに供給される。
各発電セル12内では、図2に示すように、酸化剤ガスが、酸化剤ガス供給連通孔28aから第2金属セパレータ26の酸化剤ガス流路46に導入され、電解質膜・電極構造体22のカソード側電極38に沿って移動する。一方、燃料ガスは、図2及び図3に示すように、燃料ガス供給連通孔32aから供給孔部40aを通って第1金属セパレータ24の燃料ガス流路42に導入され、電解質膜・電極構造体22のアノード側電極36に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体22では、カソード側電極38に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極36に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極38に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔28bに排出される。同様に、アノード側電極36に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔32bに排出される。
また、純水やエチレングリコール等の冷却媒体は、第1及び第2金属セパレータ24、26間の冷却媒体流路44に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体22を冷却した後、冷却媒体排出連通孔30bに排出される。
この場合、第1の実施形態では、図4に示すように、第1金属セパレータ24は、第1金属プレート48に一体成形される第1シール部材50を備えるとともに、この第1シール部材50は、前記第1金属プレート48の外周端部からプレート面方向外方に膨出する外周絶縁部54を有している。そして、外周絶縁部54には、断面ジグザグの外形部位54a、54bがプレート面方向に沿って設けられている。
このため、外周絶縁部54では、外形部位54a、54bの表面形状に倣って延在する沿面距離L1が、直線状の外形部位の沿面距離L0に比べて相当に長尺化される。例えば、シール部53に絶縁不良部Fが発生した際、DE間の断面積が同一の場合に、沿面距離L1>沿面距離L0となるために、絶縁抵抗値を高くすることができ、絶縁性を良好に確保することが可能になる。
従って、直線状の外形部位を有する従来の外周絶縁部に比べ、外周絶縁部54をプレート面方向に有効に短尺化することができ、第1金属セパレータ24自体を大型化することがなく、絶縁距離(沿面距離)を有効に長尺化することが可能になる。これにより、簡単且つコンパクトな構成で、所望の絶縁距離を確保して、第1シール部材50による絶縁性の向上を図ることができるという効果が得られる。
なお、第2金属セパレータ26においても、同様に断面ジグザグの外形部位64a、64bを有する外周絶縁部64が設けられており、上記の第1金属セパレータ24と同様の効果が得られる。
さらに、第1の実施形態では、第1及び第2金属セパレータ24、26が互いに重なり合う際に、第1及び第2シール部材50、58の外形部位54a、64a及び54b、64b同士が互いに嵌合している。このため、第1及び第2金属セパレータ24、26同士を容易且つ確実に位置決めすることができ、各発電セル12の位置決め精度が向上するとともに、複数の前記発電セル12が積層された燃料電池10を効率的に組み付けることができるという利点がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池80の要部断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3及び第4の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池80は、複数の発電セル82を矢印A方向に積層するとともに、各発電セル82は、第1及び第2金属セパレータ84、86を備える。第1金属セパレータ84は、第1金属プレート48に一体成形される第1シール部材88を有するとともに、この第1シール部材88は、外周絶縁部90を設ける。
外周絶縁部90には、断面湾曲形状、例えば、断面円弧状の外形部位90a、90bが第1金属プレート48のプレート面方向に沿って設けられる。外形部位90aは、凹部を構成する一方、外形部位90bは、凸部を構成する。
第2金属セパレータ86は、第2金属プレート56に一体成形される第2シール部材92を備える。第2シール部材92は、外周絶縁部94を有するとともに、前記外周絶縁部94には、断面円弧状の外形部位94a、94bがプレート面方向に沿って設けられる。第1及び第2金属セパレータ84、86が互いに重なり合う際に、各外周絶縁部90、94の外形部位90a、94a及び90b、94b同士が互いに嵌合する。
このように構成される第2の実施形態では、外形部位90a、90b、94a及び94bが断面円弧形状を有するため、これらの表面形状に倣って延在する沿面距離L2は、直線状の沿面距離L0に比べて長尺化される。これにより、簡単且つコンパクトな構成で、所望の絶縁距離を確保することができる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池100の要部断面説明図である。
燃料電池100を構成する各発電セル102は、第1及び第2金属セパレータ104、106を備える。第1金属セパレータ104は、第1金属プレート48に一体成形される第1シール部材108を設けるとともに、この第1シール部材108は、外周絶縁部110を有する。外周絶縁部110には、断面ジグザグの外形部位110a、110bがプレート面方向に沿って設けられるとともに、前記外形部位110aには、中央側の山部を切り欠いた切り欠き部112が設けられる。
第2金属セパレータ106は、第2金属プレート56に一体成形される第2シール部材114を備える。第2シール部材114を構成する外周絶縁部116には、断面ジグザグの外形部位116a、116bがプレート面方向に沿って設けられる。外形部位116bには、中央側の山部を切り欠いた切り欠き部118が形成される。
第1及び第2金属セパレータ104、106が重なり合う際に、各外周絶縁部110、116の外形部位110a、116a間及び外形部位110b、116b間には、それぞれ切り欠き部112、118を介して空間部120が部分的に形成される。
このように構成される第3の実施形態では、第1及び第2シール部材108、114間には、外周絶縁部110、116によって囲まれた空間部120が形成されている。このため、毛細管現象によって外形部位110a、116a間及び外形部位110b、116b間に浸入した水は、空間部120に滞留してさらに上昇することが阻止される。これにより、発電セル102内に水が浸入することを一層確実に防止することができ、絶縁性の向上が容易に図られるという効果が得られる。
しかも、外形部位110a、116bには、中央側の山部を切り欠いた切り欠き部112、118が設けられている。このため、第1及び第2シール部材108、114の成形誤差等を吸収することができ、前記第1及び第2シール部材108、114にシール荷重が過大に付与されることを阻止することが可能になる。
さらにまた、外形部位110a、110b、116a及び116bにより長尺な沿面距離L3を確保するとともに、位置決め機能を有することが可能になる等、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池130の要部断面説明図である。
燃料電池130を構成する各発電セル132は、第1及び第2金属セパレータ134、136を備える。第1金属セパレータ134は、第1金属プレート48に一体成形される第1シール部材138を備え、この第1シール部材138は、外周絶縁部140を設けている。外周絶縁部140には、断面円弧状の外形部位140a、140bがプレート面方向に沿って設けられるとともに、凸状側の前記外形部位140bの略中央には、窪み142が形成される。
第2金属セパレータ136は、第2金属プレート56に一体成形される第2シール部材144を備え、この第2シール部材144には、外周絶縁部146が設けられる。外周絶縁部146には、断面円弧状の外形部位146a、146bがプレート面方向に沿って設けられるとともに、凸部側の前記外形部位146aの略中央には、窪み148が形成される。
このように構成される第4の実施形態では、第1及び第2金属セパレータ134、136が重ね合わされる際に、各外周絶縁部140、146の外形部位140a、146a及び外形部位140b、146bが互いに嵌合して比較的長尺な沿面距離L4が形成されている。そして、外形部位140a、146a間及び外形部位140b、146b間には、部分的に空間部である窪み142が形成されており、上記の第3の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の一部断面説明図である。 前記燃料電池を構成する発電セルの分解斜視説明図である。 前記発電セルを構成する第1金属セパレータの正面図である。 前記燃料電池の要部断面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。
符号の説明
10、80、100、130…燃料電池 12…発電セル
14…積層体 22…電解質膜・電極構造体
24、26、84、86、104、106…金属セパレータ
28a…酸化剤ガス供給連通孔 28b…酸化剤ガス排出連通孔
30a…冷却媒体供給連通孔 30b…冷却媒体排出連通孔
32a…燃料ガス供給連通孔 32b…燃料ガス排出連通孔
34…固体高分子電解質膜 36…アノード側電極
38…カソード側電極 44…冷却媒体流路
46…酸化剤ガス流路 48、56…金属プレート
50、58、88、92、108、114、138、144…シール部材
54、64、90、94、110、116、140、146…外周絶縁部
54a、54b、64a、64b、90a、90b、94a、94b、110a、110b、116a、116b、140a、140b、146a、146b…外形部位

Claims (3)

  1. 電解質の両側に一対の電極が配設される電解質・電極構造体と金属セパレータとを積層する燃料電池であって、
    前記金属セパレータは、金属プレートと、
    前記金属プレートに一体成形されるシール部材と、
    を備え、
    前記シール部材は、前記金属プレートの外周端部からプレート面方向外方に膨出する外周絶縁部を有するとともに、
    前記外周絶縁部には、断面凹凸形状乃至断面湾曲形状の外形部位が前記プレート面方向に沿って設けられることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記電解質・電極構造体を一対の前記金属セパレータで挟持する際、一方の金属セパレータに設けられる一方の外形部位と他方の金属セパレータに設けられる他方の外形部位とは、互いに嵌合することを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池において、前記一方の外形部位と前記他方の外形部位との合わせ面間には、部分的に空間部が形成されることを特徴とする燃料電池。
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