JP2007220284A - 改善された冗長性分析のためのメモリデバイスの欠陥サマリデータの削減 - Google Patents

改善された冗長性分析のためのメモリデバイスの欠陥サマリデータの削減 Download PDF

Info

Publication number
JP2007220284A
JP2007220284A JP2007035610A JP2007035610A JP2007220284A JP 2007220284 A JP2007220284 A JP 2007220284A JP 2007035610 A JP2007035610 A JP 2007035610A JP 2007035610 A JP2007035610 A JP 2007035610A JP 2007220284 A JP2007220284 A JP 2007220284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
defect
cell group
address
dimension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007035610A
Other languages
English (en)
Inventor
Alan S Krech
アラン・エス・クレッチ
Stephen D Jordan
ステファン・ディー・ジョーダン
John M Freeseman
ジョン・エム・フリースマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Verigy Singapore Pte Ltd
Original Assignee
Verigy Singapore Pte Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Verigy Singapore Pte Ltd filed Critical Verigy Singapore Pte Ltd
Publication of JP2007220284A publication Critical patent/JP2007220284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/56External testing equipment for static stores, e.g. automatic test equipment [ATE]; Interfaces therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31926Routing signals to or from the device under test [DUT], e.g. switch matrix, pin multiplexing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/56External testing equipment for static stores, e.g. automatic test equipment [ATE]; Interfaces therefor
    • G11C29/56008Error analysis, representation of errors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/72Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with optimized replacement algorithms
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/56External testing equipment for static stores, e.g. automatic test equipment [ATE]; Interfaces therefor
    • G11C2029/5606Error catch memory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】メモリ試験の欠陥サマリイメージから要修復行又は要修復列によって欠陥をフィルタリングする方法及び装置を提供すること。
【解決手段】メモリ試験の欠陥サマリイメージから要修復行又は要修復列によって欠陥をフィルタリングする方法及び装置は、メモリデバイスの行にそれぞれ関連する現在利用可能な冗長行欠陥カウントと、メモリデバイスの列に関連する現在利用可能な冗長列欠陥カウントと、を含む。各欠陥カウントには、デバイスの修復に利用できる冗長行及び冗長列のそれぞれの値が予めロードされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、メモリ試験の欠陥サマリイメージから要修復行又は要修復列によって欠陥をフィルタリングする方法及び装置の提供に関する。
コンピュータはプログラム命令とデータを格納するランダムアクセスメモリに依存する。コンピュータメモリはメモリセルで構成され、各セルは1ビットのデータを格納する。各々のコンピュータ化した命令及び/又はコンピュータ化したデータ要素は典型的にビット集合を含むが、これは例えばバイト(一般に8ビット)、ワード(一般に複数バイト)、ブロック(一般に複数ワード)等の同時にアドレス可能なビットの集まりに組織化したものである。所与のバイト、ワード、ブロック等(以後、バイトと総称する)におけるビットの位置は、所定の順序のフォーマットによってバイト内に位置されるビットの値によって、バイトにデータ又は命令の意味が与えられるという点で、重要である。
従って、バイト及びワードはアドレスバス、データバス、及びメモリセルイネーブル回路を使用して1つのエンティティとしてアドレスされるのが典型的である。より詳細には、アドレスはアドレスバスに配置され、メモリデバイスのセルはアドレスされたセルに対応する書込み許可ライン又は読取り許可ラインをアクティブにすることによってイネーブルにされ、操作が書込み操作であるか又は読取り操作であるかによって、アドレスバスによりアドレスされたセルへのデータの書込み又はかかるセルからのデータの読取りが行われる。
より高速で有能なシステムの要求に応えるために、ランダムアクセスメモリ(即ちRAM)、スタティックRAM(SRAM)等の最新のメモルデバイスは高密度なものとなっている。このようにメモリデバイスは高密度であるが、製造プロセスには限度があるため、製造直後にしばしば半導体メモリデバイスの1つ以上のメモリセルに欠陥が出てしまう。
メモリデバイスの製造及び試験の間に、メモリデバイスのメモリの全てを試験するメモリ試験が行われる。典型的な試験では、メモリセルに「0」及び「1」の書込みを行いながら、メモリアドレスを順次増分又は減分させることが行われる。通例では、1及び0の集まりは「ベクトル」としてメモリサイクル中の書込み又は読取りが同時に行われ、一方「パターン」とは一連のベクトルを指す。従来の試験装置は、チェッカー盤のようなメモリスペースへの、1の場合に進むパターン、バタフライパターン等の書込みパターンを含む。
前述のように、個々のメモリセルは試験の間に欠陥を生じていることがある。これらのデバイスの歩留まりを上げるために、製造業者はセルの冗長行及び/又は冗長列を備えるのが典型的である。多くの場合、1つ以上の欠陥があるメモリセルを含むメモリデバイスの対応するメモリセルグループを冗長メモリセルに置き換えることによって、完全に機能するメモリデバイスを生産することができる。1つ以上のメモリセルに欠陥のあるメモリデバイスのメモリセルグループに置き換えるように、冗長メモリセルグループをメモリデバイスにマッピングし得る。欠陥のあるメモリセルを含む欠陥メモリセルグループを識別して、冗長メモリセルグループをメモルデバイス内の対応する欠陥メモリセルグループにマッピングするプロセスを、「冗長性分析」と呼ぶ。
典型的に、1つの所与のメモリセルは多数の異なるメモリセルグループのうちの1つであるため、多数の異なる利用可能な冗長メモルセルグループのうちの1つを用いて補償することが可能である。例えばメモリセルを、行を含むグループと列を含むグループにすることで、メモリデバイスを行及び列に組織化することができる。メモリデバイスは多数の冗長行と多数の冗長列を備え、それら行及び列をマッピングして、メモリデバイスの種々の列と行に置き換えることができる。この例では、冗長列及び冗長行の両方を利用でき、それらのいずれかを使用して所与のセルを補償することができる。同一行に多数欠陥がある場合には、いくつかの冗長列を使用するよりも、単一の冗長行を用いて多数のメモリセル欠陥を修復する方がよいが、それはそのように修復する方がより効果的であると共に、冗長メモリ行及び列は限られた数しか利用できないためである。例えば、所与のメモリデバイスにおける欠陥メモリセルを修復する際に、冗長列及び冗長行をそれぞれ4つだけ利用できると仮定する。この例では、ある行の異なる3つの列に欠陥がある場合に、冗長行のうちの3つを使用するか、又は冗長列のうちの1つのみを使用するか、のいずれかによってその行を修復することができる。しかし、ある行の異なる5つの列に欠陥がある場合には、冗長列の1つのみを使用して修復した方がよく、それはこの行の欠陥全てを修復する程の数の冗長列が存在しないためである。利用できる冗長行のうちの1つを使用するだけで修復できる行は「要修復」行とされ、それと同様に、利用可能な冗長列のうちの1つを使用するだけで修復できる列は「要修復」列とされる。
所与の行又は所与の列におけるメモルセルの欠陥の最小数を検出して、利用可能な冗長行又は冗長列によってその行又は列におけるメモリセルの欠陥全てをそれぞれ修復できる場合に、その行又は列はそれぞれ「要修復」行又は「要修復」列として識別されるため、メモリデバイスの所与の行又は列において試験されていないメモリセルが残っていても、それらをさらに試験又は分析する必要がないということがわかる。
冗長メモリセルグループを使用した欠陥のあるメモリセルの修復を実際に回路レベルでどのように行うかということは、かかるデバイスを製造する者には十分に理解されるため、当業者はそのようなデバイスに、選択可能に破棄を行う要素を具備するだけでよく、このような要素によって関連する回路の内部ロジックを変更するゲーティングが可能となる。このような能力を使用して、欠陥のある回路を代替回路に置き換えるように内部信号を導く。
理想的には、メモリ試験装置は被試験メモリデバイスの修復の必要性、修復が必要な場所、及び必要な修復のタイプを識別できなければならず、適切な修復を行う能力も備えていなければならない。
ある特定のメモリ試験装置では、デバイスコンテンツのビットマップ全体(ここではエラーイメージと称する)を捕らえるようにハードウェアを設計し得る。エラーイメージは、被試験メモリデバイスに適用されるアドレスと同じアドレスによって、又は被試験メモリデバイスに適用されるアドレスから導き出したアドレスによってアドレスされる。試験の間、メモリデバイスにおけるメモリセルのコンテンツが期待される結果に適合する又は適合しない場合に、エラーイメージにおいてそのアドレスに位置する対応するビットに対して、使用の慣例によってセット又はクリアのいずれかが行われる。例えば、適合しないことを表すには0(ゼロ)を用い、適合することを表すには1を用いることができる。エラーイメージを分析して、エラーと最適の解消法を見出すことができる。この方法によって解析作業の複雑さが大幅に軽減されるばかりでなく、試験時間も短縮される。
メモリデバイスの試験中には多数の「タグ」イメージが頻繁に形成される。タグイメージはメモリデバイスの一次元において検出されたメモリセルの欠陥をマッピングすることができる。上記の例では、タグには欠陥のある行のマップを含むものと、欠陥のある列のマップを含むものがある。行に関するタグ内の1つの位置に、メモリデバイスの対応する行におけるメモリセルのいずれかにエラーが存在するかどうかを示すフラグを含ませることができる。同様に、列に関するタグ内の1つの位置に、メモリデバイスの対応する列におけるメモリセルのいずれかにエラーが存在するかどうかを示すフラグを含ませることができる。タグイメージでは1つのメモリの位置(典型的に1ビットのみ)を使用して、メモリデバイスの行又は列全体を表すため、実質的にタグイメージはフルエラーイメージより小さい。そのため、どのメモリセルグループ(上記例では、どの行及び列)に欠陥があるかを瞬時に識別することが可能となる。従ってタグイメージは、後の検査のために検出されたイベントの収集物にインデックスを付けて格納するように作用する。
図1はメモリデバイスを試験する従来のシステムのブロック図である。メモリ試験装置4は一連の試験ベクトル3を被試験メモリデバイス(DUT)2に適用し、メモリDUT2のメモリセルのいずれかにおける欠陥を検出する。DUT2は、行のメモリセルグループ([0・・・(X−1)])と列のメモリセルグループ([0・・・(Y−1)])に配列されたメモリセル2aのアレイを含む。従来、被試験メモリデバイス(DUT)2と同じサイズであると共に同じ方法でアドレス可能なエラーイメージ6を提供して、メモリDUT2の各メモリセルに対応するビットを格納している。また従来、エラーイメージ6の1ビットセルにおける値が0であれば、メモリDUT2の対応するビットセル2aの試験中に欠陥が検出されたことを示し、一方上記値が1であれば、メモリDUT2の対応するビットセル2aには欠陥が検出されなかったことを示す。当然のことながら、他の従来の方法を使用して、メモリDUT2の対応するビットセルの合格又は欠陥を示すことも可能である。
行に対する1セットの冗長メモリセルグループ8([0・・・(M−1)])と列に対する1セットの冗長メモリセルグループ10([0・・・(N−1)])は、対応する行アドレス及び列アドレスによってアドレスされるDUT2のメモリセル2aにおいて欠陥が修復された場合にその修復に使用され得る。
従来、行及び列のタグイメージ14、12は、対応する行又は列の方向におけるアドレス毎に1ビットを設け、DUT2の対応する行又は列に沿った場所に1つ以上の欠陥があることを示す。タグイメージはメモリDUTにおいて検出された欠陥の修復法を判断するために、エラーイメージの分析を実行することに役立つ。
一例として、DUT2に適用されるアドレスは、メモリDUT2の内部組織に関する行Xアドレス要素と列Yアドレス要素とに対応させて、行及び列次元に分けることができる。従って、メモリデバイスDUT2は2次元においてアドレスすることができ、DUT2に適用されるアドレスにはXアドレス要素とYアドレス要素が組み込まれるが、それは明確又は便利な方法によるものではなかろう。例えば適切なゲート回路は、Yアドレス要素を抽出し、抽出したアドレスを列タグイメージ12に対するアドレスとして適用する。これにより、Yアドレスをインデックスとする情報を格納することができる。同様に、ゲート回路はXアドレス要素を抽出し、抽出したアドレスを行タグイメージ14に対するアドレスとして適用することにより、Xアドレスをインデックスとする情報を格納することができる。従来に、行タグイメージ及び列タグイメージの各エントリに格納される情報は単一ビットであり、試験の終了時にはこの単一ビットによって、それぞれ対応するXアドレス行又はYアドレス列に沿ってDUT2において欠陥が一度以上発生したかどうかが示される。行Xアドレス要素及び列Yアドレス要素の両方に対してタグイメージを生成することによって、試験分析装置は、内部組織に行Xアドレスと列Yアドレスの概念を含むメモリDUTの欠陥に関する有益な情報を取得することができる。タグイメージ12及び14を使用することで、Xアドレス空間及びYアドレス空間の合計にのみ等しい多くの位置からなるタグイメージに対する必要メモリが必要であるため、同等の製品、即ち従来のエラーイメージに必要であったメモリ要求に比べて、試験装置のメモリ要求を大幅に減少することができる。
メモリデバイスの共通した欠陥メカニズムにより、従来のタグイメージの有効性が低下する。デバイスが、特定のメモリセルグループ内の多くの又は全てのアドレスに欠陥がある縮退メモリセルグループを有するということは、よくあることである。例えば図1のDUT2において、多くの又は全てのアドレスに欠陥がある縮退行又は縮退列があることが、試験によって明らかになる場合がある。1つの冗長メモリセルグループによって、メモリデバイスにおける縮退メモリセルグループが修復される場合もあるが、多次元におけるメモリセルグループに組織化されることによって、メモリデバイスに適用される所与のアドレスに多次元のアドレス要素が組み込まれるデバイスでは、冗長性分析にとってタグイメージが有効でなくなる場合がある。これについては、以下の例から最もよく理解されるであろう。再度図1のDUT2を参照すると、このDUT2は2次元(行次元及び列次元)におけるメモリセルグループ(行[0・・・(X−1)]及び列[0・・・(Y−1)])に組織化されており、単一の冗長行によってDUT2の1つの縮退行を修復可能である。しかし、DUT2の縮退行のすべてのメモリセルに欠陥があることにより、列タグ12がYアドレス全てに欠陥があることを示す可能性がある。メモリDUT2が縮退行及び縮退列の両方を有する場合には、タグイメージ12及び14の両方が全てのアドレスにおける欠陥一式を示すが、実際には単一列における全Xアドレスと単一行における全Yアドレスが欠陥を有するだけである。従って縮退行又は縮退列を有するデバイスにおいて、欠陥がわずかしかない行及び/又は列に関する情報を抽出することについては、タグイメージの有効性は限られている、又は完全に無効である場合さえある。
従って、メモリ試験における冗長性分析を改良し合理化する技術が必要であると共に、メモリの試験に必要な試験時間及びハードウェアを減少させることも必要である。縮退行又は縮退列の少なくとも一方を有するメモリデバイスにおいてタグイメージの有効性及び有用性を向上させる必要もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであって、上記のような従来技術における問題点を解決することを目的とする。
一実施形態において、メモリデバイスは、複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループが、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、このメモリデバイスの試験方法が、異なるそれぞれの次元に沿って前記選択メモリアドレスによってアドレスされる前記メモリデバイスにおける複数のメモリセルグループを選択するようにメモリデバイスアドレスを選択し、メモリデバイスアドレスが前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素を含むステップと、前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスに試験ベクトルを適用するステップと、前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスからコンテンツを読み取るステップと、前記試験ベクトルと前記コンテンツを比較するステップと、前記試験ベクトルと前記コンテンツが不適合である場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連するそれぞれの欠陥カウントにおいて、前記不適合を欠陥としてカウントするステップとを含む。
他の実施形態において、メモリデバイスは、複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループが、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、このメモリデバイスの試験方法が、異なるそれぞれの次元に沿って前記選択メモリアドレスによってアドレスされる前記メモリデバイスにおける複数のメモリセルグループを選択するようにメモリデバイスアドレスを選択し、メモリデバイスアドレスが前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素を含むステップと、前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスに試験ベクトルを適用するステップと、前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスからコンテンツを読み取るステップと、前記試験ベクトルと前記コンテンツを比較するステップと、前記試験ベクトルと前記コンテンツが不適合である場合であって、前記選択メモリセルグループが、関連する前記メモリセルグループの前記次元に関連する欠陥の最大数を含まない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連するそれぞれの欠陥カウントにおいて、前記不適合を欠陥としてカウントし、選択メモリアドレスを欠陥アドレスリストに加えるステップとを含む。
他の実施形態において、メモリデバイスにおける欠陥を追跡する装置であって、前記メモリデバイスは、複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループは前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記装置が、複数の欠陥カウントであって、その各々は前記メモリデバイスのそれぞれのメモリセルグループにそれぞれ関連する複数の欠陥カウントと、試験ベクトルを生成する試験ベクトル生成部と、選択メモリデバイスアドレスを生成するアドレス生成部と、前記選択されたアドレスにおいて前記メモリデバイスに前記試験ベクトルを適用する試験機能と、前記試験ベクトルを前記コンテンツと比較し、前記試験ベクトルを前記コンテンツとの間に不適合がある場合には、各メモリセルグループに関連する欠陥数を調整するカウント管理部とを備える。
本発明とその利点の多くは、添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照することにより、より完全に理解することができよう。なお図面中、同一又は同様の要素については同じ参照番号を付して示している。
以下の実施形態の詳細な説明において、実施形態の一部をなす添付の図面を参照するが、図面は本発明を実施し得る特定の実施形態を示している。これらの実施形態については、当業者が本発明を実施できるように十分詳細に記載する。なお、他の実施形態も使用できると共に、本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく、構造的、論理的、及び電気的に変更することも可能であることを理解されたい。従って、以下の詳細な説明は限定的にとらえるべきではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ定義される。
本発明の実施形態は、メモリデバイスの冗長性分析において使用されるタグイメージから抽出できる情報の有用性を高める。前記メモリデバイスは、複数の次元に沿った複数のメモリセルグループに組織化した複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループは、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能である。タグイメージは、複数の次元の各々に対して生成され、各タグイメージはメモリデバイスの所与の次元において複数のメモリセルグループの各々に関連する欠陥カウントを含む。各次元における各欠陥カウントは、欠陥カウントに関連するメモリセルグループにおいて検出された欠陥数の表示を格納する。欠陥カウントには「失効」という概念を関連付けるが、これは特定の欠陥カウントに関連する所与のメモリセルグループにおける欠陥数が、所定の最大欠陥数に達した又は所定の最大欠陥数を超過したことを意味するものである。一実施形態では、所定の最大欠陥数は、メモリセルグループの修復に利用できる所与のメモリセルグループの次元以外の所与の次元に沿って組織化した、利用可能な冗長メモリセルグループの数に基づく。よって欠陥カウントは、関連するメモリセルグループの修復に利用できる、他の次元における冗長メモリセルグループの数が不十分である時に失効する。失効した欠陥カウントに関連するメモリセルグループは、失効した欠陥カウントに関連するメモリセルグループと同じ次元に沿って組織化した冗長メモリセルグループによって修復されなければならない。欠陥カウントの失効については種々の方法で把握することができるが、その例として、欠陥カウントが所定の失効値に到達するまでメモリセルグループに関連する許容欠陥の最大数(これは第1次元においてメモリセルグループを修復するために使用され得る別次元における利用可能な冗長メモリセルグループの数に一致し得る)をカウントアップ又はカウントダウンする方法や、関連する欠陥カウントの失効若しくは未失効を示すフラグを維持する方法等があるが、これらに限定しない。
図2はメモリデバイスを試験するシステムの一実施形態の機能ブロック図である。該システムはメモリ試験装置104とコンピュータ記憶部120を含む。メモリ試験装置104は、後述するアドレス生成部116、ベクトル生成部117、及びカウント管理部118の機能を調整する処理手段を含む。処理手段は、アドレス生成部116、ベクトル生成部117、及びカウント管理部118のいずれか及び全ての機能を実施すると共にそれら機能の調整を行うコンピュータ命令を実行する1つ以上のプロセッサ126を含み得る。又は、処理手段は機能要素116、117、118の各々又はいくつかに対する独立したプロセッサを含み得る。アドレス生成部116、ベクトル生成部117、及びカウント管理部118、並びにメモリ試験装置104の調整機能は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにおいて実行され得る。
コンピュータ記憶部120は、コンピュータ命令が格納される任意の媒体を含み得る。その例としてはランダムアクセスメモリ(RAM)又は読出し専用メモリ(ROM)等のランタイムメディア、並びにフロッピーディスク、CD−ROM、DVD、データ保存テープ、及びハードディスク等の配布媒体が挙げられるが、それらに限定しない。
被試験メモリデバイス(DUT)102は、独立したアドレス要素を有する多次元に配列されたメモリセル101を含む。図2に示すメモリDUT102は、所与の適用アドレスが行次元及び列次元に対応したアドレス要素を含むように組織化される。各次元は多数のメモリセルグループを含む。よって、行次元は多数(X個)の行[0・・・(X−1)]を含み、列次元は多数(Y個)の列[0・・・(Y−1)]を含む。各メモリセルグループは、次元に対応した共通のアドレス要素によって同時にアドレス可能な多くのメモリセル101を含む。例えば、行アドレス要素によってアドレスされる行122は、行次元において組織化される単一の行メモリセルグループを示すように破線で囲まれている。同様に、列アドレス要素によってアドレスされる列124は、列次元において組織化される単一の列メモリセルグループを示すように破線で囲まれている。各メモリセル101は1ビットのデータを格納する。選択されるメモリセル(1つ又は複数)は、適用されるアドレス103のアドレス要素と適合する行及び列アドレス要素を有するセル101である。
メモリデバイス102に適用されるアドレス103は、メモリデバイス102のビットセル101の内部組織に関連する次元に関するアドレス要素(即ち、行アドレス(x)要素及び列アドレス(y)要素)に分けることができる。メモリデバイス102に適用されるアドレスには、グループ化したメモリセルの行アドレス及び列アドレスが組み込まれる。
メモリデバイス102には、行次元及び列次元のそれぞれにおける多数の冗長メモリセルグループが提供される。よって、多数(M個)の冗長行108[0・・・(M−1)]と多数(N個)の冗長列110[0・・・(N−1)]は、デバイス102において検出されたメモリセルの欠陥の修復に使用することができる。
行次元と列次元それぞれに対するタグイメージ112及び114が生成され得る。これらのタグイメージ112、114は、それぞれ対応する行又は列毎に単一ビットを用いて、デバイスの対応する行又は列における任意の数のメモリセルの欠陥を示すのではなく、アドレス可能な各タグイメージエントリ(RowTag[x][x=0・・・(X−1)]、及びColTag[y][y=0・・・(Y−1)])が、デバイスの対応する行又は列において検出された欠陥の数を格納する少なくとも1つの欠陥カウントと、関連する欠陥カウントの失効又は未失効を示すメカニズムと、を含む点で従来の行列タグイメージとは異なる。
メモリセルグループに関連する各欠陥カウントは、対応するメモリセルグループにおいて検出される欠陥数(後述する最大許容数までの数)を(直接的に又は間接的に)反映する欠陥カウントを格納する。欠陥カウントは多くの異なる実施形態によって実行され得る。一実施形態では、所与の第1次元に沿って組織化された所与のメモリセルグループの欠陥カウントには、前記所与のメモリセルグループの前記第1次元以外の第2次元において利用可能な冗長要素の最大数が予めロードされる。欠陥カウントは、その関連するメモリセルグループにおけるセルのいずれかに欠陥が検出される度に(後述する所定の認定によって)減分される。 事前にロードされた欠陥カウント値(例えば、最大許容欠陥数又は第2次元において利用可能な冗長メモリセルグループの数)から最終の欠陥カウント値を差し引くことによって、所与のメモリセルグループにおける実際の欠陥数がその欠陥カウント値から導出され得る。
一実施形態では、欠陥カウントを所定の低い値に初期化し、欠陥カウントに関連するアドレスされたメモリセルグループにおけるセルのいずれかに欠陥が検出される度に増分していく。所定の低い値がゼロである場合には、欠陥カウント値は関連するメモリセルグループにおいて検出された実際の欠陥数を直接的に表す。所定の低い値がゼロ以外である場合には、欠陥カウント値から所定の低い値を差し引くことによって、関連するメモリセルグループにおける実際の欠陥数を欠陥カウント値から導出できる。この場合には値は間接的に欠陥数を表すことになる。その他の欠陥カウント方式を使用して、メモリセルグループにおいて検出された欠陥数を把握できる。
特定の欠陥カウントに関連するメモリセルグループにおいて検出された欠陥数が所定の最大欠陥数に達した又は所定の最大欠陥数を超過した場合に、任意の所与の欠陥カウントを「失効」とすることができる。一実施形態では、関連する欠陥カウントの失効又は未失効を示すメカニズムは、欠陥カウントの値の1つ以上に「失効」の意味を持たせ、「失効」の意味を持たない値については「未失効」という意味を持たせる。例えば、欠陥カウントに関連するメモリセルグループの次元以外の次元において利用可能な冗長要素の最大数を欠陥カウントに予めロードし、欠陥カウントに関連するアドレスされたメモリセルグループにおけるセルのいずれかにおいて欠陥が検出される度に欠陥カウントを(後述する所定の認定によって)減分する実施形態では、欠陥カウントがゼロ値(又はゼロ未満)に達することをもって欠陥カウントの失効を示す。この実施形態では、欠陥カウントの未失効は、欠陥カウントが正の値であることによって示す。欠陥カウントを所定の低い値に初期化し、欠陥カウントに関連するアドレスされたメモリセルグループにおけるセルのいずれかにおいて欠陥が検出される度に前記所定の低い値を増分していく別の実施形態では、欠陥カウントが所定の高い値に達して、所定の高い値と予めロードされた欠陥カウントとの差が、欠陥カウントに関連するメモリセルグループの特定の次元に割り当てられた最大冗長メモルセルグループ数に等しくなった(又はこれより大きくなった)ことをもって、欠陥カウントの失効とする。別の実施形態では、関連する欠陥カウントの失効又は未失効を示すフラグ又は他のタイプのフィールドを保持し得る。
引き続き図2を参照すると、アドレス生成部116はメモリアドレス103を生成し、試験ベクトル生成部117は試験ベクトル105を生成する。メモリ試験装置104は、アドレス生成部116によって生成された選択メモリアドレス103における、試験ベクトル生成部117によって生成された試験ベクトル105の被試験メモリデバイス102への適用を調整する。メモリ試験装置104は、選択メモリアドレス103からメモリデバイス102のコンテンツ107をリードバックすることを調整する。メモリデバイス102からリードバックされたコンテンツ107は、適用された試験ベクトル105と比較される。メモリデバイス102からリードバックされたコンテンツ107と適用された試験ベクトル105とが適合しない場合には、アドレス103によってアドレスされるメモリセル101の1つ以上に欠陥があることになる。カウント管理部118は、選択された行及び列に関連するそれぞれの欠陥カウント111及び113の失効状況に関して判断し、欠陥カウント111、113のいずれも失効していない場合には、さらなる欠陥があればそれを反映するように関連する欠陥カウント111、113を調節し、選択メモリアドレスを欠陥リスト106に追加する。
一実施形態では、行タグイメージ112の各欠陥カウントエントリ111には、利用可能な冗長列の所定最大数が予めロードされ、また列タグイメージ114の各欠陥カウントエントリ113には、利用可能な行の所定最大数が予めロードされる。利用可能な冗長行の所定最大数は冗長行の数Mであり得、利用可能な冗長列の所定最大数は冗長列の数Nであり得る。例えば、8個の冗長行(即ちM=8)と32個の冗長列(即ちN=32)がデバイス102に備わっている場合には、利用可能な冗長行イメージ112における各欠陥カウントエントリ111には32という数が予めロードされ、利用可能な冗長列イメージ114における各欠陥カウントエントリ113には8という数が予めロードされ得る。ただし、1つ以上の冗長行及び/又は冗長列を別の目的のために留保する場合には、利用可能な冗長行及び冗長列の所定最大数を、提供される数(M、N)未満としてもよい。
図3は、図2のメモリデバイス102を試験する方法130の一例の実施形態を示すハイレベルフローチャートである。試験の開始時に、すべての欠陥カウント111(行タグイメージ112の対応する行に格納される)に、行に沿った許容欠陥の最大数を表す欠陥カウント値を持たせて、「要修復」行として指定されないように初期化する(ステップ131)。一実施形態では、この数はメモリデバイスの修復のために利用可能な冗長列の数に等しい。同様に、全ての欠陥カウント113(列タグイメージ114の対応する列に格納される)に、列に沿った許容欠陥の最大数を表す欠陥カウント値を持たせて、「要修復」列として指定されてないように初期化する(ステップ132)。一実施形態では、この数はメモリデバイスの修復のために利用可能な冗長行の数に等しい。試験ベクトル105とメモリデバイスアドレス103が選択される(ステップ133から136)。選択されたアドレス103においてメモリデバイス102に試験ベクトル105が適用される(ステップ137)。選択されたアドレス103におけるデバイス102のメモリセル101のコンテンツ107がリードバックされ(ステップ138)、適用された試験ベクトルと比較される(ステップ139)。
適用された試験ベクトル105とコンテンツ107が適合すれば、選択メモリアドレスによって選択されるメモリセルの各々は、その特定の試験ベクトルに対して正しい(欠陥でない)とみなされ、さらなるアドレスにおけるメモリデバイス102の試験及び/又はさらなる試験ベクトルを用いたメモリデバイス102の試験が継続して行われ得る。
しかし、適用された試験ベクトル105とコンテンツ107が適合しない(ステップ139で判断される)場合であって、選択メモリアドレス103によって選択される行及び列に対応する行欠陥カウント111及び列欠陥カウント113が失効していない(例えばそれらがゼロ(又はそれ未満)になるまでカウントされていない)(ステップ140で判断される)場合には、選択メモリアドレス103に対応する行欠陥カウント111と列欠陥カウント113は対応する選択行及び選択列における欠陥を「数える」ために減分される(ステップ141)。選択メモリアドレスは欠陥アドレスリストに加えられ(ステップ142)、最適な修復方法により後程分析される。さらなるアドレスにおけるメモリデバイス102の試験及び/又はさらなる試験ベクトルを用いたメモリデバイス102の試験が継続して行われ得る。
なお、アルゴリズムの論理固有のものとして、メモリデバイス102の選択された行及び列に関連する欠陥カウント111及び113のいずれか一方又は両方が失効した場合(この場合には、欠陥カウントがゼロ以下になった場合)に、対応する既知の要修復行及び/又は要修復列に欠陥セル(1つ又は複数)が存在する(失効のカウントによって判断される)ということがある。要修復行又は要修復列はデバイスの対応する行又は列における全てのセルを修復するため、要修復行又は列における更なる欠陥情報は余分なものとみなされる。従って、要修復行又は要修復列であると一度識別された行又は列については、さらなる選択アドレスに対して試験ベクトルを適用することによってその行又は列において更なる欠陥が検出されても、欠陥リスト106には記録されない。
なお、所与の行又は列が、その行又は列に関連する欠陥カウントが失効状態であると示されることで、「要修復」行又は「要修復」列として指定されると、メモリデバイスにおける残りの欠陥を修復するのに利用可能な冗長行又冗長列の数が1少なくなる。従って一実施形態では、ある行又は列に関連する所与の欠陥カウントを減分することで所与の欠陥カウントが失効し、対応する行又は列を同じタイプの冗長行又は冗長列によって修復しなければならない場合には(ステップ145で判断される)、列又は行に関連した未失効欠陥カウント(逆の次元に沿って組織化されたメモリセルグループ)も減分して、メモリを修復するのに利用可能な冗長行又は冗長列が1つ少なくなったことを反映させる(ステップ146)。例えば、2つの冗長行と4つの冗長列を有するようにメモリデバイスが構成されているとする。さらに、行に関連する全ての欠陥カウントが欠陥カウント4を有するように初期化することで、所与の行が「要修復」行として指定されないうちは、最大4個の欠陥を許容できるとする(4つの利用可能な冗長列により修復可能である)。また、列に関連する全ての欠陥カウントが欠陥カウント2を有するように初期化することで、所与の列が「要修復」列として指定されないうちは、最大2個の欠陥を許容できるとする(2つの利用可能な冗長行により修復可能である)。さらに、試験ベクトルの適用とメモリからのコンテンツのリードバックを数回繰り返した後、メモリデバイスにおける行のうちの1つが(関連する欠陥カウンタの失効により)「要修復」であると指定されたとする。この場合、2つの冗長行のうちの1つを使用して、前記「要修復」行を修復しなければならない。よって、欠陥を修復するのに利用できる冗長行は、まさに残りあと1つだけとなる。本例では、列メモリセルグループに関連する欠陥カウントは列を修復するために利用できる冗長行の数を反映するため、冗長行のうちの1つを指定された要修復行に割り当てることにより、割り当てられていない残りの冗長行の数が1減ったことを反映して、列に関連するすべての未失効欠陥カウントを減分する(なお図2では、メモリデバイスの行に関連する欠陥カウント111は、行タグ112において行アドレスエントリとして格納されており、各欠陥カウント111には、利用可能な冗長列の数が予めロードされている。同様に、メモリデバイスの列に関連する欠陥カウント113は、列タグ114において列アドレスエントリとして格納されており、各欠陥カウント113には、利用可能な冗長行の数が予めロードされている。よって、本例では列タグ114における欠陥カウント113は、列の欠陥の修復に利用できる行が1つ少ないため、減分される)。
引き続き上記例において、さらなる繰返しの間に(前掲の「要修復」行以外の)2つ以上の異なる行にエラーを有する列があった場合には、当該列は残りの冗長列のうちの1つを使用することによってしか修復できない。それは残りの利用可能な冗長行の数は1減分されていることから、結果的に当該列の欠陥を修復するのに十分な数の冗長行が残っていないためである。
これらの例によって示されるように、行又は列が要修復要素に割り当てられると、利用可能な行又は列の数は減少する。よって、欠陥カウントは割り当てられていない冗長メモリセルグループの供給の減少を反映するように、ステップ146において更新され得る。
また、メモリ試験がメモリデバイスアドレスのいずれかに多数の試験ベクトルを適用する場合には、所与のアドレスにおいて任意の試験ベクトルが適用されることにより欠陥が識別されると、そのアドレスにおいて更なる欠陥が識別されても、それは無視すべきであるということに留意されたい。したがって、欠陥カウントを更新して欠陥リストにアドレスを追加する前のある時点においてチェックを行い(例えばステップ143又は144)、例えば欠陥リストに現在選択されているアドレスが既に存在するかどうかを判断することによって、欠陥を有するとして以前に識別されたアドレスが現在選択されているかどうかを判断することが好ましい。現在選択されているアドレスが以前に欠陥を有するとして識別されていた場合には、そのアドレスに関連する欠陥カウントは更新せず、さらなるアドレスに対して処理を継続するのが好ましい。従って試験の終了時点での欠陥リスト106は、欠陥がわずかであるアドレスのリストを含むと共に、縮退行欠陥及び縮退列欠陥のアドレスも十分に含んでいるため、修復分析ソフトウェアは修復の解決を生むことができる。
一実施形態において、カウント管理部118(図2)の機能は、図3に示す方法の少なくともステップ140から142(並びにステップ144及び/又は145及び146を含み得る)を実行するソフトウェアとして具体化される。
最終のタグイメージ112、114と欠陥リスト106を分析することにおいて、行タグ112における対応する関連欠陥カウント111が失効したメモリデバイス102の任意の行は、利用可能な冗長行のうちの1つを使用して修復しなければならない。同様に、列タグ114における対応する関連欠陥カウント113が失効したメモリデバイス102における全ての列は、利用可能な冗長列のうちの1つを使用して修復しなければならない。
メモリデバイス102の行のうち、行タグ112における対応する関連欠陥カウント111が予めロードされた値を残しているものについては、メモリセル101に欠陥がないことから、修復する必要がない。同様に、メモリデバイス102の列のうち、列タグ114における対応する関連欠陥カウント113が予めロードされた値を残しているものについては、メモリセル101に欠陥がないことから、修復する必要がない。
メモリデバイス102の行のうち、行タグ112における対応する関連欠陥カウント111が失効していないものの予めロードされた値を残していない(値がゼロより大きいが予めロードされた欠陥カウント値より小さい)ものは、欠陥のあるセルの数がわずかであるため、メモリデバイス102において指定された「要修復」行全てに冗長行を割り当てた後に残った利用可能な冗長行によって修復される候補である。同じく、メモリデバイス102の列のうち、列タグ114における対応する関連欠陥カウント113が失効していないものの予めロードされた値を残していない(値がゼロより大きいが予めロードされた欠陥カウント値より小さい)ものは、欠陥のあるセルの数が数個しかないため、メモリデバイス102において指定された「要修復」列全てに冗長列を割り当てた後に残った利用可能な冗長列によって修復される候補である。
試験後の行タグ112における各欠陥カウント111と列タグ114における各欠陥カウント113は、いくつかの重要な情報を示すことを認識されたい。第一に、所与の欠陥カウントの値は、対応する行又は列において欠陥のあるメモリセルが少なくとも1つ存在するかしないかを示している。第二に、欠陥カウントの値はDUT102における対応する行又は列が「要修復」行又は「要修復」列として指定されているかどうか、又はDUT102における対応する行又は列に含まれる欠陥がわずかであるかどうか、又はDUT102における対応する行又は列に欠陥がないか等について示している。第三に、試験が完了した後の所与の欠陥カウントの値はDUT102の対応する行又は列において検出された欠陥のあるメモリセルの数を示しているが、その数は、それぞれの行又は列が「要修復」行又は「要修復」列として指定される前に許容される欠陥のあるメモリセル101の最大数までの数である。
修復方法を最適化するために、指定された「要修復」行又は「要修復」列と同じアドレス要素を有する全てのアドレスを欠陥リスト106から排除するが、それは「要修復」行又は「要修復」列に存在する欠陥が冗長行又は冗長列によって自動的に修復されるためである。
図4は、独立してアドレス可能な複数の次元に組織化したメモリセルグループを有するメモリデバイスにメモリ試験を実行する方法の一実施形態を示すフローチャートである。図示されるように、選択された試験ベクトルは、複数の次元の各々に対応するアドレス要素を含む選択メモリデバイスアドレスにおいてメモリデバイスに適用される(ステップ31から33)。選択メモリデバイスアドレスにおけるメモリデバイスからのコンテンツが読み取られて、適用された試験ベクトルと比較される(ステップ34、35)。適用された試験ベクトルとコンテンツとが不適合であり、選択メモリアドレスによってアドレスされるメモリデバイスにおけるそれぞれの対応するメモリセルグループに関連する欠陥カウントのいずれかが失効している場合(ステップ37で判断する)には、更にアドレスを選択して及び/又は更に試験ベクトルを適用して、本方法が繰り返される。しかし、関連した欠陥カウントに失効しているものがなければ、一実施形態では選択メモリセルグループの各々に関連するそれぞれの欠陥カウントを、前記不適合をカウントするように調整し(ステップ38)、選択メモリアドレスを欠陥のあるアドレスのリストに追加するのが好ましい(ステップ39)。さらに選択したアドレスに本方法を繰り返し行って、メモリデバイスにおける全てのメモリセルに試験を行うことが好ましい。試験の終了時の欠陥リストは、わずかな欠陥のアドレスを含むアドレスのリストと、識別された要修復メモリセルグループに関連するアドレスの最小数とを含む。
メモリデバイスの試験によっては、多数の試験ベクトルがそれぞれのアドレスに適用されるものもある。所与の試験ベクトルに対して選択メモリデバイスアドレスに欠陥が検出された場合には、わずかな欠陥のリストを維持するために、前記選択メモリデバイスアドレスに更なる試験ベクトルを適用した場合に、前記選択メモリデバイスアドレスに欠陥があってもそれをカウントしないことが重要である。従って一実施形態では、本試験方法は選択メモリデバイスアドレスがすでに欠陥リストに存在するかどうかを判断するステップ(ステップ40)を含み得る。欠陥リストに或るアドレスが存在するということは、その特定のアドレスには既にカウントされた欠陥があって、その結果その特定のアドレスは欠陥リストに追加されたということを意味している(即ち、その特定のアドレスにおける欠陥は現在の欠陥カウント値において考慮されている)。よって、そのアドレスに関連する欠陥カウントは、そのアドレスにおいて更に欠陥が検出されても再度更新されるべきではない。したがって、選択メモリデバイスアドレスがすでに欠陥リストに存在している(ステップ40における判断により)場合には、一実施形態では、前記選択されたアドレスをすぐに放棄し、代わりに別のメモリデバイスアドレスを選択して処理する(ステップ32に進む)。 別の実施形態では、選択メモリデバイスアドレスが欠陥リストに存在するかどうかの判断(ステップ41)を、(ステップ36で)選択メモリデバイスアドレスにおいて欠陥が検出された後に行う。この実施形態では、選択メモリデバイスアドレスがすでに欠陥リストに存在していることが(ステップ41において)判断された場合には、欠陥カウントを更新しないと共にそのアドレスを欠陥リストに再追加せず(即ちステップ38と39が省略される)、別のメモリデバイス及び/又は別の試験ベクトルに対して処理を継続する。
一実施形態では、カウント管理部118(図2)の機能は、図4に示された方法の少なくともステップ37から39を実行するソフトウェアとして具体化される。
従来の方法と異なり、本発明ではエラーイメージを生成する必要がないため、メモリデバイス自体と同じ大きさ(行、列、及び深さ)のハードウェアコンポーネントがなくなることでコストが削減されると共に、複雑でなくなる。
複数の次元が行次元と列次元を含む例示の実施形態を示したが、複数の次元は追加的に又は代替的に深さの次元、1つ以上の対角線の次元、及び/又は、関連する次元に沿ってメモリセルグループをアクセスするアドレス要素を対応させた、1つ以上の他のメモリセルグルーピングパターンを含む。ここに記載して例示した実施形態はソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェア、又はそれらを任意に適切に組み合わせたものにおいて実施され得る。
本発明の方法及び装置は、命令が実行されるコンピュータ又はマイクロプロセッサによって実施され得るが、前記命令はコンピュータ可読媒体において実行のために格納され、任意の適切な命令プロセッサによって実行される。代替的な実施形態も考えられるが、それらは本発明の主旨及び範囲内にある。
従来のメモリデバイス試験システムの構成図。 本発明による一例のメモリデバイス試験システムのブロック図。 一例のメモリデバイス試験方法のフローチャート。 一例のメモリデバイス試験方法のフローチャート。
符号の説明
101 メモリセル
102 被試験メモリデバイス(DUT)
104 メモリ試験装置
105 試験ベクトル
106 欠陥リスト
108 冗長行
110 冗長列
112 行タグイメージ
114 列タグイメージ
116 アドレス生成部
117 試験ベクトル生成部
118 カウント管理部
120 コンピュータ記憶部
126 プロセッサ

Claims (32)

  1. 被試験メモリデバイスにおける欠陥を追跡する方法であって、前記デバイスは複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループは、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記方法が、
    欠陥のあるメモリアドレスの表示を受信するステップであって、前記欠陥のあるメモリアドレスが、前記欠陥のあるメモリアドレスによってアドレスされる複数の選択メモリセルグループに対応する複数のアドレス要素を含み、前記選択メモリセルグループの各々が、関連する異なる次元に沿って組織化され、前記選択メモリセルグループの各々が前記関連するメモリセルグループを修復するために利用できる前記関連するメモリセルグループの前記次元以外の次元に沿って組織化された多数の冗長メモリセルグループを示す対応する欠陥カウントに関連する、前記ステップと、
    前記選択メモリセルグループに関連する前記欠陥カウントのいずれかが失効状態にあるかどうかを判断するステップであって、前記失効状態は、前記対応するメモリセルグループの前記次元に沿って組織化された冗長メモリセルグループを用いて前記対応する選択メモリセルグループを修復しなければならないことを示す、前記ステップと、
    前記選択メモリセルグループに関連する前記欠陥カウントの中に失効状態にあるものがない場合に、前記選択メモリセルグループに関連する前記欠陥カウントを、前記欠陥のあるメモリアドレスにおける欠陥の検出を反映するように調整するステップと、を含むこと、
    を特徴とする方法。
  2. 前記メモリデバイスにおいて検出された欠陥のあるメモリアドレスのリストを含む欠陥リストに、前記欠陥のあるメモリアドレスを追加するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記欠陥カウントを調整する前記ステップを、前記欠陥リストに前記選択メモリアドレスが存在しない場合にのみ実行すること、
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記欠陥カウントを調整する前記ステップによって、前記選択メモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントのいずれかが変更された場合に、前記変更に関連する前記選択メモリセルグループの前記次元に沿って組織化された利用可能な冗長メモリセルグループを追跡する欠陥カウントを有するメモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントを失効状態に調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 被試験メモリデバイスにおける欠陥を追跡する方法を実行するプログラム命令を具体化するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記メモリデバイスが、複数の次元に沿った複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループが、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記方法が、
    欠陥のあるメモリアドレスの表示を受信するステップであって、前記欠陥のあるメモリアドレスが、前記欠陥のあるメモリアドレスによってアドレスされる複数の選択メモリセルグループに対応する複数のアドレス要素を含み、前記選択メモリセルグループの各々が、関連する異なる次元に沿って組織化され、前記選択メモリセルグループの各々が前記関連するメモリセルグループを修復するために利用できる前記関連するメモリセルグループの前記次元以外の次元に沿って組織化された多数の冗長メモリセルグループを示す対応する欠陥カウントに関連する、前記ステップと、
    前記選択メモリセルグループに関連する前記欠陥カウントのいずれかが失効状態にあるかどうかを判断するステップであって、前記失効状態は、前記対応するメモリセルグループの前記次元に沿って組織化された冗長メモリセルグループを用いて前記対応する選択メモリセルグループを修復しなければならないことを示す、前記ステップと、
    前記選択メモリセルグループに関連する前記欠陥カウントの中に失効状態にあるものがない場合に、前記選択メモリセルグループに関連する前記欠陥カウントを、前記欠陥のあるメモリアドレスにおける欠陥の検出を反映するように調整するステップと、を含むこと、
    を特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
  6. 前記方法が、前記メモリデバイスにおいて検出された欠陥のあるメモリアドレスのリストを含む欠陥リストに、前記欠陥のあるメモリアドレスを追加するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項5に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  7. 前記欠陥カウントを調整する前記ステップを、前記欠陥リストに前記選択メモリアドレスが存在しない場合にのみ実行すること、
    を特徴とする請求項6に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  8. 前記欠陥カウントを調整する前記ステップによって、前記選択メモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントのいずれかが変更された場合に、前記変更に関連する前記選択メモリセルグループの前記次元に沿って組織化された利用可能な冗長メモリセルグループを追跡する欠陥カウントを有するメモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントを失効状態に調整すること、
    を特徴とする請求項5に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  9. メモリデバイスを試験する方法であって、前記メモリデバイスが複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループが、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記方法が、
    異なるそれぞれの次元に沿って前記選択メモリアドレスによってアドレスされる前記メモリデバイスにおける複数のメモリセルグループを選択するようにメモリデバイスアドレスを選択するステップと、
    前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスに試験ベクトルを適用するステップと、
    前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスからコンテンツを読み取るステップと、
    前記試験ベクトルと前記コンテンツを比較するステップと、
    前記試験ベクトルと前記コンテンツが不適合である場合であって、前記それぞれの欠陥カウントの中に失効状態にあるものがない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連するそれぞれの欠陥カウントにおいて、前記不適合を欠陥としてカウントするステップであって、前記失効状態は、前記対応する選択メモリセルグループを、前記対応するメモリセルグループの前記次元に沿って組織化された冗長メモリセルグループを用いて修復しなければならないことを示す、前記ステップとを含むこと、
    を特徴する方法。
  10. 前記不適合をカウントした場合に欠陥のあるアドレスのリストに前記選択メモリアドレスを追加するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記選択メモリアドレスが前記欠陥のあるアドレスのリストに存在しない場合にのみ、前記不適合をカウントする前記ステップを実行すること、
    を特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップによって、前記選択メモリアドレスによって選択メモリセルグループに関連する前記それぞれの欠陥カウントのいずれかが失効状態となった場合に、第1次元に沿って組織化された利用可能な冗長メモリセルグループの数が1つ少なくなったことを反映するように、第2次元に沿って組織化されたメモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントを更新するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    それぞれの欠陥カウントのいずれも、前記それぞれの欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの前記次元に関連する欠陥の、以前にカウントされた最大数に達したことによる失効状態にない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの各々を減分するステップであって、前記1つ以上の欠陥カウントの各々には、前記メモリデバイスの試験の前に、前記複数のメモリセルグループのうちの対応する1つが属する次元以外の次元に割り当てられた多数の冗長メモリセルグループに関連する所定の数を予めロードする、前記減分するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    前記選択メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの各々を減分する前記ステップによって、前記選択メモリセルグループに関連する前記それぞれの欠陥カウントのいずれかが失効状態となった場合に、前記失効状態にある前記欠陥カウントの前記次元に関連する利用可能な冗長セルグループの数が1つ少なくなったことを反映するように、前記選択メモリアドレスによって選択されないメモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントを更新するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    それぞれの欠陥カウントのいずれも、前記それぞれの欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの前記次元に関連する所定の欠陥最大数に達したことによる失効状態にない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの各々を増分するステップであって、前記それぞれの欠陥カウントの各々には前記メモリデバイスの試験の前に所定の値が予めロードされ、前記欠陥カウントの前記所定の値と前記予めロードされた値との差は、前記欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの特定の次元に割り当てられた所定の最大割当冗長メモリセルグループ以上である、前記増分するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、前記選択メモリセルグループの各々に失効状態を関連付けるステップを含み、各失効状態は、前記それぞれの選択メモリセルグループに関連する欠陥の最大数が、前記関連する選択メモリセルグループにおいて検出されたか否かを示すこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  17. 1つ以上の更に異なる選択メモリデバイスデバイスアドレスを用いて、前記選択するステップから前記欠陥をカウントするステップまでを繰り返すことをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  18. 前記複数の次元が、前記メモリデバイスの行次元に対応する第1次元と前記メモリデバイスの列次元に対応する第2次元とを含み、前記複数のメモリセルグループが、前記行次元における複数の行と前記列次元における複数の列とを含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  19. メモリデバイスを試験する方法を実行するプログラム命令を具体化するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記メモリデバイスが、複数の次元に沿った複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループが、前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記方法が、
    異なるそれぞれの次元に沿って前記選択メモリアドレスによってアドレスされる前記メモリデバイスにおける複数のメモリセルグループを選択するようにメモリデバイスアドレスを選択するステップと、
    前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスに試験ベクトルを適用するステップと、
    前記選択メモリデバイスアドレスにおいて前記メモリデバイスからコンテンツを読み取るステップと、
    前記試験ベクトルと前記コンテンツを比較するステップと、
    前記試験ベクトルと前記コンテンツが不適合である場合であって、前記それぞれの欠陥カウントの中に失効状態にあるものがない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連するそれぞれの欠陥カウントにおいて、前記不適合を欠陥としてカウントするステップであって、前記失効状態は、前記対応する選択メモリセルグループを、前記対応するメモリセルグループの前記次元に沿って組織化された冗長メモリセルグループを用いて修復しなければならないことを示す、前記ステップとを含むこと、
    を特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
  20. 前記方法が、前記不適合をカウントする場合に、欠陥のあるアドレスのリストに前記選択メモリアドレスを追加することをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  21. 前記選択メモリアドレスが前記欠陥のあるアドレスのリストに存在しない場合にのみ、前記不適合をカウントする前記ステップを実行すること、
    を特徴とする請求項20に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  22. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップによって、前記選択メモリアドレスによって選択メモリセルグループに関連する前記それぞれの欠陥カウントのいずれかが失効状態となった場合に、第1次元に沿って組織化された利用可能な冗長メモリセルグループの数が1つ少なくなったことを反映するように、第2次元に沿って組織化されたメモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントを更新するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  23. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    それぞれの欠陥カウントがいずれも、前記それぞれの欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの前記次元に関連する欠陥の、以前にカウントされた最大数に達したことによる失効状態にない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの各々を減分するステップであって、前記1つ以上の欠陥カウントの各々には、前記メモリデバイスの試験の前に、前記複数のメモリセルグループのうちの対応する1つが属する次元以外の次元に割り当てられた多数の冗長メモリセルグループに関連する所定の数を予めロードする、前記減分するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  24. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    前記選択メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの各々を減分する前記ステップによって、前記選択メモリセルグループに関連する前記それぞれの欠陥カウントのいずれかが失効状態となった場合に、前記失効状態にある前記欠陥カウントの前記次元に関連する利用可能な冗長セルグループの数が1つ少なくなったことを反映するように、前記選択メモリアドレスによって選択されないメモリセルグループに関連するそれぞれの欠陥カウントを更新するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項23に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  25. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、
    それぞれの欠陥カウントのいずれも、前記それぞれの欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの前記次元に関連する所定の欠陥最大数に達したことによる失効状態にない場合に、前記選択メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの各々を増分するステップであって、前記それぞれの欠陥カウントの各々には前記メモリデバイスの試験の前に所定の値が予めロードされ、前記欠陥カウントの前記所定の値と前記予めロードされた値との差は、前記欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの特定の次元に割り当てられた所定の最大割当冗長メモリセルグループ以上である、前記増分するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  26. 前記不適合を欠陥としてカウントする前記ステップが、前記選択メモリセルグループの各々に失効状態を関連付けるステップを含み、各失効状態は、前記それぞれの選択メモリセルグループに関連する欠陥の最大数が、前記関連する選択メモリセルグループにおいて検出されたか否かを示すこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  27. 1つ以上の更に異なる選択メモリデバイスデバイスアドレスを用いて、前記選択するステップから前記欠陥をカウントするステップまでを繰り返すことをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  28. 前記複数の次元が、前記メモリデバイスの行次元に対応する第1次元と前記メモリデバイスの列次元に対応する第2次元とを含み、前記複数のメモリセルグループが、前記行次元における複数の行と前記列次元における複数の列とを含むこと、
    を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  29. メモリデバイスにおける欠陥を追跡する装置であって、前記メモリデバイスは、複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループは前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記装置が、
    複数の欠陥カウントであって、その各々は前記メモリデバイスのそれぞれのメモリセルグループにそれぞれ関連すると共に、それぞれのメモリセルグループにおいて最大数の欠陥が検出されたか否かを示す関連する失効状態を有する、前記複数の欠陥カウントと、
    試験ベクトルを生成する試験ベクトル生成部と、
    選択メモリデバイスアドレスを生成するアドレス生成部と、
    前記選択されたアドレスにおいて前記メモリデバイスに前記試験ベクトルを適用し、前記適用された試験ベクトルをコンテンツと比較し、前記試験ベクトルが前記コンテンツと適合しない場合に、前記選択されたアドレスにおいて欠陥が検出されたことを示す試験機能と、
    前記選択されたアドレスにおいて前記欠陥が検出されたことの表示を受信し、前記選択されたアドレスによって選択される前記メモリセルグループの各々に関連する前記それぞれの欠陥カウントの前記失効状態によって、前記対応するそれぞれのメモリセルグループにおいて最大数の欠陥が検出されたことが示された場合に、前記選択されたアドレスによって選択される前記メモリセルグループの各々に関連するそれぞれの欠陥カウントと対応する失効状態とを調整するカウント管理部と、
    を含むことを特徴とする装置。
  30. 前記メモリデバイスが、前記複数の次元の各々に対する複数の冗長メモリセルグループをさらに含み、前記複数の欠陥カウントの各々には、前記それぞれの欠陥カウントに関連する前記メモリセルグループの前記次元以外の次元に割り当てられた多数の利用可能な冗長メモリセルグループが予めロードされていること、
    を特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. メモリデバイスのエラーデータイメージに関する情報を格納するタグイメージであって、前記メモリデバイスは、複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループは前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記タグイメージが、
    複数の欠陥カウントを含み、各欠陥カウントは失効状態及び未失効状態を有する関連する失効状況を有し、前記各欠陥カウントは、前記メモリデバイスのそれぞれのメモリセルグループに関連し、前記各欠陥カウントは、前記失効状況が未失効状態にある場合にそれぞれのメモリセルグループにおいて検出される多数の欠陥を示し、前記失効状況が失効状態にある場合には、それぞれのメモリセルグループにおいて検出される最小数の欠陥を示すこと、
    を特徴とするタグイメージ。
  32. メモリデバイスのエラーデータイメージに関する情報を格納するタグイメージを含むコンピュータ可読記録媒体であって、前記メモリデバイスは、複数の次元に沿って複数のメモリセルグループに組織化された複数のメモリセルを含み、各メモリセルグループは前記複数の次元のうちの1つに対応する複数のアドレス要素のうちの1つによってアドレス可能であり、前記タグイメージが、複数の欠陥カウントを含み、各欠陥カウントは失効状態及び未失効状態を有する関連する失効状況を有し、前記各欠陥カウントは、前記メモリデバイスのそれぞれのメモリセルグループに関連し、前記各欠陥カウントは、前記失効状況が未失効状態にある場合にそれぞれのメモリセルグループにおいて検出される多数の欠陥を示し、前記失効状況が失効状態にある場合には、それぞれのメモリセルグループにおいて検出される最小数の欠陥を示すこと、
    を特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
JP2007035610A 2006-02-17 2007-02-16 改善された冗長性分析のためのメモリデバイスの欠陥サマリデータの削減 Pending JP2007220284A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/357,871 US7339844B2 (en) 2006-02-17 2006-02-17 Memory device fail summary data reduction for improved redundancy analysis

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007220284A true JP2007220284A (ja) 2007-08-30

Family

ID=38428030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007035610A Pending JP2007220284A (ja) 2006-02-17 2007-02-16 改善された冗長性分析のためのメモリデバイスの欠陥サマリデータの削減

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7339844B2 (ja)
JP (1) JP2007220284A (ja)
TW (1) TWI441189B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8355304B2 (en) 2006-03-03 2013-01-15 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium, reproducing device for optical information recording medium, control method and control program for the reproducing device, and medium with the control program recorded therein
US8705333B2 (en) 2007-08-30 2014-04-22 Sharp Kabushiki Kaisha Super-resolution optical recording medium on which information is recorded using train of prepits, optical recording medium reproduction device, and control method

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7444566B2 (en) * 2006-03-06 2008-10-28 Verigy (Singapore) Pte. Ltd. Memory device fail summary data reduction for improved redundancy analysis
WO2011037758A1 (en) * 2009-09-28 2011-03-31 Verigy (Singapore) Pte. Ltd. Characterization and repair of integrated circuits
US9165679B2 (en) 2012-09-18 2015-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Post package repairing method, method of preventing multiple activation of spare word lines, and semiconductor memory device including fuse programming circuit
CN104685474B (zh) * 2012-09-25 2018-04-20 慧与发展有限责任合伙企业 用于处理不可纠正的内存错误的方法及非瞬态处理器可读介质
US9007856B2 (en) 2012-11-21 2015-04-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Repair control circuit and semiconductor memory device including the same
US9715424B1 (en) * 2013-08-23 2017-07-25 Rambus Inc. Memory device and repair method with column-based error code tracking
KR101521258B1 (ko) * 2013-09-10 2015-05-21 연세대학교 산학협력단 메모리 수리 방법 및 메모리 수리 장치
CN107240421B (zh) * 2017-05-19 2020-09-01 上海华虹宏力半导体制造有限公司 存储器的测试方法及装置、存储介质和测试终端
DE102020134945A1 (de) * 2020-02-27 2021-09-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Dynamische fehlerüberwachung und -reparatur
US11495314B2 (en) * 2021-01-08 2022-11-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited Memory repair using optimized redundancy utilization
TWI794967B (zh) * 2021-09-10 2023-03-01 臺灣發展軟體科技股份有限公司 資料處理電路及故障修補方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10222999A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Fujitsu Ltd 半導体試験方法及び装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7055074B2 (en) * 2001-04-25 2006-05-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Device to inhibit duplicate cache repairs
US6667918B2 (en) * 2002-05-01 2003-12-23 Mellanox Technologies Ltd. Self-repair of embedded memory arrays

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10222999A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Fujitsu Ltd 半導体試験方法及び装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8355304B2 (en) 2006-03-03 2013-01-15 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium, reproducing device for optical information recording medium, control method and control program for the reproducing device, and medium with the control program recorded therein
US8400903B2 (en) 2006-03-03 2013-03-19 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium, reproducing device for optical information recording medium, control method and control program for the reproducing device, and medium with the control program recorded therein
US8462606B2 (en) 2006-03-03 2013-06-11 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium, reproducing device for optical information recording medium, control method and control program for the reproducing device, and medium with the control program recorded therein
US8705333B2 (en) 2007-08-30 2014-04-22 Sharp Kabushiki Kaisha Super-resolution optical recording medium on which information is recorded using train of prepits, optical recording medium reproduction device, and control method
US8867328B2 (en) 2007-08-30 2014-10-21 Sharp Kabushiki Kaisha Optical recording medium on which information is recorded using train of prepits, and method for reproducing optical recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
TWI441189B (zh) 2014-06-11
US20070195618A1 (en) 2007-08-23
TW200739592A (en) 2007-10-16
US7339844B2 (en) 2008-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007220284A (ja) 改善された冗長性分析のためのメモリデバイスの欠陥サマリデータの削減
US8760949B2 (en) Mechanisms for built-in self repair of memory devices using failed bit maps and obvious repairs
Lu et al. Efficient built-in redundancy analysis for embedded memories with 2-D redundancy
US4479214A (en) System for updating error map of fault tolerant memory
US7490274B2 (en) Method and apparatus for masking known fails during memory tests readouts
US8522072B2 (en) Memory address remapping architecture and repairing method thereof
KR20080110710A (ko) 고장 셀의 위치를 식별하는 정보를 저장하는 방법 및 메모리 장치
US8724408B2 (en) Systems and methods for testing and assembling memory modules
KR20010037848A (ko) 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 병렬 비트 테스트 방법
KR101133689B1 (ko) 리페어 분석 장치 및 방법
Hsiao et al. Built-in self-repair schemes for flash memories
KR101373668B1 (ko) 메모리 수리 장치 및 방법
KR101545716B1 (ko) 메모리 수리 장치 및 방법, 그리고 그를 이용한 메모리 칩
US8321726B2 (en) Repairing memory arrays
KR19990080772A (ko) 다수개의 메모리 뱅크를 구비하는 반도체 메모리장치의 테스트방법 및 반도체 메모리 테스트 장비
KR101314370B1 (ko) 리페어 정보 추출용 방법, 컴퓨터 판독 가능 기록 매체 및 시스템
US11449397B2 (en) Cache array macro micro-masking
JP4962277B2 (ja) 半導体メモリ試験装置
US6687862B1 (en) Apparatus and method for fast memory fault analysis
US20050049810A1 (en) Method and system for determining minimum post production test time required on an integrated circuit device to achieve optimum reliability
CN118351926B (zh) 一种存储芯片的故障测试设备及方法
JP2001357696A (ja) 半導体メモリ検査装置と検査方法及び検査プログラムを記録した記録媒体
KR101074456B1 (ko) 초기 종결 조건들에 따른 메모리 테스트 방법 및 시스템
JP5279641B2 (ja) 試験装置およびその診断方法
JP2002042485A (ja) 半導体メモリ試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120711