JP2007219427A - 表示装置及び両面発光照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 両面発光型バックライト装置を有する液晶表示装置では、光量振り分け用のフィルムの光の吸収により、輝度の低下を起こすという課題を有していた。
【解決手段】 バックライトの反射板に微細開口部を設ける構成とした。このような構成により、メインとサブの光量を自在に調節可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 バックライトの反射板に微細開口部を設ける構成とした。このような構成により、メインとサブの光量を自在に調節可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話等の電子機器に使用される液晶表示装置等の非自発光型の表示装置に関するものである。詳しくは、両面発光型バックライトを利用する液晶表示装置の特性向上に関する。
従来の液晶表示装置では、バックライト光源としてLED(発光ダイオード)を使用している。LEDは光に指向性があり、特にフィルム基板に面実装されたタイプは、正面方向に光が取り出されるため光のロスも少なく、面状光源方式のバックライト光源に使用されている。液晶表示素子の後面に照明光を与えるバックライト装置として、LED光源の光出射面から出射される光を導光板の端面に形成された光入射面に入射し、導光板の内部で拡散された光を導光板の厚さ方向の一方の面から液晶表示パネルの後面に向けて照射する構成のものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。このようなバックライト装置は、LED光源が実装されたプリント基板と、導光板の一方の面に配設され光を液晶表示パネル側に導く光学シートと、導光板の他方の面に配設され光を反射して液晶表示パネル側に導く反射シートによって構成される。
また、このようなLED光源を使用した液晶表示装置は、薄型、軽量といった特徴を有しているため、携帯電話等の可搬性を必要とする機器に多く用いられている。さらに、近年では、携帯電話は二つに開くクラムシェルタイプが多く採用されており、表示素子としてメイン液晶表示素子と背面のサブ液晶表示素子を搭載し、二つの画面を両面に表示する形態(以下、両面パネルと称す)が増えている。二つの画面は別々の表示素子で構成されている(例えば、特許文献2参照)。また、バックライトは両面から光を面発光する両面発光型バックライトが採用されている。両面発光型バックライトは導光板の両面に光学フィルム類を組み合わせた構成であって、メイン側とサブ側へ同時に光量を配分している。このように構成した両面パネルは薄型で部品点数が少なく、クラムシェルタイプの携帯電話に多く採用されている。
特開2002−75038O号公報
特開2002−287144号公報
このような二つの表示素子の間に両面発光型バックライトを備える表示装置には、第一の表示素子側および第二の表示素子側各面への光量の振り分けを制御する為に白色のポリエステルフィルムなどの半透過性のフィルムが用いられている。このフィルムの樹脂中に添加された顔料の一部で光の吸収が起きるため反射効率が低く、輝度が出にくいという課題を有していた。また、例えば、第二の表示素子側の光量を得るために半透過製シートの厚みを薄くした場合、輝度振り分けが半透過性シートの材質および厚みに依存する為、制御性が悪くなり、背反事項として第一の表示素子側から見た際に第二の表示素子の影が見える、いわゆる窓見えが起きるという課題を有していた。また、表示素子上の輝度を向上させるために反射型偏光フィルム(DBEF等)を使用した時の光のリサイクル性が低下し、効率が悪いという課題を有していた。さらにLEDの個数が増え、消費電力が増加すると言う課題を有していた。そこで、本発明の目的は、輝度の振り分けの制御性が良く、また、輝度上昇効率が高い両面発光型バックライトを備えた液晶表示装置を実現することにある。
本発明は、バックライトの反射フィルムに微細な開口部を設ける構成とした。また、反射フィルムの表面に正反射特性を有する反射層を設ける構成とした。このようにバックライトの反射シートに微細な開口部を設けることによって、両面バックライトの輝度振り分けの制御性を向上できる。また、反射シートの表面に正反射特性を有する反射層を設けることによって、光の利用効率が向上でき、高い輝度を得られる。
本発明の液晶表示装置は、両面発光型バックライトの反射フィルムに微細な開口部を設けることによって、輝度振り分けの制御性を向上することが出来たため、表示品位を向上する効果を有している。また、反射シートの表面に正反射特性を有する反射層を設けることによって、光の利用効率が向上でき、高い輝度を得られるため、光源であるLEDの個数を減らすことが可能となり、低消費電力および低コストといった効果を得ることが可能となる。
本発明の表示装置は、第1の非自発光型の表示素子と、第2の非自発光型の表示素と、光源と、光源からの光を照射面から出射する導光体と、導光体から出射した光を第1および第2の非自発光型の表示素子に配分する微細開口部を有した反射部材を備えている。このような構成により、光源で発生した光を制御性よく配分することができる。
また、反射部材の表面には正反射特性を有する反射層が配置されているとともに、前記反射部材と前記反射層に同一形状の微細開口部が設けられた構成とした。これにより、反射層で高い反射光量を得ることができるため、高い輝度を得ることができる。
さらに、第1の非発光型の表示素子と導光体の間に反射型偏光素子を配置する構成とした。これにより、反射型偏光素子と反射層との間での光のリサイクル性が向上することとなり、さらに高い輝度を得ることができる。
本実施例の液晶表示装置の構成を図1に模式的に示す。図示するように、この液晶表示装置は、メイン液晶素子1とサブ液晶表示素子2と、両面発光型バックライト装置を備えている。両面発光型バックライト装置は、光源としてLED6と、LED6からの光を液晶表示素子に照射するための導光体4を備えている。導光体4の上面には光学フィルム類3と反射シート5が配置されている。ここで、導光板4は、アクリルやポリカーボネート等の透明樹脂を射出成型する事で作製され、その表面には微細な凹凸が形成されている。導光体4の上にはLCDの正面輝度を上昇させる目的で拡散シートやプリズムシート等からなる光学フィルム類3が配置され、導光体4の下には、導光体内に効率よく光を伝播しつつ、メイン液晶表示側とサブ液晶表示側それぞれに光量を配分することを目的として反射フィルム5が配置されている。導光体4の端部にはLED6が配置されている。LED6はフィルム基板(図示しない)上に実装されていて、放射した光が効率よく導光体に入射するように導光体との相対的に適切な位置を保持されている。反射フィルム5はたとえば、酸化チタンなどの白色顔料をポリエステル樹脂中に添加した白色フィルムに、光量配分用の微細開口部7を配置した部材である。微細開口部7は、エッチングなどの化学的な加工法やパンチング等の機械的な加工法等によって、反射フィルム5の表から裏までを貫通するように穴が微細加工されている。微細開口部は反射フィルムの面内に平面状に分布しており、各微細開口部の大きさ、分布密度等を適切に設定することにより、メイン液晶表示側とサブ液晶表示側に振り分ける光量を制御する。また、開口部の形状は、表示面内の輝度分布ムラを防止するために、メイン液晶素子およびサブ液晶素子の画素サイズより十分小さいほうが望ましい。
このように、本実施例の構成によれば、LED6から放出された光は、導光体4の端面から入射し、導光体内で伝播しながら、反射フィルム5によってメイン液晶素子側とサブ液晶素子側それぞれに光量が配分される。すなわち、メイン液晶素子側には、反射フィルム5上の微細開口部7を除いた表面で反射した光が、光学フィルム類3を通して出射し、また、サブ液晶側には、導光体下面から出射した光が、微細開口部7を通じて出射する。したがって、メイン液晶側への光量とサブ液晶側への光量は、微細開口部7の開口部の大きさおよび分布密度を適切に設定することにより、任意に制御することができることとなる。また、サブ液晶表示側へ出射する光は、フィルムを通らず、開口部通じて直接出射するためフィルム内の顔料による光の吸収が無くなり、サブ液晶表示素子上の輝度を向上することが出来る。
本実施例の液晶表示装置の構成を図2に模式的に示す。図示するように、反射フィルム5の表面に正反射特性を有する反射層8を配置した場合の実施例である。反射層8は銀やアルミニウムなどの反射率の高い材料を蒸着やスパッタリング等の方法で反射フィルム5の表面に直接成膜、もしくは、反射率の高い材料で形成されたフィルムを反射フィルム5上に接着することにより配置される。微細開口部7は反射層8および反射フィルム5を貫いた形で形成される。その他の部分は実施例1と同様であるので、重複する説明は省略する。
この構成によれば、反射層8上の微細開口部7を除いた表面で反射する光量がより大きくなるので、メイン液晶表示上の輝度をさらに向上することができる。したがってより表示品位を向上させることができた。
また、この構成によれば、メイン液晶表示素子1と光学フィルム類3の間に反射型偏光フィルムを配置した場合、反射層8との間で光のリサイクル性を向上させることが可能となるため、さらにメイン液晶表示素子の輝度を高めることが出来るようになった。
また、この構成によれば、メイン液晶表示素子1と光学フィルム類3の間に反射型偏光フィルムを配置した場合、反射層8との間で光のリサイクル性を向上させることが可能となるため、さらにメイン液晶表示素子の輝度を高めることが出来るようになった。
上述した実施例においては、反射層に付いては、反射フィルム上への積層構造だけではなく、反射フィルム自体を反射率の高い材料にすることでも同様の効果が得られる。
メイン側とサブ側への光量配分の制御性に優れた両面液晶表示装置を提供することができるので、携帯電話等の表示品位を向上することが出来る。さらに本発明によれば輝度の上昇効率を向上させることが出来るので、LEDの個数を減らすことが出来、液晶表示装置の低コスト化にも貢献できる。
1 メイン液晶表示素子
2 サブ液晶表示素子
3 光学フィルム類
4 導光体
5 反射フィルム
6 LED
7 微細開口部
8 反射層
2 サブ液晶表示素子
3 光学フィルム類
4 導光体
5 反射フィルム
6 LED
7 微細開口部
8 反射層
Claims (4)
- 第一の表示素子と、第二の表示素子と、前記第一の表示素子と前記第二の表示素子を照明する照明装置を備える表示装置であって、
前記照明装置が、光源と、前記光源からの光を前記第一の表示素子と前記第二の表示素子に導く導光体と、前記導光体の裏面に微細開口部を有した反射部材を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記反射部材の表面には正反射特性を有する反射層が配置されているとともに、前記反射部材と前記反射層に同一形状の微細開口部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記第一の表示素子と前記導光板の間に反射偏光素子を配置していることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 光源と、第一の照射面と第二の照射面を有し、前記光源から入射した光を前記第一の照射面と前記第二の照射面に導く導光体と、前記導光体の第二の照射面側に微細開口部を有した反射部材を備えることを特徴とする両面発光照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006042802A JP2007219427A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 表示装置及び両面発光照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006042802A JP2007219427A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 表示装置及び両面発光照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007219427A true JP2007219427A (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=38496758
Family Applications (1)
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JP2006042802A Pending JP2007219427A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 表示装置及び両面発光照明装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007219427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103366684A (zh) * | 2012-04-06 | 2013-10-23 | 联想(北京)有限公司 | 终端设备以及显示控制方法 |
-
2006
- 2006-02-20 JP JP2006042802A patent/JP2007219427A/ja active Pending
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