JP2007215811A - 食器洗浄機 - Google Patents

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浩章 乾
Tomoyuki Kikukawa
智之 菊川
Tomoaki Kajiura
智彰 梶浦
Takashi Miyauchi
隆 宮内
Mika Sadahira
美加 貞平
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Abstract

【課題】食器に対して上方から降り注ぐ洗浄水を多くして洗浄性能を高める。
【解決手段】洗浄槽2の上部形状を前面1aから背面1bにかけて上方へ膨出する略円弧状に形成したことにより、食器カゴ3の下方から噴射される洗浄水が洗浄槽2の上面まで容易に達し、食器に対して上方から散水する洗浄水をより多くすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、食器の洗浄を行う食器洗浄機に関するものである。
従来、この種の食器洗浄機は、例えば、図19に示すような構成が提案されている。食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にするために、本体101に設けられた開口部102は、本体101の前面から上面にかけてその上部が後方へ傾斜するように設けられている。前記開口部102を開閉する扉体は、前記本体101上部の外側へ開く上扉103と、前記開口部102を下方へ開く下扉104で構成されている。前記本体101の前面上部の形状は上方へ膨出する略円弧状に形成されている。前記本体101内には、食器等をセットする食器カゴ105が開かれた前記開口部102から本体101の前方に引き出し可能に収容されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−219083号公報
従来の食器洗浄機は、本体上面と背面とが交わる角部は略直角を呈するとともに、洗浄槽も同様に上面後端部が略直角である形状を有するため、洗浄槽の背面から上面へ向けて流れる洗浄水が上面に届きにくく、上面から食器に降り注ぐ洗浄水が少ないため、食器の表面に付着した汚れの洗浄性能が低下するという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するもので、食器に対して上方から降り注ぐ洗浄水を多くして洗浄性能を高めることを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の食器洗浄機は、本体および洗浄槽の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成したものである。
これにより、洗浄槽の形状は上方へ膨出する略円弧状になり、洗浄ノズルから噴射された洗浄水が円弧状部に沿って洗浄槽の上面まで容易に達し、食器に上方から散水する洗浄水をより多くすることができる。
本発明の食器洗浄機は、食器に対する上方からの多量の洗浄水により洗浄性能を向上させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体に設けた洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納し、前記洗浄槽に収容する食器カゴと、前記洗浄槽内洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプによって加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に設けた開口部を開閉する扉体とを備え、前記開口部は、前記本体および前記洗浄槽の前面から上面にかけて開口するとともに、前記本体および前記洗浄槽の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成したことにより、食器カゴの下方から噴射される洗浄水が洗浄槽の上面まで容易に達し、食器に上方から散水する洗浄水をより多くすることができる。このため、食器への残さいの再付着を少なくして洗浄性能を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、食器カゴは、皿類の周縁部が洗浄槽の上部形状に沿うように収容可能に構成したことにより、噴射した洗浄水の回収時間が早くなり、洗浄槽に貯水する洗浄水を少なくすることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、食器カゴは、上段カゴと下段カゴを備え、前記下段カゴは、前記上段カゴに配置した皿類の下部にコップ類を配置する構成としたことにより、下段カゴに配置した食器への残さいの再付着を少なくして洗浄性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗浄機の設置状態を示す斜視図、図2は、同食器洗浄機の断面図、図3は、同食器洗浄機の扉体の開閉構成を示す側面図、図4は、同食器洗浄機の開口部を開いた時の側面図、図5は、同食器洗浄機の開口部を閉じた時の側面図である。
図1、図2に示すように、1は食器洗浄機の本体であり、この本体1を外側方から見たときの上部の外郭形状は、前面1aから背面1bにかけて上方へ膨出する略円弧状に形成した円弧状部1cを有している。また、前面形状は略平面で形成した平面部1dを有している。2は食器等の被洗浄物を収納する食器カゴ3を収容する洗浄槽で本体1に内装されている。洗浄槽2の上部形状は、本体1上部の円弧状部1cの内面に沿うように上面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前面から上面にかけて開口する開口部4を設けるとともに、この開口部4を閉塞する開閉自在な扉体5を備えている。
扉体5は、本体1の上面に設けられた開口部4を本体1上部の外側へ開く上扉6と、前記本体1の前面に設けられた開口部4を下方へ開く下扉7で構成されており、上扉6は洗浄槽2の内部を視認するための窓8を備えている。上扉6の縦断面形状は、本体1の上面形状と同じく外方へ膨出する略円弧状に形成しており、本体1上部の円弧状部1cに沿うように移動して開口部4を開閉する。
食器カゴ3は、上段カゴ9と下段カゴ10の上下二段で構成されており、上段カゴ9は、下段カゴ10と構成部材を共用している。そして、食器カゴ3は、側面に摺動部11を設けるとともに、洗浄槽2の内側面に設けた支持部12に対して前後方向に摺動可能に支持されており、下扉7を開いた時に下扉7上に引き出し可能である。13は、洗浄ポンプ14により加圧した洗浄水を食器に向けて噴射する洗浄ノズルである。洗浄槽2の下部には、洗浄水を加熱するヒータ15を配置している。16は洗浄槽2の下部に設けられた制御装置であり、洗浄ポンプ14やヒータ15等を制御する。
また、図3〜図5に示すように、開口部4は、本体1の前面1aと、前面1aから上面にかけて外方へ膨らむように設けた円弧状部1cを含むように形成されており、開口部4の上端部39は、本体1の前面から上方へ膨出する略円弧状の本体1上面の頂部17まで開口する構成としており、本体1の上部面積の前面1a側の略半分が開口している(線分Cは、頂部17上の線で、開口部4の上端部39はその近傍に位置する)。本体1の前面1aから上面にかけて設けられた開口部4を覆う上扉6と下扉7の係合部18は、平面部1dに設けており、上扉6側に設けたシール部材21と、下扉7側に設けたシール受け部22によって、上扉6と下扉7をシールする構成を有する。
上扉6および下扉7にはそれぞれ上扉支持部23、下扉支持部24が具備されており、洗浄槽2の側面に設けられた上扉回動軸25、下扉回動軸26により回動自在に軸支されている。上扉支持部23上には移動軸27が設けられるとともに、洗浄槽2の側面には移動軸27が移動する移動溝28が設けられており、移動軸27は移動溝28に対して回動自在に移動する。上扉6と下扉7は第1の連動部材29と第2の連動部材30によって連結され、下扉7の下方への回動に連動して上扉6も上方へ回動する構成としている。
第1の連動部材29の一端は下扉7に固定され、他端は連動部材間回動軸31を設け、第2の連動部材30の一端に設けられた連動部材間回動穴32との間で回動自在に軸支されている。第2の連動部材30の他端に設けられた上扉連動穴33は、上扉支持部23に設けられた上扉連動回動軸34との間で回動自在に軸支されている。開口部4を開いた時の扉体5の位置規制を行うために、第2の連動部材30にストッパー部35を設け、このストッパー部35が当接するストッパー受け部36を本体1の側面に設けている。
上扉支持部23は、上扉6を閉じたときに上扉6の側面に設けられたカバー(収納部)37により覆われて収納されるように構成している。上扉支持部23、第1の連動部材29、第2の連動部材30、移動溝28など、扉体5を支持し回動させる機構部品は、本体1の側部の両側に設けられており本体側面ボディ38により覆われるものである。また、上扉支持部23は、扉体5の開口動作終了時に本体1の上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置(点D)が、開口部4の上端部39より後方になるように構成している。
次に、上記構成における扉体5の動作について説明する。上扉6および下扉7は、連動構成を有するため、下扉回動軸26を中心に下扉を矢印イ方向へ下方に回動操作することにより、上扉6もこれに連動して矢印ロ方向へ回動し開口部4が開かれる。また、開口部4を開いた時、上扉6は上扉回動軸25を中心に本体後方へ移動するが、移動終了時点では上扉支持部23が開口部4の上端部39より後方まで移動した時点でストッパー部35がストッパー受け部36に接触して上扉6および下扉7は停止し、それ以上移動することはない。
次に、上記実施の形態における作用について説明する。食器洗浄機を設置する場合、キッチンの側壁に沿って食器洗浄機の正面を手前に向けて置く場合と、側面を手前に向けて置く場合がある。最近のキッチンは、浴槽や給湯器などの給湯設備を集中的に制御するコントローラ41をキッチンの側壁に設置しているのが一般的である。食器洗浄機をキッチンに設置する場合、食器洗浄機の本体1の高さより高い位置にコントローラ41が設置されている場合は問題ないが、コントローラ41が少し低く設置されている場合は、コントローラ41に設けられた表示部の視認性やスイッチ類の操作性を確保するために、食器洗浄機を壁面から離して設置しなければならず、キッチンでの作業性を損なう。そして、コントローラ41がさらに低く設置されている場合は、食器洗浄機を設置することができない。
しかしながら、本発明の構成によれば、本体1の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成しているため、コントローラ41が低く設置されている場合でも、コントローラ41に接触することなく本体1を壁面に近づけて設置できる。また、使用者は上方から本体1越しにコントローラ41を視認することができるため、表示部の視認性が得られるとともに、スイッチ類の操作性も確保される。
このように本発明によれば、浴槽や給湯器などのコントローラ41を既設したキッチンにおいて、コントローラ41の視認性および操作性を確保し、設置性を高めることができる。
また、本体1の上部形状および上扉6の上部形状を上方へ膨出する略円弧状に形成し、上扉6を本体1上部の円弧状部1aに沿うように移動して本体1の前面から上面にかけて設けられた開口部4を開閉する構成としたため、開口部4を開いた時の本体1の高さを低く抑えることができ、吊戸棚等が既設しているなど、設置空間の高さが低い場所への設置を容易することができる。
また、洗浄槽2の背面から上面にかけての本体の側方から見た形状が略直角であれば、洗浄時に洗浄槽2の背面から上面へ向けて流れる洗浄水が上面に届きにくく、上面から食器に降り注ぐ洗浄水が少ないため、食器の表面に付着した汚れの洗浄性能が低いが、本発明の構成によれば、洗浄槽2上面への洗浄水量が増加するため、上面から食器に降り注ぐ洗浄水が多くなり、食器の表面に付着した汚れを確実に洗い流すことができる。
また、開口部4は、本体1の前面1aと、前面1aから上面にかけて外方へ膨らむように設けた円弧状部1cを含むように形成したことにより、食器カゴ3への食器等のセットと取り出しを容易にして食器のセット性が向上するとともに、浴槽や給湯器等のコントローラ41を既設したキッチンへの設置が容易になる。
また、本体1の上面に設けられた開口部4の上端部39を、上方へ膨出する円弧状部1cの頂部17の近傍に位置するように形成したことにより、本体1の上部面積の略半分を開口させる構成とすることができる。このため、上段カゴ9の奥までの視野が広がるとともに、食器の出し入れを容易に行うことができる。特に、皿類の重心と上方へ膨出する円弧状部1cの中心の本体1前面からの距離をほぼ等しくなるように食器カゴ3を構成しているため、大皿等は洗浄槽2の開口部4の縁に接触することなく容易に出し入れできる。
このように本発明によれば、本体1上面の前面側の略半分までを開口部4とすることで、食器カゴ3への食器等のセットと取り出しを容易にすることができ、食器のセット性を向上させることができる。
また、開口部4は本体1の前面と上面を開放する構成のため、この開口部4を覆う扉体5は、同程度の本体寸法の従来の食器洗浄機より上下方向に長くなる。このため、一枚扉で上開き構成の場合は、扉が邪魔になり食器の取り出しができない。また、下開き構成の場合は、正面置きであれば扉が本体から手前に開かれて、キッチンカウンタ上の調理スペースがなくなり、また、図1のような縦置きであれば、水道栓に扉が当たって扉を完全に開口することができなくなる。
しかしながら、本発明の構成によれば、扉体5を上扉6と下扉7の二枚扉で構成しており、本体1の前面から上面にかけて設けられた開口部4の平面部1dに扉体5の分割位置を設けて係合部18を構成することにより、開口部4を開いた時の下扉7の本体1前方への突出量を少なくして本体1設置時の本体1前方の設置奥行き寸法を小さくすることができ、水道栓などが本体1の近傍に存在する場合でも、本体の設置性を向上させることができる。
また、上扉支持部23は、扉体5の開口動作終了時に本体1の上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置(点D)が、開口部4の上端部39より後方になるように構成している。狭い台所のシンクサイドに食器洗浄機を設置する場合、本体1の開口部4を使用者の対面に置く正面置きよりも、台所の右あるいは左のシンクサイドに縦置き設置される場合の方が多い。この縦置き設置の場合、扉体5を開いて食器を出し入れするときは、開口部4の斜め前方から行うが、本発明の上扉支持部23は、上扉6を閉じたときにカバー37内に収容されるように上方へ膨出する略円弧形状に形成されており、上扉6を開いたときは、上扉支持部23が上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置より後方へと変位し、上扉支持部23が開口部4を妨げない構成のため、視界を遮られることがなく、食器のセット性を向上させることができる。
また、上扉6に上扉支持部23を収納するカバー37を設け、扉体5を閉じた時に上扉支持部23をカバー37に収納可能に構成しているため、上扉支持部23と上扉回動軸37が本体外に露出しないので、埃やごみ等の異物が上扉回動軸25にかみこんだり、堆積することを防ぐことができ、扉体5を円滑に開閉することができる。
また、移動軸27と移動溝28も本体側面ボディ38によって本体外に露出しない構成としているので、埃やごみ等の異物が移動軸27と移動溝28内に入り込むのを防ぐことができる。
また、下扉7の回動に連動して上扉6も回動する構成のため、扉体5の操作性および使い勝手を向上させることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における食器洗浄機の食器配置を示す斜視図、図7は、同食器洗浄機の食器カゴを引き出した状態を示す側面図、図8は、同食器洗浄機の設置状態を示す側面図である。
図6、図7に示すように、上段カゴ42は、両側面部に設けた上段カゴ摺動部43と洗浄槽2の側面に設けた上段カゴ支持部44により、洗浄槽2に対して摺動自在に移動可能であり、その前部は開口部4から外へ引き出し可能に構成している。また、上段カゴ42の下方に設けられた下段カゴ45も上段カゴ42と同様に、下段カゴ45の両側面部に設けた下段カゴ摺動部46と洗浄槽2の側面に設けた下段カゴ支持部47により、洗浄槽2に対して摺動自在に移動可能であり、上段カゴ42と下段カゴ45は完全に独立して洗浄槽2に設けられている。
また、上段カゴ42は上段カゴ支持部44に上段カゴストッパー48を設け、下段カゴ45は下扉7に下段カゴストッパー49を設けることで食器カゴの移動量を規制するとともに、下段カゴ45の本体前方への引き出し量は、上段カゴ42の引き出し量より多くなるように構成している。
食器の配置に関して、下段カゴ45は直径27cm程度の大皿と、茶碗、汁椀などの椀類等、大きさと形状の異なる様々な食器を整列配置した状態に支持するとともに、小物カゴ62がセットできる支持ピン51を有している。上段カゴ42は高さの違う二段構造であり、大皿の上部に位置するところにある高位部42aには湯のみ、コップ類をセットし、椀類の上部に位置するところにある低位部42bには直径17cm程度の中皿がセットできるように構成されている。扉体3は、開口部4を開いた時に上扉6の後端部40が本体1の背面1bより前方に位置するように構成したものである。その他の構成は実施の形態1と同一であり、ここでは説明を省略する。
次に、上記実施の形態における作用について説明する。図8に示すように、上扉6は開口部4を開いた時にその後端部40が本体1の背面部1bより前方に位置するように構成したことで、上扉6の後端部40が本体1の背面部1bより後方へ突出しないため、本体1の背面部1bと対面する壁に接触するように設置することができ、本体1を正面置きした場合は、本体1の前方に調理スペースを広く確保できる。
また、側面置きにした場合は、シンク50での作業中に本体1が邪魔になることなく作業性を確保することができる。また、開口部4を開いた時には下扉7が回動しシンク50の上方に変位するが、シンク50を塞ぐ量を少なくすることができるので、シンク50内に置かれている食器類を食器カゴ42、45にセットするときのセット性を改善することができる。
また、洗浄槽2の上部が前面側の略半分を開口しているため、下段カゴ45のみを引き出した状態で、下段カゴ45全体と上段カゴ42の前部に収容されている食器の出し入れを同時に行うことが可能であり、食器のセットと取り出しが容易に行え、使い勝手をよくすることができる。
また、上段カゴ42を少し前方に移動させれば、上段カゴ42、下段カゴ45両方への食器セットが可能であり、食器のセット性を大幅に向上させることができる。なお、下段カゴ45の引き出し量は上段カゴ42の引き出し量より多くしているため、下段カゴ45の食器のセット性も損なうことはない。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3における食器洗浄機の開口部を開いた時の側面図、図10は、同食器洗浄機の開口部を扉体で閉じた時の側面図である。
図9、図10に示すように、開口部4の上面側の上端部39は、上方へ略円弧状に膨出する円弧状部1cの頂部17より後方に位置するように構成されている。また上扉6と下扉7の係合部18は、上方へ膨出する円弧状部1cに位置するように構成されており、上段カゴ52は、その前端部67が開かれた上扉6の前端部65より手前に位置するように構成している。
上段カゴ52は、皿類の周縁部68やコップ類の角部が、上方へ膨出する略円弧状に形成された洗浄槽2の上部形状に沿って収納可能であり、このように収納された状態に食器を支持する支持ピン51が上段カゴ52に設けられている。上段カゴ52の下方に設けた下段カゴ53には、コップ類を配置するように構成してあり、上段カゴ52に収納した皿類の下部にコップ類が位置するようにしたものである。その他の構成は実施の形態1と同一であり、ここでは説明を省略する。
次に、上記実施の形態における作用について説明する。開口部4の上面側の上端部39が、上方へ略円弧状に膨出する円弧状部1cの頂部17の後方に位置するように設けたことにより、本体1の上部面積の半分以上を開口させる構成となるため、食器の出し入れの際、食器カゴ3の視認性が向上するとともに、食器が上扉6に当たらずスムーズに出し入れできるなど、食器のセット性を向上することができる。また、洗浄工程で扉体5を開口したときに、洗浄槽2の天面に付着した水滴は、洗浄槽2の天面から背面を伝って落下するため、開口部4上面側の上端部39から開口部側へ滴下することはない。このため、使用者が洗浄途中に食器を追加しようと扉体5を開口したときにでも、汚れた高温の洗浄液が手や衣服に付着するのを防止することができる。
また、扉体5は、開口部4を閉じたときに上扉6と下扉7を係合する係合部18は、本体1の円弧状部1aに設けているため、扉体5を開いた時に上扉6が開口部4から前方へ突出する突出量を少なくすることができ、食器カゴ3への食器等のセットと取り出しを容易にすることができる。
また、皿類の周縁部68が洗浄槽2の上部形状に沿うように収容可能に構成しているため、噴射した洗浄水の回収時間が早くなり、洗浄槽2に貯水する洗浄水を少なくすることができる。
また、上段カゴ52に収納した皿類の下部に設けた下段カゴ53にコップ類を配置しているため、下段カゴ53に配置した食器への残さいの再付着を少なくして洗浄性能を向上させることができる。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4における食器洗浄機の食器配置を示す斜視図、図12は、同食器洗浄機の上段カゴを示す平面図、図13は、同食器洗浄機の前後移動カゴを引き出した状態を示す平面図、図14は、同食器洗浄機の上段カゴの高さ調整部を示す側面図、図15は、同食器洗浄機の上下移動カゴの高さを調整した側面図である。
図11に示すように、下段カゴ53は湯のみ、コップ類と、茶碗、汁椀などの椀類が整列配置した状態に収納する。上段カゴ52は下段カゴ53の上方に設置された高さの異なる二段構造であり、下段カゴ53に配置したコップ類の上方に位置するところの低位部52aには直径27cm程度の大皿と小物カゴ62をセットし、椀類の上部に位置するところの高位部52bには、直径17cm程度の中皿を開口部4の長手方向に対して垂直に立ててセットした状態に支持する支持ピン51を有している。特に上段カゴ52は、皿類の周縁部68が洗浄槽2の上部の円弧状部1cの形状に沿うようにセット位置を予め規制するように支持ピン51を形成している。
上段カゴ52は、上段カゴ52の骨格を形成する円断面の金属線材で構成された固定カゴ54と、固定カゴ54に対してそれぞれ移動可能に支持される前後移動カゴ55と上下移動カゴ56を設けている。固定カゴ54は、洗浄槽2の両側の側面2aと背面2bに設けられた凹形状を有する固定カゴ支持用部材57に、固定カゴ54を構成する金属線材に取り付けられた凸形状の固定カゴサポート部材69を挿入して洗浄槽2に対して強固に固定している。
また、前後移動カゴ55と上下移動カゴ56は、皿類等の周縁部68が洗浄槽2の上部形状に沿うように食器をセットした状態に支持する支持ピン51を有している。
上下移動カゴ56は、洗浄槽2に固定した固定カゴ54に対して取り付け高さが調整可能に設けてあり、収納された食器を支持する支持部56aから洗浄槽2の上部内壁2aまでの高さを選択可能に構成している。固定カゴ54には上下移動カゴ56を着脱自在に装着する高さ調整部58a、58bが設けてあり、固定カゴ54の高さの異なる位置に複数形成している。
例えば、高さ調整部58の高い位置58aに上下移動カゴ56を調整した場合、直径が23cm程度までの大皿を開口部4の長手方向に対して垂直に立ててセットできる。また、23cm〜27cm程度までの大皿の場合、高さ調整部58の低い位置58bに調整することでセットできる。したがって、直径が27cm程度の大皿も上段カゴ52を引き出すことなく容易にセットおよび取り出すことができ、使い勝手を損なうことなく食器カゴ3を洗浄槽2に固定して堅牢な本体1を実現することができる。なお、上下移動カゴ56に設けた皿の支持ピン51は、皿以外にも背の高いコップ類などもセットできる。
また前後移動カゴ55は、前後移動カゴ摺動部60を設け、固定カゴ54に設けた前後移動カゴ支持部61との間で前後にスライドすることが可能である。また、前後移動カゴ55の上段カゴ52から矢印ハ方向への引き出し量が、下段カゴ53の引き出し量より少なくなるように前後移動カゴ支持部61に前後移動カゴストッパー部(図示せず)を設けている。前後移動カゴ55には、箸やスプーン等の小物類を収納する小物カゴ62を固定しており、前後移動カゴ55の引き出しとともに小物カゴ62も前方に引き出されるように構成したものである。その他の構成は実施の形態1と同一であり、ここでは説明を省略する。
次に、上記実施の形態における作用について説明する。上段カゴ52に配置した大皿などの皿類の下部には、下段カゴ53に配置したコップや糸底のある湯のみが伏せて置かれている。湯のみの糸底は、食材等の細かな汚染物が堆積しやすい構造であり、多量の洗浄水をかけないと洗浄できない。本発明の構成では、大皿に当たった洗浄水は大皿の径方向下部へ集中して落下する。そして、集中して多量の洗浄水が流れ落ちる位置に、湯のみの糸底を合わせるように下段カゴ53を構成しているため、コップの外側、あるいは湯のみの糸底はきれいに洗浄することができる。
また、上段カゴ52は、その前端部67が開かれた上扉6の前端部65より手前に位置するように構成しているため、開口部4を開いた時に上段カゴ52の手前側部分の食器の出し入れを容易に行うことができる。
また、食器のセットに関して、使用者はランダムに積まれた食器類をセットするが、種類の違う食器を順番にセットする。また、一度セットした食器を別の場所にセットし直すこともある。このように、使用者は上段カゴ52と下段カゴ53を行き来しながらセットを行う。このため、従来の食器洗浄機では上段カゴ52に食器をセットするときは上段カゴ52を引き出し、次に、下段カゴ53に食器をセットするときは上段カゴ52を洗浄槽2内に収納してから下段カゴ53を引き出すなど、種類の違う食器を出し入れする時に、何度も上段カゴ52と下段カゴ53を出し入れする必要があった。
本発明の構成によれば、下段カゴ53を引き出した状態で、上段カゴ52と下段カゴ53に食器を自由に出し入れすることができるため、食器のセット性を向上することができる。そして、上段カゴ52は、大皿や中皿等の皿類の周縁部68が洗浄槽2の上部形状に沿ってセットできるように構成しているため、使用者は洗浄槽2の奥まで手を入れることなく、手前から食器を掴んでセットでき、さらにセット性をよくしている。
また、上方へ膨出する略円弧状の洗浄槽2に対して皿類を上段カゴ52に置く構成のため、効率のよい食器配置が可能となり、より多くの食器を収納できる。
また、従来のように食器カゴ3が洗浄槽2に対して自由に移動する構成の場合、本体上部の開口面積を大きくすると本体にかかる応力による本体の変形を防ぐために、本体1各部の補強を行う必要があった。本発明の構成によれば、今まで食器のセットにのみ用いていた上段カゴ52を洗浄槽2の両側面2aと背面2cで固定することで、上段カゴ52を本体1の強度を強める補強部材としての機能を得ることができる。
本体1の前後方向と左右方向にかかる応力に対しては、洗浄槽2の側面と背面に設けた固定カゴ支持用部材57と固定カゴサポート部材69の間の凹凸形状による結合により洗浄槽2と上段カゴ52が一体化されているために、上段カゴ52全体でその応力を受けることができる。また、上段カゴ52に重い食器をセットした時などに発生する上下方向の応力に関しても、固定カゴ支持用部材57と固定カゴサポート部材69が上下方向に所定の長さを有しているため、洗浄槽全体でその応力を受けることができる。このため、広い開口部による高いセット性と高い剛性を有する本体を低コストで実現することができる。
なお、上段カゴ52に汚れが付着した場合は、これを除去するために洗浄槽2から取り外すことができるものであることは言うまでもない。
また、前後移動カゴ55の少なくともその前部を洗浄槽2の開口部4から矢印ハ方向に外方へ引き出し可能に設けたことにより、上段カゴ52の奥にコップ類をセットしたときでも、前後移動カゴ55を前方に引き出すことによって取り出し性を向上させることができる。
また、前後移動カゴ55の上段カゴ52からの引き出し量は、下段カゴ53の引き出し量より少なくしているため、下段カゴ53を全部引き出した状態で上段カゴ52を引き出したとしても、下段カゴ53の食器の取り出し性を妨げることはない。
また、小物カゴ62は前後移動カゴ55に固定されており、前後移動カゴ55の引き出しとともに小物カゴ62も前方に引き出されるので、小物類の取り出し性を向上させることができる。
(実施の形態5)
図16は、同食器洗浄機の扉体を開いた時の側面図、図17は、同食器洗浄機の長尺食器をセットした状態を示す側面図、図18は、同食器洗浄機の長尺食器をセットした状態を示す平面図である。
洗浄槽2に固定した固定カゴ54に開口64を設け、この開口64を開閉する着脱自在な着脱カゴ63を設けている。着脱カゴ63を固定カゴ54から取り外すことにより出現する開口64に長尺食器66を通して下段カゴ53に置くことにより、長尺食器66を洗浄することができる。
従来より上段カゴを取り外すことにより、小径で、高さが30cmを超える背の高い食器(長尺食器66)をセットできる構成であった。しかしながら、長尺食器66を上部で支持することができないため、洗浄時の水圧や扉の開閉動作などによる振動で長尺食器66が洗浄槽の中で移動し、他の食器と接触したり、倒れて破損するなどの課題があった。
本発明の構成によれば、セット状態が不安定な長尺食器66の洗浄時に、着脱カゴ63を固定カゴ54から取り外して長尺食器66を開口64に貫通させて支持できるため、洗浄時の水圧による長尺食器66の移動や他の食器との衝突を防ぐことができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗浄機は、食器に対する上方からの多量の洗浄水により洗浄性能を向上させることができるので、洗浄性を高めた食器洗浄機として有用である。
本発明の実施の形態1における食器洗浄機の設置状態を示す斜視図 同食器洗浄機の断面図 同食器洗浄機の扉の開閉構成を示す側面図 同食器洗浄機の開口部を開いた時の側面図 同食器洗浄機の側面図 本発明の実施の形態2における食器洗浄機の食器配置を示す斜視図 同食器洗浄機の食器カゴを引き出した状態を示す図 同食器洗浄機の設置状態を示す図 本発明の実施の形態3における食器洗浄機の開口部を開いた時の側面図 同食器洗浄機の開口部を扉体を閉じた状態の側面図 本発明の実施の形態4における食器洗浄機の食器配置を示す斜視図 同食器洗浄機の上段カゴを示す平面図 同食器洗浄機の上段カゴの前後移動カゴを引き出した状態の平面図 同食器洗浄機の上段カゴの高さ調整部の側面図 同食器洗浄機の上下移動カゴの高さを調整した側面図 同実施の形態5における同食器洗浄機の側面図 同食器洗浄機の長尺食器をセットした状態を示す側面図 同食器洗浄機の長尺食器をセットした状態を示す平面図 従来の食器洗浄機の側面図
符号の説明
1 本体
1a 円弧状部
2 洗浄槽
3 食器カゴ
4 開口部
5 扉体
13 洗浄ノズル
14 洗浄ポンプ
52 上段カゴ
53 下段カゴ
68 周縁部

Claims (3)

  1. 本体と、前記本体に設けた洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納し、前記洗浄槽に収容する食器カゴと、前記洗浄槽内洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプによって加圧された洗浄水を前記洗浄槽内に噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に設けた開口部を開閉する扉体とを備え、前記開口部は、前記本体および前記洗浄槽の前面から上面にかけて開口するとともに、前記本体および前記洗浄槽の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成した食器洗浄機。
  2. 食器カゴは、皿類の周縁部が洗浄槽の上部形状に沿うように収容可能に構成した請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 食器カゴは、上段カゴと下段カゴを備え、前記下段カゴは、前記上段カゴに配置した皿類の下部にコップ類を配置する構成とした請求項1または2記載の食器洗浄機。
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