JP2007214843A - Ptt端末装置、pttサーバ装置及びptt通信制御システム - Google Patents

Ptt端末装置、pttサーバ装置及びptt通信制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】PTT通信を行う際に発言権を取得するPTT通話者が偏る可能性があり、PTT通信の利便性を低下させる。
【解決手段】PTTサーバ10を介してPTT通信するためのPTT端末1は、PTT通話中にPTT端末1が取得した発言権回数又は発言権取得累積時間を記憶しており、PTT端末1のユーザーが発言権取得要求をPTTサーバ10に送信する際に、記憶している発言権取得回数又は発言権取得累積時間に基づいてPTTサーバ10にアクセスするまでの遅延時間を算出するサーバアクセス制御部7を有する。同部7は、発言権取得回数又は発言権取得累積時間が増大する程に上記遅延時間が増大する様に、遅延時間を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、PTT(Push-to-Talk)通信に関する技術に属する。特に、本発明は、通話者が得るPTT通話に於いて発言をすることが出来る権利の取得に関している。
PTTは、端末をトランシーバの様に利用して通話を行う技術であり、1対Nの通信を可能にするものである。
ここで、図7は、PTT端末とPTTサーバとから成るPTT通信制御システムの構成を模式的に示すブロック図である。本システムは、複数のPTT端末101,102,103と、それらのPTT端末101,102,103の各々と通信を行うPTTサーバ104とから構成されている。PTT端末101の操作情報、接続状況もしくは会話中に発言した情報は、PTTサーバ104を経由して、他のPTT端末102,103へと通知される。
図8は、ユーザーが操作を行う従来技術に於けるPTT端末を示すブロック図である。図8に於いて、参照符号2はPTTサーバ104と通信するための通信部、参照符号3はPTT端末1の制御を行う端末制御部、参照符号4はメニューあるいは画像等を表示する表示部、参照符号5はユーザーがPTT端末1の操作を行うためのキー入力部、参照符号6は、ユーザーがPTT通話において発言権取得要求をPTTサーバ104に発信する場合と、発言権取得後に発言する場合とに押し続けるためのPTTボタンである。
PTT通話を開始する場合、ユーザー(PTT通話者)は、会話に参加する他のユーザーを、PTT端末1に存在する電話帳に登録されている相手の電話番号を指示することで、又は、相手の電話番号を直接キー入力部5で入力することにより、呼び出す。呼び出しを受けたユーザーは、応答操作を行うことにより、会話に参加する。
PTT通話に於いて発言を行う場合、ユーザーは、PTT端末1に付属しているPTTボタン6を押下し、PTTサーバ104に対して発言権取得要求を発信する。ここで、時間的に他のユーザーに発言権が与えられていない状況であれば、PTTサーバ104は当該ユーザーに発言権を付与する。発言権が付与されたユーザーは、PTTボタン6を押下している間、PTT通話に参加している他のユーザーに対して発言することが出来る。PTT通話では、複数人が会話に参加することが出来るが、発言権を取得出来る者はただ一人である。
PTT端末1の端末表示部4には、PTTサーバ104から送信されて来る情報に基づいて、現在PTT通話に参加しているユーザーの一覧と、呼び出しを行ったユーザーの一覧とが表示される。又、通話中にはどのユーザーに発言権があるのか、呼び出しを行ったユーザーが会話に参加しているかどうかという各通話者の情報も、端末表示部4に表示される。
発言権を取得したユーザーの発言した音声データは、PTTサーバ104に送信される。PTTサーバ104はPTT通信に参加しているユーザーを管理しており、PTTサーバ104が受信した音声データを、PTT通信に参加しているが発言権を得ていないユーザーのPTT端末に送信する。
特開2005−117141号公報 特開2005−130365号公報 特開2005−057394号公報
従来のPTT通信制御システムでは、複数のユーザー(通話者)が同時に発言権取得要求をPTTサーバ104に対して発信したとしても、PTTサーバ104にアクセスした時刻が早い者が発言権を取得する。そのため、場合によっては発言権を取得する通話者が偏る可能性があり、発言権を取得できない通話者が発生し得る。このことは、ユーザーの利便性を著しく低下させると言う問題点を惹起させる結果となっている。
本発明は上記問題点を解決するために成されたものであり、発言権を取得する通話者の偏りを低減ないしは消滅させてPTT通信の利便性を向上させ得る、PTTサーバ及びPTT端末から構成されるPTT通信制御システムを提供することを、その目的とする。
この発明の主題は、PTTサーバを介してPTT通信するためのPTT端末装置であって、PTT通話中に当該PTT端末装置が取得した発言権の回数又は発言権取得累積時間を記憶しており、当該PTT端末装置のユーザーが発言権取得要求を前記PTTサーバに送信する際に、記憶している前記発言権取得回数又は前記発言権取得累積時間に基づいて前記PTTサーバにアクセスするまでの遅延時間を算出するPTTサーバアクセス制御部を備えており、前記PTTサーバアクセス制御部は、前記発言権取得回数又は前記発言権取得累積時間が増大する程に前記遅延時間が増大する様に、前記遅延時間を決定することを特徴とする。
以下、この発明の主題の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の主題によれば、PTT通信を行うユーザーが意識することなく各通話者に発言権が平等に与えられ、発言権取得回数の偏りが解消される結果、PTT通信の利便性向上に繋げることが出来る。
(実施の形態1)
本発明の実施形態1の特徴点は、各PTT端末(PTT端末装置とも言う。)がPTT通信に於いて当該PTT端末の通話者が今までに取得した発言権の回数を記憶しており、その発言権取得回数に基づいて当該PTT端末で発言権を取得するためにサーバアクセスする遅延時間を算出することで、PTT通話に参加する全ての通話者に平等に発言権を付与することを可能とする点にある。以下、本実施の形態の詳細について図面を用いて解説する。
図1は、PTT端末とPTTサーバとから成るPTT通信制御システムの構成を模式的に示すブロック図である。尚、図1では、1台のPTT端末が描かれているだけであるが、その点は図示の便宜上の話しであり、実際には複数のPTT端末(他のPTT通話者)がPTTサーバとの通信を介してPTT通信に参加している。
図1に於いて、参照符号1はPTT端末である。PTT端末1としては、例えば、携帯電話機やPDAの様な携帯情報端末やパーソナルコンピュータが挙げられるが、要はPTT通信可能な端末装置であれば良い。PTT端末1の構成要素の内で、端末通信部2はPTTサーバ10と通信(無線通信又は有線通信)を行うための機能を有する部分であり、端末制御部3はPTT端末1の挙動を制御する機能を有する部分であり、端末表示部4はPTT端末1のメニューや画像などを表示する機能を有する部分であり、キー入力部5はユーザー(PTT通話者に相当)がPTT端末1の操作を行うための入力機能を有する部分であり、PTTボタン6はPTT通信において発言権取得要求を送信する際及び発言権を取得した後に発言する間、ユーザーが押下しつづけるためのボタンである。
又、(PTT)サーバアクセス制御部7は本実施の形態の中核部分であり、発言権取得要求を送信するその時々でのPTT端末1が取得した発言権の回数を記憶しており、当該発言権取得回数に基づいて発言権取得要求をサーバに送信する際の任意な遅延時間を算出し、その遅延時間の経過後にサーバアクセス要求を行う。その算出に関しては、サーバアクセス制御部7は、後述する通り、PTT端末1の発言権取得回数が増大する程に上記遅延時間が増大する様に、上記遅延時間を決定する。
他方、PTTサーバ本体10に於いては、サーバ通信部11はPTT端末1と通信するための機能部分であり、サーバ制御部12は、ユーザーからの要求を処理し、ユーザーの情報の管理を行い、どのユーザーに発言権を与えるかを制御し、音声情報及び接続情報の制御を行う部分である。
次に、ユーザーがPTT通信を開始してから発言権を取得し、発言し、発言終了するまでの動作について、図2のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ201では、ユーザーが発言したいと思った場合に、PTT端末1のPTTボタン6を押下することで、PTT端末1は発言権取得要求をPTTサーバ10に発信しようとする。PTTボタン6から要求を受けた端末制御部3は、サーバアクセス制御部7へ発言権取得要求を発信するように依頼する。
ステップ202に於いて、発言権取得要求を受けたサーバアクセス制御部7は、その記憶部(図示せず)に記憶しているPTT通話が開始されてからの発言権取得回数のデータより、端末通信部2へ発言権取得要求を出すまでの遅延時間を算出する。ここでは、発言権取得回数が多いほど遅延時間が長くなるように、遅延時間は相対的に決定される。
ステップ203では、ステップ202に於いて決定された遅延時間の経過後に、端末通信部2が、PTTサーバ10に対して、発言権取得要求の信号を送信する。
ステップ204では、サーバ通信部11はPTT端末1が送信した上記発言権取得要求を受信し、サーバ制御部12は、現在の通話状況により、どのPTT通話者に発言権を付与するかを判断する。ここで、他通話者に既に発言権が付与されている場合には、発言権取得要求を送信したPTT端末1には発言権が与えらず、その結果がPTT端末1のユーザーに通知され、ステップ201に於いて、ユーザーは再度PTTボタン6を押下する。発言権が与えられた場合にも、その結果がPTTサーバ10からPTT端末1のユーザーに通知される。
ステップ205に於いて、発言権が付与されたことが端末通信部2を通じてサーバアクセス制御部7に通知されると、同部7は発言権取得回数をカウントアップしてそのデータを更新・記憶する。
発言権を付与されたことを通知されたユーザーは、ステップ206に於いて、発言を行う。その結果、ステップ207に於いて、PTTサーバ10により、発言された音声情報は発言者以外のPTT通話参加者全員に配信される。ステップ208に於いて、発言者がPTTボタン6の押下をやめることで、発言が終了する。この後、PTT通話を継続した上で再度発言したいとユーザーが思った場合には、ステップ201に戻って、同様の動作が繰り返される。
以上の様に、PTT通話に参加する各ユーザーのPTT端末1にあるサーバアクセス制御部7に於いて発言権取得回数を記憶し且つ発言権を取得する毎に発言権取得回数を更新することで、発言権を取得した回数が増えた場合には、その増加分に応じて、PTTサーバ10にアクセスするまでの遅延時間が増大し、その結果、当該ユーザーにとっては、相対的に見て発言権取得回数の少ないユーザーに比べて発言権の取得が困難となる。これにより、PTT通話に参加する通話者全員が取得する発言権の回数が平均化され、通話権が通話者全員に平等に与えられる様になる。
(実施の形態2)
基本的に、本実施の形態に於けるPTT端末とPTTサーバの構成は、実施の形態1で記載したものと同一である。従って、本実施の形態の記載に於いても、既述した図1を援用する。
実施の形態1では、PTT端末1内にあるサーバアクセス制御部7はPTT通話中に発言権を取得した回数を記憶するのに対して、本実施の形態では、サーバアクセス制御部7はPTT通話中に発言権を取得した時間の累積時間を記憶する。即ち、本実施の形態の中核部に該当するサーバアクセス制御部7は、PTT通話中に当該PTT端末1の発言権取得累積時間をカウントし且つそのカウント値のデータをその記憶部(図示せず)に記憶しており、当該PTT端末1のユーザーが発言権取得要求をPTTサーバ10に送信する毎に、記憶している上記発言権取得累積時間に基づいてPTTサーバ10にアクセスするまでの遅延時間を算出する。その際、同部7は、上記発言権取得累積時間が増大する程に上記遅延時間が増大する様に、上記遅延時間を決定する。以下、図面に基づき、本実施の形態の特徴点を中心に記載する。
図3は、本実施の形態に係るシステムの動作を示すフローチャートである。図3のステップ302では、サーバアクセス制御部7は、現時点での発言権を取得した時間の累積時間のデータに基づいて、サーバアクセスするまでの遅延時間を算出する。このとき、サーバアクセス制御部7は、発言権取得累積時間が相対的により長い程に遅延時間を相対的により長い時間に算定する。
ステップ304に於いて、PTTサーバ10の調停により発言権が与えられた場合には、PTT端末1にあるサーバアクセス制御部7は、その有するタイマー(図示せず)をスタートさせて、発言権獲得時間をカウントアップしていく(ステップ305)。
ステップ308に於いてユーザーがPTTボタン6の押下をやめて発言を終了すると、ステップ309に於いて、サーバアクセス制御部7は、上記タイマーのカウント動作を終了させて、終了時のカウント時間を、同部7において記憶しているユーザーがPTT通話中に発言権を取得した累積時間に加算する。この結果、同部7は、新たな発言権取得累積時間のデータを得て、そのデータを記憶部に記憶する。
その他のステップの解説については、図2と同じであるため、省略する。
以上の通り、本実施の形態によれば、発言権を取得した時間の累積値の増大に応じてサーバアクセス遅延時間が増大する様にサーバアクセス制御部7は上記遅延時間を算出するので、PTT通話者全員の発言権取得時間が平均化され、通話権がPTT通話者全員に平等に与えられる様になる。
(実施の形態3)
図4は、PTT端末1とPTTサーバ10とから成るPTT通信制御システムの構成を模式的に示すブロック図である。本図でも、図1と同様に、図示の便宜上、PTTサーバ10と通信するPTT端末は1台のみが描かれている。
本実施の形態に係るPTT通信制御システムでは、PTTサーバ10は、PTT通信に参加する全てのPTT通話者の発言権取得回数に基づいて、発言権付与に関する各PTT通話者の優先度を設定し、一定時間内に複数の発言権取得要求が競合する状態にあるときには、競合状態にある全てのPTT通話者の中で、優先度が最も高いPTT通話者に発言権を付与することで、PTT通話中すべての通話者に平等に通話権を付与する。図4と実施の形態1に於ける図1との違いは、図1ではPTT端末1に搭載されているサーバアクセス制御部7がなくなり、代わって、PTTサーバ10内に、新しくサーバ発言権付与制御部13が追加された点にある。そして、サーバ発言権付与制御部13は本実施の形態の中核部に該当する。
サーバ発言権付与制御部13は、PTT通話者全員のPTT通信中に取得した発言権の回数のデータを記憶・管理し、更にこれらの発言権回数データに基づいて各通話者に優先度付けを行って算出された各通話者の発言権取得優先度のデータを管理しており、一定時間の間に発言権取得要求をPTTサーバ10に対して送信した競合し合うPTT通話者の内で、発言権取得優先度の最も高い通話者に、つまり、その時点で発言権を取得した回数が最も少ないPTT通話者に発言権を付与する様に、サーバ制御部12に指示する機能を有する。
図5は、本実施の形態において、サーバ発言権付与制御部13にてPTT通話者の発言権取得回数を管理し、各通話者の優先度を決定した後、各通話者の優先度に基づいて発言権を付与する通話者を決定する場合の、PTT端末処理とPTTサーバ処理を示すフローチャートである。
ステップ401及びステップ402に於いて、ユーザーはPTT端末1のPTTボタン6を押下することで、PTTサーバ10に対して発言権取得要求を送信する。その間、PTTサーバ10は、ステップ403及びステップ404に於いて、サーバ発言権付与制御部13のタイマースタートとタイマーストップとを繰り返す。タイマーストップした時点で、何れかのPTT通話者から発言権取得要求を受信した場合には、ステップ405に於いて、PTTサーバ10はPTT通話者をチェックする。この場合、発言権取得要求を送信したPTT通話者が一人の場合には、PTTサーバ10は当該PTT通話者に発言権を付与する。それに対して、発言権取得要求が競合する場合には、ステップ406に於いて、サーバ発言権付与制御部13は、競合し合うPTT通話者の内から、同部13にて管理する各通話者の優先度のデータに基づき、優先度が最も高い通話者を判断してその通話者に発言権を付与する旨を決定し、その結果を当該通話者に送信する。ステップ407に於いて、PTTサーバ10は、優先度が最も高い、その通話者に発言権を付与し、サーバ発言権付与制御部13は、同部13が管理する各通話者の発言権取得回数を更新して、新たな通話者全員の発言権取得優先度のデータを算出し管理する。
ユーザーは、ステップ408に於いて、PTTボタン6の押下を終了し、PTT通信を継続する場合には再びステップ401へと戻る。
以上の様に、PTTサーバ10のサーバ発言権付与制御部13に於いて各通話者の発言権取得回数を管理し、各通話者の優先度を算出することで、発言権取得要求がPTTサーバ10で競合した場合も、それまでに取得した発言権の回数に応じて決定された優先度に従って発言権が付与されることとなるので、ユーザーが意識することなく、各通話者に平等に発言権が付与されることになる。
(実施の形態4)
本実施の形態のPTT端末1とPTTサーバ10の構成は、基本的に実施の形態3と同一のものである。従って、ここでは図4を援用する。
図6は、本実施の形態における動作を示すフローチャートである。実施の形態3では、PTTサーバ10のサーバ発言権付与制御部13に於いて通話者の発言権取得回数を管理して、全通話者の優先度を決定していたのに対して、本実施の形態では、サーバ発言権付与制御部13は、各通話者の発言権取得時間の累積時間のデータに基づいて発言権付与に関する優先度のデータを算出・管理して、発言権取得要求が競合した場合に上記の発言権取得優先度のデータから、発言権を付与すべき通話者を決定する。
図6のステップ407〜409に於いて、PTTサーバ10が発言権を与えた通話者に発言権を付与した時点から、当該通話者(ユーザー)がPTTボタン6の押下をやめて発言権を解放するまでの時間を、PTTサーバ10のサーバ発言権付与制御部13は計測し、更に、サーバ発言権付与制御部13は、計測により得られた当該通話者の発言権取得時間を、同部13の記憶部(図示せず)に於いて記憶する、PTT通話が開始されてからの当該通話者の発言権取得時間の累積時間に積算して、通話者全員の新たな発言権取得累積時間のデータを取得し管理する。そして、サーバ発言権付与制御部13は、各通話者の新たな発言権取得累積時間のデータに基づき、通話者全員の発言権取得優先度のデータを更新する。
その他のステップは、図5に於ける対応するステップと同様であり、その説明を割愛する。
以上の本実施の形態によれば、発言権を取得した時間の累積時間によって、発言権取得累積時間の長い通話者に対しては発言権取得に関する優先度が低くなり、PTT通話に参加する通話者の発言権取得時間が平均化される結果、各通話者が平等に発言することが出来る。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
PTT通信にサーバアクセス遅延時間を用いることで発言権を平等に通話者に与えることを実現するためのPTT端末とPTTサーバの内部構成を示すブロック図である。 PTT通信において、通話者の発言権の取得回数に基づいてサーバアクセスする遅延時間を算出し、PTT通話に参加する全ての通話者に平等に発言権を付与するための手順を示すフローチャートである。 PTT通信において、通話者の発言権の取得時間の累積値に基づいてサーバアクセスする遅延時間を算出し、PTT通話に参加する全ての通話者に平等に発言権を付与するための手順を示すフローチャートである。 通話者の発言権取得回数に基づいて、サーバが発言権付与に関する優先度を設定し、優先度の高い通話者に発言権を付与することでPTT通話中すべての通話者に平等に通話権を付与するためのPTT端末とPTTサーバ内部構成を示すブロック図である。 通話者の発言権取得回数に基づいて、サーバが発言権付与に関する優先度を設定し、優先度の高い通話者に発言権を付与することですべての通話者に平等に通話権を付与するための手順を示すフローチャートである。 通話者の発言権取得時間の累積値に基づいて、サーバが発言権付与に関する優先度を設定し、優先度の高い通話者に発言権を付与することですべての通話者に平等に通話権を付与するための手順を示すフローチャートである。 PTT端末とPTTサーバの構成を示す図である。 従来のPTT端末の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 PTT端末(PTT端末装置)、2 端末通信部、3 端末制御部、4 端末表示部、5 キー入力部、6 PTTボタン、7 サーバアクセス制御部、10 PTTサーバ(PTTサーバ装置)、11 サーバ通信部、12 サーバ制御部、13 サーバ発言権付与制御部、101,102,103 PTT端末、104 PTTサーバ。

Claims (4)

  1. PTTサーバを介してPTT通信するためのPTT端末装置であって、
    PTT通話中に当該PTT端末装置が取得した発言権の回数又は発言権取得累積時間を記憶しており、当該PTT端末装置のユーザーが発言権取得要求を前記PTTサーバに送信する際に、記憶している前記発言権取得回数又は前記発言権取得累積時間に基づいて前記PTTサーバにアクセスするまでの遅延時間を算出するPTTサーバアクセス制御部を備えており、
    前記PTTサーバアクセス制御部は、前記発言権取得回数又は前記発言権取得累積時間が増大する程に前記遅延時間が増大する様に、前記遅延時間を決定することを特徴とする、
    PTT端末装置。
  2. 請求項1記載の前記PTT端末装置と、
    前記PTT端末装置と通信を行うPTTサーバとを備えることを特徴とする、
    PTT通信制御システム。
  3. 複数のPTT端末装置の各々と通信を行うPTTサーバであって、
    PTT通話者全員の、PTT通信中に取得した発言権の回数又は発言権を取得していた累積時間を記憶し、前記発言権取得回数又は前記発言権取得累積時間に基づいて算出される各PTT通話者の発言権取得優先度のデータを管理すると共に、一定時間の間に複数のPTT端末装置から発言権取得要求が送信されて来て競合状態にあるときには、その時点に於ける前記発言権取得優先度のデータから判断して最も優先度の高いPTT通話者に発言権を付与することを決定するサーバ発言権付与制御部を備えることを特徴とする、
    PTTサーバ装置。
  4. 請求項3記載の前記PTTサーバ装置と、
    前記PTTサーバ装置を介してPTT通信を行う複数のPTT端末装置とを備えることを特徴とする、
    PTT通信制御システム。
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