JP2007214698A - 課金システム、課金方法、課金プログラム - Google Patents

課金システム、課金方法、課金プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007214698A
JP2007214698A JP2006030242A JP2006030242A JP2007214698A JP 2007214698 A JP2007214698 A JP 2007214698A JP 2006030242 A JP2006030242 A JP 2006030242A JP 2006030242 A JP2006030242 A JP 2006030242A JP 2007214698 A JP2007214698 A JP 2007214698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
subscriber
information
target area
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006030242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5175438B2 (ja
Inventor
Shohei Takeuchi
章平 竹内
Naoko Ito
直子 伊東
Hirokazu Takatama
広和 高玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006030242A priority Critical patent/JP5175438B2/ja
Publication of JP2007214698A publication Critical patent/JP2007214698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5175438B2 publication Critical patent/JP5175438B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Meter Arrangements (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】移動体通信システムにおいて、端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を第三者が加入者に代わって立替えることを可能とする料金課金システム等を提供すること
【解決手段】エリア別課金システム1が備える対象エリア基地局判定部11は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、通信位置特定情報に基づいて携帯端末装置6による通信が行われた通信場所が対象エリアに含まれるか否かを判定する。立替対象決定処理部21は、エリア判定部により通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に、立替者を決定する。立替比率決定処理部23は、立替比率を決定し、課金部は、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置に対する課金処理技術に関し、特に通信が行われた場所に応じて加入者以外の第三者が通信料金の一部または全部を立て替えるように課金処理を行う課金システム等に関する。
携帯電話機等の携帯端末装置による通信料金を、通信位置によって変動させる技術は、種々提案されている。
たとえば、特許文献1には、映画館等、モラルの範囲内で携帯端末による通話が禁止されている通話禁止エリアにおける通話料金を通常の場合より高く設定し、通話禁止エリアにおける通話を自粛させる技術が記載されている。
この文献に記載されている携帯端末装置は、通話エリア判定処理部で、エリアに設置された小型基地局装置からの受信エリア識別信号より課金通話エリアの種別を判定し、判定結果検出部で、判定課金通話エリアに対応付けられた通話料金の割増又は割引料金を検出し、ディスプレイ表示部に割増又は割引料金を表示する。
特開2001−333221号公報
しかし、上記の特許文献1に記載の技術では、携帯電話の通話・通信料金は移動体通信事業者と加入者との間で決済されており、料金の割引は移動体通信事業者の意図に従って決定する形になっていた。
このことから、料金体系を活用して利用者の通話または通信の利用傾向をコントロールする、たとえば、加入者を特定エリアに集中させるようなことができるのは移動体通信事業者に限られており、移動体通信事業者とは異なる第三者の意図にしたがった料金の立替による利用者の通話または通信傾向のコントロールが困難であるという問題があった。
また、第三者が利用料金を立替える形態として、移動体通信事業者から無線帯域や通信設備を借り入れ、利用者に再販する形態であるMVNO(Mobile Virtual Network Operator)もその一つと考えられるが、利用者から見るとMVNOは通常の(設備を持つ)移動体通信業者と同等であり、エリアや基地局ごとに通信費の一部を特定の第三者に課金する形態ではない。したがって、移動体通信事業者が料金を割り引きする場合と同様に、利用者の通話、通信傾向のコントロールを第三者に開放する形態とはいえない。
そこで、本発明は、移動体通信システムにおいて、端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全部を第三者が加入者に代わって立替えることを可能とする料金課金システム等を提供することを目的とする。
本発明の、課金システムが備えるエリア判定部は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、通信位置特定情報に基づいて携帯端末装置による通信が行われた通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定する。立替対象決定処理部は、エリア判定部により通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に、立替者を決定する。立替比率決定処理部は、立替者が通信料金を立て替える割合である立替比率を決定し、課金部は、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する(請求項1ないし請求項9)。
上記課金システムによれば、エリア判定部が、通信情報に含まれる位置特定情報に基づいて通信場所が対象エリア内であるか否かを判定し、対象エリア内である場合には、立替対象決定処理部が立替者を決定し、立替比率決定処理部が立替比率を決定することができる。そして、課金部は、決定され立替比率に基づいて加入者と立替者に課金をすることができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全部を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
上記課金システムにおいて、通信情報は、通信料金の算出の基礎となる料金情報を含み、立替比率決定処理部は、通信情報に基づいて通信料金を算出し、この算出した通信料金と立替比率に基づいて加入者と立替者がそれぞれ通信事業者に支払う金額を算出するようにしてもよい(請求項2)。
このようにすれば、通信情報を取得した課金システムは、立替比率を算出するだけでなく、通信料金を算出することができ、課金部は、算出された通信料金に基づいて課金処理を行うことができる。
上記課金システムにおいて、課金部は、立替対象エリアに複数の立替者が設定されている場合に、立替者毎に予め定められた課金処理を行うようにしてもよい(請求項3)。
このようにすれば、課金部は、立替者毎に異なる通信事業者への支払方法・時期等に応じて適切な課金処理を行うことができる。
上記課金システムにおいて、対象エリアを特定する対象エリア特定情報と対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを備え、エリア判定部は、対象エリアデータベースを参照し通信位置特定情報がエリア情報により定義される範囲に含まれる場合に通信位置が対象エリアに含まれると判定するようにしてもよい(請求項4)。
このようにすれば、エリア判定部は、位置特定情報として、たとえば携帯端末装置が測位した通信位置の座標等を取得して通信位置が対象エリア内か否かを判定することができる。また、エリア判定部は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを対象エリア特定情報により特定することができる。
上記課金システムにおいて、対象エリアの一部または全部について、対象エリア特定情報は携帯端末装置が通信を行うために接続した基地局を特定する情報であり、エリア情報は基地局が携帯端末装置と通信可能な地理的範囲としてもよい(請求項5)。
このようにすれば、位置特定情報として携帯端末装置が通信のために接続した基地局を特定する情報を用いることができる。また、エリア判断手段は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを基地局を特定する情報により特定することができる。
上記課金システムにおいて、対象エリア特定情報と立替者を特定する立替者特定情報とを対応付けて登録した立替者データベースを備え、立替対象決定処理部は、エリア判定部から通信位置が含まれる対象エリアの対象エリア特定情報を取得し、この対象エリア特定情報を検索キーとして立替者データベースを検索して立替者を決定するようにしてもよい(請求項6)。
このようにすれば、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に立替者を決定することができる。
上記課金システムにおいて、立替者特定情報と立替比率とを対応付けて登録した立替比率データベースを備え、立替比率決定処理部は、エリア判定部から通信位置が含まれる対象エリアに対応する立替者の立替者特定情報を取得し、この立替者特定情報を検索キーとして立替比率データベースを検索して立替比率を決定するようにしてもよい(請求項7)。
このようにすれば、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に立替比率を決定することができる。
上記課金システムにおいて、加入者が立替対象エリア毎にあらかじめ定められ立替処理の対象となる対象加入者であるか否かを判定する対象加入者判定処理部を備えるようにしてもよい(請求項8)。
このようにすれば、立替処理の対象となる加入者を予め対象加入者として選別しておき、対象加入者に対してのみ立替処理を行うことができる。
上記課金システムにおいて、エリア特定情報と対象加入者の加入者特定情報のリストとを対応付けて登録した対象加入者データベースを備え、対象加入者判定処理部は、エリア判定部から通信位置が含まれる対象エリアの対象エリア特定情報を取得し、この対象エリア特定情報を検索キーとして対象加入者データベースを検索して加入者特定情報が対象エリア特定情報に対応するリストに含まれている場合に加入者は対象加入者であると判定するようにしてもよい(請求項9)。
このようにすれば、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に通信を行った加入者が対象加入者か否かを判定することができる。
本発明の課金システムは、対象エリア特定情報と対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースと、通信位置特定情報と加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の立替者と立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースとを備えている。
エリア判定部は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、対象エリアデータベースを参照し通信位置特定情報がエリア情報により定義される範囲に含まれる場合に通信位置が対象エリアに含まれると判定する。
ポリシーベース課金方法決定部は、エリア判定部により通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に、対象エリア特定情報と加入者特定情報をエリア判定部から取得し、これら取得した情報が判定条件を満たす課金立替ポリシーを課金立替ポリシーデータベースから抽出し、抽出した課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて立替者と立替比率を決定する。
課金部は、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する(請求項10ないし請求項12)。
上記課金システムによれば、対象エリアデータベースを備えるから、エリア判定部は、位置特定情報として、たとえば携帯端末装置が測位した通信位置の座標等を取得して通信位置が対象エリア内か否かを判定することができる。また、エリア判定部は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを対象エリア特定情報により特定することができる。
また、課金立替ポリシーデータベースには、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定部は、課金立替ポリシーデータベースを参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
上記課金システムにおいて、通信情報は、通信料金の算出の基礎となる料金情報を含み、ポリシーベース課金方法決定部は、通信情報に基づいて通信料金を算出し、この算出した通信料金と立替比率に基づいて加入者と立替者がそれぞれ通信事業者に支払う金額を算出するようにしても良い(請求項11)。
このようにすれば、通信情報を取得した課金システムは、立替比率を算出するだけでなく、通信料金を算出することができ、課金部は、算出された通信料金に基づいて課金処理を行うことができる。
上記課金システムにおいて、判定条件は、加入者が外部サービスの実行を許可する程度である許可程度が満たすべき条件が含まれ、加入者が許可した外部サービスを実行する外部サービス連携部を備えるようにしても良い(請求項12)。ここで、外部サービスとは立替者の情報処理システムが加入者の携帯端末装置に対して提供するサービス(たとえば、広告の配信)、または、課金システムが立替者の情報処理システムに対して提供するサービス(たとえば、加入者の通信情報の提供)をいう。
このようにすれば、携帯端末装置に外部サービスの提供をする者または課金システムから外部サービスの提供を受ける者が立替者となり、通信料金の割引をインセンティブとして加入者に与え、それと引き換えに外部サービスを実行することができる。
本発明の課金方法は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、通信位置特定情報に基づいて通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定ステップと、このエリア判定ステップにより通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、立替者を決定する立替対象決定ステップと、立替比率を決定する立替比率決定ステップと、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する課金ステップとにより通信料金の課金処理を行う(請求項13)。
上記課金方法によれば、エリア判定ステップで、通信情報に含まれる位置特定情報に基づいて通信場所が対象エリア内であるか否かを判定し、対象エリア内である場合には、立替対象決定ステップで立替者を決定し、立替比率決定ステップで立替比率を決定することができる。そして、課金ステップでは、決定され立替比率に基づいて加入者と立替者に課金をすることができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全部を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
本発明の課金方法は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得する通信情報取得ステップと、対象エリア特定情報とエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを参照し通信位置特定情報がエリア情報により定義される範囲に含まれる場合に通信位置が対象エリアに含まれると判定すると共に対象エリア特定情報を対象エリアデータベースから取得するエリア判定ステップと、このエリア判定ステップで通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、通信位置特定情報と加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の立替者と立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースを参照し、対象エリア特定情報と加入者特定情報が判定条件を満たす課金立替ポリシーを抽出し、抽出した課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて立替者と立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定ステップと、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する課金ステップとにより課金処理を行う(請求項14)。
上記課金方法によれば、エリア判定ステップでは、対象エリアデータベースを参照し位置特定情報、たとえば携帯端末装置が測位した通信位置の座標、に基づいて通信位置が対象エリア内か否かを判定することができる。また、エリア判定ステップは、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを対象エリア特定情報により特定することができる。
また、課金立替ポリシーデータベースには、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定ステップでは、課金立替ポリシーデータベースを参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
本発明の課金プログラムは、コンピュータに、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、通信位置特定情報に基づいて通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定機能と、このエリア判定機能により通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、立替者を決定する立替対象決定機能と、立替比率を決定する立替比率決定機能と、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する課金機能とを実行させることにより通信料金の課金処理を行う(請求項13)。
上記課金プログラムによれば、エリア判定機能で、通信情報に含まれる位置特定情報に基づいて通信場所が対象エリア内であるか否かを判定し、対象エリア内である場合には、立替対象決定機能で立替者を決定し、立替比率決定機能で立替比率を決定することができる。そして、課金機能は、決定され立替比率に基づいて加入者と立替者に課金をすることができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
本発明の課金プログラムは、コンピュータに、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得する通信情報取得機能と、対象エリア特定情報とエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを参照し通信位置特定情報がエリア情報により定義される範囲に含まれる場合に通信位置が対象エリアに含まれると判定すると共に対象エリア特定情報を対象エリアデータベースから取得するエリア判定機能と、このエリア判定機能で通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、通信位置特定情報と加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の立替者と立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースを参照し、対象エリア特定情報と加入者特定情報が判定条件を満たす課金立替ポリシーを抽出し、抽出した課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて立替者と立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定機能と、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する課金機能を実行させることにより課金処理を行う(請求項14)。
上記課金プルグラムによれば、エリア判定機能は、対象エリアデータベースを参照し位置特定情報、たとえば携帯端末装置が測位した通信位置の座標、に基づいて通信位置が対象エリア内か否かを判定することができる。また、エリア判定機能は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを対象エリア特定情報により特定することができる。
また、課金立替ポリシーデータベースには、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定機能は、課金立替ポリシーデータベースを参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
本発明によれば、通信情報に含まれる位置特定情報に基づいて通信場所が対象エリア内であるか否かを判定し、対象エリア内である場合には、立替対象決定処理部が立替者を決定し、立替比率決定処理部が立替比率を決定することができる。そして、課金部は、決定され立替比率に基づいて加入者と立替者に課金をすることができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
以下、図を参照しながら本発明の第1の実施形態であるエリア別課金システム1の構成と動作について説明する。
図1(a)は、エリア別課金システム1の概要を示す全体図である。
携帯端末6(携帯端末装置の一例)は、たとえば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)端末、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistance)等の利用者によって携行される端末装置である。携帯端末6は、基地局7に無線により接続し、通信事業者が管理する事業者通信網70を介して、たとえば他の携帯端末等の通信相手との間で通信を行う。ここに言う通信には、電話による通話とデータ通信の両方を含む。
通信事業者システム8は、携帯端末6により行われた通信の料金を算出する基礎となる料金情報、通信が行われた際の携帯端末6の位置を特定する位置特定情報、携帯端末の利用者(以下、「加入者」という)を特定する加入者特定情報を含む通信情報を携帯端末6から取得する。
エリア別課金システム1は、通信情報をたとえばインターネット71を介して通信事業者システム8から取得し、この情報に基づいて課金方法を決定して課金処理を行う。具体的には、加入者が所定の地域内(以下、「対象エリア」という)で通信を行った場合に、所定の第三者(以下、「立替者」という)が、その通信に対して発生した料金の一部または全部を立て替えて通信事業者に支払うように課金処理を行う。
通信事業者システム8とエリア別課金システム1の接続は、図1(a)に示した形態には限定されず、たとえば専用線により直結する形や、図1(b)に示すように、通信事業者システム8の通常の課金システムにエリア別課金システム1を組み込む形でも良い。
図2は、エリア別課金システム1の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム1(課金システムの一例)は、1台または複数台コンピュータにより構成され、加入者が通信を行った場所が対象エリア内であるか否かを判定するエリア判定部10と、課金の方法を決定する課金方法決定部20と、実際の課金処理を行う課金部30を備えている。
エリア判定部10は、対象エリア基地局判定処理部11(エリア判定部の一例)と対象エリア基地局データベース12(対象エリアデータベースの一例)とを備えている。
対象エリア基地局判定処理部11は、たとえば通信事業者システム8から取得した通信情報に含まれる通信位置特定情報と対象エリア基地局データベース12に登録されているエリア情報とに基づいて、通信が行われた場所が対象エリア内であるか否かを判定する。
対象エリア基地局データベース12は、対象エリアを特定する情報、たとえば対象エリア毎に予め定められたエリア番号、とそのエリアの地理的範囲を示す除法であるエリア情報とを対応付けて登録したデータベースである。
図3(b)と図3(c)に、対象エリア基地局データベース12の例を示す。図3(b)は、エリアの形状を各辺が緯線または経線の方向と平行な長方形とした例で、対向する二つの頂点(地図上の左上の頂点と右下の頂点)の座標(緯度、経度)でエリアの範囲を特定している。このほか、エリアの形状を任意の多角形としその各頂点の座標でエリア範囲を特定したり、エリアの形状を円としその中心の座標と半径でエリアを特定したりしても良い。
図3(c)は、エリア範囲を基地局のカバー範囲とした例である。この場合、基地局を特定する情報、たとえば基地局番号がエリア範囲を特定する情報となる。
課金方法決定部20は、立替対象決定処理部21と、立替者データベース22と、立替比率決定処理部23と、立替比率データベース24とを備えている。
立替対象決定処理部21は、対象エリア基地局判定処理部11が、通信位置が対象エリア内であると判定した場合に、その対象エリアを特定する情報と立替者データベースに登録されている情報とに基づいて、通信料金を負担する立替者を決定する。
立替者データベース22は、対象エリアを特定する情報と、立替者を特定する情報を対応付けて登録したデータベースである。
図4(a)に立替者データベースの一例を示す。この例では、立替者を特定する情報として立替者の名称を用いている。たとえば、図の1行目はエリア番号「1」の対象エリア内で行われた通信の通信料金の一部または全部を「X株式会社」が負担することを示している。
立替比率決定処理部23は、対象エリア基地局判定処理部11が、通信位置が対象エリア内であると判定した場合に、立替対象決定処理部21によって決定された立替者が料金を負担する割合を決定する。
立替比率データベース24は、対象エリアを特定する情報と立替者が料金を負担する割合を示す立替比率を対応付けて登録したデータベースである。
図4(b)に立替比率データベースの一例を示す。たとえば、図の1行目は、エリア番号が「1」の対象エリア内で行われた通信についての通信料金のうち5割を立替者が負担することを示している。
課金部30は、加入者課金処理部31と立替者課金処理部32を備えている。
加入者課金処理部31は、通信料金に1から立替比率を減じた数値を乗じた額を加入者に課金する処理を行う。たとえば、立替比率が0.4である場合には、通信料金に0.6を乗じた額を加入者に課金する。
立替者課金処理部32は、通信料金に立替比率を乗じた額を立替対象決定処理部21により決定された立替者に課金する処理を行う。
課金部31による課金処理の結果はたとえばデータベースに蓄積され、月に1回所定の日に決済処理が行われる。
上記の各処理部は、コンピュータが備えるCPU(Central Processing Unit )がプログラムを実行しコンピュータの各ハードウェアを制御することにより実現される。また、エリア別課金システム1の各処理部の機能及びデータベースをネットワークに接続された複数のコンピュータに分散して構成することもできる。たとえば、エリア判定部10、課金方法決定部20、課金部30をそれぞれ1台のコンピュータに実装しても良いし、各処理部をすべて1台のコンピュータに実装し、各データベースを別の1台のコンピュータに格納するようにしても良い。
図5は、エリア別課金システム1の動作を示すフローチャートである。
対象エリア基地局判定処理部11は、通信情報を取得する(S101)。通信情報は、加入者が携帯端末6を利用して行った通信に関する情報であり、通信場所を特定する通信位置特定情報と、加入者を特定する加入者特定情報と、料金算出の基礎となる料金情報を含んでいる。通信情報の取得方法は、任意であり、たとえば、携帯端末6による通信が行われる都度インターネット71を介して通信事業者システム8から通知されたものを取得しても良いし、磁気テープ等にまとめて入力されたものを読み取りバッチ処理を行っても良い。
図3(a)に、通信情報の一例を示す。
通信位置特定情報80aは、携帯端末6による通信が行われたときの携帯端末6の位置を特定する情報であり、たとえば緯度と経度により示される座標である。このような座標は、たとえば携帯端末6がGPS受信機により測位したものを接続中の基地局7に送信する。また、エリアを基地局カバー範囲を基準に定めている場合には、通信位置特定情報として基地局を特定する情報、たとえば基地局ごとに予め付与されたユニークな番号、を用いることもできる。
加入者特定情報80bは、携帯端末6を使用する加入者を特定する情報で、たとえば、加入者の氏名、加入者に予め割り当てられたユニークな識別番号、携帯端末6に割り当てられている電話番号、携帯端末6のシリアル番号等である。
料金情報80cは、たとえば、携帯端末6による通話時間、携帯端末6が送受信したデータ量、たとえば、パケットの個数である。
図5に戻り、対象エリア基地局判定処理部11は、S101で取得した通信情報に含まれる通信位置特定情報を検索キーとして対象エリア基地局データベース12を検索し、通信を行った場所が対象エリア内であるか否かを判定する(S102)。この判定は、たとえば、通信位置特定情報が通信位置の座標である場合には、その座標が対象エリア基地局データベース12に登録されている対象エリアのいずれかに含まれる場合に通信場所が対象エリア内であると判定し、そうでない場合には、対象エリア内でないと判定する。また、エリア特定情報が携帯端末6が接続した基地局を特定する情報である場合には、その情報により特定される基地局が対象エリア基地局データベース12に登録されている場合に対象エリア内である判定し、そうでない場合には、対象エリア内でないと判定する。
通信場所が対象エリア内であると判定した場合、対象エリア基地局判定処理部11は、対象エリアを特定する情報(以下、「エリア特定情報」という)を対象エリア基地局データベース12から取得する。
通信場所が対象エリアに含まれていない(S102の判定がノーの)場合には、加入者課金処理部31が、通信料金の全額を加入者に課金する通常の課金処理を行う(S107)。
通信場所が対象エリアに含まれている(S102の判定がイエスの)場合には、以下のS103ないしS106の処理を行う。
エリア特定情報が対象エリア基地局判定部11から立替対象決定処理部21に渡され、立替決定処理部21は、立替者データベース22を参照して通信料金を立て替える立替者を決定する(S103)。
立替者を特定する情報が立替決定処理部21から立替比率決定処理部23に渡され、立替比率決定処理部23は、通信料金を立替者が負担する比率である立替比率を決定する(S104)。
立替比率が立替比率決定処理部23から課金部30に渡され、加入者課金処理部31は加入者に対する課金処理を(S105)、立替者課金処理部32は立替者に対する課金処理を(S106)それぞれ実行する。具体的には、立替者課金処理部32は、通信料金に立替比率を乗じた額を立替者に課金し、加入者課金処理部31は、残りの額を加入者に課金する。なお、S105とS106の実行順序は上記と逆にしても良い。
エリア別課金システム1によれば、対象エリア基地局判定処理部11が、通信情報に含まれる通信位置特定情報に基づいて通信場所が対象エリア内であるか否かを判定し、対象エリア内である場合には、立替対象決定処理部21が立替者を決定し、立替比率決定処理部23が立替比率を決定することができる。そして、課金部30は、決定され立替比率に基づいて加入者と立替者に課金をすることができる。
そのため、携帯端末6が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を立替者が加入者に代わって立替えることができる。これにより、人を特定の場所に集めることで利益を得る者、例えば、ショッピングモールや百貨店などが立替者となり、対象エリア内の加入者の通信料金の一部または全部を立替えることにより、そのエリアに加入者を集中させることが可能となる。すなわち、加入者の通信傾向のコントロールを通信事業者ではなく、第三者が主体となって行うことができる。
また、通信情報には料金情報が含まれているから、立替比率決定処理部23は、立替比率を算出するだけでなく、通信料金を算出することができ、課金部30は、算出された通信料金に基づいて課金処理を行うことができる。
課金システム1は、対象エリア基地局データベース12を備えているから通信位置特定情報として取得した座標や基地局特定情報に基づいて、通信位置が対象エリア内か否かを判定することができ、通信位置が含まれる対象エリアの対象エリア特定情報を取得することができる。
課金システム1は、立替者データベース22と立替比率データベース24を備えているから、立替対象決定処理部21と立替比率決定処理部23は、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に立替者と立替比率を決定することができる。
エリア別課金システム1は、通信事業者のシステムの外部にあるので、対象エリア基地局データベース12、立替者データベース22、立替比率データベース24は通信事業者以外の者が自由にデータ内容を設定することができる。
そのため、通信事業者以外の第三者が立替処理の処理方法を自由に設定することができる。
次に、本発明の第2の実施形態であるエリア別課金システム2の構成と動作について説明する。エリア別課金システム1と共通する部分については、図に同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、エリア別課金システム2の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム2は、ひとつの対象エリアについて複数の立替者を設定することができる点がエリア別課金システム2と異なっている。そのため、立替者データベース22a及び立替比率データベース24aのデータ構造が、エリア別課金システム1と異なっている。また、立替者毎の立替者課金処理部32a、32bを備えている。
立替者課金処理部32a、32bのは、図2の立替者課金処理部32と同様に、立替者対する課金処理を行うが、複数の立替者について別々に予め定められた課金処理をそれぞれ行う。
図7(a)は、ひとつの対象エリアの立替者を2者とした場合の立替者データベースの一例である。図の1行目は、エリア番号が「1」の対象エリアについて「X株式会社」と「Z株式会社」の2社が立替者として設定されていることを示している。
図7(b)は、ひとつの対象エリアの立替者を2者とした場合の立替比率データベースの一例である。図の1行目は、エリア番号が「1」の対象エリア内で行われた通信についての通信料金のうち第1の立替者(X株式会社)が3割を、第2の立替者(Z株式会社)が2割をそれぞれ負担することを示している。
エリア別課金システム2の動作は、図5に示したエリア別課金システム1の場合と同様である。ただし、S106の立替者に対する課金処理は、立替者課金処理部32a、32bがそれぞれの立替者に対する処理を行う。たとえば、図7(a)、(b)に示した例の場合、対象エリア1についての処理は、「X株式会社」に対しては立替者課金処理部32aが、「Z株式会社」に対しては立替者課金処理部32bが、それぞれ行う。
ひとつの対象エリアに設定する立替者の数は、3者以上としても良い。また、立替者の数は、対象エリア毎に異なっていても良い。
エリア別課金システム2では、課金部30は、立替者毎に異なる課金処理を行う複数の立替者課金処理部を備えているから、課金部30は、立替者毎に異なる通信事業者への支払方法・時期等に応じて適切な金処理を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態であるエリア別課金システム3の構成と動作について説明する。エリア別課金システム1と共通する部分については、図に同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、エリア別課金システム3の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム3は、予め登録されている加入者(以下、「対象加入者」という)に対してのみ立替処理を行う点がエリア別課金システム1と異なっている。そのため、図2の課金方法決定部20に代えて、対象加入者決定処理部41と対象加入者データベース42を含む加入者別課金方法決定部40を備えている。
対象加入者決定処理部41は、通信情報に含まれる加入者特定情報に基づいて対象加入者データベース42を検索し、対象エリア内で通信を行った加入者が対象加入者であるか否かを判定する。
図9に、対象加入者データベース42の一例を示す。
対象エリア毎に、エリアを特定する情報、たとえばエリア番号と対応付けてそのエリアの対象加入者の加入者特定情報のリストが登録されている。この例では、加入者特定情報として加入者ごとに予め付与されている識別情報(「ABC0001」等)を用いている。
図10は、エリア別課金システム3の動作を示すフローチャートである。
エリア別課金システム3の動作の流れは、図5に示したエリア別課金システム1の場合と同様である。ただし、図5のS102とS103の間に、加入者が対象加入者であるか否かを判定する処理(S131)が入る点が異なっている。
すなわち、通信場所が対象エリアに含まれている(S102の判定がイエスの)場合には、通信情報に含まれる加入者特定情報と対象エリア基地局データベース12から取得したエリア特定情報が対象エリア基地局判定処理部11から対象加入者決定処理部41に渡される。対象加入者決定処理部41は、取得した加入者特定情報が対象加入者データベース42の取得したエリア特定情報に対応する対象加入者のリストに含まれている場合に、加入者が対象加入者であると判定し、そうでない場合には対象加入者でないと判定する(S131)。
加入者が対象加入者であると判定された(S131の判定がイエスの)場合は、図5のS103ないしS106と同様に立替処理が行われる。
加入者が対象加入者でないと判定された(S131の判定がノーの)場合は、図5のS107と同様に通常の課金処理が行われる。
なお、この実施形態においても、エリア別課金システム2と同様に、各対象エリアに複数の立替者を設定するようにしても良い。
エリア別課金システム3は、通信を行った加入者が対象加入者であるか否かを判定する対象加入者決定処理部41を備えているから、立替処理の対象となる加入者を予め対象加入者として選別しておき、対象加入者に対してのみ立替処理を行うことができる。
エリア別課金システム3は、対象加入者データベース42を備えているから、対象加入者決定処理部41は、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に通信を行った加入者が対象加入者か否かを判定することができる。
次に、本発明の第4の実施形態であるエリア別課金システム4の構成と動作について説明する。エリア別課金システム3と共通する部分については、図に同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、エリア別課金システム4の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム3が課金の方法を逐次的に処理していたのに対して、エリア別課金システム4は、加入者、対象エリア、立替者の情報を元に統合的に判断して立替比率を算出する。そのため、エリア別課金システム4は、図8の加入者別課金方法決定部40の代わりにポリシーベース課金方法決定部50を備えている。
ポリシーベース課金方法決定部50は、対象加入者決定処理部52aと課金立替対象決定処理部53aと立替比率決定処理部54aとからなる課金立替決定部51と、課金立替ポリシーデータベース55を備えている。
課金立替決定部51は、課金立替ポリシーデータベース55に登録されているポリシーを順に検索し、エリア特定情報と対象加入者特定情報が判定条件に合致する最初のポリシーに対応する課金方法を参照して立替者と立替比率を決定する。
図12は、課金立替ポリシーデータベース55のデータ構造の一例を示す図である。
図の1行がひとつの課金立替ポリシーを示している。課金立替ポリシーは、判定条件と課金方法とからなり、判定条件は対象エリアに関する条件と加入者に関する条件とからなる。
たとえば、図の1行目は、通信を行った位置が対象エリア「1ないし3、5、7」のいずれかであり、かつ、加入者の識別情報が「ABC0000ないしABC9999」のいずれかである場合には、通信料金の5割(0.5)を「X株式会社」が負担することを示している。最後の行は、特別なポリシーで、すべての対象エリア(「all」)、すべての加入者(「all」)について「立替処理なし」というポリシーである。最後の行の1行前の行までに合致するポリシーがなかった場合には、このポリシーが採用されて、立替者と立替比率は決定されずに全額が加入者に課金される。
図13は、エリア別課金システム4の動作を示すフローチャートである。
エリア別課金システム4の動作の流れは、図10に示したエリア別課金システム3の場合と同様である。ただし、図10のS131、S103、S104の処理に相当する処理を課金立替決定部51が立替ポリシーデータベース55を参照して統合的に行っている点が異なる。
すなわち、通信場所が対象エリアに含まれている(S102の判定がイエスの)場合には、通信情報に含まれる加入者特定情報とエリア特定情報がエリア基地局判定処理部11から課金立替決定部51に渡される。課金立替決定部51は、課金立替データベース55を1行目から順に参照し、取得した対象エリア特定情報と加入者特定情報に合致するポリシーがあるか否かを判定する(S141)。
合致するポリシーがない(141の判定がノーの)場合には、加入者に全額を課金する通常の課金処理を行う(S107)。
合致するポリシーがある(141の判定がイエスの)場合には、課金立替決定部51がそのポリシーにしたがって立替者と立替比率を決定する(S142)。たとえば、課金立替データベース55の内容が図12のようになっており、対象エリア特定情報として「10」が、加入者特定情報として「ABC0001」が渡された場合を考えると次のようになる。課金立替決定部51は、まず、渡された情報が課金立替データベース55の1行目のポリシーに合致するか否かを判定する。加入者特定情報「ABC0001」は加入者に関する条件を満たすが、エリア特定情報「10」は対象エリアに関する情報を満たさないので、2行目のポリシーに合致するか否かを判定する。すると、両方の判定条件に合致するので、このポリシーに記載されている課金方法、すなわち、「Y株式会社が3割を、Z株式会社が1割をそれぞれ負担する」という課金方法を採用する。
加入者課金処理部31が加入者に対する課金処理を(S105)、立替者課金処理部32が立替者に対する課金処理を(S106)それぞれ実行する。
課金立替ポリシーデータベース55には加入者、立替者間の契約も登録しておいて課金方法の決定に使用するようにしても良い。契約の内容としては、たとえば、加入者の通信回数に応じて立替率が変動する契約や、加入者の位置情報を立替者に通知するか否かの契約等がある。
また、加入者特定情報に、加入者の属性に関する情報、たとえば、加入者の年齢、性別、職業等を含めておき、これらに関する判定条件を課金立替ポリシーに加えても良い。
エリア別課金システム4は、対象エリア基地局データベース12を備えるから、対象エリア基地局判定処理部11は、位置特定情報として、たとえば携帯端末装置が測位した通信位置の座標等を取得して通信位置が対象エリア内か否かを判定することができる。また、対象エリア基地局判定処理部11は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを対象エリア特定情報により特定することができる。
また、課金立替ポリシーデータベース55には、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定部50は、課金立替ポリシーデータベース55を参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
エリア別課金システム4は、通信事業者のシステムの外部にあるので、課金立替ポリシーデータベース55は通信事業者以外の者が自由にデータ内容を設定することができる。
そのため、通信事業者以外の第三者が立替処理の処理方法を自由に設定することができる。
次に、本発明の第5の実施形態であるエリア別課金システム5の構成と動作について説明する。エリア別課金システム4と共通する部分については、図に同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、エリア別課金システム5の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム5は、エリア別課金システム4で立替比率を決定する要素であった対象エリア、加入者、立替者に加え、外部サービスを許可するか否か、また、許可する場合はその度合いも立替比率の決定の対象としている。外部サービスとは、例えば、加入者に対する広告配信や加入者の情報を第三者に提供する機能のことであり、立替者が何らかのサービスを第三者に提供することを可能にしている。そのため、課金立替決定部51aは、外部サービス連携判定処理部62を備えている。外部サービス連携判定処理部62は、外部サービス61と共に外部サービス連携部60を構成している。また、課金立替ポリシーデータベース55aには、判定条件として外部サービスを許可する度合いに関する条件が追加されている。
外部サービス61は、たとえば第三者のシステムから広告のデータ(たとえば画像のデータ)を取得して加入者の携帯端末6に送信する、加入者に関する情報を第三者のシステムに送信する等の外部サービスのうち加入者により許可されているものを実行する。
図15は、課金立替ポリシーデータベース55aのデータ構造の一例を示す図である。
判定条件として、外部サービスに関する判定条件が追加されている。この条件は、たとえば、加入者特定情報の一部として通信情報に含めておく。対象エリアに関する判定条件と加入者に関する判定条件が同じ場合でも、外部サービスを許す度合いによって、立替比率は変動する。この例では、加入者が外部サービスを一切許可していない場合は立替比率が「0.3」、広告配信のみを許可している場合は立替比率が「0.5」、外部サービスをすべて許可している場合は立替比率が「0.8」と、外部サービスを許す度合いが高いほど立替比率が高くなっている。
図16は、エリア別課金システム5の動作を示すフローチャートである。
エリア別課金システム5の動作の流れは、図13に示したエリア別課金システム4の場合と同様である。ただし、S141の判定では、加入者毎に指定されている外部サービスを許可する度合いも判定の基準となる。また、外部サービスの実行処理(S151、S152)が追加されている。
すなわち、課金立替決定部51aが、立替者と立替比率を決定(S142)した後、外部サービス連携判定処理部62は、外部サービスが許可されているか否かを判定する(S151)。
許可されている(S151の判定がイエスの)場合は、外部サービス61が、課金立替ポリシーデータベース55aを参照して、許可されている種類の外部サービスを実行する(S152)。そして、課金部30が課金処理を実行する(S105、S106)。
許可されていない(S151の判定がノーの)場合は、外部サービスの実行は行わずに課金部30が課金処理を実行する(S105、S106)。
なお、上記のS151およびS152の処理は、S141以降であれば図13のどの位置に挿入しても良い。
エリア別課金システム5の課金立替ポリシーデータベース55aに登録されている課金立替ポリシーには、加入者が外部サービスを許可する程度に関する判定条件が含まれていて、外部サービス連携部60は、この条件を満たす外部サービスを実行する。
そのため、携帯端末装置に外部サービスの提供をする者または課金システムから外部サービスの提供を受ける者が立替者となり、通信料金の割引をインセンティブとして加入者に与え、それと引き換えに外部サービスを実行することができる。
図1(a)および図1(b)は、本発明の実施形態であるエリア別課金システムの全体図である。 本発明の第1の実施形態であるエリア別課金システムの機能ブロック図である。 図3(a)は、通信情報の一例を示す図である。図3(b)は、対象エリア基地局データベースの一例を示す図である。図3(c)は、対象エリア基地局データベースの別の例を示す図である。 図4(a)は、立替者データベースの一例を示す図である。図4(b)は、立替比率データベースの一例を示す図である。 図2のエリア別課金システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態であるエリア別課金システムの機能ブロック図である。 図7(a)は、立替者データベースの一例を示す図である。図7(b)は、立替比率データベースの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態であるエリア別課金システムの機能ブロック図である。 対象加入者データベースの一例を示す図である。 図8のエリア別課金システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態であるエリア別課金システムの機能ブロック図である。 課金立替ポリシーデータベースの一例を示す図である。 図11のエリア別課金システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態であるエリア別課金システムの機能ブロック図である。 課金立替ポリシーデータベースの一例を示す図である。 図14のエリア別課金システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、2、3、4、5 エリア別課金システム
6 携帯端末
10 エリア判定部
11 対象エリア基地局判定処理部
12 対象エリア基地局データベース
20 課金方法決定部
21 立替対象決定処理部
22、22a 立替者データベース
23 立替比率決定処理部
24、24a 立替比率データベース
30 課金部
31 加入者課金処理部
32、32a、32b 立替者課金処理部
40 加入者別課金方法決定部
41 対象加入者決定処理部
42 対象加入者データベース
50 ポリシーベース課金方法決定部
51、51a 課金立替決定部
55、55a 課金立替ポリシーデータベース
60 外部サービス連携部
61 外部サービス
62 外部サービス連携判定処理部
80 通信情報

Claims (16)

  1. 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金システムにおいて、
    前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記携帯端末を使用する加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記通信位置特定情報に基づいて前記通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定部と、
    このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に、前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者を決定する立替対象決定処理部と、
    前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を決定する立替比率決定処理部と、
    前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金部とを備えたことを特徴とした課金システム。
  2. 前記通信情報は、前記通信料金の算出の基礎となる料金情報を含み、
    前記立替比率決定処理部は、前記通信情報に基づいて前記通信料金を算出し、この算出した通信料金と前記立替比率に基づいて前記加入者と前記立替者がそれぞれ前記通信事業者に支払う金額を算出することを特徴とした請求項1に記載の課金システム。
  3. 前記課金部は、前記立替対象エリアに複数の前記立替者が設定されている場合に、前記立替者毎に予め定められた課金処理を行うことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の課金システム。
  4. 前記対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを備え、
    前記エリア判定部は、前記対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定することを特徴とした請求項1ないし請求項3のいずれかひとつに記載の課金システム。
  5. 前記対象エリアの一部または全部について、前記対象エリア特定情報は前記携帯端末装置が前記通信を行うために接続した基地局を特定する情報であり、前記エリア情報は前記基地局が前記携帯端末装置と通信可能な地理的範囲であることを特徴とした請求項4に記載の課金システム。
  6. 前記対象エリア特定情報と前記立替者を特定する立替者特定情報とを対応付けて登録した立替者データベースを備え、
    前記立替対象決定処理部は、前記エリア判定部から前記通信位置が含まれる前記対象エリアの前記対象エリア特定情報を取得し、この対象エリア特定情報を検索キーとして前記立替者データベースを検索して前記立替者を決定することを特徴とした請求項4または請求項5に記載の課金システム。
  7. 前記立替者特定情報と前記立替比率とを対応付けて登録した立替比率データベースを備え、
    前記立替比率決定処理部は、前記エリア判定部から前記通信位置が含まれる前記対象エリアに対応する前記立替者の前記立替者特定情報を取得し、この立替者特定情報を検索キーとして前記立替比率データベースを検索して前記立替比率を決定することを特徴とした請求項4ないし請求項6のいずれかひとつに記載の課金システム。
  8. 前記加入者が前記立替対象エリア毎にあらかじめ定められ前記立替処理の対象となる対象加入者であるか否かを判定する対象加入者判定処理部を備えたことを特徴とした請求項4ないし請求項7のいずれかひとつに記載の課金システム。
  9. 前記エリア特定情報と前記対象加入者の前記加入者特定情報のリストとを対応付けて登録した対象加入者データベースを備え、
    前記対象加入者判定処理部は、前記エリア判定部から前記通信位置が含まれる前記対象エリアの前記対象エリア特定情報を取得し、この対象エリア特定情報を検索キーとして前記対象加入者データベースを検索して前記加入者特定情報が前記対象エリア特定情報に対応する前記リストに含まれている場合に前記加入者は前記対象加入者であると判定することを特徴とした請求項8に記載の課金システム。
  10. 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金システムにおいて、
    立替処理の対象となる対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースと、
    前記通信位置特定情報と前記加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者と前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースと、
    前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定するエリア判定部と、
    このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に、前記対象エリア特定情報と前記加入者特定情報を前記エリア判定部から取得し、これら取得した情報が前記判定条件を満たす前記課金立替ポリシーを前記課金立替ポリシーデータベースから抽出し、抽出した前記課金立替ポリシーに含まれる前記課金方法特定情報に基づいて前記立替者と前記立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定部と、
    前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金部とを備えたことを特徴とした課金システム。
  11. 前記通信情報は、前記通信料金の算出の基礎となる料金情報を含み、
    前記ポリシーベース課金方法決定部は、前記通信情報に基づいて前記通信料金を算出し、この算出した通信料金と前記立替比率に基づいて前記加入者と前記立替者がそれぞれ前記通信事業者に支払う金額を算出することを特徴とした請求項10に記載の課金システム。
  12. 前記判定条件は、前記加入者が外部サービスの実行を許可する程度である許可程度が満たすべき条件が含まれ、前記加入者が許可した前記外部サービスを実行する外部サービス連携部を備えたことを特徴とした請求項10または請求項11に記載の課金システム。
  13. 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金方法において、
    前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記携帯端末を使用する加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記通信位置特定情報に基づいて前記通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定ステップと、
    このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者を決定する立替対象決定ステップと、
    前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を決定する立替比率決定ステップと、
    前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金ステップとを備えたことを特徴とした課金方法。
  14. 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金方法において、
    前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得する通信情報取得ステップと、
    立替処理の対象となる対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定すると共に前記対象エリア特定情報を前記対象エリアデータベースから取得するエリア判定ステップと、
    このエリア判定ステップで前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信位置特定情報と前記加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者と前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースを参照し、前記対象エリア特定情報と前記加入者特定情報が前記判定条件を満たす前記課金立替ポリシーを抽出し、抽出した前記課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて前記立替者と前記立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定ステップと、
    前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金ステップとを備えたことを特徴とした課金方法。
  15. 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記携帯端末を使用する加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記通信位置特定情報に基づいて前記通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定機能と、
    このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者を決定する立替対象決定機能と、
    前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を決定する立替比率決定機能と、
    前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金機能とを実行させることを特徴とした課金プログラム。
  16. 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得する通信情報取得機能と、
    立替処理の対象となる対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定すると共に前記対象エリア特定情報を前記対象エリアデータベースから取得するエリア判定機能と、
    このエリア判定ステップで前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信位置特定情報と前記加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者と前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースを参照し、前記対象エリア特定情報と前記加入者特定情報が前記判定条件を満たす前記課金立替ポリシーを抽出し、抽出した前記課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて前記立替者と前記立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定機能と、
    前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金機能とを実行させることを特徴とした課金プログラム。
JP2006030242A 2006-02-07 2006-02-07 課金システム、課金方法、課金プログラム Expired - Fee Related JP5175438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006030242A JP5175438B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 課金システム、課金方法、課金プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006030242A JP5175438B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 課金システム、課金方法、課金プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007214698A true JP2007214698A (ja) 2007-08-23
JP5175438B2 JP5175438B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=38492778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006030242A Expired - Fee Related JP5175438B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 課金システム、課金方法、課金プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5175438B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012531133A (ja) * 2009-06-30 2012-12-06 アルカテル−ルーセント 通信サービスをスポンサーするための方法、遠隔通信システム、およびネットワーク・ノード
JP5109973B2 (ja) * 2006-04-10 2012-12-26 日本電気株式会社 通信制御装置、位置依存課金制御システムおよび位置依存課金制御方法
JP2021516023A (ja) * 2018-02-05 2021-06-24 スウィッツァリシェ バーデンスバーネン エスビービー 通信方法及び通信システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08307560A (ja) * 1995-05-08 1996-11-22 Fujitsu Ltd 通信サービス制御装置
JPH11164059A (ja) * 1997-12-02 1999-06-18 Fujitsu Ltd 携帯端末の課金収集方式
JP2003152903A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信システム及び移動通信サービス制御装置及び移動通信端末

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08307560A (ja) * 1995-05-08 1996-11-22 Fujitsu Ltd 通信サービス制御装置
JPH11164059A (ja) * 1997-12-02 1999-06-18 Fujitsu Ltd 携帯端末の課金収集方式
JP2003152903A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信システム及び移動通信サービス制御装置及び移動通信端末

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5109973B2 (ja) * 2006-04-10 2012-12-26 日本電気株式会社 通信制御装置、位置依存課金制御システムおよび位置依存課金制御方法
JP2012531133A (ja) * 2009-06-30 2012-12-06 アルカテル−ルーセント 通信サービスをスポンサーするための方法、遠隔通信システム、およびネットワーク・ノード
US8625758B2 (en) 2009-06-30 2014-01-07 Alcatel Lucent Method, a telecommunication system and a network node for sponsoring a communication service
EP2449799A4 (en) * 2009-06-30 2014-06-18 Alcatel Lucent METHOD, TELECOMMUNICATIONS SYSTEM AND NETWORK N UD TO SPREAD A COMMUNICATIONS SERVICE
JP2021516023A (ja) * 2018-02-05 2021-06-24 スウィッツァリシェ バーデンスバーネン エスビービー 通信方法及び通信システム
JP7109595B2 (ja) 2018-02-05 2022-07-29 スウィッツァリシェ バーデンスバーネン エスビービー 通信方法及び通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5175438B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8027661B2 (en) Traffic shaping of cellular service consumption through modification of consumer behavior encouraged by cell-based pricing advantages
US7076237B2 (en) Traffic shaping of cellular service consumption through delaying of service completion according to geographical-based pricing advantages
US8928494B2 (en) Parking method and system
US7346156B1 (en) Methods and apparatuses for placing a telephone call
JP6211615B2 (ja) 通知装置、通知システム、通知方法、およびプログラム
WO2005086097A1 (en) Parking management system and method
JP5483569B2 (ja) 端末制御システム、端末制御方法およびプログラム
JP2009105882A (ja) 通信端末装置と通信システムおよび情報利用方法
JP6949577B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5175438B2 (ja) 課金システム、課金方法、課金プログラム
KR20130142213A (ko) 스마트폰을 이용한 대리운전 시스템 및 그 운영방법
US10743177B2 (en) Method and apparatus to provide mobile intelligence
CN109493107A (zh) 一种集成线下商户的积分商城及使用方法
FR2725579A1 (fr) Procede de communication dans un reseau de telecommunications
KR20160076776A (ko) 수요예측기반 콜택시서비스 시스템
KR101791980B1 (ko) 멀티 오더 관리 방법 및 시스템
KR20180063698A (ko) 동승 중개 서비스 제공 방법
JP2008016988A (ja) 情報提供・配信サーバ及び情報提供・配信方法
KR102485337B1 (ko) 차량 서비스 제공 장치, 그를 포함한 시스템 및 그 방법
JP2005072684A (ja) 課金先判定サーバ、課金先判定システム、および課金先判定方法
KR101092021B1 (ko) 콜세일 서비스 제공 시스템 및 방법
EP1469689A2 (en) Providing location dependent services in a mobile telecommunications network
KR20010035338A (ko) 무선통신 이용대금 대납 서비스 제공 방법 및 서버
Bernardos et al. A Taxonomy of Mobile Location-Based Services.
KR20140026905A (ko) 정보 헌터 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110803

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5175438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees