JP2007214698A - 課金システム、課金方法、課金プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エリア別課金システム1が備える対象エリア基地局判定部11は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、通信位置特定情報に基づいて携帯端末装置6による通信が行われた通信場所が対象エリアに含まれるか否かを判定する。立替対象決定処理部21は、エリア判定部により通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に、立替者を決定する。立替比率決定処理部23は、立替比率を決定し、課金部は、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する。
【選択図】図1
Description
たとえば、特許文献1には、映画館等、モラルの範囲内で携帯端末による通話が禁止されている通話禁止エリアにおける通話料金を通常の場合より高く設定し、通話禁止エリアにおける通話を自粛させる技術が記載されている。
この文献に記載されている携帯端末装置は、通話エリア判定処理部で、エリアに設置された小型基地局装置からの受信エリア識別信号より課金通話エリアの種別を判定し、判定結果検出部で、判定課金通話エリアに対応付けられた通話料金の割増又は割引料金を検出し、ディスプレイ表示部に割増又は割引料金を表示する。
このことから、料金体系を活用して利用者の通話または通信の利用傾向をコントロールする、たとえば、加入者を特定エリアに集中させるようなことができるのは移動体通信事業者に限られており、移動体通信事業者とは異なる第三者の意図にしたがった料金の立替による利用者の通話または通信傾向のコントロールが困難であるという問題があった。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全部を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
このようにすれば、通信情報を取得した課金システムは、立替比率を算出するだけでなく、通信料金を算出することができ、課金部は、算出された通信料金に基づいて課金処理を行うことができる。
このようにすれば、課金部は、立替者毎に異なる通信事業者への支払方法・時期等に応じて適切な課金処理を行うことができる。
このようにすれば、エリア判定部は、位置特定情報として、たとえば携帯端末装置が測位した通信位置の座標等を取得して通信位置が対象エリア内か否かを判定することができる。また、エリア判定部は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを対象エリア特定情報により特定することができる。
このようにすれば、位置特定情報として携帯端末装置が通信のために接続した基地局を特定する情報を用いることができる。また、エリア判断手段は、対象エリアが複数あっても通信位置が含まれる対象エリアを基地局を特定する情報により特定することができる。
このようにすれば、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に立替者を決定することができる。
このようにすれば、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に立替比率を決定することができる。
このようにすれば、立替処理の対象となる加入者を予め対象加入者として選別しておき、対象加入者に対してのみ立替処理を行うことができる。
このようにすれば、対象エリアが多数設定されている場合でも簡単に通信を行った加入者が対象加入者か否かを判定することができる。
エリア判定部は、通信位置特定情報と加入者特定情報を含む通信情報を取得し、対象エリアデータベースを参照し通信位置特定情報がエリア情報により定義される範囲に含まれる場合に通信位置が対象エリアに含まれると判定する。
ポリシーベース課金方法決定部は、エリア判定部により通信場所が対象エリアに含まれると判定された場合に、対象エリア特定情報と加入者特定情報をエリア判定部から取得し、これら取得した情報が判定条件を満たす課金立替ポリシーを課金立替ポリシーデータベースから抽出し、抽出した課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて立替者と立替比率を決定する。
課金部は、立替比率に基づいて通信料金を加入者特定情報により特定される加入者と立替者とに課金する(請求項10ないし請求項12)。
また、課金立替ポリシーデータベースには、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定部は、課金立替ポリシーデータベースを参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
このようにすれば、通信情報を取得した課金システムは、立替比率を算出するだけでなく、通信料金を算出することができ、課金部は、算出された通信料金に基づいて課金処理を行うことができる。
このようにすれば、携帯端末装置に外部サービスの提供をする者または課金システムから外部サービスの提供を受ける者が立替者となり、通信料金の割引をインセンティブとして加入者に与え、それと引き換えに外部サービスを実行することができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全部を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
また、課金立替ポリシーデータベースには、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定ステップでは、課金立替ポリシーデータベースを参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
また、課金立替ポリシーデータベースには、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定機能は、課金立替ポリシーデータベースを参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
そのため、携帯端末装置が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を第三者が加入者に代わって立替えることができる。
図1(a)は、エリア別課金システム1の概要を示す全体図である。
携帯端末6(携帯端末装置の一例)は、たとえば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)端末、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistance)等の利用者によって携行される端末装置である。携帯端末6は、基地局7に無線により接続し、通信事業者が管理する事業者通信網70を介して、たとえば他の携帯端末等の通信相手との間で通信を行う。ここに言う通信には、電話による通話とデータ通信の両方を含む。
通信事業者システム8は、携帯端末6により行われた通信の料金を算出する基礎となる料金情報、通信が行われた際の携帯端末6の位置を特定する位置特定情報、携帯端末の利用者(以下、「加入者」という)を特定する加入者特定情報を含む通信情報を携帯端末6から取得する。
通信事業者システム8とエリア別課金システム1の接続は、図1(a)に示した形態には限定されず、たとえば専用線により直結する形や、図1(b)に示すように、通信事業者システム8の通常の課金システムにエリア別課金システム1を組み込む形でも良い。
エリア別課金システム1(課金システムの一例)は、1台または複数台コンピュータにより構成され、加入者が通信を行った場所が対象エリア内であるか否かを判定するエリア判定部10と、課金の方法を決定する課金方法決定部20と、実際の課金処理を行う課金部30を備えている。
エリア判定部10は、対象エリア基地局判定処理部11(エリア判定部の一例)と対象エリア基地局データベース12(対象エリアデータベースの一例)とを備えている。
図3(b)と図3(c)に、対象エリア基地局データベース12の例を示す。図3(b)は、エリアの形状を各辺が緯線または経線の方向と平行な長方形とした例で、対向する二つの頂点(地図上の左上の頂点と右下の頂点)の座標(緯度、経度)でエリアの範囲を特定している。このほか、エリアの形状を任意の多角形としその各頂点の座標でエリア範囲を特定したり、エリアの形状を円としその中心の座標と半径でエリアを特定したりしても良い。
図3(c)は、エリア範囲を基地局のカバー範囲とした例である。この場合、基地局を特定する情報、たとえば基地局番号がエリア範囲を特定する情報となる。
立替対象決定処理部21は、対象エリア基地局判定処理部11が、通信位置が対象エリア内であると判定した場合に、その対象エリアを特定する情報と立替者データベースに登録されている情報とに基づいて、通信料金を負担する立替者を決定する。
図4(a)に立替者データベースの一例を示す。この例では、立替者を特定する情報として立替者の名称を用いている。たとえば、図の1行目はエリア番号「1」の対象エリア内で行われた通信の通信料金の一部または全部を「X株式会社」が負担することを示している。
図4(b)に立替比率データベースの一例を示す。たとえば、図の1行目は、エリア番号が「1」の対象エリア内で行われた通信についての通信料金のうち5割を立替者が負担することを示している。
加入者課金処理部31は、通信料金に1から立替比率を減じた数値を乗じた額を加入者に課金する処理を行う。たとえば、立替比率が0.4である場合には、通信料金に0.6を乗じた額を加入者に課金する。
立替者課金処理部32は、通信料金に立替比率を乗じた額を立替対象決定処理部21により決定された立替者に課金する処理を行う。
課金部31による課金処理の結果はたとえばデータベースに蓄積され、月に1回所定の日に決済処理が行われる。
対象エリア基地局判定処理部11は、通信情報を取得する(S101)。通信情報は、加入者が携帯端末6を利用して行った通信に関する情報であり、通信場所を特定する通信位置特定情報と、加入者を特定する加入者特定情報と、料金算出の基礎となる料金情報を含んでいる。通信情報の取得方法は、任意であり、たとえば、携帯端末6による通信が行われる都度インターネット71を介して通信事業者システム8から通知されたものを取得しても良いし、磁気テープ等にまとめて入力されたものを読み取りバッチ処理を行っても良い。
通信位置特定情報80aは、携帯端末6による通信が行われたときの携帯端末6の位置を特定する情報であり、たとえば緯度と経度により示される座標である。このような座標は、たとえば携帯端末6がGPS受信機により測位したものを接続中の基地局7に送信する。また、エリアを基地局カバー範囲を基準に定めている場合には、通信位置特定情報として基地局を特定する情報、たとえば基地局ごとに予め付与されたユニークな番号、を用いることもできる。
加入者特定情報80bは、携帯端末6を使用する加入者を特定する情報で、たとえば、加入者の氏名、加入者に予め割り当てられたユニークな識別番号、携帯端末6に割り当てられている電話番号、携帯端末6のシリアル番号等である。
料金情報80cは、たとえば、携帯端末6による通話時間、携帯端末6が送受信したデータ量、たとえば、パケットの個数である。
通信場所が対象エリアに含まれていない(S102の判定がノーの)場合には、加入者課金処理部31が、通信料金の全額を加入者に課金する通常の課金処理を行う(S107)。
エリア特定情報が対象エリア基地局判定部11から立替対象決定処理部21に渡され、立替決定処理部21は、立替者データベース22を参照して通信料金を立て替える立替者を決定する(S103)。
立替者を特定する情報が立替決定処理部21から立替比率決定処理部23に渡され、立替比率決定処理部23は、通信料金を立替者が負担する比率である立替比率を決定する(S104)。
そのため、携帯端末6が通信を行った場所に応じて通信料金の一部、あるいは、全額を立替者が加入者に代わって立替えることができる。これにより、人を特定の場所に集めることで利益を得る者、例えば、ショッピングモールや百貨店などが立替者となり、対象エリア内の加入者の通信料金の一部または全部を立替えることにより、そのエリアに加入者を集中させることが可能となる。すなわち、加入者の通信傾向のコントロールを通信事業者ではなく、第三者が主体となって行うことができる。
そのため、通信事業者以外の第三者が立替処理の処理方法を自由に設定することができる。
図6は、エリア別課金システム2の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム2は、ひとつの対象エリアについて複数の立替者を設定することができる点がエリア別課金システム2と異なっている。そのため、立替者データベース22a及び立替比率データベース24aのデータ構造が、エリア別課金システム1と異なっている。また、立替者毎の立替者課金処理部32a、32bを備えている。
図7(a)は、ひとつの対象エリアの立替者を2者とした場合の立替者データベースの一例である。図の1行目は、エリア番号が「1」の対象エリアについて「X株式会社」と「Z株式会社」の2社が立替者として設定されていることを示している。
図7(b)は、ひとつの対象エリアの立替者を2者とした場合の立替比率データベースの一例である。図の1行目は、エリア番号が「1」の対象エリア内で行われた通信についての通信料金のうち第1の立替者(X株式会社)が3割を、第2の立替者(Z株式会社)が2割をそれぞれ負担することを示している。
ひとつの対象エリアに設定する立替者の数は、3者以上としても良い。また、立替者の数は、対象エリア毎に異なっていても良い。
図8は、エリア別課金システム3の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム3は、予め登録されている加入者(以下、「対象加入者」という)に対してのみ立替処理を行う点がエリア別課金システム1と異なっている。そのため、図2の課金方法決定部20に代えて、対象加入者決定処理部41と対象加入者データベース42を含む加入者別課金方法決定部40を備えている。
対象加入者決定処理部41は、通信情報に含まれる加入者特定情報に基づいて対象加入者データベース42を検索し、対象エリア内で通信を行った加入者が対象加入者であるか否かを判定する。
対象エリア毎に、エリアを特定する情報、たとえばエリア番号と対応付けてそのエリアの対象加入者の加入者特定情報のリストが登録されている。この例では、加入者特定情報として加入者ごとに予め付与されている識別情報(「ABC0001」等)を用いている。
エリア別課金システム3の動作の流れは、図5に示したエリア別課金システム1の場合と同様である。ただし、図5のS102とS103の間に、加入者が対象加入者であるか否かを判定する処理(S131)が入る点が異なっている。
すなわち、通信場所が対象エリアに含まれている(S102の判定がイエスの)場合には、通信情報に含まれる加入者特定情報と対象エリア基地局データベース12から取得したエリア特定情報が対象エリア基地局判定処理部11から対象加入者決定処理部41に渡される。対象加入者決定処理部41は、取得した加入者特定情報が対象加入者データベース42の取得したエリア特定情報に対応する対象加入者のリストに含まれている場合に、加入者が対象加入者であると判定し、そうでない場合には対象加入者でないと判定する(S131)。
加入者が対象加入者であると判定された(S131の判定がイエスの)場合は、図5のS103ないしS106と同様に立替処理が行われる。
加入者が対象加入者でないと判定された(S131の判定がノーの)場合は、図5のS107と同様に通常の課金処理が行われる。
図11は、エリア別課金システム4の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム3が課金の方法を逐次的に処理していたのに対して、エリア別課金システム4は、加入者、対象エリア、立替者の情報を元に統合的に判断して立替比率を算出する。そのため、エリア別課金システム4は、図8の加入者別課金方法決定部40の代わりにポリシーベース課金方法決定部50を備えている。
課金立替決定部51は、課金立替ポリシーデータベース55に登録されているポリシーを順に検索し、エリア特定情報と対象加入者特定情報が判定条件に合致する最初のポリシーに対応する課金方法を参照して立替者と立替比率を決定する。
図の1行がひとつの課金立替ポリシーを示している。課金立替ポリシーは、判定条件と課金方法とからなり、判定条件は対象エリアに関する条件と加入者に関する条件とからなる。
たとえば、図の1行目は、通信を行った位置が対象エリア「1ないし3、5、7」のいずれかであり、かつ、加入者の識別情報が「ABC0000ないしABC9999」のいずれかである場合には、通信料金の5割(0.5)を「X株式会社」が負担することを示している。最後の行は、特別なポリシーで、すべての対象エリア(「all」)、すべての加入者(「all」)について「立替処理なし」というポリシーである。最後の行の1行前の行までに合致するポリシーがなかった場合には、このポリシーが採用されて、立替者と立替比率は決定されずに全額が加入者に課金される。
エリア別課金システム4の動作の流れは、図10に示したエリア別課金システム3の場合と同様である。ただし、図10のS131、S103、S104の処理に相当する処理を課金立替決定部51が立替ポリシーデータベース55を参照して統合的に行っている点が異なる。
合致するポリシーがない(141の判定がノーの)場合には、加入者に全額を課金する通常の課金処理を行う(S107)。
加入者課金処理部31が加入者に対する課金処理を(S105)、立替者課金処理部32が立替者に対する課金処理を(S106)それぞれ実行する。
また、加入者特定情報に、加入者の属性に関する情報、たとえば、加入者の年齢、性別、職業等を含めておき、これらに関する判定条件を課金立替ポリシーに加えても良い。
また、課金立替ポリシーデータベース55には、対象エリアと加入者に対応した立替者と立替比率が記述された課金立替ポリシーが登録されている。
そのため、ポリシーベース課金方法決定部50は、課金立替ポリシーデータベース55を参照して、統合的に立替比率を決定することができる。
そのため、通信事業者以外の第三者が立替処理の処理方法を自由に設定することができる。
図14は、エリア別課金システム5の構成を示すブロック図である。
エリア別課金システム5は、エリア別課金システム4で立替比率を決定する要素であった対象エリア、加入者、立替者に加え、外部サービスを許可するか否か、また、許可する場合はその度合いも立替比率の決定の対象としている。外部サービスとは、例えば、加入者に対する広告配信や加入者の情報を第三者に提供する機能のことであり、立替者が何らかのサービスを第三者に提供することを可能にしている。そのため、課金立替決定部51aは、外部サービス連携判定処理部62を備えている。外部サービス連携判定処理部62は、外部サービス61と共に外部サービス連携部60を構成している。また、課金立替ポリシーデータベース55aには、判定条件として外部サービスを許可する度合いに関する条件が追加されている。
判定条件として、外部サービスに関する判定条件が追加されている。この条件は、たとえば、加入者特定情報の一部として通信情報に含めておく。対象エリアに関する判定条件と加入者に関する判定条件が同じ場合でも、外部サービスを許す度合いによって、立替比率は変動する。この例では、加入者が外部サービスを一切許可していない場合は立替比率が「0.3」、広告配信のみを許可している場合は立替比率が「0.5」、外部サービスをすべて許可している場合は立替比率が「0.8」と、外部サービスを許す度合いが高いほど立替比率が高くなっている。
エリア別課金システム5の動作の流れは、図13に示したエリア別課金システム4の場合と同様である。ただし、S141の判定では、加入者毎に指定されている外部サービスを許可する度合いも判定の基準となる。また、外部サービスの実行処理(S151、S152)が追加されている。
すなわち、課金立替決定部51aが、立替者と立替比率を決定(S142)した後、外部サービス連携判定処理部62は、外部サービスが許可されているか否かを判定する(S151)。
許可されていない(S151の判定がノーの)場合は、外部サービスの実行は行わずに課金部30が課金処理を実行する(S105、S106)。
なお、上記のS151およびS152の処理は、S141以降であれば図13のどの位置に挿入しても良い。
そのため、携帯端末装置に外部サービスの提供をする者または課金システムから外部サービスの提供を受ける者が立替者となり、通信料金の割引をインセンティブとして加入者に与え、それと引き換えに外部サービスを実行することができる。
6 携帯端末
10 エリア判定部
11 対象エリア基地局判定処理部
12 対象エリア基地局データベース
20 課金方法決定部
21 立替対象決定処理部
22、22a 立替者データベース
23 立替比率決定処理部
24、24a 立替比率データベース
30 課金部
31 加入者課金処理部
32、32a、32b 立替者課金処理部
40 加入者別課金方法決定部
41 対象加入者決定処理部
42 対象加入者データベース
50 ポリシーベース課金方法決定部
51、51a 課金立替決定部
55、55a 課金立替ポリシーデータベース
60 外部サービス連携部
61 外部サービス
62 外部サービス連携判定処理部
80 通信情報
Claims (16)
- 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金システムにおいて、
前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記携帯端末を使用する加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記通信位置特定情報に基づいて前記通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定部と、
このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に、前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者を決定する立替対象決定処理部と、
前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を決定する立替比率決定処理部と、
前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金部とを備えたことを特徴とした課金システム。 - 前記通信情報は、前記通信料金の算出の基礎となる料金情報を含み、
前記立替比率決定処理部は、前記通信情報に基づいて前記通信料金を算出し、この算出した通信料金と前記立替比率に基づいて前記加入者と前記立替者がそれぞれ前記通信事業者に支払う金額を算出することを特徴とした請求項1に記載の課金システム。 - 前記課金部は、前記立替対象エリアに複数の前記立替者が設定されている場合に、前記立替者毎に予め定められた課金処理を行うことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の課金システム。
- 前記対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを備え、
前記エリア判定部は、前記対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定することを特徴とした請求項1ないし請求項3のいずれかひとつに記載の課金システム。 - 前記対象エリアの一部または全部について、前記対象エリア特定情報は前記携帯端末装置が前記通信を行うために接続した基地局を特定する情報であり、前記エリア情報は前記基地局が前記携帯端末装置と通信可能な地理的範囲であることを特徴とした請求項4に記載の課金システム。
- 前記対象エリア特定情報と前記立替者を特定する立替者特定情報とを対応付けて登録した立替者データベースを備え、
前記立替対象決定処理部は、前記エリア判定部から前記通信位置が含まれる前記対象エリアの前記対象エリア特定情報を取得し、この対象エリア特定情報を検索キーとして前記立替者データベースを検索して前記立替者を決定することを特徴とした請求項4または請求項5に記載の課金システム。 - 前記立替者特定情報と前記立替比率とを対応付けて登録した立替比率データベースを備え、
前記立替比率決定処理部は、前記エリア判定部から前記通信位置が含まれる前記対象エリアに対応する前記立替者の前記立替者特定情報を取得し、この立替者特定情報を検索キーとして前記立替比率データベースを検索して前記立替比率を決定することを特徴とした請求項4ないし請求項6のいずれかひとつに記載の課金システム。 - 前記加入者が前記立替対象エリア毎にあらかじめ定められ前記立替処理の対象となる対象加入者であるか否かを判定する対象加入者判定処理部を備えたことを特徴とした請求項4ないし請求項7のいずれかひとつに記載の課金システム。
- 前記エリア特定情報と前記対象加入者の前記加入者特定情報のリストとを対応付けて登録した対象加入者データベースを備え、
前記対象加入者判定処理部は、前記エリア判定部から前記通信位置が含まれる前記対象エリアの前記対象エリア特定情報を取得し、この対象エリア特定情報を検索キーとして前記対象加入者データベースを検索して前記加入者特定情報が前記対象エリア特定情報に対応する前記リストに含まれている場合に前記加入者は前記対象加入者であると判定することを特徴とした請求項8に記載の課金システム。 - 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金システムにおいて、
立替処理の対象となる対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースと、
前記通信位置特定情報と前記加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者と前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースと、
前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定するエリア判定部と、
このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に、前記対象エリア特定情報と前記加入者特定情報を前記エリア判定部から取得し、これら取得した情報が前記判定条件を満たす前記課金立替ポリシーを前記課金立替ポリシーデータベースから抽出し、抽出した前記課金立替ポリシーに含まれる前記課金方法特定情報に基づいて前記立替者と前記立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定部と、
前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金部とを備えたことを特徴とした課金システム。 - 前記通信情報は、前記通信料金の算出の基礎となる料金情報を含み、
前記ポリシーベース課金方法決定部は、前記通信情報に基づいて前記通信料金を算出し、この算出した通信料金と前記立替比率に基づいて前記加入者と前記立替者がそれぞれ前記通信事業者に支払う金額を算出することを特徴とした請求項10に記載の課金システム。 - 前記判定条件は、前記加入者が外部サービスの実行を許可する程度である許可程度が満たすべき条件が含まれ、前記加入者が許可した前記外部サービスを実行する外部サービス連携部を備えたことを特徴とした請求項10または請求項11に記載の課金システム。
- 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金方法において、
前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記携帯端末を使用する加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記通信位置特定情報に基づいて前記通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定ステップと、
このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者を決定する立替対象決定ステップと、
前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を決定する立替比率決定ステップと、
前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金ステップとを備えたことを特徴とした課金方法。 - 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金方法において、
前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得する通信情報取得ステップと、
立替処理の対象となる対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定すると共に前記対象エリア特定情報を前記対象エリアデータベースから取得するエリア判定ステップと、
このエリア判定ステップで前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信位置特定情報と前記加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者と前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースを参照し、前記対象エリア特定情報と前記加入者特定情報が前記判定条件を満たす前記課金立替ポリシーを抽出し、抽出した前記課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて前記立替者と前記立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定ステップと、
前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金ステップとを備えたことを特徴とした課金方法。 - 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記携帯端末を使用する加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得し、前記通信位置特定情報に基づいて前記通信場所が立替処理の対象となる対象エリアに含まれるか否かを判定するエリア判定機能と、
このエリア判定部により前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者を決定する立替対象決定機能と、
前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を決定する立替比率決定機能と、
前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金機能とを実行させることを特徴とした課金プログラム。 - 通信事業者の提供する通信網を利用して通信を行う携帯端末装置による前記通信の対価として前記通信事業者に支払う通信料金の課金処理を行う課金プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記通信が行われたときの前記携帯端末装置の位置を示す通信位置特定情報と前記加入者を特定する加入者特定情報を含む通信情報を取得する通信情報取得機能と、
立替処理の対象となる対象エリアを特定する対象エリア特定情報と前記対象エリアの範囲を定義するエリア情報とを対応付けて登録した対象エリアデータベースを参照し前記通信位置特定情報が前記エリア情報により定義される範囲に含まれる場合に前記通信位置が前記対象エリアに含まれると判定すると共に前記対象エリア特定情報を前記対象エリアデータベースから取得するエリア判定機能と、
このエリア判定ステップで前記通信場所が前記対象エリアに含まれると判定された場合に作動し、前記通信位置特定情報と前記加入者特定情報が満たすべき判定条件とこの判定条件が満たされる場合の前記通信料金の一部または全部を立て替えて前記通信事業者に支払う立替者と前記立替者が前記通信料金を立て替える割合である立替比率を特定する課金方法特定情報とを含む課金立替ポリシーを登録した課金立替ポリシーデータベースを参照し、前記対象エリア特定情報と前記加入者特定情報が前記判定条件を満たす前記課金立替ポリシーを抽出し、抽出した前記課金立替ポリシーに含まれる課金方法特定情報に基づいて前記立替者と前記立替比率を決定するポリシーベース課金方法決定機能と、
前記立替比率に基づいて前記通信料金を前記加入者特定情報により特定される加入者と前記立替者とに課金する課金機能とを実行させることを特徴とした課金プログラム。
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