JP2007214681A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蔵メモリに記憶された画像データを誤って消去することを確実に防止する。
【解決手段】シャッタボタン28が全押しされて撮影処理が実行されると、システムコントローラ40は、メモリカード31が挿入されているか(SW3がONにされているか)否かを判定する。SW3がONにされていないと判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、圧縮された画像データを画像ファイルとして、フラッシュメモリ59の画像記憶領域59aに記憶させるとともに、プロテクト処理部61は、この画像ファイルに対してプロテクト処理を施す。
【選択図】図3

Description

本発明は、装置本体内に内蔵された記憶媒体と、装置本体に対して着脱自在に挿入される記憶媒体との両方に、画像データを記憶させることが可能な撮影装置に関する。
近年、CCDイメージセンサ等の固体撮像素子によって撮像された画像データを記憶媒体に記憶させる撮影装置であるデジタルカメラが一般に普及している。このようなデジタルカメラとしては、カメラ本体内に内蔵された内蔵記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ)と、カメラ本体に着脱自在に挿入される外部記憶媒体(例えば、メモリカード)との両方に画像データを記憶させることが可能なものが知られている。
さらに、撮影時に画像データをカメラ本体内のフラッシュメモリに記憶させ、その後、ユーザによって選択された画像データをフラッシュメモリから読み出して、メモリカードに記憶させるデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
このようなデジタルカメラによれば、ユーザが選択した画像データのみがメモリカードに記憶されるため、失敗画像等の不要な画像データがメモリカードに記憶されてしまうことがない。しかしながら、前述のようなデジタルカメラでは、内蔵メモリに記憶された画像データをメモリカードに記憶させる前に、内蔵メモリに記憶された画像データを誤って消去してしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、撮影を行う前に、画像データに対して、消去を禁止するプロテクトをかけるか否かを予め設定することが可能なデジタルカメラが知られている(特許文献1及び2参照)。このようなデジタルカメラでは、画像データに対してプロテクトをかけることを予め設定することによって、画像データを誤って消去してしまうことを防止できる。
特開平8−186790号公報 特開2003−204467号公報 特開平11−27627号公報 特開2005−130393号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載のデジタルカメラに対して、上記特許文献3及び4に記載のプロテクト処理を適用しても、画像データに対してプロテクトをかけることが、ユーザによって設定されていない場合、画像データを誤って消去してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内蔵記憶媒体に記憶された画像データが外部記憶媒体に複写される前に、誤って消去してしまうことを確実に防止する撮影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮影装置は、装置本体内に内蔵され、撮影された画像データを記憶する第1の記憶媒体を備え、前記画像データが記憶される第2の記憶媒体が前記装置本体に着脱自在に装着される撮影装置であり、前記第2の記憶媒体の装着を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記第2の記憶媒体の装着が検知されない状態で撮影が行われた時に、前記第1の記憶媒体に記憶される前記画像データに対して、消去を禁止するプロテクト処理を施すプロテクト手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記第2の記憶媒体に、前記画像データを記憶させるために必要な空き容量がない状態で撮影が行われた場合、前記画像データを前記第1の記憶媒体に記憶させるとともに、前記プロテクト手段は、前記画像データに対して前記プロテクト処理を施すことが好ましい。
さらに、前記画像データの消去を禁止するプロテクトを解除するプロテクト解除手段を備え、前記プロテクト手段は、前記画像データを前記第1の記憶媒体に記憶させる時に、前記画像データに付加される属性情報のうち、消去禁止用のプロテクト属性を設定することによって、前記画像データに対して前記プロテクト処理を施し、前記プロテクト解除手段は、前記画像データが前記第2の記憶媒体に複写された時に、前記プロテクト属性を変更して、前記画像データのプロテクトを解除することが好ましい。
また、前記画像データの消去を禁止するプロテクトを解除するプロテクト解除手段を備え、前記プロテクト手段は、前記画像データを前記第1の記憶媒体に記憶させる時に、前記画像データに付加される画像情報に、消去を禁止するプロテクト情報を記載することによって、前記画像データに対して前記プロテクト処理を施し、前記プロテクト解除手段は、前記画像データを第2の記憶手段に複写する際に、前記プロテクト情報を削除することによって、前記画像データのプロテクトを解除しても良い。
さらに、前記画像データが前記第2の記憶媒体に複写された後、前記第1の記憶媒体に記憶された前記画像データを消去することが好ましい。
本発明の撮影装置によれば、装置本体に対して着脱自在な第2の記憶媒体が、装置本体に装着されていない状態で撮影が行われた時に、装置本体内の第1の記憶媒体に画像データを記憶させるとともに、この画像データに対して、消去を禁止するプロテクト処理を施すので、第1の記録媒体に記憶された画像データを誤って消去することを確実に防止することができる。
また、第2の記憶媒体が装置本体に装着されていても、第2の記憶媒体に、画像データを記憶するのに必要な空き容量がない状態で撮影が行われた時に、第1の記憶媒体に画像を記憶させるとともにプロテクト処理を施すので、第1の記憶媒体に記憶された画像データを誤って消去することを確実に防止することができる。
さらに、第1の記憶媒体に記憶された画像データを第2の記憶媒体に複写した後、第1の記憶媒体に記憶された画像データが消去されるので、ユーザが画像データを削除するための操作を行わなくても、第1の記憶媒体に空き容量を確保することができる。
図1に示すデジタルカメラ(撮影装置)10は、カメラ本体11の前面に、スライド操作可能なレンズバリア12を備えている。このレンズバリア12を開放位置(図1に示す位置)にスライドさせることによって、撮影レンズ13、ストロボ発光部14が前面に露呈される。また、カメラ本体11の前面には、光学ファインダを構成するファインダ対物窓15が設けられている。
前述のレンズバリア12は、電源操作部材を兼用しており、前述の開放位置にスライド操作された時に、カメラ本体11の電源がONとなり、撮影レンズ13及びストロボ発光部14が遮蔽される遮蔽位置にスライド操作された時に、カメラ本体11の電源がOFFとなる。
また、図2に示すように、カメラ本体11の背面には、画像を表示する表示手段であるLCD16、光学ファインダを構成するファインダ接眼窓17、複数の操作部材で構成される操作部18が設けられている。LCD16は、スルー画、再生画像、及び各種設定画面等を表示する。
操作部18は、切替ボタン21、戻しボタン22、送りボタン23、ズームボタン24、メニューボタン25、キャンセルボタン26、及び表示ボタン27で構成されている。
切替ボタン21は、静止画撮影モードと、動画撮影モードと、再生モードとを切り替える際に、スライド操作される。また、送りボタン23及び戻しボタン22は、再生モードにおいて、再生画像を順送り及び逆送りする際に、押圧操作される。ズームボタン24は、光学撮影倍率を変更する際に、上下方向に押圧操作される。
メニューボタン25は、メニュー画面をLCD16に表示させる際に押圧操作される。また、キャンセルボタン26は、メニュー画面内での各種設定操作を途中でやめる場合や、前画面に戻す場合に押圧操作される。表示ボタン27は、LCD16のON、OFFを切り替える際に押圧操作される。
また、カメラ本体11の上面には、シャッタボタン28が設けられている。このシャッタボタン28は、2段押しのボタンであり、このシャッタボタン28が半押しされた時に、各種撮影準備処理が実行され、半押しよりさらに押し込まれて全押しされた時に、撮影処理が実行される。
カメラ本体11の側面には、メモリカードスロット30が設けられている。このメモリカードスロット30には、画像データが記憶される第2の記憶媒体であるメモリカード31が着脱自在に装填される。
次に、デジタルカメラ10の電気的構成について説明する。図3に示すように、デジタルカメラ10は、カメラ全体の制御を行う制御手段であるシステムコントローラ40を備えている。このシステムコントローラ40は、カメラ内の各部を制御するとともに、AE、AF、AWB等の各種演算処理を行う。
このシステムコントローラ40には、スイッチ(SW)1〜4、及び電源回路41が接続されている。SW1は、シャッタボタン28が半押しされた時にONにされ、SW2は、シャッタボタン28が全押しにされたときにONにされる。また、SW3は、メモリカード30がカメラ本体11に装着されたことを検知する検知手段であり、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入された時にONにされるスイッチである。また、SW4は、切替ボタン21の操作に連動して、静止画撮影モード位置と、動画撮影モード位置と、再生モード位置とに切り替えられる。
システムコントローラ40は、SW1からON信号を取得すると、画像データに基づいて、AE処理やAF処理等の撮影準備処理を実行し、SW2からON信号を取得すると、撮影処理を実行する。また、システムコントローラ40は、SW3からON信号を取得することによって、メモリカード31が挿入されていることを検知する。さらに、システムコントローラ40は、SW4から操作信号を取得して、これらの操作信号に対応する処理を実行する。
また、電源回路41は、DC/DCコンバータ等を含んで構成されており、SW5が接続されている。SW5は、レンズバリア12のスライド操作によってON/OFFされる。電源回路41は、SW5からON信号を取得した時に各部への電源供給を開始する。
撮影レンズ13の背後には、光量を調節する絞り43が配置されている。撮影レンズ13には、レンズモータを含むレンズ駆動部44が接続され、絞り43には、アイリスモータを含む絞り駆動部45が接続されている。レンズ駆動部44及び絞り駆動部45は、モータドライバ42を介してシステムコントローラ40に接続されている。システムコントローラ40は、モータドライバ42を制御することによって、レンズ駆動部44及び絞り駆動部45の駆動を制御する。
さらに、絞り43の背後には、固体撮像素子であるCCDイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)46が配置されている。このCCD46の受光面には、多数のフォトダイオードが二次元的に配列されており、撮影レンズ13を透過した被写体光が、絞り43によって光量が調節されて入射する。このCCD46は、電荷蓄積時間を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CCDドライバ47から与えられるパルス信号に基づいて、その電荷量に応じた電圧信号(撮像信号)として順次に出力される。CCD46から出力された撮像信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)48、オートゲインコントロール・アンプ(AMP)49、およびA/D変換器50からなるアナログ信号処理回路51に入力される。
CDS48は、撮像信号から、CCD46に起因するアンプ雑音とリセット雑音とを除去する。AMP49は、予め設定されたISO感度に基づいて、撮像信号をゲイン調整する。A/D変換器50は、撮像信号をデジタル信号に変換する。
タイミングジェネレータ(TG)52は、システムコントローラ40の指令に基づいて、CCDドライバ47およびアナログ信号処理回路51に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。
アナログ信号処理部51は、バス53を介してSDRAM54に接続されている。CCD46から出力された1画面分の撮像信号は、アナログ信号処理回路51によって処理が施された後、バス53を介してSDRAM54に格納される。アナログ信号処理回路51から出力された1画面分の撮像信号は、CCDRAWデータと呼ばれ、SDRAM54には、撮影処理時の高解像度のCCDRAWデータや、スルー画用の低解像度のCCDRAWデータが格納される。
また、バス53には、システムコントローラ40、アナログ信号処理回路51、SDRAM54の他に、デジタル信号処理回路55、LCDドライバ56、圧縮伸張処理回路57、メディアコントローラ58、及び第1の記憶媒体であるフラッシュメモリ59が接続されている。システムコントローラ40は、バス53を介してこれらを制御するとともに、相互間でデータの授受が可能である。
デジタル信号処理回路55は、SDRAM54に格納されたCCDRAWデータに対して、YC変換処理等のデジタル信号処理を施し、画像データを生成する。LCD16にスルー画を表示する場合、スルー画用の画像データは、システムコントローラ40の指示に従って順次に読み出され、LCDドライバ56を介して、スルー画としてLCD16に表示される。撮影者は、LCD16に表示されるスルー画により被写体のフレーミングを行うことができる。
また、シャッタボタン28が全押しされた場合、前述のCCD46によって本露光が行われ、高解像度のCCDRAWデータが、SDRAM54に格納される。その後、デジタル信号処理回路55は、SDRAM54に格納されたCCDRAWデータに対して、YC変換処理等のデジタル信号処理を施し、記録用の画像データを生成する。
圧縮伸張処理回路57は、SDRAM54に格納された記録用の画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で圧縮処理を施す。その後、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、圧縮伸張処理回路57によって圧縮された画像データに対して属性情報や画像情報等を付加して、画像ファイルとしてメモリカード31に記録する。
また、システムコントローラ40は、SW3からの検出信号に基づいて、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されていないことを検知すると、メディアコントローラ58を制御して、内蔵メモリであるフラッシュメモリ59の画像記憶領域59aに、画像データを記憶させる。なお、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されていても、メモリカード31に、画像データを記憶するために必要な空き容量がない場合には、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、フラッシュメモリ59の画像記憶領域59aに画像データを記憶させる。
また、フラッシュメモリ59には、カメラ内の各部を制御するための制御プログラムが記憶されている。システムコントローラ40は、フラッシュメモリ59に記憶された制御プログラムをSDRAM54にダウンロードし、PC(プログラムカウンタ)をSDRAM54のアドレスに切り替えた後、この制御プログラムを実行することによって、各部を制御する。
また、前述のシステムコントローラ40は、画像データが消去されることを禁止するプロテクト処理を画像データに施すプロテクト処理部61と、このプロテクト処理部61によって、プロテクト処理された画像データのプロテクトを解除するプロテクト解除部62とを備えている。
プロテクト処理部61は、撮影処理が実行され、画像データがフラッシュメモリ59に記憶される時に、画像データに対してプロテクト処理を施す。その後、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入された場合や、画像データを記憶するだけの容量がメモリカード31に確保された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、フラッシュメモリ59に記憶された画像データを読み出して、メモリカード31に記憶させる。
プロテクト解除部62は、フラッシュメモリ59の画像データのうちメモリカード31に複写された画像データのプロテクトを解除する。その後、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、フラッシュメモリ59に記憶された画像データのうち、プロテクトが解除された画像データを消去する。
以下に、プロテクト処理、及びプロテクト解除処理について説明する。最初に、DOS−FATファイルシステムによって、画像ファイルが管理されている場合について説明する。図4は、周知のDOS−FATファイルシステムの構造を示している。このようなDOS−FATファイルシステムで画像ファイルを管理する場合、画像データに付加される属性情報のうち、消去禁止用のプロテクト属性を設定する。つまり、「DIR領域」−「属性」−「属性情報」(6ビット)の「リードオンリーファイル」の属性値「01h」の値を「0」に設定した場合、プロテクトが解除された状態となり、「1」に設定した場合、プロテクトされた状態となる。
プロテクト処理部61は、この属性値01hを「0」から「1」に変更することによって、画像データをプロテクトして、画像データの消去を禁止する。また、プロテクト解除部62は、属性値01hを「1」から「0」に変更することによって、画像データのプロテクトを解除する。
次に、画像データをExif画像ファイルとして記憶する場合について説明する。図5は、Exif規格の構造を示している。図5に示すように、Exif画像ファイルには、画像情報としてユーザ情報タグが設けられている。このユーザ情報タグは、メーカーが自由に使用できる領域である「MakerNote」を備えている。
この場合、プロテクト処理部61は、「MakerNote」に対して、プロテクト情報を付加することによって、画像ファイルをプロテクトする。また、プロテクト解除部62は、このプロテクト情報を削除することによって、画像ファイルのプロテクトを解除する。
次に、デジタルカメラ10の作用について説明する。最初に、撮影された画像データをDOS−FATファイルシステムの画像ファイルとして記憶させる場合について、図6のフローチャートを用いて説明する。システムコントローラ40は、シャッタボタン28が全押しされてSW2がONにされたか否かを判定する。SW2がONにされていないと判定された場合、SW2がONにされるまで待機状態となる。
また、SW2がONにされたと判定された場合、システムコントローラ40は、各部を制御して撮影処理を実行する。その後、システムコントローラ40は、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されているか否か、すなわちSW3がONにされているか否かを判定する。
SW3がONにされていると判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、圧縮された画像データを画像ファイルとして、メモリカード31に記憶させて、撮影処理を終了する。
また、SW3がONにされていないと判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、圧縮された画像データを画像ファイルとして、フラッシュメモリ59の画像記憶領域59aに記憶させるとともに、プロテクト処理部61は、この画像ファイルに対してプロテクト処理を施して撮影処理を終了する。
前述の撮影処理の説明では、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されていない場合に、画像ファイルをフラッシュメモリ59に記憶させて、プロテクト処理を行う場合について説明したが、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されていても、画像ファイルを記憶させるのに必要な空き容量がない場合には、同様に、フラッシュメモリ59に記憶させて、画像ファイルに対してプロテクト処理を施す。
次に、上記撮影処理によって、プロテクト処理が施された画像ファイル対して行われるプロテクト解除処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。システムコントローラ40は、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されたか否か、すなわち、SW3がONにされているか否かを判定する。
SW3がONにされていないと判定された場合、SW3がONにされるまで待機状態となる。また、SW3がONにされたと判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、メモリカード31の空き容量の情報を取得し、画像ファイルを記憶するのに必要な空き容量があるか否かを判定する。空き容量がないと判定された場合、プロテクト解除処理を終了する。
また、空き容量があると判定された場合、システムコントローラ40は、フラッシュメモリ59に記憶された画像ファイルに、プロテクト処理が施された画像ファイルがあるか否かを判定する。プロテクト処理が施された画像ファイルがないと判定された場合、プロテクト解除処理を終了する。
また、プロテクト処理が施された画像ファイルがあると判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、フラッシュメモリ59に記憶された画像データを読み出し、メモリカード31に複写する。その後、プロテクト解除部62は、複写が終了したフラッシュメモリ59内の画像ファイルのプロテクトを解除する。
その後、システムコントローラ40は、フラッシュメモリ59内の全画像ファイルの複写が終了したか否かを判定する。複写が終了していないと判定された場合、メモリカード31に空き容量があるか否かを判定する処理に戻る。また、複写が終了したと判定された場合、複写が終了したと判定された場合、システムコントローラ40は、複写が終了した画像ファイルをフラッシュメモリ59から消去する。
その後、システムコントローラ40は、全画像ファイルの消去が完了したか否かを判定する。消去が完了していないと判定された場合、画像ファイルの消去処理を継続し、消去が終了したと判定された場合、プロテクト解除処理を終了する。
上記プロテクト解除処理の説明では、複写が終了した画像ファイルを自動的にフラッシュメモリ59から消去する場合について説明したが、ユーザの操作によって、画像ファイルを消去しても良い。
次に、画像ファイルが、Exif画像ファイルとして記憶される場合の撮影処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。システムコントローラ40は、シャッタボタン28が全押しされたか否か、すなわち、SW2がONにされたか否かを判定する。SW2がONにされていないと判定された場合、SW2がONにされるまで待機状態となる。
また、SW2がONにされたと判定された場合、システムコントローラ40は、各部を制御して撮影処理を実行させる。その後、システムコントローラ40は、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されたか否か、すなわち、SW3がONにされたか否かを判定する。
SW3がONにされていないと判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、圧縮処理が施された画像データを画像ファイルとしてメモリカード31に記憶させて、撮影処理を終了する。
SW3がONにされたと判定された場合、システムコントローラ40は、ユーザ情報タグの「MakerNote」にプロテクト情報を付加するとともに、メディアコントローラ58を制御して、圧縮処理が施された画像データを画像ファイルとして、フラッシュメモリ59に記憶させて、撮影処理を終了する。
次に、上記撮影処理によって、フラッシュメモリ59に記憶されたExif規格の画像ファイルのプロテクト解除処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。システムコントローラ40は、メモリカードスロット30にメモリカード31が挿入されたか否か、すなわち、SW3がONにされたか否かを判定する。SW3がONにされていないと判定された場合、SW3がONにされるまで待機状態となる。
また、SW3がONにされたと判定された場合、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、メモリカード31の空き容量の情報を取得し、画像ファイルを記憶されるのに必要な空き容量があるか否かを判定する。空き容量がないと判定された場合、プロテクト解除処理を終了する。
空き容量があると判定された場合、システムコントローラ40は、フラッシュメモリ59に記憶された画像ファイルのExifタグに消去防止タグが記載されているか否かを判定する。消去防止タグが記載されていないと判定された場合、プロテクト解除処理を終了する。
また、消去防止タグが記載されていると判定された場合、プロテクト解除部62は、画像ファイルのExifタグの消去防止タグを解除することによって、プロテクトを解除する。その後、システムコントローラ40は、メディアコントローラ58を制御して、プロテクトが解除された画像ファイルをフラッシュメモリ59からメモリカード31に複写する。
その後、システムコントローラ40は、フラッシュメモリ59に記憶された全画像ファイルの複写が終了したか否かを判定する。複写が終了していないと判定された場合、メモリカード31に空き容量があるか否かを判定する処理に戻る。複写が終了したと判定された場合、システムコントローラ40は、複写が終了した画像ファイルをフラッシュメモリ59から消去する。
その後、システムコントローラ40は、全画像ファイルの消去が完了したか否かを判定する。消去が完了していないと判定された場合、画像ファイルの消去処理を継続し、消去が終了したと判定された場合、プロテクト解除処理を終了する。
上記プロテクト解除処理の説明では、複写が終了した画像ファイルを自動的にフラッシュメモリ59から消去する場合について説明したが、ユーザの操作によって、画像ファイルを消去しても良い。
なお、上記実施形態において、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、本発明をデジタルビデオカメラに適用しても良い。
デジタルカメラの前面側の構成を示す斜視図である。 デジタルカメラの背面側の構成を示す斜視図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 DOS−FATファイルシステムの構造を示す説明図である。 Exif画像ファイルの構造を示す説明図である。 撮影処理を説明するフローチャートであり、DOS−FATファイルシステムの場合を示している。 プロテクト解除処理を説明するフローチャートであり、DOS−FATファイルシステムの場合を示している。 撮影処理を説明するフローチャートであり、Exif画像ファイルの場合を示している。 プロテクト解除処理を説明するフローチャートであり、Exif画像ファイルの場合を示している。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 カメラ本体
31 メモリカード
40 システムコントローラ
46 CCD
59 フラッシュメモリ
61 プロテクト処理部
62 プロテクト解除部

Claims (5)

  1. 装置本体内に内蔵され、撮影された画像データを記憶する第1の記憶媒体を備え、前記画像データが記憶される第2の記憶媒体が前記装置本体に着脱自在に装着される撮影装置において、
    前記第2の記憶媒体の装着を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記第2の記憶媒体の装着が検知されない状態で撮影が行われた時に、前記第1の記憶媒体に記憶される前記画像データに対して、消去を禁止するプロテクト処理を施すプロテクト手段と、
    を備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記第2の記憶媒体に、前記画像データを記憶させるために必要な空き容量がない状態で撮影が行われた場合、前記画像データを前記第1の記憶媒体に記憶させるとともに、前記プロテクト手段は、前記画像データに対して前記プロテクト処理を施すことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記画像データの消去を禁止するプロテクトを解除するプロテクト解除手段を備え、
    前記プロテクト手段は、前記画像データを前記第1の記憶媒体に記憶させる時に、前記画像データに付加される属性情報のうち、消去禁止用のプロテクト属性を設定することによって、前記画像データに対して前記プロテクト処理を施し、前記プロテクト解除手段は、前記画像データが前記第2の記憶媒体に複写された時に、前記プロテクト属性を変更して、前記画像データのプロテクトを解除することを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  4. 前記画像データの消去を禁止するプロテクトを解除するプロテクト解除手段を備え、
    前記プロテクト手段は、前記画像データを前記第1の記憶媒体に記憶させる時に、前記画像データに付加される画像情報に、消去を禁止するプロテクト情報を記載することによって、前記画像データに対して前記プロテクト処理を施し、前記プロテクト解除手段は、前記画像データを第2の記憶手段に複写する際に、前記プロテクト情報を削除することによって、前記画像データのプロテクトを解除することを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  5. 前記画像データが前記第2の記憶媒体に複写された後、前記第1の記憶媒体に記憶された前記画像データを消去することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の撮影装置。
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