JP2007214672A - 放送記録装置及び放送記録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】CMに分断されることなく番組を視聴させることができ、且つ、CMをより簡易に、且つ確実に視聴させることができる放送記録装置を提供する。
【解決手段】 サーバと接続される放送記録装置2に、放送データを受信するアンテナ4と、CPU11に、当該放送データを時間情報と対応付けてHDD6に記憶させる録画プログラム13Cと、放送データの記憶を開始してから所定時間経過後に、サーバに記憶された番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データを取得させる放送結果取得プログラム13Eと、放送結果データの時間情報とHDD6に記憶された放送データの時間情報とを比較して、HDD6に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識し、認識したCMデータに強制再生フラグを付加し、認識したCMデータの全てを認識した番組データよりも前に移動させる編集プログラム13Hと、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、放送記録装置及び放送記録システムに関する。
従来、放送データを録画する際に、放送データに含まれるCM(Commercial Message)データの録画位置をずらしたり、当該CMデータを消去することにより、番組をCMにより分断されることなく視聴者に提供する放送記録装置が知られている(例えば、特許文献1,2)。また、録画した放送データを視聴する前に、当該放送データに含まれるCMデータの一覧を表示し、当該一覧の中からCMデータを選択させ、選択されたCMデータと同等内容のWEBコンテンツを視聴した場合には、録画した放送データを視聴する際に、当該CMを飛ばして視聴することができるようにした放送受信システムも知られている(例えば、特許文献3)。また、ネットワークサーバから放送データに含まれるCMデータを番組データよりも先にダウンロードしてHDDに記憶し、当該HDDに記憶されたCMデータを視聴させている間に、番組データをネットワークサーバからダウンロードしてHDDに記憶させ、CMデータの視聴後に、当該番組データを視聴させる放送受信システムも知られている(特許文献4)。
特開2000−270290号公報 特開2003−009047号公報 特開2005−191617号公報 特開2003−199000号公報
しかしながら、CMデータを消去すると、視聴者はCMによって分断されることなく番組を視聴できることとなるが、番組のスポンサーにとっては、CMが視聴されないこととなると、スポンサーとなるのを敬遠してしまうこととなり、テレビ放送のシステムに弊害を招来するという問題がある。また、特許文献3では、CMデータと同等のWEBコンテンツを視聴しなければCMを飛ばすことができないようになっているが、視聴者は、CMに分断されることなく番組を視聴したい場合には、WEBコンテンツで視聴するCMデータをいちいち選択しなければならず、面倒である。また、特許文献4の発明は、サーバ型放送にのみ利用できるだけであって、一般のデジタル放送等では利用できない。
本発明の課題は、CMに分断されることなく番組を視聴させることができ、且つ、CMをより簡易に、且つ確実に視聴させることができる放送記録装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、サーバと、ネットワークを介して前記サーバと接続される放送記録装置と、を備える放送記録システムにおいて、
前記サーバは、
放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを記憶する放送スケジュール記憶手段と、
放送番組の番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データを記憶する放送結果記憶手段と、
を備え、
前記放送記録装置は、
前記放送番組の前記番組データと前記CMデータとを含む放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した当該放送データを時間情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶制御手段による放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、前記サーバの前記放送結果記憶手段に記憶された前記放送結果データを取得する放送結果取得手段と、
前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と前記記憶手段に記憶された放送データの時間情報とを比較して、前記記憶手段に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識する認識手段と、
前記認識手段により認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報を付加する付加手段と、
前記認識手段により認識されたCMデータの全てを前記認識手段により認識された番組データよりも前に移動させる移動手段と、
前記記憶制御手段により前記記憶手段に記憶させる放送番組の放送データの記憶開始時間及びチャンネルを指定するための指定手段と、
前記サーバに記憶された前記放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを取得する放送スケジュール取得手段と、
前記放送スケジュール取得手段により取得された放送スケジュールデータ内の前記放送データが放送される予定の時間情報と前記指定手段により指定された記憶開始時間とを比較して、前記指定手段によりどの放送番組の記憶が指定されたのかを確認する確認手段と、
前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、前記確認手段により確認された放送番組の放送が終了したか否かを判断する判断手段と、
を備え、
前記記憶制御手段は、
前記指定手段により指定された記憶開始時間に、前記指定手段により指定されたチャンネルの放送データの記憶を前記記憶手段に開始し、
前記判断手段により、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、前記記憶手段による放送データの記憶を終了させることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、ネットワークを介してサーバと接続される放送記録装置において、
放送番組の番組データとCMデータとを含む放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した当該放送データを時間情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶制御手段による放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、前記サーバに記憶された前記放送番組の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報である放送結果データを取得する放送結果取得手段と、
前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と前記記憶手段に記憶された放送データの時間情報とを比較して、前記記憶手段に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識する認識手段と、
前記認識手段により認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報を付加する付加手段と、
前記認識手段により認識されたCMデータの全てを前記認識手段により認識された番組データよりも前に移動させる移動手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の放送記録装置において、
前記記憶制御手段により前記記憶手段に記憶させる放送番組の放送データの記憶開始時間及びチャンネルを指定するための指定手段を備え、
前記記憶制御手段は、
前記指定手段により指定された記憶開始時間に、前記指定手段により指定されたチャンネルの放送データの記憶を前記記憶手段に開始させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の放送記録装置において、
前記サーバに記憶された前記放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを取得する放送スケジュール取得手段と、
前記放送スケジュール取得手段により取得された放送スケジュールデータ内の前記放送データが放送される予定の時間情報と前記指定手段により指定された記憶開始時間とを比較して、前記指定手段によりどの放送番組の記憶が指定されたのかを確認する確認手段と、
前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、前記確認手段により確認された放送番組の放送が終了したか否かを判断する判断手段と、
を備え、
前記記憶制御手段は、
前記判断手段により、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、前記記憶手段による放送データの記憶を終了させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、受信手段により、放送番組の番組データとCMデータとを含む放送データが受信され、記憶制御手段により、受信手段によって受信された当該放送データが時間情報と対応付けられて記憶手段に記憶され、放送結果取得手段により、記憶制御手段による放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、サーバに記憶された放送番組の番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データが取得され、認識手段により、放送結果取得手段によって取得された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と記憶手段に記憶された放送データの時間情報とが比較されて、記憶手段に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとが認識され、付加手段により、認識手段によって認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報が付加され、移動手段により、認識手段によって認識されたCMデータの全てが認識手段によって認識された番組データよりも前に移動されるので、CMに分断されることなく番組を視聴させることができ、且つ、CMを確実に視聴させることができる。また、ユーザは何ら操作することなく、記憶手段に記憶されたCMデータに強制再生情報が付加されるとともにCMデータが番組データの前に移動されるので、CMをより簡易に視聴させることができる。
また、指定手段により、記憶制御手段によって記憶手段に記憶させる放送番組の放送データの記憶開始時間及びチャンネルが指定され、記憶制御手段は、指定手段により指定された記憶開始時間に、指定手段により指定されたチャンネルの放送データの記憶を記憶手段に開始させるので、ユーザは記憶開始時間とチャンネルさえ指定手段により指定すれば、所望する放送番組を記憶手段に記憶させることができ、使い勝手がよい。
また、放送スケジュール取得手段により、サーバに記憶された放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータが取得され、確認手段により、放送スケジュール取得手段によって取得された放送スケジュールデータ内の放送データが放送される予定の時間情報と指定手段によって指定された記憶開始時間とが比較されて、指定手段によりどの放送番組の記憶が指定されたのかが確認され、判断手段により、放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、確認手段により確認された放送番組の放送が終了したか否かが判断され、記憶制御手段は、判断手段により、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、記憶手段による放送データの記憶を終了させるので、ユーザが放送終了時間を入力しなくとも、自動で放送データの記憶を終了させることができ、より使い勝手がよい。
また、放送スケジュール取得手段により、サーバに記憶された放送スケジュールデータが取得され、確認手段により、当該放送スケジュールデータの時間情報と、指定手段により指定された記憶開始時刻とが比較されて、どの放送番組の記憶が指定されたのかが確認されるので、例えば、放送が放送スケジュールより遅れてしまっても、ユーザが記憶手段に記憶したいと思った放送番組を正確に確認して当該放送番組の番組データを記憶することができる。
請求項2に記載の発明によれば、受信手段により、放送番組の番組データとCMデータとを含む放送データが受信され、記憶制御手段により、受信手段によって受信された当該放送データが時間情報と対応付けられて記憶手段に記憶され、放送結果取得手段により、記憶制御手段による放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、サーバに記憶された放送番組の番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データが取得され、認識手段により、放送結果取得手段によって取得された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と記憶手段に記憶された放送データの時間情報とが比較されて、記憶手段に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとが認識され、付加手段により、認識手段によって認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報が付加され、移動手段により、認識手段によって認識されたCMデータの全てが認識手段によって認識された番組データよりも前に移動されるので、CMに分断されることなく番組を視聴させることができ、且つ、CMを確実に視聴させることができる。また、ユーザは何ら操作することなく、記憶手段に記憶されたCMデータに強制再生情報が付加されるとともにCMデータが番組データの前に移動されるので、CMをより簡易に視聴させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、指定手段により、記憶制御手段によって記憶手段に記憶させる放送番組の放送データの記憶開始時間及びチャンネルが指定され、記憶制御手段は、指定手段により指定された記憶開始時間に、指定手段により指定されたチャンネルの放送データの記憶を記憶手段に開始させるので、ユーザは記憶開始時間とチャンネルさえ指定手段により指定すれば、所望する放送番組を記憶手段に記憶させることができ、使い勝手がよい。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、放送スケジュール取得手段により、サーバに記憶された放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータが取得され、確認手段により、放送スケジュール取得手段によって取得された放送スケジュールデータ内の放送データが放送される予定の時間情報と指定手段によって指定された記憶開始時間とが比較されて、指定手段によりどの放送番組の記憶が指定されたのかが確認され、判断手段により、放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、確認手段により確認された放送番組の放送が終了したか否かが判断され、記憶制御手段は、判断手段により、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、記憶手段による放送データの記憶を終了させるので、ユーザが放送終了時間を入力しなくとも、自動で放送データの記憶を終了させることができ、より使い勝手がよい。
また、放送スケジュール取得手段により、サーバに記憶された放送スケジュールデータが取得され、確認手段により、当該放送スケジュールデータの時間情報と、指定手段により指定された記憶開始時刻とが比較されて、どの放送番組の記憶が指定されたのかが確認されるので、例えば、放送が放送スケジュールより遅れてしまっても、ユーザが記憶手段に記憶したいと思った放送番組を正確に確認して当該放送番組の番組データを記憶することができる。
以下、図を参照して、本発明に係る放送記録装置及び放送記録システムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。
まず、本発明に係る放送記録システム100の構成について図を参照しながら説明する。
本発明に係る放送記録システム100は、例えば、図1に示すように、サーバ1,当該サーバ1とネットワークNを介して接続される放送記録装置2等を備えて構成されている。
また、放送番組の番組データ及びCMデータを含む放送データは、放送局(図示省略)から放送波により各放送記録装置2へ送信される。
サーバ1は、例えば、図1に示すように、制御部1A、通信部1B、放送スケジュールデータベース1C,放送結果データベース1D等を備えて構成される。
制御部1Aは、例えば、CPU(図示省略),RAM(図示省略),記憶部(図示省略)等を備えて構成され、記憶部に記憶されている各種プログラムをRAMに展開することにより、サーバ1全体の制御を行う。
通信部1Bは、例えば、ネットワークNを介して、当該サーバ1と放送記録装置2との間の通信を行う。
放送スケジュールデータベース1Cは、例えば、番組データ及びCMデータからなる放送データが放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを記憶している。ここで、放送スケジュールデータとは、例えば、各チャンネルの放送番組の放送データと、当該放送データの予定放送開始時間及び予定放送終了時間とが対応付けられたデータである。放送スケジュールデータベース1Cは、放送スケジュールデータを記憶することにより、放送スケジュール記憶手段として機能する。
放送結果データベース1Dは、例えば、放送番組のうち番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データを記憶している。ここで放送結果データとは、例えば、各チャンネルの放送番組の番組データ及びCMデータと、当該番組データ及びCMデータの放送開始時間及び放送終了時間とが対応付けられたデータである。放送結果データベース1Dは、放送結果データを記憶することにより、放送結果記憶手段として機能する。
放送記録装置2は、例えば、図1に示すように、出力装置3と接続されている。
放送記録装置2は、例えば、図2に示すように、アンテナ4,チューナ部5,HDD6,デコーダ7,エンコーダ8,入力部9,通信部10,CPU(Central Processing Unit)11,RAM(Random Access Memory)12,記憶部13等を備えて構成されている。
アンテナ4は、例えば、パラボラアンテナやUHFアンテナ等であり、放送波を受信し、RF(Radio Frequency)信号をチューナ部5に出力する。なお、CATV回線を介して放送データを受信する場合には、アンテナ4の代わりに、接続ケーブル(図示省略)等が備えられてもよい。これにより、アンテナ4は、受信手段の一部として機能する。
チューナ部5は、例えば、ミキサ(図示省略),選局回路(図示省略),A/D変換回路(図示省略)等を備えて構成され、ミキサ,選局回路等により、アンテナ4から入力されたRF信号がユーザが所望するチャンネルのIF(Intermediate Frequency)信号に変換され、A/D変換回路により、生成されたIF信号がデジタルデータである放送データに変換される。これにより、チューナ部5は、アンテナ4とともに受信手段の一部として機能する。
HDD6は、例えば、磁気的記録媒体等を備えて構成され、CPU11が後述する録画プログラム13Cを実行することに基づいて、放送データと時間情報とを対応づけて記憶する。これにより、HDD6は、記憶手段として機能する。
デコーダ7は、例えば、チューナ部5又はHDD6から入力される放送データに復号処理等を行って、出力装置3等に出力する。
エンコーダ8は、例えば、デコーダ7により復号処理された放送データに符号化処理を行って、HDD6等に出力する。
入力部9は、例えば、各種の操作信号を入力するための各種のキー等を備え、ユーザにより操作されることによって、各種の操作信号をCPU11に出力する。より具体的には、入力部9は、ユーザにより操作されることによって、例えば、当該放送記録装置2に放送データの記録を開始させる記憶開始時間としての予約時間及びチャンネルを指定する操作信号をCPU11に出力する。これにより、入力部9は、指定手段として機能する。
通信部10は、例えば、ネットワークNを介して当該放送記録装置2とサーバ1との間の通信を行う。
CPU11は、記憶部13に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM12に展開して実行することにより、放送記録装置2全体の制御を行う。
RAM12は、CPU11により実行された処理プログラム等を、RAM12内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部13は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部13は、CPU11が放送記録装置2全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部13は、例えば、図2に示すように、放送スケジュールデータファイル13A,放送結果データファイル13B,録画プログラム13C,放送スケジュール取得プログラム13D,放送結果取得プログラム13E,録画番組確認プログラム13F,録画番組終了判断プログラム13G,編集プログラム13H,再生制御プログラム13I等を格納している。
放送スケジュールデータファイル13Aは、例えば、CPU11が後述する放送スケジュール取得プログラム13Dを実行することにより取得された放送スケジュールデータを記憶している。放送スケジュールデータファイル13Aに記憶される放送スケジュールデータの一例を図3に示す。図3には、番組Aの放送が時刻t1に終了し、番組Bの放送が時刻t1〜時刻t2までであり、番組Cの放送が時刻t2から始まる放送スケジュールが示されている。
放送結果データファイル13Bは、例えば、CPU11が後述する放送結果取得プログラム13Eを実行することにより取得された放送結果データを記憶している。放送結果データファイル13Bに記憶される放送結果データの一例を図3に示す。図3に示す放送結果データには、放送スケジュール通りに放送がされ、番組Aの後半の放送(以下、番組A2の放送と称する)が時刻t3に終了し、CM1の放送が時刻t3〜時刻t1までであり、番組Bの前半の放送(以下、番組B1の放送と称する)が時刻t1〜時刻t4までであり、CM2の放送が時刻t4〜時刻t5までであり、番組Bの後半の放送(以下、番組B2の放送と称する)が時刻t5〜時刻t6までであり、CM3の放送が時刻t6〜時刻t2までであり、番組Cの放送が時刻t2から始まった放送結果が示されている。
録画プログラム13Cは、例えば、CPU11に、アンテナ4により受信され、チューナ部5から出力される放送データを時間情報と対応づけてHDD6に記憶させることにより、放送データを録画する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、録画プログラム13Cは、CPU11に、ユーザが入力部9を操作することにより指定した予約時間に、チューナ部5を制御してユーザが入力部9を操作することにより指定したチャンネルの放送データをデジタルデータに変換させ、デコーダ7を制御して復号させ、当該放送データのヘッダー領域に時間情報を付加し、エンコーダ8を制御して当該放送データを符号化させ、当該放送データのHDD6への記憶を開始し、録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより放送番組の放送が終了したと判断した場合に、当該放送データのHDD6への記憶を終了する制御を行う機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる録画プログラム13Cを実行することにより、記憶制御手段として機能する。
放送スケジュール取得プログラム13Dは、例えば、CPU11に、サーバ1の放送スケジュールデータベース1Cから、放送スケジュールデータを取得する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、放送スケジュール取得プログラム13Dは、例えば、CPU11に、通信部10を制御して、サーバ1にアクセスさせ、サーバ1の放送スケジュールデータベース1Cを参照し、放送スケジュールデータを取得し、放送スケジュールデータファイル13Aに記憶させる機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる放送スケジュール取得プログラム13Dを実行することにより、放送スケジュール取得手段として機能する。
放送結果取得プログラム13Eは、例えば、CPU11に、録画開始から所定時間(例えば、1分)経過後、サーバ1の放送結果データベース1Dから、放送結果データを取得する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、放送結果取得プログラム13Eは、例えば、CPU11に、通信部10を制御して、録画開始から1分毎にサーバ1にアクセスさせ、サーバ1の放送結果データベース1Dを参照し、放送結果データを取得し、放送結果データファイル13Bに記憶させる機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる放送結果取得プログラム13Eを実行することにより、放送結果取得手段として機能する。
録画番組確認プログラム13Fは、例えば、CPU11に、放送スケジュールデータファイル13Aに記憶された放送スケジュールデータの放送データが放送される予定の時間情報と入力部9から入力されて指定された予約時間とを比較して、どの放送番組の番組データの記憶が指定されたのかを確認する機能を実現させるプログラムである。例えば、CPU11は、録画番組確認プログラム13Fを実行することにより、予約時間が図3の放送スケジュールデータにおける時刻t1である場合には、番組Bの番組データの記憶が指定されたと判断する。CPU11は、かかる録画番組確認プログラム13Fを実行することにより、確認手段として機能する。
録画番組終了判断プログラム13Gは、例えば、CPU11に、放送結果データファイル13Bに記憶された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、録画番組確認プログラム13Fを実行することにより確認した番組データの放送が終了したか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。例えば、CPU11は、録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより、現時刻と図3に示す放送結果データの時間情報とを比較し、現時刻がt2を経過したか否かにより、番組Bが終了したか否かを判断する。CPU11は、かかる録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより、判断手段として機能する。
ここで、例えば、予約時間が図3における時刻t1であり、放送結果データが図3に示す場合において、CPU11が録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより番組Bが終了したと判断され、録画プログラム13Cの実行に基づいて、時刻t7に放送データの記憶を終了させたときにHDD6に記憶された放送データの一例を図3に示す。HDD6に記憶された放送データには、例えば、図3に示すように、時刻t1〜時刻t4までに番組B1の番組データ、時刻t4〜時刻t5までにCM2のCMデータ、時刻t5〜時刻t6までに番組B2の番組データ、時刻t6〜時刻t2までにCM3のCMデータ、時刻t2〜時刻t7までに番組Cの一部の番組データが含まれている。
編集プログラム13Hは、例えば、CPU11に、放送結果データファイル13Bに記憶された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と、HDD6に記憶された放送データの時間情報とを比較して、当該放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識し、CMデータに当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報としての強制再生フラグを付加するとともに、CMデータを番組データの前に移動させ、当該放送データに含まれる余分なデータを消去する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、編集プログラム13Hは、例えば、CPU11に、デコーダ7を制御して、HDD6に記憶された放送データを復号させ、放送結果データファイル13Bに記憶された放送結果データの時間情報と、デコードした放送データのヘッダーに記憶された時間情報とを比較して、当該放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識し、CMデータのヘッダー領域に強制再生フラグを付加し、CMデータを番組データの前に移動させ、当該放送データに含まれる余分なデータを消去し、エンコーダ8を制御して、当該放送データを符号化させ、HDD6に記憶させる機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる編集プログラム13Hを実行することにより、認識手段,付加手段,移動手段として機能する。
より具体的には、CPU11は、編集プログラム13Hを実行することにより、例えば、図3に示す放送結果データの時間情報と図3に示すHDD6に記憶された放送データの時間情報とを比較し、当該放送データには、時刻t1〜時刻t4までに番組B1の番組データ、時刻t4〜時刻t5までにCM2のCMデータ、時刻t5〜時刻t6までに番組B2の番組データ、時刻t6〜時刻t2までにCM3のCMデータ、時刻t2〜時刻t7までに番組Cの一部の番組データが含まれていることを認識する。次に、CPU11は、編集プログラム13Hの実行に基づいて、図4に示すように、時刻t4〜時刻t5までのCM2のCMデータ及び時刻t6〜時刻t2までのCM3のCMデータに強制再生フラグを付加するとともに、HDD6に記憶された放送データの先頭(番組B1の番組データの前側)に移動させる。次に、CPU11は、編集プログラム13Hの実行に基づいて、一部しか記憶されていない放送データ、即ち、時刻t2〜時刻t7までの番組Cの一部の番組データを余分なデータと判断し、消去する。
再生制御プログラム13Iは、例えば、CPU11に、ユーザにより入力部9が操作されてHDD6に記憶された放送データの再生を指示する操作信号が入力された場合に、デコーダ7を制御してHDD6に記憶された放送データに復号処理等を行わせ、出力装置3に出力させるとともに、当該放送データに強制再生フラグが付加されているか否かを判断して、強制再生フラグが付加されている放送データの再生中には、入力部9からの操作信号の入力を無効にする制御を行う機能を実現させるプログラムである。
出力装置3は、例えば、図2に示すように、表示部3A,音出力部3B等を備えて構成され、デコーダ7から出力されるビデオデータ,オーディオデータに基づく映像,音声を表示部3A,音出力部3Bに出力させる。
次に、上述のような構成の放送記録装置2の録画動作について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ユーザにより入力部9が操作されて、予約時間及びチャンネルを指定する操作信号が入力されると(ステップS1)、CPU11は、指定された予約時間に、指定されたチャンネルの放送データの記憶を開始する制御を行って、録画プログラム13Cを実行することにより、当該放送データのHDD6への記憶を開始させる(ステップS2)。
次に、CPU11は、放送スケジュール取得プログラム13Dを実行することにより、通信部10を制御して、サーバ1にアクセスさせ、サーバ1の放送スケジュールデータベース1Cを参照し、放送スケジュールデータを取得し、放送スケジュールデータファイル13Aに記憶させる(ステップS3)。
次に、CPU11は、録画番組確認プログラム13Fを実行することにより、放送スケジュールデータファイル13Aに記憶された放送スケジュールデータの放送データが放送される予定の時間情報と入力部9から入力されて指定された予約時間とを比較して、どの放送番組の番組データの記憶が指定されたのかを確認する(ステップS4)。
次に、CPU11は、放送結果取得プログラム13Eを実行することにより、通信部10を制御して、サーバ1にアクセスさせ、サーバ1の放送結果データベース1Dを参照し、放送結果データを取得し、放送結果データファイル13Bに記憶させる(ステップS5)。
次に、CPU11は、録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより、放送結果データファイル13Bに記憶された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、録画番組確認プログラム13Fを実行することにより確認した番組データの放送が終了したか否かを判断する(ステップS6)。
ステップS6において、CPU11が、番組データの放送が終了していないと判断した場合には(ステップS6;No)、ステップS5に戻る。
ステップS6において、CPU11が、番組データの放送が終了したと判断した場合には(ステップS6;Yes)、CPU11は、録画プログラム13Cの実行に基づき、放送データのHDD6への記憶を終了させる(ステップS7)。
次に、本発明に係る放送記録装置2の編集動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、CPU11は、編集プログラム13Hを実行することにより、放送結果データファイル13Bに記憶された放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と、HDD6に記憶された放送データの時間情報とを比較して、当該放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識する(ステップS101)。
次に、CPU11は、当該放送データに含まれるCMデータに強制再生フラグを付加する(ステップS102)。
次に、CPU11は、CMデータを番組データの前に移動させる(ステップS103)。
次に、CPU11は、当該放送データに含まれる余分なデータを消去する(ステップS104)。
次に、本発明に係る放送記録装置2の再生動作について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ユーザにより入力部9が操作されてHDD6に記憶された放送データの再生を指示する操作信号が入力されると(ステップS201)、CPU11は、再生制御プログラム13Iを実行することにより、デコーダ7を制御してHDD6に記憶された放送データに復号処理等を行わせ、出力装置3に出力させるとともに、当該放送データに強制再生フラグが付加されているか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202において、CPU11が、放送データに強制再生フラグが付加されていると判断した場合には(ステップS202;Yes)、CPU11は、再生制御プログラム13Iの実行に基づいて、当該放送データの再生中における、入力部9からの操作信号の入力を無効にする制御を行う(ステップS203)。
ステップS202において、CPU11が、放送データに強制再生フラグが付加されていないと判断した場合には(ステップS202;No)、CPU11は、再生制御プログラム13Iの実行に基づいて、当該放送データの再生中における、入力部9からの操作信号の入力を有効とする制御を行う(ステップS204)。
また、本実施形態に係る放送記録システム100及び放送記録装置2は、放送時間が遅れてしまった場合にも対応可能である。図3と同様の放送スケジュールデータを図8に示し、放送時間が遅れてしまった場合の放送結果データの一例を図8に示す。図8に示す放送結果データには、図8に示す放送スケジュールより放送が遅れて、番組Aの放送(CM1の放送)が時刻t1よりも遅い時刻t9に終了し、番組A2の放送がt8に終了し、CM1の放送が時刻t8〜時刻t9までであり、番組B1の放送が時刻t9〜時刻t10であり、CM2の放送が時刻t10〜時刻t11までであり、番組B2の放送が時刻t11〜時刻t12までであり、CM3の放送が時刻t12〜時刻t13までであり、番組Cの放送が時刻t13から始まった放送結果が示されている。
そして、ユーザにより入力部9が操作されて予約時間として時刻t1が指定されると、CPU11が録画プログラム13Cを実行することにより時刻t1に、ユーザが入力部9を操作することにより指定されたチャンネルの放送データのHDD6への記憶が開始される。次いで、CPU11が、録画番組確認プログラム13Fを実行することにより、放送スケジュールデータが参照されて番組Bの番組データの記憶が指定されたと判断される。次いで、CPU11が、録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより、番組Bの放送が終了したか否かが判断され、番組Bの放送が終了したと判断された場合に、録画プログラム13Cの実行基づいて、当該放送データのHDD6への記憶が終了される。
ここで、図8における時刻t7において、放送データのHDD6への記憶が終了された場合に、HDD6に記憶された放送データの一例を図8に示す。HDD6に記憶された放送データには、例えば、図8に示すように、時刻t1〜時刻t9までにCM1の一部のCMデータ、時刻t9〜時刻t10までに番組B1の番組データ、時刻t10〜時刻t11までにCM2のCMデータ、時刻t11〜時刻t12までに番組B2の番組データ、時刻t12〜時刻t13までにCM3のCMデータ、時刻t13〜時刻t7までに番組Cの一部の番組データが含まれている。
そして、CPU11が編集プログラム13Hを実行することにより、例えば、図9に示すように、時刻t10〜時刻t11までのCM2のCMデータ及び時刻t12〜時刻t13までのCM3のCMデータに強制再生フラグが付加され、時刻t1〜時刻9までのCM1のCMデータとともにHDD6に記憶された放送データの先頭(番組B1の番組データの前側)に移動させる。また、一部しか記憶されていない放送データ、即ち、時刻t1〜時刻t9までのCM1の一部のCMデータ及び時刻t13〜時刻t7までの番組Cの一部の番組データが余分なデータと判断され、消去される。
以上に説明した本発明に係る放送記録システム100及び放送記録装置2によれば、アンテナ4により、放送番組の番組データとCMデータとを含む放送データが受信され、CPU11が録画プログラム13Cを実行することにより、アンテナ4によって受信された当該放送データが時間情報と対応付けられてHDD6に記憶され、CPU11が放送結果取得プログラム13Eを実行することにより、放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、サーバ1に記憶された放送番組の番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データが取得され、CPU11が編集プログラム13Hを実行することにより、放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報とHDD6に記憶された放送データの時間情報とが比較されて、HDD6に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとが認識され、認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生フラグが付加され、認識されたCMデータの全てが認識された番組データよりも前に移動されるので、CMに分断されることなく番組を視聴させることができ、且つ、CMを確実に視聴させることができる。また、ユーザは何ら操作することなく、HDD6に記憶されたCMデータに強制再生フラグが付加されるとともにCMデータが番組データの前に移動されるので、CMをより簡易に視聴させることができる。また、CPU11が編集プログラム13Hを実行することにより、HDD6に記憶された放送データのうち余分なデータが判断されて消去されるので、HDD6の使用効率を高めることができる。
また、ユーザが入力部9を操作することにより、HDD6に記憶させる放送番組の放送データの予約時間及びチャンネルが指定され、CPU11は、録画プログラム13Cを実行することにより、予約時間に、指定されたチャンネルの放送データのHDD6への記憶を開始させるので、ユーザは予約時間とチャンネルさえ入力部9により指定すれば、所望する放送番組をHDD6に記憶させることができ、使い勝手がよい。
また、CPU11が放送スケジュール取得プログラム13Dを実行することにより、サーバ1に記憶された放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータが取得され、CPU11が録画番組確認プログラム13Fを実行することにより、放送スケジュール取得手段によって取得された放送スケジュールデータ内の放送データが放送される予定の時間情報と、ユーザが入力部9を操作することによって指定した予約時間とが比較されて、どの放送番組の記憶が指定されたのかが確認され、CPU11が録画番組終了判断プログラム13Gを実行することにより、放送結果データ内の番組データ及びCMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、放送番組の放送が終了したか否かが判断され、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、CPU11は、録画プログラム13Cの実行に基づいて、HDD6への放送データの記憶を終了させるので、ユーザが放送終了時間を入力しなくとも、自動で放送データの記憶を終了させることができ、より使い勝手がよい。
また、CPU11が放送スケジュール取得プログラム13Dを実行することにより、放送スケジュールデータがサーバ1から取得され、CPU11が録画番組確認プログラム13Fを実行することにより、当該放送スケジュールデータの時間情報と、ユーザが入力部9を操作することにより指定した予定時間とを比較して、どの放送番組の記憶が指定されたのかが確認されるので、例えば、放送が放送スケジュールより遅れてしまっても、ユーザがHDD6に記憶したいと思った放送番組を正確に確認して当該放送番組の番組データを記憶することができる。
なお、本実施形態において、図6に示すフローチャートのステップS102,ステップS103,ステップS104の処理の順序は、例示したものに限られるものではなく、どのような順番で行われてもよい。
放送スケジュールデータは、放送データに重畳されて送信されるEPGデータを利用してもよい。
また、本発明に係る放送記録装置2は、放送データを一時的に記憶するバッファを備えて構成されてもよく、その場合には、当該放送記録装置2における録画動作と編集動作の一部が同時に行われてもよい。より具体的には、CPU11が録画プログラム13Cを実行することにより、復号処理されヘッダー領域に時間情報が付加された放送データが、当該バッファに一時的に記憶され、その後、CPU11が編集プログラム13Hを実行することにより、放送結果データの時間情報と当該放送データの時間情報とが比較されて番組データ及びCMデータとが認識され、CMデータのヘッダー領域に強制再生フラグが付加されて、符号化処理され、HDD6に記憶されてもよい。
本発明に係る放送記録システムを示すシステム構成図である。 本発明に係る放送記録装置及び出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る放送スケジュールデータの一例,放送結果データの一例,HDDに記録された放送データの一例を示す図である。 本発明に係る放送記録装置によるHDDに記録された放送データの編集動作を説明するための図である。 本発明に係る放送記録装置による録画動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る放送記録装置による編集動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る放送記録装置による再生動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る放送スケジュールデータの一例,放送結果データの一例,HDDに記録された放送データの一例を示す図である。 本発明に係る放送記録装置によるHDDに記録された放送データの編集動作を説明するための図である。
符号の説明
1 サーバ
1C 放送スケジュールデータベース(放送スケジュール記憶手段)
1D 放送結果データベース(放送結果記憶手段)
2 放送記録装置
4 アンテナ(受信手段)
5 チューナ部(受信手段)
6 HDD(記憶手段)
9 入力部(指定手段)
11 CPU(記憶制御手段,放送スケジュール取得手段,放送結果取得手段,確認手段,判断手段,認識手段,付加手段,移動手段)
13C 録画プログラム(記憶制御手段)
13D 放送スケジュール取得プログラム(放送スケジュール取得手段)
13E 放送結果取得プログラム(放送結果取得手段)
13F 録画番組確認プログラム(確認手段)
13G 録画番組終了判断プログラム(判断手段)
13H 編集プログラム(認識手段,付加手段,移動手段)
100 放送記録システム
N ネットワーク

Claims (4)

  1. サーバと、ネットワークを介して前記サーバと接続される放送記録装置と、を備える放送記録システムにおいて、
    前記サーバは、
    放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを記憶する放送スケジュール記憶手段と、
    放送番組の番組データ及びCMデータが放送された時間情報である放送結果データを記憶する放送結果記憶手段と、
    を備え、
    前記放送記録装置は、
    前記放送番組の前記番組データと前記CMデータとを含む放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した当該放送データを時間情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段による放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、前記サーバの前記放送結果記憶手段に記憶された前記放送結果データを取得する放送結果取得手段と、
    前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と前記記憶手段に記憶された放送データの時間情報とを比較して、前記記憶手段に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報を付加する付加手段と、
    前記認識手段により認識されたCMデータの全てを前記認識手段により認識された番組データよりも前に移動させる移動手段と、
    前記記憶制御手段により前記記憶手段に記憶させる放送番組の放送データの記憶開始時間及びチャンネルを指定するための指定手段と、
    前記サーバに記憶された前記放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを取得する放送スケジュール取得手段と、
    前記放送スケジュール取得手段により取得された放送スケジュールデータ内の前記放送データが放送される予定の時間情報と前記指定手段により指定された記憶開始時間とを比較して、前記指定手段によりどの放送番組の記憶が指定されたのかを確認する確認手段と、
    前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、前記確認手段により確認された放送番組の放送が終了したか否かを判断する判断手段と、
    を備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記指定手段により指定された記憶開始時間に、前記指定手段により指定されたチャンネルの放送データの記憶を前記記憶手段に開始し、
    前記判断手段により、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、前記記憶手段による放送データの記憶を終了させることを特徴とする放送記録システム。
  2. ネットワークを介してサーバと接続される放送記録装置において、
    放送番組の番組データとCMデータとを含む放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した当該放送データを時間情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶制御手段による放送データの記憶が開始されてから所定時間経過後に、前記サーバに記憶された前記放送番組の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報である放送結果データを取得する放送結果取得手段と、
    前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と前記記憶手段に記憶された放送データの時間情報とを比較して、前記記憶手段に記憶された放送データに含まれる番組データとCMデータとを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識されたCMデータに、当該CMデータを強制的に再生させるための強制再生情報を付加する付加手段と、
    前記認識手段により認識されたCMデータの全てを前記認識手段により認識された番組データよりも前に移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする放送記録装置。
  3. 前記記憶制御手段により前記記憶手段に記憶させる放送番組の放送データの記憶開始時間及びチャンネルを指定するための指定手段を備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記指定手段により指定された記憶開始時間に、前記指定手段により指定されたチャンネルの放送データの記憶を前記記憶手段に開始させることを特徴とする請求項2に記載の放送記録装置。
  4. 前記サーバに記憶された前記放送番組が放送される予定の時間情報である放送スケジュールデータを取得する放送スケジュール取得手段と、
    前記放送スケジュール取得手段により取得された放送スケジュールデータ内の前記放送データが放送される予定の時間情報と前記指定手段により指定された記憶開始時間とを比較して、前記指定手段によりどの放送番組の記憶が指定されたのかを確認する確認手段と、
    前記放送結果取得手段により取得された放送結果データ内の前記番組データ及び前記CMデータが放送された時間情報と現時刻とを比較して、前記確認手段により確認された放送番組の放送が終了したか否かを判断する判断手段と、
    を備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記判断手段により、放送番組の放送が終了したと判断された場合に、前記記憶手段による放送データの記憶を終了させることを特徴とする請求項2又は3に記載の放送記録装置。
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