JP2007214009A - 荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法、非点収差評価方法、それらの方法を用いた荷電粒子ビーム装置、コンピュータプログラム - Google Patents

荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法、非点収差評価方法、それらの方法を用いた荷電粒子ビーム装置、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】得られた全視野の分割視野においてパターン量に依存せず鮮鋭度または非点収差の評価値を算出できるようにする。【解決手段】試料21に荷電粒子ビームを照射し、試料21から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する走査電子顕微鏡10の画像鮮鋭度評価を、形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割手段41と、鮮鋭度または非点収差の程度を各分割画像のパターンの数量を算出する工程と、前記算出したパターン量を用いて、パターンの多寡によらない鮮鋭度および非点収差の程度を算出する算出手段42と、鮮鋭度または非点収差の程度を評価する評価手段43とを備えるものとした。【選択図】図3

Description

本発明は、試料上の観察対象領域に電子線を照射し、試料から発生する電子により試料像を形成する荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法、非点収差評価方法、それらの方法を用いた荷電粒子ビーム装置、コンピュータプログラムに係り、特に得られた画像を分割して各分割画像ごとに適正に画像鮮鋭度を評価することができる荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法、非点収差評価方法、それらの方法を用いた荷電粒子ビーム装置、コンピュータプログラムに関する。
従来から、電子線を偏向器で試料上に走査し、試料から発生する荷電粒子を検出器で検出し、走査用の同期信号発生器の情報に基づいて試料像を形成する半導体評価装置等の基板観察装置が知られている。このような装置においての非点収差補正は、調整用の試料を用いて行う。この調整用の試料には、特定のパターンが表されており、撮影された特定のパターンがどのように撮影されるかを解析し非点収差の補正を行う。このような半導体評価装置では、各領域の粒子画像の振幅を計測することによって方向性鮮鋭度を求める技術や、繰り返しパターンを持った試料・ターゲットを用いて方向性微分演算を施すことによって方向性鮮鋭度を求める技術が知られている(特許文献1、段落0003〜段落0004参照)。
特開2001−68048号公報
近年、試料に照射する電子線の観察視野が広域かつ高い精度を要求され、半導体評価装置では同一の広い視野内で均一な鮮鋭度を持つことが重要視されてきている。アライメントコイルの調整などが不十分な場合もしくは経時変化によりアライメントがずれた場合などに、場所によりフォーカスが変わったような試料像となり、このような状態では正しい半導体の評価ができないこととなる。
しかしながら、現状では、視野内の鮮鋭度や非点収差の程度を評価する有効な手段がなかった。視野内の鮮鋭度の評価方法としては、上述したように、分割視野ごとに微分などにより鮮鋭度を求める手法が考えられるが、この手法では分割視野ごとのパターン量が等しくないと、評価値が変化し評価できないこととなる。
即ち、一般的に仮に同一鮮鋭度の所定の規則で並んだ複数のパターンを撮影したとき、全体画像を分割した分割画像の個所により、含まれるパターンの数が異なることがある。例えば、図9に示すように、パターン110が規則的に配置された試料を撮影したとき、全体の画像100を9分割した視野101〜109ごとにパターンの数量が異なることとなる。この例では、領域102には、パターン110が4つ被さっているのに対して、領域109では、パターン110が2つしか被さっていない。さらにパターンが分割領域をまたぐこともあり、領域によりパターン量を一致させることは困難である。しかしながらこのように、分割領域に被さるパターンの数が多いほど評価値(微分処理などの合計)は高くなり、逆にパターン量が少なければ評価値は低くなる。つまり評価値はパターン量に比例するため、分割視野ごとのパターン量が異なると評価値が異なり、視野内を分割しての鮮鋭度評価や非点評価は行えないこととなる。
そこで、本発明は、分割視野において、パターン量に依存せずに、鮮鋭度または非点収差の評価値を算出できる荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法、非点収差評価方法、それらの方法を用いた荷電粒子ビーム装置、コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため以下の手段を備える。即ち、請求項1の発明は、試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法において、形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割工程と、各分割画像のパターンの数量を算出する工程と、前記算出したパターン量を用いて、パターンの多寡によらない鮮鋭度を算出する算出工程と、鮮鋭度を評価する評価工程とを備えることを特徴とする荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法である。
請求項2の発明は、請求項1記載の荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法において、前記各分割画像の鮮鋭度を表示する表示工程を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法において、前記評価工程は、前記鮮鋭度を標準値と比較する処理工程を含み、前記表示工程は、得られた鮮鋭度が標準値より下回った場合にその旨の情報を表示させる処理工程を含むことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか記載の荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法において、前記評価工程は、前記鮮鋭度を標準値と比較する処理を含み、鮮鋭度が標準値より下回った場合に、自動調整機能を起動させる実行指示する自動調整起動工程を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置において、形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割手段と、各分割画像の鮮鋭度を算出する算出手段と、算出した鮮鋭度を評価する評価手段とを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置である。
請求項6の発明は、請求項5記載の荷電粒子ビーム装置において、前記鮮鋭度を表示する表示手段を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5または6記載の荷電粒子ビーム装置において、前記評価手段は、得られた鮮鋭度を標準値と比較するものとして構成され、荷電粒子ビーム装置は、さらに、前記評価手段からの評価値が前記標準値より下回ったとき表示手段にその旨の情報を表示させる表示発生手段を有することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5ないし7のいずれか記載の荷電粒子ビーム装置において、荷電粒子ビーム装置は、自動調整機能を備えるものであり、さらに、荷電粒子ビーム装置は、前記評価手段からの評価値が前記標準値より下回ったとき、前記自動調整機能を起動させるための実行指示をする自動調整指令手段を備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の鮮鋭度評価方法の各工程を実行するステップを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価のためのコンピュータプログラムプログラムである。
請求項10の発明は、請求項9に記載のコンピュータプログラムを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置である。
請求項11の発明は、試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法において、形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割工程と、各分割画像のパターンの数量を算出する工程と、前記算出したパターン量を用いて、パターンの多寡によらない非点収差の程度を算出する算出工程と、非点収差の程度を評価する評価工程とを備えることを特徴とする荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法である。
請求項12の発明は、請求項11記載の荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法において、前記各分割画像の非点収差の程度を表示する表示工程を備えることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項11または12記載の荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法において、前記評価工程は、前記非点収差の程度を標準値と比較する処理を含み、前記非点収差の程度の表示工程は、得られた非点収差の程度が標準値より下回った場合にその旨の情報を表示させる処理工程を含むことを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項11ないし13記載の荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法において、前記評価工程は、前記非点収差の程度を標準値と比較する処理を含み、非点収差の程度が標準値より下回ったとき、自動調整機能を起動させる実行指示する自動調整起動工程を備えることを特徴とする。
請求項15の発明は、試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置において、形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割手段と、各分割画像の非点収差の程度を算出する算出手段と、算出した非点収差の程度評価する評価手段とを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置である。
請求項16の発明は、請求項15記載の荷電粒子ビーム装置において、前記非点収差の程度を表示する表示手段を設けたことを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項15または16記載の荷電粒子ビーム装置において、前記評価手段は、得られた非点収差の程度標準値と比較するものとして構成され、荷電粒子ビーム装置は、さらに、前記評価手段からの評価値が前記標準値より下回ったとき表示手段にその旨の情報を表示させる表示発生手段を有することを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項15ないし17のいずれか記載の荷電粒子ビーム装置において、荷電粒子ビーム装置は、自動調整機能を備えるものであり、さらに、荷電粒子ビーム装置は、前記評価手段からの非点収差の評価値が前記標準値より下回ったとき、前記自動調整機能を起動させるための実行指示をする自動調整指令手段を備えることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項11ないし14のいずれかに記載の非点収差評価方法の各工程を実行するステップを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置の非点収差評価のためのコンピュータプログラムプログラムである。
請求項20の発明は、請求項19に記載のコンピュータプログラムを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置である。
本発明によれば、分割視野の画像ごとにパターンの多寡によらず評価できるため、分割画像ごとの鮮鋭度の評価を行うことができると共に、分割画像ごとの非点収差の評価を行うことができる。
以下本発明が適用される荷電粒子ビーム装置の一例である走査電子顕微鏡について説明する。この走査電子顕微鏡10は、図1に示すように、鏡筒11内上部の電子線源12から発生した電子線13を、アライメントコイル14(第1補正手段)、スティグコイル15(第2補正手段)で補正し、対物レンズコイル16(フォーカス調整手段)でフォーカスを調整し、例えばウェハ等の試料を走査する。試料室20内の試料21から発生する二次電子、反射電子などの荷電粒子17を検出器18で検出し、図示しないモニター等の画像表示手段で試料像を表示し観察するものである。
また、本例に係る走査電子顕微鏡10には、自動調整手段30と、演算制御手段40とが接続されている。また、演算制御手段40には、表示手段50が接続されており、観察画像等を表示する。本例では、自動調整手段30は、前記演算制御手段40からの指令により、アライメントコイル14の調整を行い、アライメント修正を行い、スティグコイル15の調整を行い非点収差の修正を行う。
本例では、演算制御手段40は、得られた画像を9分割して、各分割画像においてパターン量に依存せずに鮮鋭度の評価と、非点収差の程度を求めることができるものである。本例では、演算制御手段40はコンピュータにプログラムを実行させることにより前記機能を実現する。また、演算制御手段40は外部からの切替操作により、鮮鋭度の評価及び非点収差の程度の評価を順次行う。
演算制御手段40は、走査電子顕微鏡10で形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割手段41と、各分割画像の鮮鋭度または非点収差の程度を算出する算出手段42と、算出した鮮鋭度または非点収差の程度を評価する評価手段43と、評価手段43で前記標準値より下回ったとき表示手段にその旨の情報を表示させる表示発生手段44と、前記評価手段43からの評価値が前記標準値より下回ったとき、前記自動調整手段30を起動させるための実行指令を発生する自動調整指令手段45とを備えている。
次に本発明に係る演算制御手段40の処理について説明する。まずに鮮鋭度の処理について説明する。まず画像分割手段41において、撮像された画像が、例えば図7に示すように9つに分割される。なお、この分割の数は任意であり、9に限定されず、16や36であってもよい。また分割を行わなくてもよいし、全体像から一部の像を抽出してその抽出した像を対象とすることができる。
そして、評価手段23は以下の判定アルゴリズムで各分割画像の鮮鋭度を以下の(1)から(6)の手順で算出して評価する。これにより、各分割画像のパターン量、パターン特徴により変動しない画像の鮮鋭度の評価値が求められる。なお、エッジ閾値、パターン判定閾値、エッジ割合判定閾値は、装置固有もしくは装置の加速電圧の条件ごとに1つの値である。
即ち、本例では、取得した画像に対し、図4に示すように処理を行う。また説明中の4方向とは、0度(X1)、90度(X2)、45度(Y1)、135度(Y2)のことであり、それぞれ図6に示すように定義される。
(1)ヒストグラムよりエッジと認識する閾値を算出する(S1)。
(2)画像をn分割する(S2)。
(3)スコア値の算出を行う(S3)。
(4)計算結果を用いて評価値を出力する(S4)。
以下、上記アルゴリズムの(1)〜(6)について図5に基づいて詳細に説明する。
(1)について
平滑化処理など必要な処理を行った画像に対し、画像の明るさと頻度を軸にしたヒストグラムを積分したものより、暗いほうからy1%、y2%(それぞれy1%を約2%、y2%を約98%、等)を取り、その差分(y2−y1)をもとに、エッジ閾値を算出する。
(2)について
画像分割を行う。使用する領域はもと画像の一部でもよい。
(3)について
スコア値計算(S3)では以下の処理を行う。図5で定義されるようなフィルタにより、算出される結果をX1,X2,Y1,Y2とし、また各方向のスコア値を加算する変数をSumX1,SumX2,SumY1,SumY2とし、各方向のエッジ数を加算する変数をEX1,EX2,EY1,EY2とする。
(3)−1.画像内の計算領域において、図5で定義されるようなフィルタにより、各画像ピクセル微分値のX1,X2,Y1,Y2を算出し、|X1|,|X2|,|Y1|,|Y2|を比較し、最大値となる結果を求め、最大値およびその方向を記憶する(S5)。
(3)−2.前記(3)−1にて算出した最大値が、(1)にて導出したエッジ閾値より大きい場合に、(3)−3の処理を行う(S6)。
(3)−3.前記(3)−1で算出した最大値となった方向に対し、スコア値および各方向のエッジ数を加算する。例えば(3)−1にて、|X1|が最大値となるならば、SumX1にスコア値を加算し、EX1に1加算する(S7)。
(3)−4.前記(3)−3で算出された各方向のエッジ数EX1,EX2,EY1,EY2の和が、鮮鋭度評価値算出を行えるだけのパターン量を有するかどうかをパターン判定閾値と比較することにより判定する(S8)。
エッジ数の和(EX1+EX2+EY1+EY2)>パターン判定閾値
上記判定値が真(True)であるならば、(3)−5の処理を行い、偽(False)であるならば、(3)−12の処理を行う。
(3)−5.
以下の判定を満たすかどうか判定する。
EX1/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
ならば
ScoreX1=SumX1/EX1
そうでないならば
ScoreX1=0
EX2/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
ならば
ScoreX2=SumX2/EX2
そうでないならば
ScoreX2=0
EY1/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
ならば
ScoreY1=SumY1/EY1
そうでないならば
ScoreY1=0
EY2/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
ならば
ScoreY2=SumY2/EY2
そうでないならば
ScoreY2=0
有効と判定されたエッジ方向の数Nを求め、さらに以下の計算を行い、鮮鋭度評価値Scoreを算出する。
Score=
(ScoreX1+ScoreX2+ScoreY1+ScoreY2)/N
ここで求められたScore値がパターン量、パターン特徴に左右されない値となる。このため、このScore値を比較することにより、画像の鮮鋭度を評価することができる。即ち、Score値が高いほど、鮮鋭度が高く、くっきり見えて、Score値が低いほど、鮮鋭度が低く、ぼやけて見えることを示す(S9)。
(3)−6.上記(3)−4での判断結果が、鮮鋭度評価値算出を行えるだけのパターン量を有さないと判断した場合には、この分割画像が計算から除外されたことを示す(S10)。
(3)−7.次に各分割画像の非点収差の程度の評価について説明する。前記(3)−3 にて算出された値を用いて各方向のスコア値ScoreX1,ScoreX2,ScoreY1,ScoreY2を以下の計算にて求める。ここでNULL値は、無効値を表す(S11)。
EX1/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
かつ
EX2/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
ならば
ScoreX1=SumX1/EX1,ScoreX2=SumX2/EX2
そうでないならば
ScoreX1=NULL,ScoreX2=NULL
EY1/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
かつ
EY2/(EX1+EX2+EY1+EY2)>エッジ割合判定閾値
ならば
ScoreY1=SumY1/EY1,ScoreY2=SumY2/EY2
そうでないならば
ScoreY1=NULL,ScoreY2=NULL
(3)−8.前記(3)−7にて算出された各方向のスコア値を用い非点評価が可能かどうかを判断する(S12)。
ScoreX1≠NULL かつ ScoreX2 ≠ NULL
もしくは
ScoreY1≠NULL かつ ScoreY2≠NULL
上記判定値が真(True)であるならば、(3)−8の処理を行い、偽(False)であるならば、(3)−9の処理を行う。
(3)−9.
ここで各方向の鮮鋭度は、ScoreX1,ScoreX2,ScoreY1,ScoreY2にて表される。即ちScore値が高いほど、その方向の鮮鋭度が高く、Score値が低いほどその方向の鮮鋭度が低いことを表す。よってX方向の非点量は、|ScoreX1−ScoreX2|で、Y方向の非点量は|ScoreY1−ScoreY2|にて表される。即ちScoreX1、ScoreX2(あるいは、ScoreY1、ScoreY2)の差が大きければ大きいほど、非点収差が調整されていないということがわかる(S13)。
(3)−10.上記(3)−8での判断結果が、非点評価値算出を行えるだけのパターン量を有さないと判断した場合には、この分割画像が計算から除外されたことを示す(S14)。
(4)について
計算結果を用いて分割領域ごとに、鮮鋭度評価値や、非点評価値の出力や、自動調整が必要かどうかの判断を行い、必要であれば自動調整を実行させる。
(3)−6や、(3)−10にて計算対象外となった分割領域は、別表示とする。ここで計算対象外領域が規定数以上ある場合になどには自動制御は行わせない。
上記処理により鮮鋭度及び非点収差の程度を求めることができた。次に実施例に係る走査電子顕微鏡1における上記広域画像における鮮鋭度及び非点収度の評価について説明する。本例では、上述したように、広域画像において全部もしくは一部の画像を分割し、それぞれの分割画像に対し、評価値を求める。
本例では、画像内相対的な評価を行うに際して、分割画像ごとの評価値を用いて正規化する。ここで、正規化とは、分割領域ごとに算出されるScore値のうち、最も高い値を「1」に、低い値を「0」とするような処理をいう。なお、絶対的な評価値が必要な場合にはそのままの評価値を用いることができる。
本例では、表示発生手段44はこの評価値に基づいて各領域を異なる色で表示させるものとする。例えば、本例に係る走査電子顕微鏡10で、右上から左下にむけて鮮鋭度が低下している画像が得られたとする。表示発生手段44は、最もScore値が高い分割画像の領域を紺色で表示させ、まったくぼやけていて見えない分割画像の領域を赤色で表現させるようにする。そして、その中間部分は、紺色から赤色までのグラデーションで表示するものとする。また計算対象外の領域は中間色や、別の色で表示するものとする。この結果、図6に示すカラーマップ200が表示手段50に表示されることとなる。
この例では、鮮鋭度が高い(はっきり見えている)右上の領域203が濃紺で表され、順次鮮鋭度が低下する順にブルー(領域202)、白(領域201)、ピンク(領域204)、赤(領域205)と表示され、鮮鋭度の分布状態が一目で認識できる。なお、このとき、0〜1までの中間のScore値については、上述のように赤色から青色までの濃淡の他、他の色での表示を行うことができる。
また、他の表示例として、鮮鋭度を強調して表示することができる。即ち、図8に示すように、鮮鋭度が高い部分(図中右上)をより強調して輪郭を明瞭にしたパターンを表示し、鮮鋭度が低い部分(図中左下)をより強調して、輪郭がぼやけたパターンで表示することができる。
なお、表示手段50の表示は、上述した色表示に限定されず、操作者により判断がつきやすいようにScore値が高い分割画像の領域を○印で示し、Score値が低い分割画像の領域を×印で表示するなどの記号表示にしてもよい。
また、本例では、非点収差の程度を表示するとき、表示発生手段44は、上述した演算で求めたX1,X2を使って各分割画像領域にビーム形状を表す楕円形状を表示することができる。例えば、パターンの縦方向の輪郭はくっきりと表示され、横方向の輪郭はぼやけてしまいような場合には、X2方向に短くX1方向に長い楕円形状のビームが照射されていることを表す楕円を表示し、パターンの横方向の輪郭はくっきりと表示され、縦方向の輪郭はぼやけてしまいような場合には、X1方向に短くX2方向に長い楕円形状のビームが照射されていることを表す楕円を表示する。
そして、本例では、評価値の最大値と最小値の差分や、分布などが一定範囲を超えた場合に警告を表示するもしくは自動調整を行うものとする。即ち、算出手段42が算出した値が一定範囲を超えたときには、演算制御手段40の自動調整指令手段45は自動調整手段30に対して走査電子顕微鏡10の収差の自動調整を行うよう指示を発する。これにより、走査電子顕微鏡10は自動的に調整され、鮮鋭度及び非点収差が解消され、試料の良好な画像を得ることができる。
なお、上記の例では画像の全領域を分割しているが、かならずしも全部の領域を使用する必要はなく、一部分の画像を用いても良好な評価値が得られる。
また、例えば、試料としてウェハを掲げたが、これに限定されず、電子ビームによって検出可能なパターン等が形成されたマスク等の任意の試料であってもよい。また、走査電子顕微鏡に限定されず、半導体製造・検査装置などの電子ビーム照射装置であってもよい。さらに、使用する電子ビーム以外に、イオンビームなどの荷電粒子ビームであっても適用可能である。
実施の形態が適用される走査電子顕微鏡を示す図である。 実施の形態に係る走査電子顕微鏡の構成を示すブロック図である。 図2に示した走査電子顕微鏡の演算制御手段の構成を示すブロック図である。 図2に示した走査電子顕微鏡の演算制御手段の作動を示すブロック図である。 図2に示した走査電子顕微鏡の演算制御手段の作動を詳細に示すブロック図である。 エッジ検出のためのフィルタを示す図である 実施の形態に係る走査電子顕微鏡で鮮鋭度の分布をカラーマップで表示した例を示す図である。 実施の形態に係る走査電子顕微鏡で鮮鋭度の分布表す他の例を示す図である。 本発明が適用される電子顕微鏡でで得られる画像の例を示す図である。
符号の説明
10・・・走査電子顕微鏡
11・・・鏡筒
12・・・電子線源
13・・・電子線
14・・・アライメントコイル
15・・・スティグコイル
16・・・対物レンズコイル
17・・・荷電粒子
18・・・検出器
20・・・資料室
21・・・試料
23・・・評価手段
30・・・自動調整手段
40・・・演算制御手段
41・・・画像分割手段
42・・・算出手段
43・・・評価手段
44・・・表示発生手段
45・・・自動調整指令手段
50・・・表示手段

Claims (20)

  1. 試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法において、
    形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割工程と、各分割画像のパターンの数量を算出する工程と、前記算出したパターン量を用いてパターンの多寡によらない鮮鋭度を算出する算出工程と、鮮鋭度を評価する評価工程とを備えることを特徴とする荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法。
  2. 前記各分割画像の鮮鋭度を表示する表示工程を備えることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法。
  3. 前記評価工程は、前記鮮鋭度を標準値と比較する処理を含み、
    前記表示工程は、得られた鮮鋭度が標準値より下回った場合にその旨の情報を表示させる処理工程を含むことを特徴とする請求項1または2記載の荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法。
  4. 前記評価工程は、前記鮮鋭度を標準値と比較する処理工程を含み、
    鮮鋭度が標準値より下回ったとき、自動調整機能を起動させる実行指示する自動調整起動工程を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価方法。
  5. 試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置において、
    形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割手段と、各分割画像の鮮鋭度を算出する算出手段と、算出した鮮鋭度を評価する評価手段とを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置。
  6. 前記鮮鋭度を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の荷電粒子ビーム装置。
  7. 前記評価手段は、得られた鮮鋭度を標準値と比較するものとして構成され、
    荷電粒子ビーム装置は、さらに、前記評価手段からの評価値が前記標準値より下回ったとき表示手段にその旨の情報を表示させる表示発生手段を有することを特徴とする請求項5または6記載の荷電粒子ビーム装置。
  8. 荷電粒子ビーム装置は、自動調整機能を備えるものであり、
    さらに、荷電粒子ビーム装置は、前記評価手段からの評価値が前記標準値より下回ったとき、前記自動調整機能を起動させるための実行指示をする自動調整指令手段を備えることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか記載の荷電粒子ビーム装置。
  9. 請求項1ないし4のいずれかに記載の鮮鋭度評価方法の各工程を実行するステップを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置の画像鮮鋭度評価のためのコンピュータプログラムプログラム。
  10. 請求項9に記載のコンピュータプログラムを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置。
  11. 試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法において、
    形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割工程と、各分割画像のパターンの数量を算出する工程と、前記算出したパターン量を用いて、パターンの多寡によらない非点収差の程度を算出する算出工程と、非点収差の程度を評価する評価工程とを備えることを特徴とする荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法。
  12. 前記各分割画像の非点収差の程度を表示する表示工程を備えることを特徴とする請求項11記載の荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法。
  13. 前記評価工程は、前記非点収差の程度を標準値と比較する処理工程を含み、
    前記非点収差の程度の表示工程は、得られた非点収差の程度が標準値より下回った場合にその旨の情報を表示させる処理工程を含むことを特徴とする請求項11または12記載の荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法。
  14. 前記評価工程は、前記非点収差の程度を標準値と比較する処理工程を含み、
    非点収差の程度が標準値より下回ったとき、自動調整機能を起動させる実行指示する自動調整起動工程を備えることを特徴とする請求項11ないし13記載の荷電粒子ビーム装置の非点収差評価方法。
  15. 試料上に荷電粒子ビームを照射し、試料から発生する荷電粒子ビームにより試料像を形成する荷電粒子ビーム装置において、
    形成した試料像から得られる画像を分割する画像分割手段と、各分割画像の非点収差の程度を算出する算出手段と、算出した非点収差の程度評価する評価手段とを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置。
  16. 前記非点収差の程度を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項15記載の荷電粒子ビーム装置。
  17. 前記評価手段は、得られた非点収差の程度標準値と比較するものとして構成され、
    荷電粒子ビーム装置は、さらに、前記評価手段からの評価値が前記標準値より下回ったとき表示手段にその旨の情報を表示させる表示発生手段を有することを特徴とする請求項15または16記載の荷電粒子ビーム装置。
  18. 荷電粒子ビーム装置は、自動調整機能を備えるものであり、
    さらに、荷電粒子ビーム装置は、前記評価手段からの非点収差の評価値が前記標準値より下回ったとき、前記自動調整機能を起動させるための実行指示をする自動調整指令手段を備えることを特徴とする請求項15ないし17のいずれか記載の荷電粒子ビーム装置。
  19. 請求項11ないし14のいずれかに記載の非点収差評価方法の各工程を実行するステップを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置の非点収差評価のためのコンピュータプログラムプログラム。
  20. 請求項19に記載のコンピュータプログラムを備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム装置。


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