JP2007212355A - 角速度センサ用圧電振動子 - Google Patents

角速度センサ用圧電振動子 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出部と該検出部を励振する励振部を備える角速度センサ用圧電振動子において、励振効率と信号検出効率の双方がともに向上可能な構造の角速度センサ用圧電振動子を提供する。
【解決手段】 本発明の角速度センサ用圧電振動子は、回転中心軸周りに回転する回転運動の角速度をコリオリ力に応じた圧電効果により検出する検出部と、前記回転中心軸と交差する捻れ中心軸周りに捻れ振動モードで振動し、所定の捻れ変位が生じる第1の部位に前記検出部を連設し、前記捻れ振動により前記検出部を励振する励振部とを有し、圧電基板と該圧電基板の表面部に設けられた電極とからなり、また、前記励振部の前記捻れ振動において前記振動の節となる第2の部位に連設し、前記励振部を支持する支持部を有することを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、ナビゲーションシステムさらには自動車、航空機などに搭載され、物体の回転に伴う角速度を検出する角速度センサ用圧電振動子に関する。
従来、物体の回転に伴う角速度を計測するセンサとして、振動する物体に対して、その振動方向と回転軸ベクトルの双方に垂直な方向に生じるコリオリ力を検出する方式、すなわち振動ジャイロ方式を用いた角速度センサが知られている。この振動ジャイロ方式においては、検出されたコリオリ力の大きさが測定すべき角速度に比例する原理を利用している。近年、デジタルカメラ、ナビゲーションシステム、自動車及び航空機等に広く応用されている角速度センサは、圧電セラミックス(PZT)用いたPZT型角速度センサである。
前述の様な応用拡大に伴って、高感度、小型、低消費電力対応等も強く求められる様になってきており、前述のPZT型角速度センサは、その材料特性から小型化、低消費電力化は困難であり、あらたな角速度センサとして、水晶を用いた角速度センサが注目されている。水晶は、PZTとは違って圧電単結晶であり、その材料的な特性に由来する高い振動の安定性(高Q値、良好な温度特性)、低消費電力特性フォトリソ加工の容易性から、高安定、低消費電力及び小型の無線機の基準信号源、クロック源の発振素子として広く認知されている。この大きな特徴を持つ水晶を角速度センサに応用する試みが、近年盛んに行われてきた(例えば、特許文献1参照。)。しかし、十分な感度と消費電力対応をもった水晶角速度センサは実現に至っていない。
特開昭61−258110号公報
従来の水晶角速度センサの問題点を以下で説明する。図11は、従来の水晶角速度センサの概略図であって、音叉型形状をした振動子901の二本の腕部すなわち、腕902及び腕903が形成されている。この二本の腕902と腕903は、それぞれ図中に示しているような、横屈曲振動が励振される。すなわち、腕902においては横屈曲振動904、腕903においては横屈曲振動905が励振される。
この両者の横屈曲振動を励振させる電極が、腕902においては、主面電極906と側面電極907、腕903においては主面電極908と側面電極909である。以上の励振電極構造と極性及び横屈曲振動励振の励振原理は、音叉型振動子の励振原理と全く同じであるのでここでは述べない。この振動子901に印加される回転運動の回転軸が図中の腕部と平行な回転軸910であり、この回転運動を決定する角速度が角速度911である。
この回転運動が振動子901に印加されると横屈曲振動を行っている腕部902と腕部903にコリオリ力が作用して、腕部の横屈曲振動と回転軸の双方に対して垂直な方向に厚み屈曲振動が生じる。この厚み屈曲振動が、腕部902にては厚み屈曲振動912、腕部903にては厚み屈曲振動913である。この厚み屈曲振動912と厚み屈曲振動913は、互いに位相が反転している事をのぞいて、その周波数及び振幅は互いに等しい事は言うまでもない。
さらにこの両者の周波数は、前述の横屈曲振動の周波数と等しい事も言うまでもない。この厚み屈曲振動の振動振幅が角速度910に比例している。それゆえ、該振幅を検出することで、目的とする角速度を検出できる事になる。この厚み屈曲振動の振動振幅を検出するための電極が、図11記載の検出電極である。すなわち、腕部902においては検出電極914及び検出電極915、腕部903においては検出電極916及び検出電極917である。これらの検出電極の極性及び検出原理に関しては、水晶の持つ圧電テンソルの異方性から説明できるが省略する。
この図11記載の従来型の水晶ジャイロセンサの特徴は、励振モードである横屈曲振動励振用の励振電極、主面電極906、側面電極907、主面電極908及び側面電極909、検出モードの厚み屈曲振動検出用の検出電極、検出電極914、検出電極915、検出電極916及び検出電極917がそれぞれ同一の腕部に形成されている点である。言い換えれば、図11記載の二本の腕すなわち、腕部902と腕部903が励振部と信号検出部の両方の機能を持っている点である。
本来、水晶振動子の電気的振動の励振及び検出は、圧電効果を介在した歪と電荷の相互作用によってなされる。該励振と検出効率は、この歪と電荷が相互作用する面積に比例して向上する。すなわち、励振電極及び検出電極面積が大きいほど効率が向上する事にほかならない。それに対して、図11記載の従来型の水晶角速度センサの構造は、腕部にて励振部と信号検出部の双方が存在するために、励振用電極、信号検出用電極の双方が十分な大きさを確保する事ができず、励振効率及び信号検出効率双方ともに不十分なものとなっていた。
以上が、前述した十分な感度と消費電力対応をもった水晶角速度センサは実現に至っていない理由であり、産業上おおきな問題となっていた。すなわち、本発明に係る水晶角速度センサが解決すべき課題は、この励振効率と信号検出効率の向上である。励振効率と信号検出効率の双方を向上させる事が、感度向上と低消費電力化を同時に実現させる事になる。
本発明に係る角速度センサ用圧電振動子は、回転中心軸周りに回転する回転運動の角速度をコリオリ力に応じた圧電効果により検出する検出部と、前記回転中心軸と交差する捻れ中心軸周りに捻れ振動モードで振動し、所定の捻れ変位が生じる第1の部位に前記検出部を連設し、前記捻れ振動により前記検出部を励振する励振部とを有し、圧電基板と該圧電基板の表面部に設けられた電極とからなることを特徴とするものである。
また、前記励振部の前記捻れ振動において前記振動の節となる第2の部位に連設し、前記励振部を支持する支持部を有することを特徴とするものである。
本発明の角速度センサ用圧電振動子は、従来型の水晶角速度センサのように、腕部に励振電極と検出電極を共存させる必要がなくなるので、励振効率と信号検出効率を同時に向上させる事が可能となる。

まず、本発明に係る水晶角速度センサの構造について説明する。
図1は、本発明に係る水晶角速度センサの励振と検出の原理を説明する図である。振動子100の励振部101に形成された励振電極によって、該励振部101は捩れ振動を誘発する。このとき、励振電極の配置と極性によって、振動子100の両端部、すなわち端部102と端部103の部分で、該捩れ振動は最大変位を持っている。この両端部より、4本の検出用腕部が設けられている。
すなわち、端部102においては検出腕部104と検出腕部105の二本、端部103においては検出腕部106と検出腕107の二本である。さらに、この検出腕部の捩じり回転振動の中心軸が捩れ中心軸108である。この捩れ中心軸108を中心として、これら4本の検出腕部は、励振部101で誘発される捩れ振動によって捩じり回転振動をする。この捩れ運度の捩れ変位は、端部102と端部103で大きさは同じで、方向はたがいに逆になっている。すなわち、検出腕部104では捩れ変位109、検出腕部105では捩れ変位110、さらに、検出腕部106では捩れ変位111、検出腕部107では捩れ変位112となっている。
励振部101にて誘発される捩れ振動は、該励振部101の中央部で捩れ変位はゼロとなる。この捩れ変位がゼロとなる中央部より二対の支持腕と二対の支持部、すなわち支持腕113、支持腕114、支持部115及び支持部116である。それゆえ、該支持腕114及び該支持部115にて振動子100を支持する事によって、励振部101にて励振される捩れ振動の支持による機械的損失は抑制される。
この振動子100に印加される回転運動の回転軸が図中の支持腕113、支持腕114の中心部を平行に走る回転中心軸117であり、この回転運動を決定する角速度が角速度118である。この回転運動が振動子100に印加されると、捩じり回転振動を行っている検出腕部104、検出腕部105、検出腕部106及び検出腕107の4本の検出腕部にコリオリ力が作用して、検出腕部の捩じり回転振動と回転中心軸の双方に対して垂直な方向に横屈曲振動が生じる。
すなわち、捩れ変位109に対しては横屈曲変位119、捩れ変位110に対しては横屈曲変位120、捩れ変位111に対しては横屈曲変位121、捩れ変位112に対しては横屈曲変位122であるような横屈曲振動である。該横屈曲振動から圧電効果を介在して、電荷が検出腕部に誘発される。この電荷を電圧として検出する事で角速度が測定できる。この電荷は該検出腕部全体に分布している。
この時、図1記載の基本構造を採用すれば、検出腕部全体に検出電極が形成できるので、該誘発電荷は、効率よく検出され、電圧として検出できる。すなわち、検出効率が向上する。それに対して励振部102においては、捻れ振動を誘発させる励振電極を、該励振部ほぼ全面に形成する事が可能であり、その結果、励振効率も向上する。以上図1記載の本発明に係る水晶角速度センサの構造においては、励振部と検出部が分離されている事で、励振効率と検出効率を同時に向上させる事が実現できる事になる。
図2は、本発明に係る第二の水晶角速度センサの励振と検出の原理を説明する図である。振動子200の励振部201に形成された励振電極によって、該励振部201は捩れ振動を誘発する。このとき、励振電極の配置と極性によって、振動子200の両端部、すなわち端部202と端部203の部分で、該捩れ振動の変位はゼロである。この両端部より、二個の支持部が設けられている。すなわち、端部202においては支持部204、端部203においては支持部205である。該支持部204及び該支持部205にて振動子200を支持する事によって、励振部201にて励振される捩れ振動の支持による機械的損失は抑制される。この捩れ振動の振動変位が最大となる部位は、該励振部201の中心部であって、この中心部より二本の検出用腕が設けられている。すなわち、検出腕部206と検出腕部207の二本である。
これら2本の検出腕部は、励振部201で誘発される捩れ振動によって捩じり回転振動をする。この捩れ運度の捩れ変位は、検出腕部206と検出腕部207で大きさは同じで、方向はたがいに逆になっている。すなわち、検出腕部206では捩れ変位208、検出腕部207では捩れ変位209となっている。この振動子200に印加される回転運動の回転軸が図中の検出腕部206、検出腕部207の中心部を平行に走る回転中心軸210であり、この回転運動を決定する角速度が角速度211である。この回転運動が振動子200に印加されると、捩じり回転振動を行っている検出腕部206、検出腕部207の2本の検出腕部にコリオリ力が作用して、検出腕部の捩じり回転振動と回転中心軸の双方に対して垂直な方向に横屈曲振動が生じる。
すなわち、捩れ変位208に対しては横屈曲変位212、捩れ変位209に対しては横屈曲変位213であるような横屈曲振動である。この横屈曲振動の振動振幅を各腕部において配置された検出電極によって検出する事で回転の角速度が測定できる。図2記載の構造においても、図1と同様に検出腕部にて発生するコリオリ力によって誘発した電荷を検出するための検出電極を、該検出部全体に形成する事ができるので検出効率が向上すると共に、励振部全面に励振電極を形成する事によって、励振効率も向上させる事ができる。すなわち、励振効率と検出効率を同時に向上させる事が実現できる事になる。
図3は、本発明に係る水晶角速度センサを用いた、角速度と検出腕部より検出される出力電圧の相関関係を示す特性図である。図において、横軸は角速度、縦軸はコリオリ力によって検出される出力電圧である。図中の●点が、図1にて示した本発明に係る水晶角速度センサ構造を用いた出力電圧の測定値である。さらに▲点は図11記載の従来型の水晶角速度センサを用いた出力電圧の測定値である。両者共に、出力電圧は、角速度に対して直線的比例関係にある。すなわち、本発明に係る水晶角速度センサに対応する直線が特性直線301であり、従来の水晶角速度センサに対応する直線が特性直線302である。このとき、特性直線の勾配、すなわち、単位角速度あたりの出力電圧の大きさが角速度の検出感度をとなる。さらに、検出感度が大きいという事は、この特性直線の傾きが大きい事を意味している。
以上の観点を踏まえて、特性直線301と特性直線302を比較すると、明白に特性直線301の勾配は、特性直線302の勾配に比較して、大きな値を持っている事が判明する。この事は、特性直線301が、特性直線302に比較して角速度の検出感度が大きい事を意味している。すなわち、本発明に係る水晶角速度センサの構造を採用すれば、検出感度が向上する事を意味している。
図4は、本発明に係る水晶角速度センサの励振モードである捩れ振動の等価抵抗値と図11記載の従来型の水晶角速度センサの励振モードである横屈曲振動の等価抵抗値の出現頻度分布を示すヒストグラム図である。図4において、横軸は励振モードの等価抵抗値であって、原点に近いほうが小さく、原点から離れるに従って大きくなる。また縦軸は、等価抵抗値の出現頻度である。本発明に係る水晶角速度センサに対応する等価抵抗値の出現頻度が分布401であり、従来の水晶角速度センサに対応する等価抵抗値の出現頻度が分布402である。この図記載の等価抵抗値は、水晶を含む圧電振動子の励振効率を決定する指標であって、この抵抗値が低いほど励振効率が向上し、駆動時の消費電力が低減できる事を意味している。
以上の観点を踏まえて、分布401と分布402を比較すると、明白に分布401は、分布402よりも小さい値を持っているので、本発明に係る水晶角速度センサの励振モードの等価抵抗は、図11記載の従来の水晶加速度センサの励振モードに比較して小さい値を持っている事になる。すなわち、本発明に係る水晶角速度センサは、従来の水晶角速度センサに比較して励振効率が向上し、その結果、励振時の消費電力が低減できる事を意味している。以上の図3及び図4から、本発明に係る本発明に係る水晶角速度センサの構造を採用する事によって、従来の水晶角速度センサでは実現できなかった、励振効率と検出効率を同時に向上させる事が実現できる。なお、図3及図4は、図1の構造を基にした特性図であるが、第二の構造図である図2を基にした特性においても同様な結果が得られる事は言うまでもない。
本発明に係る水晶角速度センサの構造においては、励振モードは捻れ振動、検出モードは横屈曲振動である。それゆえ、水晶単結晶切り出し方位、すなわちカット方位は、圧電的に捻れ振動モードと横屈曲振動モードの両方を同時に励振可能な方位が必要である。水晶単結晶の圧電的異方性を考慮すると、捻れ振動と横屈曲振動を同時に励振させる方位は、数多くある事が判明している。どのようなカット方位を選択するかは、大きさ、励周波数及び温度特性等を考慮して決定されるべきであるが、この事項は単なる設計的事項にすぎない。
次に、図5は図1記載の本発明に係る水晶角速度センサのカット方位の一例を示す図である。図記載の水晶単結晶の3方位軸、すなわちX軸、Y軸及びZ軸の座標系において、本発明に係る水晶角速度センサの振動子100のカット方位は、二個の回転角度によって規定されている。すなわち、回転角度501と回転角度502である。第一の回転角度502は、該振動子100が形成される水晶薄板503のカット方位を決定する回転角度であって、図中のX軸を回転中心として、反時計回りの回転角度で定義されている。
また、第二の回転角度502は、該振動子100の水晶薄板503の面内での方位を決定する回転角度であって、先の第一の回転角度501によって規定された新たなZ軸を回転中心に時計回りの回転角度として定義されている。ここで回転角度501の大きさをθ、回転角度502の大きさをφとすると、0<θ<50°、及び−45°<φ<+45°である。この角度範囲は、捻れ振動モードと横屈曲振動モードの両方を同時に励振可能な代表的な角度範囲であって、振動子100は機械加工にて切り出された水晶薄板503をエッチング加工によって電極と共に一体形成可能な角度範囲でもあるが他の方位設定も存在する事はいうまでもない。
図6は図2記載の本発明に係る水晶角速度センサのカット方位の一例を示す図である。図記載の水晶単結晶の3方位軸、すなわちX軸、Y軸及びZ軸の座標系において、本発明に係る水晶角速度センサの振動子200のカット方位は、二個の回転角度によって規定されている。すなわち、回転角度601と回転角度602である。第一の回転角度601は、該振動子200が形成される水晶薄板603のカット方位を決定する回転角度であって、図中のX軸を回転中心として、反時計回りの回転角度で定義されている。
また、第二の回転角度602は、該振動子200の水晶薄板603の面内での方位を決定する回転角度であって、先の第一の回転角度601によって規定された新たなZ軸を回転中心に時計回りの回転角度として定義されている。ここで回転角度601の大きさをα、回転角度602の大きさをβとすると、0<α<50°、及び−45°<β<+45°である。この角度範囲は、捻れ振動モードと横屈曲振動モードの両方を同時に励振可能な代表的な角度範囲であって、振動子200は機械加工にて切り出された水晶薄板603をエッチング加工によって電極と共に一体形成可能な角度範囲でもあるが、他の方位設定も存在する事はいうまでもない。
図7及び図8は本発明に係る水晶角速度センサの電極構造を示す図であって、図1及び図5記載の振動子100を基にした電極図である。図7は、表面の電極構造全体の外観図、図8は裏面の電極構造外観図である。
まず最初に、励振電極の構成について説明する。励振部101の表裏には、6種類の励振電極が形成されている。すなわち、表面における励振電極701、励振電極702及び励振電極703の3個、裏面における励振電極704、励振電極705及び励振電極706の3個である。これら六個の励振電極において、励振電極701と同極な励振電極は、裏面の励振電極705と励振電極706であり、異極な電極は表面の励振電極702、励振電極703、裏面の励振電極704である。
図7の表面の電極外観図において、励振電極701は支持腕113表面のリード電極を介在して、支持部115の励振バイアス電極707に接続されている。また、励振電極702は支持腕113表面のリード電極を介在して、支持部115の励振バイアス電極708に接続、励振電極703は、支持腕114表面のリード電極を介在して支持部116の励振バイアス電極709と接続されている。
図8の裏面の電極外観図において、励振電極704は支持腕113表面のリード電極を介在して、支持部115の励振バイアス電極710に接続されている。また、励振電極705は支持腕113表面のリード電極を介在して、支持部115の励振バイアス電極711に接続、励振電極706は、支持腕114表面のリード電極を介在して支持部116の励振バイアス電極712と接続されている。
図7の支持部115に形成された励振バイアス電極713は、図8の支持部115の励振電極710と支持部115の側面リード電極を介在して接続されている。さらに、支持部115に形成された励振バイアス電極708は、図8の支持部115の励振電極711と支持部115の側面リード電極を介在して接続されている。一方、支持部116の励振バイアス電極709は、図8の支持部116の励振バイアス電極712と支持部116に形成された側面リード電極を介在して接続されている。
図1、図7及び図8記載の本発明に係る水晶角速度センサの励振モードである捻れ振動は、以上の様な励振電極及びバイアス電極の構成によって励振される。ちなみに、図7における励振バイアス電極707と励振バイアス電極713は同極であるが、振動子100上では接続されていない、同様に励振バイアス電極708と励振バイアス電極709も同極であるが振動子100上では接続されていない。それゆえ、実際に励振時において外部励振回路に接続する際には、振動子100外部で接続させる必要がある。以上が図1、図5、図7及び図8記載の本発明に係る水晶角速度センサの励振電極構造に関する説明である。
次に、検出電極の構成について説明する。図7、図8記載の4本の検出腕部すなわち、検出腕部104、検出腕部105、検出腕部106及び検出腕部107には、コリオリ力検出用の検出電極が形成されている。すなわち、検出腕部104と検出腕部105の表裏には、検出電極714及び検出電極715、検出腕部106と検出腕部107の表裏には、検出電極716及び検出電極717が形成されている。これらの検出電極の極性およびその構成は、通常の音叉型水晶振動子の電極構成と全く同一である。
検出電極714は、検出腕部104にては表裏共に主面上に配置されると同時に、検出腕部105にては、表裏共に側面部に配置されている。検出電極715は、検出腕部105にては表裏共に主面上に配置されと同時に、検出腕部104にては、表裏共に側面部に配置されている。この配置を実現する為に、側面リード電極718と側面リード電極719が、検出腕部104と検出腕部105の中間側面部に形成されている。
検出電極716は、検出腕部106にては表裏共に主面上に配置されると同時に、検出腕部107にては、表裏共に側面部に配置されている。検出電極717は、検出腕部107にては表裏共に主面上に配置されと同時に、検出腕部106にては、表裏共に側面部に配置されている。この配置を実現する為に、側面リード電極720と側面リード電極721が、検出腕部106と検出腕部107の中間側面部に形成されている。
検出電極714は、検出腕部105の側面部、励振部101に形成された側面電極722及び支持腕114の側面に形成された側面電極723を介在して、支持部116の検出ターミナル電極724に接続されている。また、検出電極715は、検出腕部104の側面部、励振部101に形成された側面電極725及び支持腕113の側面に形成された側面電極726を介在して、支持部115の検出ターミナル電極727に接続されている。
検出電極716は、検出腕部107の側面部、励振部101に形成された側面電極728、及び支持腕114の側面に形成された側面電極729を介在して、支持部116の検出ターミナル電極730に接続されている。また、検出電極717は、検出腕部106の側面部、励振部101に形成された側面電極731及び支持腕113の側面に形成された側面電極732を介在して、支持部115の検出ターミナル電極733に接続されている。
これら、検出ターミナル電極724、検出ターミナル電極727、検出ターミナル電極730及び検出ターミナル電極733が外部角速度検出回路と接続される。以上が図1、図5、図7及び図8記載の本発明に係る水晶角速度センサの励振電極構造に関する説明である。また、図7及び図8記載の電極構造は、同じくフォトリソ工程を用いて形成されている事はいうまでもない。
図9、図10は本発明に係る第二の水晶角速度センサの電極構造を示す図であって、図2及び図6記載の振動子200を基にした電極図である。図9は、表面の電極構造全体の外観図、図10は裏面の電極構造外観図である。
まず最初に、励振電極の構成について説明する。励振部201の表裏には、4種類の励振電極が形成されている。すなわち、表面における励振電極801、励振電極802の2個、裏面における励振電極803、励振電極804の2個である。これら4個の励振電極において、励振電極801と同極な励振電極は、裏面の励振電極803であり、異極な電極は表面の励振電極802、裏面の励振電極804である。
図9の表面の電極外観図において、励振電極801はリード電極805を介在して、支持部205の励振バイアス電極806に接続されている。また、励振電極802はリード電極807を介在して、支持部205の励振バイアス電極808に接続している。
図10の裏面の電極外観図において、励振電極803はリード電極809を介在して、支持部205の励振バイアス電極810に接続されている。また、励振電極804はリード電極811を介在して、支持部205の励振バイアス電極812に接続している。
図9の支持部205に形成された励振バイアス電極813は、図10の支持部205の励振バイアス電極812と支持部205の側面リード電極814を介在して接続されている。さらに、支持部205に形成された励振バイアス電極815は、図10の支持部205の励振バイアス電極810と側面リード電極816を介在して接続されている。
図2、図9及び図10記載の本発明に係る水晶角速度センサの励振モードである捻れ振動は、以上の様な励振電極及びバイアス電極の構成によって励振される。ちなみに、図9における励振バイアス電極806と励振バイアス電極816は同極であるが、振動子200上では接続されていない、同様に励振バイアス電極808と励振バイアス電極814も同極であるが振動子200上では接続されていない。それゆえ、実際に励振時においては、外部励振回路に接続する際には、振動子200外部で接続させる必要がある。以上が図2、図6、図9及び図10記載の本発明に係る水晶角速度センサの励振電極構造に関する説明である。
次に、検出電極の構成について説明する。図9、図10記載の2本の検出腕部、すなわち検出腕部206、検出腕部207には、コリオリ力検出用の検出電極が形成されている。すなわち、検出腕部206の表面にては、側面検出電極817及び表主面検出電極818、裏面にては側面検出電極817及び裏主面検出電極819、検出腕部207の表面にては側面検出電極820及び表主面検出電極821、裏面にては、側面検出電極820及び裏主面電極822である。
検出腕部206の表主面電極818はリード電極823を介在して検出ターミナル電極24に接続されている。この検出ターミナル電極24は支持部204の側面電極825を介在して、裏面の検出ターミナル電極826に接続されている。さらにこの検出ターミナル電極826はリード電極827を介在して、裏主面電極819と接続されている。同様に、検出腕部207の表主面電極821はリード電極828を介在して検出ターミナル電極829に接続されている。この検出ターミナル電極29は支持部204の側面電極830を介在して、裏面の検出ターミナル電極831に接続されている。さらにこの検出ターミナル電極831はリード電極832を介在して、裏主面電極822と接続されている。
検出腕部206の検出側面電極817は、励振部側面電極833を介在して検出ターミナル電極834に接続されている。また、検出腕部207の検出側面電極820は励振部側面電極835を介在して検出ターミナル電極836と接続されている。以上が図2、図6、図9及び図10の本発明に係る水晶角速度センサの検出電極構造に関する説明である。また、図9及び図10記載の電極構造は、図7及び図8記載の電極構造と同じくフォトリソ工程を用いて形成されている事はいうまでもない。
この図7、図8、図9及び図10記載の水晶角速度センサは、捻れ振動が最大変位を有する励振部位に腕を設けるとともに、該腕部を回転に伴う角速度検出のための検出部とする事で、該励振部には励振電極のみ、さらに該腕部には検出電極のみ形成される構造である。それゆえ音叉腕部に励振電極と検出電極が同時に形成されている図11記載の従来の水晶角速度センサと比較して、図3及び図4にて示したように励振効率と角速度検出効率を同時に向上させる事が可能なのである。
本発明に係る角速度センサ用圧電振動子の励振と検出の原理を説明する図 本発明に係る第二の角速度センサ用圧電振動子の励振と検出の原理を説明する図 本発明に係る角速度センサ用圧電振動子を用いた、角速度と検出腕部より検出される出力電圧の相関関係を示す特性図 本発明に係る角速度センサ用圧電振動子の励振モードである捩れ振動の等価抵抗値の分布図 本発明に係る角速度センサ用圧電振動子のカット方位の一例を示す図 本発明に係る角速度センサ用圧電振動子のカット方位の他の一例を示す図 本発明に係る角速度センサ用圧電振動子の電極構造を示す表面図 本発明に係る角速度センサ用圧電振動子の電極構造を示す裏面図 本発明に係る第二の角速度センサ用圧電振動子の電極構造を示す表面図 本発明に係る第二の角速度センサ用圧電振動子の電極構造を示す裏面図 従来の水晶角速度センサの概略図
符号の説明
100:振動子
101:励振部
102:端部
103:端部
104:検出腕部
105:検出腕部
106:検出腕部
107:検出腕部
108:捻れ中心軸
109:捻れ変位
110:捻れ変位
111:捻れ変位
112:捻れ変位
113:支持腕
114:支持腕
115:支持部
116:支持部
117:回転中心軸
118:角速度
119:横屈曲変位
120:横屈曲変位
121:横屈曲変位
122:横屈曲変位

Claims (9)

  1. 回転中心軸周りに回転する回転運動の角速度をコリオリ力に応じた圧電効果により検出する検出部と、
    前記回転中心軸と交差する捻れ中心軸周りに捻れ振動モードで振動し、所定の捻れ変位が生じる第1の部位に前記検出部を連設し、前記捻れ振動により前記検出部を励振する励振部とを有し、
    圧電基板と該圧電基板の表面部に設けられた電極とからなることを特徴とする角速度センサ用圧電振動子。
  2. 前記励振部の前記捻れ振動において前記振動の節となる第2の部位に連設し、前記励振部を支持する支持部を有することを特徴とする請求項1に記載の角速度センサ用圧電振動子。
  3. 前記検出部は、長手方向が前記回転中心軸と同一方向になるように設けられ、しかも前記回転運動にともなって横屈曲振動が生じるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の角速度センサ用圧電振動子。
  4. 前記励振部の前記第1の部位が前記回転中心軸上に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の角速度センサ用圧電振動子。
  5. 前記励振部の前記第2の部位が前記回転中心軸上に設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の角速度センサ用圧電振動子。
  6. 前記励振部は、前記検出部と連設する前記第1の部位が前記励振部の中央部になり、また前記支持部と連設する前記第2の部位が前記励振部の対向する両端部になるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ用圧電振動子。
  7. 前記励振部は、前記支持部と連設する前記第2の部位が前記励振部の中央部になり、また前記検出部と連設する前記第1の部位が前記励振部の対向する両端部になるように設けられていることを特徴とする請求項5に記載の角速度センサ用圧電振動子。
  8. 前記検出部は、前記回転中心軸及び前記捻れ中心軸のうち、少なくともいずれかに対して対称に配置された複数の枝状構造からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の角速度センサ用圧電振動子。
  9. 前記圧電基板は、水晶基板であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の角速度センサ用圧電振動子。
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