JP2007210581A - ダンプ車両のスイング式リヤーバンパー - Google Patents

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玉俊(大川義則) 徐
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Abstract

【課題】本発明の課題は、道路運送車両法の保安基準の規定通りにリヤーバンパーを装着したダンプ車両がアスファルト.フィニッシャーと合体して共同作業を行う場合、リアーバンパーがアスファルト.フィニッシャーのホッパー(荷受部)のどの部位とも干渉しないよう回避出来る装置を、頑健、簡便な構造で製造し、安価で提供することにある。
【解決手段】本発明では、一対のバンパーステーを固定部、可動部の二分割構造にした。その可動部とバンパーを一体化して、梃子の原理を応用し軽微な人力で回転動さす事でバンパー位置の回避、復元を行いこれらの課題を解決できた。
【選択図】図1

Description

この発明は、ダンプ車両のリアーバンパーに関するものである。
従来のダンプ車両に装着されている一般的なリアーバンパーは一対のバンパーステーと一体化して用いる固定式で、メーカー出庫時にシャーシに固設されたものである。そのバンパーの装着は道路運送車両法の保安基準の規定によるものである。他に作業時に支障を来たすとして脱着しやすくした脱着式のものがある。その他には。
特開平6−247241号公報(図4)油圧シリンダーを用いてバンパーと一体化したバンパーステー(アーム)を昇降さす装置。 特開2003−63331号公報(代表図面)電動モーター、スプロケット、チェーンを用いてバンパーと一体化したバンパーステー(アーム)を前後に移動さす装置。 特開2000−318553号公報(代表図面)専ら塵芥車用に開発された油圧シリンダーとリンク機構を併用してバンパーと一体化したバンパーステーを前後に揺動さす装置。 特開2005−67341号公報(図1)専ら乗用車に使用することを目的としたもので、ダンパー、コイルスプリング、激突予知センサー等を用いてバンパーステーと一体化したバンパーを前方に突出す装置がある。
道路運送車両法の保安基準の規定通りに一般的なリアーバンパーを装着しているダンプ車両がアスファルト.フィニッシャーと共同作業を行う場合、アスファルト.フィニッシャーのホッパー(荷受部)前部の最低地上高がバンパー最下部のそれより高いため通常の合体が著しく困難である。又、ダンプ車両の作業形態上、岩石、コンクリート、アスファルトガラ等の重くて強固な積載物を滑り落とす為、それがバンパー及びバンパーステーを破損することが少なからずある。そこでバンパーを脱着しやすくしたものが考案されたが、脱着にかなりの時間と労力及び工具などを要する為共同作業に遅延を来たす課題が残った。これらを解決すべく、油圧シリンダーを用いて、バンパーと一体化したバンパーステー(アーム)を機械的に短時間で昇降さす装置(特開平6−247241号公報)が考案された。けれども装置の全てを新たに製作し、車両への組み付けにも長時間を要するため製造コストが高くなり過ぎる課題が残った。その他にも電動モーターを駆動力とし、スプロケット、チェーン等で動力を伝達してバンパーと一体化したバンパーステー(アーム)を前後に回転動さす装置(特開2003−63331号公報)が考案されたが、同じく装置の全てを新たに製作する必要があり、車両への組み付けも多大の溶接個所ある為時間と費用を要し、やはり製造コストが高くなり過ぎる課題が残った。尚且つ共同作業現場での電気的、機械的故障時の対応についての懸念も残る。又、油圧シリンダーとリンク機構を併用して前後に揺動する装置(特開2000−318553号公報)は、バンパーの回避動が上方向に少なく本課題の解決は困難である。乗用車用に開発された装置(特開2005−67341号公報)の仕組みは対人等激突時の衝撃を緩和するもので、前後にわずかしか作動せず本課題の解決は不可能と考えられる。
本発明は以上の事情に鑑み考案したもので、その解決すべく課題はアスファルト.フィニッシャーとの合体作業をスムーズに行える装置を頑強で簡便な構造にし、機械的故障の恐れを皆無に近づけ、より安価な製造コストでそれを実現し提供することにある。
シャーシとリアーバンパーの間にある一対のバンパーステーを固定部と可動部の2分割構造にする。一対の固定部を、シャーシに既設の元のバンパーステー取り付け孔に同様に固設する。その固定部に設けてある軸受に、回転自在な可動部の支点となる支点シャフトを左右貫通して組み付ける。その支点シャフトに、軸受を設けてある一対の可動部を両側から組み付ける。支点シャフトの両端には可動部の脱落防止のロックナットを取り付ける。ロックナットの緩み止めには割りピンを用いる。一対の可動部にリアーバンパーをボルト、ナットで取り付け可動部と一体化する。
通常状態ではシャーシ下面前後方向の平行に対して、可動部とバンパーの取り付け面が鉛直方向にある位置で、固定部、可動部に設けてあるロックピン孔にロックピンを挿し込み可動部を固定する。ロックピン脱落防止には安全ピンを挿し込む。ロックピン、安全ピンは紛失防止にチェーンで繋ぐ。
作業状態に移行するには安全ピン、ロックピンを抜き可動部の固定を解除し可動部に設けてあるジャッキ棒挿込口にジャッキ棒を挿し込み下方に人力を加えると可動部と一体化しているバンパーは梃子の原理で支点シャフトを中心に回るように前方へ振り上がっていく。可動力も軽微である。振り上がったバンパーがシャーシ下面に接触する手前で下降防止の安全フックが可動部の所定の位置に自動的にかかる。バンパーがシャーシ下面に接触した位置でロックピンを固定部ロックピン孔に挿し込み可動部を受け止め安全ピンをセットしてジャッキ棒を抜き取れば作業準備完了である。
通常状態に戻すには逆の手順で安全フックレバーを引く動作が加わるだけである。
作業状態のとき、シャーシ下の障害物は固定部の約85ミリメートルとその範囲に収納した厚さ80ミリメートルのバンパーのみで、アスファルト.フィニッシャーへの進入はスムーズに実現出来る。装置の製造は、シャーシへの取り付け孔、ボルト、ナットは既存の物を使用し、リアーバンパーは既存の物も再使用でき、他は十分強度のある鋼材で簡便に製作でき、道路運送車両法の保安基準の規定を満たす装置を安価で実現することが可能である。それを提供することで課題を解決できる。
本発明では道路運送車両法の保安基準の規定通りにリアーバンパーを装着したダンプ車両がアスファルト.フィニッシャーと合体して共同作業を行う場合、アスファルト.フィニッシャーのホッパー(荷受部)のどの部位ともリアーバンパーが干渉しないよう回避出来るバンパー装置であり、その構造はシンプル、頑強で、操作は工具を要せず簡便である。
本装置の車両への取り付けは溶接等必要なく、シャーシに既設の元のバンパーステーの取り付け孔、ボルト、ナットを再利用し、装置の構造も機械的部品の故障による作動不能の懸念は皆無である。又、装置の性能を全く損なうことなく容易にくり返し脱着出来るので車両の入替え時等、他車両への転用が簡便で既存のバンパーも再使用出来ることと合わせて省資源にも為り更なる低コストを実現出来る。尚且つ、自ら作動状態を確認しながらセット、リセットが行える安全上の利点もある。
(図1は本発明の通常状態の実施例である)
シャーシ1に既設の元のバンパーステー取り付け孔に、固定部と可動部の二分割構造にした一対のバンパーステーの固定部バンパーステー2が左右に固設してある。その固定部バンパーステー2に設けてある軸受けに両端にネジ部がある回転自在の支点シャフト3が左右貫通して組み付けてある。その支点シャフト3に軸受けのある回転自在の可動部バンパーステー4を両側から組み付けている。その脱落防止に支点シャフト3のネジ部にロックナット12を取り付け緩み防止に割りピンを用いている。一対の可動部バンパーステー4にバンパー9をボルト、ナットで取り付け一体化している。固定部バンパーステー2、可動部バンパーステー4に設けてあるロックピン孔に一対のロックピン5を挿し込み可動部バンパーステー4を固定している。ロックピン5の脱落防止に安全ピン6を挿し込んである。両ピン共紛失防止にチェーン7で繋いである。
(図2は本発明の作動状態の実施例である)
安全ピン6を抜きバンパー9を後方に軽く引きロックピン5にかかっている負荷を除き同ピンを抜く。両ピンとも手で軽く抜ける。可動部バンパーステー4に設けてあるジャッキ棒挿し込口10に、車両に備えているジャッキ棒11を挿し込み下向きに引くと可動部バンパーステー4と一体化しているバンパー9は梃子の原理で支点シャフト3を中心に回るように前方へ振り上がっていく。
(図3は本発明の作業準備完了状態の実施例である)
バンパー9がシャーシ1の下面に接触する直前にレバー付き安全フック8が自動的に可動部バンパーステー4の所定の位置にかかり、バンパー9がシャーシ1下面に接触した位置で固定部バンパーステー2のロックピン孔にロックピン5を挿し込み可動部を受け止め安全ピン6をセットしてジャッキ棒11を抜き取れば作業準備完了である。
Figure 2007210581
Figure 2007210581

Claims (1)

  1. シャーシ1に固設した一対の固定部バンパーステー2、該固定部バンパーステーの軸受を貫通している両端にロックナットがある支点シャフト3、該支点シャフトに組み付けているジャッキ棒挿し込み口の付いた回転自在の一対の可動部バンパーステー4、該可動部バンパーステーを固定部バンパーステー2に固定する一対のロックピン5、該ロックピン脱落防止の安全ピン6、該安全ピン、ロックピン5の紛失防止チェーン7、固定部バンパーステー2に取り付けているリターンスプリングの付いたレバー付き安全フック8、一対の可動部バンパーステー4に取り付けているバンパー9から構成していることを特徴とした、ダンプ車両のスイング式バンパー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010264811A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Isuzu Shatai Kk 手動式可動リアバンパー

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