JP2007206344A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】転写クリーニングユニットにおいても画素を使用することによって補正を掛け、転写装置をクリーニングするクリーニングブレードへのトナー入力量を制御する画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニングブレード14を有する転写装置5の転写クリーニングユニット13を備え、感光体1を主走査方向に幾つかのエリアに区分けしてそれぞれの区分ごとに前記感光体1上に書き込んだ画素数をカウントし、カウントされた画素数に応じて、非作像時に書き込みを行うような制御を行う制御部10を有する画像形成装置において、前記制御部10は、前記転写装置である転写ベルト5上に転写紙8がある時に相当する部分の画素を0と計算し、転写紙8の存在しない部分の画素に応じて前記転写クリーニングユニット13へのトナー入力量を決める。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニングブレードを有する転写装置の転写クリーニングユニットを備えている電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
画像形成装置に用いるブレード方式のクリーニング装置において、クリーニングブレードに対してトナーは感光体との滑りを良くする潤滑剤として機能するとともに、クリーニングブレードを削る研磨剤としても機能している。
そのため、トナーがまったく入力されないと、感光体とクリーニングブレードの滑り性が悪くなって、クリーニングブレードのエッジが欠け易くなったり、このクリーニングブレードが捲れたりする。逆に、トナーの入力量が多いと、クリーニングブレードが磨耗して、少ない画像形成回数でトナーのすり抜けが発生する。
そのため、一定の場所にだけ偏ってトナーが入力されると、その場所のみクリーニングブレードの磨耗が促進されて、トナーのすり抜けが発生し易くなったり、クリーニングブレードが欠けたり、捲れたりするという問題がある。
例えば、カラー用画像形成装置でカラーとして赤文字ばかり使用するようなユーザでは、マゼンタとイエローのトナーは消費されるが、シアンのトナーは地肌汚れ分しか供給されないため、シアンのPCUのクリーニングブレードはエッジ欠けが発生し易くなったり、ブレード捲れが発生し易くなったりする。
また、使用されている色でも、中央にばかりパターンがあるような場合などはクリーニングブレードの中央が磨耗しやすくなり、両端部は捲れ易くなったりする。とくに、画像の濃度などを調整するための調整用のパターンは、一定枚数ごとにセンサの位置のみに作像される。
そのため、その部分のクリーニングブレードの磨耗が早くなる傾向にあり、その部分が磨耗してクリーニング性が落ちると、本来、ユーザには見えてはいけないはずのパターンがクリーニングブレードをすり抜けて、感光体1周後の転写紙上に地肌汚れとして転写されてしまう。
上述した問題を解決するために、従来から幾つかの技術が提案され、また、主に転写紙に転写された後の転写残トナーの入力量偏差を緩和するために、主走査方向に分割した画素をカウントしてその画素数に応じてパターンを入力する方法も知られている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特許文献1には、クリーニングブレードのクリーニング不良を防止するためにトナーを供給する技術が開示されており、さらに、画像検出用のパターンなどがあると入力量が偏ることなども開示されている。
また、特許文献2には、主走査方向に像担持体を複数に分割して形成される領域毎での書き込みで書き込んだ画素数をカウントし、その画素カウントに応じて、非作像時にトナーをクリーニングブレードに供給する画像形成装置が開示されている。さらに、特許文献3には、転写ベルト上にパターンを作成する技術が開示されている。
特開平10−186989号公報 特開平9−80997号公報 特開2004−272288公報
しかしながら、タンデム型の画像形成装置の場合、画像調整用のパターンは転写ベルト上に転写されることが多い。例えば、特許文献3に記載されているような色合わせのパターンなどは、各感光体上に書いていても意味がなく、転写ベルト上に転写されたものを読み込むことで補正が可能になる。
また、濃度調整用のパターンは感光体上で読み取られることもあれば、転写ベルト上に転写して転写ベルト上で読み取られる場合もあるが、いずれの場合も転写紙の無い場所で作られる。
転写にとっては、通常の印刷中は転写紙と転写紙の地肌汚れ分だけしか入力されないのに対して、これらのパターンは直接転写クリーニング装置に入力されることになり、クリーニングの負荷となり易い。
しかも画像と違ってセンサのある位置にのみ作成されるため、感光体クリーニング装置よりも転写クリーニング装置の方が、入力量偏差が発生し易い。しかもその入力量はその時の転写電流などの大きさにより影響される。
そこで、本発明の目的は、転写クリーニングユニットにおいても画素を使用することによって補正を掛け、転写装置をクリーニングするクリーニングブレードへのトナー入力量を制御する画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、感光体と、感光体上に静電潜像を書き込む書き込みユニットと、該静電潜像をトナーにより現像する現像装置と、該感光体上のトナー像を転写紙上に転写する転写装置と、該転写装置をクリーニングするクリーニングブレードを有した転写クリーニングユニットと、を備え、前記感光体を主走査方向に複数のエリアに区分けしてそれぞれのエリアごとに前記書き込みユニットから感光体上に書き込んだ画素数をカウントし、カウントされた画素数に応じて、非作像時に書き込みを行う制御部を有する画像形成装置において、前記制御部は、前記転写装置を構成する転写ベルト上の転写紙がある部分の画素を0と計算し、転写紙の存在しない部分の画素に応じて前記転写クリーニングユニットへのトナー入力量を決めることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、タンデム式として前記転写ベルトに沿って複数の感光体が配置されており、前記転写クリーニングユニットへのトナー入力量は各感光体上の転写紙間相当の位置に作像される画素の総和で決める請求項1記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記転写クリーニングユニットへの入力パターンが、最後に書き込みを行う感光体上で形成する請求項2記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、1分間での生産性がn[枚]、プロセス線速v[mm/秒]、最初に書き込みを始める感光体の転写位置から最後に書き込みを行う感光体の転写位置までの間の距離L[mm]、L/(60/n×v)を計算し、その小数点以下の数値を繰り上げた数をmとする時、最大紙間×書き込み幅×mに相当する面積の画素カウント数を記憶できる大きさのメモリを備える請求項2または3記載の画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、転写紙と転写電流の条件によって変わる転写クリーニング装置への入力量の差を補正することにより、転写クリーニング装置のクリーニングブレードに入力されるトナー量を正しく求めることができるので、転写クリーニング装置のクリーニングブレードへのトナー入力量の偏差をより均等にすることができ、ブレードの磨耗、欠け、捲れによるクリーニング不良を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の主要部を示す概略図である。本画像形成装置Aにおいて、画像形成は次のように行われる。
感光体1の上方には、感光体1表面を均一に帯電する帯電部材2、及び書き込みユニット3が配置されている。帯電部材2によって均一に帯電された感光体1表面はCPU10からの信号に応じてレーザ光が照射されて感光体1表面に書き込みを行い、静電潜像が形成される。
書き込まれた静電潜像は現像装置4からのトナーによって現像されてトナー像となり、転写装置5によってタイミングを合わせてレジストローラ対11から搬送されてきた転写紙8にトナー像が転写される。
転写後に感光体1上に残ったトナーはクリーニング装置6についているクリーニングブレード7によって掻き取られる。転写紙8は定着装置9によってトナー像が定着されて、機外に排出される。図1において、符号12は濃度センサ、13はクリーニングブレード14を備えた転写クリーニングユニットを示している。
本発明は、感光体1と、感光体上に静電潜像を書き込む書き込みユニット3と、該静電潜像をトナーにより現像する現像装置4と、該感光体上のトナー像を転写紙上に転写する転写装置5と、該転写装置をクリーニングするクリーニングブレード14を有した転写クリーニングユニット13と、を備え、感光体1を主走査方向に複数のエリアに区分けしてそれぞれのエリアごとに書き込みユニットから感光体上に書き込んだ画素数をカウントし、カウントされた画素数に応じて、非作像時に書き込みを行う制御部を有する画像形成装置において、制御部は、転写装置を構成する転写ベルト上の転写紙がある部分の画素を0と計算し、転写紙の存在しない部分の画素に応じて転写クリーニングユニットへのトナー入力量を決めるようにした構成が特徴的である。
図2は書き込みユニットで書き込まれた画像の第1の状態を示す図である。図3は書き込みユニットで書き込まれた画像の第2の状態を示す図である。図4は書き込みユニットで書き込まれた画像の分割の状態を示す図である。
図2に示すような画像を本画像形成装置で作像する場合、図3のような形で感光体1上に潜像が書き込まれていく。すると、図2のAの部分に相当する感光体1のクリーニングブレード7のエッジには多くの転写残トナーが入力されるのに対して、Bの部分に入力されるトナーはほとんどない。
このように感光体1のクリーニンブブレード7のエッジへのトナーの入力量に偏差がある場合に、画像を連続で通紙すると、Aの部分に相当する感光体1のクリーニングブレード7のエッジは磨耗し易くなり、Bの部分に相当するエッジは欠けたり、捲れたりし易くなる。このことは従来技術の特許文献2などでも説明されている。
そこで、感光体1のクリーニングブレード7のエッジへの入力量を算出するために、図4にあるように感光体1のクリーニングブレード7に対して垂直な方向で画像を分割し、それぞれのエリアで書き込んだ画素数を算出するような処理を行う。
具体的には、600dpiの画像に対してクリーニングブレード7を300ドットずつ分割するような形でエリアを区切り、その300ドット幅の縦帯内に書き込まれた画素をRAM16内に和を算出していく。
次に、CPU10が算出した各エリアの画素をROM17内に予め持っているテーブルと比較する。このテーブルの数値との比較で画素が少ないと判断されたエリアについては、その画素に応じたパターンを生成し、非作像時にクリーニングブレード7へのトナー入力量を補正するようなパターンを作像する。
すると作像中にトナー入力の少なかったエリアには多めのトナーが、作像中にトナー入力の多かったエリアには少ないトナーが供給されるので(又は作像中にトナー入力の多かったエリアにはまったくトナーが入力されないので)、クリーニングブレード7への入力トナー量の偏差を均すことができる。
直接転写式の場合は転写紙8がある時は作像したトナーは転写されて転写紙8上にあるか、転写残として感光体クリーニング装置7に入力されるため、転写クリーニングユニット13のところには入力されない。
また、幅の小さい転写紙などでは転写紙の存在しない部分でも転写電流が印加されるので転写紙の存在しない領域に作成された隠しパターンなどは転写されて高い割合で転写クリーニングユニット13に入力される。転写紙間では転写電流を下げることが多いのでパターンを作ってもそれは低い割合でしか転写クリーニングユニット13に入力されない。
これに対して、転写クリーニングユニット13の場合について考えると、転写紙8に転写されるような画像として作成されたパターンはほとんどが転写紙8に、そして転写残は感光体クリーニング装置6に移動する。そのため、転写クリーニング装置13への入力トナーは、
1.順次搬送される転写紙8と転写紙8との間に地肌汚れ(かぶり)として付着しているトナー
2.直接転写ベルト5に書き込まれる画像調整用のパターン
が主なものとなり、実際の画像形成(転写紙に転写される画像)のための画素は転写の入力量には寄与しない。
そのため、書き込みの画素から計算するためには、感光体1のクリーニング装置6のクリーニングブレード7への入力とは別の計算をする必要がある。ここで、求めたいのは転写クリーニングブレード14への入力トナー量の偏差であり、地肌汚れのトナーは全幅均一であるため、転写紙間のパターンの偏差のみを計算すればよい。
本実施の形態では転写ベルト5上で濃度調整用のパターンを読み込むようにしているため、転写紙8と転写紙8の間で15mm(354ドット)×12mm(283ドット)のベタパターンを作成した。この時の書き込みの画素は各エリアに(24ドット+300+30ドット)のように配分された。
従って、各エリアの画素は、
区分0.パターンのいない部分
転写紙間:地肌汚れ分のみ:0
区分1.パターンの一部がある部分
転写紙間:24×283=6742
区分2.パターンがある部分
転写紙間:300×283=84900
区分3.パターンの一部がある部分
転写紙間:30×283=8490
となる。
上述した値を、CPU10中に内蔵されている画素テーブルと、それぞれ比較する。この画素テーブルは、20000ごとに次の表1のような換算係数を持っている。
表1
Figure 2007206344
区分1及び3に関しては画素換算値0、区分2については画素換算値4と計算し、それぞれの端数(区分1なら6742、区分2では84900−80000=4900、区分3では8490)は別途メモリに格納される(この端数は1回横スジパターンを作成するとそのエリアに対してはクリアされる)。
この画素換算値20ごとにそのエリア以外のエリアに対して、1mm(23ドット)の横ラインを発生させるようにした。よって、区分2の偏差についてはパターン5回に1回そのエリアを除く全エリアに横スジを書き込み、転写し、転写ベルトクリーニング装置13にトナー入力した。
この時の横スジは他の各エリアに対して、13800(23×600)の画素を発生させる。そのため、区分3のエリアについてはパターン5回ごとに8490×5+13800=56250の画素が生じるため、パターン36回ごとに1回、区分3のエリアを除くエリアに対して、1mmの横スジを発生させる。
このように転写紙の部分の画素を除いて転写ベルトクリーニングユニット13に直接入力される画素から計算することにより、転写クリーニングユニット13への入力トナー量偏差を抑制することができる。
図5は本発明による画像形成装置の第2の実施の形態の主要部を示す概略図である。この画像形成装置Aでは転写搬送ベルト5上に並んだ複数の感光体1上でそれぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーに対応した画像が形成される。
各感光体1上でのトナー像の形成は、給紙装置15から搬送された転写紙8の転写搬送ベルト5上の動きに合わせて転写できるようにタイミングをずらして行われる。なお、図中、符号TCはトナーカートリッジを示している。
最初にイエローの転写位置でイエローのトナー像が転写紙に転写され、その上にマゼンタのトナー像、シアンのトナー像が順に重ねられ、最後にブラックのトナー像が転写紙上に転写されて定着ユニット9で定着される。また、転写搬送ベルト5上のトナーは転写搬送ベルトクリーニングユニット13のクリーニングブレード14によって清掃される。
この画像形成装置Aでは各感光体クリーニング装置(ここでは詳述せず)に入力されるトナー量は各感光体1に対して書き込まれた画素を計算すれば求められるが、転写に対してはすべての感光体1上に、転写紙間に作成されたパターンが入力されることになる。
そのため、タンデム式の画像形成装置の場合は、各感光体1上の転写紙間相当の位置に作像される画素を区分ごとにすべて加算して、その区分ごとの総画素数を基に転写クリーニングユニット13へのトナー入力量を決めなければならない。
タンデム式の画像形成装置の場合は、感光体クリーニングブレード7への入力量はそれぞれの感光体1上に書き込まれた画素数で決まるが、転写装置は共有しているので、転写装置に面している全感光体1上に書かれた画素数が転写クリーニングユニット13への入力量に影響する。
そこで、転写クリーニングユニット13への入力量を計算する時に転写に面した全感光体1に書き込まれた画素数のそれぞれの区分での和を算出することによって転写クリーニングブレード14に入力されるトナー量を正しく求めることができるので、転写クリーニングブレード14へのトナー入力量の偏差をより均等にすることができ、ブレードの磨耗、欠け、捲れによるクリーニング不良を抑制することができる。
また、最終紙の印刷後にちょうど転写クリーニングユニット13への入力用のパターンを作成する画素数になった場合、イエローステーションで転写クリーニングユニット13への入力用パターンを作成するとイエロー感光体から転写クリーニングユニット13までの移動距離が長いため、空回転が増えてしまう。
これに対して最後の黒で転写クリーニングユニット13の入力用のパターンを作成すれば、転写クリーニングユニット13までの距離が短いため空回転数が抑えられる。空回転数が増えると磨耗による部品劣化が徐々に進むため、空回転数はできるだけ短いほうがよく、最終ステーションにて画像を形成することで空回転を抑制できる。
タンデム式の画像形成装置において、転写クリーニングユニット13へのトナー入力量偏差を修正するためのパターンを最下流のステーションで行うことにより、最上流のステーションから最下流のステーションまでの距離分の移動時間を短縮することができるのでダウンタイムの低減に繋がり、生産性を上げたり、ユーザの待ち時間を減らすことができる。
この画像形成装置Aは線速125mm/秒で生産性が1分間に最大28.5枚であるため、約2.1秒間隔、つまり距離にして263mm間隔で転写紙はレジストローラ11から搬送される。
この時の感光体間距離が98mmであるため、イエローのステーションから黒のステーションまでの距離は294mmとなり、転写紙の搬送間隔263mmより長くなる。
よって、レジストローラ11に最も近い、搬送経路上の最上流のイエローの画像が最初に作像され、その後転写紙8上で画像が重なるようにタイミングを空けて、マゼンタ、シアン、ブラックの画像が形成される。
しかし、2枚以上の連続通紙を行う場合、最下流のブラックの画像を形成するより前に最上流のイエローの作像が始まってしまう。このように、1枚分の処理を完了する前に2枚目の処理が始まってしまうので、2枚分のメモリが必要となる。
つまり、1分間での生産性がn[枚]、プロセス線速v[mm/秒]、最初に書き込みを始める感光体の転写位置から最後に書き込みを行う感光体の転写位置までの間の距離L[mm]である画像形成装置において、L/(60/n×v)を計算し、その小数点以下の数値を繰り上げた数をmとすると、メモリの大きさは、最大転写紙間×書き込み幅×mに相当する面積の画素カウント数を記憶できるように確保されている必要がある。
本実施の形態の計算をすると、294/(60/28.5×125)=1.1172であり、これを小数点以下繰り上げて2となるので、最大転写紙間×書き込み幅×2に相当する画素の記憶領域が確保されていれば、第1の実施の形態と同じような計算が可能となる。
タンデム型の画像形成装置の場合、最後のステーションで書き込み画素を算出している最中に、最初のステーションでは次の印刷のための書き込みが始まっている場合がある。そのような時にも対応できるように、最初のステーションの書き込み位置から最後のステーションの書き込み位置までの距離を考慮したメモリ領域の確保を行う。
これによって、最後のステーションでのカウント中に、最初のステーションで次の印刷のカウントが始まっても、どちらもメモリ(RAM)16に記憶していくことができるから、クリーニングブレード14に入力されるトナー量を正しく求めることができるので、クリーニングブレード14へのトナー入力量の偏差をより均等にすることができ、ブレードの磨耗、欠け、捲れによるクリーニング不良を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態の主要部を示す概略図である。 書き込みユニットで書き込まれた画像の第1の状態を示す図である。 書き込みユニットで書き込まれた画像の第2の状態を示す図である。 書き込みユニットで書き込まれた画像の分割の状態を示す図である。 本発明による画像形成装置の第2の実施の形態の主要部を示す概略図である。
符号の説明
A 画像形成装置、1 感光体、5 転写装置(転写ベルト)、6 感光体のクリーニング装置、7 感光体のクリーニング装置のクリーニングブレード、10 制御部、13 転写クリーニングユニット、14 転写クリーニングユニットのクリーニングブレード、16 RAM(メモリ)、17 ROM

Claims (4)

  1. 感光体と、感光体上に静電潜像を書き込む書き込みユニットと、該静電潜像をトナーにより現像する現像装置と、該感光体上のトナー像を転写紙上に転写する転写装置と、該転写装置をクリーニングするクリーニングブレードを有した転写クリーニングユニットと、を備え、前記感光体を主走査方向に複数のエリアに区分けしてそれぞれのエリアごとに前記書き込みユニットから感光体上に書き込んだ画素数をカウントし、カウントされた画素数に応じて、非作像時に書き込みを行う制御部を有する画像形成装置において、前記制御部は、前記転写装置を構成する転写ベルト上の転写紙がある部分の画素を0と計算し、転写紙の存在しない部分の画素に応じて前記転写クリーニングユニットへのトナー入力量を決めることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転写ベルトに沿って複数の前記感光体が配置されており、前記転写クリーニングユニットへのトナー入力量は各感光体上の転写紙間相当の位置に作像される画素の総和で決めることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記転写クリーニングユニットへの入力パターンは、最後に書き込みを行う感光体上で形成することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 1分間での生産性がn[枚]、プロセス線速v[mm/秒]、最初に書き込みを始める感光体の転写位置から最後に書き込みを行う感光体の転写位置までの間の距離L[mm]、
    L/(60/n×v)
    を計算し、その小数点以下の数値を繰り上げた数をmとする時、最大紙間×書き込み幅×mに相当する面積の画素カウント数を記憶できる大きさのメモリを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
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