JP2007203537A - 凸版印刷装置 - Google Patents
凸版印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007203537A JP2007203537A JP2006023335A JP2006023335A JP2007203537A JP 2007203537 A JP2007203537 A JP 2007203537A JP 2006023335 A JP2006023335 A JP 2006023335A JP 2006023335 A JP2006023335 A JP 2006023335A JP 2007203537 A JP2007203537 A JP 2007203537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- plate
- pressure
- relief
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】 フレキソ版5が装着された版胴5の両端を版胴軸受8により回転可能に支承し、さらに、この両版胴軸受8を下側からエアーシリンダ6により一定の圧力にて別々に独立して支持し、これにより、印刷時にかかる印圧が一定に保持されるようにした。
【選択図】 図2
Description
また、フォトリソグラフィー法に代わって、印刷用ブランケットとしてシリコーン系ゴムを用いたものを使用し、印刷用ブランケットから被印刷体として硝子等の基板へ印刷インキを転写させるオフセット印刷もあるが、この方式は、パターン形成されていない非画線部分のインキは刷版で除去され廃棄されてしまうため、これに代えてインキマイレージに優れたフレキソ印刷方式が注目されつつある。
フレキソ印刷機は、図1に示すように、フレキソ版(凸版)5の版面にインキを供給するためのアニロックスロール(またはアニロックス板)1、版下クッション4を介してパターン形成用のフレキソ版(凸版)5が装着される回転式の版胴2、被印刷基板11が載置される基板定盤3、及びアニロックスロール1の余分なインキを掻き落とすドクターブレード12から構成されている。ここで、事前にフレキソ版(凸版)5の厚みを計測し印刷時の版胴2と基板定盤3の距離を決め、決められた距離を一定に保持しながらインキ転写を行っている。
印刷に際しては、インキ供給機構からアニロックスロールと称される、全体に一様な溝が刻まれたロールにインキを供給する。次いで、アニロックスロールと版胴に保持された印刷版をアニロックスロールに接触させて印刷版(凸版)に一定量のインキを転移させる。最後に印刷版から被印刷基板へインキを転移させることで印刷を行う。
また、印刷においては、印刷版と被印刷基板の間にかかる圧力は重要であり、例えばグラビア印刷ではかなり強い圧力をかけて凹部に入り込んだインキを被印刷基板に転移させる。凸版印刷やフレキソ印刷では、凸部に保持されたインキを被印刷基板に転移させるので、そこまでの圧力は要さないが、それでも印刷版と被印刷基板とが確実に接触する必要がある。そこで、通常は事前に印刷版及び印刷版と版胴との間に挟まれる版下クッションの厚みを考慮し、版胴と基板定盤との距離を決め、ここで決定した距離を固定しながら印刷を行うという方法を採られている。
また、印刷時の衝撃や印圧のバラツキを吸収するために基板定盤側にクッション性の材料を配置することもある(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
また、フレキソ印刷では、印刷前に基板定盤上に感圧フィルムを載せて通常通り基板定盤と版胴間で圧を掛けて印刷面内の印圧のバラツキを確認している。あるいはインキを塗布した版面を一定ポイントで胴着させてニップ幅として確認している。確認した印圧またはニップ幅を見ながら基板定盤の高さを調整し、印刷面内が一定の印圧またはニップ幅となるまで上記方法にて繰り返し調整を行う。
また、基板定盤の高さ調整を行った後も印刷版や版下クッションを交換すると各々の個体差により、または印刷するパターン形状により、その都度ニップの調整が必要であり、作業負荷が大きくなるという問題がある。
このような印圧の変化は、書籍や包装材料などの印刷物に対しては許容できるが、印刷対象が数μmから数nmのインキ厚みを要求される精密部材であった場合、致命的な問題となってしまう。
また、印刷版等の厚みのバラツキを考慮しても全体として許容できる印刷結果が得られる印圧に調整できたとしても、印刷版や版下クッションの交換によりその都度煩雑な位置調整を要し、作業負荷や時間のロスが大きくなるという問題がある。
このような機構を実現する手段としては空圧アクチュエータまたはエアーシリンダ等や油圧アクチュエータまたは油圧シリンダ等を挙げることができる。空圧アクチュエータは手軽に扱うことができ、また油圧アクチュエータは強力で再現性に優れるため、支持する版胴または被印刷定盤の重さやサイズに応じて選択することができる。ここでは、印圧保持機構にエアーシリンダを用い、版胴の軸を2点で支持した例について図面を参照して説明する。
前記フレキソ版5は版基材51上に形成され、この版基材51を含めたフレキソ版5は版下クッション4を介して版胴2の外周面に装着されている。また、前記版胴2の一端軸部には、版胴2の回転バランスを取るためのバランサー7が設けられており、版胴2の他端軸部には、版胴2を回転駆動するための版胴駆動モータ23が設けられている。
また、本実施例1では、版胴5の両端をエアーシリンダ6により2点で支持する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、版胴5及び基板定盤3の一方又は両方をエアーシリンダ6により2点以上の箇所で支持する構成であってもよい。
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。
Claims (6)
- 凸版を印刷版とする凸版印刷装置であって、
前記凸版を設置する回転式の版胴と、被印刷基板を載置する基板定盤と、前記凸版にインキを供給するインキ供給装置を有し、
前記版胴に設置された前記凸版と前記基板定盤に載置された前記被印刷基板との間にかかる印刷面内の印圧を印刷中に一定に保持する印圧保持機構を備えることを特徴とする凸版印刷装置。 - 前記印圧保持機構は、前記凸版と前記被印刷基板との間の印圧の変化を感知し、前記印圧が一定に保持されるように前記版胴及び前記基板定盤の一方又は両方を前記印圧の変化に応じて上下に移動する上下動手段から構成したことを特徴とする請求項1記載の凸版印刷装置。
- 前記版胴及び基板定盤の一方又は両方は2点以上の前記上下動手段で支持され、この各上下動手段は各支持点ごとに独立して動作されることを特徴とする請求項2記載の凸版印刷装置。
- 前記上下動手段は油圧または空圧アクチュエータであることを特徴とする請求項2または3記載の凸版印刷装置。
- 前記基板定盤は回転可能な圧胴であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の凸版印刷装置。
- 前記印圧の変化を感知して上下に移動されるのは版胴であることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の凸版印刷装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006023335A JP2007203537A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 凸版印刷装置 |
US11/604,074 US7546803B2 (en) | 2006-01-30 | 2006-11-22 | Letterpress printing machine |
US12/463,333 US20090217834A1 (en) | 2006-01-30 | 2009-05-08 | Letterpress Printing Machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006023335A JP2007203537A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 凸版印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007203537A true JP2007203537A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38483421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006023335A Pending JP2007203537A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-31 | 凸版印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007203537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101124842B1 (ko) * | 2010-06-09 | 2012-03-26 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 배향막 형성용 전사판 및 이를 이용한 배향막 검사방법 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53162888U (ja) * | 1977-05-17 | 1978-12-20 | ||
JPS55161650A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-16 | Hitachi Ltd | Flexographic printing device and method for printing on thin film using the same |
JPS5756140U (ja) * | 1980-09-16 | 1982-04-01 | ||
JPS63217324A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Toshiba Corp | 薄膜の印刷方法 |
JPH01102519A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-20 | Stanley Electric Co Ltd | 異型液晶セルの製造方法 |
JPH029636A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フレキソ輪転機 |
JPH02248250A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-04 | Kawasan Senshoku Kk | 捺染機 |
JPH04240819A (ja) * | 1991-01-25 | 1992-08-28 | Nec Corp | 配向膜印刷版 |
JP2002506400A (ja) * | 1998-05-01 | 2002-02-26 | ムーア ユー.エス.エイ.インコーポレイテッド | 可動アニロックスロールによる選択的フレキソ印刷 |
JP2003205600A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-07-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 印圧監視装置 |
JP2004322416A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷方法と印刷装置及びこの印刷装置を用いたカラーフィルタの製造方法とカラーフィルタ |
-
2006
- 2006-01-31 JP JP2006023335A patent/JP2007203537A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53162888U (ja) * | 1977-05-17 | 1978-12-20 | ||
JPS55161650A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-16 | Hitachi Ltd | Flexographic printing device and method for printing on thin film using the same |
JPS5756140U (ja) * | 1980-09-16 | 1982-04-01 | ||
JPS63217324A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Toshiba Corp | 薄膜の印刷方法 |
JPH01102519A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-20 | Stanley Electric Co Ltd | 異型液晶セルの製造方法 |
JPH029636A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フレキソ輪転機 |
JPH02248250A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-04 | Kawasan Senshoku Kk | 捺染機 |
JPH04240819A (ja) * | 1991-01-25 | 1992-08-28 | Nec Corp | 配向膜印刷版 |
JP2002506400A (ja) * | 1998-05-01 | 2002-02-26 | ムーア ユー.エス.エイ.インコーポレイテッド | 可動アニロックスロールによる選択的フレキソ印刷 |
JP2003205600A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-07-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 印圧監視装置 |
JP2004322416A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷方法と印刷装置及びこの印刷装置を用いたカラーフィルタの製造方法とカラーフィルタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101124842B1 (ko) * | 2010-06-09 | 2012-03-26 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 배향막 형성용 전사판 및 이를 이용한 배향막 검사방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1713311B1 (en) | Apparatus for manufacturing electronic devices using roll-to-roll rotary pressing process | |
JP5218352B2 (ja) | オフセット印刷方法及び装置 | |
TWI482546B (zh) | 用於賦能印刷之電子元件的滾動機構 | |
JP2010241069A (ja) | オフセット印刷方法及び装置 | |
JP2008230177A (ja) | 凸版印刷装置 | |
JP2008296547A (ja) | 凸版印刷装置 | |
JP2011110733A (ja) | 印刷用ロールと版、印刷対象の平行度制御方法及び装置 | |
JP2009190254A (ja) | 凸版印刷装置のアライメント方法及び凸版印刷装置及び印刷物 | |
JP2007090885A (ja) | 箔転写装置 | |
JP2007203537A (ja) | 凸版印刷装置 | |
KR20080040310A (ko) | 인쇄장치 및 인쇄방법 | |
WO2010122809A1 (ja) | オフセット印刷方法及び装置 | |
JP4962855B2 (ja) | 印圧判定方法、凸版印刷機、凸版印刷用の刷版、および凸版印刷機の版胴の刷版の製造方法 | |
JP2013208826A (ja) | 薄膜印刷方法および薄膜印刷装置 | |
JP2011104957A (ja) | 印刷装置の印圧制御方法及び装置 | |
JP2007076038A (ja) | オフセット印刷装置 | |
JP2007245417A (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
JPH05237984A (ja) | オフセット印刷機 | |
JP2010284829A (ja) | オフセット印刷方法及び装置 | |
KR100793664B1 (ko) | 인쇄장치 | |
JP5434434B2 (ja) | 機能性薄膜印刷装置 | |
JPH05169622A (ja) | オフセット印刷方法及びその装置 | |
JP2014144575A (ja) | 機能性薄膜形成用印刷装置及び機能性薄膜形成方法 | |
KR20240028735A (ko) | 인쇄장치 및 인쇄방법 | |
JP2007185872A (ja) | 印刷機および印刷方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120417 |