JP2007201967A - VoIP端末通話品質制御システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 APが保留中でも通話帯域を確保し、VoIP端末が保留再応答したとしても切り戻り失敗することなく、音声品質を保証することができるVoIP端末通話品質制御システムを提供すること。
【解決手段】 システム内APの内のハンドオーバー移行元APは、VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、保留状態を示す保留ステータス情報、及び通話台数データを格納するRAM203を有する。CPU202は、LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信フレームを監視し、接続しているVoIP端末が切断されたか否か判定する。前記端末が切断されていない場合、前記パケット中に保留通知応答コマンドが存在するか否かを判定する。存在する場合には前記保留ステータス情報を削除し、通話台数を減算する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、VoIP端末が保留再応答したとしても切り戻り失敗することなく、音声品質を保証することができ、たとえ保留中にハンドオーバーしても、移行先APで通話帯域を確保し、保留再応答後されたとしても切り戻り失敗することなく、音声品質を保証することができるVoIP端末通話品質制御システム、方法、プログラム、記録媒体に関する。
従来の無線LAN(Local Area Network)システムにおいて、VoIP(Voice Over IP)通信などリアルタイムな通信には、通信本数が増えるに従って、アクセスポイント(以下APと呼ぶ)の帯域を圧迫し、パケットが遅延もしくは廃棄されることから、途切れなどの現象が発生し、快適に通信を行うことが困難になるという課題があった。
これらの課題を解決すべく、例えば同一AP配下のVoIP通話数に制限を設け、制限数以上のVoIP端末の発信(または着信)に対してはDis−Associationフレームを送信し、通話を拒否し、制限数を超えないようにして、高品質の通話を実現する技術が知られている。
すなわち、通話数制限機能をもつAP配下において、保留を通話と認識せず、保留中に通話数制限が最大数になると保留再応答後切断もしくは解放されるのである。
なお、従来技術として以下の特許文献1を参照されたい。
特開平05−284097号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような問題がある。
第1にAPが1台ある環境において、端末が保留時には、RTP(Real-time Transport Protocol)の通信が行われないため通話数が減算され、この間通話数が最大数に達すると、保留再応答の発信(または着信)に対しDis−Associationフレームが返信され、ハンドオーバーし、APサーチ後、再度Dis−Associationフレームを受信し、最後にタイムアウトにより、切り戻りできなくなるという課題が生じる。これはSIP(Session Initiation Protocol)プロキシー機能をもつAPであれば解決するが、SIPプロキシー機能をAPに付加するためにはハードウェアの高機能化による高価格化や接続できるSIPサーバーが限定される等の欠点がある。
第2にAPが複数台ある環境において、端末が保留時に、他のAPにハンドオーバーする場合、ハンドオーバー先のAPの通話数に空きがなければ保留を再応答できなくなり、通話が切断されてしまう。この課題ついてはAP間を制御するWLANコントローラーを有する製品があれば実現できるが、大変高価となってしまう。
そこで本発明は、安価に上記した課題を解決できるVoIP端末通話品質制御システム、方法、プログラム、記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
本発明に係るVoIP端末通話品質制御システムの第1の態様による発明は、
LAN(Local Area Network)アクセスポイントと、VoIP(Voice Over IP)端末とからなる通信システムにおいて、
前記アクセスポイントが、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報と、通話台数データとからなる保留情報を格納するデータ格納テーブルと、
LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視し、当該送受信パケットと、あらかじめメモリに設定された保留開始コマンドのビット列とを比較し、当該被監視パケットから前記保留開始コマンドのビット列と一致するビット列が検出された場合、当該パケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報を前記保留ステータス情報格納テーブルに格納し、前記通話台数データの変更を行わないよう制御するCPUを有することを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御システムの第2の態様による発明は、
複数のLANアクセスポイントと、VoIP(Voice Over IP)端末とからなる通信システムにおいて、
前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行元アクセスポイントが、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するデータ格納テーブルと、
LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信フレームを監視し、接続しているVoIP端末がフレームレイヤーで切断されたか否か判定し、当該端末がフレームレイヤーで切断されている場合フレームレイヤーで切断されたVoIP端末のMACアドレスが前記テーブルに格納されているか否か、及び前記保留ステータス情報が前記テーブルに保持されているか否か判定し、前記MACアドレスが前記テーブルに格納され、かつ前記保留ステータス情報が検出された場合、保留通知要求コマンドを全アクセスポイントに送出し、前記端末がフレームレイヤーで切断されていない場合、前記パケット中に保留通知応答コマンドが存在するか否かを判定し、存在する場合には前記保留ステータス情報を削除し、通話台数を減算するよう制御するCPUを有することを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御システムの第3の態様による発明は、
前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイントが、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するデータ格納テーブルと、
全ての送受信フレーム・パケットについて監視し、前記全アクセスポインに対して送信された保留通知要求コマンドを受信したか判定し、受信判定された場合前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレスと仮保留ステータス情報を書込み、非受信判定された場合フレームレイヤーで接続中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を保持しているか否か確認し、保持判定された場合前記テーブルに格納された仮保留ステータス情報を保留ステータス情報に変更し、前記通話台数データを新たに加算し、保留通知応答コマンドを全アクセスポイントに通知するよう制御するCPUを有することを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御システムの第4の態様による発明は、
前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイント及びハンドオーバー移行元アクセスポイント以外のアクセスポイントが、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留ステータス情報及び通話台数データを格納するデータ格納テーブルと、
LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視し、保留通知要求コマンドを受信したか否か判定し、受信判定された場合前記テーブルに、保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を書込み、非受信判定された場合保留通知応答コマンドを受信したか否か確認し、受信判定された場合前記テーブルに格納されたMACアドレスと仮保留ステータス情報を削除するよう制御するCPUを有することを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御方法の第1の態様による発明は、
LANアクセスポイントと、VoIP端末とからなる通信システムのVoIP端末通話品質制御方法において、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視するステップと、
当該送受信パケットと、あらかじめメモリに設定された保留開始コマンドのビット列とを比較するステップと、
当該被監視パケットから前記保留開始コマンドのビット列と一致するビット列が検出された場合、当該パケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報を前記保留ステータス情報格納テーブルに格納するステップを有し、
前記通話台数データの加減算を行わないことを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御方法の第2の態様による発明は、
複数のLANアクセスポイントと、VoIP(Voice Over IP)端末とからなる通信システム内のハンドオーバー移行元アクセスポイントにおけるVoIP端末通話品質制御方法において、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信フレームを監視するステップと、
接続しているVoIP端末がフレームレイヤーで切断されたか否か判定するステップと、
当該端末がフレームレイヤーで切断されている場合、フレームレイヤーで切断されたVoIP端末のMACアドレスを前記テーブルに格納されているか否か、及び前記保留ステータス情報が前記テーブルに保持されているか否か判定するステップと、
前記MACアドレスが前記テーブルに格納され、かつ前記保留ステータス情報が検出された場合、保留通知要求コマンドを全アクセスポイントに送出するステップと、
前記端末がフレームレイヤーで切断されていない場合、前記パケット中に保留通知応答コマンドが存在するか否かを判定するステップと、
保留通知応答コマンドが存在する場合には前記保留ステータス情報を削除し、通話台数を減算するステップを有することを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御方法の第3の態様による発明は、
前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイントにおいて、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
全ての送受信フレーム・パケットについて監視するステップと、
前記全アクセスポインに対して送信された保留通知要求コマンドを受信したか判定するステップと、
前記保留通知要求コマンドが受信された場合、前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレスと仮保留ステータス情報を書込むステップと、
前記保留通知要求コマンドが受信されなかった場合、フレームレイヤーで接続中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を保持しているか否か確認するステップと、
保持判定された場合、前記テーブルに格納された仮保留ステータス情報を保留ステータス情報に変更し、前記通話台数データを新たに加算し、保留通知応答コマンドを全アクセスポイントに通知するステップを有することを特徴とする。
また、本発明に係るVoIP端末通話品質制御方法の第4の態様による発明は、
前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイント及びハンドオーバー移行元アクセスポイント以外のアクセスポイントにおいて、
VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視するステップと、
保留通知要求コマンドを受信したか否か判定するステップと、
前記保留通知要求コマンドが受信された場合、前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を書込むステップと、
前記保留通知要求コマンドが受信されなかった場合、前記保留通知応答コマンドを受信したか否か確認するステップと、
受信判定された場合、前記テーブルに格納されたMACアドレスと仮保留ステータス情報を削除するステップを有することを特徴とする。
第1の効果は、APが保留中でも通話帯域を確保しているため、端末が保留再応答したとしても切り戻り失敗することなく、音声品質を保証することができることである。
第2の効果は、保留中にハンドオーバーしても、移行先APで通話帯域を確保し、保留再応答後されたとしても切り戻り失敗することなく、音声品質を保証することができることである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明によるVoIP端末通話品質制御システムは、プログラム制御により動作する無線LANアクセスポイントAP100、AP104(AP100と104は十分離れている)と互いにVoIP通話可能なVoIP端末装置101(無線LAN)とVoIP端末102(有線LAN)を含んで構成される。
図2を参照すると、AP100(もしくはAP104)はROM201、CPU202、RAM203、無線LAN部204、有線LAN部205をそれぞれ有する。
ROM201は制御プログラムや各設定値を格納している。CPU202はその制御プログラムに基づいてVoIP通話数制御などの演算処理を行う。RAM203はCPU202のワークエリアとして制御プログラムの実行に伴うデータの一時的な保管を行う。無線LAN部204はIEEE802.11に基づく機能を有しVoIP端末101を無線で接続できる。有線LAN部205はIEEE802.3に基づく機能を有し、有線でVoIP端末102を接続できる。
次に、図1〜図7(図3〜図6はフローチャート)を参照して本実施の形態の動作について説明する。なお、便宜上、VoIP通信を行う呼制御プロトコルとして、SIPを対象に説明するが、H.323やMGCPなど他の呼制御プロトコルでも適用可能である。
また、説明の便宜上、APの機能を複数に分けて説明している(図3〜6)が、実際は同一のAPで全ての機能を含んでいるものとする。
(同一AP内での保留、保留再応答の説明)
RAMにはVoIP通信を行っている無線LANに接続されたVoIP端末のMACアドレスと保留ステータス情報を格納するテーブルを有するものとし、通話中であれば保留ステータス情報には空データが格納している。
まず、AP(100)は無線LANに接続されたVoIP端末(101)の全ての送受信パケット(レイヤー3)について監視を行う(図3−ステップA1)。
次に、そのパケットについて、あらかじめROM(201)に設定したビット列である、保留コマンド(SIPであればINVITE中のSDPメディア属性がsendonlyである場合)と比較を行う(図3−ステップA2)。
本比較の結果がYES(等しい)であった場合、そのパケットに含まれるVoIP端末のMACアドレスに対応する保留ステータス情報(保留中であることを意味する情報)をメモリに格納し、RAM中の通話台数(203)は変更せず、スタートに戻る(図3−ステップA3)。
ステップA2の判定結果がNOであった場合に、保留再応答のビット列と送受信パケットと比較を行う(図3−ステップA4)。なお、保留再応答の判別は、SIPであれば受信したINVITE中のMACアドレスと、そのMACアドレスのRAM中の保留ステータス情報より、保留中であれば保留再応答ビット列であると判断する。SIP以外の場合、保留再応答を区別できるビット列があれば、あらかじめROM(201)に設定してもよい。
本判定の結果がYESであった場合、そのパケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報をメモリ上から削除し、通話状態とみなす(図3−ステップA5)。ステップA4の判定結果がNOであればスタートに戻る。
(端末が保留中、ハンドオーバーする動作の説明)
以下、VoIP端末が保留中にAP−100からAP−104にハンドオーバーする一連の流れを説明する。なお、図7のシーケンスはVoIP端末(STA)が保留中に、AP(100)からAP(104)にハンドオーバーする一連の動作を示している。
(1)ハンドオーバー移行元AP(100)の動作
RAMには、VoIP通信を行っている無線LANに接続されたVoIP端末のMACアドレスと、保留ステータスを格納するテーブルを有するものとし、通話中であれば保留ステータス情報には空データが格納している。
まず、AP(100)は無線LANに接続されたVoIP端末(101)の全ての送受信フレーム(レイヤー2)について監視を行う(図4−ステップB1)。
次に、VoIP端末がフレームレイヤー(レイヤー2)で切断したことを判定する(図4−ステップB2)。なお、フレームレイヤーで切断したか否かの判定は、APがDis−Associationフレームを受信したか、もしくはIAPPによるメッセージを受信したかで判定を行う。
本判定の結果がYESであった場合、フレームレイヤーで切断したVoIP端末のMACアドレスがRAM上に格納されているか否か、及びその保留ステータスが保留中であるか否かを判定する(図4−ステップB3)。
本判定の結果がYESであれば、保留通知要求コマンド(マルチキャスト)を全APに通知し、スタートに戻る(図4−ステップB4)。ここで保留通知要求は、保留中のVoIP端末のMACアドレスと保留通知要求フラグをマルチキャストパケット中に含んでいるメッセージであり、端末の保留情報、すなわちMACアドレス及び仮保留ステータス情報を全APに通知する役割をもつ。
ここで、仮保留ステータス情報とはハンドオーバー移行元APからハンドオーバー移行先APへハンドオーバーする際、ハンドオーバー移行元APにおいて保留ステータス情報を仮の保留ステータス情報として発行し、その発行された仮保留ステータス情報を保留通知要求コマンドに含めて他のすべてのAPに送出する。
ステップB2の判定結果がNOであった場合、パケット中に保留通知応答(マルチキャスト)が存在するかを判定する(図4−ステップB5)。ここで保留通知応答は、保留中のVoIP端末のMACアドレスと、保留通知応答フラグをマルチキャストパケット中に含んでいるメッセージであり、端末の保留情報を全APに通知する役割をもつ。
本判定の結果がYESであれば、メモリ上にある端末の保留情報(MACアドレス及び仮保留ステータス情報)を削除し、通話台数を減算する(図4−ステップB6)。ステップB3及びステップB5の判定結果がNOであった場合、スタートに戻る。
(2)ハンドオーバー移行先AP(AP−104)の動作
まず、AP(104)は全ての送受信フレーム・パケットについて監視を行う(図5−ステップC1)。次に、保留通知要求(マルチキャスト)を受信したか判定する(図5−ステップC2)。なお、保留通知要求はステップB4で全APに対して送信された情報である。
本判定の結果がYESであった場合、RAM上に、保留通知要求中にある保留中のVoIP端末のMACアドレスと仮保留ステータスを書込み(図5−ステップC3)、スタートに戻る。但し、メモリ上の通話台数は加算しない。
ステップC2の判定がNOであった場合、フレームレイヤー(レイヤー2)で接続中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータスを保持しているかをメモリ上で確認する。なお、フレームレイヤーで接続中のVoIP端末とは、APがAssociation応答した端末である。
本判定の結果がYESであった場合、メモリ上にある仮保留ステータスを保留ステータスに変更し、メモリ上の通話台数を加算(新たに1通話確保)し、保留通知応答(マルチキャスト)を全APに通知し、スタートに戻る(図5−ステップC5)。ステップC4の判定結果がNOであった場合、スタートに戻る。
(3)その他のAPの動作
まず、AP(100、104以外のAP)は全ての送受信パケットについて監視を行う(図6−ステップD1)。次に、保留通知要求(マルチキャスト)を受信したか判定する(図6−ステップD2)。なお、保留通知要求は図4−B4で全APに対して送信された情報である。
本判定の結果がYESであった場合、メモリ上に、保留通知要求中にある保留中のVoIP端末のMACアドレスと仮保留ステータスを書込み(図6−ステップD3)、スタートに戻る。但し、メモリ上の通話台数は加算しない。
ステップD2の判定がNOであった場合、保留通知応答(マルチキャスト)を受信したかどうか確認する(図6−ステップD4)。
本判定の結果がYESであった場合、メモリ上の保留情報(MACアドレス及び仮保留ステータス)を削除し(図6−ステップD5)、スタートに戻る。ステップD4の判定結果がNOであった場合、スタートに戻る。
また、発明対象としては、上記VoIP端末通話品質制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるプログラムも含み、このプログラムはプログラムそのものであってもよいし、このプログラムがコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されているものであってもよい。
本発明では、この記録媒体として、マイクロコンピュータで処理が行なわれるために必要なメモリ、例えばROMのようなものそのものがプログラムメディアであってもよいし、また、図示していない外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはマイクロコンピュータがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、FD(フレキシブルディスク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、本発明においては、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め装置本体に格納しておくか、あるいは別の記録媒体からインストールされるものであってもよい。
さらに、本発明では、プログラム自体として、マイクロコンピュータで実行される処理そのものであってもよいし、あるいはインターネットを含む通信ネットワークとアクセスすることで取り込める、あるいは取り込めたものであってもよいし、こちらから送り出すものであってもよい。
また、上記した各実施の形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。例えば、保留ステータスを他のAPに通知する手段として、マルチキャストを使用したが、個々のAPのアドレスを知ることが出来れば、保留通知要求・保留通知応答にユニキャストを使用してもよい。
本発明のVoIP端末通話品質制御システムの全体構成を示した図である。 VoIP端末通話品質制御システム内のAPの内部構成を示したブロック図である。 同一AP内での保留、保留再応答の動作を説明するためのフローチャートである。 ハンドオーバー移行元APの動作を説明するためのフローチャートである。 ハンドオーバー移行先APの動作を説明するためのフローチャートである。 その他のAPの動作を説明するためのフローチャートである。 端末が保留中、ハンドオーバーする一連の動作を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
100,104 AP
101,102 VoIP端末
103 バスライン
201 ROM
202 CPU
203 RAM
204 無線LAN部
205 有線LAN部

Claims (18)

  1. LAN(Local Area Network)アクセスポイントと、VoIP(Voice Over IP)端末とからなる通信システムにおいて、
    前記アクセスポイントは、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報と、通話台数データとを格納するデータ格納テーブルと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視し、当該送受信パケットと、あらかじめ設定された保留開始コマンドのビット列とを比較し、当該被監視パケットから前記保留開始コマンドのビット列と一致するビット列が検出された場合、当該パケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報を前記保留ステータス情報格納テーブルに格納し、前記通話台数データの変更を行わないよう制御するCPUを有することを特徴とするVoIP端末通話品質制御システム。
  2. 前記送受信パケットと前記保留開始コマンドのビット列とを比較した結果、当該被監視パケットから前記保留開始コマンドのビット列と一致したビット列が検出されなかった場合、前記送受信パケットと端末保留再応答のビット列とを比較判定し、当該被監視パケットから前記端末保留再応答のビット列と一致したビット列が検出された場合、当該送受信パケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報を前記テーブルから削除し、通話状態が維持されることを特徴とする請求項1記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  3. 保留再応答状態か否かの判別は、通信制御プロトコルがSIP(Session Initiation Protocol)であれば受信したINVITE中のMACアドレスと保留ステータス情報に基づいて判断され、保留中であれば保留再応答ビット列と一致するか否かで判断されることを特徴とする請求項2記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  4. 通信制御プロトコルが前記SIP以外の場合には、保留再応答を区別できるビット列があらかじめ前記テーブルに設定し、当該ビット列と一致するか否かで判定されることを特徴とする請求項2記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  5. 複数のLANアクセスポイントと、VoIP(Voice Over IP)端末とからなる通信システムにおいて、
    前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行元アクセスポイントは、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するデータ格納テーブルと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信フレームを監視し、接続しているVoIP端末がフレームレイヤーで切断されたか否か判定し、当該端末がフレームレイヤーで切断されている場合フレームレイヤーで切断されたVoIP端末のMACアドレスが前記テーブルに格納されているか否か、及び前記保留ステータス情報が前記テーブルに保持されているか否か判定し、前記MACアドレスが前記テーブルに格納され、かつ前記保留ステータス情報が検出された場合、当該保留ステータス情報を仮保留ステータス情報として発行し、仮保留ステータス情報を含む保留通知要求コマンドを全アクセスポイントに送出し、前記端末がフレームレイヤーで切断されていない場合、前記パケット中に保留通知応答コマンドが存在するか否かを判定し、存在する場合には前記保留ステータス情報を削除し、通話台数を減算するよう制御するCPUを有することを特徴とするVoIP端末通話品質制御システム。
  6. 前記保留通知要求コマンドは、保留中のVoIP端末のMACアドレスと保留通知要求フラグをマルチキャストパケット中に含んでいるメッセージであり、前記端末のMACアドレス及び前記仮保留ステータス情報を全アクセスポイントに通知する機能を有することを特徴とする請求項5記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  7. 前記保留通知応答コマンドは、保留中のVoIP端末のMACアドレスと保留通知応答フラグをマルチキャストパケット中に含んでいるメッセージであり、前記端末のMACアドレス及び前記仮保留ステータス情報を全アクセスポイントに通知する機能を有することを特徴とする請求項5記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  8. 前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイントは、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するデータ格納テーブルと、
    全ての送受信フレーム・パケットについて監視し、前記全アクセスポインに対して送信された保留通知要求コマンドを受信したか判定し、受信判定された場合前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中に存在する保留中のVoIP端末のMACアドレス及び前記仮保留ステータス情報を書込み、非受信判定された場合フレームレイヤーで接続中のVoIP端末のMACアドレス及び前記仮保留ステータス情報を保持しているか否か確認し、保持判定された場合前記テーブルに格納された仮保留ステータス情報を保留ステータス情報に変更し、前記通話台数データを新たに加算し、保留通知応答コマンドを全アクセスポイントに通知するよう制御するCPU
    を有することを特徴とする請求項5記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  9. 前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイント及びハンドオーバー移行元アクセスポイント以外のアクセスポイントは、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留ステータス情報及び通話台数データを格納するデータ格納テーブルと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視し、保留通知要求コマンドを受信したか否か判定し、受信判定された場合前記テーブルに、保留中のVoIP端末のMACアドレス及び前記仮保留ステータス情報を書込み、非受信判定された場合保留通知応答コマンドを受信したか否か確認し、受信判定された場合前記テーブルに格納されたMACアドレスと前記仮保留ステータス情報を削除するよう制御するCPU
    を有することを特徴とする請求項8記載のVoIP端末通話品質制御システム。
  10. LANアクセスポイントと、VoIP端末とからなる通信システムのVoIP端末通話品質制御方法において、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視するステップと、
    当該送受信パケットと、あらかじめメモリに設定された保留開始コマンドのビット列とを比較するステップと、
    当該被監視パケットから前記保留開始コマンドのビット列と一致するビット列が検出された場合、当該パケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報を前記保留ステータス情報格納テーブルに格納するステップを有し、
    前記通話台数データの加減算を行わないことを特徴とするVoIP端末通話品質制御方法。
  11. 複数のLANアクセスポイントと、VoIP(Voice Over IP)端末とからなる通信システム内のハンドオーバー移行元アクセスポイントにおけるVoIP端末通話品質制御方法において、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信フレームを監視するステップと、
    接続しているVoIP端末がフレームレイヤーで切断されたか否か判定するステップと、
    当該端末がフレームレイヤーで切断されている場合、フレームレイヤーで切断されたVoIP端末のMACアドレスを前記テーブルに格納されているか否か、及び前記保留ステータス情報が前記テーブルに保持されているか否か判定するステップと、
    前記MACアドレスが前記テーブルに格納され、かつ前記保留ステータス情報が検出された場合、当該保留ステータス情報を仮保留ステータス情報として発行し、仮保留ステータス情報を含む保留通知要求コマンドを全アクセスポイントに送出するステップと、
    前記端末がフレームレイヤーで切断されていない場合、前記パケット中に保留通知応答コマンドが存在するか否かを判定するステップと、
    保留通知応答コマンドが存在する場合には前記保留ステータス情報を削除し、通話台数を減算するステップ
    を有することを特徴とするVoIP端末通話品質制御方法。
  12. 前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイントにおいて、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    全ての送受信フレーム・パケットについて監視するステップと、
    前記全アクセスポインに対して送信された保留通知要求コマンドを受信したか判定するステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信された場合、前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中に存在する保留中のVoIP端末のMACアドレス及び前記仮保留ステータス情報を書込むステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信されなかった場合、フレームレイヤーで接続中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を保持しているか否か確認するステップと、
    保持判定された場合、前記テーブルに格納された仮保留ステータス情報を保留ステータス情報に変更し、前記通話台数データを新たに加算し、保留通知応答コマンドを全アクセスポイントに通知するステップ
    を有することを特徴とする請求項11記載のVoIP端末通話品質制御方法。
  13. 前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイント及びハンドオーバー移行元アクセスポイント以外のアクセスポイントにおいて、
    VoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視するステップと、
    保留通知要求コマンドを受信したか否か判定するステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信された場合、前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を書込むステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信されなかった場合、前記保留通知応答コマンドを受信したか否か確認するステップと、
    受信判定された場合、前記テーブルに格納されたMACアドレスと仮保留ステータス情報を削除するステップ
    を有することを特徴とする請求項12記載のVoIP端末通話品質制御方法。
  14. コンピュータに、
    LANアクセスポイントとの間でVoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視するステップと、
    当該送受信パケットと、あらかじめメモリに設定された保留開始コマンドのビット列とを比較するステップと、
    当該被監視パケットから前記保留開始コマンドのビット列と一致するビット列が検出された場合、当該パケットに含まれるVoIP端末の保留ステータス情報を前記保留ステータス情報格納テーブルに格納するステップ
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  15. コンピュータに、
    ハンドオーバー移行元アクセスポイントとの間でVoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信フレームを監視するステップと、
    接続しているVoIP端末がフレームレイヤーで切断されたか否か判定するステップと、
    当該端末がフレームレイヤーで切断されている場合、フレームレイヤーで切断されたVoIP端末のMACアドレスを前記テーブルに格納されているか否か、及び前記保留ステータス情報が前記テーブルに保持されているか否か判定するステップと、
    前記MACアドレスが前記テーブルに格納され、かつ前記保留ステータス情報が検出された場合、保留通知要求コマンドを全アクセスポイントに送出するステップと、
    前記端末がフレームレイヤーで切断されていない場合、前記パケット中に保留通知応答コマンドが存在するか否かを判定するステップと、
    保留通知応答コマンドが存在する場合には前記保留ステータス情報を削除し、通話台数を減算するステップ
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  16. コンピュータに、
    ハンドオーバー移行先アクセスポイントとの間でVoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留状態を示す保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    全ての送受信フレーム・パケットについて監視するステップと、
    前記全アクセスポインに対して送信された保留通知要求コマンドを受信したか判定するステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信された場合、前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレスと仮保留ステータス情報を書込むステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信されなかった場合、フレームレイヤーで接続中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を保持しているか否か確認するステップと、
    保持判定された場合、前記テーブルに格納された仮保留ステータス情報を保留ステータス情報に変更し、前記通話台数データを新たに加算し、保留通知応答コマンドを全アクセスポイントに通知するステップ
    を実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. コンピュータに、
    前記アクセスポイントの内のハンドオーバー移行先アクセスポイント及びハンドオーバー移行元アクセスポイント以外のアクセスポイントとの間でVoIP通信を行っているVoIP端末のMACアドレスと、当該MACアドレスに対応し、前記VoIP端末の保留ステータス情報及び通話台数データを格納するステップと、
    LANに接続されたVoIP端末の全ての送受信パケットを監視するステップと、
    保留通知要求コマンドを受信したか否か判定するステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信された場合、前記テーブルに、前記保留通知要求コマンド中にある保留中のVoIP端末のMACアドレス及び仮保留ステータス情報を書込むステップと、
    前記保留通知要求コマンドが受信されなかった場合、前記保留通知応答コマンドを受信したか否か確認するステップと、
    受信判定された場合、前記テーブルに格納されたMACアドレスと仮保留ステータス情報を削除するステップ
    を実行させることを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  18. 請求項14〜17記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリを含む。)。
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