JP2007201580A

JP2007201580A - 壁掛けｔｖの存在を、未視聴時に目立たなくする一連の装置。

Info

Publication number: JP2007201580A
Application number: JP2006014731A
Authority: JP
Inventors: Eiji Shiraishi; 映慈白石
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-01-24
Filing date: 2006-01-24
Publication date: 2007-08-09

Abstract

【課題】未視聴時の壁掛けＴＶの画面はさしずめ四角い巨大ブラックホールのようであり、多くの場合部屋の雰囲気を損なうことが多い。そこでこの発明は、未視聴時に壁掛けＴＶの存在を目立たなくすることを課題とする。
【解決手段】第一発明は、壁掛けＴＶを設置する壁面と同じ模様を表示することにより、未視聴時に壁掛けＴＶの存在を目立たなくする電子壁紙。これには人感知センサーを組み込み、原則として室内に人がいない場合は、電子壁紙は作動しない。又、第二発明は、視聴時には壁と同じ模様の壁掛けＴＶカバーを、上又は下に、平行移動又は巻き込む機構を第一発明に追加し、未視聴時には完全にＴＶカバーと壁が面一化する機構である。
【選択図】図１

Description

この発明は、未視聴時の壁掛けＴＶ画面に、壁掛けＴＶを設置する壁面と同じ模様を電子的に表示し、又更に、壁と同じ模様の壁掛けＴＶカバーを使用することにより、未視聴時に壁掛けＴＶの存在を全く目立たなくする装置に関する。壁掛けＴＶとは、奥行きが最大１５ｃｍ位で、壁面に設置することが可能な、プラズマTV,液晶TV、ＳＥＤ等々の総称である。

目に優しい調光技術、スクリーンセーバー、デジタルカメラ、防犯センサー、各種のカバー可動機構。

本発明の数々は、未視聴時の壁掛けＴＶの存在を目立たなくすることを課題とする。壁掛けＴＶは大画面が多いため未視聴時にはさしずめ四角い巨大ブラックホールのようであり、多くの場合部屋の雰囲気を損なうことが多い。現在最新の６５型の画面寸法は、１４３ｃｍｘ８０ｃｍという巨大さである。これらは欧米人が特に嫌う傾向があるようだ。

以上の課題を解決するために、第一発明は、カメラを内蔵した壁掛けＴＶ装置である。又、第二発明は、視聴時には壁と同じ模様の壁掛けＴＶカバーを、上又は下に、平行移動又は巻き込む機構を追加し、未視聴時には完全に壁と面一化する機構である。第３発明では、取り付け金具を、建物の構造部材と共用化する。第五発明では、省電力の特性を生かし、発熱による蓄熱が装置に悪影響を与えない短時間、壁照明の光源として壁掛けＴＶを利用することにより、部屋の雰囲気を落ち着いたものとし壁掛けＴＶの存在を忘れさせる。

第一、第二、第三発明によれば、未視聴時に壁掛けＴＶの存在を目立たなくすることが出来る。第五発明は、日照時間が短いと陥り易い「季節性感情障害」（ＳＡＤ）の対策として使える。

この第一発明の一実施形態を、図１に示す。枠部分には、目立たぬ造りのカメラと人感知センサーを組み込む。反転させた壁掛けＴＶのカメラで設置予定場所の背面の壁面を、約１ｍ位離れた場所で撮影する。その内容をデータ処理しTV画面に出来るだけ少ない消費電力で表示する。いわばカメレオンの保護色のような機構である。業者所有の専用カメラで撮影した情報をメモリースロットから入力することも可能である。カメラでは絶えず設置壁面の照度の測定を行い、人感知センサーからも補足情報を得て大きな照度の変化があれば、TV画面を微調整する。分離型子カメラでサンプル撮影したTV画面枠周囲の設置壁面の情報を使用しての微調整も可能。枠部分に組み込んだ人感知センサーからの情報で、原則として室内に人がいない場合は、電子壁紙は作動しないようにし、電気を節約する。これらの動作を可能とする制御装置とソフトを壁掛けＴＶに組み込む。第二発明の代表的実施形態を、図２、図３に示す。図２では視聴時に、壁と同じ模様の壁掛けＴＶカバーを、上又は下に、平行移動させる様子を示している。図３では視聴時に、壁と同じ模様の壁掛けＴＶカバーを、上面または、背面の空間に巻き込んだ様子を示している。第二発明は電子壁紙だけでは秘匿が満足できない使用者向けの装置であり、別売オプションのようなものだが、可動式カバーは、圧迫感の多い大画面程、構造が重く、複雑になる。第３発明では、取り付け金具を、建物の構造部材と共用化する。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、多くの部屋の雰囲気を良くすることが可能である。第一発明は既存の電子部品を活用し、専用ソフトを開発するだけなので、大量生産でコストを下げることが可能である。この方式だと、可動式カバーに比べ、直に視聴を始められる。この装置を活用すれば鏡のように身だしなみの確認に使用出来る。第３発明では、取り付け金具を、建物の構造部材と共用化することにより、９０ｋｇ近い大画面壁掛けＴＶの設置を安全簡単低コストで行える。設置位置の変更も容易となり、壁面とTV画面を面一とし易くなり、結果として、未視聴時の壁掛けＴＶの存在を目立たなくする

「他の実施形態」
枠の部分に簡単に設置場所背面の壁紙を貼ることが可能な構造とするもの。画面の外周部に額縁の縁を表示し、電子額縁として使用する。可動式カバーを使用した際、視聴時の壁掛けＴＶの画面位置を壁面と同じ面に微調整する機構。第一発明は、大きな液晶画面を持つパソコンでも応用出来る。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。この発明の一実施形態を示す斜視図である。発明の正面図、壁掛けＴＶカバーが上下に平行移動する発明の側面図、壁掛けＴＶカバーが上部、背面に巻き込まれる

符号の説明

「図１」における符号
１カメラレンズ２人感知センサー
３壁掛けＴＶ枠４メモリースロット
「図２」における符号
１背面の壁と同じ模様の壁掛けＴＶ画面２カメラレンズ
３人感知センサー
「図３」における符号
１上に平行移動する壁掛けＴＶカバー２下に平行移動するＴＶカバー
３ＴＶ画面
「図４」における符号
１上面に巻き込んだ壁掛けＴＶカバー２背面に巻き込んだ壁掛ＴＶカバー
３壁掛けＴＶ(後方位置) ４壁面

Claims

壁掛けＴＶを設置する壁面と同じ模様を表示することにより、未視聴時に壁掛けＴＶの存在を目立たなくする装置。電子壁紙。人感知センサーを組み込み、原則として室内に人がいない場合は、この電子壁紙は作動しない
請求項１に壁と同じ模様の、可動式壁掛けＴＶカバーを設置したもの。
請求項１，２の壁掛けＴＶを設置する際に使用する取り付け金具を、建物の構造部材と共用化するもの。
請求項１の機構を使用しスクリーンセーバーとする装置。
壁照明として壁掛けＴＶを利用する機構。