JP2007200619A - 電磁リレー - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造でありながら、作動片の復帰時の衝撃及びそれに伴い生じる音を抑えることが可能な静音型の電磁リレーを提供する。
【解決手段】鉄心13を中央の孔部11bに貫通させ、その孔部11bの周囲に上、下の鍔部11aを形成して、該上、下の鍔部11aの間に通電コイル12を巻装し、絶縁ベース24上に立設したコイルボビン11と、上記鉄心13の下端に固定され、作動片14をヒンジバネ15で弾性保持して回動可能に枢支させた継鉄17とを備え、通電コイル12への通電によって、上記作動片を可動バネ26で弾性保持された復帰位置から上記鉄心の上端への吸着位置に切換えることで、上記作動片の作動部14bにより可動接点19aを固定接点19bに接離させる動作をなす電磁リレー1において、上記作動片の作動部と上記継鉄との間には、上記絶縁ベース24上に立設させたバネ部材20を形成して、上記作動片の復帰回動動作を緩衝させる構造にしている。
【選択図】図1
【解決手段】鉄心13を中央の孔部11bに貫通させ、その孔部11bの周囲に上、下の鍔部11aを形成して、該上、下の鍔部11aの間に通電コイル12を巻装し、絶縁ベース24上に立設したコイルボビン11と、上記鉄心13の下端に固定され、作動片14をヒンジバネ15で弾性保持して回動可能に枢支させた継鉄17とを備え、通電コイル12への通電によって、上記作動片を可動バネ26で弾性保持された復帰位置から上記鉄心の上端への吸着位置に切換えることで、上記作動片の作動部14bにより可動接点19aを固定接点19bに接離させる動作をなす電磁リレー1において、上記作動片の作動部と上記継鉄との間には、上記絶縁ベース24上に立設させたバネ部材20を形成して、上記作動片の復帰回動動作を緩衝させる構造にしている。
【選択図】図1
Description
本発明は、作動片の復帰回動動作時の衝撃及びそれに伴い生じる音を抑えることが可能な静音型の電磁リレーの改良に関するものである。
従来より、電路を開閉する電磁リレーでは、通電コイルを通電したときには、作動片が鉄心へ吸着されて回動し、通電を解除したときには、作動片がもとの位置に復帰する動作をするため、その作動片の回動により、継鉄に衝突して生じる衝突音が問題となっており、これを小さくするために種々の技術が提案されている。特許文献1には、復帰時に発生する衝突音を低減した電磁リレーが開示されている。
図4は、特許文献1に開示されている電磁リレーの説明図であり、(a)は電磁リレーの側面図、(b)は該電磁リレーの要部拡大斜視図である。
この電磁リレー100は、L字状のヨーク200と、ヨーク200の一片に一端部が結合される柱状の鉄心300と、鉄心300に巻回されるコイル400と、コイル400への励磁電流に呼応して鉄心300の他端部に接離して接点を駆動するようにヨーク200の他片に枢支されるL字状のアマチュア500と、アマチュア500の一片を鉄心300から離す向きにばね付勢するヒンジばね600とを備えており、上記ヒンジばね600には、復帰時の緩衝用の切り起こし舌片600aが一体形成されている。
この電磁リレー100は、L字状のヨーク200と、ヨーク200の一片に一端部が結合される柱状の鉄心300と、鉄心300に巻回されるコイル400と、コイル400への励磁電流に呼応して鉄心300の他端部に接離して接点を駆動するようにヨーク200の他片に枢支されるL字状のアマチュア500と、アマチュア500の一片を鉄心300から離す向きにばね付勢するヒンジばね600とを備えており、上記ヒンジばね600には、復帰時の緩衝用の切り起こし舌片600aが一体形成されている。
この電磁リレー100によれば、コイル400への通電が解除され、アマチュア500がヒンジばね600のばね力によって、元の位置に復帰する際には、アマチュア500の他片が切り起こし舌片600aに当接することにより、衝撃を緩和することができる。よって、別部材を介在させることなく復帰時に発生する衝突音を小さくすることができる。
特開平10−255633号公報
しかしながら、図4(b)に示すようにヒンジばね600の一部を切り欠いて、緩衝用の切り起こし舌片600aを一体形成した場合は、アマチュア500の他片を切り起こし舌片600aに当接させる度合いの調整が難しいという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、簡易な構造でありながら、作動片の復帰時の衝撃及びそれに伴い生じる音を抑えることが可能な静音型の電磁リレーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る電磁リレーは、鉄心を中央の孔部に貫通させ、その孔部の周囲に上、下の鍔部を形成して、該上、下の鍔部の間に通電コイルを巻装し、絶縁ベース上に立設したコイルボビンと、上記鉄心の下端に固定され、作動片をヒンジバネで弾性保持して回動可能に枢支させた継鉄とを備え、通電コイルへの通電によって、上記作動片を可動バネで弾性保持された復帰位置から上記鉄心の上端への吸着位置に切換えることで、上記作動片の作動部により可動接点を固定接点に接離させる動作をなす電磁リレーにおいて、上記作動片の作動部と上記継鉄との間には、絶縁ベース上に立設させたバネ部材を形成して、上記作動片の復帰回動動作を緩衝させる構造とすることができる。
ここでいう作動片の復帰回動動作とは、鉄心に磁気吸着された後、通電コイルへの通電が解除され、作動片が元の位置に復帰する回動動作をいう。
ここでいう作動片の復帰回動動作とは、鉄心に磁気吸着された後、通電コイルへの通電が解除され、作動片が元の位置に復帰する回動動作をいう。
また請求項2の発明に係る電磁リレーは、鉄心を中央の孔部に貫通させ、その孔部の周囲に上、下の鍔部を形成して、該上、下の鍔部の間に通電コイルを巻装し、絶縁ベース上に立設したコイルボビンと、上記鉄心の下端に固定され、作動片をヒンジバネで弾性保持して回動可能に枢支させた継鉄とを備え、通電コイルへの通電によって、上記作動片を可動バネで弾性保持された復帰位置から上記鉄心の上端への吸着位置に切換えることで、上記作動片の作動部により可動接点を固定接点に接離させる動作をなす電磁リレーにおいて、上記作動片の作動部と上記継鉄との間には、上記ヒンジバネと一体形成され、復帰回動動作時に上記作動部が当接するようにヒンジバネの基端部から枝分れして上記作動部側へ突出して形成されたバネ部材を形成して、上記作動片の復帰回動動作を緩衝させる構造とすることができる。
請求項1に記載の電磁リレーによれば、作動片の作動部と継鉄との間には、該作動片の復帰回動動作を緩衝させるためのバネ部材が設けられているので、作動片が復帰回動動作により元の位置に復帰する際に、該作動部がバネ部材に当接することにより、復帰時の衝撃を緩和することができる。よって簡易な構造でありながら、復帰回動動作の際に生じる作動片への衝撃を抑えることができるとともに、継鉄へ直接、作動部が衝突しないため、その衝突音を抑えることができる。またバネ部材は、絶縁ベース上に立設されてなり、バネ部材がヒンジバネとは独立しているので、作動片の作動部と当接させる度合いを後に調整することが容易である。
請求項2に記載の電磁リレーによれば、作動片の作動部と継鉄との間には、該作動片の復帰回動動作を緩衝させるためのバネ部材が設けられているので、作動片が復帰回動動作により元の位置に復帰する際に、該作動部がバネ部材に当接することにより、復帰時の衝撃を緩和することができる。よって、簡易な構造でありながら、復帰回動動作の際に生じる作動片への衝撃を抑えることができるとともに、継鉄へ直接、作動部が衝突しないため、その衝突音を抑えることができる。またバネ部材は、ヒンジバネに一体に形成されているので、部品数の削減となりコストアップの懸念がなく、ヒンジバネから枝分れして構成されているので、作動片の作動部と当接させる度合いを後に調整することが容易である。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の電磁リレーの構造の一例を示した正面図、図2は、本発明の電磁リレーの別の実施形態を示す正面図、図3は、図2の要部拡大斜視図である。
図1は、本発明の電磁リレーの構造の一例を示した正面図である。なお、図1は、説明のため、通電コイルや継鉄、作動片など電磁石周辺については断面図を示している。また図1は通電コイルへの通電が解除され、電路が開状態の場合を示している。
この電磁リレー1は、以下に説明する構成要素を含み、絶縁ベース24上に構成され、その全体をカバーケース(不図示)で覆われたユニット体として形成される。
図1に示すように、この電磁リレー1は、電磁石10と、ヒンジバネ15によって回動自在に支承され、電磁石10に通電することによって電磁石10に吸着されて回動する動作をなす作動片14と、電磁石10の側面側で固定された継鉄(ヨーク)17と、カード18と、可動接点19a、固定接点19bからなる制御接点19と、可動接点19aを立設させるための可動バネ26と、固定接点19b側の電路端子21と、可動接点19a側の電路端子22と、コイル端子23とを備えて構成されている。なお、25は絶縁ベース24と一体形成された台座である。
電磁石10は、中央に孔部11bを有し、上端下端に鍔部11aが形成されたコイルボビン11を絶縁ベース24上に立設し、孔部11bに貫通させた鉄心13と、コイルボビン11に巻装された通電コイル12とにより構成される。鉄心13は、その上端部13aが突き出た状態でコイルボビン11の孔部11bに貫通され、該上端部13aを磁極部とする一方、下端部13bには略L字状の継鉄17の基端部17aが固定されている。
この電磁リレー1は、以下に説明する構成要素を含み、絶縁ベース24上に構成され、その全体をカバーケース(不図示)で覆われたユニット体として形成される。
図1に示すように、この電磁リレー1は、電磁石10と、ヒンジバネ15によって回動自在に支承され、電磁石10に通電することによって電磁石10に吸着されて回動する動作をなす作動片14と、電磁石10の側面側で固定された継鉄(ヨーク)17と、カード18と、可動接点19a、固定接点19bからなる制御接点19と、可動接点19aを立設させるための可動バネ26と、固定接点19b側の電路端子21と、可動接点19a側の電路端子22と、コイル端子23とを備えて構成されている。なお、25は絶縁ベース24と一体形成された台座である。
電磁石10は、中央に孔部11bを有し、上端下端に鍔部11aが形成されたコイルボビン11を絶縁ベース24上に立設し、孔部11bに貫通させた鉄心13と、コイルボビン11に巻装された通電コイル12とにより構成される。鉄心13は、その上端部13aが突き出た状態でコイルボビン11の孔部11bに貫通され、該上端部13aを磁極部とする一方、下端部13bには略L字状の継鉄17の基端部17aが固定されている。
継鉄17は磁性材料からなり、基端部17aが鉄心13の他端部13bに固定される一方、起立部17bは作動片14を回動自在に支承する構成となっている。この継鉄17は、通電コイル12が励磁されることにより発生する磁束の磁路となる。
作動片14は、制御接点19に接触動作させるための作動部14bと、鉄心13側に吸引されて吸着する吸着部14aとが略L字状に折曲形成され、その内側角部14cが継鉄17の起立部17b先端に当接した状態で、折曲部分に開口した開口部14dより上方に突き出たヒンジバネ15でもって付勢されることにより、回動自在に弾性保持されて、吸着部14aが鉄心13の一端部に対向し離反した状態の復帰位置に位置決めされる。ここでヒンジバネ15は、台座25及び絶縁ベース24に形成される凹部16にその基端部15aを一部埋設して設置され、作動片14の吸着部14aを吸着面から離反する向きに作動片14をばね付勢する板バネである。このヒンジバネ15は、継鉄17の起立部17bにかしめ固定されている。27はかしめ部を示している。
作動片14は、制御接点19に接触動作させるための作動部14bと、鉄心13側に吸引されて吸着する吸着部14aとが略L字状に折曲形成され、その内側角部14cが継鉄17の起立部17b先端に当接した状態で、折曲部分に開口した開口部14dより上方に突き出たヒンジバネ15でもって付勢されることにより、回動自在に弾性保持されて、吸着部14aが鉄心13の一端部に対向し離反した状態の復帰位置に位置決めされる。ここでヒンジバネ15は、台座25及び絶縁ベース24に形成される凹部16にその基端部15aを一部埋設して設置され、作動片14の吸着部14aを吸着面から離反する向きに作動片14をばね付勢する板バネである。このヒンジバネ15は、継鉄17の起立部17bにかしめ固定されている。27はかしめ部を示している。
可動バネ26は、薄板バネ材で形成され、その上端部には可動接点19aが設けられている。固定端子21は、その上端部に固定接点19bが設けられている。これら可動接点19aと固定接点19bとにより、1組の制御接点19を構成し、対向した状態で可動バネ26の可動によって接離可能に配設されている。
カード18は、樹脂等の成形材料により、正面視十字形に形成され、その一端部が作動片14の作動部14bに係止されるとともに、他端部が可動バネ26の上端で係止されている。
制御接点19は、銅などの非磁性体で導電性の良好な素材を板厚に形成した固定端子21上に設けられた固定接点19bと、固定端子21と同じ素材で製された可動端子22上に設けられた可動接点19aとで構成される。この固定接点19b、可動接点19aの材質には、Ag/Cu、AgCdO/Cu、AgNi/Cu、あるいはAgSnO2/Cu合金等、電気抵抗が小さく、融点が高く、耐熱特性の良好な素材が利用できる。
そして、制御接点19は、可動バネ26が、カード18に形成された突起部18aの押圧を受けることで可動接点19aが、固定接点19bに接触するように構成されている。
カード18は、樹脂等の成形材料により、正面視十字形に形成され、その一端部が作動片14の作動部14bに係止されるとともに、他端部が可動バネ26の上端で係止されている。
制御接点19は、銅などの非磁性体で導電性の良好な素材を板厚に形成した固定端子21上に設けられた固定接点19bと、固定端子21と同じ素材で製された可動端子22上に設けられた可動接点19aとで構成される。この固定接点19b、可動接点19aの材質には、Ag/Cu、AgCdO/Cu、AgNi/Cu、あるいはAgSnO2/Cu合金等、電気抵抗が小さく、融点が高く、耐熱特性の良好な素材が利用できる。
そして、制御接点19は、可動バネ26が、カード18に形成された突起部18aの押圧を受けることで可動接点19aが、固定接点19bに接触するように構成されている。
このように構成される電磁リレー1は、通電コイル12が通電すると、鉄心13に作動片14の吸着部14aが吸着され、これに連動して作動片14の作動部14bが回動し、該作動部14bによりカード18が固定接点19b側へ移動する。そして、カード18に形成された突起部18aにより、可動接点19aが押圧されて、固定接点19bと接触し、電路が閉状態となる。
通電コイル12の通電を解除すると、吸着部14aの吸着が解除され、作動片14並びにカード18、可動バネ26が元の位置に復帰する(復帰回動動作)ので、これに付随して可動接点19aが固定接点19bより離反し、電路が開状態となる。
通電コイル12の通電を解除すると、吸着部14aの吸着が解除され、作動片14並びにカード18、可動バネ26が元の位置に復帰する(復帰回動動作)ので、これに付随して可動接点19aが固定接点19bより離反し、電路が開状態となる。
作動片14の作動部14bと継鉄17との間には、上記作動片14の復帰回動動作を緩衝させるためのバネ部材20が設けられており、バネ部材20は、非磁性素材で形成され、絶縁ベース24上に立設される。なお図1では、絶縁ベース24と一体形成される台座25に立設された例を示している。またこのバネ部材20の形状及び絶縁ベース24の構成は図例のものに限定されず、ヒンジバネ15のかしめ部27を邪魔することなく、作動部14bと継鉄17との間に介在させるよう形成されるものであればよい。
これによれば、作動片14が復帰回動動作により元の位置に復帰する際に、作動片14の作動部14bがバネ部材20に当接することにより、復帰時の衝撃を緩和することができる。すなわち、通電コイル12への通電が解除された後、復帰回動動作の際に生じる作動片14への衝撃を抑えることができ、また継鉄17へ直接、作動部14bが衝突しないため、その衝突音を抑えることができる。またバネ部材20は、台座25(絶縁ベース24)上に突設される板状でなり、バネ部材20がヒンジバネ15とは独立しているので、作動片14の作動部14bと当接させる度合いを後に調整することが容易である。
これによれば、作動片14が復帰回動動作により元の位置に復帰する際に、作動片14の作動部14bがバネ部材20に当接することにより、復帰時の衝撃を緩和することができる。すなわち、通電コイル12への通電が解除された後、復帰回動動作の際に生じる作動片14への衝撃を抑えることができ、また継鉄17へ直接、作動部14bが衝突しないため、その衝突音を抑えることができる。またバネ部材20は、台座25(絶縁ベース24)上に突設される板状でなり、バネ部材20がヒンジバネ15とは独立しているので、作動片14の作動部14bと当接させる度合いを後に調整することが容易である。
図2の例は、バネ部材の構成が実施例1とは異なる例を示すものである。実施例1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を割愛する。
バネ部材20は、作動片14の作動部14bと継鉄17との間に設けられ、図3に示すように、ヒンジバネ15と一体形成され、復帰回動動作時に作動部14bが当接するようにヒンジバネ15の基端部15aから枝分れして該作動部14b側へ突出して形成されている。
ここではバネ部材20が、ヒンジバネ15の基端部15aから2股に枝分れして構成される例を示しているがこれに限定されず、例えば、バネ部材20を別に形成し、下方のかしめ部27で2重にかしめて構成されるものとしてもよい。
バネ部材20は、作動片14の作動部14bと継鉄17との間に設けられ、図3に示すように、ヒンジバネ15と一体形成され、復帰回動動作時に作動部14bが当接するようにヒンジバネ15の基端部15aから枝分れして該作動部14b側へ突出して形成されている。
ここではバネ部材20が、ヒンジバネ15の基端部15aから2股に枝分れして構成される例を示しているがこれに限定されず、例えば、バネ部材20を別に形成し、下方のかしめ部27で2重にかしめて構成されるものとしてもよい。
なお、実施例の説明においては、常開型の電磁リレーについて説明しているが、通電時の作動片、制御接点の関係を逆にすれば、常閉型に適用可能であり、作動片等構成要素の形状等は図例のものに限定されないことは言うまでもない。
1 電磁リレー
10 電磁石ブロック
11 コイルボビン
11a 鍔部
11b 孔部
12 通電コイル
13 鉄心
13a 上端部(磁極部)
13b 下端部
14 作動片
14a 吸着部
14b 作動部
15 ヒンジバネ
15a 支持部
16 凹部
17 継鉄
18 カード
19 接点
19a 可動接点
19b 固定接点
20 バネ部材
24 絶縁ベース
25 台座
26 可動バネ
10 電磁石ブロック
11 コイルボビン
11a 鍔部
11b 孔部
12 通電コイル
13 鉄心
13a 上端部(磁極部)
13b 下端部
14 作動片
14a 吸着部
14b 作動部
15 ヒンジバネ
15a 支持部
16 凹部
17 継鉄
18 カード
19 接点
19a 可動接点
19b 固定接点
20 バネ部材
24 絶縁ベース
25 台座
26 可動バネ
Claims (2)
- 鉄心を中央の孔部に貫通させ、その孔部の周囲に上、下の鍔部を形成して、該上、下の鍔部の間に通電コイルを巻装し、絶縁ベース上に立設したコイルボビンと、上記鉄心の下端に固定され、作動片をヒンジバネで弾性保持して回動可能に枢支させた継鉄とを備え、通電コイルへの通電によって、上記作動片を可動バネで弾性保持された復帰位置から上記鉄心の上端への吸着位置に切換えることで、上記作動片の作動部により可動接点を固定接点に接離させる動作をなす電磁リレーにおいて、
上記作動片の作動部と上記継鉄との間には、上記絶縁ベース上に立設させたバネ部材を形成して、上記作動片の復帰回動動作を緩衝させる構造としていることを特徴とする電磁リレー。 - 鉄心を中央の孔部に貫通させ、その孔部の周囲に上、下の鍔部を形成して、該上、下の鍔部の間に通電コイルを巻装し、絶縁ベース上に立設したコイルボビンと、上記鉄心の下端に固定され、作動片をヒンジバネで弾性保持して回動可能に枢支させた継鉄とを備え、通電コイルへの通電によって、上記作動片を可動バネで弾性保持された復帰位置から上記鉄心の上端への吸着位置に切換えることで、上記作動片の作動部により可動接点を固定接点に接離させる動作をなす電磁リレーにおいて、
上記作動片の作動部と上記継鉄との間には、上記ヒンジバネと一体形成され、復帰回動動作時に上記作動部が当接するように上記ヒンジバネの基端部から枝分れして上記作動部側へ突出形成されたバネ部材を形成して、上記作動片の復帰回動動作を緩衝させる構造としていることを特徴とする電磁リレー。
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JP4883232B1 (ja) * | 2011-03-14 | 2012-02-22 | オムロン株式会社 | 電磁継電器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090407 |