JP2007200024A - スケジュール管理方法、そのシステム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】予約を受ける側が予約を受けることができる時間帯が定まっておらず、予約をする側から予約申し込みがあった場合にその都度予約の可否を判断して効率的に返信することができ、且つ、申し込まれた予約の中で受けた予約をスケジュールに組み込むスケジュール管理システムを提供する。
【解決手段】一般利用者が携帯端末30を用いてスケジュールの申込を行うと、スケジュール管理装置10を介して会員が携帯端末20を用いて次にアクセスした場合にそのスケジュールの申込が通知され、会員は申込に対する返信を携帯端末20を用いて行い、その返信はスケジュール管理装置10を介して、スケジュールの申込をした一般利用者に対して送信されると共に、スケジュール管理装置10によりスケジュールの申込を会員が承諾した場合にスケジュールの申込がスケジュールに組み入れられる。
【選択図】図8

Description

本発明は、個人のスケジュールを登録、閲覧等するためのスケジュール管理システムに関し、特に、スケジュールを登録した本人以外にスケジュールを閲覧可能とするスケジュール管理システムに関する。
背景技術として、特開2002−318854号公報に開示される病院予約システムが提案されている。この病院予約システムは、病院での長い待ち時間に鑑みて提案されたシステムであり、詳細は次の通りである。
この背景技術では、まず、受診者は携帯電話によりインターネット経由して予約受付サーバにアクセスし、予約申込をする事により、予約受付サーバは予約出来たら予約番号を携帯電話に発信する。これにより受診者は予約出来たことを確認出来る。当日の受診開始時間になったら病院側は予約受付サーバにアクセスし病院側のパソコンに当日の受診予約一覧表をダウンロードし印刷出力する。病院は受診予約一覧表によってカルテを準備し、受付順に診療を開始する。病院側は予約番号入力装置に予約番号を入力すると待合室の予約番号表示機に予約番号が表示される。待合室の受診者は表示された予約番号を見てどのくらいで自分の順番が回ってくるのかを判断できる。
同時に予約番号入力装置に予約番号を入力するとその情報はインターネット経由して予約受付サーバに転送され、現在診察中の予約番号を予約受付サーバに登録する。予約受付サーバは診察中の予約番号から予約申込者の待ち時間を計算し、一定以内の待ち時間になれば携帯電話に受診者の受診時間が近い事を自動的に連絡する。受診者はその連絡を受けて自分の受診時間が近い事を知り、病院へ出向き診察待合室に待機して自分の順番を待ち受診する。
このようにすると受診者は最小の待ち時間で診察出来る事になる。病院側でも何時間も受診者を待合室で待たせる事もないので小さい待合室を準備すれば良く、合理的な建築設計が出来る。また、予約受付サーバの内容から受診予約一覧表を作成し、そのデータを基
にしてカルテの事前準備作業や、医療費請求事務、顧客情報管理等の病院の付帯事務作業を合理化する事が出来る。
特開2002−318854号公報
前記背景技術は以上のように構成されていたために、予約を受ける側が病院、会社のように業務時間が予め定まっており変更されることはないものである場合にはこの背景技術のシステムであっても予約する側が希望した日時に対して既に予約が入っているか否かをシステムが機械的に判断し、予約する側にその判断結果を通知することでができる。
しかしながら、予約を受ける側が個人のように予定を受け入れることができる時間が頻繁に変化する場合にシステムが機械的に判断するためには予約を受ける側がシステムに対して全スケジュールを登録する必要があり、この登録の手間は膨大であって多大な労力を要するという課題を有する。
また、登録に誤りがあれば誤った時間に予定が入ることになり、予約する側に多大な迷惑をかけてしまうと共に、仮に予約を受ける側が無理に予定を変更した場合でも予定変更に伴う他への影響があるという課題を有する。
当然であるが、病院、会社等では営業時間を掲げており、休日等の特定日を除き、営業時間内であれば予約がない限りは予約することができる。一方で、個人等は元々営業時間に縛られることはないが、予約を受け入れることができる時間は日によって異なる。逆に、個人等は病院、会社等と比べ営業時間を掲げてないため、無理な時間に予約を受けることができる。
また、仮に、予定を登録することができる時間帯が完全に予定を受ける側が登録している場合であっても、予定が実施される場所は常に決まった場所ではなく、その前後の予定の場所によっては予定を入れることができない場合もあり、機械的に時間のみで予定の挿入の可否を判断した場合には、挿入不可能の予定が入ってしまうという課題も有する。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、予約を受ける側が予約を受けることができる時間帯が定まっておらず、予約をする側から予約申し込みがあった場合にその都度予約の可否を判断して効率的に返信することができ、且つ、申し込まれた予約の中で受けた予約をスケジュールに組み込むスケジュール管理システムを提供することを目的とする。
(1) 本発明に係るスケジュール管理方法は、会員の携帯端末がスケジュールの登録を要求し、会員の認証を経て会員の携帯端末の要求に応じてスケジュール管理装置が該当会員の登録してあるスケジュールを会員の携帯端末に送信し、一般利用者の携帯端末が会員に対するスケジュールの申込を行うスケジュール管理方法であって、前記一般利用者の携帯端末が、会員が指定された状態で一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容の一般利用者からの入力を受けるステップと、前記一般利用者の携帯端末が、一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容をスケジュール申込としてスケジュール管理装置に送信するステップと、前記スケジュール管理装置が、前記一般利用者の携帯端末から受信したスケジュール申込を受信して記憶手段に記録するステップと、前記スケジュール管理装置が、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されているか否かを判断するステップと、前記スケジュール管理装置が、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されていると判断したときに、スケジュール申込を該当会員の携帯端末へ送信するステップと、前記会員の携帯端末が、スケジュール管理装置からのスケジュール申込を受信した場合に、スケジュール申込を会員に報知するステップと、前記会員の携帯端末が、会員のスケジュール申込に対する返信の入力を受けるステップと、前記会員の携帯端末が、スケジュール申込に対する返信をスケジュール管理装置に送信するステップと、前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信を受信してスケジュール申込に係る一般利用者のアドレスに送信するステップと、前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであるか否かを判断するステップと、前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであると判断した場合に、スケジュール申込をスケジュールとして登録するステップと、前記一般利用者の携帯端末が、スケジュール申込に対する返信を受信した場合に、スケジュール申込に対する返信を一般利用者に報知するステップとを含むものである。
このように本発明によれば、一般利用者が携帯端末を用いてスケジュールの申込を行うと、スケジュール管理装置を介して会員が携帯端末を用いて次にアクセスした場合にそのスケジュールの申込が通知され、会員は申込に対する返信を携帯端末を用いて行い、その返信はスケジュール管理装置を介して、スケジュールの申込をした一般利用者に対して送信されると共に、スケジュール管理装置によりスケジュールの申込を会員が承諾した場合にスケジュールの申込がスケジュールに組み入れられるので、一般利用者からの個別のスケジュールの申込に対して会員が適切に返信を行うことができ、且つ、スケジュールが自動的に組み入れられ、一般利用者とのスケジュールを会員が忘れることなく履行することができる。
携帯端末とは、使用者が携帯して無線通信できる端末のことであり、携帯電話、PHS、ポータブルPC、PDA等が該当する。携帯電話、PHSは標準で無線通信の機能を有しているが、ポータブルPC,PDAにおいては無線通信の機能を付属品を取り付けて選択的に有効にする必要がある場合がある。
「前記スケジュール管理装置が、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されていると判断したときに、スケジュール申込を該当会員の携帯端末へ送信するステップ」としているが、スケジュール申込だけでなく会員のスケジュールも送信する構成であってもよく、会員がスケジュール申込の承諾の可否を判断する場合に、自己のスケジュールを判断材料として用いることができる。
「前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信を受信してスケジュール申込に係る一般利用者のアドレスに送信するステップ」としているが、スケジュール申込に対する返信を受信した場合、スケジュール申込に対する返信を送信した場合に、その記録しているスケジュール申込を削除してもよく、以降の会員のアクセスによってスケジュール申込が送信されることなく、会員が不要なスケジュール申込を閲覧する必要がなくなる。さらに、ここで、スケジュール申込の承諾をしなかったスケジュール申込を削除するのではなく継続して記録しておき、別途返信済みのフラグをスケジュール申込に関連して設け、スケジュール申込を会員に送信する場合にフラグを参照して返信済みか否かを判断して、承諾をしない旨を返信済みのスケジュール申込であることを識別できるような情報を会員に送信し、会員はその情報が表示された場合にスケジュール申込が既に申込を承諾しない旨を返信済みであることを視認することができ、返信時ではスケジュール申込を受けることはできなかったが、状況が変わってそのスケジュール申込を受けることができるようになった場合に、その返信済みスケジュール申込に対して再度返信を行うことができ、会員の時間の有効活用を推し進めることができる。
(2) 本発明に係るスケジュール管理システムは、スケジュールの登録を要求する会員の携帯端末と、会員の認証を経て会員の携帯端末の要求に応じてスケジュールを該当会員のスケジュールとして登録し、会員の携帯端末の要求に応じて該当会員の登録してあるスケジュールを会員の携帯端末に送信するスケジュール管理装置と、会員に対してスケジュールの申込を行う一般利用者の携帯端末とを備えるスケジュール管理システムであって、前記一般利用者の携帯端末は、会員が指定された状態で一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容の一般利用者からの入力を受ける手段と、一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容をスケジュール申込としてスケジュール管理装置に送信する手段とを含み、前記スケジュール管理装置は、前記一般利用者の携帯端末から受信したスケジュール申込を受信して記憶手段に記録する手段と、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されているか否かを判断する手段と、その会員に対してスケジュール申込が記録されていると判断したときに、スケジュール申込を該当会員の携帯端末へ送信する手段とを含み、前記会員の携帯端末は、スケジュール管理装置からのスケジュール申込を受信した場合に、スケジュール申込を会員に報知する手段と、会員のスケジュール申込に対する返信の入力を受ける手段と、スケジュール申込に対する返信をスケジュール管理装置に送信する手段とを含み、前記スケジュール管理装置は、さらに、スケジュール申込に対する返信を受信してスケジュール申込に係る一般利用者のアドレスに送信する手段と、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであるか否かを判断する手段と、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであると判断した場合に、スケジュール申込をスケジュールとして登録する手段とを含み、前記一般利用者の携帯端末は、さらに、スケジュール申込に対する返信を受信した場合に、スケジュール申込に対する返信を一般利用者に報知する手段を含むものである。
本発明は既に方法として示したが、システムとして把握することもできる。
(3) 本発明に係るスケジュール管理プログラムは、会員の使用する携帯端末の要求に応じてスケジュールを該当会員のスケジュールとして登録し、会員の携帯端末の要求に応じて該当会員の登録してあるスケジュールを会員の携帯端末に送信するようにコンピュータを実行するスケジュール管理プログラムであって、一般利用者の使用する携帯端末から会員識別情報を伴うスケジュール参照要求を受けた場合に、会員識別情報に該当する会員のスケジュールを読み出して要求を行った一般利用者の携帯端末に送信する手順と、一般利用者の携帯端末から一般利用者識別情報、送信元アドレス、会員識別情報、スケジュール日時、スケジュール内容からなるスケジュール申込を受信した場合に、スケジュール申込を記録する手順と、会員の携帯端末から認証を経てスケジュール参照の要求を受けた場合に、該当会員に対するスケジュール申込が記録されているか否かを判断し、該当会員に対するスケジュールの申込が記録されていると判断したときにスケジュールと共にスケジュール申込をスケジュール参照の要求を行った会員の携帯端末に送信する手順と、会員の携帯端末からスケジュール申込への返信を受けた場合に、スケジュール申込への返信を該当スケジュール申込に係る送信元アドレスに送信し、さらに、スケジュール申込への返信がスケジュール申込を承諾するものか否かを判断し、スケジュール申込を承諾するものであると判断したときにスケジュール申込を該当会員のスケジュールとして登録する手順とをコンピュータに実行させるためのものである。
本発明は既に方法として示したが、プログラムとして把握することもできる。より詳細には、スケジュール管理サーバプログラムである。というのは、スケジュール管理装置、会員の携帯端末、一般利用者の携帯端末全てを動作させるためのプログラムではなく、スケジュール管理装置を動作させるためのプログラムであるからである。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。また、実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
実施形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム、方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(本発明の第1の実施形態)
(1)システム構成
本実施形態に係るスケジュール管理システムは、スケジュールを登録し、登録されたスケジュールを送信するスケジュール管理サーバコンピュータ10と、スケジュールをスケジュール管理サーバコンピュータ10に登録することを要求する会員が有する携帯電話20と、会員のスケジュールを参照することを要求する一般利用者が有する携帯電話30とからなる。これらのシステム構成要素の他、スケジュール管理システムの運用者が使用するパーソナルコンピュータ40と、コンピュータからの要求に応じて残高照会、振込のサービスを実行する銀行サーバコンピュータ50と、名刺業者が使用するパーソナルコンピュータ60がある。
スケジュール管理サーバコンピュータ10と、携帯電話20、携帯電話30、パーソナルコンピュータ40、銀行サーバコンピュータ50及びパーソナルコンピュータ60とはネットワークで接続しており情報の送受信が可能となっている。具体的なネットワーク構成は、本発明の本質的部分でなく、かつ、様々な周知技術が存在し当業者は適宜実現が可能であるので、ここでは詳細な説明は省略する。携帯電話でもIP接続サービスが提供され、インターネットを介して各種コンピュータと情報通信が可能となっている。携帯電話のIP接続サービスについても、省略するが、一般的には、無線基地局装置、交換機及びパケットデータ専用処理装置を介在させてインターネットと接続している。
(2)ハードウェア構成
図2は本実施形態に係るスケジュール管理システムが構築されているコンピュータのハードウェア構成図である。
スケジュール管理システムで用いられるコンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113、フラッシュメモリ(Flash memory)114、外部記憶装置であるHD(Hard disk)115、LAN(Local Area Network)カード116、マウス117、キーボード118、ビデオカード119、このビデオカード119と電気的に接続する表示装置であるディスプレイ119a、サウンドカード120、このサウンドカード120と電気的に接続する音出力装置であるスピーカ120a及びフロッピーディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の記憶媒体を読み書きするドライブ121からなる。スケジュール管理サーバコンピュータ10、パーソナルコンピュータ40、銀行サーバコンピュータ50、パーソナルコンピュータ60はコンピュータ100のハードウェア構成をとる。なお、若干のハードウェアの構成要素の変更をすることができるのは当然であり、特に、スケジュール管理サーバコンピュータ10及び銀行サーバコンピュータ50には多数のコンピュータからの同時アクセスを可能とするために高いスペックの部品からなるハイパフォーマンスのコンピュータを用いるのが一般的である。スケジュール管理サーバコンピュータ10、銀行サーバコンピュータ50は複数のコンピュータで構築することもできる。
携帯電話20、30は、CPU、RAM、電池、ディスプレイ、スピーカ、加振器、アンテナ等からなる。
(3)データベースの構成
データベースはスケジュール管理サーバコンピュータ10上に構築されている。データベースは別のコンピュータに構築し、管理サーバコンピュータ10と通信可能に接続する構成であってもよい。
図3は本実施形態に係るスケジュール管理システムのデータベースのテーブル構成図である。
データベースは、会員の個人情報を格納する個人情報テーブルと、会員が登録するスケジュールを格納するスケジュールテーブルと、会員が登録するイベントを格納するイベントテーブルと、一般利用者からのスケジュール申込を格納するスケジュール申込テーブルと、会員が所属する店の情報を格納する店テーブルからなる。この他、個人情報テーブルの情報とスケジュールテーブルの情報を関連させるための個人情報−スケジュール関連テーブル、個人情報テーブルの情報とイベントテーブルの情報を関連させるための個人情報−イベント関連テーブル及び個人情報テーブルの情報とスケジュール申込テーブルの情報を関連させるための個人情報−スケジュール申込関連テーブルがある。
次に、各テーブルの具体構成を示すが、所謂当業者であれば当然であるように、正規形を考慮して適宜テーブルの具体構成に変更を加えることができる。
個人情報テーブルは、個人ID、名前、名前(ローマ字)、年齢、誕生日、血液型、出身地、TEL、MAIL、好きなタイプ、スリーサイズ、チャームポイント、性格、表示アイコン、コメント、1日の時間単位、パスワード、店IDの属性を有する。主キーが個人IDである。外部キーとして店IDを有する。
スケジュールテーブルは、スケジュールID、日付、繰返し設定、曜日指定、予定ありアイコン、タイトル、タイトル表示、タイトル非表示、内容の属性を有する。主キーがスケジュールIDである。タイトル表示、タイトル非表示はスケジュールのページにてそのスケジュールのタイトルを表示するかしないかを判断する場合に用いる。
イベントスケジュールテーブルは、イベントスケジュールID、開始日、終了日、タイトル、内容の属性を有する。主キーがイベントスケジュールIDである。
スケジュール申込テーブルは、スケジュール申込ID、日付、予定ありアイコン、タイトル、タイトル表示、タイトル非表示、内容、名前、メールアドレスの属性を有する。主キーがスケジュールIDである。この名前は一般利用者識別情報であるが、他の情報を一般利用者識別情報として用いてもよい。
店テーブルは、店ID、店名、店舗住所、営業時間、TELの属性を有する。主キーは店IDである。
個人情報−スケジュール関連テーブルは、個人ID及びスケジュールIDの属性を有する。主キーは両属性である。
個人情報−イベント関連テーブルは、個人ID及びイベントスケジュールIDの属性を有する。主キーは両属性である。
個人情報−スケジュール申込関連テーブルは、個人ID及びスケジュール申込IDの属性を有する。主キーは両属性である。
以上示したデータベースのテーブル構成は、本実施形態で説明するための一例であって、スケジュール管理システムを構築する環境によってテーブル、属性は適宜変わることは所謂当業者であれば当然である。
(4)動作
スケジュール管理システムでは、会員のスケジュールを登録するスケジュール登録処理と、会員及び一般利用者がスケジュールを参照するスケジュール参照処理と、一般利用者が会員に対してスケジュールを申し込み、会員に通知して返信を促し、申し込みが会員に許諾された場合にスケジュールとして登録するスケジュール申込処理を実行する。
(4.1)スケジュール登録処理
図4は本実施形態に係るスケジュール管理システムの動作フローチャートである。図5ないし図7は本実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示するGUIの一例である。
会員になりたい者はシステム運用会社のHPの新規会員登録ページ上で会員になるために必要な入力を行う。例えば、名前、郵便番号、住所、電話番号、性別、年齢、個人ID、パスワード及び携帯電話のメールアドレス等を入力する。ここでのHPへのアクセス及び入会情報の入力には、携帯電話20を用いてもよいし、会員の所有するパーソナルコンピュータを用いてもよい。入力が終了すると、別ページにてサービス料金を振り込むように会員希望者に促す。会員希望者が所定金額を振り込むと、銀行サーバコンピュータ50からスケジュール管理サーバコンピュータ10に振り込みが適切になされたことが振込者を特定して通知される。振り込みがなされていることが確認された場合には、自動的に該当会員のスタートページのURLを内容とするQRコード付きの名刺の発注を名刺業者のパーソナルコンピュータ60に対してメール等利用して行う。作成された名刺は該当会員の指定先に郵送される。
会員は携帯電話20を用いてスケジュール管理サービスを提供しているURLへアクセスする。このURLは会員になるための入力が完了した後に携帯電話20に通知されるメールに記載しており、会員はこのメールのURLからアクセスする手順を経てもよいし、直接会員がURLを入力してもよい。URLへアクセスすると、ログインページが表示され、会員は個人ID及びパスワードを入力してログインを試みる。入力された個人ID及びパスワードは携帯電話20が、スケジュール管理サーバコンピュータ10に送信する。スケジュール管理サーバコンピュータ10は、受信した個人ID及びパスワードで認証を実施する(ステップ101)。
スケジュール管理サーバコンピュータ10は認証が成功したか否かを判断し(ステップ102)、成功していない場合にはログインページを携帯電話20に送信し、正しい個人ID及びパスワードでのログインを促す。認証が成功していると判断した場合には、該当する会員の情報を個人IDに基づきデータベースから読み出してスタートページを携帯電話20に送信する(ステップ111)。詳細には、データベースから読み出した情報を用いてスタートページを生成する。動的な情報を用いてHTMLファイルを生成する技術に関しては既に周知技術であり、発明の本質的部分でもなく所謂当業者であれば適宜実装可能であるため、説明を省略する。以降同様である。携帯電話20はディスプレイにスタートページ(図5(c)参照)を表示する(ステップ112)。スタートページには、名前、名前(ローマ字)、アイコン、コメント、店名、店のTEL、予定表が掲載される。予定表が掲載されている領域には複数のイベントが列挙される。
スタートページには「プロフィール詳細」のコマンドボタンが配置され、このコマンドボタンを選択することでプロフィールの詳細が表示される(図5(b)参照)。詳細には、コマンドボタンが選択されることで、携帯電話20がスケジュール管理サーバコンピュータ10にプロフィールの詳細情報を要求し、スケジュール管理サーバコンピュータ10が個人IDに基づきデータベースから読み出してページを送信し、携帯電話20でプロフィールの詳細のページを表示している。
スタートページにはコマンドボタンの他にスケジュールの「Month」「Week」「Day」のリンクも記載されており、これらのリンクを選択することで携帯電話20に該当会員のスケジュールがそれぞれ月単位、週単位、日単位のカレンダで表示される。プロフィールの詳細情報を表示した方法と同様に、スケジュール管理サーバコンピュータ10を介して個人IDに基づきデータベースから情報を読み出して携帯電話20に表示する(図7参照)。
スタートページのページ末中央には「管理人室」のリンクも記載されており、このリンクを選択することで携帯電話20に図5(a)の管理画面の個人情報のページが表示される。管理画面の個人情報のページには、該当会員の個人情報を編集可能に表示しており、編集したい項目について編集を加え、「登録」のコマンドボタンを押下することで、スケジュール管理サーバコンピュータ10を介して個人IDに基づきデータベースの個人情報テーブルの内容が更新される。個人情報テーブルには入会時に入力した情報が当初格納されている。
管理画面のページの上部位置には「店舗情報」のリンクがあり、このリンクを選択することで、携帯電話20に図6(a)の店舗情報を編集するためのページが表示される。このページは、管理画面の個人情報のページと同様に編集可能に表示されており、編集したい項目について編集を加え、「登録」のコマンドボタンを押下することで、スケジュール管理サーバコンピュータ10を介して個人ID及び店IDに基づきデータベースの店テーブルの内容が更新される(図6(b)参照)。
管理画面のページの上部位置には「スケジュール登録」のリンクがあり、このリンクを選択することで、スケジュール管理サーバコンピュータ10からスケジュール登録のフォームがマークアップ言語形式で送信され(ステップ121)、図7(a)に示すように「スケジュール登録」のページとして携帯電話20のディスプレイに表示される(ステップ122)。
この「スケジュール登録」のページでは、日付、繰返し指定、曜日指定、予定ありアイコン、タイトル、タイトル表示、タイトル非表示、内容の項目があり、会員は携帯電話20の入力手段となるスイッチを押下して各項目を入力する。各項目の入力が終了して確認終了後に、「登録」のコマンドボタンを押下することで、入力された各項目がスケジュールとしてスケジュール管理サーバコンピュータ10に送信され(ステップ123)、スケジュール管理サーバコンピュータ10は受信したスケジュールをデータベースに格納する(ステップ124)。個人IDに基づきデータベースに格納され、スケジュールIDは既に付与されているスケジュールIDをインクリメントして新たに生成される。
(4.2)スケジュール参照処理
「スケジュール登録」のページの下位置には「イベントスケジュール」のページ領域もあり、このページ領域には開始日、終了日、タイトル、内容の編集項目がある。この編集項目を会員が入力して、「登録」のコマンドボタンを押下することで、スケジュールと同様に、スケジュール管理サーバコンピュータ10を介して個人IDに基づきイベントテーブルにイベントが格納される。
スケジュールを登録した後に、会員がスタートページの「Month」のリンクを選択することで、スケジュール管理サーバコンピュータ10は該当会員のスケジュールを個人IDに基づきデータベースから読み出し(ステップ201)、読み出したスケジュールを用いてマークアップ言語形式のページを生成して携帯電話20に送信し(ステップ202)、携帯電話20でスケジュールのページを図7(b)に示すように表示する(ステップ203)。
ここまで会員がログインしてスタートページから各種ページを表示する説明を行ったが、会員でない一般利用者が会員を指定してページの参照を要求した場合でも同様の手順でスタートページ、プロフィールの詳細のページ、スケジュールのページを携帯電話30に表示することができる。ただし、管理画面の各種ページは会員がログインした場合にのみ携帯電話20にて参照することが可能となる。会員か一般利用者かの判断は、現在アクセスしてきている者が認証を経ているのか否かで判断することができる。会員も認証を経ることなくページを参照することができるが、その場合には一般利用者としてページが表示されるため、管理画面を表示させたり、管理画面で編集を行ったりすることができない。
(4.3)スケジュール申込処理
図8は本実施形態に係るスケジュール管理システムの動作フローチャートである。図9または図10は本実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示するGUIの一例である。
一般利用者は前説しようにスタートページ等を表示させることができるが、前記したQRコード付きの名刺を会員が会員が所属する店に来店した一般利用者に対して渡しており、このQRコートを携帯電話30で読み込んでスタートページにアクセスする。名刺を使用してアクセスしているが、名刺を使用することなく、お店のホームページ等からのリンク、会員検索システムを利用して検索結果の中から選択した会員のスタートページのリンクからスタートページにアクセスする構成であってもよい。
スケジュール参照処理については説明したので省略し、一般利用者の携帯電話30のディスプレイには該当会員のスケジュールが表示されている時点以降から説明する。一般利用者の携帯電話30のディスプレイには、図9(a)に示すスケジュールが表示されている。この図で2005年9月のスケジュールが表示されており、21日にはタイトルが「ゴーヤを食べに行く」というスケジュールが登録されている。このリンクを通常通りに選択すると、月単位の表示から日単位の表示に切り替わる(図9(b)参照)。日単位の表示に切り替わった後に、タイトルが「ゴーヤを食べに行く」というスケジュールを選択すると、図9(d)に示すスケジュールの詳細が表示される。図9(a)から図9(b)、図9(d)へと表示が変わる場合には、他のページの切り替わりと同様に、スケジュール管理サーバコンピュータ10にアクセスしてページを生成して送信して貰い、受信して表示する手順で実装してもよいし、相互に関係するページとして予めまとめて生成してもらい携帯電話30で受信してキャッシュして一般使用者の操作に合わせて表示を切り替える方式を採用してもよい。
図9(a)又は図9(b)のページが携帯電話30で表示されている場合に、携帯電話30の通常の選択に使用しないボタンを押下することで(例えば「♯」ボタンを押下する)、図9(c)のページを表示させる。すなわち、かかるボタンを押下することで、スケジュール管理サーバコンピュータ10がスケジュール申込のページを携帯電話30に送信する(ステップ301)。勿論、ページにスケジュール申込のリンクを配置してもよい。携帯電話30は受信したスケジュール申込のページを図9(c)に示すように表示する(ステップ302)。図9(c)のページで、一般利用者は該当会員に対してスケジュール(アポイントメントと呼称してもよい)の申し込みを入力する。名前、メールアドレス、日時、タイトル、タイトル表示のフラグ、タイトル非表示のフラグ、スケジュールの内容を入力する。入力した後に一般利用者が「申込」のコマンドボタンを押下すると、携帯電話30がスケジュール申込をスケジュール管理サーバコンピュータ10に送信する(ステップ311)。スケジュール管理サーバコンピュータ10はスケジュール申込を個人IDに基づきデータベースに格納する(ステップ312)。スケジュール申込IDはスケジュールIDと同様に生成される。ここで、タイトル表示のフラグ、タイトル非表示のフラグを設定することができるようにしているが、一般利用者にこのような設定ができないようにチェックボックスを配置しない構成であってもよい。また、図10(d)の返信のページで会員が表示するかしないかを設定できるようにこのチェックボックスを配置する構成であってもよい。
スケジュール管理サーバコンピュータ10は、会員の認証及びスタートページを経てスケジュールのページを生成して送信する場合に、スケジュール申込のテーブルに該当会員のデータが格納されているか否かを判断し(ステップ320)、ないと判断すれば既に説明したスケジュールの表示の手順でスケジュールを表示する(ステップ201へ)。あると判断した場合には、スケジュールのページを生成する場合に、スケジュール申込も該当日時に位置させてページを生成して携帯電話20に送信する(ステップ321)。携帯電話20のディスプレイには通常のスケジュールに併せてスケジュールの申込のアイコン及び(申込件数を示す)リンクが付加された図10(a)に示すページが表示される(ステップ322)。会員は付加されたスケジュールの申込のリンクを選択することで、図10(b)のスケジュール申込の詳細なページが携帯電話20のディスプレイに表示される。詳細には、スケジュール管理サーバコンピュータ10がスケジュール申込の詳細な情報を読み出して生成したスケジュール申込の詳細ページを送信し、携帯電話20のディスプレイに図10(b)のページが表示される。この図10(b)では各スケジュールの申込毎に、「返信/登録」「削除」のリンクも表示されている。
会員が「返信/登録」のリンクを選択すると、スケジュール申込への返信用のページがスケジュール管理サーバコンピュータ10から携帯電話20に送信される(ステップ331)。携帯電話20のディスプレイには図10(d)のページが表示される(ステップ332)。このページでは、スケジュールを登録するかしないかを指定するためのチェックボックス、スケジュール申し込みをした一般利用者のアドレス、タイトル、返信内容の項目が配置され、編集可能となっている。このうち、スケジュール申込テーブルに格納されているメールアドレスがそのまま挿入されて表示されるので、会員が直接入力する必要はない。勿論、入力してもよいし、修正・変更を行ってもよい。
返信の入力が完了した後に、「返信」のコマンドボタンを会員が押下することで、スケジュール申込に対する返信がスケジュール管理サーバ10に送信され(ステップ341)、返信情報が一時的に記録され(ステップ342)、返信情報に係るメールアドレスに返信情報を適切なメール形式に変換して送信する(ステップ343)。スケジュールを申し込んだ一般利用者の携帯電話30は返信情報を受信し(ステップ344)、携帯電話30のディスプレイにその情報が表示される(ステップ345)。
スケジュール管理サーバコンピュータ10は返信情報のスケジュールに登録するのチェックボックスが有効であったか否かを判断し(ステップ351)、有効であると判断された場合にはスケジュール申込のテーブルに格納されている該当データをスケジュールテーブルに移動させる(ステップ352)。スケジュール申込に係るスケジュールが新たに追加されるために、スケジュールも図10(c)に示すページに更新される。
なお、図10(b)の「削除」のリンクを選択した場合には、スケジュール管理サーバ10がスケジュール申込の該当データを削除する。
(5)本実施形態の効果
このように本実施形態に係るスケジュール管理システムによれば、会員が自己のスケジュールを登録して一般に開示しており、サイトにアクセスする一般利用者が会員のスケジュールを確認することができるだけでなく、一般利用者がアクセスした会員のページからスケジュールの申込を行った場合に、会員が認証を経て自己のスケジュールのページにアクセスした場合にスケジュールの申込が表示され、その表示に対して会員がスケジュール申込を行った一般利用者に返信を行うことで確実に返信を行うことができ、また、他のスケジュールが視認されているためにスケジュールの申込を承諾するか否かの判断も容易に行うことがができると共に、スケジュールの申込を承諾した場合にはスケジュールが自動的に登録され、会員のスケジュールの登録の手間を省くこともできる。
(その他の実施形態)
[携帯電話用ブラウザによるページ表示以外の代替技術]
前記第1の実施形態に係るスケジュール管理システムにおいては、スケジュール管理サーバコンピュータ10がデータベースから各種情報を読み出し、マークアップ言語形式のページを生成して携帯電話20、30に送信し、携帯電話20、30で受信したページを表示するという構成であったが、予め携帯電話20、30にスケジュール管理システムで使用するクライアントソフトをインストールしておき、各種ページはフォームとしてクライアントソフトが描画し、スケジュール管理サーバコンピュータ10には必要な情報のみを携帯電話20、30に送信して貰う構成にすることもできる。
[スケジュールの被覆機能]
前記第1の実施形態に係るスケジュール管理システムにおいては、会員の指定により各スケジュールを一般利用者に被覆する構成にすることもでき、一般利用者に知られたくないスケジュールを登録して自己のスケジュール管理に役に立てることができる。つまり、会員がアクセスした場合にはスケジュールが表示されるが、一般利用者がアクセスすると表示されないスケジュールがある。会員と一般利用者は認証にて識別することができる。一般利用者に知られたくないスケジュールを自分の頭で覚えておく、または、手帳に記載する手間を確実になくし、確実にスケジュール管理することができると共に、スケジュール申込があった場合にスケジュールが完全に把握されているため会員がスケジュールの承諾の可否を判断し易い。
[スケジュールの代替機能]
前記第1の実施形態に係るスケジュール管理システムにおいては、会員の指定により各スケジュールを一般利用者に対して他のスケジュールに見せかける構成にすることもでき、一般利用者に関知されないスケジュールを設定することができる。例えば、一般利用者でも会員のスケジュールを見ることができるが、代替の指定がされている場合には、実際は「Aと13:00に××レストランで食事する」といったスケジュールであるが、代替のスケジュールを「英会話学校で勉強」と設定することで、一般利用者がスケジュールを見た場合には代替スケジュールが設定されていることになるが、会員は実際のスケジュールを見ることができる。
さらに、何も予定が入っていない場合であっても代替のスケジュールを入れることができ、一般利用者が参照した場合にはいかにもスケジュールが既に埋まっているように見せかけることができる。
[一般利用者の識別]
前記第1の実施形態に係るスケジュール管理システムにおいては、一般利用者を識別する構成を示さなかったが、当然ユーザIDを設け識別する構成にすることもできる。
特に、前記実施形態では、QRコード付きの名刺を用いて会員は自己のスタートページにアクセスできるようにしているが、1人の会員に複数のQRコートを付与し、つまり、複数のQRコードを使い分けて一般利用者にQRコード付きの名刺を用いることができる。例えば、上客に対してはQRコード1(例えば、http://www.xxxyyyzzz.co.jp#1をQRコード化したもの)付きの名刺を渡し、中客に対してはQRコード(例えば、http://www.xxxyyyzzz.co.jp#2をQRコード化したもの)2付きの名刺を渡し、小客に対してはQRコード3(例えば、http://www.xxxyyyzzz.co.jp#3をQRコード化したもの)付きの名刺を渡すことで、スケジュール管理サーバコンピュータ10はどのような客がアクセスしてきたかをある程度識別することができる。各人異なるQRコードの名刺を用意することで一般利用者を完全に識別することができる。このとき、名刺を渡すときに一般利用者の写真を携帯電話20で撮像し、渡した名刺のQRコードと対応付けをしておくことが望ましい。また、別々のQRコードを印刷することは印刷の手間が生じるが、会員自らプリンタを使った名刺を作成することも一般的に行われている。さらに、QRコート無しの名刺を名刺業者に発注して、自己でプリンタを使用して作成したQRコード付きのシール名刺に貼着させて一般利用者に配する構成にすることもできる。
[スケジュール申込への承諾可否判断を会員が行う場合の判断材料を提供する機能]
前記第1の実施形態に係るスケジュール管理システムにおいては、スケジュール申込の承諾の可否を判断する時点において、そのスケジュール申込だけでなく他のスケジュールも一瞥することができ、その意味で承諾可否の判断を補助しているが、これに加え、全てのスケジュール及びスケジュール申込(過去のスケジュール、これからのスケジュール、スケジュール申込、承諾する旨の返信したスケジュール申込、承諾しない旨の返信したスケジュール申込)を利用して現在対象としているスケジュール申込に係る一般利用者に対する分析を行って分析結果を会員に提示する構成にすることもできる。分析は様々なものを実装することができるが、その一般利用者についてのスケジュール申込に対する承諾率(承諾の返信した回数/その一般利用者についてのスケジュール申込の回数)、その一般利用者と他の一般利用者との承諾率の対比、その一般利用者との前回のスケジュールからの経過日数、他の一般利用者との前回のスケジュールからの経過日数が一例である。これらの分析結果を会員が判断材料として閲覧することで、主観的でなく客観的にスケジュール申込の承諾を判断することができる。
[スケジュール申込の承諾か否かの判断]
スケジュール申込の承諾の可否は、会員に対してスケジュール申込の返信の入力時に承諾するか否かのチェックボックスを返信用のページに設け、スケジュール管理サーバコンピュータ10がそのチェックボックスが有効であったか否かでスケジュール申込の承諾の可否を判断することができる他、返信の内容自体でスケジュール管理サーバコンピュータ10が判断することもできる。つまり、返信の内容がスケジュールの申込を断る内容のときに一般的に用いる言葉があった場合にはスケジュール申込を拒否したと判断し、返信の内容がスケジュールの申込を承諾する内容のときに一般的に用いる言葉があった場合にはスケジュール申込を承諾したと判断する構成とする。それぞれの言葉はシステム全体として予め登録することもできるが、システム運用者が追加、削除することもでき、さらに、会員が会員毎に設定することもできる。さらに、登録されている言葉が返信の内容になかった場合には、スケジュール管理サーバコンピュータ10がメール等で会員にアクセスを促し、アクセスした後に承諾したか否かを入力するページを提示し、会員に入力させ、スケジュール申込の承諾の可否を正確に判断する構成にすることもできる。このような構成にした場合には、次回以降にこのような確認の手間を経ることがないように登録している言葉を用いるように促す旨のメッセージを会員に送信することが望ましい。登録している言葉を会員に返信時に使用されるように、返信の内容を定型化して予め用意し、リストボックスの中から会員が返信の内容を選択する構成にすることもでき、どの定型文がスケジュール申込の承諾であるかの情報を予め割り当てておくことで確実に承諾か否かを判断することができる。
[スケジュール申込の通知]
前記第1の実施形態に係るスケジュール管理システムにおいては、スケジュール申込が一般利用者からあった場合であっても、その会員が次にアクセスした場合でスケジュールを参照した場合にスケジュール申込がスケジュールと共に送信される構成としたが、スタートページにスケジュール申込がある旨のメッセージを表示する構成にすることもできる。また、スケジュール申込が一般利用者からなされた場合には、スケジュール管理サーバコンピュータ10がスケジュール申込を記憶すると共に予め会員の連絡先(メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、ファックス番号)を設定しておき、直ちにその連絡先に連絡する構成であってもよい。メールアドレスを用いる場合にはメールにて連絡する。電話番号及び携帯電話番号を用いる場合には電話を掛ける機能をスケジュール管理サーバコンピュータ10に新たに設け、スケジュール管理サーバコンピュータ10が電話を掛け、メッセージを音声通知して連絡する。ファックス番号を用いる場合にはファックス機能をスケジュール管理サーバコンピュータ10に新たに設け、スケジュール管理装置10がファックス送信して連絡する。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムのシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムで用いるコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムで用いるデータベースのテーブル構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの動作フローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示されるGUIの一例である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示されるGUIの一例である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示されるGUIの一例である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの動作フローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示されるGUIの一例である。 本発明の第1の実施形態に係るスケジュール管理システムの携帯電話で表示されるGUIの一例である。
符号の説明
10 スケジュール管理サーバコンピュータ
20 (会員の)携帯電話
30 (一般利用者の)携帯電話
40 (システム運用者が使用する)パーソナルコンピュータ
50 銀行サーバコンピュータ
60 (名刺業者が使用する)パーソナルコンピュータ
100 コンピュータ
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 フラッシュメモリ
115 HD
116 LANカード
117 マウス
118 キーボード
119 ビデオカード
119a ディスプレイ
120 サウンドカード
120a スピーカ
121 ドライブ

Claims (3)

  1. 会員の携帯端末がスケジュールの登録を要求し、会員の認証を経て会員の携帯端末の要求に応じてスケジュール管理装置が該当会員の登録してあるスケジュールを会員の携帯端末に送信し、一般利用者の携帯端末が会員に対するスケジュールの申込を行うスケジュール管理方法であって、
    前記一般利用者の携帯端末が、会員が指定された状態で一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容の一般利用者からの入力を受けるステップと、
    前記一般利用者の携帯端末が、一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容をスケジュール申込としてスケジュール管理装置に送信するステップと、
    前記スケジュール管理装置が、前記一般利用者の携帯端末から受信したスケジュール申込を受信して記憶手段に記録するステップと、
    前記スケジュール管理装置が、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されているか否かを判断するステップと、
    前記スケジュール管理装置が、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されていると判断したときに、スケジュール申込を該当会員の携帯端末へ送信するステップと、
    前記会員の携帯端末が、スケジュール管理装置からのスケジュール申込を受信した場合に、スケジュール申込を会員に報知するステップと、
    前記会員の携帯端末が、会員のスケジュール申込に対する返信の入力を受けるステップと、
    前記会員の携帯端末が、スケジュール申込に対する返信をスケジュール管理装置に送信するステップと、
    前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信を受信してスケジュール申込に係る一般利用者のアドレスに送信するステップと、
    前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであるか否かを判断するステップと、
    前記スケジュール管理装置が、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであると判断した場合に、スケジュール申込をスケジュールとして登録するステップと、
    前記一般利用者の携帯端末が、スケジュール申込に対する返信を受信した場合に、スケジュール申込に対する返信を一般利用者に報知するステップとを含むスケジュール管理方法。
  2. スケジュールの登録を要求する会員の携帯端末と、会員の認証を経て会員の携帯端末の要求に応じてスケジュールを該当会員のスケジュールとして登録し、会員の携帯端末の要求に応じて該当会員の登録してあるスケジュールを会員の携帯端末に送信するスケジュール管理装置と、会員に対してスケジュールの申込を行う一般利用者の携帯端末とを備えるスケジュール管理システムであって、
    前記一般利用者の携帯端末は、会員が指定された状態で一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容の一般利用者からの入力を受ける手段と、一般利用者識別情報、送信元アドレス、スケジュール日時及びスケジュール内容をスケジュール申込としてスケジュール管理装置に送信する手段とを含み、
    前記スケジュール管理装置は、前記一般利用者の携帯端末から受信したスケジュール申込を受信して記憶手段に記録する手段と、アクセスしてきた会員に対してスケジュール申込が記録されているか否かを判断する手段と、その会員に対してスケジュール申込が記録されていると判断したときに、スケジュール申込を該当会員の携帯端末へ送信する手段とを含み、
    前記会員の携帯端末は、スケジュール管理装置からのスケジュール申込を受信した場合に、スケジュール申込を会員に報知する手段と、会員のスケジュール申込に対する返信の入力を受ける手段と、スケジュール申込に対する返信をスケジュール管理装置に送信する手段とを含み、
    前記スケジュール管理装置は、さらに、スケジュール申込に対する返信を受信してスケジュール申込に係る一般利用者のアドレスに送信する手段と、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであるか否かを判断する手段と、スケジュール申込に対する返信がスケジュール申込を承諾するものであると判断した場合に、スケジュール申込をスケジュールとして登録する手段とを含み、
    前記一般利用者の携帯端末は、さらに、スケジュール申込に対する返信を受信した場合に、スケジュール申込に対する返信を一般利用者に報知する手段を含むスケジュール管理システム。
  3. 会員の使用する携帯端末の要求に応じてスケジュールを該当会員のスケジュールとして登録し、会員の携帯端末の要求に応じて該当会員の登録してあるスケジュールを会員の携帯端末に送信するようにコンピュータを実行するスケジュール管理プログラムであって、
    一般利用者の使用する携帯端末から会員識別情報を伴うスケジュール参照要求を受けた場合に、会員識別情報に該当する会員のスケジュールを読み出して要求を行った一般利用者の携帯端末に送信する手順と、
    一般利用者の携帯端末から一般利用者識別情報、送信元アドレス、会員識別情報、スケジュール日時、スケジュール内容からなるスケジュール申込を受信した場合に、スケジュール申込を記録する手順と、
    会員の携帯端末から認証を経てスケジュール参照の要求を受けた場合に、該当会員に対するスケジュール申込が記録されているか否かを判断し、該当会員に対するスケジュールの申込が記録されていると判断したときにスケジュールと共にスケジュール申込をスケジュール参照の要求を行った会員の携帯端末に送信する手順と、
    会員の携帯端末からスケジュール申込への返信を受けた場合に、スケジュール申込への返信を該当スケジュール申込に係る送信元アドレスに送信し、さらに、スケジュール申込への返信がスケジュール申込を承諾するものか否かを判断し、スケジュール申込を承諾するものであると判断したときにスケジュール申込を該当会員のスケジュールとして登録する手順とをコンピュータに実行させるためのスケジュール管理プログラム。

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