JP2007198740A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 透視X線像を印刷出力する際に、後で、どの部分の透視X線像であるかが容易に把握できるように出力するX線検査装置を提供する。
【解決手段】 X線測定光学系13と、光学カメラ16と、X線画像を作成するX線画像作成部31と、光学カメラ画像を作成する光学カメラ画像作成部32と、同時に撮影された一対のX線画像と光学カメラ画像との関係付けを行い、光学カメラとX線検出器との位置関係に基づいて、光学カメラ画像中における該当位置にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像を作成するマーカ付き光学カメラ画像作成部33と、X線画像およびマーカ付き光学カメラ画像を蓄積する画像記憶部34と、プリンタ26と、X線画像を印刷する際にマーカ付き光学カメラ画像も印刷する画像印刷制御部37とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、工業製品などの透視検査またはCT検査などを行うためのX線検査装置に関し、さらに詳細には、撮影した透視X線像をプリンタで印刷して出力を行うX線検査装置に関する。
工業製品などの透視検査を行うX線検査装置では、X線発生装置のX線源に対向するようにして、イメージインテンシファイア(以下、IIと略す)とCCDカメラとを組み合わせたX線検出器を配置し、さらにX線源とX線検出器との間にステージを配置して、ステージ上に被測定物を載置するようにしてある。そして、ステージを駆動して被測定物の測定部位を測定視野内(X線通過領域)に移動し、透視X線像の撮影を行う。撮影された透視X線像は画像化され、表示装置のモニタ画面に表示される。
また、X線検出器(またはX線検出器とともにX線発生装置)を傾動する傾動機構を設けることにより、傾動機構を駆動してステージ上の被測定物に対するX線検出器の相対位置を斜め方向に変えてX線測定を行うことができる装置も利用されている。
また、最近はII、CCDカメラからなるX線検出器に代えて、フラットパネルX線検出器を使用したX線検査装置も利用されている。
X線検査装置では、被測定物の一部を拡大したX線画像を表示することが多い。この場合のX線画像は被測定物の局所的な画像であるため、X線画像を見ただけでは被測定物のどの位置をどの方向から見た画像であるかを知ることが困難である。
そのため、透視対象物(被測定物)を撮影するための光学カメラを用いて、これをX線発生装置とX線受像部(X線検出器の受光面)の中心を結ぶ線上と、X線受像部の視野外との間で移動できるようにし、操作者が光学カメラをX線発生装置とX線受像部の中心を結ぶ線上に移動させて外観像を撮影し、透視したい位置がその光学カメラの視野中心にくるように透視対象物の位置決めをした後、透視X線像の撮影のときに光学カメラを視野外に退避するようにしたX線透視装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−181242号公報
最近は、透視X線画像や画像計測結果を記録データとして蓄積し、蓄積した透視X線像データを利用してプリンタを用いて印刷出力することができるようにしてある。
しかしながら、上述したように、透視X線像は被測定物の局所的な画像であるため、印刷されたX線画像を見ただけでは被測定物のどの位置をどの方向から見た画像であるかを知ることが困難なことがある。
そこで、本発明は、透視X線像を印刷出力する際に、後で、どの部分の透視X線像であるかが容易に把握できるように出力するX線検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明のX線検査装置は、透視用X線を照射するX線源と被測定物の透視X線像を撮影するX線検出器とからなるX線測定光学系と、X線検出器による透視X線像より広い視野での被測定物の光学像を撮影する光学カメラと、透視X線像からX線画像を作成するX線画像作成部と、光学像から光学カメラ画像を作成する光学カメラ画像作成部と、同時に撮影された透視X線像と光学像とにより作成された一対のX線画像と光学カメラ画像との関係付けを行い、光学カメラとX線検出器との位置関係に基づいて、光学カメラ画像中における当該光学カメラ画像と関連付けがなされたX線画像の撮影位置を抽出し該当位置にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像を作成するマーカ付き光学カメラ画像作成部と、X線画像および当該X線画像の撮影位置にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像とを蓄積する画像記憶部と、プリンタと、蓄積されたX線画像をプリンタにより印刷する際にそのX線画像に関係付けられたマーカ付き光学カメラ画像も印刷する画像印刷制御部とを備えるようにしている。
ここで、光学カメラには可視光を用いて撮影するカメラを用いるが、赤外線カメラを用いて撮影するようにしてもよい。したがって光学像は可視光像であっても赤外線像であってもよい。光学カメラは、X線検出器によって撮影される透視X線像よりも広い視野での被測定物の光学像を撮影できるようにしてあればよいが、被測定物の外観画像を撮影するものであることから、できるかぎり被測定物全体を撮影できる視野にすることが好ましい。なお、被測定物の大きさに応じて光学カメラの視野を調整できるようにしてもよい。
本発明によれば、X線源とX線検出器とからなるX線測定光学系を用いて被測定物の透視X線像を次々と撮影するとともに、光学カメラを用いて透視X線像より広い視野での被測定物の光学像を次々と撮影する。X線画像作成部は、X線検出器によって撮影した透視X線像からX線画像を作成する。光学カメラ画像作成部は、光学カメラによって撮影した光学像から光学カメラ画像を作成する。そして、マーカ付き光学カメラ画像作成部は、透視X線像から作成されたX線画像、および、光学像から作成された光学カメラ画像について、同時に撮影された画像どうしの関連付けを行い、同時撮影時の光学カメラとX線検出器との位置関係に基づいて、光学カメラ画像中におけるX線画像の撮影領域を抽出する。すなわち、光学カメラ画像の方が、X線画像よりも広い視野で被測定物を撮影しており、光学カメラ画像の中にX線画像の撮影領域に対応する部分が必ず含まれるので、同時撮影時の光学カメラとX線検出器との位置関係に基づいて光学カメラ画像中のX線画像の撮影領域を抽出し、該当部分にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像とを作成する。画像記憶部は、X線画像と、光学カメラ画像中の当該X線画像の撮影領域にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像とを、関係付けて蓄積する。そして、画像印刷制御部は、X線画像をプリンタにより印刷する際に、X線画像と、そのX線画像に関係付けられたマーカ付き光学カメラ画像とを並べて印刷する。
本発明によれば、広い視野で被測定物を写した光学カメラ画像中におけるX線画像の撮影位置がマーカによって示されたマーカ付き光学カメラ画像が作成され、これとX線画像とが並べて印刷されるので、どの部分を透過した画像であるかを容易に把握することができる。
(その他の課題を解決するための手段及び効果)
上記発明において、光学カメラはX線検出器の受光面に対する位置が固定されるようにしてもよい。固定しておくことにより、光学カメラ画像上でのマーカが付される位置の中心点が一定となるので、マーカ位置の特定が容易になる。
また、上記発明において、被測定物を載置するステージと、ステージを移動することによりX線測定光学系に対する被測定物の位置を移動するステージ駆動機構と、ステージとX線測定光学系との相対位置に応じて変化するX線画像の拡大率に対応させて表示させるマーカの形状を調整するマーカ調整部とを備えるようにしてもよい。
これによれば、被測定物とX線測定光学系との位置関係によって変化するX線画像の拡大率に応じてマーカの形状を調整することにより、光学カメラ画像上で、拡大率ごとにX線画像範囲に合わせた適切な形状のマーカを表示させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は、本発明の一実施形態であるX線検査装置の構成を示すブロック図である。このX線検査装置1は、X線発生装置11とX線検出器12とで構成されるX線測定光学系13と、被測定物Sを載置するステージ14と、ステージ14を直交するXYZ方向(ステージ面をXY面とする)に並進駆動およびZ軸に沿って回転駆動するためのステージ駆動機構15と、X線検出器12との位置が一定に維持されるように固定された光学カメラ16と、装置全体の制御を行う制御系20とにより構成される。
制御系20はコンピュータ装置により構成されるが、そのハードウェアをさらにブロック化して説明すると、CPU21と、キーボード22と、マウス23と、液晶パネルなどの表示装置24と、メモリ25と、プリンタ26により構成される。
また、CPU21が処理する機能をブロック化して説明すると、X線画像作成部31、光学カメラ画像作成部32、マーカ付き光学カメラ画像作成部33、画像記憶部34、表示制御部35、駆動信号発生部36、画像印刷制御部37、マーカ調整部38とに分けられる。
また、メモリ25には、X線画像記憶領域51、マーカ付き光学カメラ画像記憶領域52、各種設定条件を記憶する設定条件記憶領域53とが設けられている。
X線測定光学系13を構成するX線発生装置11は、透視X線照射用のX線管を備えている。X線検出器12は、X線管に対向するように配置されるIIと、このIIの後側に一体的に取り付けられたCCDカメラとからなり、IIが透視X線を検出することにより形成した蛍光像をCCDカメラで撮影することにより、透視X線像の映像信号が出力されるようにしてある。
ステージ14は、ステージ面内の方向であるXY方向とステージ面に垂直なZ方向との3次元方向にスライドすることが可能な下部ステージと、下部ステージに対しZ軸方向の回転軸により回転可能に支持される上部ステージとにより構成され、被測定物Sは上部ステージに載置されるようにしてある。
ステージ駆動機構15は、XYZ方向の3軸方向駆動用モータ、回転駆動用モータが搭載され、CPU21からのステージ駆動のための駆動信号に基づいてステージ14を並進移動したり、回転移動したりする。
光学カメラ16はX線検出器12に隣接し、透視X線像測定に支障をきたさないようにX線の測定視野から離れた位置に固定してあり、ステージ14上の被測定物Sの可視光像を撮影する。なお、光学カメラ16は、その視野がステージ全体を撮影することができるようにしてあり、ステージ14上に載置された被測定物Sの全体像を撮影するように設定してある。
次に、CPU21の各機能ブロックについて説明する。
X線画像作成部31は、X線検出器12から送られてきた透視X線像の映像信号を、次々とデジタル画像に変換し、X線画像のコマ画像データを作成する制御を行う。
光学カメラ画像作成部32は、光学カメラ16により撮影した映像信号を、次々とデジタル画像に変換し、光学カメラ画像のコマ画像データを作成する。この光学カメラ画像は、X線画像よりも広い視野で撮影され、試料Sの全体像が写しだされている。
マーカ付き光学カメラ画像作成部33は、X線検出器12と光学カメラ16とが同時に撮影した透視X線像、光学像について、X線画像作成部31と光学カメラ画像作成部32とによりX線画像、光学カメラ画像がそれぞれ作成されると、同時撮影の画像どうしの関連付けを行い、X線画像、光学カメラ画像の対を形成する。対をなすX線画像と光学カメラ画像とは、それらを撮影した撮影時の光学カメラ16とX線検出器12との位置関係に基づいて、光学カメラ画像中における関連付けがなされた透視X線像の撮影位置が定まるので、この位置を抽出し、該当部分にX線撮影位置マーカを付したマーカ付き光学カメラ画像を作成する制御を行う。本実施形態では光学カメラとX線測定光学系とは固定されているので、光学カメラ画像中のX線画像の撮影位置(撮影中心の位置)は、常に一定となる。したがって、作成したX線画像と外観画像(光学カメラ画像)との関係を明確にすることができる標準試料を用いて、光学カメラ画像中のマーカの位置の対応付けを一回だけ行なっておくことにより、それ以後は、同じ位置にマーカ(例えば十字形状のマーカ)の中心がくるようにする。
画像記憶部34は、X線画像をX線画像記憶領域51に蓄積し、対となるX線画像の撮影位置にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像をマーカ付き光学カメラ画像記憶領域52に蓄積する。これらは関連付けて記憶してあり、X線画像を読み出すと、これと対応するマーカ付光学カメラ画像が対となって読み出されるようにしてある。
表示制御部35は、X線画像作成部31およびマーカ付き光学カメラ画像作成部33が作成した一対のX線画像やマーカ付き光学カメラ画像を、あるいは、画像記憶部34に蓄積した一対のX線画像やマーカ付き光学カメラ画像を、表示装置24において、光学カメラ画像24b、X線画像24cとして並列表示する制御を行う。
駆動信号発生部36は、図示しない入力操作用画面を操作者がキーボード22やマウス23で操作することにより、ステージ駆動機構15に駆動信号を送る制御を行う。この駆動信号に応じて、ステージ14は、直交するXYZ方向(ステージ面をXY面とする)に並進駆動したり、Z軸に沿って回転駆動したりする。これにより、ステージ14に載置された被測定物Sの所望の部分のX線像を撮影することができる。
画像印刷制御部37は、図示しない印刷操作用ボタン(表示装置24の画面上に表示)や印刷設定画面を操作者がキーボード22やマウス23で操作して印刷を開始することにより、印刷しようとするX線画像、および、これと対をなすマーカ付き光学カメラ画像(例えば表示装置24に表示中のマーカ付き光学カメラ画像24bとX線画像24cとの対)を、X線画像記憶領域51、マーカ付き光学カメラ画像記憶領域52から読み出し、プリンタ26にデータを送って印刷出力する制御を行う。
なお、X線画像およびマーカ付き光学カメラ画像とともに、設定条件記憶領域53に保存してある関連する設定情報、すなわちX線測定時のX線条件(管電圧、管電流、積算回数等)、X線画像作成部31が画像処理を行う際の画像処理条件(明るさ、コントラスト値、ガンマ値等)、画像計測条件(拡大率、回転角度、傾動角度等)、撮影ID情報(撮影者日時、撮影者、画像番号等)等、印刷記録しておくと便利な関連情報を同時に印刷する機能も実行したいときは、メモリ25の設定条件記憶領域53に保存されている情報についても、画像印刷の際に同時に読み出して、2つの画像を印刷する部分以外の場所に読み出した設定条件を印刷する制御を行う。
さらに、画像印刷制御部37は、図示しない印刷設定画面を操作者がキーボード22やマウス23で操作して、印刷レイアウトや文字フォントや文字大きさを所望のスタイルに変更する入力を行なうことにより、好みのスタイルで出力結果を得ることができるようにしてある。
マーカ調整部38は、マーカ付き光学カメラ画像上に表示するマーカの表示方法のひとつとして、例えばボックス型のマーカ(ボックスカーソル)を用いて、マーカ付き光学カメラ画像中のX線画像に対応する領域をボックス型マーカで囲む場合に、X線画像に対応する領域が拡大率に応じて変化することから、拡大率に合わせてボックス型マーカの大きさを調整する制御を行う。この場合、ボックス型マーカの大きさを決定する拡大率(ステージ中心を基準とする拡大率)は、X線測定光学系13とステージ14上の被測定物との位置関係に依存するので、予め、ステージ14を原点にセットした状態(初期状態)でのこれらの位置関係を設定条件として設定条件記憶領域53に記憶しておき、その後のステージの移動距離や回転角の変化量に基づいて拡大率を算出し、ボックス型マーカの大きさを決定する。
次に、上記X線検査装置により出力された印刷結果について説明する。図2は、上述したX線検査装置1により、印刷用紙にX線画像を印刷したときの印刷結果を示す図である。
用紙61にはX線画像62が印刷されるとともに、同じ用紙の他の部分にマーカ付き光学カメラ画像63が印刷される。マーカ付き光学カメラ画像63には、X線画像62を撮影した領域に相当する部分に、マーカ64が付されている。通常、X線画像62の印刷データを見ただけでは、どの部分を透視したX線画像であるかを判断するのは困難であるが、同時に印刷されたマーカ付き光学カメラ画像63の印刷データを見ることにより、X線画像62の被測定物Sにおける撮影部分が一目瞭然となる。
図3は、X線画像62、マーカ付き光学カメラ画像63とともに、関連した各種の設定条件を印刷したときの印刷結果を示す図である。ここでは、撮影時に記憶してある設定情報のうちで、ステージ座標(XYZ座標)、拡大率、傾動角度(傾動機構付きのX線検査装置の場合)、ステージ回転角度、SID(X線源・試料間距離)、FPD距離(試料・検出器間距離)、管電圧、管電流、積算回数、明るさ、コントラスト、ガンマ値、空間フィルタ、コントラスト設定、撮影日時、画像ファイル名、ユーザ名、コメント欄、ティーチングファイル名(ティーチング処理機能付きのX線検査装置の場合)、ポイント番号を抽出し、これら設定情報群65をX線画像62、マーカ付き光学カメラ画像63とともに、用紙61に印刷するようにしている。
図4は、図3と同じ印刷内容に対して印刷出力のスタイルを変えて印刷したときの印刷結果を示す図である。操作者による出力スタイル設定の変更入力により、X線画像62、マーカ付き光学カメラ画像63、設定情報群65の印刷レイアウトが変更され、文字フォント、文字大きさが変更されて印刷してある。印刷出力はできる限り1ページ内にすべて含めることが望ましいが、収まりきらないときは複数ページにまたがるようにして印刷される。このように操作者の好みに応じた印刷出力ができるようにしてある。
なお、上記実施形態では、X線検出器12に対する光学カメラ16の位置を固定していたが、X線画像とマーカ付き光学カメラ画像とを撮影した時のX線検出器12に対する光学カメラ16の位置関係が求まり、マーカ付き光学カメラ画像中のX線画像の撮影領域が一義的に算出できる限り、必ずしも、X線検出器12に対する光学カメラ16の位置を固定する必要はない。例えば、ステージ14の回転と連動して光学カメラ16が同じように回転するようにして同じ方向から撮影した光学カメラ画像にマーカを付すようにしてもよい。この場合は、ステージの移動量をモニタしておき、ステージとX線測定光学系との位置関係は、ステージ14の原点からの移動量に基づいて算出することになる。
本発明は被測定物のX線画像を撮影し、印刷出力を行うX線検査装置に利用することができる。
本発明の一実施形態であるX線検査装置の構成を示すブロック図。 印刷用紙にX線画像を印刷したときの印刷結果を示す図(画像のみ印刷した場合)。 印刷用紙にX線画像を印刷したときの印刷結果を示す図(画像と設定情報とを印刷した場合)。 印刷用紙にX線画像を印刷したときの印刷結果を示す図(レイアウト等を変更した場合)。
符号の説明
1: X線検査装置
11: X線発生装置(X線源)
12: X線検出器
13: X線測定光学系
14: ステージ
15: ステージ駆動機構
16: 光学カメラ
20: 制御系
21: CPU
24: 表示装置
25: メモリ
26: プリンタ
31: X線画像作成部
32: 光学カメラ画像作成部
33: マーカ付き光学カメラ画像作成部
34: 画像記憶部
37: 画像印刷制御部
38: マーカ調整部
51: X線画像記憶領域
52: マーカ付き光学カメラ画像記憶領域
53: 設定条件記憶領域

Claims (3)

  1. 透視用X線を照射するX線源と被測定物の透視X線像を撮影するX線検出器とからなるX線測定光学系と、
    X線検出器による透視X線像より広い視野での被測定物の光学像を撮影する光学カメラと、
    透視X線像からX線画像を作成するX線画像作成部と、
    光学像から光学カメラ画像を作成する光学カメラ画像作成部と、
    同時に撮影された透視X線像と光学像とにより作成された一対のX線画像と光学カメラ画像との関係付けを行い、光学カメラとX線検出器との位置関係に基づいて、光学カメラ画像中における当該光学カメラ画像と関連付けがなされたX線画像の撮影位置を抽出し該当位置にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像を作成するマーカ付き光学カメラ画像作成部と、
    X線画像および当該X線画像の撮影位置にマーカを付したマーカ付き光学カメラ画像とを蓄積する画像記憶部と、
    プリンタと、
    蓄積されたX線画像をプリンタにより印刷する際にそのX線画像に関係付けられたマーカ付き光学カメラ画像も印刷する画像印刷制御部とを備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 光学カメラはX線検出器の受光面に対する位置が固定されていることを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 被測定物を載置するステージと、ステージを移動することによりX線測定光学系に対する被測定物の位置を移動するステージ駆動機構と、ステージとX線測定光学系との相対位置に応じて変化するX線画像の拡大率に対応させてマーカの大きさを調整するマーカ調整部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
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