JP2007197093A - 耐爆性の容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】爆発性製品を収容し、爆発の際に損傷を防止し最小限にする耐爆性および爆風案内容器、並びにドアおよび包囲体を提供する。
【解決手段】この容器は、少なくとも3つの材料が組み立てられるバンドを有し、これらのバンドは、所定の容積を包囲し少なくとも2つのバンドの厚さの合計に等しい厚さを有する容器の壁を形成するように互いに関して所定の向きを有する。容器は、特に重量が重要である航空機において貨物ホルダとして用いられ、また弾薬および爆薬、例えば爆弾および手榴弾のような危険な物質の搬送手段としての用途を有する。
【選択図】図16

Description

本発明は、容器及びその製造方法に関する。更に詳細には、本発明は、爆発物製品を収容し、爆発の場合に損傷を防止するか最小限にする種々の耐爆性爆風案内容器に関する。このような容器は、特に重量が大きな要素である航空機における積荷ホルダとしてまた、弾薬及び爆発物、例えば爆弾及び手榴弾のような危険材料の搬送装置としての用途を有する。それらは、また特にテロリスト及び他の脅迫事件に係わる爆弾処理要員にとって特に有効である。
従来技術
1988年のスコットランドのロッカービー上空でのパンナム航空機のテロリストの襲撃に対応して、爆発物及び航空機生存技術における専門家は、テロリストの爆弾に対してさらに抵抗を有する商業航空機をつくることを研究した。これらの研究の1つの結果は、新しい世代の爆発物検出装置の開発及び研究であった。しかしながら、実際には、検出が比較的容易な大きさ以上のものに対してであり、しきい値以下の大きさの爆弾が残り、この小さい多数の爆弾は検出されない。検出されない爆弾は、航空機積荷容器に収納されて貨物として搬送される。縁部が切り取られた立方体形状のこれらの貨物容器は、軽量であるが耐爆性ではないアルミニウムから製造されている。その結果、近年、しきい値寸法以下の軽量の爆弾に対する耐爆性の積荷容器に研究の焦点が合わされた。
航空機容器に関する概要は、Ashley,S.の“空の安全:耐爆性積荷容器の設計”と題されたメカニカルエンジニアリング、1992年6月、第114巻、第81−86頁に記載されており、参考として組み込まれる。この記事によって示された1つのタイプの容器は、高圧ガスを安全に放出するか換気しながら、衝撃波を抑制し破片の爆発を閉じ込めるように設計され、他の容器は、航空機の本体から出るか離れるように爆発力を導くことによって爆発性物質を航空機の外に案内するように設計された。新しい構成のいくつかは、丈夫で軽量な双方の性質を有する複合材料を使用する。このような構成において、硬化された積荷容器がアライドシグナル(Allied Signal)社から市販されているSPECTRE(登録商標)のような低密度材料で織られた毛布で包まれ、ポリウレタンフォーム及び多孔性アルミニウム合金シートでカバーされる。この材料のサンドイッチ構成は、継ぎ目のないシェルで容器の4つの側面をカバーする。この点については、ここに組み込まれた米国特許第5,267,665号が参照される。
積荷の容器の内側への接近は、積み荷を荷揚げするか荷下ろしする場合に必要であり、通常、ドアによって可能である。ドアは、爆発時に容器の著しく弱い点を提供する。なぜならば、容器の内部からの爆発は、通常ドアから外側に出るからである。もしドアがヒンジ及び金属ピンの構成を介し接続される場合には、ピンは、危険な放出物になる。もしドアが溝またはチャネル内で摺動する場合には、溝またはチャネルは曲がるか、ゆがんで容器に欠陥を生じる。よって容器の内側にアクセスするドアに関して前述したような問題のない積荷容器の設計を有することが望ましい。これらの問題を避けるために現在の積み荷容器を改造することができることが望ましい。好ましい設計は、積荷容器への接近開口部を備えたヒンジ及び溝のない閉鎖体を提供することである。
米国特許第5,312,182号は、ドアが溝/トラック内で摺動することによって相互に係合し、それらを装置の破裂に抵抗するように堅固に保持することによって爆発に対応する強化容器を示す。他の耐爆性及び爆風案内容器が、ヨーロッパ特許052965号、米国特許第5,376,426号、5,249,534号、5,170,690号、4,889,258号、4,432,285号
、4,027,601号及び3,786,956号及び3,786,956号に示されている。これらのすべての刊行物はここに参考とし組み込まれる。
発明の概要
従来技術の欠陥を克服するために開発された本発明は、ドア及びその閉鎖体を含む耐爆性及び爆風案内容器及びその製造方法を提供する。これらの新しい容器は、現在使用されている航空機に使用する既存のアルミニウム製の非耐爆性容器と置換することができる。
本発明は、少なくとも3つのバンド材料を有する容器である。第1の内側バンドは、第2のバンド内に収容され、第2のバンドは、第3のバンドに収容される。3つのバンドは、所定の容積を画定するとともに少なくとも2つのバンドの厚さの合計にほぼ等しい厚さの容器の壁を形成するように互いに関して所定の方向性を有する容器である。
好ましい実施例において、容器は、複合材料の3つの管状バンドを有する耐爆性容器であり、その各々のバンドは、断面がほぼ矩形である。剛性の第1の内側バンドは、第2のバンド内に組み入れられ、この第2のバンドは第3のバンドに組み入れられる。3つのバンドは、6つの面を有する矩形の角柱を形成するように組み込まれ、その各々は、少なくとも2つのバンドの厚さの合計に等しい厚さを有する。
また本発明は、接近開口部を有する耐爆性容器における改良を提供する。改良は開口部にヒンジのない溝のない閉鎖体を有する。この閉鎖体は、接近開口部の少なくとも一部をカバーするために容器を包囲する少なくとも1つの材料のバンドを有する。他の実施例において、改良は複数の平行な可撓性を有するように接続された剛性材料の薄板を有する自己収容スライディングドアを有する。この薄板は、開口部を露出するように第1の方向に摺動し、開口部を閉鎖するように第2の反対方向に摺動するように開口部に隣接した容器の内面に固定された軌道に取り付けられる。
本発明の他の側面によれば、同軸に取り付けられるとともに互いに関して回転運動可能な少なくとも2つの管を有する耐爆性容器を提供する。各管は、容器に接近することができるように回転によって整合することができ、容器の閉鎖を可能にする回転によって非整合とすることができる接近開口部を有する。少なくとも1つの管が耐爆性材料で形成される。別の実施例において、耐爆性容器は、同心円的に取り付けられるとともに互いに関して回転可能な運動ができる少なくとも2つの球を有する。この球は、容器に接近することができるように回転によって整合することができ、容器の閉鎖を可能にする回転によって非整合とすることができる接近開口部を有する。少なくとも1つの球は、耐爆性材料から形成されている。
他の側面によれば、本発明は、好ましくは、形状が管状でその端部が開放している耐爆性容器に関する。この改良点は、ストリップが単一方向の高強度の繊維からなるテープを備え、所定の方向のフィルムは輪を形成するように所定の方向に少なくとも1回容器を包囲する、容器に取り付けられるとともに容器を補強する複合ストリップを有する。
他の側面において、本発明は、少なくとも2つの箱と少なくとも1つの剛性のバンドを有する耐爆性容器である。箱の一方は、開放側が他方の箱に面し、バンドが入れられた箱を包囲するように他の箱の内部に収容する。例えば、5つの側面と1つの開放した面を有する2つの立方体は、爆発が起こったときに互いに離れないように箱を包囲する4つの側面で互いに収容される。少なくとも1つのボックス及び剛性バンドは、耐爆性材料で形成される。
また本発明は、少なくとも1つの剛性のほぼ継ぎ目のない耐爆性容器材料のバンドを有する爆風の方向を決定する容器又は管である。バンドは2つの開放側面を有し、耐爆性材料は、バンドの方向に連続した長さを有する少なくとも約10、好ましくは少なくとも約50、さらに好ましくは約75重量%の樹脂マトリックス内に高強度の繊維網を有する。また本発明は、A.十分な張力で複数層になるようにマンドレルの周りで高強度の繊維材料の第1の可撓性シートを巻き付ける工程と、B.材料層を固定してほぼシームレスの好ましくは剛性の第1のバンドを形成する工程と、C.マンドレルからバンドを除去する工程とを有する少なくとも1つの耐爆性バンドを製造する製造方法に関する。
本発明は、A.十分な張力で複数層にマンドレルの周りで高強度の繊維材料の第1の可撓性シートを巻き付け、連続層の間の空所を除去して第1のバンドを形成する工程と、B.第1の可撓性シートの高強度の繊維材料を樹脂マトリクスに接触させる工程と、C.スペーサを第1のバンドの外側に配置する工程と、D.十分な張力で複数層にスペーサの周りで高強度の繊維材料の第2の可撓性シートを巻き付け、連続層の間の空所を除去して第1のバンドを形成する工程と、E.第2の可撓性シートの高強度の繊維材料を樹脂マトリックスに接触させる工程と、F.スペーサを第2のバンドの外側に配置する配置工程と、G.十分な張力で複数層に第2のスペーサの周りで高強度の繊維材料の第3の可撓性シートを巻き付け、連続層の間の空所を除去して第3のバンドを形成する巻き付け工程と、H.第3の可撓性シートの高強度の繊維材料を樹脂マトリックスに接触させる接触工程と、I.配置、巻き付け及び接触工程を繰り返して所望数のバンドを形成する工程と、J.マンドレル上でバンドの各々の少なくとも一部を強化する工程と、K.マンドレルからバンド及びスペーサを除去する工程とを有する。
本発明の容器の3つのバンドボックスは、従来の技術の容器に対していくつかの利点を有する。それは入口ドアの必要性をなくす。なぜならば、最も内側のバンドの開放側又は側面を通して内部への接近を達成することができるからである。これは従来技術の容器の1つの弱点を無くし、スチール製のロッドを備えたドア及びパネルヒンジは、もはや必要なく、ドアの溝による相互固定装置も必要ではなくなる。他の変形例も制限された空隙の制限部分の代わりに積荷及び積荷を降ろすために容器の内部に容易に接近することができる。
この箱は、爆発性のガスに対しては不透過性ではなく、設計の機能に寄与するコーナを通ってガスの放出を制御する。この箱の製造は、廉価で簡単な技術で行われる。この箱のバンドは、所望のように剛性で可撓性に製造される。この箱のバンドは、可撓性縁部及び剛性面でつくられるならば、それらは、さらに有効に収容するためにそれらをつぶし、後に組立てて使用するために3つ又はそれ以上の平坦な部品の組として搬送することができる。同様の形状において、容器を改造しドアの閉鎖体を提供するバンドは、同様の利点を達成するために選択的に剛性及び/又は可撓性とすることができる。図面の簡単な説明 添付図面を参照し、好ましい実施例を参照するとき、本発明をさらに完全に理解することができ他の利点があきらかになるであろう。
発明の実施の形態
発明の詳細な説明 好ましい発明は上記した図面を参照することによって当業者によって更に明らかになるであろう。図面に示した本発明の実施例は、図示した内容に厳密に制限することを意図するものではない。それは本発明の原理及びその用途及び実際の使用を説明し、当業者が本発明を最もよく理解することができるようにするためのものである。特に、耐爆風材料のバンドは、バンドの輪の方向におけるほぼ連続した繊維フィラメントを表す、すなわち、単一の方向の繊維バンドとして表す平行なラインによって表される。この表現は、本発明を理解するために簡単に表すものであり、それは、本発明に使用するために考慮される1つの織物を構成するが、唯一の織物ではなく、使用するために考慮される最も好ましい織物は、添付した例において詳細に説明したような連続した繊維/フィラメントの交差した層であるが、この説明は、明確に理解される本発明より複雑である。
図面の最初の説明は、構成についてであり、次に適当な材料についての説明をし、さらにそれらがどのように構造の耐爆性又は爆風案内機能のいずれかの機能を果たすかを行うかを説明する。図1Fを参照すると、参照符号10は、組み立てられた耐爆性容器を示す。容器10の構造は、本発明の効果に対して重要である。容器10は、立方体に組み立てられる少なくとも3つのバンドで補強される4つの側面を有する材料の連続バンド11,12及び13を有する。図1A、図1B及び図1C参照。
この明細書で使用する“バンド”という用語は薄く平坦で、ある容積を包囲するストリップを意味する。包囲する容積の断面は変化するが、多角形は円形が好ましく、矩形は図示したように正方形が好ましい。図1D及び図1Eを参照すると、第1の内側バンド11は、わずかに大きい第2のバンド12内に入れられ、この第2のバンドは、それよりわずかに大きい第3のバンド13内に入れられ、これらのすべての各長手方向の軸線は、互いに直角である。この形態において、立方体の容器10の面を形成する6つのパネルの各々はバンド11,12及び13の少なくとも2つのバンドの厚さの合計にほぼ等しい厚さを有し、そこで、それらは、重複し、容器10のすべての縁部15が少なくとも1つのバンド材料11,12又は13によってカバーされる。換言すると、荷物(爆発物又は貨物)が第1のバンドに配置された後、わずかに大きな寸法の第2の構造的に同様のバンド12が第1のバンド上に配置され、その結果、長手方向の軸線が第1のバンド11の軸線と直角になる(図1E参照)。
第3の同様に大きなバンド13が第2のバンド12上をすべり、その結果、長手方向の軸線がバンド11及び12の双方の軸線に直角になる(図1E参照)。第3のバンド13は、好ましい耐爆性容器10を完成する。バンド11,12及び13の間の適合は、ガス密封であることまでは意図しないが、爆発の場合、立方体容器10のコーナーからガスを徐々に逃がすことができるように緊密に適合している。バンドは互いに摺動することが好ましく、従って、それらの表面の摩擦特性は、さらに詳細に後述するように変更することができなければならない。容器10は、入口ドアが分離されておらず、よって従来技術と同じ容器が有するすべての制限を避ける。図1Gは重りと/荷重軸受フレーム17を有し、このフレーム17は、容器が容器10の中に収容されたアイテムに耐えるには剛性が不十分な場合のためのものである。インナバンド11は、最初にフレーム上を摺動し、次に組立は前述したように進められる。フレーム17は、構造体の荷重軸受機能を最小限にし、容器の重量を最小限にするように構成された金属又は構造的複合体から製造される。
基本的な構成の変形例において、第2のバンド12は、バンド12′によって置換され、5つの側面を有する非連続ストリップ(図2A参照)であり、バンド12′は、矩形の好ましくは図示したような直列に並んだ5つの側面を有し、これは、矩形の断面を形成する4つの側面より1つ多い。バンド11及び13は、基本的な構成において同じである。図2Bを参照すると、バンド12′は、内側バンド11の周りを包囲し、その第1と第5の側面が第1のバンド11の開放側面の1つに重複し、フラップX及びYを形成する。第3のバンドは耐爆性容器10′を完成する。立方体容器10′の1つの側面への接近は、バンド13及び開放フラップX及びYの除去によって達成される。この実施例において、バンド12′は、爆発中のフラップX及びYが吹き飛ばされて開放することを防止するために入れ子式バンドである。容器10′は、入口ドアを特に備えておらず、よって従来技術のドアによって呈されるすべての制限を回避する。
基礎的な設計上についての他の変形例を示す図3A,図3B,図3Cを参照すると、内側バンド11は、内側バンド11″によって交換され、この内側バンド11″は、他のバンド12及び13を組み立てる前にその両側に形成されたリップ18を有する。バンド11″は、必要なものより広くすることができ、各コーナ16で切断され、各側でリップ18をつくるために折り曲げられる(図3A及び図3B)。リップ18は、突出縁部又は小さいフラップであり、このフラップは、使用中にバンド11″の平面にほぼ直角になり、次の最外端のバンド(この場合、バンド12)は、バンド11″に関してフラップ18を保持する。爆発したとき容器のリップ18の存在は、容器から高温ガスが逃げる速度を制限するように作用し、これは、人又は財産への損傷を防止し、並びに火を補足する危険性を低減する。内側の任意のバンドにリップを形成することができるが、最もよい結果は、最も内端のバンド11″にリップ18を形成することによって得られる。
本発明において多数の異なる容器の形状が意図される。図4の容器は、3つのバンドの異なる矩形の断面による非立方形の直方体を包囲する。図5Cにおいて、第1の内側バンド11″″(図5A参照)によって形成された容器10″″が示されており、これは4つの側面を有するバンド13″″に組み込まれ、これは4つの側面のバンド14″″に組み込まれる。6角形断面を有するバンドは、爆発時に内側の容積を増大するように変形する容器の傾向から引き出される。
3つ以上のバンドによって、基礎が立方体の容器の構成(又は矩形プリズム)においても本発明によって容易に活用することができる。立方体の容器10″″′を示す図6A,図6B,及び図6Cを参照すると、第2のバンド12″′″は、内側バンドを入れる(又は内側バンド″′″上に配置される)2つの同一の平行で同軸部分M及びNに分割される。バンド″′″の組立は、外側バンド13″′″に小さい部品(バンド)M及びNを入れることによって行われる。このような容器10″′″は、標準の航空機、例えば6×6×6ftの大きさの比較可能な容器10よりさらに収納及び取り出しが簡単になる。一例によって、収納は、第1のバンド11″′″が従来の昇降フォークによってビーム上に配置されたとき、ローディングが行われる。
ローディングの後、第1のバンド11″′″に品物19が配置され安定化される。ローディングの後、バンドNをその周りに配置することができるように他方に動かされる。その後、組立体は安定化し、バンド13″′″は、図6B及び図6Cに示すように組み立てられたバンド上に配置される。容器10″′″から品物16を取り出す場合にはこの手順は逆になる。中間部品(バンド)M及びNは、品物を取り出す場合にはすべて外す必要はない。中間部品は、図示するように交互に反対方向に摺動することが好ましい。また、それらは、同じ方向に入れ子式に摺動するように配置される。外側バンド13″′″は、所望ならば、2つ又はそれ以上の部品からつくることができる。
理論的には、一方のバンドと同軸的な制限されない数のバンドを平行に好ましくは、一方のバンドと互いに接触するように使用し、基本的に3つのバンドの概念において一方のバンドの代わりに使用することができる。内側のバンドの等価物において、全部の同軸バンドは、リップ(図3B参照)又は重複フラップ(例えば図2B参照)を備えることができる。中間バンドにおいて、全体の同軸バンドは、フラップを有するだけではなく、これら隣接する縁部は、縁部に隣接した側面にリップを有することができる。最外端のバンドは1つの連続的なバンドを有することが好ましい。
図7A及び図7Bは、有効な閉鎖体の問題を解決する耐爆性容器20を示す。容器20は、1つ又はそれ以上の側面における接近開口部を備えた従来技術の耐爆性容器である。又はそれは、上述した3つのバンドの概念の2つのバンドを有する容器である。図7Bは、品物を入れるか、出すために開放位置にある容器20を示す。フラップドア21は、一方の側面から容器20の内側に接近することができ、容器の他方の1つ又はそれ以上の側面に同様に接近することができる。ドアと容器の双方を以下に詳細に説明する剛性の材料で形成する。好ましくは断面が正方形の剛性のバンド22は、側面22を包囲するように容器20上をすべらせられ、容器20の包囲体を固定する(図7A参照)。バンド22は、閉鎖されたときフラップドア21のすべて又は一部分のみをカバーする。
バンド22は、図7Bに示すようにフラップドア21の一方の側に摺動し、ドア21を通って接近することができるように容器20から離れる。バンド22の内側の断面の形状は、それが包囲する容器の部分に適合しなければならない。多角形の断面は、さらに好ましくは矩形であり、もっとも好ましくは(図示したように)正方形である。この設計を介する閉鎖体は、ヒンジ(及びテンダント、リーサルピン)又はチャンネルを有することなく達成することができる。爆発中に、バンド22はドア21を所定の位置に保持する。
図8Aないし図8Fは、制限されたスペースで使用されるとき、収納と取り出し機能を有する他の耐爆性容器30を示す。この構成は、すでに述べた3つのバンドの概念と非常に似ており、これは非常に有効に爆風を閉じ込める。3つのバンドの概念に対する変形例は、航空機貨物ホルドのスペースの収容部分内で容器30の内側への有利な接近を行うことが必要である。図8Aにおいて、完全に組み立てられた容器30に構造的な剛性を提供するハニカム型コアパネル31が示されている。パネル31は、組み立てられたとき、容器30の内側に接近するベースを提供する一方の面に角部分が切り取られた縁部32と開口部33とを備えた立方体である。第1の内側のバンド34がパネル31の周りに配置され、それが開口部33をカバーする。
後に詳細に説明するように材料形成バンド34は、可撓性であり、開口部33の上方アクセスフラップ35及び下方アクセスフラップ36を形成するために切断することができる。中間バンド37は、連続的なストリップバンドであり、その下にフロアパネル39が取り付けられる(図8C)。外側のバンドは、容器30を開放するために他方の容器41内に一方の容器40を摺動及び入れ子式に組み立てることができる垂直方向に摺動することができる部分40及び41から成る2つの部品から成る垂直方向の摺動バンドである。それは、容器が閉鎖したとき、部分40及び41が完全にフラップ35及び36をカバーすることが好ましいが、それらはこの領域全体のわずかに狭い領域をカバーしても未だ有効である。
部分41の内側は、部分40の外側よりわずかに大きな寸法であり、図8Fに示すように完全に開放したアクセス開口部33の上を摺動することができる。停止部38は、容器30の側面に設けられている。停止部38の底部のリムは、部分41が床の下に落ちないように固定し、停止部38の頭部は部分41の内側が下に落ちないように部分40を固定する。図8Eは閉鎖された完全に組み立てられた容器30を示す。この構成の入れ子式の特徴は、標準の立体ボックス容器の1/2まで収容及び取り出すために必要な特別の空隙を低減する。3つの入れ子式部分等の場合、特別の必要なスペースを1/3まで低減する。理論的には3つ以上の部分以上を使用することができるが、実際的ではない。この構成の入れ子式の特徴は、従来技術の容器を使用する図7A及び図7Bに示される閉鎖体の実施例に使用することができる。
図9A及び図9Bに示す実施例において、容器50に対する側面51の閉鎖体は、耐爆性、自己収納、摺動ドアによって形成される。このドアは、剛性材料のほぼ平行な可撓性を有するように接続された複数の薄板52を有する。この薄板52は、耐爆性織物に包まれるとともに部分の間の織物のステッチによって分離される複数のハニカム部分を有する。接続された薄板52は、第1の上方部分に摺動して開口部51を露出し、第2の反対方向に摺動して開口部51を露出するように開口部51に隣接した容器50の内面に固定された軌道(図示せず)に取り付けられる。図9Aの開放位置において、ドアは、天井に隣接した容器50の内側に存在する。ハンドル(図示せず)は、開閉する際に補助するために摺動ドアの外側に取り付けることができる。この構成は、その自己収納機能によって保持された航空貨物内で収納・取り出しを容易にする。図7A,図7B,図8E及び図8Fのような閉鎖バンドは、図16に関連して以下に説明するドアの構成並びにミニバンド121に関する利点を得るために選択的に使用することができる。
図10Dを参照すると、他の耐爆性容器60が示される。この容器60は、ほぼ同軸的に取り付けられ、組み立てたときに互いに回転運動をすることができる主な部品を有する。その端部(図10A参照)で内管61が閉鎖されるが、外管62はその端部で開放して内管61上を摺動する円筒形管(図10B参照)を形成する。図10Dに示すように、外側円筒形管62は、支持フロア上には載置しないが、内管61の周りで回転することができる。このような回転は、管61及び62の隣接面の隣接面の一方又は双方に底摩擦フィルム(図示せず)を置くか、又は他の例として玉軸受(図示せず)のバンドを使用することによって容易になる。
円筒形管62の長さ寸法は、管61の円筒形の中央部分の長さにほぼ対応する。管61及び62の双方は、ほぼ同じ寸法の接近開口63及び64を有する。開口部63及び64は、容器の内側に接近可能なように管61及び62の回転によって整合することができ、容器60の閉鎖を可能にするために回転によって非整合とすることができる。少なくとも1つの管は、耐爆性材料から形成される。少なくとも1つの管は、以下に詳細に説明するように耐爆性材料から形成されるが、双方が耐爆性材料から形成される。管62上に閉鎖された容器60上に配置される円形バンド65の補強を使用することが好ましい。2つのバンド65が図10C及び図10Dに示されているが、それ以上又は以下のバンドを使用することが有利である。図16に関連してさらに完全に説明するミニバンドを選択的に使用することが有利であり、ミニバンド121は、その補強のために輪の方向に開放管62を固定し、包囲する。
図11Aないし図11Dは、図10Aないし図10Dの管状容器60の概念と同様の球形容器70を示す。同様の接近開口部73及び74を有する2つの球は、すなわち、他方72内に2つのうち小さい方の球71が同心円的に取りつけられる。図11Bを参照すると、内球71は、外球72内でその回転を可能とするように取り付けられた2つのポール/ハンドル75を備えている。別の例として、他方に関する回転を容易にするために球のエクエータの周りにボール軸受のバンドが設けられる。球71及び72は、球71の内側に接近することができるように開口部73及び74が整合するように互いに関して回転し、容器70を閉鎖するために開口部73及び74と非整合とするように回転することができる。球の少なくとも一方、好ましくは双方は、耐爆性材料から形成されている。また、円形バンド及び/又はミニバンドを補強することも利点を得るために選択的に使用することができる。
図12Aないし図12Dを参照すると、他方の側面において、本発明は、少なくとも2つの開放ボックス81及び82及び少なくとも1つの剛性のバンド83を有する耐爆性容器80である。一方のボックス81は、他方のボックス82内に入れられ、その開放側は外側ボックス82に面し、そのバンド83は、組み込まれたボックス81及び82を包囲する。開放ボックス81及び82の形状は、ほぼ同じであり、開放ボックス81の寸法は、開放ボックス82の寸法よりわずかに小さく、互いに適合することができる。ボックス81又は82の少なくとも一方、好ましくは、その双方及び剛性バンド83は、耐爆性材料から形成される。ボックス81及び82及びその容器80は、矩形、すなわち、4つの側面及び平坦な底部を有する容器80として示したが、それらは異なる形状でもよい。特に、開放ボックスは、湾曲した側面を備えたカップ形状であるか、又は最小で3つの箱に対する異なる数の側面を有していてもよい。
また本発明は、爆風案内容器及び管に関する。図13は、剛性でシームレスの耐爆性材料の円筒形バンドである管90を示す。管90の中央に配置された爆薬の爆発は、矢印の方向の管90の解放端を通って放出される。好ましい管の断面は、矩形さらに好ましくは正方形である。図13Bの管95及びそれ以上は添付図面に対する説明を参照のこと。同じ寸法及び形状のいくつかの管/バンド96は、爆風を方向づけるために接触関係(図13参照)で同軸に配置される。好ましい構成は、その解放側にリップ18を備えた図3Bのバンド11と同様である。選択的に1つの大きなバンドを管/バンド全部の周りに配置するか、例えば、図13Bと同様の1つの管/バンドを図13Cのものと同様のバンドの周りに配置することができる。大きなバンドは、所望ならば、全体の構成の解放端及び側面を包囲するように設計することができる。選択的な1つの大きなバンドの変更例として、1つ又はそれ以上のロープ(図示せず)を管全体の周りに配置してもよい。これらの選択的な構成の双方において、以下に示すような耐爆性材料は非常に重要である。
図14Aないし図14Fに示すように、爆風を案内する概念はエアカーゴ容器に容易に適用することができる。積荷容器100は、角が切り取られたシェル101(図14参照)を有し、2つの解放側面又は端部を画定する。シェル101は、丈夫で、粗い材料、好ましくは回転可能に成形することができるポリエチレン粉末のようなポリマー材料から形成されることが好ましい。耐爆性材料の剛性のほぼシームレスバンド102は、図14Cに示すように開放された側面又は端部への接近を防止することなくシェル101の周りに配置することができる。バンド102は、いくつかの方法において形成することができるが、ハンドル104によってシェル101を回転することによってシェル101の周りに耐爆性材料103を複数の巻で巻き付け、以下に述べるように耐爆性材料を強化することによって形成することが好ましい(図14B)。
図14Cのシェル101及びバンド102の組立よりわずかに大きく丈夫で粗い材料のポリエチレンのようなポリマー材料から形成された第2の角をとったシェル105は、容器100の外側のカバーを形成する。シェル105は、組み立てられたシェル101とバンド102との周りに組み立てるために図14Dに示すように分割することができ、従来の方法で、例えば接着剤、ロープ等で所定の位置に選択的に保持される。このような容器が図示したような向きを向くように耐爆性のバンド102に保持された航空機カーゴに配置されるとき、バンド102は、胴体と乗客部分を爆風の影響から保護しながら、その開放端(前方及び後方)を介して出た爆風を隣接する容器に向ける。カーゴ容器100のポリエチレンシェル105は、最大限の利益を得る爆発時間でそのままでなければならないバンド102、特にそのバンド102の中の高強度繊維を有する耐爆性材料に通常使用における損傷を最小限にするために作用する。
他の爆風案内容器110は、図15Cに示されている。この容器110は、図15Aに示した従来の矩形のトラッシュ容器ライナ111の変形例であり、以下の耐爆性材料のほぼシームレスのバンド112(図15B参照)が周囲に巻かれたものである。バンド112は、容器ライナ111の側面の周りに耐爆性材料を巻き付け、容器ライナ111を強化することによって形成することができ、又は容器ライナ111の次の組立を実行することができる。図15Bの組立ては、単独か、又は他のシェル(ライナ)113において図15C及びDにおいて示すように組立て、容器110を完成する。図15Dに示すように、トラッシュ容器110のベース114は、中に耐爆性材料を有しない。この実施例において、このようなトラッシュ容器に配置された爆発物からの爆風は上下に向かう。別の例として、シームレスバンド112は、それをカップ形状(図示せず)につくるためにベースに形成され、変形された容器は、2つのライナ/シェルの間に入れられた耐爆性材料の剛性のカップを有する。この場合、爆発物からの爆風は、上方に向かう。ライナ111及びシェル113は、以下に示す粉末を使用して回転成形されることが好ましい。
図16は、爆発中に管120が急にこわれることを防止するために複数のほぼ平行なミニバンド121で補強された開放端を有する管120を示している。複合ストリップを有するミニバンド121は、補強管120に取り付けられている。各ストリップは、少なくとも1回、さらに好ましくは2ないし3回輪の方向に容器を包囲する単一方向の高強度の繊維のテープを有する。このストリップは、約5.1乃至約15.3センチメートル(約2乃至6インチ)、好ましくは、約7.6乃至10.2センチメートル(約3乃至4インチ)の距離離れており、及びそれらを取り付ける容器の表面積の20パーセント未満のカバーが必要になる。管120は、好ましくは、断面が矩形であり、さらに好ましくは正方形である。それは端部が閉鎖されているか開放されており、開放していることが好ましい。1つの有効な位置に配置されたミニバンド121は、管の急激な破壊を防止する。
図示した種々の実施例において、剛性ライナ又はバンドは、1つ又はそれ以上の技術及び/又は材料を使用して製造することができる。図14において、図15のトラッシュ容器において内側ライナ/バンドがポリエチレン、架橋結合可能なポリエチレン、ナイロン6,又はナイロン6,6粉末を使用して回転成形される。1995年7月に発行されたプラスティックワールドp60に説明された技術を使用することができる。管、ロッド及びコナクタを使用する。好ましくは熱可塑性又は熱硬化性樹脂、追加的に補強繊維又はアルミニウムのような低密度の金属から形成される。この内側ライナ/バンドは、連続的な4つの側面の金属バンドを使用する。
剛性の面材を備えたハニカム、バルサ材又はフォームコアから成るサンドイッチを使用することもできる。ハニカムは、アルミニウム、セルロース製品又はアラミドポリマーから製造することができる。重量は航空宇宙技術で公知の製造技術を使用することによって製造することができる。(補強されたエポキシ複合体を使用することができる。)木工産業においてよく知られた製造技術を使用して剛性の内側シェル/バンドをつくることができる。耐火塗料を有効に使用することができる。その剛性の内側/バンドは、バンドを巻き、最終的な耐火性容器の部分を形成するマンドレルとして機能する。別の案としては、バンドを製作した後、内側ライナを内側バンドに挿入することができる。
この明細書で使用するバンドに関して、“剛性”は、バンドが面にわたって、すなわちその面が非可撓性であることを意味する。もしバンドが複数の面及び縁部を有する場合には、面にわたってほぼ非可撓性であるが、縁部でその可撓性を保持していても“剛性”と考慮される。またこのようなバンドは、“つぶすことができる”と考慮される。なぜならば、その可撓性縁部は、ほぼ非可撓性面を接続するピンのないヒンジとして作用するからである。バンドは、その少なくとも2つの縁部を保持することによってほぼ平坦にすることができる。この面に関して可撓性は次のように決定される。材料の長さは、平坦な支持面の一方の側に水平にクランプされ、長さが“L”の支持されないオーバーハング部分を有する。
支持面以下のオーバーハング部分の低下部のクランプされない側が測定される垂直方向の距離“D”が測定される。比D/Lは、落下性の尺度を与える。比が1に接近しているとき、構造/面は高度に可撓性を有し、比が0には接近するとき、それは、非常に剛性か又は非可撓性である。D/Lが約0.2未満であるとき、さらに好ましくは約0.1未満であるとき構造が剛性であると考慮される。
本発明の構造的な設計、特に3つのバンドの立方体の構成は、容器の爆風を閉じ込める機能を向上する。また爆風を閉じ込める機能は、面積密度の増大によって向上される。“面積密度”は、下に述べる例と関連してさらに詳細に説明するようにkg/m2で示される単位面積当たりの構造の重量である。本発明の3つのバンドの立方体の設計によって製造された板紙ボックスの面積密度は、約0.05kg/m2であり、面積密度は、少なくとも約0.05kg/m2でなければならない。本発明の構造の面積密度は、少なくとも約0.05kg/m2、好ましくは少なくとも約0.10kg/m2、さらに好ましくは少なくとも約0.20kg/m2及びもっとも好ましくは約1.0kg/m2である。
本発明の容器及びバンドを形成する際に使用される好ましい耐爆性材料は、方向性を有するフィルム、繊維層及び/又はその生み合わせである。樹脂マトリクス繊維層とともに選択的に使用し、フィルム(向きを有するか、有しない)は、樹脂マトリクスを有する。耐爆性材料として使用するのに適した単一の軸線方向又は双方向を向いたフィルムは、ホモポリマー及び熱可塑性ポリオレフィンのコポリマー、熱可塑性エラストマー、架橋結合された熱可塑性プラスティック、架橋結合エラストマー、ポリエステル、ポリアミド、フルオロカーボン、ウレタン、エポキシ、ポリビニリデンクロライド、ポリビニルクロライド、その混合物のグループから選択された1つの層、2層又は複数のフィルムである。フィルムの厚さは、約0.0051乃至1.02mm(約0.2乃至40ミル)の範囲、さらに好ましくは、約0.
0128乃至0.51mm(約0.5ないし20ミル)、最も好ましくは、約0.0255乃至0.383mm(約1乃至15ミル)である。
本発明の目的において、繊維層は、単独か又はマトリックスのいずれかの少なくとも1つの繊維のネットワークを有する。繊維は、細長い本体を有し、その長さの寸法は、幅と厚さの横方向の寸法より大きい。従って、この明細書で使用する繊維と言う用語は、規則的な又は不規則的なモノフィラメント、マルチフィラメント、リボン、ステープル及び切られ、切断された不連続なファイバ等のステープル及び他の形態を有する。この明細書で使用する繊維と言う用語は、複数の任意のもの又は上述したものの組み合わせを有する。この発明に使用するフィラメントの断面は、非常に広い。それらは、円形か平坦であるか、又は断面が細い。またそれらは、繊維の直線的な長手方向の軸線から突出した1つ又はそれ以上の規則的又は不規則的なローブを有する不規則的又は規則的な複数のローブの断面である。フィラメントは、円形、平坦又は細長い断面が好ましいが、もっとも好ましいのは前者である。
網状組織という用語は、所定の形状に配置された複数の繊維又はねじれた又はねじれないヤーンを形成するために一緒にグループ化された所定の形状又は複数の繊維を意味し、このヤーンは所定の形状に配置される。例えば、ファイバ又はヤーンは、従来の技術によって網状に編まれるか、織られた(プレイン、バスケット、サテン及びクローフィート織り等)フェルト又は他の非織物として形成される。特に好ましい網状組織によれば、繊維は、それらが共通の繊維方向に沿って互いにほぼ平行になるように単一方向に整合している。連続した長さの繊維は、最も好ましいが、所定の長さを有し、約7.6乃至約30.4センチメートル(約3乃至12インチ)の長さを有する繊維は、この発明の目的に合致し、ほぼ“連続する”と見なされる。
繊維層内において、繊維の少なくとも約10重量パーセント、さらに好ましくは、少なくとも約50重量パーセント及び最も好ましいのは少なくとも約75重量%が容器によって包囲される容積を包む繊維のほぼ連続した長さである。この容積は、前述し図示したようにバンド又は輪の方向において、バンドの方向にほぼ平行である。バンドの方向にほぼ平行であるということは、±10°内であることを意味する。本発明のバンドはほぼシームレスであることが好ましい。ほぼシームレスであるということは、バンドが繊維層の少なくとも1つの完全に巻いたもの以上において隣接する面を接合する各縁部に継ぎ目がないことであり、バンドの所定の点において継ぎ目のない少なくとも1つの包み/層があるということを意味する。この定義に関して、図2Aのバンド12′は、たとえフラップX及びYが互いに接合されていなくともほぼ継ぎ目がないと考慮される。
多数の手順を使用して連続バンドを製造することができる。1つの好ましい実施例として、バンド特に樹脂マトリクスは、マンドレルの周りに織物を巻き付け、適当な固定手段、例えば、加熱及び/又は圧力結合、加熱収縮、接着剤、ステープル、縫合及び当業者によく知られた他の固定手段によって所定の形状に固定することによって形成される。縫合は平行なラインの公差する組によってスポット縫合、ライン縫合又は縫合のいずれかである。ステッチは、縫合において通常使用されるが、特別のステッチタイプ又は方法は、この発明において使用するために好ましい固定手段を形成する。ステッチを形成するために使用される繊維は、非常に広い。使用できる繊維は、比較的低い強度係数又は比較的に高い強度係数を有する。このステッチにおける使用における繊維は、約2g/dに等しいか又はそれ以上の強度と、約20g/d以上の係数とを有する。すべての引っ張り特性は、Instron Tensile Testerで25.4cm/分(10in/分)でバレルクランプの間にクランプされた25.4cm(10インチ)繊維長さを引くことによって評価される。
バンドにいくぶん剛性を与えることが望ましい場合、剛性プレートを挿入する織物にポケットを縫合することができる。これは、剛性バンドのつぶれることができる他の実施例であり、この面は、剛性プレートの存在によって剛性であるが、縁部がバンドを形成する可撓性織物によって可撓性とするか、又は、例えば、剛性面部分の重量によって曲げることができる。本発明のつぶすことができる実施例についての利点は、この装置が平坦な状態で搬送され、使用直前に設定することができることである。織物の包みにバンド内で選択的に剛性を与える他の方法は、ステッチのパターンにより、例えば、ステッチの平行な列は、縫われない接合部/縁部を残して他の“つぶれることが可能な”剛性バンドをつくるようにそれらに剛性を与えるようにバンドの表面部分に使用することができる。
耐爆性材料に使用される繊維のタイプは、非常に広く、有機又は無機繊維である。本発明の実施において使用する好ましい繊維は、特にほぼ連続的な長さにおいて、約10グラム/デニール(g/d)以上の強度と、(Instron Tensile Testerによって測定された)約200g/d以上の引っ張り係数とを有する。特に好ましい繊維は、約20g/d以上の強度と、約500g/d以上の引っ張り係数とを有する。最も好ましいのは、繊維の強度が約25g/d以上の強度と、引っ張り係数が約1000g/d以上の実施例である。本発明の実施例において、選択した繊維は、約30g/d以上の強度と、約1200g/d以上の引っ張り係数とを有する。
繊維のデニールは広範に変化する。通常、繊維のデニールは約8000以下である。本発明の好ましい実施例において、繊維のデニールは約10ないし約4000であり、本発明のさらに好ましい実施例においては約10ないし約2000である。本発明のもっとも好ましい実施例において、繊維デニールは、約10ないし約1500である。有効な無機繊維は、Sガラス繊維、Eガラス繊維、炭素繊維、ボロン繊維、あルミナ繊維、ジルコニアシリカ繊維、アルミナシリカ繊維等を有する。
本発明を使用する有効な無機フィラメントの例は、石英から形成された繊維のようなガラス繊維、マグネシア・アルミノケイ酸塩、非アルカリアルミノボロシリケート、ソーダボロシリケート、ケイ酸ソーダ、ソーダライム・アルミノケイ酸塩、鉛シリケート、非アルカリ鉛ボロアルミナ、非アルカリバリウムボロアルミナ、非アルカリ亜鉛ボロアルミナ、非アルカリ鉄アルミノシリケート、ホウ酸カドミウム、エータ、デルタおよびシータ位相形態の“サフィル”繊維を含むアルミナ繊維、アスベスト、ボロン、シリコンカーバイド、雲母およびサランの炭化物から引き出された炭素、ポリアミド(ノメックス)、ナイロン、ポリベンジミダゾール、ポリオキサディアソール、ポリフェニレン、PPR、石油および石炭ピッチ(イソトロピック)、メソフェースピッチ、セルロースおよびポリアクリロニトリル、セラミック繊維、例えば、スチール、アルミニウム金属合金等のような金属繊維である。
有効な有機的なフィラメントの例は、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリエチレンアミド、フルオロポリマー、ポリエーテル、セルロース、フェノリクス、ポリステルアミド、ポリウレタン、エポキシ、アミノプラスティック、シリコン、ポリスルフォン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエステルイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルアクリルケトン、ポリ(アミドイミド)およびポリイミドからなる。
他の有効な有機フィラメントの例は、ポリ(m−キシリレンアディパミド)、ポリ(p−キシレンセバカミド)、ポリ(2,2,2−トリメチルーヘキサメチレン テレフタルアミド)、ポリ(ピペラジン セバカミド)、ポリ(メタフェニレン、イソフタルアミド)および(p−フェニレンテレフタルアミド)のようなアラミド(アロマチック、ポリアミド)、30%ヘキサメチレンジアモニムイソフタレートおよび70%のヘキサメチレンジアモニウムアジペートのコポリアミド、30%のbis(アミドシクロヘキシル)メチレン、テレフタル酸、カプロラクタム、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリ(ブチロラクタム)(ナイロン4)、ポリ(9−アミノノアノイン酸)(ナイロン9)、ポリ(エタノラクタン)(ナイロン7)、ポリ(カプリルラクタム)(ナイロン8)ポリカプロラクタム(ナイロン6)、ポリ(p−フェニレン テレフタルアラミド)、ポリヘキサメチレンセバクアミド(ナイロン6,10),オリアミノウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリドデカノラクタン(ナイロン12)ポリヘキサメチレン イソフタルアミド、ポリヘキサメチレン テレフタルアミド、ポリカプロアミド、ポリ(ノナメチレン アゼルアミド(ナイロン9,9))ポリ(デカメチレンゼラミド)(ナイロン10,9)、ポリ(デカメチレン セバクアミド)(ナイロン10,10)、ポリ[bis−(4−アミノシクロヘキシル)メタン1,10−(デカメチレンセバクアミド)(ナイロン10,10)、ポリ[bis−(4−アミノシクロヘキシル)メタン1,10−デカンエジカルボックスアミド](Qiana)(trans)またはその組み合わせ、アフィファチック、シクロアリファチックのようなアリファチックおよびシクロアリファチックポリアミド;ポリ(エチレンー1,5ナフタレート),ポリ(エチレンー2,6−ナフタレート),ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)(trans),ポリ(デカメチレン テレフタレート)ポリ(エチレン テレフタレート)、ポリ(エチレン イソフタレート)、ポリ(パラーヒドロキシベンゾエート)、ポリ(ジメチルプロピオラクトン)、ポリ(デカメチレン、アジペート)、ポリ(エチレン、サッカネート)、ポリ(ジメチルプロピオラクトン)、ポリ(デカメチレンアジペート)、ポリ(エチレン、スクシネート)、ポリ(エチレン アゼレート)、ポリ(デカメチレンサバケート)、ポリ(α,αージメチルプロピオラクトン等のアロマーポリエステルである。
また、有効な有機フィラメントの例は、ポリαベンジルLグルタメート等のようなポリペプチドを含む離液性の液晶ポリマーのような液晶ポリマーと、ポリ(1,4−ベンザミド),ポリ(クロロー1−4−フェニレン テレフタルアミド)、ポリ(1,4−フェニレンフラマミド)、ポリ(クロロー1,4−フェニレンフマルアミド)、ポリ(4,4′ーベンザニリド trans,transームコンアミド),ポリ(1,4−フェニレンメサコンアミド),ポリ(1,4−フェニリンメサコンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン)(transー1,4−シクロヘキシレンアミド)、ポリ(クロロー1,4−フェニレン)(transー1,4−シクロヘキシレンアミド),ポリ(1,4−フェニレン1,4−ジメチルーtrans−1,4−サイクロヘキシレンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン2,5−ピリジン アミド)、ポリ(クロロー1,4−フェニレン2.5−ピリジンアミド)、ポリ(3,3′ージメチルー4,4′ービフェニレン2,5ピリジンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン4,4′ースチルベンアミド),ポリ(クロロー1,4−フェニレン4,4′ースチルベンアミド),ポリ(1,4−フェニレン4,4′ーアゾベンゼンアミド)、ポリ(4,4′ーアゾベンゼン4,4′ーアゾベンゼンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン4,4′ーアゾベンゼンアミド)、ポリ(4,4′アゾベンゼン アミド)、ポリ(1,4クロロヘキシレン4,4′ーアゾベンゼン アミド)、ポリ(4,4′ーアゾベンゼン テレフタルアミド)、ポリ(3,8−フェナンスリジノン テレフタル アミド)、ポリ(4,4′ービフェニレン テレフタール アミド)、ポリ(4,4′ービフェニレン4,4′ーテレフェニレンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン2,6−ナフタールアミド)、ポリ1,5−ナフタレンテレフタールアミド),ポリ(3,3′ージメチルー4,4−ビフェニレンテレフタルアミド)、ポリ(3,3′ージメトキシー4,4′ービフェニレン テレフィタル アミド)、ポリ(3,3′ジメソキシー4,4−ビフェニレン4,4′ービベンゾアミド)等のようなアロマチックポリマー、2,2′ージマチルー4,4′ジアミノビフェニールおよびクロロー1,4−フェニレンジアミンから抽出されたポリオキシアミド、ポリクロロテレフタルヒドラジド、2,5ピリジンジカルボキシ酸ヒドラジド)ポリ(テレフタルヒドラジド)、ポリ(テレフタル酸クロロテレフタルヒドラジド)
のようなポリヒドラジド;ポリ(テレフタル1,4アミノベンジドラジド)および4−アミノベンジドラジド、アキサリックジヒドラジド、テレフタリックジヒドラジドおよびパラアロマチックジアシドクロライドのようなポリオクサミドのようなポリ(アミドーヒドラジド);ポリ(オキシーtrans−1,4−サイクロヘキシレンオキシカルボニルーtrans−1,4−クロロヘキシレンカルボニルーβーオキシー1,4−フェニルーエネオキシテラフタルオイル)および1,1,2,2テトラクロロエタンーo−クロロフェノールーフェノール(60:25:15vol/vol/vol)のメチレンクロライドーo−オキシー(2−メチルー1,4フェニレン)オキシーテレフタロイル)のポリ(オキシーcis−1,4−シクロヘキシレンオキシカルボニルーtrans−1,4−クロロヘキシレンカルボニルーβーオキシー1,4−フェニルーエネオキシテラフタルオイル、クロロフェノール等のポリ[オキシーtrans−1,4−サイクロヘキシレンオキシカルボニルーtransー1,4−クロロヘキシレンカルボニルーbーオキシ(2ーメチル−1,3−フェニレン)オキシーテレフタロイル]のようなポリエステルである。
また、4,4′ジアミノベンザニリドおよびテレフタルアルデヒド、メチルー1,4−フェニレンジアミンおよびテレフタルアルデヒドおよびテレフタルアルデヒド、メチルー1,4−フェニレンジアミンおよびテレフタルアルデヒド等のようなポリアゾメチン;ポリ(−フェニル エチル イソシアニド)
、ポリ(n−オクチリソシアニド)等のようなポリイソシアニド;例えば、ポリ(n−ブチルイソシアニド)、ポリ(n−ヘキシル イソシアニド)等のようなポリ(n−アルキルイソシアニド)のようなポリイソシアネート;ポリ(1,4フェニレンー2,6−ベンゾジスシアゾール)(PBT)、ポリ(1,4−フェニレンー2,6−ベンゾビソクサゾール)(PEO)、ポリ(1,4−フェニレンー1,3,4−イキサジアゾール)、ポリ(1,4−フェニレンー2,6−ベンゾビシミダゾール)、ポリ[2,5(6)ベンジミダソール](AB−PBI)ポリ[2,6−(1,4−フェニレンー4−フェニルキノリン)、ポリ[1,1−(4,4′ービフェニレン)−6,6′ーbis(4−フェニルキノリン)]等のようなヘテロサイクリックユニットを備えたリオトロピッククリスタリンポリマー;ポリフォスフォジン、ポリビスフェノキシフォスファジン、ポリ[bis(2,2,2トリフルオリエチレン)フォスファジン]等のようなポリオルガノフォスファジンである。
また、キュプラスイオジンおよびアミドの存在においてビサチレンまたはtrans−bis(tri−n−ブチルフォスフィン)プラチナジクロライドの濃縮によって抽出された金属ポリマ;トリアセテートセルロース、アセテートセルロース、アセテートブチレートセルロース、ニトレートセルロース、サルフェートセルロース、例えばエチルエーテルセルロース、ヒドロキシメチルエーテルセルロース、ヒドロキシプロピルエーテルセルロース、カルボキシルメチル エテルセルロース、エチルヒドロキシエチル エーテルセルロース、シアノエチルエチル エーテル セルロース、例えばアセトキシエチルエーテルセルロースおよびベンゾイロキシプロピル エーテルセルロースのようなセルロースのエーテルエステル、例えば、フェニルウレタンセルロースのようなウレタンセルロースのようなセルロースおよびセルロース派生物;例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロースプロピオノキシプロピル セルロースのような離液性の液晶ポリマー;例えば、6−ヒドロキシー2−ナフソニック酸およびp−ヒドロキシベンゾイック酸の共重合体、6−ヒドロキシー2−ナフソイック酸、テレフタル酸およびp−アミノフェノールの共重合体、6−ヒドロキシー2−ナフソイック酸、テレフタリック酸およびp−アミノフェノールの共重合体、6−ヒドロキシー2−ナフトイック酸、テレフタリック酸およびヒドロキノンの共重合体、6−ヒドロキシー2−ナフトイック酸、p−ヒドロキシベンゾイック酸、ヒドロキノンおよびテレフタリック酸の共重合体、2,6ナフタリンジカルボキシル酸、テレフタリン酸、イソフラリン酸およびヒドロキノンの共重合体である。
また、2,6ナフタリン ジカルボキシル酸およびテレフタリン酸の共重合体、ヒドロキシベンゾイック酸、テレフタリン酸および4,4′ージヒドロキシルジフェニールの共重合体、p−ヒドロキシベンゾイック酸、テレフタリン酸、イソフタリン酸および4,4′ージヒドロキシジフェニール、p−ヒドロキシベンゾイック酸、イソフタリン酸、ヒドロキノンおよび4,4′ージヒドロキシベンゾフェノンの共重合体、フェニルテレフタリン酸およびヒドロキノンの共重合体、クロロヒドロキノン、テレフタリン酸およびp−アセトキシシナミック酸の共重合体、クロロヒドリキノン、テレフタリン酸およびエチレンジオキシーr,r′ージベンゾイック酸の共重合体、ヒドロキノン、メチルヒドロキノン、p−ヒドロキシベンゼン酸およびイソフタリン酸の共重合体、(1−フェニルエチル)ヒドロキノン、テレフタル酸およびヒドロキノンの共重合体、およびポリ(エチレンテレフタレート)およびp−ヒドロキシベンゾイック酸の共重合体およびサーモトロピックポリアミドおよびサーモトロピックコポリー(アミドーエステル)のようなサーモトロピック共重合体である。
有効な有機フィラメントの例は、公式R12−C=CH2のα,βの不飽和モノマーのポリマーによって形成された伸長チェインポリマーからなる。ここで、R12は、同じか異なり、ヒドロゲン、ヒドロキシ、ハロゲン、アルキルカルボニル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、ヘテロサイクルまたはアルキルまたはアルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、アルキルおよびアリルからなるグループから選択された1つまたはそれ以上の非置換基または置換基である。
このようなポリマーの例は、α,β不飽和モノマーのこのようなポリマーの例は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(1−オクタデセン)、ポリイソブチレン、ポリ(1−ペンタン)、ポリ(2−メチルスチレン)、ポリ(4−メチルスチレン)、ポリ(1−ヘキセン)、ポリ(4−メソキシスチレン)、ポリ(5−メチルー1−ヘキサン)、ポリ(4−メチルペンタン)、ポリ(1−ブタン)、ポリビニルクロライド、ポリブチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ(メチル ペンタンー1)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルセテート)ポリ(ビニルブチラル)、ポリ(メチルペンタンー1)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルアセテート)、ポリ(ビニルブチラル)、ポリ(ビニルクロライド)、ポリ(ビニリデン クロライド)、ビニルクロライドービニルアセテート クロライド コポリマー、ポリ(ビニリデンフルオライド)、ポリ(メチルアクリレート)、ポリ(メチル メタクリレート)、ポリ(メタクリルニトリル)、ポリ(アクリアミド)、ポリ(ビニルフルオライド)、ポリ(ビニル フォマル)、ポリ(3−メチルー1−ブタン)、ポリ(4ーメチルー1−ブタン)、ポリ(4−メチルー1ーペンタン)、ポリ(1−ヘキサン)、ポリ(5−メチルー1−ヘキサン)、ポリ(1−オクタデセン)、ポリ(ビニルシクロペンタン)、ポリ(ビニルシクロヘキサン)、ポリ(a−ビニルナフタリン)、ポリ(ビニル メチル エーテル)、ポリ(ビニルエチルエーテル)、ポリ(ビニルプロピルエーテル)、ポリ(ビニル カルボゾーレ)、ポリ(ビニル ピロリドン)、ポリ(2−クロロスチレン)、ポリ(4−クロロスチレン)、ポリ(ビニル フォーメート)、ポリ(ビニル ブチル エーテル)、ポリ(ビニル オクチル エーテル)、ポリ(ビニル メチル ケトン)、ポリ(メチリソプロペニル ケトン)、ポリ(4−フェニルスチレン)等を含むポリマーである。
最も有効な高強度の繊維は、伸長チェインポリオレフィン繊維、特に伸長チェインポリエチレン(ECPE)繊維、アラミド繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、液晶コポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ガラス繊維、カーボン繊維および/またはその混合物を含む。特に、好ましいのは、ポリオレフィンとアラミド繊維である。もし、繊維の混合物を使用する場合には、繊維はポリエチレン繊維、アラミド繊維、ポリアミド繊維、カーボン繊維およびガラス繊維の少なくとも2つの混合物であることが好ましい。
米国特許第4,457,985号は、伸長チェインポリエチレンおよびポリプロピレン繊維のような繊維を説明しており、この特許の内容は、矛盾のない程度に参考としてここに組み込まれている。ポリエチレンの場合、適当な繊維は、少なくとも15万、好ましくは100万、さらに好ましくは200万と500万との間の重量の平均分子量である。このような伸長チェインポリエチレン繊維は、米国特許第4,137,394号または米国特許第4,356,138号に示された溶液中で成長するか、またはドイツOff3,004,699号およびGB2051667号および特に米国特許第4,413,110号及び4551,296号に示されたようなゲル構造を形成するために溶液から引き出される。これらは参考としてここに組み込まれている。この明細書で使用するポリエチレンという用語は、主として、100の主なチェインカーボン原子毎に5つの変形ユニットを越えない少量のチェインブランチングまたはコモノマーを含むリニヤポリエチレン材料およびアルケンー1−ポリマー、特に、低密度ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリブチレン、プライマリモノマー、酸化ポリオレフィン、グラフトポリオレフィンコポリマーおよびポリオキシメチレン等を含むコポリマーまたはアンチオキシダント、潤滑剤、紫外線スクリーニング剤、冷却剤のような低分子重量添加剤を意味する。
形成技術、ドロー比および温度および他の条件に依存して、これらのフィラメントに種々の特性を付与することができる。フィラメントの強度は、少なくとも1つの約15g/d、好ましくは20g/d、さらに好ましくは、少なくとも25g/dおよび最も好ましくは少なくとも30g/dである。同様に、Instron張力試験機械によって測定されたようなフィラメントの張力係数は、少なくとも約200g/d、好ましくは少なくとも500g/d、さらに好ましくは少なくとも1,000g/d、最も好ましくは、少なくとも1,200g/dである。
張力係数および強度のこれらの最も高い値は、溶液成長またはゲルフィラメント処理を使用することによってのみ得ることができる。フィラメントの多くは、それらが形成されたポリマーの融点以上の融点を有する。よって、例えば、150,000、百万および二百万の高分子重量は、138℃のバルクの融点を有する。これらの材料からなる高い配向性を有するポリエチレンフィラメントは、約7℃ないし13℃から高い融点を有する。よって、融点におけるわずかな増加は、バルクポリマーと比較してフィラメントの結晶の完全性および高い結晶の配向性を反射する。
同様に、少なくとも200,000、好ましくは少なくとも100万、さらに好ましくは少なくとも200万の重量平均分子重量の大きな配向性の伸長したチェインポリプロピレン繊維を使用することができる。このような伸長チェインのポリプロピレンは、米国特許第4,413,110号、4,551,296号、4,663,101号および4784820号の技術によって説明されている技術によってよく配向されたフィラメントに形成される。ポリプロピレンは、ポリエチレンより少ない結晶材料であり、ペンダントメチルグループを含み、ポリプロピレンを有する達成可能な強度値は、ポリエチレンの対応する値より実質的に低い。したがって、適当な強度は、少なくとも約8g/dであり、好ましい強度は、少なくとも約11g/dである。ポリプロピレンの引っ張り係数は、少なくとも約160g/d、好ましくは少なくとも約200g/dである。ポリプロピレンの融点は、配向処理によって数度上昇し、ポリプロピレンフィラメントは、少なくとも168℃、さらに好ましくは少なくとも170℃の主な融点を有する。上述したパラメータの特に好ましい範囲は、最終製品の性能を改善する利点がある。上述したパラメータ(係数および強度)の好ましい範囲と結合した少なくとも約200,000の重量平均分子重量を有する繊維を使用することによって、最終製品の性能を有利に改善することができる。高い張力係数を有する高分子重量ポリビニルアルコール繊維は米国特許第4,440711号に説明されており、これは参考としてここに組み込まれている。
特に有効なPV−OH繊維は、少なくとも約200,000の重量平均分子重量を有する。特に有効なPV−OH繊維は、少なくとも約300g/dの係数と、少なくとも約7g/d(好ましくは、少なくとも約10g/d、さらに好ましくは約14g/d、最も好ましくは約17g/d)の強度と、少なくとも約8ジュール/gのエネルギーブレークとを有する。少なくとも約200,000の重量平均分子重量と、少なくとも約10g/dの強度と、少なくとも約300g/dの係数と、約8ジュール/gのエネルギーブレークとを有するPV−OH繊維は、本発明の製品を製造する際にさらに有効である。このような特性を有するPV−OH繊維は、米国特許第4,599,267号に示された方法によって製造することができる。
ポリアクリルニトリル(PAN)の場合、本発明に使用するPAN繊維は、少なくとも約400,000の分子重量である。特に有効なPAN繊維は、少なくとも約10g/dの強度と、少なくとも約8ジュール/gのエネルギー−ブレークとを有する。少なくとも約400,000の分子重量と、少なくとも約15ないし約20g/dの強度と、少なくとも約8ジュール/gのエネルギーブレークとを有するPV−OH繊維は、最も有効である。このような特性を有するPV−OH繊維は、例えば、米国特許第4,535,027号に示されている。
アラミド繊維の場合、アロマチックポリアミドから基本的に係止された適当なアラミド繊維は、米国特許第3,671,542号に示されており、参考によってここに組み込まれている。好ましいアラミド繊維は、少なくとも約20g/dの強度と、少なくとも約400g/dの引っ張り係数と、少なくとも約8ジュール/gのエネルギー−ブレークとを有し、特に好ましいアラミド繊維は、少なくとも約20g/dの強度と、少なくとも約480g/dの係数と、少なくとも約20ジュール/gのエネルギー−ブレークとを有する。最も好ましいアラミド繊維は、少なくとも約20g/dの強度と、少なくとも約900g/dの係数と、少なくとも約30ジュール/gのエネルギー−ブレークとを有する。例えば、KEVLER(登録商標)29,49,129の商品名の下でヂュポン社によって市販されており、中間の高強度及び強度値を有するポリ(フェニレンエジアミン テレフタルアミド)が本発明の製品を形成する際に特に有効である。
KEVLAR29は、500g/dおよび22g/dを有し、KEVLAR49は係数、強度それぞれの値として1000g/dおよび22g/dを有する。本発明の実現に使用されるのは、商標名NOMEXの名称でヂュポンによって市販されているポリ(メタフェニレン イソフタルアミド)である。液晶コポリエステルの場合、適当な繊維は、例えば米国特許第3,975,487号、4,118,372号および4,161,470号に示されており、これらは参考までにここに組み込まれている。約15ないし約30の強度、好ましくは、約20ないし約25g/d、および500ないし1500g/dの引っ張り係数および好ましくは約1000ないし約1200g/dは特に望ましい。
もしマトリクスが本発明の実施例において使用される場合には、1つまたはそれ以上の熱硬化性樹脂、または1つまたはそれ以上の熱可塑性樹脂またはこのような樹脂望ましい混合体を有する。マトリクス材料の選択は、バンドをどのように形成すべきかまたは使用すべきかに依存する。バンドまたは最終的な容器の所望の剛性は、マトリクス材料の選択に非常に影響を与える。この明細書で使用する“熱可塑性樹脂”という用語は、基本的に変化することなく、多数回加熱柔軟にされ、冷却硬化される樹脂である。“熱硬化性樹脂”は、成形、押出し、または鋳造の後に再び柔軟にされるか、再び加工されことができない樹脂であり、各樹脂に固有の温度で一旦硬化されるとき新しい、不可逆的な特性を達成する。
バンドのマトリクス材料の引っ張り係数は、バンドをどのように使用するかに依存して低い(可撓性)または高い(剛性)になる。マトリクス材料のキーの要求は、付加されるバンド形成方法の段階が何でも処理するのに十分な可撓性があることである。この側面において、完全に硬化しないか、またはB段階であるが完全には硬化しない熱硬化性樹脂は、矛盾のない接着剤でともに重ねることができ、完全に硬化した樹脂のように承諾可能に処理することができる。処理に適用された熱は、高係数の熱可塑性材料の処理を可能にすることができ、この材料は、刃の方法で処理するには余りにも剛性であり、材料によって見られる温度および露光の間はもしあれば飽和繊維に悪影響を与えることなく処理するために材料が柔軟になるようでなければならない。
前述したように、本発明を実施する際に有効な熱硬化性樹脂は、示したように、アルキズ、アクリリック、アミノ樹脂、ウレタン、不飽和ポリエステル、シリコン、エポキシ、ビニルエステルおよびその混合物を含む。有効な熱硬化性樹脂に関する詳細は、米国特許第5,330,820号に見いだされるが、ここに組み込まれている。特に好ましい熱可塑性樹脂は、エポキシ、ポリエステル及びビニルエステルであり、エポキシは選択の熱硬化性である。
また、本発明における実施において使用する熱硬化性樹脂は、非常に広範である。有効な熱可塑性樹脂の例は、ポリラクトン、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリスルフォン、ポリエステルエーテルケトン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ(アリレンオキシド)、ポリ(アリレン サルファイド)、ビニルポリマー、ポリアクリリック、ポリアクリレート、ポリオレフィン、イオノマー、ポリエピクロロヒドリン、ポリエーテルイミド、液晶樹脂、およびエラストマーおよびコポリマーおよびその混合物である。有効な熱可塑性樹脂の詳細はここに組み込まれた米国特許第5,330,820号に見いだされる。
特に好ましい低係数熱可塑性(エラストメリック)樹脂は、コラム6および7の参考によって組み込まれる米国特許第4,820,568号に説明されており、特に、これらは、シェルケミカル社によって市販されており、KRATON熱可塑性ゴムSC−68−81に説明されている。特に好ましい熱可塑性樹脂は、米国特許第4,820,480号に示すように高密度、低密度、および直線的低密度ポリエチレン単独か混合物である。天然ゴム、スチレンブタジエンコポリマー、ポリソプレン、ポリクロロプレンーブタジエンーコポリマー、ポリソプレン、ポリクロロプレンーブタジエンーアクリルニトリル コポリマー、ERゴム、EPDMゴムおよびポリブチレンを含む広い範囲のエラストマーを使用することができる。
本発明の好ましい実施例において、マトリクスは、低密度ポリエチレン、ポリウレタン、可撓性エポキシ、充填エラストマーバルカナイズ、熱可塑性エラストマーおよび変形ナイロン6からなるグループから選択された低係数ポリマーマトリクスを有する。バンド内のフィラメントとマトリクスとの比率は、重要ではなく、非常に広い。通常、マトリクス材料は、繊維の容積の約10ないし90%,好ましくは約10ないし80%,最も好ましくは約10ないし30%から形成する。もし、マトリクス樹脂を使用する場合には、それは、種々の方法で繊維に加えられ、例えば、エンカプセレーション、含浸、ラミネーション、エクストルージョンコーティング、溶液コーティング、溶剤コーティングとして付加される。
本発明において使用されるに適したコートされた繊維層の有効な技術は、米国特許第4,820,568号および第4,916,000号に証紙に示されている。
また本発明は、A.連続した層の間の空所を除去するために十分な張力でマンドレルの周りで高強度の繊維材料を有する少なくとも1つの可撓性シートを複数の層に巻く工程と、B.材料層を一緒に固定してほぼ継ぎ目のない少なくとも一部が剛性の第1のバンドを形成する工程と、C.前記マンドレルからバンドを除去する工程とを有する少なくとも1つの耐爆性バンドを製造する方法に関する。
通常、このラッピング張力は、直線的な2.54cm(1インチ)当たり約0.0453〜22.7kg(約0.1ないし50ポンド)の範囲、さらに好ましくは直線的なインチで約0.91乃至22.7kg(約2ないし50ポンド)の範囲であり、もっとも好ましくはインチ当たり約0.91乃至9.06kg(約2乃至20ポンド)の範囲である。
この繊維層は、上述したような加熱および/または圧力結合、熱収縮、接着剤、ステープルおよび縫合によって種々の方法で固定することができる。固定工程は、繊維材料を樹脂マトリクスに接触させ、高強度繊維と樹脂マトリクスとを接触させ、マンドレル上で高強度材料と樹脂マトリクスの層を硬化する工程とを有する。繊維材料は、ラッピング工程の前、間またはその後のいずれかに樹脂マトリクスと接触することができる。これを行う方法を以下に詳細に説明する。“強化”という用語は、マトリクス材料と繊維網を1つの単一の層に組み込むことを意味する。強化は、マトリクス材料のタイプとどのようにそれを繊維に適用するかに依存して、選択的に接着剤の適用との組み合わせにおいて、乾燥、冷却、圧力またはその組み合わせを介して生じる。“強化”は、バンドの面は強化するが縁部は強化しないスポット強化を含む。このように、面は剛性とされ、縁部は、バンドをつぶすか折り曲げることができる能力を保持する。“シート”は本発明の目的のために1つ能力繊維またはロービングを含むことを意味する。
また本発明は、耐爆性容器に組み立てるために複数のバンドを製造する方法を有する。この方法は、A.連続した層の間の空所を除去して第1のバンドを形成するために十分な張力でマンドレルの周りで高強度の繊維材料の第1の可撓性シートを複数の層に巻く工程と、B.第1の可撓性シートと樹脂マトリクスの高強度の繊維材料とを接触させる工程と、C.第1のバンドの外側にスペーサ装置を配置する工程と、D.連続した層の間の空所を除去して第2のバンドを形成するために十分な張力で複数の層にマンドレルの周りで高強度の繊維材料の第1の可撓性シートを巻く工程と、E.第2の可撓性シートの高強度の繊維材料と樹脂マトリクスを接触させる工程と、F.第2のバンドの外側に第2のスペーサ装置を配置する工程と、G.連続した層の間の空所を除去して第3のバンドを形成するために十分な張力で複数の層にマンドレルの周りで高強度の繊維材料の第3の可撓性シートを巻く工程と、H.第3の可撓性シートの高強度の繊維材料と樹脂マトリクスを接触させる工程と、I.配置工程、巻き付ける工程および接触工程を繰り返して所望の数のバンドを形成する工程と、J.マンドレル上にバンドの各々の少なくとも一部を強化する工程と、K.マンドレルからスペーサ手段およびバンドを除去する工程と、を有する。
この方法は、1回につき1つの容器のすべてのバンドを形成することができる。(和第34頁第18行)
1つの好ましい材料において、可撓性シート材料は、次のように形成される。約12デニール以下の約30ないし約2000の個々のフィラメントのヤーンバンドルおよびさらに好ましくは約7デニール未満の100個のフィラメントのヤーンバンドルがクリールから供給され、ガイドおよびスプレッダバーを通ってコーティングの直前にコリメーティングコームに導かれる。このコリメーティングコームは、フィラメントとほぼ同一平面に整合し、ほぼ平行におよび単一方向に整合する。次にこのフィラメントはリリースペーパーの間に挟まれ、その一方は濡れたマトリクス樹脂でコートされる。
このシステムは、フィラメントの含浸を完成するように一連の圧力ロールを通過する。上部リリースペーパーは、テイクアップローラ上に引き離され、引き上げられ、フィラメントの含浸網は、溶剤を除去し巻き上げるために加熱されたトンネルを通って前進する。別の例として、濡れたマトリクス樹脂でコートされた1つの開放ペーパーをフィラメントの含浸網をつくるために使用することができる。このような1つの含浸網は、図16に示すようにミニバンドをつくるために送り材料を形成し、以下の図9に詳細が示される。
本発明の最も好ましい実施例において、好ましくは2つのこのような含浸網は、0°/90°の向きで他の網の幅を連続して横断するように配置することができる長さに網の一方を切断することによって連続的に交差して重ねられる。これは、高強度の繊維材料の連続的な可撓性シートを形成する。参考としてここに組み込まれた米国特許第5,173,138号参照。以下に説明するようなフィルムを備えたこの可撓性シート(繊維層)は、本発明の方法によって1つまたはそれ以上のバンドを形成するために使用することができる。この繊維層は、本発明の方法によって包むことができるように十分に可撓性を有し、所望ならば、包みのシート数またはそれを固定する方法のいずれかによって所望ならば、(耐久試験毎に)ほぼ剛性とされる。バンドの輪の方向の重量%は、網の数および向きを変化させることによって変化させることができる(後述の例参照)。他の実施例において、高強度のフィラメントの1つまたはそれ以上の未硬化熱硬化性樹脂含浸網は、樹脂の硬化(またはスポット硬化)の前に本発明によるバンドにマンドレルの周りに巻き付けるために可撓性シートに同様に形成される。
フィルムは、好ましくは外層としてバンドの1つまたはそれ以上の層として選択的に使用することができる。フィルムはマトリクス材料(ラミネーション)として付加され、マトリクス材料と共にマトリクス材料の後に付加してもよい。フィルムがマトリクス材料として付与された後、それはマンドレル上に織物(網)で巻かれ、次に強化される。マンドレルは選択的に構造の一部となる。フィルムの厚さは、最小限約0.1ミルであり、長さがバンドの形成を可能とするために十分に可撓性である限り所望の長さである。好ましいフィルムの厚さは、0.1ないし50ミルの範囲であり、0.35ないし10ミルが最も好ましい。またフィルムは摩擦特性を変化させ、フレームの遅延を大きくし、化学抵抗を大きくし、ラジエーションの劣化に対する抵抗を増大し、材料のマトリクスへの拡散を防止するために一連の理由においてバンドの表面で使用することができる。このフィルムは、フィルム、樹脂およびフィラメントの選択に依存してバンドに接着されるか、されないかが決定される。熱および/または圧力は、所望の接着性を生じ、すなわち、所望の接着性を生じるようにフィルムとバンドとの間での熱または圧力反応である接着剤を使用する必要がある。承諾できる接着剤の例は、ポリスチレンーポリイソプレンーポリスチレンブロックコポリマー、熱可塑性エラストマー、熱可塑性および熱硬化性ポリウレタン、熱可塑性および熱硬化性ポリウレタンおよび通常高温溶融接着剤を含む。
本発明のマトリクスとして使用されるフィルムは、熱可塑性ポリオレフィンフィルム、熱可塑性エラストマーフィルム、架橋結合熱可塑性フィルム、架橋結合エラストマーフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、フルオロカーボンンフィルム、ウレタンフィルム、ポリビニリデンクロライドフィルム、ポリビニルクロライドフィルムおよび複数層フィルムを含む。これらのフィルムのホモポリマーまたはコポリマーを使用することができ、フィルムは方向性がないか、軸線方向を向いているか、または2つの軸線方向を向いている。このフィルムは、顔料または可塑剤を含む。
有効な熱可塑性ポッリオレフィンフィルムは、低い密度ポリオレフィン、高密度のポリエチレン、直線的な低密度のポリエチレン、ポリブチレンおよびエチレンおよび結晶であるエチレンおよびプロピレンの共重合体を含む。使用するポリエステルは、ポリエチレンテレフタレンおよびポリブチレンテレフタレートを含む。圧力は、バンドが熱に露出するときプラスティックフィルムからつくられたインターリーフによって加えることができる。この適用において承諾可能な材料は、ポリエチレン、ポリビニルクロライドおよびエチレンビニルアセテート共重合体である。
本発明のバンドを露出して熱硬化性樹脂を硬化させ、互いに網に接着させ、選択的に少なくとも1つのフィルムのシートに接着する温度および/または圧力は特に使用する装置によって変化する。例えば、伸長したチェインポリエチレンフィラメントにおいて、約20℃ないし約150℃の範囲、好ましくは約50℃ないし約145℃の範囲、さらに好ましくは約80℃ないし約120℃の温度は、選択されるマトリクス材料のタイプに依存する。圧力は、約10psi(69kPa)ないし約10,000psi(69,000kPa)の範囲である。約10psi(69kPa)ないし約10,000psi(69,000kPa)の間の圧力は、約1.0分以下の時間において約100℃以下の温度で組み合わされるとき、単に隣接するフィラメントを互いに接着するように使用することができる。約100psi(690kPa)ないし約10,000psi(69,000kPa)の圧力は、約100℃ないし155℃の範囲の温度と結合されたとき、約1ないし約5分の時間にわたってフィラメントを変形させ、(ほぼフィルム状に)一緒に圧縮する。約100psi(690kPa)ないし約10,000psi(69,000kPa)の圧力は、約150℃ないし155℃の範囲の温度と結合されたとき、約1ないし約5分の時間にわたってフィルムを透明にするか、または不透明にする。ポリプロピレンフィラメントにおいて、温度範囲の上限は、ECPEフィラメントより約10ないし約20℃である。アラミドフィラメント、特にKevlarフィラメントにおいて、温度範囲は、約149℃ないし205℃(約300ないし400°F)である。
圧力は、種々の方法でマンドレル上のバンドに加えられる。プラスティックフィルムラップによる収縮ラッピングは上述したようなものである。オートクレービングは、圧力を加える他の方法であり、この場合熱は同時に加えられる。各バンドの外側は、収縮ラッピング材料で包まれ、材料を収縮して包む温度に露出され圧力をバンドに加える。バンドはバンド全体を強化する輪の方向にマンドレルに収縮して包み、バンドはバンドの輪の方向による直角なバンドラップマンドレルの周りに配置された材料でその面にわたって収縮して包むことができ、この場合、バンドの縁部は、表面を強化しながら強化されないまま残る。
エラストエリック樹脂組織、熱可塑性樹脂組織、または熱可塑性樹脂がエラストメリックまたは熱硬化性樹脂と組み合わせられた樹脂組織をバンドを強化するために圧力単独で処理することができる。これは、バンドを強化する好ましい方法である。しかしながら、熱可塑性樹脂装置を使用した連続した長さ/重なりで形成された多数のバンドは、バンドを強化するために熱単独か、圧力と組み合わせて処理することができる。
最も好ましい実施例において、各繊維層は、約0.1ないし約0.15kg/m2の面積密度を有する。バンド毎の面積密度は、約1ないし約40kg/m2から、好ましくは、約2ないし約20kg/m2、さらに好ましくは約4ないし約10kg/m2である。SPECTRA SHIELD(商標名)の複合不織布が繊維層を形成する最も好ましい実施例において、これらの領域密度は、約10ないし約400kg/m2から、好ましくは、約20ないし約200kg/m2、さらに好ましくは約40ないし約100kg/m2毎の範囲のバンドの多数の繊維層に対応する。本発明の最も好ましい実施例の3つのバンド立方体の構成において、立方体の各面は、耐爆性材料の2つのバンドを有し、これは立方体の各面において前述した範囲を有効に2倍にする。高強度伸長チェインポリエチレン以外の繊維、SPECTRA(商標名)等の繊維が使用される場合には、好ましい実施例によって提供された高強度および係数を達成するために増大する必要がある。
次の例は、本発明の完全な理解を提供するように提出されるが、その制限として構成されていない。この例において、次の技術的な用語を使用する: (a)“面積密度”は、kg/m2において構造の単位面積当たりの構造の重量である。パネル面積密度は、パネルの面積によってパネルの重量を分割することによって決定される。多角形断面積を有するバンドにおいて、各面の面積密度は、面の表面積によって分割される表面の重量によって得られる。大部分において、すべての表面の面積密度は、同じであり、1つは構造の面積密度を言う。しかしながら、多くの場合、異なる面の面積密度は異なる。円形の断面積を有するバンドにおいて、面積密度は、バンドの外面積でバンドの重量を割ることによって決定される。立方体の箱の容器において、面積密度は、箱の面を形成する6つのパネルの各々の面積密度であり、多くのヒンジまたはピンの面積密度を含まない。(b)“複合体の繊維面積密度”は、複合体の単位面積当たり繊維補強の重量に対応する。(c)“C50”、耐爆性の尺度は、(1オンス)の火薬の水準として測定され、この水準は、時間当たり容器/管50%を破裂させる(ここでC0は、破断/破裂のないことを表し、C100は時間当たり100%の破断を表す)。もし破断が1つの水準で、次に低い水準では生じない場合には、C50は、2つの水準を平均化することによって計算される。
これらの例において、他の指示がない限り、使用される爆発は、16,700ft/secの衝撃波を有する、爆発技術国際基準およびクラスAのTRENCHRITE5であった。また、高速のビデオの結果を報告するボックスおよび管において、爆発イベントを記録するために使用するビデオカメラはVHSシルバニアモデルVCC159AV01であった。このカメラは、遠隔で操作され、サブジェクトボックスまたは管が視野領域のほぼ30%充填するように配置される。発明の原理を示すために説明した特定の技術、条件、材料、比率および記録データは例示としてのものであり、発明の範囲を制限するものとして考慮してなはならない。
例1
(比較)
3つの立方体のボックスは、2つがそれらの面においてSPECTRA SHIELD複合パネルを使用し、1つの面においてKEVLAR(商標)複合パネルを使用する。SPECTRA SHIELDからつくられたボックスは、その面として6つの平坦なSPECTRA SHIELD複合パネルを使用し(一方の側に31インチ)であり、各27インチは、正方形であり、縁部毎に2組のヒンジおよび2つのピンと共にヒンジが形成される(全体で24のピンおよびヒンジ)。全体で1.14lb/ft2の面積密度は次のように製造される。
図17に示す織物形状125は、図18に示すように、部分的にアルミニウムのフレームの周囲ロッドの周りを包囲する。包囲(ベンディング)は、約69.2cm(27.25″)の全長を有する点線(図17)に沿って生じる。3つの織物層(形状)は、4つの周囲ロッド126の各々で包まれる。これらの織物(形状)は、4つの周囲ロッド126の各々を包囲する。これらの織物形状125は、SPECTRA1000織物、Style904(プレイン織物、1インチ毎に34×34の端部、重量6oz/yd2のSPECTRA1000ヤーン)からなる。この織物は、DowXU71943.00Lの新しいビニルエステル樹脂の十分な量(ジアリルフタレンー6重量%,メチルエチルケトンー31重量%およびビニルエステル樹脂−63重量%)で含浸された80重量%のSPECTRA1000および20重量%の樹脂を有する含浸された織物を生じる。すべての場合において樹脂は、1.0重量%のルパーソル256が含まれ、Ato Chem CorprationのLucidol Division社の製品[2,5−ジメチルー2,5−bis(2−エチルヘキサノイルペロキシ)ヘキサン]を含む。
またアルミニウムフレームは正方形の複合パネルを包むために使用される。単一方向のプレペグテープの2つのロール127および128は、プレペグの0°/90°/0°/90°/等のレイダウンを達成するために配置される。この方法は、所望の面積密度が達成されるまで繰り返される。各プレペグテープは、Dow樹脂XU71943.00Lの実験的なビニルエステル樹脂の1500デニールSPECTRA1000ヤーンの直線的なインチ毎に7.6個の端部を含む。複合体が硬化する前にメチルエチルケトンが揮発する。このプレペグは、76重量%のSPECTRA1000繊維および24重量%の樹脂であった。
包囲が完了した後、アルミニウムフレームの対角線バー129が除去され、中央領域(27×27インチ)が150トンの力で30分の間に120℃で成形される。境界線のアルミニウムロッド126が除去され、これにより周縁ループが残る。この周縁ループは、約7.62cm(3インチ)の間隔で切断される。立方体ボックスの容器は、約2.54cm(1インチ)の直径の冷間圧延スチールピンで組み立てられる。周縁ループの半分は、容器の外側で折り曲げられ、周縁ループの半分は、容器の内側で折り曲げられる。縁部毎に内側および外側と交互に9のループがある。ピンは縁部毎に2つ内側および外側のループの双方に配置される。
KEVLAR複合体からつくられたボックスは、KEVLAR織物(1500デニールヤーン,14oz/yd2のStyle423-2X2ブラケット織物)を使用し、織物の1つのみの層を各周縁ロッドの周りで包むことを除いて同様の方法で製造される。パネル全体の領域密度は、SPECTRA SHIELDパネルすなわち1.14lb/ft2と同じである。
SPECTRA SHIELD複合体パネルからつくられた第1の2つのボックスは、それらの各ボックスの中心に配置された226.8gおよび453.6g(8および16オンス)の爆薬を使用して試験された。ボックスは226.8g(8オンス)の爆発の爆風に耐えることが分かった。しかしながら、迅速な曲げがボックスの縁部およびコーナーに生じた。453.6g(16オンス)の爆薬は、容器を吹き飛ばし、ピンが危険な突出物となった。KEVLARからつくられた第3のボックスは、その形状的な中心に配置された8オンスの爆薬を使用して試験された。爆薬は、容器を大きく破壊し、スチール製のヒンジピンが危険な突出物になった。
例2
AlliedSignal社から市販されているA SPECTRA SHIELD(登録商標)PCR複合ロールは、4つの38cm(15インチ)の広いストリップに切断され、各々は長さがほぼ838cm(330インチ)であった。A SPECTRA SHIELD(登録商標)PCR複合体は、商品名KRATOND117の下でシェル社から市販されているポリスチレンーポリイソプレンーポリスチレンブロックコポリマーの20重量パセントの樹脂マトリクスで(AlliedSignal社から市販されている約35g/dの正規の強度、約1150g/dの引っ張り係数および約3.4%の伸長破壊)80重量パセントSPECTRA(登録商標)1000伸長チェインポリエチレン繊維を含む。SPECTRA繊維は、0°/90°構成の複合体に配置された。各ストリップは、各ストリップは、SPECTRA SHIELDの22のラッピングを有するバンドを形成するために15インチ(38.1cm)の側方の長さを有する正方形の断面のマンドレルの周りで連続した層に包まれる。各連続したストリップのラッピングは、前のストリップが終了する点でスタートし、同一の繊維形状および十分な張力(直線で1インチ(2.54cm)毎に約1b)で開始された。
95gのトルエンス毎に5gのKRATOND117からなる接着材溶液は、ラッピング中にストリップの外側に塗布されて連続ラップの間に接着材料を提供する。従来のローリングピンは、バンドの形成の間連続したラップにおいて空所を最小限にするために連続したラップを強化するように使用される。従来のローリングピンは、連続ラップでの空所を最小限にするためにバンドの形成中に連続したラップを強化するために使用される。第1のバンドが完全に完了した後に、各々が0.125インチ(31.75cm)、4つの15インチ(38.1cm)×20インチ(50.8cm)のアルミニウムプレートが、バンドの外側に、バンドの面毎に1つのプレートが固定されており、15インチ(38.1cm)の側面がマンドレルの15インチ(38.1cm)の側面はマンドレルの15インチ(38.1cm)の側面の長さに対応する。マスキングテープは、それらを所定の位置に保持するために4つのアルミニウムプレートの周りに巻かれ、中央領域は、第2のバンドを包むテープのないのが分かる。
第2のバンドは第1のバンドに使用するものと同じ方法でSPECTRA SHIELD PCR複合ストリップを包むことによって形成される。4つのアルミニウムプレートの第2の組は、第1と第2のバンドと同じ方法で第3のバンドの構成の前に第2のバンドの面に固定される。3つのバンドはマンドレルから除去され、バンドからトルエンが蒸発する。各バンドにおいて、繊維の50重量パーセントが連続し、バンドの輪の方向に向いている。
3つのバンドは、図1Fに示されるように一緒に入れられ、爆薬に対する評価のために箱1をつくる。箱の各側は、0°/90°SPECTRA SHIELD PCRの44のラップに対応する。なぜならば、ボックスの各側をカバーする2つのバンドの面があり、各バンド面は、22のラップを有する。ボックス1の面積密度=0.13×44=5.72kg/m2または1.17lb/ft2。ボックス1の重量は5.8kg(12.6lb)である。
ボックス2は、次の変形例によってボックス1と同様に製造される。SPECTRA SHIELD複合体の2つのストリップの第1のストリップは、24インチ(56.2cm)の幅の第1のバンドを製造する際に使用した。バンドの除去の後、およびトルエンの蒸発の後、第1のバンドは、製造すべき4.5インチ(11.4cm)の幅と(15インチ(38.1cm)の幅のバンドの各側に4つ、各面に2つ)8つのフラップに各コーナーで各側から4.5インチ(11.4cm)の距離に切断されている。このフラップは、バンドの幅のラインに沿ってストリップの切断部分を折り曲げることによって形成される。各フラップの平面は、それが取り付けられるバンドの側面の平面に直角である。図3B参照。これらのフラップは、第2および第3のバンドによって所定の位置に保持される。ボックス2の重量は、6.08kg(13.4lb)であった。面の面積密度は、ボックス1と同じで、この増大は、フラップによるものである。ボックス3および4は、ボックス2と同一の方法で準備され、重量と面積密度において基本的には同一である。
ボックス1は、その中心で453.6g(16オンス)の爆薬を使用して試験された。爆発の間、3つのバンドの縁部は、完全にまたはほぼ完全に破壊され、38.1cm(15インチ)平方の部分を生じ、これらはほぼそのままであり、ほとんど損傷が生じなかった。ボックス2は、ボックス1の試験と同一の方法で226.8g(8オンス)を使用して試験された。高速ビデオは、2つ対向縁部でバンド3がゆがみ破壊される前に最初の爆発の綴じ込めを示した(2つの同一の半分の部分から成る破壊されたバンド3)。膨張するガスの換気が生じた。バンド1および2は、基本的にはそのままであった。ボックス3は、ボックス1の試験と同一の方法で56.7g(2オンス)の爆薬を使用して試験した。高速ビデオは、爆発の間および側面の膨張の間小さいガスの換気を示した。しかしながら、ボックスはそのままであった。すべての3つのバンドは損傷を受けなかった。ボックス4は、113.4(4オンス)の爆薬を使用して試験した。高速ビデオは、ボックス3と比較してさらに大きな換気およびゆがみを示した。これら3つのバンドは、余りこわれずそのままであった。
例3
ボックスは、次の変化を有する上述した例2のボックスと同じ方法で製造された。マンドレルは、縁部が1.6cm(5/8インチ)の半径を有するように丸くなるように変形された。バンドの面積密度は、ボックス2の1/2であった。バンド1の平坦な幅、内側バンドは、15.2cm(6インチ)まで増大される。バンドは、変形および爆発のガスが逃げる速度を制御するように補強された。この補強は、12.5cm(15インチ)の幅のS−2ガラス布(Clark Schwebel社によって製造された面積密度0.309kg/m2のStyle6781)の2つの完全なラップから成る。このガラス布は、室温硬化剤としてMillikenChemical社から市販されている8ppmのミラミン、サイクロアリファティックジアミンを使用することによってシェル社から市販されているEPSON828エポキシ樹脂で含浸された。ガラス樹脂比は、48/52であった。バンド1のSPECTRA SHIELD複合体のストリップはガラス織物の上に巻かれ、これはバンド1の一体部分になる。
追加的な補強を行うために、スコッチのプライタイプ1002として3M社から市販されているガラス/エポキシ複合体のパネルは、ガラス織物バンド(バンド1)の4つの内面の各々に取り付けられていた。各パネルは、34.3×36.8cm(約13.5×14.5インチ)であり、重量が340gであり、56ミリの厚さである。パネルは、Coutaulds Aerospace社によって製造された全体で200gのポリサルファイド接着剤PROSEAL890-B1/2で取り付けられる。また、8フラップの内面は、3M社から市販されているスコッチ410フラットストックリニヤダブルコート紙テープを使用してガラスエポキシ樹脂パネルの9.525cm×34.9cm(3.75×13.75インチ)の部分に取り付けることによって補強された。パネルのこれら8つの部分は707gであった。組み立てられたボックスは3.04kg(6.7lb)SPECTRA SHIELD複合体および3.13kg(6.9lb)繊維ガラス複合体および接着剤からなる6.17kg(13.6lb)の重量であった。
例2のボックスの試験と同一の方法でTRENCHRITE5の170.1g(6オンス)の爆薬を使用してテストされた。この容器は、爆薬を収容し、最小限のゆがみで、迅速な換気はなく、構造体に目に見える永久的な損傷はなかった。
例4
ボックスは、次の変形例を有する例2のボックス2のように製造される。バンド1において、複合ストリップの半分の第1の長さは、53.34cm(21インチ)の幅であるが、第2の半分の部分は38.1cm(15インチ)である。これは8つのフラップをつくり出すことを可能にし、バンドの側面毎に4つ、各々が6.5cm×38.1cm(3インチ×15インチ)で4.75kg/m2の面積領域を有する。バンド1は、70SPECTRA SHIELD複合体ラップから成り、9.5kg/m2の面積密度を有する。0.31cm(0.125インチ)の幅のアルミニウムプレートは、バンド1の周りに配置された。
バンド2は、スペーサの周りに43.2cm(17インチ)であるストリップをつつむことによって形成される。0.31cm(0.125インチ)の幅の第2のスペーサがバンド2の周りに配置された。バンド3は、45.7cm(18インチ)の幅のストリップをつつむことによって形成される。3つのバンドは、マンドレルからおよびスペーサから除去される。各バンドにおいて、繊維の約50%は連続しており、輪の方向に向いている。スコッチPlyタイプ1002として3M社から市販されており、2.7kg/m2の領域密度を有する4つの35.6cm(14インチ)の平方繊維ガラスプレートがCoutauls Aerospace 社によって製造された全体で128g(32g/面)のポリサルファイド接着剤PROSEAL890−B1/2を使用してバンド1の内面に糊付けされる。
3つのバンドはバンド2の内側に入れられるバンド2の内側に入れられるバンド1と組み合わせられる。バンド1のフラップはバンド2およびバンド3によって所定の位置に保持される。完成した容器は、45.8cm(約18インチ)の側面の長さと24.06kg(53lb)を有する。M67のフラグメンテーション、手榴弾はそれが電気的に爆発することができるように変形される。M67手榴弾は、396g(14オンス)の重量であり、184g(6.5オンス)の複合B爆薬を有する。この標準的な手榴弾の詳細については、09/01/86に発行された海洋へのガイド15改訂版に示されている。この手榴弾は、容器の中央に配置され爆発された。この容器は、その形状および個々のバンドの完全性を維持した。この容器は、分解され試験された。バンド1の4つの内側の繊維ガラスパネルにおける孔の数は、手榴弾を爆発することによって発生する1200のスチールの突出部以上であることを示す。容器の外側の試験は、21の貫通か生じたことを示した。この試験の結果は、基本的に爆発を閉じ込めるコンセプトを示し、突出および爆発の組み合わせに対して保護することができることを示した。
例5
例3に示した丸い縁部を有するマンドレルの周りをSPECTRA SHIELD PCRをつつむことによって68.5cm(27インチ)の長さで双方の端部が開放した一連の4つの同一の管が準備された。これらの管は断面が正方形であり、38.1cm(15インチ)の側面の長さを有する。このストリップは、68.5cm(27インチ)の幅を有し、十分な数のラップは、2.86kg/m2(0.585lb/ft2)の壁の面積密度を有する管がつくられた。個々の管の面積密度は、例2のボックス1−4の個々のバンドの面積密度と同一である。この構成によって、約50重量%の繊維が輪またはバンド方向にすなわち、管を包囲する方向に連続した長さの繊維である。他の側面において、この管の構造は、例2のボックスの第1のバンドのラッピングと同一である。これらの管は、次のように評価される。爆薬は、4つの管、A,B,C,Dの各々の重心に配置され、電気的に爆発される。この爆薬の重量は表1に記載されたように変化する。この結果は前述した。管の構成において、C50の値の評価は、表2で説明した。
例6
連続した単一方向のテープの2つの層が0°/90°SPECTRA SHIELD PCR複合体ストリップの各側に固定され、輪またはバンド方向に連続した繊維長さを指示する0°指示で0°/0°/90°/0°繊維構成を有する複合ストリップをつくることを除いて例5のように準備される。連続した単一方向のテープは、例2でさらに詳細に示すように従来のSPECTRA SHIELD PCRをつくる交差プライであるテープと同一である。この構成において、繊維の75重量%は、輪またはバンド方向にすなわち、管を包囲する方向に連続した長さの繊維である。他のパラメータのすべては例5と同一である。これらの管は、例5の管と同様の管で試験されている。データは、表1に説明し、C50の評価は、表2で説明した。
例7
直径が丸いマンドレル16.375の周りで複合ストリップのラッピングによって断面積が円形であることを除いて例5のように4つの同一の管の第3の連続体が準備された。これらの管の断面積は、例5および例6において管の断面積と同一であった。繊維の約50重量%が輪またはバンド方向にすなわち、管を包囲する方向に連続した長さの繊維であった。これらの管は、例5と同じ方法で試験された。データは表1に説明され、C50の評価は、表2で説明された。
例8
4つの同一の管のさらなる連続体の各々が試験のために準備された。これらのすべての連続において、管は断面がほぼ矩形であって、19.05cm(7.5インチ)の側面の長さを有し、双方の端部が開放している。第1および第2の連続体において、管は特定の幅38.1cm×57.15cm(15インチおよび22.5インチ)のSPECTRA SHIELD PCR複合体ストリップは例3に説明した丸い縁部を有するマンドレルの周りを包囲した。2.86kg/m2の壁の面積密度を有する管を形成するために十分な数のラップがつくられた。他のすべての側面において、管の構造は、例2のボックス1のバンドのラッピングと同一であり、すなわち、KRATON接着剤溶液が使用され、連続ラップが強化された。
第3および第4の連続体において、管は、全体が38.1cm×57.15cm(15および22.5インチ)の長さを有し、それぞれ次のように準備された。特定の幅38.1cm×57.15cm(15および22.5インチ)のSPECTRA SHIELD PCR複合体ストリップが例3に説明した丸い縁部を有するマンドレルの周りに包まれる。2.86kg/m2の壁の面積密度を有する管を形成するために十分な数のラップがつくられた。接着剤は使用されないが、従来のローリングピンを使用して連続ラップが強化された。ラップバンド/管は、低圧で液圧のプラントの間に配置され、15分で120℃で成形された。マンドレルの縁部は丸いのでSPECTRA SHIELD層は、縁部に沿って完全には強化されない。
これらの管は次にように評価された。爆薬は、管の各々の中心に配置され、電気的に爆発された。この最初の爆薬は、12.5g(1.5オンス)であった。4つの管すべてが耐えた。しかしながら、56.7g(2オンス)の爆薬によって4つの管が異なるように破裂した。4つの異なる管の構成における計算されたC50は、49.6g(1.75オンス)である。データは表3に挙げた。
例9
例6に示したものと同一の管が製造された。さらに、(例6の0°/90°のSPECTRA SHIELD PCRに付加された単一方向のプレペグと同一の)SPECTRA プレペグの5つの2.54cm(1インチ)の幅のバンドが、図16に示すように各管に4インチ(10.1cm)の間隔で輪方向に巻かれる。接着剤または熱および圧力は、単一方向のバンドを強化するように使用される。好ましくは後者である。約120℃の温度および約30分間に約5psiの圧力が適当である。これらのバンドの面積密度は、管の面積密度の50%である。それらは、管の面積の20%をカバーし、これらのバンドは、管の重量の10%を付加する。これらの管は例5および例6の管に比較可能な方法で評価されるとき、バンドは破れの長さが10.16cm(4インチ)に制限され、このような破れを通してガスの損失速度を制御する。
説明
これらの例は、4つの側面のを備えた3つのバンドから製造された立方体の容器が顕著な耐爆性を示した。側方の長さが38.1cm(15インチ)の例2のボックス2は側壁が78.7cm(31インチ)の例1の制御立方体容器と同程度の大きさの爆薬を収容することができ、(SPECTRA SHIELD複合パネルを使用してつくられた)ほぼ同一の面積密度を有する。よって、制御の性能よりわずかに軽く小さいボックス、すなわち、制御の重量の1/4、容積の1/8を含む。さらに、本発明によって構成されたボックスは、開閉が容易であり、爆発の間、長いロッドのペネトレータとして作用することができるスチール製のヒンジピンは有しない。KEVLAR複合体パネルを使用した有効なボックスをしのぐSPECTRA SHIELD複合体パネルを使用した比較例のボックスを述べる。
爆発性の試験の後に高速の写真の評価と結合された例2のボックスの例は、容器の破断が“ショックホリング(shock holing)”(容器の壁に対する衝撃波によって生じる破れ)が生じないことを示している。“ショックホリング”は、立方体の側面の中心に容器の破れを生じる。これが観察されない場合に破裂はボックスの縁部に沿って生じる。フラップボックスのフラップは制御を補助するが、高圧ガスの換気を無くすことがない。さらにこのような換気を低減するために、剛性のエポキシ内側シェルを設けることによって内側バンドは例3においてさらに剛性とされる。この容器は、170cm(6オンス)の爆薬を収容し、最小限のゆがみ、迅速な換気および構造体に対する目に見える永久的な損傷を与えることがない。
図5ないし図7および表1および2を参照すると、縁部の長さに沿って繊維を破壊することによって生じる正方形の断面の管が破壊されていることが分かる。これらの破れは、管の長さに平行な向きを有し、これは管の輪の方向にほぼ直角である。管(例5対例6)の輪の方向のほぼ連続した繊維の部分を増大することによって、管のバリスティック性能は、増大する。50%の繊維フラクションの増大は、C50の値が50%増大する結果を招く。また表1および2で説明した結果は矩形の断面の管が円形の断面管以上の耐爆性を有することをはっきり示した。矩形の断面の管は、さらにほぼ円形の断面形状にゆがみ、これは、断面積の増大および30%余りの管の内容積の増大を招く。この繊維が受ける張力の率を降下させ、この応答は、高張力の加える率を減少させ、その大きさを低減する。
表3および矩形の断面の管に関して説明したデータを参照すると、管の長さが短いとき、またSPECTRA SHIELD繊維層が接着剤溶液以外で熱および圧力を使用して強化されるとき損傷が小さいことが判った。すべての管において、破れた方向が管の長さに平行であった。その結果、例9において、破れた長さは、一方向にストリップを補強するバンドによって管を輪の方向に包むことによって制限される(ミニバンド)。その形の破れの長さを制限することは、ガスが逃げる率を制限し、急激な破れに対するさらに有効な抵抗によって製造された管および容器を製造する。前述したように、当業者は本発明の基本的な特性を容易に確認し、発明の範囲および観点から逸脱せずに本発明を種々の用途および条件に適合するように本発明を種々に変更および変形することができる。
Figure 2007197093
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図1Aは図1Fの容器10の一部分を形成するバンド11の斜視図、図1Bは図1Fの容器10の一部分を形成するバンド12の斜視図、図1Cはバンド11及び12と組み立てられたとき図1Fの容器10を形成するバンド13の斜視図、図1Dは図1Eとともに容器10の組立順序を示す一部を組み立てた斜視図、図1Eは図1Dとともに容器10の組立順序を示す一部を組み立てた斜視図、図1Fは積荷容器10の斜視図、図1Gは、容器10の組立を含む斜視図である。 図2AはフラップX及びYを有する交互に配置されるバンド12’の斜視図、図2Bは、容器10の組立順序を示す一部を組み立てた斜視図、図2Cは積荷容器10′の斜視図である。 図3Aは折り曲げたときリップ18を形成するためにコーナ16で切断された交互に配置されるバンド11″の斜視図、図3Bはリップ18を備えた交互に配置されるバンド11″の斜視図、図3Cは容器10″の組立順序を示す部分的に組み立てられた状態の斜視図である。 図4は、容器10″′の斜視図である。 図5Aは断面が6角形の交互に配置されるバンド11″″の斜視図、図5Bは交互に配置されるバンド11″″及び12″″の部分的に組み立てられた斜視図、図5Cは容器10″″の斜視図である。 図6Aは本発明の容器10″″′と使用するバンド12に等しい2つの部品(M及びN)を示す斜視図、図6Bは図6Aと同様であるが、第3のバンド13″″′を加える一部が組み立てられた状態の斜視図、図6Cは容器10″″′の斜視図である。 図7Aは閉鎖収容位置における耐爆性容器20の斜視図、図7Bは開放収容位置の容器20の斜視図である。 図8Aは制限された空間にあるときに収容、取り出し機能を備えた耐爆性容器30の内側シェル31の三次元図面である。 図8Bは容器30の一部が組立てられた状態の斜視図である。 図8Cは容器30の一部が組立てられた状態の斜視図である。 図8Dは容器30の組立に使用するバンド40及び41の斜視図である。 図8Eは、閉鎖位置における組立容器30を示す。 図8Fは、開放(収容取り出し)位置における組立られた容器30の斜視図である。 図9Aは開放位置において改良されたドア/閉鎖体51を有する耐爆容器50の一部の斜視図、図9Bは閉鎖位置における改良されたドア/閉鎖体51を有する耐爆容器50の一部の斜視図である。 図10Aは管状耐爆容器60の内管61の斜視図、図10Bは容器60の外管62の斜視図、図10Cは容器60とともに使用するオプションバンド65の斜視図、図10Dは所定の位置に選択バンド65を備えた閉鎖ロード位置の容器60の斜視図である。 図11Aは開放位置における球形耐爆性容器70の斜視図、図11Bは閉鎖位置における球形耐爆性容器70の斜視図、図11Cは図11Bの線C−Cの断面図、図11Dは図11Cの線D−Dの断面図である。 図12Aは閉鎖収容位置における耐爆性容器80の斜視図、図12Bは容器80の開放ボックス82の斜視図、図12Cは容器80の開放ボックス81の斜視図、図12Dは容器80の組立に使用するバンド83の斜視図である。 図13Aは本発明の耐爆性検出管90の斜視図、図13Bは本発明の耐爆性検出管95の斜視図、図13Cは本発明の爆風案内管の組立の斜視図である。 図14Aは爆風案内空気積荷容器100の内方シェル101の斜視図、図14Bは容器100の組立斜視図、図14Cは容器100の組立斜視図、図14Dはスプリットシェル105の斜視図、図14Eは容器100の部分組立斜視図、図14Fは完全に組み立てられた容器100の部分断面図である。 図15Aは耐爆性容器110の内側シェル111の斜視図、図15Bは容器110の内側シェル111の部分的に組立られた斜視図、図15Cは直立位置の組立容器110を示す図、図15Dは図15Cの線D−Dで切った容器の断面図である。 図16は、ミニバンド121で補強された爆風案内管120の斜視図である。 図17は、例1で使用されるパターンの平面図である。 図18は、スタック/ワインダ機械の一部の斜視図である。

Claims (12)

  1. 耐爆性の容器であって、複数の離間しほぼ平行な複合ストリップを含み、該複合ストリップは前記容器に取り付けられるとともに前記容器を補強するものであり、前記ストリップは、少なくとも一度輪方向に容器を包囲する単一方向の高強度の繊維すなわち方向性を有するテープを有し、該高強度の繊維は少なくとも約10g/dの強度と少なくとも約200g/dの引っ張り係数とを有することを特徴とする容器。
  2. 耐爆性の容器であって、複数の離間しほぼ平行な複合ストリップを含み、該複合ストリップは前記容器に取り付けられるとともに前記容器を補強するものであり、前記ストリップの各々は、ホモポリマーおよび熱可塑性ポリオレフィンのコポリマー、熱可塑性プラスティックエラストマー、架橋結合サーモプラスティック、架橋結合エラストマー、ポリエステル、ポリアミド、フルオロカーボン、ウレタン、エポキシ、ポリビニリデンクロライド、ポリビニルクロライドおよびその混合物から成るグループから選択された方向性を有するテープを含むことを特徴とする容器。
  3. 前記複数のストリップが輪の方向に平行に前記容器に取り付けられている請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記ストリップが5.1cm乃至15.3cmの距離離れており、容器の表面積の約20%以下の面積をカバーする請求項3に記載の容器。
  5. 前記容器はその端部が開放している請求項3に記載の容器。
  6. 耐爆性の容器であって、少なくとも2つの開放ボックスと少なくとも1つの剛性バンドとを有し、前記ボックスの1つは、前記他方のボックス内に収容され、開放側が前記他方のボックスに面し、前記バンドは収容されたボックスを包囲し、少なくとも1つの前記ボックスおよび前記バンドは、耐爆性材料から形成される耐爆性容器。
  7. 前記耐爆性材料は、少なくとも1つの繊維層を有し、前記繊維層は、樹脂マトリクスに分散された少なくとも1つの高強度繊維網を有し、前記繊維の少なくとも約50%は、収容された箱を包囲するほぼ連続した長さである請求項6に記載の容器。
  8. 前記高強度繊維は、伸長チェインポリオレフィン繊維、アラミド繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリルニトリル繊維、液体コポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、およびその混合物からなるグループから選択される請求項7に記載の容器。
  9. 前記繊維はポリオレフィン繊維である請求項8に記載の容器。
  10. 前記繊維はアラミド繊維である請求項8に記載の容器。
  11. 前記繊維は、ポリエチレン繊維と、アラミド繊維と、ポリアミド繊維と、カーボン繊維およびガラス繊維の少なくとも2つの混合物である請求項8に記載の容器。
  12. 前記マトリクスは、低密度ポリエチレンと、ポリウレタンと、可撓性エポキシと、充填エラストマーバルカナイゼートと、熱硬化性エラストマーおよび変形ナイロン6から成るグループから選択された低係数ポリマーマトリクスを有する請求項7に記載の容器。
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