JP2007196604A - 成形機のデータ表示方法及び装置 - Google Patents

成形機のデータ表示方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 成形不良の原因となる異常などの特異点を確実に検出するとともに、稀に発生する特異点に対する原因究明などの解析を迅速かつ正確に行う。
【解決手段】 ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目2…に対応するモニタデータ及びショット毎の所定の動作物理量に対応する変化特性データを順次検出して記憶し、モニタデータ及び/又は変化特性データを表示するに際し、ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描き表示するとともに、ショット毎における所定数のモニタデータから任意のモニタデータDmiが選択されたなら、選択されたモニタデータDmiに対応するグラフ3iを他のグラフ3…に対して識別可能に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目に対応するモニタデータと所定の動作物理量に対応する変化特性データを表示する際に用いて好適な成形機のデータ表示方法及び装置に関する。
一般に、射出成形機では、ショット毎の動作状態に係わる複数の異なるモニタ項目に対応するモニタデータを順次検出するとともに、検出したモニタデータは、成形機コントローラのディスプレイにトレンドグラフで表示することにより、動作状態の監視や成形品の良否判別に利用している。
従来、このようなトレンドグラフを用いたデータ表示方法としては、特開2004−155125号公報で知られており、同公報には、成形機又はこの成形機の運転を補助する周辺機器の状態を検出する各種検出器と、この検出器から状態に係る情報を取り入れる制御装置からなる成形機システムであって、この制御装置の表示部は、情報をグラフ(トレンドグラフ)又は数値で表示し、グラフ又は数値のうち特定の情報範囲を指定すると、指定された特定の情報範囲に対して統計処理を行う成形情報表示方法が開示されている。
特開2004−155125号
しかし、上述した従来のデータ表示方法(装置)は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、トレンドグラフの対象となるモニタデータは、主に成形品の良否判別に用いるが、成形品によってはモニタデータが正常範囲であっても稀に成形重量がバラつくなどの成形不良を発生する。また、モニタ項目は、通常、20項目以上に及び、しかも項目数は精密成形の要請に伴って増加する傾向にあるが、トレンドグラフとして表示できるモニタ項目は、画面の制約上一部に制限されるため、表示されないモニタ項目(モニタデータ)に異常(特異点)が発生している場合もある。したがって、トレンドグラフのみでは十分な監視が困難となり、成形不良の原因となる異常(特異点)を確実に検出できない。
第二に、射出成形機では、モニタデータをトレンドグラフにより表示することに加え、成形工程における射出速度等(動作物理量)の変化特性データを表示するが、表示される異種データ間の連携が十分であるとは言えないため、稀に発生する特異点(異常)に対する原因究明などの解析を迅速かつ正確に行うことができない。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した成形機のデータ表示方法及び装置の提供を目的とするものである。
本発明に係る成形機のデータ表示方法は、上述した課題を解決するため、ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目2…に対応するモニタデータ及びショット毎の所定の動作物理量に対応する変化特性データを順次検出して記憶し、モニタデータ及び/又は変化特性データを表示するに際し、ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描き表示するとともに、ショット毎における所定数のモニタデータから任意のモニタデータDmiが選択されたなら、選択されたモニタデータDmiに対応するグラフ3iを他のグラフ3…に対して識別可能に表示することを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、所定数のモニタデータは、サンプリング範囲Arとして任意に指定することができる。また、サンプリング範囲Arの指定を行う表示画面Vsには、重ね描き表示したグラフ3…をプレビュー表示することができる。さらに、モニタデータの選択は、当該モニタデータを数値により順次表示するとともに、当該モニタデータをカーソル部4により順次選択することができる。他方、選択したモニタデータDmiに対応するグラフ3iは、他のグラフ3…に対して色替表示することができる。なお、動作物理量には、射出成形機Mにおける計量工程及び/又は射出工程における動作物理量を用いることが望ましい。
一方、本発明に係る成形機のデータ表示装置1は、上述した課題を解決するため、成形機の制御を司るコンピュータ機能を有する成形機コントローラ5に、ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目に対応するモニタデータ及びショット毎の所定の動作物理量に対応する変化特性データを順次検出する検出手段6と、モニタデータ及び変化特性データを記憶する記憶手段7と、モニタデータ及び/又は変化特性データを表示する表示手段8を備えるデータ表示装置であって、ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描き表示する重ね描き表示手段9と、ショット毎における所定数のモニタデータを順次選択可能なデータ選択手段10と、選択されたモニタデータDmiに対応するグラフ3iを他のグラフ3…に対して識別可能に表示する識別表示手段11を備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、データ表示装置1には、所定数のモニタデータをサンプリング範囲Arとして任意に指定するサンプリング範囲指定手段12を設けることができる。また、重ね描き表示手段9には、サンプリング範囲Arの指定を行う表示画面Vsに、重ね描き表示したグラフ3p…をプレビュー表示するプレビュー表示手段13を設けることができる。さらに、データ選択手段10には、モニタデータを数値により順次表示する数値表示部14と、モニタデータを選択するカーソル部4と、このカーソル部4によりモニタデータを順次選択する選択操作部15を設けることができる。
このような本発明に係る成形機のデータ表示方法及び装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描き表示するとともに、所定数のモニタデータを順次選択し、かつ選択したモニタデータDmiに対応するグラフ3iを他のグラフ3…に対して識別可能に表示するようにしたため、成形不良の原因となる異常などの特異点を確実に検出することができる。
(2) 動作状態に係わる所定のモニタ項目2…に対応するモニタデータの表示と所定の動作物理量に対応する変化特性データの表示を有機的に連携させるため、稀に発生する特異点に対する原因究明などの解析を迅速かつ正確に行うことができる。
(3) 好適な態様により、所定数のモニタデータを、サンプリング範囲Arとして任意に指定できるようにすれば、オペレータの判断した所望のサンプリング範囲Arにおける特異点検出を迅速かつ的確に行うことができる。
(4) 好適な態様により、サンプリング範囲Arの指定を行う表示画面Vsに、重ね描き表示したグラフ3p…をプレビュー表示すれば、事前のプレビューにより特異点の検出処理をより効率的に行うことができる。
(5) 好適な態様により、モニタデータを選択するに際し、モニタデータを数値により順次表示し、モニタデータをカーソル部4により順次選択できるようにすれば、特異点の検出を能率的に行えるとともに、特異点に係わる情報を迅速かつ確実に知ることができる。
(6) 好適な態様により、選択したモニタデータDmiに対応するグラフ3iを、他のグラフ3…に対して色替表示すれば、視認性を高めることにより特異点の検出をより容易かつ迅速に行うことができる。
(7) 好適な態様により、動作物理量として、射出成形機Mにおける計量工程及び/又は射出工程における動作物理量を用いれば、成形品質に大きく影響する計量工程及び/又は射出工程における特異点検出が実現されるため、成形品質の向上や歩留まりの向上に効果的に寄与できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るデータ表示装置1を備える射出成形機Mの構成について、図2及び図3を参照して説明する。
図2中、仮想線で示すMは射出成形機であり、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは、加熱筒21を備え、この加熱筒21の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒21の後部には材料を供給するホッパ22を備える。一方、型締装置Mcには可動型と固定型からなる金型23を備える。また、機台Mb上には側面パネル24を起設し、この側面パネル24にカラー液晶ディスプレイ等を用いたディスプレイ25を配設する。このディスプレイ25は、図3に示すように、タッチパネル25tが付設され、タッチパネル25tを含むディスプレイ25は、機台Mbに内蔵したコントローラ本体30に接続する。
図3は、成形機コントローラ5のブロック構成図を示す。31はCPUであり、このCPU31には内部バス32を介してチップセット33を接続する。また、チップセット33には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン34を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。このため、バスライン34には、RAM,ROM等の各種メモリ類を総括する内部メモリ35を接続する。さらに、バスライン34には、表示インタフェース36を介して上述したディスプレイ25及びタッチパネル25tを接続するとともに、入出力インターフェイス37を介してメモリカード等の記憶メディア38に対する読出及び書込を行うドライブユニット39を接続する。
一方、チップセット33には、バスライン34と同様のバスライン40を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン40には、各種スイッチやリレー等を含むスイッチ群41から得る切換データDd…をCPU31に付与し、かつCPU31から得る制御指令データDo…を対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス42を接続するとともに、各種センサを含むセンサ群43から得る検出信号Sd…を、アナログ−ディジタル変換してCPU31に付与し、かつCPU31から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換して得た制御信号So…を対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス44を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。
したがって、前述した内部メモリ35には、PLCプログラムとHMIプログラムを格納するとともに、各種処理プログラムを格納する。なお、PLCプログラムは、射出成形機Mにおける各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、成形機コントローラ5を搭載する射出成形機Mの固有アーキテクチャとして構築され、特に、本実施形態に係るデータ表示方法に係わる処理を実行できる。
このような射出成形機Mの制御を司るコンピュータ機能を有する成形機コントローラ5は、本実施形態に係るデータ表示装置1として機能する。この場合、上述したスイッチ群41及びセンサ群43は、ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目2…に対応するモニタデータ及びショット毎の所定の動作物理量に対応する変化特性データを順次検出する検出手段6の主要部を構成し、内部メモリ35は、モニタデータ及び変化特性データを記憶する記憶手段7の主要部を構成し、ディスプレイ25は、モニタデータ及び/又は変化特性データを表示する表示手段8を構成する。したがって、上述した検出信号Sd…をA/D変換して得るデータ及び切換データDd…は、検出手段6により検出されるモニタデータ及び変化特性データとして利用される。
図1は、ディスプレイ25に表示される波形照合画面Vcを示し、この波形照合画面Vcは、データ表示装置1の主要部を構成する。この波形照合画面Vcは、図5に示すモニタ画面Vmにおける波形照合キー50を選択(ON)することにより表示されるウィンドウ画面であり、閉じるキー51を選択(ON)することにより閉じることができる。
波形照合画面Vcは、下半部に、第一重ね描き表示部52及び第二重ね描き表示部53を有する。第一重ね描き表示部52は、横軸が時間、縦軸が速度となり、第二重ね描き表示部53は、横軸がスクリュ位置、縦軸が速度となる。そして、第一重ね描き表示部52及び第二重ね描き表示部53には、ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描き表示する。この第一重ね描き表示部52及び第二重ね描き表示部53は重ね描き表示手段9の主要部を構成する。
また、上半部には、ショット毎における所定数のモニタデータを順次選択可能なデータ選択表示部55を有する。データ選択表示部55はデータ選択手段10の主要部を構成し、モニタデータを数値により順次表示する数値表示部14と、モニタデータを選択するカーソル部4と、このカーソル部4によりモニタデータを順次選択可能なアップキー15u及びダウンキー15dを有する選択操作部15を有する。この場合、カーソル部4は、選択するモニタデータDmi上に表示される色ラインLc及びこの色ラインLcの両側に表示される矢印マーク4c…からなり、アップキー15u又はダウンキー15dを選択(ON)することにより、カーソル部4に選択されるモニタデータに係るショットの順位をアップ又はダウンさせることができる。
一方、データ表示装置1は、重ね描き表示手段9及びデータ選択手段10に付随する識別表示手段11を有する。この識別表示手段11は、データ選択表示部55により選択されたモニタデータDmiに対応する、第一重ね描き表示部52及び第二重ね描き表示部53にそれぞれ重ね描き表示されるグラフ3iを他のグラフ3…に対して色替表示する機能であり、これにより、グラフ3iは他のグラフ3…に対して容易に識別可能となる。
さらに、データ表示装置1は、サンプリング範囲指定手段12を有する。サンプリング範囲指定手段12は、所定数のモニタデータをサンプリング範囲Arとして任意に指定することができる。波形照合画面Vcにおける56はサンプリング範囲指定キーであり、このサンプリング範囲指定キー56を選択(ON)することにより、図6に示す範囲指定画面(表示画面)Vsが表示される。この範囲指定画面Vsの基本的な構成は、図5に示すモニタ画面Vmに類似する。即ち、範囲指定画面Vsは、モニタ画面Vmと同一のトレンドグラフ表示部74を有するとともに、モニタ画面Vmの右側に有するキー表示部57が、サンプリング範囲指定部58及び後述するプレビュー表示部54に置換された画面構成となる。なお、トレンドグラフ表示部74には、ショット毎のモニタデータが順次時系列的にプロットされるトレンドグラフGt…が表示される。
サンプリング範囲指定部58は、指定開始ショット数表示部59、指定終了ショット数表示部60、指定ショット数表示部61、開始ショット数指定用アップダウンキー62u,62d、終了ショット数指定用アップダウンキー63u,63dを有し、サンプリング範囲指定キー56とサンプリング範囲指定部58はサンプリング範囲指定手段12の主要部を構成する。また、サンプリング範囲指定部58の上側には、プレビュー表示部54を有し、このプレビュー表示部54には、前述した第二重ね描き表示部53に重ね描き表示するグラフ3…をグラフ3p…としてプレビュー表示する。このプレビュー表示部54はプレビュー表示手段13の主要部を構成し、重ね描き表示手段9の一部となる。
他方、ディスプレイ25には、図2に示すように、上段と下段に、各種画面を切換える画面項目毎に設けた複数の画面切換キーK1,K2,K3…を表示する。この画面切換キーK1…は、使用頻度の高さを考慮してランク分けされ、上段に、型開閉画面切換キーK1,エジェクタ画面切換キーK2,射出・計量画面切換キーK3,温度画面切換キーK4,モニタ画面切換キーK5,主要条件画面切換キーK6,条件切換画面切換キーK7を有する成形機の動作条件の設定に係わる第一のグループGaを横一列に配するとともに、下段に、これ以外となる段取り画面切換キーK8,工程監視画面切換キーK9,生産情報画面切換キーK10,波形画面切換キーK11,履歴画面切換キーK12,支援画面切換キーK13を有する第二のグループGbを横一列に配する。なお、第二のグループGbは、第一階層が表示された状態であるが、画面右端の階層画面切換キーKcを選択(ON)することにより、第二階層における画面切換キーに入れ替えることができる。
次に、本実施形態に係るデータ表示装置1を用いたデータ表示方法について、図1〜図3,図5及び図6を参照しつつ図4に示すフローチャートに従って説明する。
なお、本実施形態に係るデータ表示方法は、射出成形機Mが稼働中であるか否かは問わずに実施できる。一例として、自動運転の射出成形機Mにより所定ロットの生産を終了し、オペレータが成形品をチェックしたところ、成形重量の異常な成形品が混入していた場合を想定する。
この場合、オペレータは、図2に示すモニタ画面切換キーK5を選択(ON)する(ステップS1)。これにより、図5に示すモニタ画面Vmがディスプレイ25に表示される。このモニタ画面Vmは、上段に「射出充填時間」など、全部で八つのモニタ項目2…が表示されるモニタ項目表示部71を有する。このモニタ項目表示部71のモニタ項目2…は、他のモニタ項目に変更可能である。モニタ項目2…は、「射出充填時間」,「指定位置通過時間」,「射出開始位置」,「V−P切換位置」,「射出最前進位置」,「射出終了位置」,「V−P切換圧」,「射出最前進圧」,「射出ピーク圧」,「指定位置通圧」,「区間平均射出圧」,「射出開始圧」など、全部で23項目存在する。また、各モニタ項目2…の下側には、成形品の良否判別のための設定を行う基準値設定部72及び監視幅設定部73を有するとともに、さらにこの下側には、ショット毎のモニタデータを順次時系列的にプロットし、トレンドグラフGt…として表示するトレンドグラフ表示部74を有する。トレンドグラフGt…の横方向はモニタデータの大きさ(時間)となり、縦方向はショット数となる。例示の場合、表示できるショット数は250回分である。このため、隠れたショット分はスクロールキー75u,75dによりスクロール表示することができる。
モニタデータによるトレンドグラフGt…は、動作状態の監視や成形品の良否判別に利用するため、成形異常が発生した場合、本来トレンドグラフGt…により発見することができる。しかし、成形品によってはモニタデータが正常範囲であっても稀に成形重量がバラつくなどの成形不良を発生したり、或いはトレンドグラフGt…として表示されないモニタ項目(モニタデータ)に異常(特異点)が発生するなど、トレンドグラフGt…に明確な異常(特異点)が現れない場合もあるが、本実施形態に係るデータ表示装置1(データ表示方法)は、このようなトレンドグラフGt…に明確な異常(特異点)として現れない特異点を発見することができる。
モニタ画面Vmが表示されたら、オペレータは、図5に示す波形照合キー50を選択(ON)する(ステップS2)。これにより、ディスプレイ25の画面切換が行われ、図1に示す波形照合画面Vcが表示される(ステップS3)。波形照合画面Vcでは、最初に波形照合を行うサンプリング範囲Arを指定する。サンプリング範囲Arの指定に際しては、まず、サンプリング範囲指定キー56を選択(ON)する(ステップS4)。これにより、ディスプレイ25の画面切換が行われ、図6に示す範囲指定画面Vsが表示される(ステップS5)。
範囲指定画面Vsは、トレンドグラフ表示部74,プレビュー表示部54及びサンプリング範囲指定部58を有するため、オペレータは、トレンドグラフ表示部74のトレンドグラフGt…を参照し、サンプリング範囲指定部58により所望のサンプリング範囲Arを指定する(ステップS6)。この場合、まず、開始ショットの番号を開始ショット数指定用アップダウンキー62u,62dにより指定する。指定したショットの番号は、指定開始ショット数表示部59に表示される。図6は「196」を指定した場合を例示する。次いで、終了ショットの番号を終了ショット数指定用アップダウンキー62u,62dにより指定する。指定したショットの番号は、指定終了ショット数表示部60に表示される。図6は「215」を指定した場合を例示する。
これにより、サンプリング範囲Arは「196」から「215」までの20ショット分となり、指定ショット数表示部61に「20」が表示されるとともに、トレンドグラフ表示部74における196〜215ショットまでのトレンドグラフGt…に色ラインLrが表示される。この色ラインLrによりサンプリング範囲Arを容易に判別できる。このように、所定数のモニタデータを、サンプリング範囲Arとして任意に指定できるため、オペレータの判断した所望のサンプリング範囲Arにおける特異点検出を迅速かつ的確に行うことができる利点がある。
また、指定されたサンプリング範囲Arに対応する変化特性データ(射出速度)が内部メモリ35から読み出され、重ね描きしたグラフ3p…がプレビュー表示部54にプレビュー表示される。したがって、この時点で、重ね描きしたグラフ3p…により異常が発生しているか否かを大凡判断することができ、オペレータが異常無しと判断すれば、他のサンプリング範囲Arに変更することができる。このように、サンプリング範囲Arの指定を行う範囲指定画面Vsに、重ね描き表示したグラフ3p…をプレビュー表示すれば、事前のプレビューにより特異点の検出処理をより効率的に行うことができる利点がある。
一方、サンプリング範囲Arの指定が終了したなら確定キー76を選択(ON)する(ステップS7,S8)。これにより、ディスプレイ25の画面切換が行われ、図1に示す波形照合画面Vcが再表示される(ステップS9)。波形照合画面Vcでは、指定されたサンプリング範囲Arに対応するモニタデータが数値により数値表示部14に順番に表示されるとともに、指定されたサンプリング範囲Arに対応する射出速度及び計量速度(変化特性データ)のグラフ3…が第一重ね描き表示部52と第二重ね描き表示部53に重ね描き表示される。各表示部52及び53に重ね描き表示されるグラフ3…において、0ラインに対して上側が射出速度となり下側が計量速度となる。なお、例示は、射出工程における射出速度と計量工程における計量速度であるが、射出工程の他の動作物理量(射出圧力等)及び計量工程の他の動作物理量(背圧等)も同様に適用でき、この場合、他の動作物理量は、グラフの配色を変えるなどにより一緒に重ね描き表示できる。このように、計量工程及び/又は射出工程における動作物理量を用いることにより、成形品質に大きく影響する計量工程及び/又は射出工程における特異点検出が実現されるため、成形品質の向上や歩留まりの向上に効果的に寄与できる。
そして、波形照合画面Vcにおけるデータ選択表示部55を用いて、特異点を検出(発見)する特異点検出処理を行う(ステップS10)。この場合、選択操作部15のアップキー15u又はダウンキー15dを選択(ON)することにより、モニタデータに係るショットの順位をアップ又はダウンさせることができ、この際、カーソル部4により選択されるショットに対応するモニタデータDmiには、色ラインLcが表示される。したがって、選択されたモニタデータ(数値)Dmiを容易に判別できる。このように、モニタデータを選択するに際し、モニタデータを数値により表示し、モニタデータをカーソル部4により順次選択できるようにすれば、特異点の検出を能率的に行うことができるとともに、特異点に係わる情報を迅速かつ確実に知ることができる利点がある。
また、カーソル部4による選択と同時に、第一重ね描き表示部52及び第二重ね描き表示部53では、選択されたモニタデータDmiのショットに対応するグラフ3iを他のグラフ3…に対して色替表示する。例えば、他のグラフ3…は全て青色表示されるのに対してグラフ3iを黄色表示する。したがって、グラフ3iを容易に識別可能となる。図1は、グラフ3iのみが他のグラフ3…に対して大きい値(特異点)となって突出している例を示しており、グラフ3i及びこれに対応するモニタデータ(数値)Dmiが異常であることを容易に発見できる。特に、グラフ3iを、他のグラフ3…に対して色替表示するため、視認性を高めることにより特異点の検出をより容易かつ迅速に行うことができる利点がある。
なお、このような特異点検出処理を行っても特異点を発見できない場合には、再度サンプリング範囲指定手段12を利用して他の異なるサンプリング範囲Arを指定し、同様の特異点検出処理を行えばよい(ステップS11,S3…)。
よって、このような本実施形態に係るデータ表示方法(データ表示装置1)によれば、ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描き表示するとともに、所定数のモニタデータを順次選択し、かつ選択したモニタデータDmiに対応するグラフ3iを他のグラフ3…に対して識別可能に表示するようにしたため、成形不良の原因となる異常などの特異点を確実に検出することができる。また、動作状態に係わる所定のモニタ項目2…に対応するモニタデータの表示と所定の動作物理量に対応する変化特性データの表示を有機的に連携させるため、稀に発生する特異点に対する原因究明などの解析を迅速かつ正確に行うことができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、ショット毎とは、毎回のショットのみならず、所定間隔毎のショットも含まれる。また、ディスプレイ25による表示のみならず、通信により他の表示器などに表示する態様も含まれる。さらに、動作物理量として、計量工程及び/又は射出工程における動作物理量を例示したが、他の動作物理量を排除するものではない。一方、所定数のモニタデータは、サンプリング範囲Arとして任意に指定する場合を示したが、予め設定した所定数を用いてもよい。また、重ね描き表示手段9は、ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフ3…を重ね描きする場合を示したが、他のグラフ、例えば、基準ショットに係わるグラフ或いは平均値に係わるグラフなどを一緒に重ね描き表示してもよい。さらに、データベースの選択はアップキー15u又はダウンキー15dの選択(ON)による手動操作により行う場合を示したが、自動でスキャニングし、予め設定した乖離レベルを超えたものを検出した時点で停止させるようにしてもよい。なお、射出成形機Mに適用した場合を例示したが、押出成形機など各種タイプの成形機にも同様に適用できるとともに、広くは各種生産機械にも同様に適用することができる。
本発明の最良の実施形態に係るデータ表示方法の実施に用いる波形照合画面の表示態様図、 同データ表示方法の実施に用いる射出成形機及び同射出成形機に搭載するディスプレイの概要図、 同射出成形機に備える成形機コントローラのブロック構成図、 同データ表示方法の手順を説明するためのフローチャート、 同データ表示方法の実施に用いるモニタ画面の表示態様図、 同データ表示方法の実施に用いる範囲指定画面の表示態様図、
符号の説明
1:データ表示装置,2…:モニタ項目,3…:グラフ,3p…:グラフ,Dmi:モニタデータ,3i:グラフ,3:他のグラフ,Ar:サンプリング範囲,Vs:表示画面,4:カーソル部,M:射出成形機,5:成形機コントローラ,6:検出手段,7:記憶手段,8:表示手段,9:重ね描き表示手段,10:データ選択手段,11:識別表示手段,12:サンプリング範囲指定手段,13:プレビュー表示手段,14:数値表示部,15:選択操作部

Claims (10)

  1. ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目に対応するモニタデータ及びショット毎の所定の動作物理量に対応する変化特性データを順次検出して記憶し、前記モニタデータ及び/又は前記変化特性データを表示する成形機のデータ表示方法において、前記ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフを重ね描き表示するとともに、前記ショット毎における前記所定数のモニタデータから任意のモニタデータが選択されたなら、選択されたモニタデータに対応するグラフを他のグラフに対して識別可能に表示することを特徴とする成形機のデータ表示方法。
  2. 前記所定数の前記モニタデータは、サンプリング範囲として任意に指定することを特徴とする請求項1記載の成形機のデータ表示方法。
  3. 前記サンプリング範囲の指定を行う表示画面に、重ね描き表示したグラフをプレビュー表示することを特徴とする請求項2記載の成形機のデータ表示方法。
  4. 前記モニタデータの選択は、当該モニタデータを数値により順次表示するとともに、当該モニタデータをカーソル部により順次選択することを特徴とする請求項1記載の成形機のデータ表示方法。
  5. 選択したモニタデータに対応するグラフは、他のグラフに対して色替表示することを特徴とする請求項1又は4記載の成形機のデータ表示方法。
  6. 前記動作物理量は、射出成形機における計量工程及び/又は射出工程における動作物理量であることを特徴とする請求項1記載の成形機のデータ表示方法。
  7. 成形機の制御を司るコンピュータ機能を有する成形機コントローラに、ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目に対応するモニタデータ及びショット毎の所定の動作物理量に対応する変化特性データを順次検出する検出手段と、前記モニタデータ及び前記変化特性データを記憶する記憶手段と、前記モニタデータ及び/又は前記変化特性データを表示する表示手段を備える成形機のデータ表示装置において、前記ショット毎における所定数の変化特性データに係るグラフを重ね描き表示する重ね描き表示手段と、前記ショット毎における前記所定数のモニタデータを順次選択可能なデータ選択手段と、選択されたモニタデータに対応するグラフを他のグラフに対して識別可能に表示する識別表示手段を備えることを特徴とする成形機のデータ表示装置。
  8. 前記所定数の前記モニタデータをサンプリング範囲として任意に指定するサンプリング範囲指定手段を備えることを特徴とする請求項7記載の成形機のデータ表示装置。
  9. 前記重ね描き表示手段は、前記サンプリング範囲の指定を行う表示画面に、重ね描き表示したグラフをプレビュー表示するプレビュー表示手段を備えることを特徴とする請求項7記載の成形機のデータ表示装置。
  10. 前記データ選択手段は、前記モニタデータを数値により順次表示する数値表示部と、当該モニタデータを選択するカーソル部と、このカーソル部によりモニタデータを順次選択可能な選択操作部を備えることを特徴とする請求項7記載の成形機のデータ表示装置。
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