JP2007196527A - プリンタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印字音が発生するプリンタ装置において、印字媒体排出口などから漏れる印字音を低減し、プリンタ装置周辺の作業者等への不快な騒音を低減する。
【解決手段】フロントアッパカバー内側にくさび型形状のリブをプラテンと略平行に設けた。或いは、さらに第1のくさび型形状のリブのスリット位置にリブの山位置がくるように第2のくさび型形状のリブを設けた。或いは、ルーム1内の前面、側面、天面、底面にくさび型リブを設けた。或いは、印字ヘッド1から発生した印字音をくさび形リブの方向にガイドするヘッドカバーを設けた。或いは、キャリッジの移動動作に連動してリブの先端が揺動する揺動くさび型リブを設けた。或いは、装置両側端部に印字音を誘導する誘導路を形成し、当該誘導路の突き当り部に印字音ガイド口を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ装置の低騒音化技術に関するものである。
従来の連続紙や単票紙に印字する機能を有するプリンタ装置は、図10に示したような構成となっている。まず、印字部は、印字ヘッド1と、印字ヘッド1を搭載するキャリッジ2と、キャリッジ2を軸支するキャリッジシャフト3と、キャリッジ2の後端部を支持するキャリッジガイド4から構成される。そして、当該キャリッジ2は、プラテン5の長手方向(紙面奥行き方向)に摺動自在に軸支され、図示しない制御部からの印字命令に従い、プラテン5の長手方向に移動しながらプラテン5と印字ヘッド1間に挿入された印字媒体9に文字等を印字するようになっている。
そして、1枚紙や多部紙の連続紙或いは単票紙である印字媒体9が、トラクタ6によりプラテン5の下部に位置する媒体ガイド7及びローラ8a、8b、リーフスプリング16、リボンプロテクタ17によって印字ヘッド1とプラテン5の間に送り込まれ、印字ヘッド1の下流に位置するプルアップローラアッパカバー11aとプルアップローラフレーム11b間に搬送され、プラテン5軸上に設けられた図示しないプラテンギア等から駆動を得てプルアップローラ11cにより印字媒体を図中矢印方向に搬送するようになっている。
前記プルアップローラアッパカバー11aには搬送された印字媒体9をローラ11cに押しつけるための突起12a、12bがあり、この突起12a、12bにより搬送する印字媒体9をプルアップローラ11cへ押しつけるようになっている。そして、プルアップローラ11cとプルアップローラアッパカバー11aの隙間13aを一定に保つために、プルアップローラアッパカバー11aには図示しないフック部が設けられ、プルアップローラフレーム11bに固定されている。
以上の構成により、印字ヘッド1とプラテン5の隙間から送り込まれた印字媒体9はプルアップローラ11cのフィード力により順方向に搬送されながら、印字ヘッド1により印字される。そして、この印字に際し、図中A部にて印字音が発生するが、一般に、ロワカバー23、アッパカバー15、プルアップローラフレーム11bで構成されたカバーにより当該印字音がプリンタ装置外部へ漏れることを防止している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平05−24277号公報
しかしながら、従来のプリンタ装置では、図中B部の、アッパカバー15のカッター15及びプルアップローラフレーム11bとの隙間13aや、プルアップローラアッパカバー11aとプルアップローラフレーム11b間の媒体搬送路13bに沿ってプリンタ装置外部に出て行き、静かなオフィス内では、この印字音が周りの環境に影響を及ぼす騒音となっていた。
このように、従来のプリンタ装置では、印字部へ媒体を搬送する入り口(図中C部)と、印字後に媒体を装置外部へ排出する排出口(図中B部)が必要であるために印字音を完全に閉じ込める密閉構造は困難であり、不快な印字音が装置外部に漏れ、プリンタ装置周辺の作業者等に不快感を与えていた。
本発明は、上記課題を解決するため以下の構成を採用する。すなわち、往復移動しながら印字媒体に印字を行う印字ヘッドを有するプリンタ装置において、 前記印字ヘッドの周辺に、突起を有する複数のリブを設けるようにした。
以上の本発明によれば、印字ヘッドの周辺に、突起を有する複数のリブを設け、印字音をカバー内側と前記リブ間で反射を繰り返させるようにしたので、プリンタ装置外へ放出される音圧レベルを減衰することができ、低騒音とすることができる。
以下、本発明に係る実施例を、広く利用されているインパクトプリンタを一例として図面を用いて詳細に説明する。なお図面に共通する要素には同一の符号を付す。
実施例1のプリンタ装置は、フロントアッパカバー内側にくさび型形状のリブをプラテンと略平行に配し、印字音をアッパカバー内側とリブ間で反射を繰り返させるようにしたものである。
(構成および動作)
図1ないし図5に実施例1のプリンタ装置の構成を示す。図1は実施例1のプリンタ装置の上面図、図2は側面図、図3ないし図5は、装置内部で発生した印字音が装置内部で拡散する様子と、ルーム2内で減衰する様子を示した概念図である。なお、図1(b)上面図の矢印は印字等の際に印字ヘッド1が移動する方向を示している。
図1に示したように、実施例1のプリンタ装置は、図10の従来のプリンタ装置の構成に、キャリッジ移動方向と平行で、かつキャリッジ2とフロントアッパカバー15aとの空間に、くさび型のリブをフロントアッパカバー15aの内側からロワカバー23の内側間に設けている。
図1(b)上面図に示したように、くさび型リブ20は、高さH、角度θの山形をしたリブを所定の間隔(以下、「スリット」という)で、複数並べたものである。ここで、スリット幅P、高さH、配置距離Lは、印字音の主な波長と略比例した長さとし、配置距離Lは、フロントアッパカバー15aの内側からの距離であり、共振しない長さとする。また、音源である印字ヘッド1が移動領域内で図中上下方向に移動しながら印字音を放射するので、印字音がくさび型リブ20へ到達した際に、くさび型リブで反射した音がルーム2内へ導かれるように、くさび型リブ20の角度θ及びリブ高さHを適正な値に設定している。
すなわち、最適な角度θ、リブ高さH等は、プリンタ装置の形状や発生する印字音の周波数分布、装置内温度などにより変化するが、実験によれば、θ=30度、間隔P=2mm、距離L=50mm、リブ高さH=13mm程度とするのがよい。また、消音効果を高めるために、くさび型リブ20の材質は、低価格で吸音性の高いゴム材料を使用するのがよい。
このくさび型リブ20を設けることにより、図1(a)側面図に破線で示したように、キャリッジ移動領域が含まれるルーム1と装置前面領域であるルーム2が形成される。ルーム1は、主として印字ヘッド1が印字する際に印字媒体やプラテン面から発せられる印字音が拡散する領域であり、ルーム1で発生した印字音は図2矢印のように、伝播し、プリンタ装置カバーの内部で拡散する。
そして、プリンタ装置前面(図中左側)へ拡散した印字音は、くさび型リブ20へ到達すると、くさび型リブ20のスリットからルーム2へ侵入する。
くさび型リブ20の角度θを鈍角にすると、到達した印字音がルーム1へ反射してしまい、ルーム2へ導かれないので、くさび型リブ20の形状は、鋭角、例えば30度程度にし、印字ヘッド1がどの位置にあっても、発生した印字音が効率良くルーム2内に反射させられるように設定している。
次に、図2を用いてルーム2及びくさび形リブ20の作用を説明する。くさび型リブ20のスリットを通過しルーム2内に進入した印字音はフロントアッパカバー15aの内側に到達すると、反射してくさび型リブ20に向かって戻る。そして、くさび型リブ20の内側(図中左側)で反射して、再度アッパカバー内側に戻り、この反射を繰り返し、減衰した後、ルーム1に戻り、戻った印字音がプリンタ装置内各部と反射しさらに減衰し、矢印Xで示したように、印字媒体排出口から印字媒体と共にプリンタ装置外に放出される。
以上のように、印字音がプリンタ装置外に放出される前にプリンタ装置内部で長い伝播経路を伝播させるようにするので、音の距離減衰の原理により、印字媒体出口に到達する迄に音圧レベルが減衰し、低騒音とすることができる。
なお、以上の説明では、図1のように、くさび型リブ20をフロントアッパカバー15a内側からロワカバー23内側間に設けるように説明したが、突起の方向が印字ヘッド1側に向いていればよく、くさび型のリブ20をキャリッジ2移動方向と平行に所定の角度、例えば90度回転した構成としてもよい。
(実施例1の効果)
以上述べたように、実施例1のプリンタ装置によれば、フロントアッパカバー内側にくさび型形状のリブをプラテンと略平行に設け、印字音をアッパカバー内側とリブ間で反射を繰り返させるようにしたので、プリンタ装置外へ放出される音圧レベルを減衰することができ、低騒音とすることができる。
実施例2のプリンタ装置は、フロントアッパカバー15a内側とロワカバー23内側間に、第1のくさび型リブに加え、第2のくさび型リブを設けたものである。
(構成および動作)
実施例2のプリンタ装置の構成は、図3に示したように、実施例1のプリンタ装置の構成に、第1のくさび型リブ20のスリット位置にリブの山位置がくるように第2のくさび型リブ20aを略平行に配した構成としている。その他の構成は、実施例1の構成と同様あるので簡略化のためにその詳細な説明を省略する。
実施例2のプリンタ装置では、印字により発生した印字音が、同図矢印のように第1のくさび型リブ20のスリットからルーム2に進入し、進入した印字音が第2のくさび型リブ20aの山位置近傍にて乱反射する。そして、ルーム2内にてこの反射を繰り返し、減衰した後、再びルーム1に戻り、戻った印字音がプリンタ装置内各部と反射しさらに減衰し、印字媒体排出口から印字媒体と共にプリンタ装置外に放出される。
実施例1のように第2の第2のくさび型リブ20aがない場合では、フロントアッパカバー15aの内側と第1のくさび型リブ20間にて反射を繰り返すのみであるが、実施例2のプリンタ装置では、第2の第2のくさび型リブ20aにて乱反射するので、印字音が伝播する距離がさらに長くなる。その結果、印字媒体排出口から印字媒体と共にプリンタ装置外に放出される騒音をさらに減衰させることができる。
(実施例2の効果)
以上述べた実施例2のプリンタ装置によれば、フロントアッパカバー内側に第1のくさび型リブを印字ヘッドの移動方向と略平行に配し、さらに第1のくさび型リブのスリット位置にリブの山位置がくるように第2のくさび型リブを設け、印字音を乱反射させて伝播距離を長くするようにしたので、騒音がさらに減衰し低騒音とすることができる。
実施例3のプリンタ装置は、ルーム1内の前面、側面、天面、底面にくさび型リブを設けたものである。
(構成および動作)
実施例3のプリンタ装置の構成は、図4に示したように、実施例1のプリンタ装置の構成に加え、くさび型リブ20と同様の形状のリブ(20b〜20e)を、ルーム1の側面、天面、底面にも設けている。
このような構成とすることにより、実施例1と同様、印字音をフロントアッパカバー15a内側とくさび型リブ20間の反射の繰り返しにより印字音を減衰させるとともに、印字ヘッド1等から放射され、ルーム1内に放射状に拡散する印字音についても、ルーム1の側面、天面、底面にも設けたくさび型リブ(20b〜20e)より、くさび型リブ20と同様の印字音の減衰効果が得られる。
(実施例3の効果)
以上述べた実施例3のプリンタ装置によれば、ルーム1の前面、側面、天面、底面にくさび型リブ(20、20b〜20e)を設けたので、印字ヘッド1周辺より放射される球面波状の印字音をも減衰させることができるので、さらに低騒音とすることができる。
実施例4のプリンタ装置は、印字ヘッド1から発生した印字音をくさび形リブの方向にガイドするヘッドカバーを設けるようにしたものである。
(構成および動作)
実施例4のプリンタ装置は、図5に示したように、実施例1と同様、くさび型リブ20を設けるとともに、印字音をくさび形リブ20に向けてガイドする図6に示したようなヘッドカバー30を設けている。このヘッドカバー30は、印字ヘッド1の後部より発せられ、ルーム1内にて拡散する印字ヘッド1のピンの戻り音などをヘッドカバー30により、くさび型リブ20へ強制的に誘導する構造としている。
なお、ヘッドカバー30は、高温となる印字ヘッド1の周辺に配置するので、耐熱性があり、吸音性のある材質とするのがよい。
このヘッドカバー30を設けることにより、印字ヘッド1から発生するピンの戻り音などが、ルーム1内に拡散することなく、ヘッドカバー30によりガイドされて、同図の矢印のように伝播する。そして、印字音ガイド口31より放出された印字音は、くさび型リブ20に達し、実施例1にて説明したようにルーム2に進入しルーム2内で反射を繰り返して伝播距離が長くなり、音圧が減衰する。
(実施例4の効果)
以上述べた実施例4のプリンタ装置によれば、印字ヘッドを覆いくさび型リブ側へ印字音をガイドするヘッドカバーを設け、印字ヘッド後部から発せられるヘッドピンの戻り音等を装置内に拡散させることなく、くさび型リブへガイドするようにしたので、装置外へ放出される騒音をさらに少なくすることができる。
実施例5のプリンタ装置は、キャリッジの移動動作に連動してリブの先端が揺動する揺動くさび型リブを設けたものである。
(構成および動作)
実施例5のプリンタ装置の構成は、図7(a)、(b)に示した位置(図面下側)に、図8に示したような構造の揺動くさび型リブ36を設けている。この揺動くさび型リブ36は、図7矢印のキャリッジ2の移動方向と平行に設けられ、図8に示したようにフロントアッパカバー15aとロワカバー23にそれぞれに設けた回転支点穴34a、34bにより回転支点37a、37bが篏合して軸支される。
そして、揺動くさび型リブ36の下端には、揺動くさび型リブ36を揺動させるための図8中矢印のようにスライド可能なスライドバー33が設けられている。スライドバー33には、揺動用軸35が勘合する揺動用軸穴33aが複数設けられている。
スライドバー33は、図示しない手段によりキャリッジ2の移動に連動してスライドできるようになっているので、キャリッジ2が移動するとその移動方向に揺動くさび型リブ36の突起が向くようになっている。なお、揺動くさび型リブ36の向きを変える手段としては、キャリッジ2の端部(図7下側)に舌片などを設けるようにすればよい。
そして、図7(a)のように、キャリッジ2が右方向に移動する場合は、図示しない舌片等により揺動くさび型リブ36の先端が右側に払われるので、揺動くさび型リブ36の先端側は、右側に向くようになる。同様に、図7(b)のようにキャリッジ2が左方向に移動する場合では、前記舌片等により揺動くさび型リブ36の先端が左側に払われるので、揺動くさび型リブ36の先端側は、左側に向く。
以上のように動作させることにより、印字ヘッド1等にて発生した印字音は、揺動くさび型リブ36により反射して戻る印字音が少なくなり、揺動くさび型リブ36のスリットを通り、ルーム2に効率良く誘導することができるので、印字媒体排出口から漏れる騒音の量を、さらに減らすことができる。
なお、以上の説明では、スライドバー33を設け、揺動くさび型リブ36の揺動用軸35を揺動用軸穴33aに篏合して一体として揺動くさび型リブ36が移動するように説明したが、スライドバー33を設けることなく、揺動くさび型リブ36がそれぞれ移動するようにしても勿論よい。或いは、図示しない駆動等を設け、印字ヘッド1の位置に応じて、揺動くさび型リブ36の先端の方向を変えるようにしてもよい。例えば、印字ヘッド1の位置に、揺動くさび型リブ36の各リブの先端が向くように、各リブを回転させるようにしてもよい。
(実施例5の効果)
以上述べた実施例5のプリンタ装置によれば、キャリッジの移動動作に連動してリブの先端が揺動する揺動くさび型リブを設けたので、印字音をルーム2へ効率良く誘導でき、印字媒体排出口から漏れる騒音の量を、さらに減らすことができる。
実施例6のプリンタ装置は、装置両側端部に音の誘導路を形成し、当該誘導路の突当り部に騒音の放出口を設けたものである。
(構成および動作)
実施例6のプリンタ装置は、図9に示したように、第1のくさび型リブ20と、第2のくさび型リブ20aを設け、くさび型リブ20の外側の装置両側端に沿って騒音が誘導される誘導路を設け、当該誘導路の突き当たり部に騒音の放出口を設けている。
以上のような構成とすることにより、ルーム1で発生した印字音が、図中矢印のように、第1のくさび型リブ20を通過し、ルーム2内へ導かれ、ルーム2の領域で装置前面内側カバーに配した第2のくさび型リブ20aで乱反射させ、装置側面にて反射させ、さらに装置両側壁に設けた誘導路に送り込み、当該誘導路の突当り部から放出する。なお、誘導路へ誘導される印字音の減衰率はやや低くなるが、第2のくさび型リブ20aを設けない構成としても勿論よい。
このように、印字ヘッド1等より発生した印字音が、ルーム2に入り第2のくさび型リブ20aで乱反射し誘導路に誘導されるので、再びルーム1に戻り、印字媒体排出口等から外部に漏れる騒音を少なくすることができる。また、誘導路に誘導された印字音についても、装置外に放出されるまでに音の伝播経路を長くすることができるので、音の距離減衰の原理により音圧レベルが減衰し騒音を低減させることができる。
(実施例6の効果)
以上述べた実施例6のプリンタ装置によれば、第1のくさび型リブ20と、第2のくさび型リブ20aを設け、装置両側端に沿って印字音を誘導する誘導路を設け、当該誘導路の突き当たり部に騒音の放出口を設けたので、印字ヘッド1等より発生した印字音がルーム2に入り第2のくさび型リブ20aで乱反射し誘導路に誘導されるので、再びルーム1に戻り、印字媒体排出口等から外部に漏れる騒音を少なくすることができる。
また、誘導路に誘導された印字音についても、装置外に放出されるまでに音の伝播経路を長くすることができるので、音の距離減衰の原理により音圧レベルが減衰し騒音を低減させることができる。
《その他の変形例》
以上の実施例の説明では、例えば、実施例2、実施例6のように、第2のくさび型リブ20aとして第1のくさび型リブ20と同様の形状のリブを設けるように説明したが、吸音性の材料からなるテープ状のものを貼り付けるようにしてもよい。
以上述べたように、本発明は、インパクトプリンタなど、装置内で騒音が発生するプリンタ装置などに広く用いることができる。
実施例1のプリンタ装置の構成および動作説明図である。 実施例1のプリンタ装置の動作説明図である。 実施例2のプリンタ装置の構成および動作説明図である。 実施例3のプリンタ装置の構成および動作説明図である。 実施例4のプリンタ装置の構成および動作説明図である。 実施例4のプリンタ装置の印字ヘッド周辺の構成図である。 実施例5のプリンタ装置の構成および動作説明図である。 実施例5のプリンタ装置の揺動くさび型リブの構成図である。 実施例6のプリンタ装置の構成および動作説明図である。 プリンタ装置の概略構成図である。
符号の説明
1 印字ヘッド
2 キャリッジ
5 プラテン
15a フロントアッパカバー
20 くさび型リブ
30 ヘッドカバー
33 スライドバー
36 揺動くさび型リブ

Claims (7)

  1. 往復移動しながら印字媒体に印字を行う印字ヘッドを有するプリンタ装置において、
    前記印字ヘッドの周辺に、突起を有する複数のリブを設けたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記突起は、くさび型の形状であることを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  3. 前記突起は、所定の距離を隔てて配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のプリンタ装置。
  4. 前記リブの隙間の位置に、突起位置がくるように第2のリブを複数設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載のプリンタ装置。
  5. 前記印字ヘッドから発生した印字音を前記リブの方向にガイドするヘッドカバーを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか記載のプリンタ装置。
  6. 前記突起の向きを、印字ヘッドの移動方向或いは位置により変えるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか記載のプリンタ装置。
  7. 側端部に印字音の誘導路を設け、
    印字音を誘導するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれか記載のプリンタ装置。
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