JP2007195377A - モータ - Google Patents

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JP2007195377A
JP2007195377A JP2006013398A JP2006013398A JP2007195377A JP 2007195377 A JP2007195377 A JP 2007195377A JP 2006013398 A JP2006013398 A JP 2006013398A JP 2006013398 A JP2006013398 A JP 2006013398A JP 2007195377 A JP2007195377 A JP 2007195377A
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teeth
yoke
insulator
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motor
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JP2006013398A
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Yuichi Tanabe
裕一 田辺
Yuichi Yoshikawa
祐一 吉川
Hiroshi Murakami
浩 村上
Eiji Hiwaki
英治 檜脇
Koji Kuyama
浩二 久山
Haruyuki Nakamoto
晴幸 中本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】小型で高出力となる扁平型のブラシレスモータにおいて、円弧状ヨーク部のティースと直線状ヨーク部のティースとで長さが異なるために巻線平均周長が異なり、ティースに施される巻線の抵抗値にバラつきが生じるため、制御性や起動性に問題が生じていた。
【解決手段】コア上面と下面に、各相の巻線平均周長が等しくなるように円弧状ヨーク部のティースに装着される部分の幅を調整した絶縁物を設けて巻線を施すことで、出力低下やコギングトルクの増加を招くことなく、各相の巻線抵抗値のばらつきを抑え制御性や起動性の高いモータを提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ及びこれを搭載した機器に関するものである。
従来のモータを図4から図6に示す。
図4は、従来の丸型集中巻モータを表しており、ステータ101とロータ102から構成されている。なお、図4は、8極6スロットの永久磁石型モータの例を示している。
ステータ101は、略放射状に配置された複数のティース103と、各ティース間を連結する略円弧状状のヨーク104からなる。ティース103の内径側先端には略回転方向に幅広となったティース先端幅広部105、隣り合う各ティース先端幅広部間にはスロットオープン106、隣り合う各ティース間にはスロット107を有する。ティース103には絶縁物108を介して巻線109が施されている。巻線109としては、通常3相巻線が施される。
ロータ102は、ステータ101の内側に、ステータ101と同心円状に、回転自在に保持されている。なお、図4はロータコア110にリング状の永久磁石111を取付けたロータを示している。また、軸孔112には軸が入る。
ロータ102はステータ101に施された巻線109に流れる電流による磁界によって、軸を中心にして回転する。
前記のブラシレスモータを小型化する際に高出力を得る方法として、図5に示す扁平型のブラシレスモータがある(例えば、特許文献1参照)。
図5に示す扁平型ブラシレスモータは各ティースが平行に配置されているが、コギングトルクを低減させるために図6に示す扁平型ブラシレスモータも考えられる。図6に示す扁平型ブラシレスモータのステータ113は、略放射状に配置された複数のティース103と、前記ティースを外周部で連結する円弧状のヨーク104と直線状のヨーク114を有し、前記円弧状のヨークと前記直線状のヨークを交互に接合し、前記2個の直線状ヨークを互いに平行となるよう接合することで扁平形状となっている。この扁平形状を採用することで、小型で高出力となるブラシレスモータを提供できる。しかしながら、前記ステータ形状ではティースの長さが各相で異なるため、コイルの平均周長が異なって抵抗値にバラつきが生じ、制御性や起動性の低下を招いていた。
特開2002−136090号公報
前記扁平型ブラシレスモータは、各相の平均周長が異なるために抵抗値のバラつきが生じ、制御性や起動性の低下を招いていた。
上記課題を解決するために本発明は、コア上下面に絶縁物を施し、その絶縁物の形状でコイル周長を調整することで抵抗値のばらつきを無くし、モータの制御性や起動性を向上させる。
本願の発明によれば、コギングトルクの増加や出力の低下を招かずに抵抗値のばらつきを低減し、高制御性・高起動性を備え持つモータを提供することが出来る。
略放射状に配置された複数のティースと、前記ティースを外周部で連結するヨークと、前記ティース先端に設けられたティース先端幅広部と、隣り合う前記ティース先端幅広部との間に設けられたスロットオープンとを有し、前記ヨークは略円弧形状である2個の円弧状ヨークと、略直線形状である2個の直線状ヨークとが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによって外周形状は扁平形状であるステータコアと、前記ティースに施された3相巻線とからなるステータと、前記ステータ内周にわずかな空隙を介して対向して回転自在に保持されるとともに、複数極に着磁された永久磁石を少なくとも有するロータとで構成されるモータにおいて、前記ステータコアと巻線の間に絶縁物を設け、前記絶縁物の形状を前記円弧状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS1、長さをL1とし、前記直線状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS2、長さをL2としたとき、前記円弧状ヨークに設けられたティースに施される巻線の平均周長と、前記直線状ヨークに設けられたティースに施される巻線の平均周長が等しくなるようにL1、L2、S1、S2を調節し、各相の抵抗のばらつきをなくす。
図1は、本発明の第1の実施例を適応した、扁平型集中巻方式のブラシレスモータのステータ組立を示している。
ステータ1は、略放射状に配置された複数のティース2と、各ティース間を連結するヨークからなる。前記ヨークは、略円弧形状である2個の円弧状ヨーク3と、略直線形状である2個の直線状ヨーク4とが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによってステータコアの外周形状は扁平形状である。また前記ティース3の内径側先端には略回転方向に幅広となったティース先端幅広部5、隣り合う各ティース先端幅広部間にはスロットオープン6、隣り合う各ティース間にはスロット7を有する。ティース3には絶縁物8を介して巻線9が施されている。巻線としては、通常3相巻線が施される。
前記コアの上面と下面に絶縁物10を設け、前記絶縁物の形状を円弧状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS1、長さをL1とし、直線状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS2、長さをL2としたときに、円弧状ヨークに装着される部分の幅S3を調整しL1=L2、S1=S2となるようにすると、各相の巻線周長が等しくなり抵抗値のばらつきを抑えることが出来る。
抵抗値のばらつきを抑えることで、制御性と起動性の高いモータを提供することが出来る。
図2は、本発明の第2の実施例を適応した、扁平型集中巻方式のブラシレスモータのステータ組立を示している。
ステータ21は、略放射状に配置された複数のティース22と、各ティース間を連結するヨークからなる。前記ヨークは、略円弧形状である2個の円弧状ヨーク23と、略直線形状である2個の直線状ヨーク24とが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによってステータコアの外周形状は扁平形状で
ある。また前記ティース23の内径側先端には略回転方向に幅広となったティース先端幅広部25、隣り合う各ティース先端幅広部間にはスロットオープン26、隣り合う各ティース間にはスロット27を有する。ティース23には絶縁物28を介して巻線29が施されている。巻線としては、通常3相巻線が施される。
前記コアの上面と下面に絶縁物30を設け、前記絶縁物の形状を円弧状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS1、長さをL1とし、直線状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS2、長さをL2としたときに、円弧状ヨークに施されたティースのティース先端幅広部に装着される部分の幅S4を調整しL1=L2、S1=S2となるようにすると、各相の巻線周長が等しくなり抵抗値のばらつきを抑えることが出来る。
抵抗値のばらつきを抑えることで、制御性と起動性の高いモータを提供することが出来る。
図3は、本発明の第3の実施例を適応した、扁平型集中巻方式のブラシレスモータのステータ組立を示している。
ステータ41は、略放射状に配置された複数のティース42と、各ティース間を連結するヨークからなる。前記ヨークは、略円弧形状である2個の円弧状ヨーク43と、略直線形状である2個の直線状ヨーク44とが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによってステータコアの外周形状は扁平形状である。また前記ティース43の内径側先端には略回転方向に幅広となったティース先端幅広部45、隣り合う各ティース先端幅広部間にはスロットオープン46、隣り合う各ティース間にはスロット47を有する。ティース43には絶縁物48を介して巻線49が施されている。巻線としては、通常3相巻線が施される。
前記コアの上面と下面に絶縁物50を設け、前記円弧状ヨークに施されたティースに装着される部分の幅を、各ティースに施される巻線の平均周長が等しくなるようにS5を調整することで各相の巻線周長が等しくなり抵抗値のばらつきを抑えることが出来る。
抵抗値のばらつきを抑えることで、制御性と起動性の高いモータを提供することが出来る。
本発明は、家電製品や電装品のような小型でスペースに制限があり、高出力が求められるモータに有効である。
本発明の実施例1におけるステータ組立の断面図 本発明の実施例2におけるステータ組立の断面図 本発明の実施例3におけるステータ組立の断面図 従来の丸型モータの断面図 従来の扁平型モータの断面図 従来の扁平型モータの断面図
符号の説明
1 ステータ
2 ティース
3 円弧状ヨーク
4 直線状ヨーク
5 ティース先端幅広部
6 スロットオープン
7 スロット
8 絶縁物
9 巻線
10 絶縁物
21 ステータ
22 ティース
23 円弧状ヨーク
24 直線状ヨーク
25 ティース先端幅広部
26 スロットオープン
27 スロット
28 絶縁物
29 巻線
30 絶縁物
41 ステータ
42 ティース
43 円弧状ヨーク
44 直線状ヨーク
45 ティース先端幅広部
46 スロットオープン
47 スロット
48 絶縁物
49 巻線
50 絶縁物
101 丸型ステータ
102 ロータ
103 ティース
104 円弧状ヨーク
105 ティース先端幅広部
106 スロットオープン
107 スロット
108 絶縁物
109 巻線
110 ロータコア
111 永久磁石
112 軸
113 扁平型ステータ
114 直線状ヨーク

Claims (5)

  1. 略放射状に配置された複数のティースと、前記ティースを外周部で連結するヨークと、前記ティース先端に設けられたティース先端幅広部と、隣り合う前記ティース先端幅広部との間に設けられたスロットオープンとを有し、前記ヨークは略円弧形状である2個の円弧状ヨークと、略直線形状である2個の直線状ヨークとが交互に接合されることによって構成され、前記2個の直線状ヨークは互いに平行であることによって外周形状は扁平形状であるステータコアと、前記ティースに施された3相巻線とからなるステータと、前記ステータ内周にわずかな空隙を介して対向して回転自在に保持されるとともに、複数極に着磁された永久磁石を少なくとも有するロータとで構成されるモータにおいて、前記ステータコアの上面と下面に絶縁物を設け、前記絶縁物の形状を前記円弧状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS1、長さをL1とし、前記直線状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅をS2、長さをL2としたとき、前記円弧状ヨークに設けられたティースに施される巻線の平均周長と、前記直線状ヨークに設けられたティースに施される巻線の平均周長が等しくなるようにL1、L2、S1、S2を調節することを特徴としたモータ。
  2. 絶縁物の形状を前記円弧状ヨークに設けられたティースの根元部に装着される部分の幅を変更して、L1=L2、S1=S2となることを特徴とした請求項1に記載のモータ。
  3. 絶縁物の形状を前記円弧状ヨークに設けられたティースの先端部に装着される部分の幅を変更して、L1=L2、S1=S2となることを特徴とした請求項1に記載のモータ。
  4. 絶縁物の形状を前記円弧状ヨークに設けられたティースに装着される部分の幅を調整することでティースに施される巻線の平均周長を調整することを特徴とした請求項1に記載のモータ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータを搭載したことを特徴とした機器。
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