JP2007193549A - 共有ファイルの部分編集管理方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ファイルの編集行情報をデータベースにて管理することで、行情報を持つ全てのファイルに対して、編集箇所の重複を未然に防ぎ、複数利用者が同時に1つの共有ファイルを編集できる共有ファイルの部分編集管理方法を提供する。
【解決手段】共有ファイルの部分編集管理方法において、共有ファイル103の編集を行う場合、利用者は編集したい開始行104と終了行105を送信し、データベース115の情報により、開始行104と終了行105から現在編集中の箇所であるかどうかのチェック処理を行う。他の利用者が編集中でなければ、共有ファイル103から編集箇所のみをコピーした別ファイルを作成する。利用者は、作成されたファイルに対して編集を行い、編集が完了するとファイルの行数をデータベース115に登録し、編集した内容を共有ファイル103へ反映させる。
【選択図】図1
【解決手段】共有ファイルの部分編集管理方法において、共有ファイル103の編集を行う場合、利用者は編集したい開始行104と終了行105を送信し、データベース115の情報により、開始行104と終了行105から現在編集中の箇所であるかどうかのチェック処理を行う。他の利用者が編集中でなければ、共有ファイル103から編集箇所のみをコピーした別ファイルを作成する。利用者は、作成されたファイルに対して編集を行い、編集が完了するとファイルの行数をデータベース115に登録し、編集した内容を共有ファイル103へ反映させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、共有ファイルの編集を行う共有ファイルの部分編集管理方法およびシステムに関し、特に、編集前に編集箇所の排他制御を実施させることにより、編集箇所の重複を未然に防止する技術に関するものである。
複数人で利用することを目的としている共有ファイルは、運用時に発生する共有ファイルの更新情報を自動的に監視させ、最新の情報に対して編集を行わせる必要がある。
この種のシステムは、例えば、特開2003−140958号公報(特許文献1)に記載されているように、共有している各ファイルにおいて更新情報を監視している。
特開2003−140958号公報
しかしながら、特許文献1では、ファイル全体に対する更新情報を監視しているため、共有ファイルを行単位で編集する場合であっても、編集対象の行範囲の更新を管理することができなかった。
そこで、本発明の目的は、ファイルの編集行情報をデータベースにて管理することで、行情報を持つ全てのファイルに対して、編集箇所の重複を未然に防ぎ、複数利用者が同時に1つの共有ファイルを編集できる共有ファイルの部分編集管理方法およびシステムを提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による共有ファイルの部分編集管理方法は、共有ファイルの行単位での編集を管理するサーバによる共有ファイルの部分編集管理方法であって、サーバに接続し共有ファイルを編集するクライアントにより、共有ファイルの編集を行う利用者からの共有ファイルの編集したい行範囲の情報を編集要求として入力し、入力された編集要求をサーバに送信し、サーバにより、編集要求の情報に基づいて、共有ファイルの編集行情報を管理するデータベースを検索し、現在編集中の箇所で無い場合は、利用者に編集要求の情報の行範囲の編集を許可し、現在編集中の箇所である場合は、利用者に編集要求の情報の行範囲の編集を許可しないものである。
また、本発明による共有ファイルの部分編集管理システムは、共有ファイルの行単位での編集を管理するサーバと、サーバに接続し共有ファイルを編集するクライアントとを備えた共有ファイルの部分編集管理システムであって、クライアントは、共有ファイルの編集を行う利用者から入力された共有ファイルの編集したい行範囲の情報を編集要求として入力してサーバに送信し、サーバは、クライアントからの編集要求の情報に基づいて、共有ファイルの編集行情報を管理するデータベースを検索し、現在編集中の箇所で無い場合は、利用者に編集要求の情報の行範囲の編集を許可し、現在編集中の箇所である場合は、利用者に編集要求の情報の行範囲の編集を許可しないものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、行情報を持つ全てのファイルに対して、編集箇所の重複を未然に防ぎ、複数利用者が同時に1つの共有ファイルを編集することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<共有ファイルの部分編集管理方法の概要>
図1により、本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の概要について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の概要を説明するための説明図である。
図1により、本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の概要について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の概要を説明するための説明図である。
図1において、クライアントPC101は、例えば、サーバなどに格納された共有ファイル103に対してアクセス処理102を実施して編集を行う。
また、以下の各処理は、例えば共有ファイル103を格納しているサーバ内で処理されるか、または、共有ファイルの部分編集管理を実施する他のサーバ内で処理されている。なお、この処理はサーバに限らず、共有ファイルの編集状況を管理するデータベースにより、共有ファイルの部分編集管理を実施することができれば、どの装置やシステムで処理するようにしてもよい。
クライアントPC101は、共有ファイル103に対してアクセス処理102を実施して、部分編集を行う場合には、開始行104および終了行105を入力して、編集ボタン106を押下する。
この開始行104および終了行105の入力は、直接入力するか、または編集箇所をドラッグすることにより入力されるものである。
編集ボタン106の押下後は、共有ファイル103の編集行情報を管理するデータベース115による処理107を実施後、処理108を行う。
この編集行情報を管理するデータベース115は、共有ファイル名301、編集用ファイル名302、編集用ファイルの編集ユーザ303、共有ファイルにおける部分編集の開始行304、共有ファイルにおける部分編集の終了行305、編集用ファイルの編集前行数306、編集用ファイルの編集後行数307、編集用ファイルにおける編集前行数と編集後行数の差分行308の情報が格納されている。
処理107は、データベース115に対して、開始行104および終了行105の範囲で部分編集が可能かどうかのチェック処理のリクエスト、およびデータベース115でのチェック結果の返信処理を行う。処理107で、編集可能であれば編集を許可して処理108を行い、編集不可能であれば編集を許可しないでリクエストを却下する。
処理108は編集用ファイル109の作成を行う。編集用ファイル109の中身は、共有ファイル103で指定した範囲(開始行104から終了行105)のデータをコピーしたものである。
クライアントPC101はこの編集用ファイル109に対して編集を行う。
処理110は編集用ファイル109に対する編集を行う。編集用ファイル109は編集後、編集後のファイル111として編集が完了した後、完了ボタン112が押下されることにより、編集作業が完了する。
完了ボタン112が押下されると、処理113を行う。
処理113は、データベース115に対して、編集後のファイル111の行数を登録するリクエストを示し、また、リクエストに対して行数の登録を行うと共に内部で計算処理を行い、計算結果(開始行の値)を返す。
処理114は処理113で受信した計算結果(開始行の値)を元に、編集後のファイル111のデータを共有ファイル103の指定された位置からコピーする。
<共有ファイルの部分編集管理方法の処理動作>
次に、図2および図3により、本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の処理動作について説明する。図2は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の処理動作を示すフローチャート、図3は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法のデータベース内での計算処理を示すフローチャートである。
次に、図2および図3により、本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の処理動作について説明する。図2は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の処理動作を示すフローチャート、図3は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法のデータベース内での計算処理を示すフローチャートである。
まず、ステップ201では、共有ファイル103の部分編集を実行する際に、編集を行いたい開始行104および終了行105を画面上から入力する。入力は、直接入力または編集箇所をドラッグすることにより行う。
ステップ202では、ステップ201の後に編集ボタンが押下され、ステップ201で入力した開始行104、終了行105および共有ファイルの情報をデータベース115に送信する。
ステップ203では、ステップ201で入力された編集範囲(開始行104および終了行105)の編集状況の確認を行う。
ステップ203での確認処理は、ステップ202により受信した開始行104、終了行105および共有ファイル名をキー情報として、データベース115に対して検索を行う。
ステップ203の結果、他のユーザと編集したい箇所が被らなければ編集可能と判断しステップ204に遷移する。
一方、他のユーザが編集している箇所と被れば編集不可と判断しステップ201の処理に戻る。
ステップ204では、データベース115にてステップ202で受信した開始行104、終了行105および共有ファイル名、編集するユーザ名、編集用ファイル名をデータベース115に登録する。また、終了行−開始行+1を計算した値を編集前行数に登録する。
ステップ205では、ステップ202で受信した開始行104および終了行105に該当するデータのみ共有ファイル103からコピーし、編集用ファイル109を作成する。
ステップ206では、クライアントPC101が編集用ファイル109に対しての編集を行う。
ステップ207では、ステップ206が完了したときに完了ボタンが押下され、編集後の編集用ファイル111の行数をデータベースへ送信する。
ステップ208では、ステップ207により受信した行数をデータベース115に登録する。
ステップ209では、データベース115の情報により、編集後の編集用ファイル111のデータを共有ファイル103に反映する際のコピー開始位置(行)を計算し、データベース115の情報を更新する。
ステップ210では、ステップ209で計算されたコピー開始位置(行)から編集後の編集用ファイル111のデータを共有ファイル103にコピーする。
このステップ210での、編集用ファイル111のコピーは、共有ファイル103の編集中の行範囲のデータを削除し、コピー開始位置(行)から編集用ファイル111のデータを挿入するか、または、共有ファイル103の編集中の行範囲のデータを選択状態にして、その範囲のデータを、編集用ファイル111のデータに置き換えることにより行う。
また、ステップ209でのデータベース115の情報による計算処理としては、図3に示すように、まず、ステップ401では、編集用ファイル111の行数を編集後行数307へ登録する。
ステップ402では、編集前行数から編集後行数の差分である差分行を計算する。
ステップ403では、ステップ402で計算された差分行の値を、編集用ファイル111に該当するレコードの終了行305に加算する。
ステップ404では、編集用ファイル111に該当するレコードの共有ファイル名301を検索する。
ステップ405では、ステップ404で抽出された共有ファイル名と同一の共有ファイル名を持つレコードを抽出する。
ステップ406では、編集用ファイル111に該当するレコードの開始行と、ステップ405で抽出されたレコードの開始行との比較を行う。
ステップ407では、ステップ406の結果、ステップ405で抽出されたレコードの開始行の値の方が大きかった場合、ステップ405で抽出されたレコードの開始行および終了行の値に編集用ファイル111に該当するレコードの差分行の値を加算する。
ステップ408では、編集用ファイル111に該当するレコードを削除する。
<共有ファイルの部分編集管理方法の具体例>
次に、図4〜図9により、本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の具体例について説明する。図4〜図9は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の具体例を説明するための説明図である。
次に、図4〜図9により、本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の具体例について説明する。図4〜図9は本発明の一実施の形態に係る共有ファイルの部分編集管理方法の具体例を説明するための説明図である。
まず、3人(A氏,B氏,C氏)の利用者が同時に1つのファイル(ZZZ)を編集する例を具体的なパラメータを用いて説明する。
ここで、A氏は11行目から50行目を編集し、B氏は51行目から100行目を編集し、C氏は201行目から300行目を編集するものとする。
(1)始めに、A氏が、ZZZ.txtにアクセスを行い、開始行に11、終了行に50を指定する。指定の仕方は、直接開始行および終了行に行数を入力するか、または、編集を行いたい箇所をドラッグするかである。
そして、開始行および終了行の指定が完了後、編集ボタンを押下する。編集ボタンの押下後にデータベース115にアクセスし、共有ファイル名(ZZZ.txt)をキー情報としレコード検索を行う。
この検索の結果、現在データベース115には何も登録されていないため、検索結果はヒットしない。よって、編集可能であると判断し、データベース115において共有ファイルにZZZ.txt、編集用ファイルにA_ZZZ.txt、ユーザにA、開始行に11、終了行に50を登録する。
また、終了行−開始行+1(50−11+1=40)の値を編集前行数に登録する。登録後、編集用ファイル名(A_ZZZ.txt)をZZZ.txtに返信し、これを受信したZZZ.txtは編集用ファイルA_ZZZ.txtを作成する。
A_ZZZ.txtの中身は、共有ファイルの11行目から50行目のデータをコピーしたものである。A氏は、作成されたA_ZZZ.txtに対して編集を行う。
この状態の様子は図4に示す状態である。
(2)次に、B氏がZZZ.txtにアクセスを行い、開始行に51、終了行に100を指定する。開始行および終了行の指定が完了後、編集ボタンを押下する。編集ボタンの押下後にデータベース115にアクセスし、共有ファイル名(ZZZ.txt)をキー情報としレコード検索を行う。
この検索の結果、編集用ファイル名(A_ZZZ.txt)をキーとするレコードが1件ヒットする。ここで、ヒットしたレコードの開始行(11)および終了行(50)の値が、B氏の入力した開始行(51)〜終了行(100)の範囲内に含まれていないかチェックを行う。
今回は、開始行(11)および終了行(50)共に、51〜100の間に含まれていないので編集可能であると判断し、データベース115において共有ファイルにZZZ.txt、編集用ファイルにB_ZZZ.txt、ユーザにB、開始行に51、終了行に100を登録する。
また、終了行−開始行+1(100−51+1=50)の値を編集前行数に登録する。登録後、編集用ファイル名(B_ZZZ.txt)をZZZ.txtに返信し、これを受信したZZZ.txtは編集用ファイルB_ZZZ.txtを作成する。
B_ZZZ.txtの中身は、共有ファイルの51行目から100行目のデータをコピーしたものである。B氏は、作成されたB_ZZZ.txtに対して編集を行う。
この状態の様子は図5に示す状態である。
(3)次に、C氏がZZZ.txtにアクセスを行い、開始行に201、終了行に300を指定する。開始行および終了行の指定が完了後、編集ボタンを押下する。編集ボタンの押下後にデータベース115にアクセスし、共有ファイル名(ZZZ.txt)をキー情報としレコード検索を行う。
この検索の結果、編集用ファイル名(A_ZZZ.txtおよびB_ZZZ.txt)をキーとするレコードが2件ヒットする。ここで、ヒットしたレコードの開始行および終了行(A_ZZZ.txtをキーとするレコード:開始行(11)終了行(50)、B_ZZZ.txtをキーとするレコード:開始行(51)終了行(100))の値が、C氏の入力した開始行(201)〜終了行(300)の範囲内に含まれていないかチェックを行う。
今回は、開始行(201)および終了行(300)共に、11〜50、51〜100の間に含まれていないので編集可能であると判断し、データベース115において共有ファイルにZZZ.txt、編集用ファイルにC_ZZZ.txt、ユーザにC、開始行に201、終了行に300を登録する。
また、終了行−開始行+1(300−201+1=100)の値を編集前行数に登録する。登録後、編集用ファイル名(C_ZZZ.txt)をZZZ.txtに返信し、これを受信したZZZ.txtは編集用ファイルC_ZZZ.txtを作成する。
C_ZZZ.txtの中身は、共有ファイルの201行目から300行目のデータをコピーしたものである。C氏は、作成されたC_ZZZ.txtに対して編集を行う。
この状態の様子は図6に示す状態である。
(4)次に、A氏がA_ZZZ.txtの編集処理を完了した後の様子を説明する。ここで、A_ZZZ.txtの編集後の行数は70行とする。
編集を終えたA氏はA_ZZZ.txtの完了ボタンを押下する。完了要求を受けたデータベース115は編集用ファイル名(A_ZZZ.txt)をキーとするレコードの編集後行数に70を登録し、差分行に編集後行数−編集前行数(70−40=30)の値を登録し、終了行の値を終了行+差分行(50+30=80)の値に更新する。
次に、編集用ファイル名(A_ZZZ.txt)をキーとするレコードの共有ファイル名(ZZZ.txt)をキーとし、該当レコードの抽出を行う。すると、B_ZZZ.txtをキーとするレコードおよびC_ZZZ.txtをキーとする2件がヒットする。
ここで、ヒットした2レコードの開始行(B_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行:51、C_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行:201)と、A_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行(11)との比較を行う。
この比較の結果、B_ZZZ.txtおよびC_ZZZ.txtをキーとするレコードの値の方が大きいため、B_ZZZ.txtおよびC_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行および終了行にA_ZZZ.txtをキーとするレコードの差分行(30)の値を加算する。
すると、B_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行は51+30=81となり、終了行は100+30=130となり、C_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行は201+30=231となり、終了行は300+30=330となる。
ここで、データベースからA_ZZZ.txtをキーとするレコードの共有ファイル名(ZZZ.txt)および開始行(11)の値をA_ZZZ.txtに返信し、A_ZZZ.txtをキーとするレコードを削除する。
A_ZZZ.txtは受信した共有ファイル名(ZZZ.txt)に対して受信した開始行(11)を開始位置として、A_ZZZ.txtのデータ(70行分)をコピーする。
この状態の様子は図7に示す状態である。但し分かりやすいように、テーブルの情報はA_ZZZ.txtをキーとするレコードを削除する前の状態としている。
(5)次に、C氏がC_ZZZ.txtの編集処理を完了した後の様子を説明する。ここで、C_ZZZ.txtの編集後の行数は20行とする。
編集を終えたC氏はC_ZZZ.txtの完了ボタンを押下する。完了要求を受けたデータベース115は編集用ファイル名(C_ZZZ.txt)をキーとするレコードの編集後行数に20を登録し、差分行に編集後行数−編集前行数(20−100=−80)の値を登録し、終了行の値を終了行+差分行(330+(−80)=250)の値に更新する。
次に、編集用ファイル名(C_ZZZ.txt)をキーとするレコードの共有ファイル名(ZZZ.txt)をキーとし、該当レコードの抽出を行う。すると、B_ZZZ.txtをキーとするレコード1件がヒットする。
ここで、ヒットしたレコードの開始行(81)と、C_ZZZ.txtをキーとするレコードの開始行(231)との比較を行う。
この比較の結果、B_ZZZ.txtをキーとするレコードの値の方が小さいため、ここで、データベースからC_ZZZ.txtをキーとするレコードの共有ファイル名(ZZZ.txt)および開始行(231)の値をC_ZZZ.txtに返信し、C_ZZZ.txtをキーとするレコードを削除する。
C_ZZZ.txtは受信した共有ファイル名(ZZZ.txt)に対して受信した開始行(231)を開始位置として、C_ZZZ.txtのデータ(20行分)をコピーする。
この状態の様子は図8に示す状態である。但し分かりやすいように、テーブルの情報はC_ZZZ.txtをキーとするレコードを削除する前の状態としている。
(6)最後に、B氏がB_ZZZ.txtの編集処理を完了した後の様子を説明する。ここで、B_ZZZ.txtの編集後の行数は100行とする。
編集を終えたB氏はB_ZZZ.txtの完了ボタンを押下する。完了要求を受けたデータベース115は編集用ファイル名(B_ZZZ.txt)をキーとするレコードの編集後行数に100を登録し、差分行に編集後行数−編集前行数(100−50=50)の値を登録し、終了行の値を終了行+差分行(130+50=180)の値に更新する。
次に、編集用ファイル名(B_ZZZ.txt)をキーとするレコードの共有ファイル名(ZZZ.txt)をキーとし、該当レコードの抽出を行う。すると、レコードはヒットしないので、ここで、データベースからB_ZZZ.txtをキーとするレコードの共有ファイル名(ZZZ.txt)および開始行(81)の値をB_ZZZ.txtに返信し、B_ZZZ.txtをキーとするレコードを削除する。
B_ZZZ.txtは受信した共有ファイル名(ZZZ.txt)に対して受信した開始行(81)を開始位置として、B_ZZZ.txtのデータ(100行分)をコピーする。
この状態の様子は図9に示す状態である。但し分かりやすいように、テーブルの情報はB_ZZZ.txtをキーとするレコードを削除する前の状態としている。
以上のように本実施の形態では、行情報を持つ共有ファイルの編集状況を管理するデータベース115により、共有ファイルの編集行情報を管理することにより、複数利用者が同時に1つの共有ファイルを行単位で編集することが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、共有ファイルの編集を行う共有ファイルの部分編集管理方法およびシステムに関し、特に、共有ファイルを行単位で複数の利用者が編集するシステムに適用可能である。
101…クライアントPC、103…共有ファイル、104…開始行、105…終了行、106…編集ボタン、109…編集用ファイル、111…編集用ファイル、112…完了ボタン、115…データベース、301…共有ファイル名、302…編集用ファイル名、303…編集ユーザ、304…開始行、305…終了行、306…編集前行数、307…編集後行数、308…差分行。
Claims (5)
- 共有ファイルの行単位での編集を管理するサーバによる共有ファイルの部分編集管理方法であって、
前記サーバに接続し前記共有ファイルを編集するクライアントにより、前記共有ファイルの編集を行う利用者からの前記共有ファイルの編集したい行範囲の情報を編集要求として入力し、入力された前記編集要求を前記サーバに送信し、前記サーバにより、前記編集要求の情報に基づいて、前記共有ファイルの編集行情報を管理するデータベースを検索し、現在編集中の箇所で無い場合は、前記利用者に前記編集要求の情報の行範囲の編集を許可し、現在編集中の箇所である場合は、前記利用者に前記編集要求の情報の行範囲の編集を許可しないことを特徴とする共有ファイルの部分編集管理方法。 - 請求項1記載の共有ファイルの部分編集管理方法において、
前記利用者が、前記編集要求の情報の行範囲の編集を行う際、前記サーバにより前記編集要求に該当する行範囲のデータを前記共有ファイルから編集用ファイルへコピーし、前記利用者は、前記編集用ファイルに対して編集を行うことを特徴とする共有ファイルの部分編集管理方法。 - 請求項2記載の共有ファイルの部分編集管理方法において、
前記利用者による前記編集用ファイルの編集が完了した後、前記サーバにより、編集後の前記編集用ファイルの内容を反映させる前記共有ファイルの位置を特定し、その特定した位置の情報に基づいて、編集後の前記編集用ファイルの内容を前記共有ファイルに反映させることを特徴とする共有ファイルの部分編集管理方法。 - 請求項3記載の共有ファイルの部分編集管理方法において、
前記サーバが、編集後の前記編集用ファイルの内容を前記共有ファイルに反映させる際、編集前の前記編集用ファイルの行数と編集後の前記編集用ファイルの行数の差分行の情報に基づいて、前記データベースの他の編集中の編集行情報を更新することを特徴とする共有ファイルの部分編集管理方法。 - 共有ファイルの行単位での編集を管理するサーバと、前記サーバに接続し前記共有ファイルを編集するクライアントとを備えた共有ファイルの部分編集管理システムであって、
前記クライアントは、前記共有ファイルの編集を行う利用者から入力された前記共有ファイルの編集したい行範囲の情報を編集要求として入力して前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記クライアントからの前記編集要求の情報に基づいて、前記共有ファイルの編集行情報を管理するデータベースを検索し、現在編集中の箇所で無い場合は、前記利用者に前記編集要求の情報の行範囲の編集を許可し、現在編集中の箇所である場合は、前記利用者に前記編集要求の情報の行範囲の編集を許可しないことを特徴とする共有ファイルの部分編集管理システム。
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