JP2007193520A - 薬剤変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医師の処方を、複数の部門システムで共通に要求される薬品情報に変換し、これら部門システムに与える薬剤変換システムを提供する。
【解決手段】医師の処方薬を含む処方情報が入力されたときに、その処方薬を、これを構成する構成薬品名に変換すると共に、この構成薬品の中で最も安価な構成薬品名またはこれら構成薬品名の組合せを選択する第1の制御演算手段12bと、この薬剤薬価変換手段により選択された最も安価な構成薬品名またはその組合せを示す薬剤薬価情報を他部門システムに送信する送信手段12cと、を有する薬剤変換サーバ12を具備している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院等の医療施設で使用する薬剤変換システムに係り、特に、医師が処方した処方薬を、この処方薬を構成する製薬メーカ等の製品である構成薬品等に変換する薬剤変換システムに関する。
従来、病院等では、医師が処方した処方薬については、錠剤やカプセル剤等の固形製剤の薬剤を服用時期毎に分割して分包紙で包装する種々の薬剤分包装置が使用されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、医師の処方薬では、力価や成分の単位を使用する一方、その処方薬を構成する医薬品メーカ等の製品名である構成薬品では、錠、本、袋等の単位を使用し、処方薬と構成薬品とでは呼称が相違するうえに、その使用単位が相違するので、所定単位の処方薬からこれに相当する単位の構成薬品を直接求めることができない。このために、医師の処方薬を製薬メーカ等の構成薬品に変換するステップが必要である。
また、病院の医事会計課や薬局のコンピュータシステムでは、医療費の請求や購入するために必要な製薬メーカの構成薬品の呼称と単位を用いることが多い。このために、処方情報を、医師が使用する医師端末から医事会計課の医事会計システムや薬局の調剤支援システムに与える場合には、事前に処方薬を構成薬品(製薬メーカの製品名)に変換する必要がある。
図7はこの種の従来の薬剤変換システム1の全体構成を示す機能ブロック図である。この薬剤変換システム1は、医師端末2、薬剤変換サーバ3、データベース4を具備している。医師端末2は医師により患者の処方情報が入力されるパーソナルコンピュータ(PC)等である。
薬剤変換サーバ3は、この医師端末2に処方情報が入力されたときに、その処方情報を受信手段3aにより受信(入力)し、この処方情報中のカルテについては、電子カルテ情報としてデータベース4に与えて格納させる機能を有する。また、受信手段3aにより処方情報を受信すると、制御演算手段3bは、図8で示す薬剤情報マスタ5をデータベース4から読み出す。この薬剤情報マスタ5は処方薬である成分薬A,B…とその単位を、製薬メーカの製品名である構成品(構成薬品)とその単位に変換するための変換テーブルである。そこで、制御演算手段3bは、この変換テーブル5を使用して処方薬を製薬メーカ等の構成薬品名と単位に変換し、その構成薬品情報を送信手段3cにより医事会計システム5や調剤支援システム6等の他部門システムにオンラインにより送信するものである。
特開2002−85524号公報
しかしながら、このような従来の薬剤変換システム1では、最も安価な構成薬品の情報を提供できないという課題がある。
すなわち、薬事法では、患者に処方薬を提供する病院や薬局等側に対して、最も安価な処方薬を提供することが義務付けられているので、医事会計課や薬局等のコンピュータシステムでは、薬剤変換システム1から提供された構成薬品情報の中から最も安価な構成薬品またはその組合せを、再度人手により求めている。このために、極めて煩雑であるうえに、人為的にミスが発生して精度が低下するという課題がある。
ところで、所要の医療機関については、医師の処方として約束処方を使用する場合がある。この約束処方は、医師が処方を医師端末4へ入力する際の効率性と精度向上と、投薬対象患者の症状等の付加情報を付加するため等により、一般に成分薬とその単位で表示する処方薬を病院等所要の医療機関の所定の規則により別の表示、つまり約束処方薬としたものである。しかし、この約束処方も医事会計システムや調剤支援システム等他の部門システムでは、そのまま使用できないので、これら他部門システムでは、その都度、約束処方薬を製薬メーカ等の構成薬品名と単位に人手により変換していた。この場合も極めて煩雑であるうえに、人為的ミスが介入し易いという課題がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、医師の処方を、複数の部門システムで共通に要求される薬品情報に変換し、これら部門システムに与える薬剤変換システムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、医師の処方薬を含む処方情報が入力されたときに、その処方薬を、これを構成する構成薬品名に変換すると共に、この構成薬品の中で最も安価な構成薬品名またはこれら構成薬品名の組合せを選択する薬剤薬価変換手段と、この薬剤薬価変換手段により選択された最も安価な構成薬品名またはその組合せを示す薬剤薬価情報を他部門システムに送信する送信手段と、を有する薬剤変換サーバを具備していることを特徴とする薬剤変換システムである。
請求項2に係る発明は、医師の処方薬を含む処方情報が予め所定の規則により規定された約束処方情報として入力されたときに、その約束処方薬を、これを構成する構成薬品名に変換する約束処方薬変換手段と、この約束処方薬変換手段により変換された構成薬品名を含む構成薬品情報を他部門システムに送信する送信手段と、を有する薬剤変換サーバを具備していることを特徴とする薬剤変換システムである。
請求項3に係る発明は、医師の処方が予め所定の規則により規定された約束処方情報として入力されたときに、その約束処方薬を構成する構成薬品名に変換する約束処方薬変換手段と、この約束処方薬変換手段により変換された構成薬品の中で最も安価な構成薬品名またはこれら構成薬品名の組合せを選択する薬剤薬価変換手段と、この薬剤薬価変換手段により選択された最も安価な構成薬品名またはその組合せを示す薬剤薬価情報を他部門システムに送信する送信手段と、を有する薬剤変換サーバを具備していることを特徴とする薬剤変換システムである。
請求項4に係る発明は、前記他部門システムは、医療費を算出するための医事会計システムまたは前記構成薬品の調剤を支援するための調剤支援システムを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤変換システムである。
請求項1に係る発明によれば、薬剤変換サーバに、医師の処方情報が入力されると、その処方情報中の処方薬が薬剤薬価変換手段により、最も安価な構成薬品に変換されて、出力手段の送信手段により、医事会計システムや調剤支援システム等他部門システムに送信される。
このために、医事会計システム等他部門システム側では、構成薬品を最も安価な構成薬品に変換し直す従来の作業を省略することができるうえに、複数のシステム間で最も安価な構成薬品を示す情報を統一して使用することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、これらの添付図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図1は本発明の第1の実施形態に係る薬剤変換システム11の構成を示す機能ブロック図である。この薬剤変換システム11は、薬剤変換サーバ12と、電子カルテ情報13aや薬剤情報マスタ13bを格納記録する第1の医療用DB(データベース)13とを具備している。
薬剤変換サーバ12は、受信手段12a、CPU(Central Processing Unit)よりなる第1の制御演算手段12bおよび送信手段12cを具備している。
受信手段12aは、医師が処方した処方薬を含む処方情報や電子カルテ情報13a等を入力する医師端末14からの当該処方情報や電子カルテ情報13a等を所定の通信プロトコルに従って受信するものである。処方情報には患者への投薬日や病棟への薬払出日等の付加情報が含まれる。
第1の制御手段12bは、受信手段12aが上記処方情報や電子カルテ情報を受信したときに、これら処方情報や電子カルテ情報13aを第1の医療用DB13の所定の領域にそれぞれ格納させる機能を有する。
また、第1の制御演算手段12bは、ROM(Read Only Memory)等に記録されたプロセス内部処理プログラムをメインプログラムとして実行するものであり、このプロセス内部処理プログラムは、変換処理サブルーチン12b1、点数(薬価)計算サブルーチン12b2や送信サブルーチン12b3等のサブルーチンを具備しており、これらサブルーチンを順次実行するように構成されている。
すなわち、第1の制御演算手段12bは、受信手段12aにより、医師端末14からの処方情報および電子カルテ情報を受信し、送信条件(例えば患者への投薬日や病棟への薬払出日等)のシステム設定条件に適合したことを検出したときに、プロセス内部処理プログラムの変換処理サブルーチン12b1を起動し、まず、薬剤情報マスタ13bを第1の医療用DB13から抽出し取得する。
図2はこの取得した薬剤情報マスタ13bの構成例を示している。この薬剤情報マスタ13bは、医師の処方薬として表示される成分薬A,B…およびその品番1000〜、同単位(例えばg)と、これら成分薬A,B…を構成する製薬メーカ等の薬品名である構成(薬)品名A1,A2,A3,B1,B2,B3…、これら構成品の単位(例えば本や袋)、同内容量、同薬剤価格(薬価)と、を対応させて記載したデータテーブルであり、薬剤変換テーブルとして構成されている。
すなわち、第1制御演算手段12bは、薬剤情報マスタ13bを使用して、処方薬である成分薬A,B…を、その処方量に適合した構成薬品A1,A2,A3,B1,B2,B3…にそれぞれ変更すると共に、図3の薬価組合せパターンテーブル13cに示すように、各構成薬品A1…,B1,…の組合せ毎に、薬価の合計値をそれぞれ算出して薬価組合せパターンテーブル13cを形成し、この薬価組合せパターンテーブル13cを例えばRAM(Random Access Memory)等のメモリの途中結果記憶エリア15に記録する機能を有する。
図3に示すように薬価組合せパターンテーブル3cは、例えば、組合せパターン1が構成薬品としてA1薬のみを2本としたときの合計薬価が1200円(600円×2本)であり、組合せパターン2が構成薬品としてA1薬を1本とA2薬1本を組み合せたときの合計薬価が750円(500円×1+250円×1)であることを示しており、組合せパターン2の方が同1よりも安価であることを示している。
また、第1の制御演算手段2bは、この薬剤変換手段の後、点数(薬価)計算サブルーチン12b2を実行することにより、図3で示す薬価組合せパターンテーブル13cを途中結果記憶エリア15から読み出し、この薬価組合せパターンテーブル13cの全薬価組合せの中で薬価の合計値が最も安価でかつ使用量(単位)の少ない組合せを選択し、その選択結果を送信手段12cに与える。次に、送信サブルーチン12b3の起動により、その選択結果を送信手段12cから医事会計システム16や調剤支援システム17等他の部門システムに送信させる機能を有する。
したがって、医師等により処方薬を含む処方情報が医師端末14に入力されると、この処方情報が医師端末14から薬剤変換サーバ12の受信手段12aに受信され、入力される。
すると、第1の制御演算手段12bにより、処方情報中の電子カルテ情報13aが第1の医療用DB13の電子カルテ情報記憶エリアに記録され、処方情報中の処方薬が薬剤情報マスタ13bに記録される。
処方薬が薬剤情報マスタ13bに登録されていると判断してときに、第1の制御演算手段12bは、変換処理サブルーチン12b1を起動させる。これにより、まず、薬剤情報マスタ13bが第1の医療用DB13から読み出され、この薬剤情報マスタ13bを使用して処方情報中の処方薬、すなわち成分薬A,B…を、その処方量に相当する構成薬品A1…,B1…の組合せに変換するための全部の組合せパターン1,2,3…を求め、これを図3で示す薬価組合せパターンテーブル13cに構成して途中結果記憶エリア15に一時記録する。
この後、第1制御演算手段12bは、途中結果記憶エリア15から薬価組合せパターンテーブル13cを読み出し、点数(薬価)計算サブルーチン12b2の実行により、薬価組合せパターンテーブル13cの中から薬価の合計値が最も安価で、かつ使用本数(使用単位数)が最も少ない構成薬品またはその組合せを選択し、その選択結果を、患者への投薬日や病棟への薬払出日等の付加情報を付加して送信手段12cに与え、送信サブルーチン12b3を起動させる。
このために、送信手段12cは薬価の合計値が最も安価で、かつ使用本数が最も少ない構成薬品またはその組合せを付加情報と共に医事会計システム16や調剤支援システム17等の他部門システムにリアルタイムで送信する。
このために、医事会システム16や調剤支援システム17等の他部門システムでは、構成薬品の中から最も安価な構成品またはその組合せを患者等に払い出しすることができるので、薬事法に適合させることができる。また、従来例のように医事会計システム6等他部門システムにおいて、最も安価な構成薬品またはその組合せを再度人手により算出する煩雑な作業を省略することができる。
さらに、この最も安価な構成薬品またはその組合せについての情報を、医師端末14と、医事会計システム16等、他部門システムとの間で統一して使用することができる。
図4は本発明の第2の実施形態に係る薬剤変換システム11Xの全体構成を示す機能ブロック図である。この薬剤変換システム11Xは、前記第1の実施形態に係る薬剤変換システム11における図1で示す第1の薬剤変換サーバ12を、図4で示す第2の薬剤変換サーバ12xに置換し、さらに、第1の医療用DB13を第2の医療用DB13xに置換した点に主な特徴を有する。
第2の薬剤変換サーバ12xは、病院等所要の医療機関において、予め所定の規則(約束)に従って使用される約束処方薬名を、これを構成する製薬メーカ等の構成薬品名に変換する第2の制御演算手段12bxと、薬剤変換サブルーチン12b1xとを具備し、図1で示す点数(薬価)計算サブルーチン12b2を省略している。
また、第2の医療用DB13xは、前記薬剤情報マスタ13bに代えて薬剤変換情報マスタ13cを設けている。
図5に示すように、薬剤変換情報マスタ13cは約束処方薬である成分薬A,B,…とその単位とを、製薬メーカの製品名である構成品(構成薬品)C1,C2,D1,D2,D3,E1,E2…とその単位とを、それぞれ対応させて記録したデータテーブルに形成されており、約束処方薬名からこれを構成する製薬メーカの構成品名に変換する変換テーブルに構成されている。
したがって、医師の約束処方が医師端末14から薬剤変換サーバ12へ入力され、受信手段12aにより受信されると、第2の制御演算手段12bxは、変換処理サブルーチン12b1xを起動し、約束処方中の約束処方薬が図5で示す薬剤変換情報マスタ13cに登録されているか否か参照し、登録されているときに、この薬剤変換マスタ13cを第2の医療用DB13xから読み出す。
次に、第2の制御演算手段12bxは、この薬剤変換マスタ13cを使用して、入力された約束処方薬(成分薬)A,B,…から構成品名C1,C2,D1,D2…に変換する。
この変換後の構成薬品を示す構成薬品情報は送信サブルーチン12b3の実行により送信手段12cから医事会計システム16や調剤支援システム17等所要の他部門システムへ送信される。
したがって、この薬剤変換システム11Xによれば、医師が処方薬を約束処方薬として医師端末14に入力した場合でも、この約束処方薬を薬剤変換サーバ12xにより構成薬品名に変換し、医事会計システム16や調剤支援システム17等の他部門システムに送信するので、従来例のように、他部門システム側において、人手により約束処方薬名を製薬メーカ等の構成薬品名に人手によりそれぞれ変換する煩雑な作業を省略することができる。
また、約束処方薬について、医師端末14を含むコンピュータシステムと、医事会計システム16等の他部門システムとの間で統一することができる。
図6は本発明の第3の実施形態に係る薬剤変換システム11Yの全体構成を示す機能ブロック図である。この薬剤変換システム11Yは、前記図1で示す第1の実施形態に係る薬剤変換システム11と、図4で示す第2の実施形態に係る薬剤変換システム11Xと、を組み合せることにより、医師の約束処方薬をその構成薬品に変換すると共に、その構成薬品の中で薬価が最も安価な構成薬品またはその組合せを選択するように構成した点に特徴がある。
すなわち、薬剤変換システム11Yは、医師の約束処方薬をその構成薬品名に変換すると共に、その構成薬品の中で薬価が最も安価な構成薬品またはその組合せに変換する第3の制御演算手段12b1yと、第3の医療用DB13yとを具備している。
第3の医療用DB13yは、電子カルテ情報13aの外に、第2の薬剤情報マスタ13dと前記薬剤変換マスタ13cの両者を格納している点に特徴がある。
第2の薬剤情報マスタ13dは、図2で示す薬剤情報マスタ13b中の処方薬を示す成分薬A,B…の品名欄とその品番とを省略した以外は、図2で示す薬剤情報マスタ13bと同様に構成されている。
すなわち、第2の薬剤情報マスタ13dは構成薬品の組合せの中で薬価が最も安価な構成品またはその組合せを選択するための選択テーブルに形成されている。
したがって、医師の約束処方が医師端末14から薬剤変換サーバ12yへ入力され、受信手段12aにより受信されると、第3の制御手段12byは、変換処理サブルーチン12b1yを起動し、約束処方中の約束処方薬が図5で示す薬剤変換情報マスタ13cに登録されているか否か参照し、登録されているときに、この薬剤変換マスタ13cを第3の医療用DB13yから読み出す。
次に、第3の制御演算手段12byは、この薬剤変換マスタ13cを使用して、入力された約束処方薬(成分薬)A,B,…から構成品名C1,C2,D1,D2…に変換する。
この後、点数(薬価)計算サブルーチン12b2yが起動される。このために、第3の制御手段12byは第3の医療用DB13yから第2の薬剤情報マスタ13dを読み出して取得し、この第2の薬剤情報マスタ13dを使用して、処方薬(成分薬)から製薬メーカ等の構成薬品に変換された構成薬品またはその組合せについて、図3で示す薬価組合せパターンテーブル13cを求め、これを途中結果記憶エリア15に一旦記憶する。
次に、この記憶エリア15から薬価組合せパターンテーブル13cを読み出し、この薬価組合せパターンテーブル13cの中で薬価が最も安価な構成薬品またはその組合せを選択する。
この後、送信サブルーチン12b3が起動され、この選択結果が送信手段12cにより医事会計システム16と調剤支援システム17等の他部門システムに送信される。
したがって、この薬剤変換システム11Yによれば、医師の約束処方薬を製薬メーカ等の構成薬品またはその組合せに変換することができるうえに、この構成薬品またはその組合せの中で薬価が最も安価な構成薬品またはその組合せを選択することができる。
また、その選択結果が医事会計システム16や調剤支援システム17等の他部門システムに送信されるので、医師が約束処方を単に医師端末14に入力することにより、医事会計システム16等の他部門システムでは、医師の約束処方薬を構成する製薬メーカの製品である構成薬品またはその組合せの中で薬価が最も安価なものを示す構成薬品情報を、迅速かつ高精度で取得することができ、院内で統一使用することができる。
さらに、医師は約束処方を使用することができるので、医師が約束処方を医師端末14に入力する際の効率と精度向上とを共に図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る薬剤変換システムの構成を示す機能ブロック図。 図1で示す薬剤情報マスタの構成例を示す図。 図1で示す途中結果記憶エリアに記憶される薬価組合せパターンテーブルを示す図。 本発明の第2の実施形態に係る薬剤変換システムの構成を示す機能ブロック図。 図4で示す薬剤変換情報マスタの構成例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る薬剤変換システムの構成を示す機能ブロック図。 従来の薬剤変換システムの構成を示す機能ブロック図。 図7で示す薬剤情報マスタの構成例を示す図。
符号の説明
11,11X,11Y 薬剤変換システム
12,12x,12y 薬剤変換サーバ
12b 第1の制御演算手段
12bx 第2の制御演算手段
12by 第3の制御演算手段
12b1 変換処理サブルーチン
12b2 点数(薬価)計算サブルーチン
12b3 送信サブルーチン
12c 送信手段
13 第1の医療用データベース
13x 第2の医療用データベース
13y 第3の医療用データベース
14 医師端末
15,15y 途中結果記憶エリア
16 医事会計システム
17 調剤支援システム

Claims (4)

  1. 医師の処方薬を含む処方情報が入力されたときに、その処方薬を、これを構成する構成薬品名に変換すると共に、この構成薬品の中で最も安価な構成薬品名またはこれら構成薬品名の組合せを選択する薬剤薬価変換手段と、
    この薬剤薬価変換手段により選択された最も安価な構成薬品名またはその組合せを示す薬剤薬価情報を他部門システムに送信する送信手段と、
    を有する薬剤変換サーバを具備していることを特徴とする薬剤変換システム。
  2. 医師の処方薬を含む処方情報が予め所定の規則により規定された約束処方情報として入力されたときに、その約束処方薬を、これを構成する構成薬品名に変換する約束処方薬変換手段と、
    この約束処方薬変換手段により変換された構成薬品名を含む構成薬品情報を他部門システムに送信する送信手段と、
    を有する薬剤変換サーバを具備していることを特徴とする薬剤変換システム。
  3. 医師の処方が予め所定の規則により規定された約束処方情報として入力されたときに、その約束処方薬を構成する構成薬品名に変換する約束処方薬変換手段と、
    この約束処方薬変換手段により変換された構成薬品の中で最も安価な構成薬品名またはこれら構成薬品名の組合せを選択する薬剤薬価変換手段と、
    この薬剤薬価変換手段により選択された最も安価な構成薬品名またはその組合せを示す薬剤薬価情報を他部門システムに送信する送信手段と、
    を有する薬剤変換サーバを具備していることを特徴とする薬剤変換システム。
  4. 前記他部門システムは、医療費を算出するための医事会計システムまたは前記構成薬品の調剤を支援するための調剤支援システムを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤変換システム。
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