JP2007193200A - 半導体装置の製造方法及び反射型液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体装置の製造方法及び反射型液晶表示装置の製造方法に関し、保護膜の除去工程において、反射電極の反射率を低下することなく、周辺の埋込絶縁膜の平坦性を維持する。
【解決手段】 最上層配線6及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜7からなる構造体5の周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込んで平坦化したのち、アモルファスカーボン保護膜7を除去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置の製造方法及び反射型液晶表示装置の製造方法に関するものであり、特に、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)と呼ばれる反射型液晶プロジェクタを構成する半導体基板側に設ける反射電極の反射率を劣化させずに平坦化するための構成に特徴のある半導体装置の製造方法及び反射型液晶表示装置の製造方法に関するものである。
近年、投射型プロジェクタ等として駆動回路及びスイッチング素子を設けるとともに、最上層にピクセルに対応する反射電極をマトリクス状に設けたシリコン基板と共通電極を設けたガラス基板との間に液晶を封入したLCOSと呼ばれる反射型液晶表示装置が注目を集めている。
このようなLCOSにおいては、最上層の反射電極の表面保護のためにTiN膜を用いているので、ここで、図6及び図7を参照して従来のLCOSを用いた反射型液晶表示装置を説明する(例えば、特許文献1参照)。
図6参照
図6は、従来のLCOSを用いた反射型液晶表示装置の概念的構成図であり、白色光源51、偏光板52,53、及び、LCOS50からなり、白色光源51からの光54は偏光板52により所定の偏光軸の光のみに偏光されたのちLCOS50に入射し、LCOS50を構成する反射電極(後述)によって反射されたのち、偏光板53により偏光板53の偏光軸に平行な光のみが取り出される。
この時、液晶としてTN液晶を用いた場合、反射電極と共通電極との間に電圧が印加されていない画素においては、液晶を通過する間に光の偏光方向が所定角度捩じれ、十分高い電圧が印加されている画素においては、液晶を通過する間に光の偏光方向がほとんど変化しないので、反射電極に印加する電圧を制御することによって所定の画像を投射表示する。
図7参照
図7は、LCOSの概略的分解斜視図であり、反射電極77を設けたシリコンチップ60の表面に透明シール材55を設け、ITO等の透明導電体からなる共通電極57を設けたがガラス基板56と対向させたのち、その間にTN液晶等の液晶58を封入することによって構成される。
次に、図8乃至図10を参照して、従来のLCOSを構成するシリコンチップの製造工程を説明する。
図8参照
まず、シリコン基板61に素子間分離絶縁膜62を設けたのち、ゲート絶縁膜63を介してゲート電極64を設けるとともに、その両側にソース領域65及びドレイン領域66を設けたのち、HDP(高密度プラズマ)−SiO2 膜からなる第1酸化膜67及びプラズマSiO2 膜からなる第2酸化膜68を順次堆積させる。
なお、この場合のソース・ドレイン領域は一部はCMOS(相補型MOSFET)を構成するので、場所によってはnチャネル型MOSFETを構成し、他の場所においてはpチャネル型MOSFETを構成する。
次いで、CMP(化学機械研磨)法を用いて第2酸化膜68の表面を平坦化したのち、ソース領域65及びドレイン領域66に達するビアホール69を形成する。
次いで、スパッタ法を用いて厚さが、例えば、50nmのTiN膜及び厚さが、例えば、400nmのW膜を順次堆積させてビアホール69を埋め込んだのち、再びCMP法により第2酸化膜68の表面が露出するまで平坦化処理することによってビアホール69を埋め込むビア70を形成する。
次いで、スパッタ法を用いて厚さが、例えば、40nmのTi膜、30nmのTiN膜、200nmのAu−CuTi膜、5nmのTi膜、及び、100nmのTiN膜を順次堆積させたのち、所定のパターンにエッチングすることによって、ソース領域65に接続する中間配線71とドレイン領域66に接続するデータバスライン72を形成する。
図9参照
次いで、HDP−SiO2 膜からなる第3酸化膜73及びプラズマSiO2 膜からなる第4酸化膜74を順次堆積させたのち、CMP法を用いて第4酸化膜74の表面を平坦化する。
次いで、中間配線71に達するビアホール75を形成したのち、スパッタ法を用いてTiN膜及びW膜を順次堆積させてビアホール75を埋め込み、次いで、再びCMP法により第4酸化膜74の表面が露出するまで平坦化処理することによってビアホール75を埋め込むビア76を形成する。
次いで、スパッタ法を用いて反射電極77となる厚さが、例えば、40nmのTi膜、30nmのTiN膜、500nmのAu−CuTi膜、及び、反射防止膜を兼ねるTiN保護膜78を順次堆積させたのち、所定のパターンにエッチングすることによって、中間電極70に接続する反射電極77を形成する。
図10参照
次いで、HDP−SiO2 膜からなる第5酸化膜79及びプラズマSiO2 膜からなる第6酸化膜80を順次堆積させたのち、CMP法を用いてTiN保護膜78の表面が露出するまで研磨して第5酸化膜79及び第6酸化膜80を平坦化する。
最後に、CHF3 +CF4 +Ar+N2 からなるフロン系ガスを用いてドライエッチングを行うことによってTiN保護膜78を除去したのち、図6に示した用に液晶表示部を設ける。
なお、この場合のエッチング条件としては、例えば、圧力を300mTorr、パワーを1300W、平行平板電極間のギャップを10mmとし、CHF3 を40sccm、CF4 を200sccm、Arを1000sccm、N2 を60sccmとする。
この様なLCOSを構成する反射電極77に対しては高反射率が要求されるとともに、第5酸化膜79及び第6酸化膜80に対しては高い平坦性が要求されている。
特開2001−242485号公報
図11参照
しかし、上述のTiN保護膜の除去工程においてエッチングガスとして酸化膜に対するエッチングレートの大きなフロン系ガスを用いているので、図11に示すように、第5酸化膜78及び第6酸化膜79が過剰にエッチングされて平坦性が低下するという問題がある。
一方、反射防止膜を兼ねる保護膜として酸化膜とのエッチングレートがほぼ等しい保護膜を用いれば平坦性の問題は解消されるが、保護膜の材質によっては反射電極の表面と反応して反射率が低下したり或いは保護膜の除去工程において反射電極の表面が酸化されて反射率が低下するという問題がある。
したがって、本発明は、保護膜の除去工程において、反射電極の反射率を低下することなく、周辺の埋込絶縁膜の平坦性を維持することを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
なお、図1における符号1,2,3,4は、それぞれ下地絶縁膜、中間配線、層間絶縁膜及びビアである。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、半導体装置の製造方法において、最上層配線6及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜7からなる構造体5の周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込んで平坦化したのち、アモルファスカーボン保護膜7を除去する工程を有することを特徴とする。
このように、反射防止膜を兼ねる保護膜として、アモルファスカーボン保護膜7を用いることにより、最上層配線6と合金化反応することがないので反射率が劣化することがなく、また、アモルファスカーボン保護膜7の除去工程において平坦化絶縁膜8に対するエッチングレートが小さなエッチング工程を採用することができるので平坦化が容易になる。
この場合のアモルファスカーボン保護膜7の除去工程としては、フロン系ガスを添加したO2 ガスを用いたドライエッチング工程で好適であり、O2 ガスだけでも除去は可能であるが、フロン系ガスを添加することによって、エッチング工程で最上層配線6の表面に形成される酸化膜を同時に除去することができるので反射率の劣化を抑制することができる。
この場合のフロン系ガスを添加したO2 ガスとしては、O2 ガスに対してフロン系ガス、例えば、CF4 或いはCHF3 を1〜10体積%添加したガスを用いることが好適である。
この様な最上層配線6としては、反射型液晶表示装置用の反射電極が典型的なものであり、それによって、液晶を設ける最上層の表面が平坦化されるので表示ムラ等を低減することができ、それによって、反射型液晶表示装置の高品質化が可能になる。
また、反射型液晶表示装置の製造方法としては、反射電極及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜7からなる構造体5の周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込んで平坦化したのち、アモルファスカーボン保護膜7を除去し、次いで、透明シール層を設けたのち、対向面に透明共通電極を設けた透明基板を対向配置し、その間隙に液晶を封入する工程を一連の工程として行っても良い。
或いは、周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込まれた構造体5を有する反射電極基板を中間製品として入手し、入手した反射電極基板の構造体5を構成するアモルファスカーボン保護膜7を除去して反射電極を露出させたのち、透明シール層を設け、次いで、対向面に透明共通電極を設けた透明基板を対向配置し、その間隙に液晶を封入する工程を行うようにしても良い。
本発明によれば、反射型液晶表示装置用の反射電極上に設ける反射防止膜を兼ねる保護膜として、アモルファスカーボン保護膜を用いているので、反射電極と合金化反応することがないので反射率が劣化することがなく、また、アモルファスカーボン保護膜除去工程において周囲に設けた平坦化絶縁膜に対するエッチングレートが小さなエッチング工程を採用することができるので平坦化が容易になり、それによって、表示ムラ等の少ない高品質な反射型液晶表示装置を構成することが可能になる。
本発明は、反射型液晶表示装置用の反射電極用の導電体層上に反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜を設けたのちパターニングすることによって反射電極を形成し、次いで、例えば、CMP法等を用いて反射電極の周囲を絶縁膜で埋め込んで平坦化したのち、アモルファスカーボンをO2 ガスに対してフロン系ガス、例えば、CF4 或いはCHF3 を1〜10体積%添加したガスを用いてドライエッチングすることによって反射電極上のアモルファスカーボン保護膜を除去するものである。
ここで、図2乃至図5を参照して、本発明の実施例1のLCOSの製造工程を説明する。
図2参照
まず、従来のLCOSと同様に、シリコン基板11に素子間分離絶縁膜12を設けたのち、ゲート絶縁膜13を介してゲート電極14を設けるとともに、その両側にソース領域15及びドレイン領域16を設けたのち、HDP−SiO2 膜からなる第1酸化膜17及びプラズマSiO2 膜からなる第2酸化膜18を順次堆積させる。
なお、この場合のソース・ドレイン領域も一部はCMOSを構成するので、場所によってはnチャネル型MOSFETを構成し、他の場所においてはpチャネル型MOSFETを構成する。
次いで、CMP法を用いて第2酸化膜18の表面を平坦化したのち、ソース領域15及びドレイン領域16に達するビアホール19を形成する。
次いで、スパッタ法を用いて厚さが、例えば、50nmのTiN膜及び厚さが、例えば、400nmのW膜を順次堆積させてビアホール19を埋め込んだのち、再びCMP法により第2酸化膜18の表面が露出するまで平坦化処理することによってビアホール19を埋め込むビア20を形成する。
次いで、スパッタ法を用いて厚さが、例えば、40nmのTi膜、30nmのTiN膜、200nmのAu−CuTi膜、5nmのTi膜、及び、100nmのTiN膜を順次堆積させたのち、所定のパターンにエッチングすることによって、ソース領域15に接続する中間配線21とドレイン領域16に接続するデータバスライン22を形成する。
図3参照
次いで、HDP−SiO2 膜からなる第3酸化膜23及びプラズマSiO2 膜からなる第4酸化膜24を順次堆積させたのち、CMP法を用いて第4酸化膜24の表面を平坦化する。
次いで、中間配線21に達するビアホール25を形成したのち、スパッタ法を用いてTiN膜及びW膜を順次堆積させてビアホール25を埋め込み、次いで、再びCMP法により第4酸化膜24の表面が露出するまで平坦化処理することによってビアホール25を埋め込むビア26を形成する。
次いで、スパッタ法を用いて反射電極27となる厚さが、例えば、40nmのTi膜、30nmのTiN膜、500nmのAu−CuTi膜を堆積させ、引き続いて、反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜28を厚さが、例えば、50nmになるように堆積させたのち、所定のパターンにエッチングすることによって、中間電極21に接続する反射電極27を形成する。
図4参照
次いで、HDP−SiO2 膜からなる第5酸化膜29及びプラズマSiO2 膜からなる第6酸化膜30を順次堆積させたのち、CMP法を用いてアモルファスカーボン保護膜28の表面が露出するまで研磨して第5酸化膜29及び第6酸化膜30を平坦化する。
最後に、O2 に対して1〜10体積%のCF4 を含む酸素系ガスを用いてドライエッチングを行うことによって、アモルファスカーボン保護膜28を除去する。
なお、この時のエッチング条件は、例えば、圧力を800mTorr、パワーを1000W、O2 を1000sccm、CF4 を50sccmとする。
この時、O2 系ガスを用いたドライエッチングを用いているので、アモルファスカーボン保護膜28に対するエッチングレートと第5酸化膜29及び第6酸化膜30に対するエッチングレートの差が小さいため、アモルファスカーボン保護膜28の除去工程に伴って第5酸化膜29及び第6酸化膜30が過剰にエッチングされることがないので平坦性が良好に保たれることになる。
また、エッチング工程において露出した反射電極27の表面が酸化されて酸化膜が形成されて反射率が低下するが、このO2 系ガスは、O2 に対して1〜10体積%のCF4 を添加しているので、形成される酸化膜をその場でCF4 によって除去することができるので、反射電極27の反射率を従来と同等か90%以上に保つことができる。
また、アモルファスカーボンは反射電極27の最上層を構成するAl−CuTiと合金化反応することがないので、この点からも反射電極27の反射率を良好に保つことができる。
図5参照
以降は、全体を覆うように透明シール材31を設けたのち、ITO等からなる透明共通電極33を設けたガラス基板32と対向させ、その間にTN液晶を封入して液晶層34を構成することによって、LCOSが完成する。
このように、実施例1においては、反射電極の上に設ける保護膜としてTiNの代わりにアモルファスカーボン膜を用いているので、保護膜の除去工程において反射電極の反射率を低下することなく、周囲の平坦化絶縁膜の過剰エッチングを防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明は実施例に記載された構成・条件等に限られるものではなく各種の変更が可能であり、例えば、実施例においてはO2 ガスで添加するフロン系ガスとしてCF4 を用いているが、CF4 に限られるものではなく、CHF3 等を用いても良く、さらには、これらの混合ガスを添加しても良いものである。
また、上記の実施例においては、反射電極の最上層をAl−CuTiで構成しているが、Al−CuTiに限られるものではなく、Al自体、Al−Cu等を用いても良く、さらには、Ag等を用いても良いものである。
また、上記の実施例においては、保護膜としてアモルファスカーボン膜を用いているが、必ずしもアモルファス状である必要はなく、例えば、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を用いても良いものである。
また、上記の実施例においては、反射電極の周囲を埋め込む平坦化絶縁膜として、プラズマSiO2 膜/HDP−SiO2 膜の2層構造としているが、単層のSOG膜でも良いし、或いは、SiN膜を介してSOG膜を設けた2層構造としても良いものである。
また、上記の実施例においては、一連の工程で液晶層まで構成するLCOSの製造工程として説明しているが、シリコン基板と液晶部とは分けて製造しても良いものであり、反射電極を構成したシリコン基板を中間分品として別途販売する場合にも適用されるものであり、その場合には、アモルファスカーボン保護膜を設けた状態で平坦化処理したシリコン基板を反射電極基板として販売することになる。
ここで、再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記1) 最上層配線6及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜7からなる構造体5の周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込んで平坦化したのち、前記アモルファスカーボン保護膜7を除去する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 上記アモルファスカーボン保護膜7の除去工程が、フロン系ガスを添加したO2 ガスを用いたドライエッチング工程であることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記3) 上記フロン系ガスを添加したO2 ガスが、O2 ガスに対してフロン系ガスを1〜10体積%添加したガスであることを特徴とする付記2記載の半導体装置の製造方法。
(付記4) 上記フロン系ガスが、CF4 或いはCHF3 のいずれかであることを特徴とする付記2または3に記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 上記最上層配線6が、反射型液晶表示装置用の反射電極であることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 反射電極及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜7からなる構造体5の周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込んで平坦化したのち、前記アモルファスカーボン保護膜7を除去し、次いで、透明シール層を設けたのち、対向面に透明共通電極を設けた透明基板を対向配置し、その間隙に液晶を封入する工程を有することを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
(付記7) 周囲を平坦化絶縁膜8で埋め込まれた構造体5を構成するアモルファスカーボン保護膜7を除去して反射電極を露出させたのち、透明シール層を設け、次いで、対向面に透明共通電極を設けた透明基板を対向配置し、その間隙に液晶を封入する工程を有することを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
(付記8) 上記アモルファスカーボン保護膜7の除去工程が、フロン系ガスを添加したO2 ガスを用いたドライエッチング工程であることを特徴とする付記6または7に記載の反射型液晶表示装置の製造方法。
本発明の活用例としては、LCOSが典型的なものであるが、一貫した一連の製造工程に限られるものではなく、反射電極基板等の中間製品を購入したのちのLCOSの製造工程にも適用されるものであり、さらには、LCOSに限られるものではなく、最上層配線がパッド電極である場合にも通常の半導体集積回路装置にも適用されるものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1のLCOSの途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1のLCOSの図2以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1のLCOSの図3以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1のLCOSの図4以降の製造工程の説明図である。 従来のLCOSを用いた反射型液晶表示装置の概念的構成図である。 LCOSの概略的分解斜視図である。 従来のLCOSを構成するシリコンチップの途中までの製造工程の説明図である。 従来のLCOSを構成するシリコンチップの図8以降の途中までの製造工程の説明図である。 従来のLCOSを構成するシリコンチップの図9以降の製造工程の説明図である。 従来のLCOSにおける問題点の説明図である。
1 下地絶縁膜
2 中間配線
3 層間絶縁膜 4 ビア
5 構造体
6 最上層配線
7 アモルファスカーボン保護膜
8 平坦化絶縁膜
11 シリコン基板
12 素子間分離絶縁膜
13 ゲート絶縁膜
14 ゲート電極
15 ソース領域
16 ドレイン領域
17 第1酸化膜
18 第2酸化膜
19 ビアホール
20 ビア
21 中間配線
22 データバスライン
23 第3酸化膜
24 第4酸化膜
25 ビアホール
26 ビア
27 反射電極
28 アモルファスカーボン保護膜
29 第5酸化膜
30 第6酸化膜
31 透明シール材
32 ガラス基板
33 透明共通電極
34 液晶層
50 LCOS
51 白色光源
52 偏光板
53 偏光板
54 光
55 透明シール材
56 ガラス基板
57 共通電極
58 液晶
60 シリコンチップ
61 シリコン基板
62 素子間分離絶縁膜
63 ゲート絶縁膜
64 ゲート電極
65 ソース領域
66 ドレイン領域
67 第1酸化膜
68 第2酸化膜
69 ビアホール
70 ビア
71 中間配線
72 データバスライン
73 第3酸化膜
74 第4酸化膜
75 ビアホール
76 ビア
77 反射電極
78 TiN保護膜
79 第5酸化膜
80 第6酸化膜

Claims (5)

  1. 最上層配線及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜からなる構造体の周囲を平坦化絶縁膜で埋め込んで平坦化したのち、前記アモルファスカーボン保護膜を除去する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 上記アモルファスカーボン保護膜の除去工程が、フロン系ガスを添加したO2 ガスを用いたドライエッチング工程であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 上記フロン系ガスを添加したO2 ガスが、O2 ガスに対してフロン系ガスを1〜10体積%添加したガスであることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 反射電極及びその上に設けた反射防止膜を兼ねるアモルファスカーボン保護膜からなる構造体の周囲を平坦化絶縁膜で埋め込んで平坦化したのち、前記アモルファスカーボン保護膜を除去し、次いで、透明シール層を設けたのち、対向面に透明共通電極を設けた透明基板を対向配置し、その間隙に液晶を封入する工程を有することを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  5. 周囲を平坦化絶縁膜で埋め込まれた構造体を構成するアモルファスカーボン保護膜を除去して反射電極を露出させたのち、透明シール層を設け、次いで、対向面に透明共通電極を設けた透明基板を対向配置し、その間隙に液晶を封入する工程を有することを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
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