JP2007192700A - 浴槽水位検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検知部にフロート式や圧力式のセンサを用いることなく、構造が簡単で長期信頼性に優れるとともに、確実に作動する浴槽水位検出装置を提供する。
【解決手段】浴槽9に連通接続され循環される浴槽水を取り込む主取込み配管2と、この主取込み配管2より上方に配設され浴槽9に連通接続して水位を検出する水位検出配管1と、上記主取込み配管2と水位検出配管1とを合流して吸入するポンプPと、浴槽底部に設けられた加圧水噴出口4と、該加圧水噴出口4とポンプPの吐出口とを接続する吐出配管3と、上記ポンプPの吸入異常を検出する検出手段6および該検出手段6からの信号を受けて動作するコントローラ7とからなる浴槽水位検出装置A。
【選択図】図1
【解決手段】浴槽9に連通接続され循環される浴槽水を取り込む主取込み配管2と、この主取込み配管2より上方に配設され浴槽9に連通接続して水位を検出する水位検出配管1と、上記主取込み配管2と水位検出配管1とを合流して吸入するポンプPと、浴槽底部に設けられた加圧水噴出口4と、該加圧水噴出口4とポンプPの吐出口とを接続する吐出配管3と、上記ポンプPの吸入異常を検出する検出手段6および該検出手段6からの信号を受けて動作するコントローラ7とからなる浴槽水位検出装置A。
【選択図】図1
Description
本発明は、浴槽の水位検出装置に関する。さらに詳しくは、浴槽水を外部の循環水路との間で循環させる循環方式の風呂装置において浴槽の水位を検出する水位検出装置に関する。
従来、ジエットバス等、上記浴槽水を循環させる循環方式の風呂装置においては、バーナーの空焚きやジエットバスでの水跳ねを防止するために、浴槽水位が一定の水位を越えないと運転動作に入らないように、また、一定水位より下がると運転動作を停止するように安全装置が設けられている。上記した水位を検出するには、例えば、ダイヤフラム式圧力スイッチを循環水路に取り付け、直接的に循環水路内の水圧を検出し、この水圧を通じて浴槽の水位を検出する構造が知られている。
また、循環水路とは別に浴槽に上端開放の水位検出用配管を連通接続させ、この配管の所要高さ位置にフロートスイッチもしくは電極式レベルスイッチのようなレベルスイッチを設け、浴槽の水位を上記レベルスイッチによって検出する方法も知られている。一方、下記特許文献1に記載の水位検出機構においては、先端側が密閉された水位検出用配管を、浴槽に直接接続される立ち上がり部、これから緩傾斜で横方向に延出する延長部とから構成し、上記配管の先端側に空気圧検出手段を取り付け、浴槽からの流入水により変化する先端側に密閉された空気の圧力変化を上記空気圧検出手段により検出する浴槽の水位検出機構が提案されている。
特開平8−141032号公報(第1〜4頁、第1図)
しかしながら、上記した公知の水位検出機構においては、例えば、ダイヤフラム式等圧力式による検知方式では、浴室内等、多湿な環境下では部品の劣化が進み易く長期の信頼性に劣り、さらに、コストが高い等の問題がある。フロート式の検知方式については、浴槽の循環水に混入する垢や毛髪がフロートに噛み込まれ、検知不良となることが多く、また、上記ダイヤフラム式の場合と同じく、浴室内等、多湿な環境下における検知部の長期信頼性に劣るという問題がある。
上記水位検出機構を設置せずに、例えば、本願図4に示す従来の循環方式の風呂装置Bを運転すると、水位が低下した状態では、吸入配管8から吸入され、ポンプPによって加圧され、吐出配管3を出た加圧水は浴槽9の底部に設けられた加圧水噴出口4から噴出して周囲に跳ねたり、ポンプPが空運転を行うという問題が生じる。本発明は、このような問題を解決して、検知部にフロート式や圧力式のセンサを用いることなく、構造が簡単で長期信頼性に優れるとともに、確実に作動する浴槽水位検出装置を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、浴槽に連通接続され循環される浴槽水を取り込む主取込み配管と、この主取込み配管より上方に配設され浴槽に連通接続して水位を検出する水位検出配管と、上記主取込み配管と水位検出配管とを合流して吸入するポンプと、浴槽底部に設けられた加圧水噴出口と、該加圧水噴出口とポンプの吐出口とを接続する吐出配管と、上記ポンプの吸入異常を検出する検出手段および該検出手段からの信号を受けて動作するコントローラとからなる浴槽水位検出装置が提供される。
請求項2に記載の浴槽水位検出装置は、請求項1に記載の発明に加えて、上記検出手段にはポンプの消費電力を測定する電流測定部が組み込まれることが好ましい。
請求項3に記載の浴槽水位検出装置は、請求項1に記載の発明に加えて、上記検出手段にはポンプの回転数を測定する回転数測定部が組み込まれることが好ましい。
請求項1に記載の発明にかかる浴槽水位検出装置は上記のとおりであり、浴槽に接続された接続口から浴槽水を取り込んでポンプで加圧し、浴槽底部に設けられた加圧水噴出口から加圧水を噴出させる循環方式の浴槽において、主取込み配管と上記主取込み配管より上方に配設され浴槽に連通接続して水位を検出する水位検出配管とを合流して吸入するポンプの吸入異常を検出して浴槽の水位を検出するため、検出手段に直接浴槽水と電気的に接触する接触部を使用せず、長期に亘って信頼性に優れ、確実に作動する浴槽水位検出装置を提供することができる。
請求項2に記載の浴槽水位検出装置は上記のとおりであり、請求項1の浴槽水位検出装置の有する効果に加え、上記検出手段にはポンプの消費電力を測定する電流測定部が組み込まれているため、ポンプの消費電力が減り、負荷が軽減してアンペア数が規定値より少なくなることにより、簡単にポンプの吸入異常を検出し、コントローラに発信することができる。
請求項3に記載の浴槽水位検出装置は上記のとおりであり、請求項1の浴槽水位検出装置の有する効果に加え、上記検出手段にはポンプの回転数を測定する回転数測定部が組み込まれているため、ポンプの負荷が軽減してポンプの回転数が規定値より上昇することにより、簡単にポンプの吸入異常を検出し、コントローラに発信することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は浴槽水を外部の循環水路との間で循環させる循環方式の風呂装置に、本発明にかかる浴槽の水位検出装置Aを取り付けた状態を示す説明図である。図1に示すように、上記水位検出装置Aは、浴槽9に連通接続され浴槽水を取り込む主取込み配管2と、主取込み配管2より上方に配設され水位を検出する水位検出配管1と、合流した上記主取込み配管2と水位検出配管1とから循環水を吸入し、加圧された循環水を吐出するポンプPと、このポンプPの吐出口と浴槽9の底部に設けられた加圧水噴出口4とを接続する吐出配管3とからなるとともに、上記ポンプPの吸入異常を検出する検出手段6および該検出手段6からの信号を受けて動作するコントローラ7とを備えている。
図1に示すように、浴槽9の水位が水位検出配管1の浴槽9との接続部11より上にある場合は、加圧水噴出口4から噴き出した噴出水5は浴槽水中にとどまって跳ねることなく入浴者にマッサージ効果等を与え、図1に示す矢印に沿って循環する。しかし入浴者が浴槽から出ること等により水位が低下し、図2に示すように上記接続部11近辺に水面が到達すると、空気が吸い込まれてポンプPの負荷が軽減する。その結果、ポンプPの消費電力が少なくなる、あるいはポンプPの回転数が上昇する等、ポンプPに吸入異常現象が生じる。検出手段6は上記の吸入異常を検出し、コントローラ7に発信し、コントローラ7は上記信号に基づいて警報を発したり、あるいは、ポンプPの運転停止の指令を出す。その結果図2に示すようにポンプPは停止する。
図3は、検出手段6に組み込まれ、ポンプPの消費電力を測定する電流測定部が測定したアンペア数を、コントローラ7が受信し、動作する状態を示すブロックダイアグラムである。図3においては、検出手段6から入力された電流データを規定のアンペア値と比較し、電流値の低下により吸入異常と判断したコントローラ7が直ちにポンプPの運転を停止する実施形態を示す。
なお、ポンプPの運転停止に替えて警報を発するようにしてもよい。また、検出手段6に電流測定部に替えてポンプPの回転数を測定する回転数測定部を組み込み、ポンプPが規定値を上回って回転したとき、ポンプPの運転を停止するようにしてもよい。このように、本発明にかかる浴槽水位検出装置Aは設計変更自在であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り本発明の技術的範囲に属する。
A 本発明にかかる浴槽の水位検出装置
1 水位検出配管
11 接続部
2 主取込み配管
3 吐出配管
4 加圧水噴出口
5 加圧水
6 検出手段
7 コントローラ
8 吸入配管
9 浴槽
P ポンプ
B 従来の循環方式の風呂装置
1 水位検出配管
11 接続部
2 主取込み配管
3 吐出配管
4 加圧水噴出口
5 加圧水
6 検出手段
7 コントローラ
8 吸入配管
9 浴槽
P ポンプ
B 従来の循環方式の風呂装置
Claims (3)
- 浴槽に連通接続され循環される浴槽水を取り込む主取込み配管と、この主取込み配管より上方に配設され浴槽に連通接続して水位を検出する水位検出配管と、上記主取込み配管と水位検出配管とを合流して吸入するポンプと、浴槽底部に設けられた加圧水噴出口と、該加圧水噴出口とポンプの吐出口とを接続する吐出配管と、上記ポンプの吸入異常を検出する検出手段および該検出手段からの信号を受けて動作するコントローラとからなる浴槽水位検出装置。
- 上記検出手段にはポンプの消費電力を測定する電流測定部が組み込まれた請求項1に記載の浴槽水位検出装置。
- 上記検出手段にはポンプの回転数を測定する回転数測定部が組み込まれた請求項1に記載の浴槽水位検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006012006A JP2007192700A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 浴槽水位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006012006A JP2007192700A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 浴槽水位検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007192700A true JP2007192700A (ja) | 2007-08-02 |
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ID=38448519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006012006A Withdrawn JP2007192700A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 浴槽水位検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007192700A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH08224284A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-03 | Yamaha Living Tec Kk | ジェットバス用安全装置 |
JPH10328260A (ja) * | 1997-06-03 | 1998-12-15 | Toto Ltd | 浴槽用浴湯噴出装置 |
JP2005177225A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 気泡浴槽装置 |
JP2007159670A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Works Ltd | ジェットバス装置 |
-
2006
- 2006-01-20 JP JP2006012006A patent/JP2007192700A/ja not_active Withdrawn
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