JP2007192170A - エンジン始動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機、電子制御燃料噴射装置、及び点火装置を具備するエンジンの始動性を向上させる。
【解決手段】キックスタータによる始動操作があり、発電機104による発電電圧が所定値以上になると、ECM101が起動する。起動したECM101は、一般負荷用リレー117に信号を出力して、一般負荷116に対する電力供給を遮断する。そして、エンジン回転数が第1の設定値以上となったならば、タイマー101aによるカウントを開始し、また、インジェクタ28やイグニッションコイル102を作動させる。その後、エンジン回転数が第2の設定値以上となり、さらにタイマー101aによるカウント開始から設定時間が経過していれば、一般負荷用リレー117に信号を出力して閉操作することで、一般負荷116に対する電力供給の遮断を解除する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばバッテリレス車両に搭載される、発電機、電子制御燃料噴射装置、及び点火装置を具備するエンジンの始動システムに関する。
軽量化を図る目的でバッテリを搭載しないようにした所謂バッテリレス車両が知られている。バッテリレス車両では、エンジンの回転で駆動される発電機から得られる電力で電装品負荷を駆動させる。
バッテリレス車両のエンジン始動に関して、例えば特許文献1には、キック始動時に直流電源からランプ負荷を切り離し、点火装置の作動後に、点火装置から出力される出力信号により直流電源とランプ負荷を接続するようにしたバッテリレス車両用始動装置が開示されている。
また、特許文献2には、発電機の出力と点火装置を除く他の負荷との間にスイッチ手段を介設して、予め設定したエンジン回転数に達した時点でスイッチ手段を閉状態にするようにしたバッテリレス車の始動時電装品負荷軽減制御装置が開示されている。
実用新案登録第2518904号公報 特許第3201684号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたバッテリレス車両用始動装置では、点火装置の作動直後はエンジン回転が安定せず、発電機からの電力供給が充分でないこともある。このように発電機からの電力供給が充分でないときに直流電源とランプ負荷を接続すると、特に電子制御燃料噴射装置を採用している場合には、電子制御燃料噴射装置の駆動用電力が充分に確保されず、始動直後のエンジン回転不安定期間にエンジンが停止するおそれもある。
また、特許文献2に開示されたバッテリレス車の始動時電装品負荷軽減制御装置では、エンジン始動直後はエンジン回転が安定しないため、いったんは予め設定したエンジン回転数に達したものの、その後エンジン回転数が落ち込むこともある。その場合、スイッチ手段の開閉切り替えが頻繁となり、例えば最も電力を要するラジエータファンの駆動が頻繁に行われるようになるため、発電機による電力が浪費されてしまう。そのため、特に電子制御燃料噴射装置を採用している場合には、電子制御燃料噴射装置の駆動用電力が充分に確保されず、エンジンが停止するおそれもある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、発電機、電子制御燃料噴射装置、及び点火装置を具備するエンジンの始動性を向上させることを目的とする。
本発明によるエンジン始動システムは、発電機、電子制御燃料噴射装置、及び点火装置を具備するエンジンの始動システムであって、エンジン始動時に、前記電子制御燃料噴射装置の制御手段及び前記点火装置の制御手段が起動して、前記発電機から所定の電装品負荷への電力供給を遮断し、計時手段による計時を開始させ、前記計時手段による計時開始から設定時間経過後に、前記所定の電装品負荷への電力供給の遮断を解除する構成にした点に特徴を有する。
また、本発明によるエンジン始動システムの他の特徴とするところは、エンジン回転数が設定値以上であることを更に条件として、前記所定の電装品負荷への電力供給の遮断を解除する点にある。
また、本発明によるエンジン始動システムの他の特徴とするところは、前記エンジン回転数の設定値がアイドリング状態におけるエンジン回転数よりも低い点にある。
また、本発明によるエンジン始動システムの他の特徴とするところは、エンジン始動方式がキックスタータ又はリコイルスタータによるものである点にある。
また、本発明によるエンジン始動システムの他の特徴とするところは、バッテリレス車両に用いられる点にある。
また、本発明によるエンジン始動システムの他の特徴とするところは、前記所定の電装品負荷には、ラジエータファンの駆動制御系回路及びランプのうち少なくともいずれか一つが含まれる点にある。
本発明によれば、エンジン始動時に、電子制御燃料噴射装置の制御手段及び点火装置の制御手段が起動して、発電機から所定の電装品負荷への電力供給を遮断し、設定時間経過後に当該所定の電装品負荷への電力供給の遮断を解除するので、電子制御燃料噴射装置や点火装置を確実に駆動させて、エンジン回転が安定してから、所定の電装品負荷への電力供給が開始されることになり、エンジンの始動性を向上させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明による好適な実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1、2には、本発明を適用した実施形態に係る鞍乗型4輪車(ATV:All Terrain Vehicle)10の外観を示す。図中、前方及び後方をそれぞれ矢印Fr及び矢印Rrで表わす。
鞍乗型4輪車10は基本骨格を構成する鋼管製の車体フレームを備え、基本構成において車体フレームの前部及び後部に前輪11及び後輪12が配設され、前輪11相互間に操舵装置13を装備するとともに、前輪11及び後輪12との間の車体フレームにエンジンユニット14が搭載される。
図3、4に示すように、車体フレームは上部フレーム15A、下部フレーム15B及び前部フレーム15C等を含むメインフレーム15とボディフレーム16とシートフレーム17とからなる。そして、車幅方向にそれぞれ左右一対配設されるこれらのフレーム部材がクロスメンバ等によって相互に連結され、車両の基本骨格を構成している。車体フレーム、特にメインフレーム15とボディフレーム16の内側には一定の空間が画成され、この空間にエンジンユニット14等が収容支持される。
前輪11及び後輪12の間に位置するように車体フレームに搭載されるエンジンユニット14は、例えば水冷式4サイクル単気筒のエンジンを含み、その出力は、エンジンケース14Aに一体に組み込まれたトランスミッションを経てドライブスプロケットに伝達される。この実施形態では、エンジンユニット14はドライサンプ式にエンジン潤滑を行うようになっており、エンジンユニット14とは別体に後述のオイルタンクを装備する。なお、詳細については省略するが、ドライブスプロケットはチェーンを介して後輪12のドリブンスプロケットと結合し、これにより後輪12が回転駆動される。
シートフレーム17上にはシート底板18A(図4)を介して鞍乗型のシート18が設置される。シート18の前方には燃料タンク19が設置され、さらにその前方に前輪11を操向するためのステアリングハンドル20及びこれを支持するステアリングシャフト21が設けられている。なお、燃料タンク19は燃料タンクカバー19Aによって覆われている。ステアリングシャフト21は、その下端部が車両中央部における前輪11の車軸付近に位置する軸受部で回転可能に軸支されており、また、図1に示すようにエンジン側すなわち後上方に傾斜配置される。
車体前部には前輪11及び車体フレームの前部上方を覆うフロントフェンダ22が設けられる。また、車体後部には後輪12及び車体フレームの後部上方を覆うリヤフェンダ23が設けられる。これらフロントフェンダ22及びリヤフェンダ23は合成樹脂材料により成形される。
図3、4をさらに参照して、ボディフレーム16の後方には空気の吸込口24aを有するエアクリーナ24が搭載され、このエアクリーナ24の前部から延出するインテークパイプ25がスロットルボディ26と接続される。スロットルボディ26はエンジンユニット14のエンジンのインテークポートに接続される。燃料タンク19に接続された燃料ポンプ27からは、スロットルボディ26に装着されたインジェクタ28に燃料が供給され、インジェクタ28より所定のタイミングで所定の量の燃料が噴射されるようになっている。
一方、エンジンの前方には排気管29が取り付けられる。図4に示すようにシリンダ14Bのシリンダヘッド14Cに接続された排気管29は、前方に突出してその後、エンジンの車両幅方向の一側方を通って車両後方へ向けて延設される。この例では排気管29を、図3に示すようにエンジンの右側へ平面視で略U字状に湾曲させ、エアクリーナ24の後方に配置されたマフラ30まで延出させてこれに接続する。
図4に示すように、ボディフレーム16に設けたピボット軸31にスイングアーム32が揺動可能に支持され、該スイングアーム32の後端部に後輪12の車軸が支持されるようになっている。スイングアーム32は、クッションリンク33を介してリヤクッションユニット34と連結し、したがって後輪12はこの緩衝機構を介して車体フレームに支持される。なお、前輪11についても緩衝機構を備えている。
ステアリングシャフト21は前輪1とエンジンユニット14との間に配置されるが、ステアリングシャフト21の後方にラジエータ35が近接配置される。そして、車両側面視で、このラジエータ35とエンジンユニット14との間にオイルタンク36とブリーザ装置のオイルキャッチタンク37とが配置される。
本実施形態の鞍乗型4輪車10では、バッテリ及びスタータモータを標準装備しているが、オプションとして、バッテリ及びスタータモータを取り外してバッテリレス車両とするとともにキックスタータを装備できるようになっている。本実施形態では、バッテリレス車両として、キックスタータでエンジンを始動させるようにしたものとして説明する。
図5には、本実施形態のエンジン始動システムの構成例を示す。エンジン制御装置(ECM:Engine Control Module)101は、インジェクタ28を制御したり、イグニッションコイル102を介して点火プラグ103を制御したりする。ECM101は、内部に計時手段であるタイマー101aやトランジスタ等の回路素子を含んで構成される。
発電機104は、具体的には図示しないが、エンジンのクランク軸と同軸上にあるマグネットロータ、発電出力を取り出すステータコイルにより構成される。発電機104による発電電圧は、整流回路105により整流され、出力電圧調整回路106により電圧調節される。なお、コンデンサ107は電源安定化のためのものである。
イグニッションキーの操作によりメインスイッチ108が閉じられていると、発電機104による発電電圧がECM101に印加され、ECM101が起動する。起動したECM101は、エンジン回転数検出手段として機能するクランク角センサ109、吸気温センサ110、水温センサ111、吸気圧センサ112、スロットルセンサ113等の各センサから検出値を取得する。
通常はエンジンストップスイッチ114が閉じられているので、燃料ポンプリレー115が閉じられて燃料ポンプ27が駆動される。ECM101は、インジェクタ28に開弁信号を出力して開閉操作することで、所定のタイミングで所定の量の燃料を噴射させる。一方、乗員の操作によりエンジンストップスイッチ114が開かれると、燃料ポンプ27が駆動しなくなり、エンジンが停止する。
また、ECM101は、一般負荷用リレー117に信号を出力して開閉操作することで、一般負荷(電装品負荷)116に対する発電機104からの電力供給を遮断したり、その遮断を解除したりすることができる。一般負荷116には、例えば、ラジエータファンの駆動制御系回路やヘッドライト等のランプ類が含まれる。
次に、図6のフローチャートを参照して、キックスタータによるエンジン始動時におけるエンジン始動システムの動作について説明する。本実施形態の鞍乗型4輪車10では、エンジンのアイドル回転数は1800rpm程度である。
バッテリレス車両の場合、エンジン始動前はすべての電気系統が動作していない状態にある。この状態でキックスタータによる始動操作があると(ステップS101)、エンジンの回転とともに発電機104が回転し、ある回転数(例えば400rpm)以上になると、すなわち発電機104による発電電圧が所定値以上になると、ECM101が起動する(ステップS102)。
起動したECM101は、一般負荷用リレー117に信号を出力して開操作することで、一般負荷116に対する電力供給を遮断し、また、内部のタイマー101aをリセットする(ステップS103)。
そして、ECM101は、エンジン回転数が第1の設定値(例えば800rpm)以上となったならば(ステップS104)、キックスタータによるエンジン始動であると判断し、タイマー101aによるカウントを開始し、また、インジェクタ28やイグニッションコイル102を作動させる(ステップS105)。一方、ステップS104においてエンジン回転数が第1の設定値に達しなかった場合は、キック操作力が小さいため始動に必要な電力が得られないと判断し、本フローの最初に戻ってキックスタータによる再度の始動操作(ステップS101)を待つこととなる。スタータモータによるセルフスタートでは500rpm程度であるのに対し、キックスタートでは1000rpm程度まで回転数が上昇する。したがって、600rpm〜1000rpmの範囲で第1の設定値を設定しておくことで、キックスタータによるエンジン始動であると判断することが可能である。
その後、ECM101は、エンジン回転数が第2の設定値(例えば1200rpm)以上となり(ステップS106)、さらにタイマー101aによるカウント開始から設定時間(例えば5秒)が経過したか否かを判定する(ステップS107)。エンジン回転数が第2の設定値(例えば1200rpm)以上となり、さらにタイマー101aによるカウント開始から設定時間が経過していれば、エンジンの始動が完了して、インジェクタ28による燃料噴射及びイグニッションコイル102を介しての点火プラグ103の点火が確実に行われていると判断する。これに対して、ステップS106においてエンジン回転数が第2の設定値に達しなかった場合は、正規の燃料噴射又は点火が行われなかったために始動できなかったものと判断し、本フローの最初に戻ってキックスタータによる再度の始動操作(ステップS101)を待つこととなる。
そこで、一般負荷用リレー117に信号を出力して閉操作することで、一般負荷116に対する電力供給の遮断を解除する。これにより、発電機104による発電電圧が一般負荷116にも印加され、ラジエータファンの駆動制御系回路やヘッドライト等のランプ類を含む一般負荷116を作動させることができる(ステップS108)。
以上述べたように、キックスタータによるエンジン始動時に、まずECM101が起動して、発電機104から一般負荷116への電力供給を遮断し、設定時間経過後に一般負荷116への電力供給の遮断を解除する。このように時間に基づいて一般負荷116への電力供給の遮断を解除することにより、インジェクタ28による燃料噴射及びイグニッションコイル102を介しての点火プラグ103の点火が確実に行われて、エンジン回転が安定してから、一般負荷116への電力供給が開始されることになる。従来の技術として既述したようにエンジン回転数だけに基づいた場合は、いったんは予め設定したエンジン回転数に達したものの、その後エンジン回転数が落ち込むようなこともあるが、そのような不具合も避けることができる。
特に、本実施形態の場合、エンジン回転数(ステップS106)及び時間(ステップS107)の両方に基づいて一般負荷116への電力供給の遮断を解除するので、確実にエンジン回転の安定後に一般負荷116へ電力供給を開始させることができる。その際、ステップS106にて使用される第2の設定値としては、アイドリング状態のエンジン回転数(本実施形態においては1800rpm程度)より低く、キックスタート時に上昇し得るエンジン回転数(本実施形態においては1000rpm程度)より高い数値としておくのが好ましい。
なお、設定時間は任意であり、任意に変更可能としておいてもよい。比較的長い時間を設定すれば、それだけ確実にエンジン回転の安定後に一般負荷116への電力供給を開始させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態として、タイマー101aによるカウント開始のタイミングを変更した例を説明する。図7のフローチャートを参照して、キックスタータによるエンジン始動時におけるエンジン始動システムの動作について説明する。なお、エンジン始動システムの構成については、上記第1の実施形態で説明したものと同様であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
バッテリレス車両の場合、エンジン始動前はすべての電気系統が動作していない状態にある。この状態でキックスタータによる始動操作があると(ステップS201)、エンジンの回転とともに発電機104が回転し、ある回転数(例えば400rpm)以上になると、すなわち発電機104による発電電圧が所定値以上になると、ECM101が起動する(ステップS202)。
起動したECM101は、一般負荷用リレー117に信号を出力して開操作することで、一般負荷116に対する電力供給を遮断し、また、内部のタイマー101aをリセットする(ステップS203)。
そして、ECM101は、エンジン回転数が第1の設定値(例えば800rpm)以上となったならば(ステップS204)、キックスタータによるエンジン始動であると判断し、インジェクタ28やイグニッションコイル102を作動させる(ステップS205)。一方、ステップS204においてエンジン回転数が第1の設定値に達しなかった場合は、本フローの最初に戻ってキックスタータによる再度の始動操作(ステップS201)を待つ。
その後、ECM101は、エンジン回転数が第2の設定値(例えば1200rpm)以上となったならば(ステップS206)、タイマー101aによるカウントを開始する(ステップS207)。そして、タイマー101aによるカウント開始から設定時間が経過したならば(ステップS208)、エンジンの始動が完了して、インジェクタ28による燃料噴射及びイグニッションコイル102を介しての点火プラグ103の点火が確実に行われていると判断する。なお、ステップS206においてエンジン回転数が第2の設定値に達しなかった場合は、本フローの最初に戻ってキックスタータによる再度の始動操作(ステップS201)を待つ。
そこで、一般負荷用リレー117に信号を出力して閉操作することで、一般負荷116に対する電力供給の遮断を解除する。これにより、発電機104による発電電圧が一般負荷116にも印加され、ラジエータファンの駆動制御系回路やヘッドライト等のランプ類を含む一般負荷116を作動させることができる(ステップS209)。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば、鞍乗型4輪車に搭載したエンジンを例に説明したが、自動二輪車や船舶に搭載したエンジンを対象にしてもよい。また、エンジン始動方式としてキックスタータを例に説明したが、リコイルスタータによるものでもよい。
本発明の実施形態に係る不整地走行車両の例を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る不整地走行車両の例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る不整地走行車両のフレームまわりを示す平面図である。 本発明の実施形態に係る不整地走行車両のエンジンユニットまわりを示す側面図である。 エンジン始動システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態でのエンジン始動時におけるエンジン始動システムの動作について説明するフローチャートである。 第2の実施形態でのエンジン始動時におけるエンジン始動システムの動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10 鞍乗型4輪車
14 エンジンユニット
27 燃料ポンプ
28 インジェクタ
101 ECM
101a タイマー
102 イグニッションコイル
103 点火プラグ
104 発電機
105 整流回路
106 出力電圧調整回路
109 クランク角センサ
115 燃料ポンプリレー
116 一般負荷
117 一般負荷用リレー

Claims (6)

  1. 発電機、電子制御燃料噴射装置、及び点火装置を具備するエンジンの始動システムであって、
    エンジン始動時に、前記電子制御燃料噴射装置の制御手段及び前記点火装置の制御手段が起動して、
    前記発電機から所定の電装品負荷への電力供給を遮断し、
    計時手段による計時を開始させ、
    前記計時手段による計時開始から設定時間経過後に、前記所定の電装品負荷への電力供給の遮断を解除する構成にしたことを特徴とするエンジン始動システム。
  2. エンジン回転数が設定値以上であることを更に条件として、前記所定の電装品負荷への電力供給の遮断を解除することを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動システム。
  3. 前記エンジン回転数の設定値がアイドリング状態におけるエンジン回転数よりも低いことを特徴とする請求項2に記載のエンジン始動システム。
  4. エンジン始動方式がキックスタータ又はリコイルスタータによるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジン始動システム。
  5. バッテリレス車両に用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンジン始動システム。
  6. 前記所定の電装品負荷には、ラジエータファンの駆動制御系回路及びランプのうち少なくともいずれか一つが含まれることを特徴とする請求項5に記載のエンジン始動システム。
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