JP2007192151A - 電動機付旋回モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ピニオン、減速機を装備する必要がなく、部品点数を少なくした安価な電動付旋回モータを提供する。
【解決手段】油圧モータ22には電動機23がボルト部材24により直結している。油圧モータ22と電動機23は、油圧モータシャフト25と電動機シャフト26とがジョイント27により連結している。なお、電動機23は、回転速度センサ28を内蔵し油圧モータ22の回転速度が検出している。前記回転速度センサ28及びコントロールバルブ18の左右のポート19、20のパイロット圧を検出する圧力センサ31,32により検出された信号が電気信号としてコントローラー33に入力される。前記コントローラー33は油圧モータ22の回転速度が設定値以上になった際に開閉器34が電気信号によりONするように制御している。
【選択図】図2

Description

本発明は蓄電器の電力により電動機を回転させ、それにより油圧ポンプを駆動させて建設機械の駆動源となる電動機付旋回モータに関し、さらに詳細には慣性力により目標値以上の回転速度となる場合の余分な回転エネルギーを回生電力に変換し、蓄電器に充電電力として供給する電動機付旋回モータに関する。
従来、この種の旋回装置の機械的エネルギーを回生電力に変換するシステムとして特許文献1に示されるように、旋回体を旋回駆動する旋回駆動ユニットは、油圧モータ11を駆動源とする油圧ユニットU1と、電動機14を駆動源とする電動ユニットU2とを設け、旋回時にコントローラ26とインバータ28により電動機14を制御し、そのトルクで油圧ユニットをアシストするようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−290882号公報
しかしながら、特許文献1において電動ユニットは油圧ユニットと下部走行体の旋回歯車に対して異なる位置で歯合いするように位置ずれして設けられているため、取付けスペースが大きく、実機への取付けが困難になる。
さらに、下部走行体の旋回歯車の回転エネルギーは低速であり、そのままでは回生電力に変換すると効率が悪いため、下部走行体の旋回歯車は電動ユニットのピニオンと噛合っており、下部走行体の旋回歯車の回転エネルギーはその歯数比分だけ増速され電動ユニットのピニオンに伝達される。
また、ピニオンの回転エネルギーは減速機の速比分で更に増速され、電動機に伝達され、該電動機は増速された回転エネルギーを回生電力に変換する。
従って、電動ユニットはピニオン、減速機を装備しなければならないため、部品点数が多く、高価になる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、ピニオン、減速機を装備する必要がなく、部品点数を少なくした安価な電動機付旋回モータを提供することを目的とする。
上記の課題を達成するために、本発明は、慣性力により設定値以上の回転速度となる場合の余分の回転エネルギーを回生電力に変換し蓄電器に充電電力として供給する旋回装置において、
油圧ユニットの電源としての蓄電器と、
前記旋回装置の最上部に位置する油圧モータに装着され該油圧モータの回転速度を検出する回転速度センサを有する電動機と、
前記油圧モータの回転速度が設定値よりも大きく又は小さくなった際、該油圧モータからの電気信号によりON又はOFFする開閉器と、
油圧ジョイスティックの作動によりパイロット圧力に比例してスプールが移動し、該スプールの移動量に比例して前記油圧ユニットからの圧油の供給量を変化させるコントロールバルブと、
前記油圧モータの回転速度が設定値よりも大きくなったときに前記開閉器へONする電気信号を発信し、油圧モータの回転速度が設定値よりも小さくなったときに前記開閉器へOFFする電気信号を発信するコントローラーと、
前記パイロット圧力を電気信号に変換し、前記油圧モータの回転方向、回転速度の設定値の電気信号として前記コントローラーに入力する圧力センサと、
を有することを特徴とする。
本発明は、旋回装置で最上部に位置する油圧モータの上部に電動機を直接装着し、油圧ユニットと別に電動ユニットを装備する必要がないため、取付けスペースが小さくなり、実機への取付けが容易になる。油圧モータの回転は高速回転であり従来の技術にある電動ユニットのピニオンおよび減速機を装備する必要がなく、部品点数が少なく、安価になる。
本発明に係る電動機付旋回モータについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態を示す電動機付旋回モータ10の回路構成図を示す。図1において、電動機付旋回モータ10は、油圧ユニット11と、前記油圧ユニット11の下流に配設され管路16、17により油圧ユニット11の油圧ポンプ12、油圧タンク13と連通するコントロールバルブ18と、該コントロールバルブ18のスプール(図示しない)を右ポート19及び左ポート20に切り換える油圧ジョイスティック21と、コントロールバルブ18の切り換えにより供給される圧力流体により回転し、図示しない建設機械を作動させる油圧モータ22と、を備える。
図2に示すように、油圧モータ22には電動機23がボルト部材24により直結している。油圧モータ22と電動機23は、油圧モータシャフト25と電動機シャフト26とがジョイント27により連結している。なお、電動機23は、回転速度センサ28を内蔵し油圧モータ22の回転速度を検出している。前記回転速度センサ28及びコントロールバルブ18の左右のポート19、20のパイロット圧を検出する圧力センサ31,32により検出された信号が電気信号としてコントローラー33に入力される。
前記コントローラー33は圧力センサ31,32により検出された電気信号を受けて油圧モータ22の回転速度の設定値N1を演算し、回転速度センサ28により検出された電気信号を受けて油圧モータ22の実際の回転速度N2を演算し、油圧モータ22の回転速度の設定値のN1と,モータ22の実際の回転速度N2の差を演算して、N1<N2となった場合に開閉器34をONさせている。この場合、N1>N2となった場合に開閉器34をOFFさせている。
前記開閉器34は、コントローラー33の電気信号がONになった場合に、電動機23と蓄電器15の間の電気回路を接続し、これにより電動機23の回転エネルギーは電気エネルギーに変換され蓄電器15に蓄えられるようにしている。
本発明の実施の形態に係る電動機付旋回モータ10は基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
(1)旋回起動時
油圧ジョイスティック21を右方向に移動させると、右ポート19のパイロット圧力はその傾き角度に比例して昇圧する。そして、右ポート19のパイロット圧力に比例してコントロールバルブ18のスプール(図示しない)は図1で右方向に移動する。コントロールバルブ18のスプールの移動量に比例して油圧ポンプ12から油圧モータ22のAポート29への圧油の供給が増加し、該油圧モータ22が右回転方向に増速する。油圧モータ22のBポート30からは圧油が吐出され、コントロールバルブ18を介して油圧タンク13へ戻る。
右ポート19のパイロット圧力は圧力センサ(右)32により電気信号に変換され、油圧モータ22の回転方向、回転速度の設定値N1の電気信号としてコントローラー33に入力される。
一方で油圧モータ22の実際の回転速度N2は電動機23に内蔵された回転速度センサ28により検出される。油圧モータ22の増速過程で該油圧モータ22は目標値N1に達しても慣性力により回転し続けようとするため目標値N1に対して油圧モータ22の実際の回転速度N2が大きくなる。その時、開閉器34への電気信号をONにするようコントローラー33で制御する。開閉器34への電気信号がONになったとき、電動機23は油圧モータ22の回転エネルギーを回生電力に変換し、蓄電器15に充電電力を供給する。このエネルギー変換がブレーキ作用となり油圧モータ22を減速させる。
油圧モータ22の回転速度N2がこの時の設定値N1以下になった場合、コントローラー33は開閉器34への電気信号をOFFにして、電動機23から蓄電器15への充電電力の供給が停止する。
(2)旋回停止時
油圧モータ22が回転中に油圧ジョイスティック21を右方向から中立方向へ移動させると、右ポート19のパイロット圧力はその傾き角度に比例して降圧する。右ポート19のパイロット圧力に比例してコントロールバルブ18のスプールは中立方向に移動する。
コントロールバルブ18のスプールの移動量に比例して油圧ポンプ12から油圧モータ22のAポート29への圧油の供給が減少し、油圧モータ22が減速する。油圧モータ22の減速過程で該油圧モータ22は慣性力により回転し続けようとするため設定値N1に対して実際の回転速度N2が大きくなる。その時、開閉器34への電気信号をONにするようコントローラー33で制御する。
開閉器34への電気信号がONになったとき、電動機23は油圧モータ22の回転エネルギーを回生電力に変換し、蓄電器15に充電電力を供給する。このエネルギー変換がブレーキ作用となり油圧モータ22を減速させる。油圧モータ22の実際の回転速度N2がこの時の設定値N1以下になった場合、コントローラー33は開閉器34への電気信号をOFFにして、電動機23から蓄電器15への充電電力の供給が停止する。
本発明の実施の電動機付旋回モータによれば、旋回装置で最上部に位置する油圧モータの上部に電動機を直接装着し、油圧ユニットと別に電動ユニットを装備する必要がないため、取付けスペースが小さくなり、実機への取付けが容易になる。
油圧モータの回転は高速回転であり従来の技術にある電動ユニットのピニオンおよび減速機を装備する必要がなく、部品点数が少なく、安価になる。
本発明の実施の形態に係る電動機付旋回モータの回路構成図である。 図1の油圧モータと電動機を一体にした概略構造図である。
符号の説明
10 電動機付旋回モータ 11 油圧ユニット
12 油圧ポンプ 15 蓄電器
18 コントロールバルブ 19 右ポート
20 左ポート 21 油圧ジョイスティック
22 油圧モータ 23 電動機
28 回転速度センサ 29 Aポート
30 Bポート 31,32 圧力センサ
33 コントローラー 34 開閉器

Claims (1)

  1. 慣性力により設定値以上の回転速度となる場合の余分の回転エネルギーを回生電力に変換し蓄電器に充電電力として供給する旋回装置において、
    油圧ユニットの電源としての蓄電器と、
    前記旋回装置の最上部に位置する油圧モータに装着され該油圧モータの回転速度を検出する回転速度センサを有する電動機と、
    前記油圧モータの回転速度が設定値よりも大きく又は小さくなった際、該油圧モータからの電気信号によりON又はOFFする開閉器と、
    油圧ジョイスティックの作動によりパイロット圧力に比例してスプールが移動し、該スプールの移動量に比例して前記油圧ユニットからの圧油の供給量を変化させるコントロールバルブと、
    前記油圧モータの回転速度が設定値よりも大きくなったときに前記開閉器へONする電気信号を発信し、油圧モータの回転速度が設定値よりも小さくなったときに前記開閉器へOFFする電気信号を発信するコントローラーと、
    前記パイロット圧力を電気信号に変換し、前記油圧モータの回転方向、回転速度の設定値の電気信号として前記コントローラーに入力する圧力センサと、
    を有することを特徴とする電動機付旋回モータ。

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