JP2007191188A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、液体入りボトルに関する。
近年、化粧品や香水、芳香剤等のように、液体を透明容器本体内に封入しているものの中で、容器本体内に装飾物を備えているものが多数存在している。
例えば、特開2002―2830号公報(特許文献1)に記載の液体揮散装置では、揮散液体を内部に有し、当該揮散液体の中に浮力を有するビーズやデザイン造形物のようなものを投入した発明が提案されている。
又、特開平10−120520号公報(特許文献2)では、化粧品の内部に装飾用鉱物を浸漬した発明が提案されている。
特開2002―2830号公報
特開平10−120520号公報
しかしながら、上述したような従来の液体入りボトルでは、容器本体内に投入されている装飾物は、沈んでいるか、又は只浮いているかのどちらかであり、内容液内を浮遊するようなものでは無かった。
本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、激しい動きを容器本体に加えることなく、内容液内を浮遊する装飾物を有した液体入りボトルを提供することを目的とする。
本発明の請求項1の発明の液体入りボトル(1)は、透明で開口部を有する容器本体(11)と、当該容器本体(11)の開口部に嵌設又は螺子止めされた蓋部(12)と、容器本体(11)に封入された内容液(13)と、当該内容液(13)に投入され内容液(13)中を浮遊する複数の装飾物(14)を備え、内容液(13)は、phが6〜8の液体とされた消臭剤であることを特徴とするものである。
又、請求項2の発明は、請求項1に記載の液体入りボトル(1)において、装飾物(14)は球形状の吸水性ポリマーであることを特徴とするものである。
そして、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の液体入りボトル(1)において、複数の装飾物(14)は、様々な色を有していることを特徴とするものである。
そして、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の液体入りボトル(1)において、複数の装飾物(14)は、様々な色を有していることを特徴とするものである。
又、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体入りボトル(1)において、蓋部(12)は、内容液(13)を噴霧するための噴霧口(31)を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、激しい動きを容器本体に加えることなく、内容液内を浮遊する装飾物を有した液体入りボトルを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態の液体入りボトル1は、透明で開口部を有する容器本体11と、容器本体11の開口部に接続する蓋部12と、容器本体11の内部に封入された内容液13と、内容液13の中に投入された装飾物14とを備えるものである。
又、内容液13はphが6〜8の中性域で透明な液体であり、装飾物14は様々な色を有する球形状の吸水性ポリマーで成形されている。
本最良の形態によれば、激しい動きを容器本体に加えることなく、内容液内を浮遊する装飾物を有した液体入りボトルを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。液体入りボトル1は、図1に示すように、透明で開口部を有する容器本体11と、容器本体11の開口部に接続する蓋部12と、容器本体11の内部に封入された内容液13と、内容液13の中に投入された装飾物14とを備える。
容器本体11は透明であり、内部を透過して見ることができ、略直方体形状で内部は空洞となっており、上面の一部には内容液等を出し入れするための円柱形状の開口部が突出している。又、この開口部の外周円には蓋部12を取り付けるための螺子山や突起等を備えている。
又、蓋部12は内容液を噴霧できるように噴霧口31を有しており、容器本体の開口部に接続している。又、蓋部12の下部には内容液を吸い上げるための吸水管32が取り付けられている。
そして、内容液13は、phが6〜8である中性域の透明な液体であり、本実施例では消臭剤を用いている。本実施例の消臭剤は香料を微量含んでおり、消臭すると共に心地よい香りを提供できるようになっている。この香料は一般的には塩基性のものが多いため、クエン酸等を用いて中和している。
尚、消臭剤が酸性の場合、ph調整剤を用いることで中性域の物とすることができる。ph調整剤としては、例えば、苛性ソーダや炭酸ソーダ、リンゴ酸、コハク酸等がある。尚、内容液13のphを6〜8の中性域とする理由については後述する。
又、装飾物14は球形状の吸水性ポリマーで成形されており、内容液13の中に複数個を投入されている。この装飾物14は、内容液13内に投入されることにより内容液13を吸水して投入前の状態から数倍から数百倍まで膨張する。又、装飾物14には黄色、青色、紫色、水色、桃色等、様々な着色がなされており、美しい彩りを提供できるようになっている。そして、液体入りボトル1の沈静時には容器本体11の底部に沈降しており、底部に積み重なっている。
このように装飾物14を吸水性ポリマーとすることにより、装飾物14が内容液13を吸水し、内容液13と装飾物14の比重が近くなり、容器を軽く持ち上げたり動かしたりするだけで装飾物14は内容液13内を浮遊し、シャボン玉のように美しい美観を伴う動作をすることになる。具体的には、内容液13の比重は0.8〜1.0であり、内容液13を吸水した後の装飾物14の比重は1.0〜1.2となっており、内容液13と装飾物14の比重は非常に近似している。このため、一度浮遊した装飾物14は、その後ゆっくりと沈降する状態となる。
尚、本実施例の装飾物14は予め顔料を用いて着色してある。これは、色素を用いて着色した場合、多色の装飾物14を同一の容器に入れると浸食しあって色が変化してしまうことがあるためであり、顔料を用いて着色することにより色の浸食を防ぐことができる。
又、上述した内容液13のphを6〜8の中性域とした理由について述べる。吸水性ポリマーは高分子物質であり、高分子の構造は高分子鎖が網目状に絡み合っている構造なため、この網目の部分に水分子が入り込むことで吸水可能となるものであり、内容液13が中性域でない場合はポリマーが凝集し、網目が小さくなるため水分子を吸収できる量が少なくなる。
又、吸水性ポリマーの網目には水素結合によって水分子を吸着しているため、酸性や塩基性の内容液13とすると、塩化物イオンや、酸化物イオンが吸水性ポリマーの網目の吸着力よりも強い力でイオンを引きつけるため、吸水性ポリマーの吸水力は落ちてしまう。
よって、吸水性ポリマーの吸水性が弱くなり、装飾物14を内容液13の中に投入してもきれいに膨張せずきれいな球形状とならないため、美しい外観を提供できなくなる。このため、内容液13のphを6〜8の中性域にして装飾物14をきれいな球形状になるようにしているものである。
更に、酸性や塩基性の内容液13内に吸水性ポリマーを投入すると、溶解や色が変化してしまうこともあり、実際に消臭剤等を使用する場合、人体や環境に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるため、本実施例では中性天然消臭液を使用している。
又、吸水性ポリマーとして用いる物質には特に制限はなく、タンパク質の成分の1つを重合したポリアミノ酸系のものや、非生分解性のポリアクリル酸系のもの等を用いることができる。
尚、本実施例では内容物13として消臭剤を用いたが、phが6〜8である中性域の透明な溶液であればよく、中性域の化粧水や香水等を内容物13とすることもできる。
尚、本実施例では内容物13として消臭剤を用いたが、phが6〜8である中性域の透明な溶液であればよく、中性域の化粧水や香水等を内容物13とすることもできる。
本発明によれば、装飾物を吸水性ポリマーとし、内容液のphを6〜8の中性域のものとすることにより、激しい動きを容器本体に加えることなく、内容液内を浮遊する装飾物を有した液体入りボトルを提供することができる。
そして、様々な色を装飾物に添加することにより、シャボン玉のような美観を伴う液体入りボトルを提供することができ、更に、装飾物としては一般的に出回っているものを用いることも可能なため、難しい加工なども一切必要なく美しい美観を伴う液体入りボトルを提供することができる。
尚、本実施例の液体入りボトルは噴霧口を有しているものを用いているが、吸上げシートと揮散パッドを用いた液体入りボトルとすることも可能である。この場合、揮散パッドを液体入りボトルの容器本体の開口部に設置し、吸上げシートは内容液内に投入しておき、この吸上げシートと揮散パッドを接続した状態で液体入りボトルを放置しておくことで、吸上げシートにより内容液を揮散パッドまで吸上げて、揮散パッドから空気中に内容液を拡散することで空気の消臭や脱臭を行うこととなる。
そして、吸上げシートや揮散パッドの材質としては、紙やパルプ、レーヨン、フェルト剤等のように多孔性材料で液体保持能力を有するものであれば、特に限定されるものではない。
そして、吸上げシートや揮散パッドの材質としては、紙やパルプ、レーヨン、フェルト剤等のように多孔性材料で液体保持能力を有するものであれば、特に限定されるものではない。
1 液体入りボトル
11 容器本体
12 蓋部
13 内容液
14 装飾物
31 噴霧口
32 吸水管
11 容器本体
12 蓋部
13 内容液
14 装飾物
31 噴霧口
32 吸水管
Claims (4)
- 透明で開口部を有する容器本体と、
当該容器本体の開口部に接続する蓋部と、
前記容器本体に封入された内容液と、
当該内容液に投入され前記内容液中を浮遊する複数の装飾物とを備え、
前記内容液は、phが6〜8の液体とされた消臭剤であることを特徴とする液体入りボトル。 - 前記複数の装飾物は球形状の吸水性ポリマーであることを特徴とする請求項1に記載の液体入りボトル。
- 前記複数の装飾物は、様々な色を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体入りボトル。
- 前記蓋部は、前記内容液を噴霧するための噴霧口を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体入りボトル。
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