JP2007189660A - スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法 - Google Patents

スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007189660A
JP2007189660A JP2006237633A JP2006237633A JP2007189660A JP 2007189660 A JP2007189660 A JP 2007189660A JP 2006237633 A JP2006237633 A JP 2006237633A JP 2006237633 A JP2006237633 A JP 2006237633A JP 2007189660 A JP2007189660 A JP 2007189660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
peripheral edge
voice coil
speaker
coil assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006237633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4757746B2 (ja
Inventor
Tsuyoshi Yoshida
田 堅 吉
Hisanori Sasaki
寿 典 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2006237633A priority Critical patent/JP4757746B2/ja
Publication of JP2007189660A publication Critical patent/JP2007189660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4757746B2 publication Critical patent/JP4757746B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

【課題】薄型軽量化が可能で、音声信号の大入力時でも、ボイスコイルの振動によるローリング現象を十分に抑制でき、かつボイスコイルの振動時の振動板の不特定な形状変化を防止して音質向上を図る。
【解決手段】スピーカ1は、傾斜方向が互いに逆の第1の振動板部21と第2の振動板部22を組み合わせて振動板5を形成し、第1の振動板部21を平面部23と第1の傾斜面部24で形成するため、従来のコーン状のスピーカ1に比べて振動板5の高さを低くできる。第1の振動板部21の平面部23、第2の振動板部22の第2の傾斜面部22およびボイスコイルアッシー4により取り囲まれる領域の断面が三角形になるようにしたため、振動板5とボイスコイルアッシー4を含む振動部の剛性が増し、従来よりも肉厚の薄い振動板5を使用できるため、スピーカ1の軽量化が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種音響機器に使用されるスピーカに用いられる振動板、スピーカおよびその製造方法に関する。
スピーカは、オーディオ機器だけでなく、パーソナルコンピュータ、平面表示装置、ゲーム機器、携帯電話などの種々の電子機器に幅広く利用されている。近年の電子機器は、軽薄短小化する傾向にあるため、薄型かつ軽量であっても、音質に優れて定格入力の大きいスピーカが求められている。
スピーカの薄型軽量化を図る一つの方策として、2枚のマグネットを互いに反発する磁気方向に配置し、その反発磁界内にボイスコイルを配置した反発磁気回路が提案されている(特許文献1参照)。この種の反発磁気回路は、ヨークコアを必要としないため、磁気回路を小型化できるという特徴を持っている。
例えば、特許文献1には、フレーム内の中央部に2枚のマグネットを互いに反発する磁気方向に配置して反磁界を形成した反発磁気回路が開示されている。反発磁気回路内の反磁界内には、ボイスコイルボビンの外周面のほぼ中央部にボイスコイルが配置され、このボイスコイルのほぼ中央部にダンパーが取り付けられ、ダンパーの外周縁部はフレームにより支持されている。また、ボイスコイルのほぼ中央部とフレームとの間には、コーン型の振動板が設けられている。
特許文献1のスピーカは、スペーサを挟んで2枚のマグネットを互いに反発する磁気方向に配置して反発磁界を形成し、この反発磁界内にボイスコイルを配置するため、ヨークが不要となり、薄型で軽量のスピーカを作製できる。
特に、特許文献1のスピーカは、ボイルコイルに振動板を直結しているため、ボイスコイルから振動板への駆動力の伝達ロスをほとんどなくすことができる。したがって、ボイスコイルへの入力信号に対する振動板の応答性を非常によくすることができる。
また、ボイスコイルの外周面のほぼ中央部に振動板を接続しているため、振動板の形状がコーン型であっても、スピーカを薄型で軽量にすることができる。
スピーカをの薄型軽量化を図る他の方策として、振動板の構造や形状を工夫して振動板の高さを低くし、これにより、スピーカ全体を薄型にすることが提案されている(特許文献2参照)。特許文献2に開示されたスピーカは、電気的入力を機械的な往復運動に変換する変換手段と、最内方端が変換手段の一端側に接続されて往復運動方向の一方に向かって開口し、接続部が遠ざかるにつれて開口径が増大する内側振動板部と、内側振動部の外周に連続され、往復振動方向の他方に向かって開口し、連続部から遠ざかるにつれて開口径が増大し、接続部よりも変換手段の他端側に最外方端が延びる外側振動板部とを備える振動手段とを含む薄型スピーカが開示されている。
このスピーカでは、内側振動板部と外側振動板部とは開口径が増大する方向が反対で、かつ屈曲しているため、接続部におけるネック角度を小さくして高域再生限界周波数を高めても、振動板としての高さを低くすることができる。
また、外側振動板部の最外方端は、変換手段の一方端側への接続部よりも変換手段の他方端に延びるので、外側振動板部の開口空間内に、変換手段の少なくとも一部を収納することができ、スピーカ全体を薄型にすることができる。
特許第3137217号公報 特開平8-205283号公報
反発磁気回路を備えた従来のスピーカは、ヨークが不要なため小型化が可能であるが、ボイスコイルボビンの一端側に振動板の内周部とダンパーの内周部を固定させるようにすると、ボイスコイルボビンを片持ちで支持することになり、振動板がローリング(横揺れ)しやすいという問題がある。
また、特許文献1に開示されたスピーカのように、ボイスコイルの中央部に振動板の内周部とダンパーの内周部を固定すると、片持ち構造にはならないためローリングの防止効果はあるものの、ボイスコイルボビンの支持箇所がその中央部に集中するため、音声信号の大入力時にボイルコイルの振動によるローリング現象を十分に抑制することができず、良好な音質も得られないという問題がある。
一方、特許文献2に開示されたスピーカのように、ボイスコイルボビンの一端部に内側振動板部の最内方端の接続部を接合し、ボイスコイルボビンの端部以外の場所にダンパーを接続する場合、振動板に加えられる力の方向により以下のような力が発生する。
スピーカの後方への引っ張り力が振動板に加えられると、内側円錐部と外側円錐部を連結する連結部にボイスコイルボビンの中心軸に向かう力が発生する。一方、スピーカの前方への圧縮力が振動板に加えられると、内側円錐部と外側円錐部を連結する連結部に外側円錐部に広がる力が発生する。これらの力により、連結部は楕円や長円などの不特定に歪んだ形状に変化する。
内側円錐部は、高域の音を再生し、中低域の音の再生には寄与しない。一方、外側円錐部は、低域の音を再生し、中高域の音の再生には寄与しない。このため、内側円錐部と外側円錐部を連結する連結部が楕円や長円などの不特定に歪んだ形状に変化すると、内側円錐部よりも遅れた音が外側円錐部に伝わり、再生音に時間差が生じ、音質が劣化する。
また、連結部の形状が不特定に変化すると、内側円錐部と外側円錐部のそれぞれの再生音の輻射方向が絶えず変化してしまい、音質に優れた音の再生は困難になる。
本発明は、薄型軽量化が可能で、音声信号の大入力時でも、ボイスコイルの振動によるローリング現象を十分に抑制でき、かつボイスコイルの振動時の振動板の不特定な形状変化を防止して音質の向上を図ったスピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法を提供するものである。
本発明の一態様によれば、外周縁部がエッジを介してフレームに接続可能とされ、内周縁部がボイスコイルアッシーに接続可能とされる第1の振動板部と、外周縁部が前記第1の振動板部に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続可能とされる第2の振動板部と、を備え、前記第1の振動板部は、スピーカの開口面に略平行に配置され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続可能とされる平面部と、スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記エッジに接続可能とされ、内周縁部が前記平面部の外周縁部に接続される第1の傾斜面部と、を有し、前記第2の振動板部は、スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記平面部と前記第1の傾斜面部との境界線上に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続可能とされる第2の傾斜面部と、を有することを特徴とするスピーカ用振動板が提供される。
また、本発明の一態様によれば、磁気回路と、前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボビンと、前記ボビンに巻回され前後に振動するボイスコイルと、を有するボイスコイルアッシーと、前記ボイスコイルアッシーに接続される振動板と、前記振動板の外周縁部と前記フレームとに接続されるエッジと、前記振動板よりも前記磁気回路側に配置され、前記ボイスコイルアッシーと前記フレームとに接続されるダンパーと、を備え、前記振動板は、外周縁部がエッジを介してフレームに接続され、内周縁部がボイスコイルアッシーに接続される第1の振動板部と、外周縁部が前記第1の振動板部に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続される第2の振動板部と、を有し、前記第1の振動板部は、スピーカの開口面に略平行に配置され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続される平面部と、スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記エッジに接続され、内周縁部が前記平面部の外周縁部に接続される第1の傾斜面部と、を有し、前記第2の振動板部は、スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記平面部と前記第1の傾斜面部との境界線上に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続される第2の傾斜面部と、を有することを特徴とするスピーカが提供される。
また、本発明の一態様によれば、フレームの後方側中央部に磁気回路を接続する工程と、前記磁気回路の周囲に、ボビンに巻回されて前後に振動するボイスコイルを有するボイスコイルアッシーを配置するとともに、前記ボイスコイルアッシーと前記フレームとの間にダンパーを接続する工程と、前記ボイスコイルアッシーに、平面部および第1の傾斜面部を有する第1の振動板部を接続する工程と、前記フレームの前方側端部と前記第1の振動板部の外周縁部との間にエッジを接続する工程と、前記第1の振動板部と前記ボイスコイルアッシーとの間に、第2の傾斜面部を有する前記第2の振動板部を接続する工程と、を備え、前記平面部の外周縁部は前記第1の傾斜面部の内周縁部に接続され、前記平面部の内周縁部は前記ボイスコイルアッシーに接続され、前記第1の傾斜面部の外周縁部は前記エッジに接続され、前記第2の傾斜面部の外周縁部は前記平面部と前記第1の傾斜面部との境界線上に接続され、前記第2の傾斜面部の内周縁部は前記ボイスコイルアッシーに接続されることを特徴とするスピーカの製造方法が提供される。
本発明によれば、薄型軽量化が可能であり、音声信号の大入力時でも、ボイスコイルの振動によるローリング現象を十分に抑制でき、かつボイスコイルの振動時の振動板の不特定な形状変化を防止できるため、音質の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態によるスピーカの断面構造を示す断面図である。図1のスピーカ1は、磁気回路2と、ヒートシンク3と、ボイスコイルアッシー4と、振動板5と、エッジ6と、ダンパー7と、ダストキャップ8と、ガスケット9と、フレーム10とを備えている。
磁気回路2は、ネオジウム磁石などで形成された円筒状のマグネット2aを有し、ヨークを省略したヨークレスの構造になっている。
ヒートシンク3は、マグネット2aの下面に接続されている。このヒートシンク3は、高温によりマグネット2aの磁気特性が劣化するのを防止するために熱を拡散させる目的で設けられている。ヒートシンク3は、アルミニウムなどの非磁性材料で形成されている。
ボイスコイルアッシー4は、筒状のボビン11と、このボビン11の外周面に沿って巻回された2つのボイスコイル12,13とを有する。このように、本実施形態のスピーカ1は、ヨークレスのダブルボイスコイル型を採用している。
振動板5は、第1の振動板部21と第2の振動板部22を有する。第1の振動板部21は、外周縁部がエッジ6を介してフレーム10に接続され、内周縁部がボイスコイルアッシー4に接続されている。第2の振動板部22は、外周縁部が第1の振動板部21に接続され、内周縁部がボイスコイルアッシー4に接続されている。
第1の振動板部21と第2の振動板部22は、ボイスコイルアッシー4を中心軸として傾斜方向が互いに逆になるように組み合わされている。
第1の振動板部21は、平面部23と第1の傾斜面部24を有する。平面部23は、スピーカ1の開口面に略平行に配置されており、平面部23の内周縁部はボイスコイルアッシー4に固定されている。第1の傾斜面部24は、スピーカ1の開口面に対して傾斜して配置されており、第1の傾斜面部24の外周縁部はエッジ6に接続され、内周縁部は平面部23の外周縁部に接続されている。
第2の振動板部22は、スピーカ1の開口面に対して傾斜して配置される第2の傾斜面部22を有する。この第2の傾斜面部22は、外周縁部が第1の振動板部21の平面部23と第1の傾斜面部24との境界線25上に接続され、内周縁部がボイスコイルアッシー4に固定されている。
第1の振動板部21と第2の振動板部22は、例えば木材パルプなどを用いたパルプ系材料で形成されている。
ダンパー7は、振動板5よりも磁気回路2側に配置されており、ボイスコイルアッシー4とフレーム10とに接続されている。
ダストキャップ8は、第2の振動板部22の中央部に固着されている。ガスケット9は、エッジ6をフレーム10に固定するために用いられる。
図2(a)は第1の振動板部21の平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線断面図である。
第1の振動板部21は、図2(b)に示すように皿状になっており、第1の振動板部21における第1の傾斜面部24は平面部23との接続箇所から前方側(図2(b)では上方)に広がるように傾斜して配置されている。
このように、第1の傾斜面部24と平面部23を組み合わせて第1の振動板部21を形成するため、外周縁部から内周縁部まで連続的に傾斜する従来のコーン状の振動板5に比べて、高さを低く抑えることができる。
図3(a)は第2の振動板部22の平面図、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図である。第2の振動板部22は、円錐台の形状を有し、前方側端面の径よりも後方側端面の径を大きくしている。前方側端面には図1のダストキャップ8が固着される。第2の振動板部22における第2の傾斜面部22は、ボイスコイルアッシー4との接続箇所から後方に広がるように傾斜して配置されている。
第2の振動板部22は、第1の振動板部21の平面部23と第1の傾斜面部24の境界線25上に接続されるため、第2の振動板部22の後方側端面は第1の振動板部21の平面部23と同一面上に位置する。また、第2の振動板部22の前方側端面も第1の振動板部21の前方側端面と略同じ高さに位置する。したがって、第1の振動板部21と第2の振動板部22を組み合わせて得られる振動板5は、通常のコーン状振動板5に比べて高さを低く抑えられる。したがって、スピーカ1の薄型化が可能となる。
図1からわかるように、第1の振動板部21の平面部23と、第2の振動板部22の第2の傾斜面部22と、ボイスコイルアッシー4とにより取り囲まれる領域の断面形状は三角形になっている。したがって、これら3つの面が互いに堅固に支持し合う構造になり、従来のコーン状振動板5と比べて振動板5とボイスコイルアッシー4を含む振動部の剛性を増すことができる。この構造は、建築構造で昔から用いられてきた合掌作りと同様の構造であり、あらゆる方向からの力に対して歪みを阻止する応力を作用させることができる。
このような構造により、振動部の剛性を増すことができるため、これまでよりも肉厚の薄い振動板5を使用でき、スピーカ1の軽量化が図れる。
図4は本実施形態によるスピーカ1の製造工程を示す製造工程図である。まず、ヒートシンク3の上面に磁気回路2内のマグネット2aの底部を接着剤で接合する(ステップS1)。次に、フレーム10の下面側の切り抜き部分にヒートシンク3の外周部をはめ込んで両者を接着剤で接合する(ステップS2)。
次に、フレーム10の後方側から2段目の周縁部にダンパー7を接着剤で接合する(ステップS3)。
次に、ダンパー7の内周縁部にボイスコイルアッシー4の外周部をはめ込んで両者を接着剤で接合する(ステップS4)。
次に、第1の振動板部21の外周縁部とエッジ6の内周縁部を接着剤で接合する(ステップS5)。
次に、第1の振動板部21の平面部23の内周縁部をボイスコイルアッシー4の外周部にはめ込んで両者を接着剤で接合するとともに、フレーム10の前方側から2段目の周縁部にエッジ6の外周縁部を接着剤で接合する(ステップS6)。
次に、第2の振動板部22の内周縁部をボイスコイルアッシー4の先端側外周部にはめ込んで両者を接着剤で接合するとともに、第2の振動板部22の外周縁部を第1の振動板部21の第1の傾斜面部24と平面部23の境界線25上に接着剤で接合する(ステップS7)。
次に、第2の振動板部22の先端側端面を覆うようにダストキャップ8を被せて、両者を接着剤で接合する(ステップS8)。
次に、エッジ6の外周縁部上にガスケット9を接着剤で接合する(ステップS9)。以上の工程により、図1に断面構造を示すスピーカ1が完成する。
このように、第1の実施形態では、傾斜方向が互いに逆の第1の振動板部21と第2の振動板部22を組み合わせて振動板5を形成し、第1の振動板部21を平面部23と第1の傾斜面部24で形成するため、従来のコーン状のスピーカ1に比べて振動板5の高さを低くできる。
また、第1の振動板部21の平面部23、第2の振動板部22の第2の傾斜面部22およびボイスコイルアッシー4により取り囲まれる領域の断面が三角形になるようにしたため、振動板5とボイスコイルアッシー4を含む振動部の剛性が増し、従来よりも肉厚の薄い振動板5を使用できるため、スピーカ1の軽量化が図れる。
さらに、本実施形態のスピーカ1は、ボイスコイルアッシー4の外周部の径に合わせて形成されたダンパー7、第1の振動板部21、第2の振動板部22およびダストキャップ8を順にボイスコイルアッシー4にはめ込んで接着するだけで作製できるため、製造工程を簡略化でき、これにより製造歩留まりも向上できる。
以上より、第1の実施形態によるスピーカ1によれば、大入力の音声信号が供給されても、ボイスコイルの振動によるローリング現象と振動板5の不特定の形状変化を抑制でき、音質が向上するとともに、スピーカ1の薄型軽量化を実現できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、振動板5の構造が第1の実施形態とは異なるものである。
図5は本発明の第2の実施形態によるスピーカ1aの断面構造を示す断面図である。図5では、図1と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図5のスピーカ1aは、振動板5を構成する第1の振動板部21と第2の振動板部22の構造が図1と異なる他は、図1のスピーカ1と同様の構造を有する。
図5の第1の振動板部21は、図1と同様に平面部23と第1の傾斜面部24を有するが、第1の傾斜面部24の傾斜方向と平面部23の位置が図1の第1の振動板部21とは異なっている。図5の平面部23は図1の平面部23よりも前方に配置され、平面部23の内周縁部はボイスコイルアッシー4の先端付近の外周部に固定されている。第1の傾斜面部24は、平面部23との接続箇所から後方側に広がるように傾斜して配置されている。
このように、本実施形態の第1の振動板部21は、図1の第1の振動板部21の前後方向を逆にしたような形状になっている。
図5における第2の振動板部22の第2の傾斜面部22は、ボイスコイルアッシー4との接続箇所から前方側に広がるように傾斜して配置されている。第2の振動板部22の前方側端面の径は、後方側端面の径よりも大きい。第2の傾斜面部22の内周縁部は、ボイスコイルアッシー4の先端よりも後方側の外周部に固定されている。
このように、本実施形態の第2の振動板部22は、図1の第2の振動板部22の前後方向を逆にした形状になっている。
第2の実施形態においても、第1の振動板部21と第2の振動板部22を組み合わせて振動板5が形成されており、第1の振動板部21は平面部23と第1の傾斜面部24からなるため、従来のコーン状の振動板5と比べて、高さを低くすることができる。したがって、スピーカ1aの薄型化が可能となる。
また、第2の実施形態においても、第1の振動板部21の平面部23と、第2の振動板部22の第2の傾斜面部22と、ボイスコイルアッシー4とで取り囲まれる領域の断面が三角形であるため、あらゆる方向からの力に対して歪みを阻止する応力を作用させることができる。したがって、振動板5とボイスコイルアッシー4を含む振動部の剛性を増すことができ、肉厚のより薄い振動板5を使用可能となって、スピーカ1の軽量化が図れる。
このように、第2の実施形態は、第1の実施形態における第1の振動板部21と第2の振動板部22を前後方向に逆にしたような形状を有するため、第1の実施形態と同様に、薄型化と軽量化を実現できるとともに、振動部の剛性を増すことができ、音声信号の大入力に対して、ボイスコイルの振動によるローリング現象を十分に抑制でき、かつボイスコイルの振動時の振動板5の不安定な形状変化が抑制されて、音質の向上が図れる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態では、ヨークを持たないヨークレスのスピーカ1について説明したが、本発明はヨークを備えたスピーカ1についても適用可能である。
図6は本発明の第3の実施形態によるスピーカ1bの断面構造を示す断面図である。図6では図1等と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図6のスピーカ1bは、図1と図5のスピーカ1,1aとは異なる構造の磁気回路2を備えている。図6の磁気回路2は、非磁性材料で形成された円筒状のセンターポール31と、センターポール31を挟んで同極同士が対向するように配置されたネオジウム磁石などで形成される円筒状の第1および第2のマグネット32,33と、ボビン11に巻回されるボイスコイル34と、第2のマグネット2aの下面に配置されるボトムヨーク35とを有する。
ボトムヨーク35はヨーク36に結合されており、ヨーク36はフレーム10に固定ネジ37によりネジ止めされている。
センターポール31の外側にボイスコイルアッシー4が配置されており、その外側にヨーク36が配置されている。センターポール31とヨーク36との隙間が磁気ギャップである。
図6のスピーカ1bの振動板5の構造は、図1と同じであり、第1の振動板部21と第2の振動板部22を有する。なお、振動板5の構造を図5と同じにしてもよい。
このように、図6のスピーカ1bは、第1または第2の実施形態と同様の振動板5を有するため、従来のコーン状の振動板5に比べて、高さを低くでき、より薄型のスピーカを作製できる。
また、第1の振動板部21の平面部23と、第2の振動板部22の第2の傾斜面部22と、ボイスコイルアッシー4とで取り囲まれる領域の断面が三角形になるため、あらゆる方向からの力に対して歪みを阻止する応力が作用し、振動板5とボイスコイルアッシー4を含む振動部の剛性を増すことができる。したがって、より薄い振動板5を用いることができ、スピーカ1の軽量化が図れる。
以上より、第3の実施形態によるスピーカ1bにおいても、大入力の音声信号が供給されても、ボイスコイルの振動によるローリング現象と振動板5の不特定の形状変化を抑制でき、音質が向上するとともに、スピーカ1bの薄型軽量化を実現できる。
(その他の変形例)
上述した第1〜第3の実施形態で説明したスピーカ1の構造や製造方法は一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、第1の傾斜面部24と第2の傾斜面部22の傾斜角度や、第1の傾斜面部24と平面部23との境界線25の位置については特に制限はなく、ボイスコイルアッシー4、フレーム10および磁気回路2の寸法形状などに応じて適宜選択すればよい。
また、第1および第3の実施形態では、ボイスコイルアッシー4の先端にダストキャップ8を固着しているが、第2の振動板部22の前方側端面に、第2の傾斜面部22に接続される平面部を設ければ、この平面部がダストキャップ8として作用するため、ダストキャップ8が不要となる。
さらに、上記実施形態では、第1の振動板部21と第2の振動板部22の形成材料としてパルプ系材料を用いる例を説明したが、パルプ系材料に制限されるものではなく、樹脂系や金属系の材料など、必要に応じて適宜変更してもよい。
また、第1の振動板部21と第2の振動板部22は、必ずしも同一の材料で形成する必要はなく、互いに異なる材料(例えば、第1の振動板部21はパルプ系材料、第2の振動板部22はアルミニウムなどの金属材料)で形成してもよい。このように、第1の振動板部21と第2の振動板部22でそれぞれ最適な材料を選択することにより、スピーカ1の用途に合わせて最低共振周波数を任意に設定でき、出力音圧−周波数特性を任意に変更することができる。
上述した第1〜第3の実施形態では、マグネット2aがボイスコイルアッシー4の軸に沿って配置される内磁型のスピーカ1について説明したが、本発明はマグネット2aがボイスコイルアッシー4の軸の周囲に形成される外磁型のスピーカ1についても同様に適用可能である。
図7は図1のスピーカの変形例であり、外磁型に変更したスピーカ1cの断面図である。図7のスピーカは、図1と同様の構造の振動板5を有するため、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、図5や図6のスピーカを外磁型に変更しても、上記各実施形態と同様の作用効果が得られる。
本発明の第1の実施形態によるスピーカの断面構造を示す断面図。 (a)は第1の振動板部21の平面図、(b)は(a)のA−A線断面図。 (a)は第2の振動板部22の平面図、(b)は図3(a)のA−A線断面図。 本実施形態によるスピーカ1の製造工程を示す製造工程図。 本発明の第2の実施形態によるスピーカ1の断面構造を示す断面図。 本発明の第3の実施形態によるスピーカ1の断面構造を示す断面図。 図1のスピーカの変形例であり、外磁型に変更した例を示す断面図。
符号の説明
1,1a,1b,1c スピーカ
2 磁気回路
2a マグネット
3 ヒートシンク
4 ボイスコイルアッシー
5 振動板
6 エッジ
7 ダンパー
8 ダストキャップ
9 ガスケット
10 フレーム
11 ボビン
12,13 ボイスコイル
21 第1の振動板部
22 第2の振動板部(第2の傾斜面部)
23 平面部
24 第1の傾斜面部
31 センターポール
32 第1のマグネット
33 第2のマグネット
34 ボイスコイル
35 ボトムヨーク
36 ヨーク

Claims (10)

  1. 外周縁部がエッジを介してフレームに接続可能とされ、内周縁部がボイスコイルアッシーに接続可能とされる第1の振動板部と、
    外周縁部が前記第1の振動板部に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続可能とされる第2の振動板部と、を備え、
    前記第1の振動板部は、
    スピーカの開口面に略平行に配置され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続可能とされる平面部と、
    スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記エッジに接続可能とされ、内周縁部が前記平面部の外周縁部に接続される第1の傾斜面部と、を有し、
    前記第2の振動板部は、スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記平面部と前記第1の傾斜面部との境界線上に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続可能とされる第2の傾斜面部と、を有することを特徴とするスピーカ用振動板。
  2. 前記平面部、前記第2の傾斜面部および前記ボイスコイルアッシーにより取り囲まれる領域の断面形状が三角形になるように、前記平面部の内周縁部と前記第2の傾斜面部の内周縁部とは、前記ボイスコイルアッシーの異なる場所に接続されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  3. 磁気回路と、
    前記磁気回路の磁気ギャップ中に支持されるボビンと、前記ボビンに巻回され前後に振動するボイスコイルと、を有するボイスコイルアッシーと、
    前記ボイスコイルアッシーに接続される振動板と、
    前記振動板の外周縁部とフレームとに接続されるエッジと、
    前記振動板よりも前記磁気回路側に配置され、前記ボイスコイルアッシーと前記フレームとに接続されるダンパーと、を備え、
    前記振動板は、
    外周縁部がエッジを介してフレームに接続され、内周縁部がボイスコイルアッシーに接続される第1の振動板部と、
    外周縁部が前記第1の振動板部に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続される第2の振動板部と、を有し、
    前記第1の振動板部は、
    スピーカの開口面に略平行に配置され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続される平面部と、
    スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記エッジに接続され、内周縁部が前記平面部の外周縁部に接続される第1の傾斜面部と、を有し、
    前記第2の振動板部は、スピーカの開口面に対して傾斜して配置され、外周縁部が前記平面部と前記第1の傾斜面部との境界線上に接続され、内周縁部が前記ボイスコイルアッシーに接続される第2の傾斜面部と、を有することを特徴とするスピーカ。
  4. 前記平面部、前記第2の傾斜面部および前記ボイスコイルアッシーにより取り囲まれる領域の断面形状が三角形になるように、前記平面部の内周縁部と前記第2の傾斜面部の内周縁部とは、前記ボイスコイルアッシーの異なる場所に接続されることを特徴とする請求項3に記載のスピーカ。
  5. 前記第1の傾斜面部は、前記平面部との接続箇所から前方側に広がるように傾斜して配置され、
    前記第2の傾斜面部は、前記ボイスコイルアッシーとの接続箇所から後方側に広がるように傾斜して配置されることを特徴とする請求項3または4に記載のスピーカ。
  6. 前記第1の傾斜面部は、前記平面部との接続箇所から後方側に広がるように傾斜して配置され、
    前記第2の傾斜面部は、前記ボイスコイルアッシーとの接続箇所から前方側に広がるように傾斜して配置されることを特徴とする請求項3または4に記載のスピーカ。
  7. 前記第2の振動板部の中央部に固着されるダストキャップを備えることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のスピーカ。
  8. 前記第2の振動板部は、前記第2の傾斜面部の内周縁部に連なって一体に形成され前記ボイスコイルアッシーの前面を覆うダストキャップ部を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のスピーカ。
  9. 前記第1の振動板部と前記第2の振動板部とは、異なる材料で形成されることを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載のスピーカ。
  10. フレームの後方側中央部に磁気回路を接続する工程と、
    前記磁気回路の周囲に、ボビンに巻回されて前後に振動するボイスコイルを有するボイスコイルアッシーを配置するとともに、前記ボイスコイルアッシーと前記フレームとの間にダンパーを接続する工程と、
    前記ボイスコイルアッシーに、平面部および第1の傾斜面部を有する第1の振動板部を接続する工程と、
    前記フレームの前方側端部と前記第1の振動板部の外周縁部との間にエッジを接続する工程と、
    前記第1の振動板部と前記ボイスコイルアッシーとの間に、第2の傾斜面部を有する第2の振動板部を接続する工程と、を備え、
    前記平面部の外周縁部は前記第1の傾斜面部の内周縁部に接続され、
    前記平面部の内周縁部は前記ボイスコイルアッシーに接続され、
    前記第1の傾斜面部の外周縁部は前記エッジに接続され、
    前記第2の傾斜面部の外周縁部は前記平面部と前記第1の傾斜面部との境界線上に接続され、
    前記第2の傾斜面部の内周縁部は前記ボイスコイルアッシーに接続されることを特徴とするスピーカの製造方法。
JP2006237633A 2005-12-13 2006-09-01 スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP4757746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006237633A JP4757746B2 (ja) 2005-12-13 2006-09-01 スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005358783 2005-12-13
JP2005358783 2005-12-13
JP2006237633A JP4757746B2 (ja) 2005-12-13 2006-09-01 スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007189660A true JP2007189660A (ja) 2007-07-26
JP4757746B2 JP4757746B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38344500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006237633A Expired - Fee Related JP4757746B2 (ja) 2005-12-13 2006-09-01 スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4757746B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018160724A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 オンキヨー株式会社 ダストキャップおよびこれを用いる動電型スピーカー

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163198A (ja) * 1984-09-04 1986-04-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピ−カ
JPS61111097A (ja) * 1984-11-02 1986-05-29 Sony Corp スピ−カの製造方法
JPS62269500A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 平面スピ−カユニツト
JPH01264100A (ja) * 1987-12-29 1989-10-20 Minebea Co Ltd スピーカ及びその製造方法
JPH0226895U (ja) * 1988-08-10 1990-02-21
JPH03137217A (ja) * 1989-10-20 1991-06-11 Toray Ind Inc 高強度ポリエステル繊維
JPH08205283A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Fujitsu Ten Ltd 薄型スピーカ
JPH1042389A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Fujitsu Ten Ltd 薄形スピーカ
JP3137217B2 (ja) * 1993-02-03 2001-02-19 フオスター電機株式会社 スピーカ
JP2001333498A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Meisei Sangyo:Kk スピーカ及びその製造方法
JP2003250194A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Foster Electric Co Ltd 薄型スピーカおよびその製造方法
JP2004304512A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163198A (ja) * 1984-09-04 1986-04-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピ−カ
JPS61111097A (ja) * 1984-11-02 1986-05-29 Sony Corp スピ−カの製造方法
JPS62269500A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 平面スピ−カユニツト
JPH01264100A (ja) * 1987-12-29 1989-10-20 Minebea Co Ltd スピーカ及びその製造方法
JPH0226895U (ja) * 1988-08-10 1990-02-21
JPH03137217A (ja) * 1989-10-20 1991-06-11 Toray Ind Inc 高強度ポリエステル繊維
JP3137217B2 (ja) * 1993-02-03 2001-02-19 フオスター電機株式会社 スピーカ
JPH08205283A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Fujitsu Ten Ltd 薄型スピーカ
JPH1042389A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Fujitsu Ten Ltd 薄形スピーカ
JP2001333498A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Meisei Sangyo:Kk スピーカ及びその製造方法
JP2003250194A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Foster Electric Co Ltd 薄型スピーカおよびその製造方法
JP2004304512A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018160724A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 オンキヨー株式会社 ダストキャップおよびこれを用いる動電型スピーカー
JP6989751B2 (ja) 2017-03-22 2022-01-12 オンキヨーサウンド株式会社 ダストキャップおよびこれを用いる動電型スピーカー

Also Published As

Publication number Publication date
JP4757746B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5372012B2 (ja) スピーカと、スピーカを備えた電子機器
JP4912922B2 (ja) スピーカ
WO2002021880A1 (fr) Haut-parleur
JP2004304512A (ja) スピーカ
US8165336B2 (en) Voice coil and speaker
CN107409259B (zh) 电子音响变换装置
JP6751883B2 (ja) スピーカ装置、車両およびav機器
JP2009171352A (ja) スピーカユニット
JP4750212B1 (ja) スピーカ
US8155372B2 (en) Wire suspension for speakers
JP6908129B2 (ja) 振動板、およびこの振動板を有する電気音響変換器
JP3930126B2 (ja) スピーカ
JP4757746B2 (ja) スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法
JP2012044352A (ja) スピーカー
JP2008167247A (ja) ボイスコイルモータおよびこれを用いたスピーカ
JP2004312599A (ja) スピーカ
JP6989751B2 (ja) ダストキャップおよびこれを用いる動電型スピーカー
WO2003061337A1 (fr) Circuit magnetique pour haut-parleur et haut-parleur contenant un tel circuit
KR101087493B1 (ko) 평판 디스플레이에 내장된 자기변형 스피커
KR102152980B1 (ko) 패널 가진형 익사이터
JPH1042392A (ja) スピーカ
WO2024000665A1 (zh) 扬声器
JPH10294986A (ja) スピーカ
JP2017168979A (ja) スピーカ、および、テレビジョン装置
JP2568682Y2 (ja) 複合型スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees