JP2007186303A - 乗客コンベアの制動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、踏段駆動輪及び駆動装置を大型化させることなく運転休止中の踏段を保持することができるとともに、踏段チェーン異常発生時の踏段の位置ずれを最小限に抑えることができる乗客コンベアの制動装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】制動装置20は、掛け金21及び掛け金駆動部を有している。掛け金21は、踏段軸3間に突出する制動位置と、踏段軸3間から後退した解除位置との間で変位可能である。また、掛け金21の踏段軸3側の端部は、先端部21aと、表面が湾曲した湾曲部21bと、踏段軸3を保持するための保持部21cとを有している。掛け金駆動部は、乗客コンベア制御装置に接続された電磁駆動部22と、ばね23とを有している。また、電磁駆動部22は、プランジャ24、押し板25、複数のコイル26、押さえ板27、及びダンパ28を有している。
【選択図】図3
【解決手段】制動装置20は、掛け金21及び掛け金駆動部を有している。掛け金21は、踏段軸3間に突出する制動位置と、踏段軸3間から後退した解除位置との間で変位可能である。また、掛け金21の踏段軸3側の端部は、先端部21aと、表面が湾曲した湾曲部21bと、踏段軸3を保持するための保持部21cとを有している。掛け金駆動部は、乗客コンベア制御装置に接続された電磁駆動部22と、ばね23とを有している。また、電磁駆動部22は、プランジャ24、押し板25、複数のコイル26、押さえ板27、及びダンパ28を有している。
【選択図】図3
Description
この発明は、乗客コンベアに設けられ、踏段を保持する乗客コンベアの制動装置に関するものである。
一般的な乗客コンベアでは、乗客コンベアの運行休止中に踏段を保持するためにブレーキの制動力(踏段に対する保持力)を向上させた場合、走行中の踏段の急停止を防ぐために踏段駆動輪を大型化させて踏段に慣性力を加えているが、踏段駆動輪の大型化に伴い、駆動装置も大型化させていた。
これに対して、従来の乗客コンベアの制動装置では、乗客コンベアの運行休止中に、踏段駆動輪に取り付けられた爪車と阻止片とを電磁石によって係合させることにより、踏段駆動輪の回動を制し、踏段駆動輪及び駆動装置を大型化させることなく、踏段チェーンを介して踏段を保持している(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、従来の乗客コンベアの制動装置では、乗客コンベアの運行休止中に、踏段駆動輪に取り付けられた爪車と阻止片とを電磁石によって係合させることにより、踏段駆動輪の回動を制し、踏段駆動輪及び駆動装置を大型化させることなく、踏段チェーンを介して踏段を保持している(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来の乗客コンベアの制動装置では、踏段チェーンを介して踏段を保持しているため、踏段チェーンに異常な伸びや切断が発生した場合に、踏段が保持されず、踏段の位置が大幅にずれることがあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、踏段駆動輪及び駆動装置を大型化させることなく運転休止中の踏段を保持することができるとともに、踏段チェーン異常発生時の踏段の位置ずれを最小限に抑えることができる乗客コンベアの制動装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの制動装置は、互いに隣接するステップのステップ軸間に突出する制動位置とステップの軸間から後退した解除位置との間で変位可能な掛け金、及び掛け金を制動位置と解除位置との間で変位させる掛け金駆動部を備え、掛け金を制動位置に変位させステップ軸を掛け金に当接させることによりステップの移動を阻止する。
この発明の乗客コンベアの制動装置は、踏段駆動輪及び駆動装置を大型化させることなく運転休止中の踏段を保持することができるとともに、掛け金駆動部によって掛け金が制動位置でステップ軸に当接されるので、踏段チェーン切断時の踏段の位置ずれを最小限に抑えることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による乗客コンベアを示す側面図である。
図において、建物の階床間には、本体枠1が掛け渡されている。本体枠1の長手方向の両側には、一対の欄干2が立設されている。対向する欄干2の間には、複数の踏段軸(ステップ軸)3と、踏段軸3にそれぞれ取り付けられた踏段(ステップ)4とが設けられている。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による乗客コンベアを示す側面図である。
図において、建物の階床間には、本体枠1が掛け渡されている。本体枠1の長手方向の両側には、一対の欄干2が立設されている。対向する欄干2の間には、複数の踏段軸(ステップ軸)3と、踏段軸3にそれぞれ取り付けられた踏段(ステップ)4とが設けられている。
踏段軸3は、踏段チェーン5によって、互いに隣接する踏段4の踏段軸3と無端状に連結されている。踏段チェーン5は、本体枠1内の上端部に設けられた上段スプロケット6と、本体枠1内の下端部に設けられた下段スプロケット7との間に巻き掛けられている。上段スプロケット6の中心軸には、踏段駆動輪8が取り付けられている。上段スプロケット6及び踏段駆動輪8は、互いに一体となって回転される。踏段駆動輪8は、駆動チェーン9を介して、本体枠1内の上端部に設けられた駆動装置10に接続されている。踏段駆動輪8の回転は、駆動装置10によって駆動される。駆動装置10の駆動は、乗客コンベア制御装置(図示せず)によって制御されている。
欄干2の外周には、手摺レール11が設けられている。手摺レール11上には、移動手摺12が走行可能に設けられている。移動手摺12の走行は、手摺レール11によって案内される。また、移動手摺12は、本体枠1の上端部に設けられた手摺駆動装置13から駆動力を受ける。手摺駆動装置13は、動力伝達チェーン14を介して、踏段駆動輪8に接続されている。踏段4及び移動手摺12は、踏段駆動輪8が回転されることによって、互いに同期して走行される。
図2は、図1の本体枠1を示す側面図である。図において、本体枠1の各側面の上辺及び下辺は、上弦材15及び下弦材16によって構成されている。上弦材15及び下弦材16は、上弦材15及び下弦材16と直角に交わる複数の鉛直中間材17と、本体枠1の長手方向に傾斜する複数の傾斜材18とによって連結されている。本体枠1の短手方向で互いに対向する一対の鉛直中間材17は、水平中間材19によって連結されている。水平中間材19の中間部には、制動装置20が取り付けられている。
図3は、図1の乗客コンベアの一部を拡大して示す側面図である。図において、水平中間材19と制動装置20との間には、制動装置20の中心軸を揺動する遊び(図示せず)が設けられている。この遊びによって、制動装置20の中心軸は、本体枠1の傾斜方向の直角面に対する傾斜角が数度の範囲で変動可能となっている。
制動装置20は、掛け金21及び掛け金駆動部を有している。掛け金21は、踏段軸3間に突出する制動位置と、踏段軸3間から後退した解除位置との間で変位可能である。また、掛け金21の踏段軸3側(突出方向側)の端部は、先端部21a、表面が湾曲した湾曲部21b、及び踏段軸3を保持するための保持部21cを有している。先端部21aの形状は、掛け金21の突出方向に鋭くなったテーパ状である。湾曲部21bの形状は、略球体状(たまねぎ状)である。掛け金駆動部は、乗客コンベア制御装置に接続された電磁駆動部22と、ばね23とを有している。また、電磁駆動部22は、プランジャ(鉄心)24、押し板25、複数のコイル26、押さえ板27、及び緩衝部としてのダンパ28を有している。
プランジャ24は、ばね23及びダンパ28を貫通する中心軸を構成している。また、プランジャ24の上端部は、押し板25を介して、掛け金21の他端部と連結されている。さらに、プランジャ24の下端部は、複数のコイル26によって囲まれている。ばね23は、押し板25とダンパ28との間に設けられている。また、ばね23は、押し板25を踏段軸3側へ付勢することによって、掛け金21を制動位置方向に変位させる。
コイル26は、乗客コンベア制御装置から受けた電気信号(励磁電流)に応じて、磁界を発生する。コイル26から発生した磁界によって、プランジャ24に磁力が働き、プランジャ24が反踏段軸3側へ変位される。即ち、電磁駆動部22は、入力された電気信号に応じて、ばね23のばね力に抗することによって、掛け金21を解除位置方向に変位させる。
押さえ板27は、ダンパ28内のプランジャ24の中間部に取り付けられている。また、押さえ板27によりプランジャ24の上方への変位を規制する。ダンパ28内には、緩衝オイルが注入されている。緩衝オイル及び押さえ板27によって、プランジャ24に掛かる力の変化が緩衝される。即ち、プランジャ24は、緩衝オイル及び押さえ板27によって、ゆっくりと変位される。
次に、動作について説明する。図4は、図3の制動装置20の制動状態を示す正面図である。図において、乗客コンベアの運転休止中に乗客コンベア制御装置からの電磁駆動部22への給電が無い場合、ばね23のばね力によって、プランジャ24が制動位置方向に付勢されているため、掛け金21は、制動位置で静止している。これによって、掛け金駆動部は、掛け金21を制動位置に変位させ踏段軸3を掛け金21に当接させることにより踏段4の移動を阻止する。
図5は、図3の制動装置20の非制動状態を示す正面図である。図において、乗客コンベア起動時に電磁駆動部22が乗客コンベア制御装置から給電されると、コイル26で磁界が発生し、プランジャ24が解除位置方向に付勢される。そして、ダンパ28によって、プランジャ24に掛かる力の変化が緩衝されながら、掛け金21が解除位置に変位されて、掛け金21による踏段4の保持が解除される。また、この状態から、乗客コンベア制御装置からの電磁駆動部22への給電が絶たれると、ダンパ28によってプランジャ24に掛かる力の変化が緩衝されながら、ばね23のばね力によって、掛け金21が制動位置に付勢される。
図6は、図3の湾曲部21bと踏段軸3とが当接した場合の保持状態を示す説明図である。図において、乗客コンベア制御装置からの電磁駆動部22への給電が絶たれ、掛け金21が制動位置に突出時に、湾曲部21bと踏段軸3とが当接した場合、テーパ状の先端部21aと、略球体状の湾曲部21bと、制動装置20に設けられた遊びとによって、掛け金21の突出は、踏段軸3の(本体枠1の傾斜方向の)下部側に、踏段軸3の外周に沿って案内される。そして、掛け金が完全に突出する(伸びきる)と、保持部21cによって、踏段軸3が保持される。また、掛け金21が制動位置から解除位置への後退する場合、掛け金21の後退は、湾曲部21bによって、踏段軸3の外周に沿って案内される。
上記のような乗客コンベアの制動装置では、掛け金と踏段軸とを当接させて踏段の移動を阻止するので、踏段駆動輪及び駆動装置を大型化させることなく運転休止中の踏段に対する保持力を向上させることができる。
また、踏段チェーンが切断されて踏段の位置ずれが発生した場合であっても、何れかの踏段軸と掛け金とが当接するので、踏段の位置ずれを最小限に抑えることができる。
なお、実施の形態1では、掛け金21の先端部21aの形状がテーパ状であったが、掛け金の先端部の形状は、踏段軸と掛け金の湾曲部との当接時に掛け金が伸びきる形状(掛け金の突出を案内できる形状)であればよく、テーパ状に限るものではない。これと同様に、掛け金の湾曲部の形状は、略球体状に限るものではない。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図7は、実施の形態2による制動装置20を示す正面図である。図において、実施の形態1では、掛け金21の断面形状が円状であったが、実施の形態2では、掛け金21の断面形状が半円状となっており、掛け金21は平面部21dをさらに有している。掛け金21の押し板25との接合部には、回り止め加工が施されており、湾曲部21bが常に上段の踏段4側に向くように保持されている。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図7は、実施の形態2による制動装置20を示す正面図である。図において、実施の形態1では、掛け金21の断面形状が円状であったが、実施の形態2では、掛け金21の断面形状が半円状となっており、掛け金21は平面部21dをさらに有している。掛け金21の押し板25との接合部には、回り止め加工が施されており、湾曲部21bが常に上段の踏段4側に向くように保持されている。
また、実施の形態1では、先端部21aが制動装置20の中心軸の中心点に配置されていたが、実施の形態2では、先端部21aが制動装置20の中心軸の中心点よりも、踏段4の走行方向の下段側に配置されている。さらに、実施の形態2の湾曲部21bは、実施の形態1の湾曲部21bよりも湾曲した面積が広くなっている。
なお、図8は、図7の湾曲部21bと踏段軸3とが当接した場合の保持状態を示す説明図である。図9は、図8のIX−IX線に沿う断面図である。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
上記のような乗客コンベアの制動装置では、実施の形態1の乗客コンベアの制動装置よりも湾曲部が広いので、踏段軸を保持するための踏段の停止位置の範囲を広めることができ、踏段保持動作の安定性を向上させることができる。
なお、実施の形態2では、掛け金21の断面形状が半円形であったが、半円形に限るものではなく、掛け金と押し板との接合部に回り止め加工が施されており、湾曲部が常に上段の踏段側に向くように保持されていればよい。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。図10は、実施の形態3による制動装置20を示す正面図である。図において、押し板25とダンパ28との間には、監視部としての接点スイッチ29が取り付けられている。接点スイッチ29は、乗客コンベア制御装置に接続されている。
次に、この発明の実施の形態3について説明する。図10は、実施の形態3による制動装置20を示す正面図である。図において、押し板25とダンパ28との間には、監視部としての接点スイッチ29が取り付けられている。接点スイッチ29は、乗客コンベア制御装置に接続されている。
ここで、接点スイッチ29は、常開接点式スイッチ(又は常閉接点式スイッチ)であり、掛け金21が解除位置に変位されることによって、接点スイッチ29の接点が閉じる(常閉接点式スイッチの場合は開く)。接点スイッチ29の接点の開閉状態は、乗客コンベア制御装置によって監視されている。即ち、乗客コンベア制御装置は、接点スイッチ29を介して、掛け金21の変位状態を監視している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に動作について説明する。乗客コンベア制御装置は、乗客コンベア運転開始時に、踏段4の解放指令(電気信号)を各制動装置20に送り、掛け金21を解除位置に変位させる。そして、乗客コンベア制御装置は、全ての接点スイッチ29の接点が閉じたかどうかを確認する。全ての接点スイッチ29が閉じたことを検出すると、乗客コンベア制御装置は、全ての制動装置20が踏段4を解放したと判断し、駆動装置10に駆動指令を送り、踏段4を走行させる。一方、全ての接点スイッチ29が閉じていない場合、乗客コンベア制御装置は、踏段4が制動装置20から解放されていないと判断し、全ての接点スイッチ29が閉じるまで待機し、踏段4の走行が停止したままとなる。
上記のような乗客コンベアの制動装置では、掛け金の変位状態を監視し、乗客コンベア制御装置に監視状態を知らせるので、駆動機の駆動と制動装置の制動との不整合を防ぐことができ、乗客コンベアの走行開始時の安定性を向上させることができる。
また、乗客コンベア制御装置に各制動装置の動作状態を知らせるので、掛け金を制動位置及び解除位置の一方から他方に変位させるまでの制動装置毎の個体差による時間差を吸収することができる。
なお、実施の形態3では、監視部に接点スイッチ29を用いたが、接点スイッチに限るものではなく、監視部は掛け金の変位状態を監視できるものであればよい。
また、実施の形態1〜3の乗客コンベアの制動装置は、エスカレータの適用例を示したが、この発明の乗客コンベアの制動装置は、傾斜形の動く歩道にも適用することができる。
さらに、実施の形態1〜3では、複数の制動装置20を用いたが、制動装置の設置数は1つであってもよい。さらにまた、制動装置20の設置場所は、水平中間材上に限るものではなく、踏段軸と掛け金とが当接できる場所であればよい。
3 踏段軸(ステップ軸)、4 踏段(ステップ)、20 制動装置、21 掛け金、22 電磁駆動部、23 ばね、28 ダンパ(緩衝部)、29 接点スイッチ(監視部)。
Claims (5)
- 互いに隣接するステップのステップ軸間に突出する制動位置と上記ステップの軸間から後退した解除位置との間で変位可能な掛け金、及び
上記掛け金を上記制動位置と上記解除位置との間で変位させる掛け金駆動部
を備え、
上記掛け金を上記制動位置に変位させ上記ステップ軸を上記掛け金に当接させることにより上記ステップの移動を阻止することを特徴とする乗客コンベアの制動装置。 - 上記掛け金駆動部は、上記掛け金を上記制動位置方向に付勢させるばねと、入力された電気信号に応じて上記ばねに抗して上記掛け金を上記解除位置方向に変位させる電磁駆動部とを有していることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの制動装置。
- 上記掛け金駆動部は、上記掛け金を変位させる力の変化を緩衝する緩衝部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベアの制動装置。
- 上記掛け金の突出方向の先端部の形状は、テーパ状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の乗客コンベアの制動装置。
- 上記掛け金の変位状態を監視し、乗客コンベア制御装置に知らせる監視部をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の乗客コンベアの制動装置。
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JP2009046244A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの停止装置 |
CN102674126A (zh) * | 2011-03-11 | 2012-09-19 | 东芝电梯株式会社 | 乘客输送机的制动装置 |
CN103193147A (zh) * | 2012-01-06 | 2013-07-10 | 株式会社日立制作所 | 倾斜型乘客传送设备 |
CN105984799A (zh) * | 2015-02-16 | 2016-10-05 | 通力股份公司 | 监测模块和包括该监测模块的自动扶梯/自动人行道 |
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2006
- 2006-01-13 JP JP2006006103A patent/JP2007186303A/ja active Pending
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