JP2007185965A - 化粧シートの製造方法およびその製造方法により製造された化粧シートが表面に積層されている建具・造作部材。 - Google Patents

化粧シートの製造方法およびその製造方法により製造された化粧シートが表面に積層されている建具・造作部材。 Download PDF

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【課題】 耐摩耗性が良好であり、且つ製造が容易で安価に提供可能なエンボスを有する化粧シートの製造方法、及び建具・造作部材を提供する。
【解決手段】 オレフィン系樹脂からなる基材シートの表面に絵柄層を設ける工程と、該絵柄層の表面に電離放射線硬化性樹脂からなる保護層を設ける工程と、該保護層を電離放射線を照射して完全に硬化させる工程と、完全に硬化してなる前記保護層にエンボス機を用いてエンボスを賦型してなる工程とからなることを特徴とする化粧シートの製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンボスを有する化粧シートの製造方法及び建具、建物内部の仕上げ材や取付物等の造作に用いられる部材(造作部材)に関するものである。
従来から、建具・造作部材として、表面に木目等の意匠を有するものが用いられている。このような建具・造作部材として、板材等の表面に予め絵柄を設けた化粧シートを積層したものが公知である。
上記化粧シートは、一般に塩化ビニルシート等の基材シートの表面に木目等の絵柄を設け、該絵柄の表面に保護層として、透明塩化ビニルシート等の熱可塑性樹脂を積層して構成されている。また、木目等の立体感を出す為に、保護層の表面に木目柄に対応した凹凸模様等のエンボスを設けた化粧シートが公知である。
上記従来の化粧シートは、熱可塑性樹脂等からなる樹脂層の表面に加熱、加圧してエンボスを施している為、製造が容易であるものの、表面の耐摩耗性に劣り、表面が摩耗するとエンボス自体が消失してしまう欠点があった。また、熱硬化性樹脂等を含浸している樹脂含浸紙を板材等に積層してなるメラミン化粧合板等は、表面の耐摩耗性に優れたものであるが、エンボスを含浸紙に直接設けることが困難である為、表面にトップコート層を設け、該トップコート層にエンボスを設けて製造する必要がある。その為、製造に手間がかかり、製造コストが上昇してしまうという問題があった。
本発明は上記従来技術の欠点を解決するためのものであり、耐摩耗性が良好であり、且つ製造が容易で安価に提供可能なエンボスを有する化粧シートの製造方法、及び建具・造作部材を提供することを目的とする。
本発明は、(1)オレフィン系樹脂からなる基材シートの表面に絵柄層を設ける工程と、該絵柄層の表面に電離放射線硬化性樹脂からなる保護層を設ける工程と、該保護層を電離放射線を照射して完全に硬化させる工程と、完全に硬化してなる前記保護層にエンボス機を用いてエンボスを賦型してなる工程とからなることを特徴とする化粧シートの製造方法、(2)上記(1)記載の製造方法により製造された化粧シートが表面に積層されていることを特徴とする建具・造作部材、を要旨とするものである。
本発明の製造方法で製造された化粧シートは、表面の電離放射線硬化性樹脂からなる保護層にエンボスを有するものであるから、耐摩耗性が良好であり、製造が容易で安価な化粧シートが得られる。従来の塩化ビニル樹脂等の表面にエンボスを設けた化粧シートと比較して、エンボスが保護層に直接設けられている為、トップコート層を別に設ける必要がなく工程が合理化される。また、エンボス自体が耐摩耗性に優れる為、表面の摩耗によるエンボス消失等の虞がなく、意匠性に優れている。また、本発明造作部材は上記化粧シートを積層したものであるから、表面の耐摩耗性に優れ、エンボスの消失の虞のない意匠性に優れたものである。
以下、本発明を図面に基づき詳細に説明する。本発明化粧シートは図1に示すように、オレフィン系樹脂からなる基材シート1の表面に絵柄層2が設けられ、該絵柄層2の表面に電離放射線硬化性樹脂からなる保護層3が設けられ、該保護層3にエンボス4を有するものである。
基材シート1は、オレフィン系樹脂であればよいが、特に好ましくは、以下に挙げる
イ)〜ヘ)のオレフィン系熱可塑性エラストマーが挙げられる。
イ).(A)ソフトセグメントとしてのオレフィン系エラストマーと、(B)ハードセグメントとしてのオレフィン系樹脂を単純ブレンドしたもの。具体的には、オレフィン系樹脂として、ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン−1共重合体、ポリプロピレン、プロピレン・ブテン−1共重合体、ポリブテン−1、ブテン−1・プロピレン・エチレン・3共重合体、ブテン−1・ヘキセン−1・オクテン−1・3共重合体、ポリメチルペンテン等の樹脂単独又は2種以上混合したものが挙げられる。オレフィン系エラストマーとしては各種ゴム類が挙げられ、ゴム類としては、ジエン系ゴム、水素添加ジエン系ゴム等であるが、中でも水素添加ジエン系ゴムが好ましい。
水素添加ジエン系ゴムは、ジエン系ゴム分子の二重結合の少なくとも一部分に水素原子を付加させてなるもので、ポリオレフィン系樹脂の結晶化を抑え、柔軟性、透明性をアップさせる役割がある。また、一般にポリオレフィン系樹脂にジエン系ゴムを添加するとジエン系ゴムの二重結合の為、耐候性・耐熱性はジエン系ゴム無添加のポリオレフィン系樹脂より低下するが、本発明では、ジエン系ゴムの二重結合を水素で飽和させる為、ポリオレフィン系樹脂の耐候性、耐熱性の低下も無く良好なものとなる。
ジエン系ゴムとしては、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピレン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・イソプレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム等が有る。特にスチレンブタジエンゴムが好ましい。ジエン系ゴムの添加量は、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し、1〜90重量部程度である。添加量が1重量部未満では、ゴム添加により弾性、伸び率、耐衝撃性が不足し、Vカット加工、絞り加工等の折り曲げ加工時に亀裂、割れ等を生じ易くなる。又、添加量が90重量部を超えると弾性及び伸び率が大きくなりすぎ、印刷時の検討合わせが不良になり好ましくない。
ロ).特公平6−23278号公報に記載の如き、(A)平均分子量Mnが25000以上、且つ重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mn≦7の沸騰ヘプタン可溶ポリプロピレン10〜90重量%(ソフトセグメント)と(B)メルトインデッシクスが0.1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶性ポリプロピレン90〜10重量%(ハードセクント)との混合物からなる軟質ポリプロピレン。
ハ).特公昭53−21021号公報に記載の如き、(A)ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のオレフィン重合体(結晶性高分子)をハードセグメントとし、これに(B)部分架橋したエチレン・プロピレン共重合体ゴム、不飽和エチレン・プロピレン非共役ジエン三共重合体ゴム等のモノオレフィン共重合体ゴム等をソフトセグメントとし、これらを均一に配合し混合してなるオレフィン系エラストマー。(B)/(A)=50/50〜90/10(重量比)の割合で混合する。
ニ).特公昭53−34210号公報に記載の如き(A)未架橋モノオレフィン共重合体ゴム(ソフトセクント)と(B)オレフィン共重合体(結晶性、ハードセグメント)と架橋剤とを混合し、加熱し剪断応力を加えつつ動的に部分架橋させてなるオレフィン系エラストマー。(A)/(B)=60/40〜80/20(重量比)である。
ホ).特公昭56−15741号公報に記載の如き、(A)アイソタクチックポリプロピレン、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体等のペルオキシドと混合、加熱すると分子量を減じ、流動性を増すペルオキシド分解型オレフィン重合体(ハードセグメント)と、(B)エチレン・プロピレン共重合体ゴム、エチレン・プロピレン・非共役ジエン三共重合体ゴム等のペルオキシドと加熱することにより、架橋して流動性が減じるペルオキシド架橋型モノオレフィン共重合体ゴム(ソフトセグメント)、(C)ポリイソブチレン、ブチルゴム等のペルオキシドと混合、加熱しても架橋せず、流動性が不変の、ペルオキシド非架橋型炭化水素ゴム(ソフトセグメント兼流動性改質成分)及び(D)パラフィン系、ナフテン系、芳香族系等の鉱物油系軟化剤とを混合し、有機ペルオキシドの存在下で動的に熱処理してなるオレフィン系エラストマー。配合比は、(A)が90〜40重量部、(B)が10〜60重量部、(C)及び(D)が5〜100重量部である。
ヘ).特開平2−139232号公報に記載の如き、エチレン・スチレン・ブチレン共重合体からなるオレフィン系エラストマー。
また、上記基材シートの樹脂中には所望により、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、発泡剤等が添加される。着色剤として、チタン白、亜鉛華、べんがら、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カーボンブラック等の無機顔料、イソインドリノ、ハンザイエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、フタロシアニンブルー等の有機顔料あるいは染料、アルミニウム、真珠等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸亜鉛等、の箔粉からなる真珠光沢顔料等が用いられる。また、必要に応じて、無機充填剤を添加してもよく、炭酸カルシム、硫酸バリウム、クレー、タルク、シリカ(二酸化珪素)、アルミナ(酸化アルミニウム)等の粉末等が挙げられる。
基材シート1は用途に応じて着色透明又は不透明(隠蔽性)着色とする。基材シート1の着色は一般的には化粧シートの被着体の表面を隠蔽するのが可能な点から、着色不透明が好ましい。
紫外線吸収剤、光安定剤は、樹脂により良好な耐候性(耐光性)を付与するためのものであり、その添加量は紫外線吸収剤、光安定剤とも通常0.5〜10重量%程度である。一般的には紫外線吸収剤と光安定とを併用するのが好ましい。紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアソール、ベンゾフェノン、サリチル酸エステル等の有機物、又は、0.2μm径以下の微粒子状の酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化チタン等の無機物を用いることができる。光安定剤としては、ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバシケート等のヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤、ピペリジル系ラジカル捕捉剤等のラジカル捕捉剤を用いることができる。
なお、基材シート1と絵柄層2或いは保護層3との密着強度は、紫外線により経時的に劣化するため、製造時に化粧シートとしての初期密着強度を確保するだけでは不十分であり、ウェザ・オ・メーター2000時間(ブラックパネル温度63℃)照射後においてもおなかつ化粧シートとして十分な密着強度を持たせる為には、保護層又は絵柄層に紫外線吸収剤を添加するとよい。この紫外線吸収剤としては、種々の検討の結果、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.1重量%以上添加するか、或いはヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤を0.1重量%以上添加するとよい。
熱安定剤としては、フェノール系、サルファイト系、フェニルアルカン系、ホスファイト系、アミン系等公知のものであり、熱加工時の熱変色等の劣化防止性が向上する。
難燃剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の粉末が用いられ、これらは難燃性を付与する必要がある場合に添加する。
また基材シート1の好ましい材質として、高密度ポリエチレン樹脂、熱可塑性エラストマー、着色剤、及び無機充填剤からなるオレフィン系樹脂が挙げられる。このシートは、化粧シートとして要求される、ポリ塩化ビニル並みの熱成形性、耐クリープ変形性、耐寒折り曲げ強度、耐有機溶剤性、破断時伸度、耐衝撃強度、適度な曲げ弾性率、易接着性、等の特性を満足するものが得られる。
上記の高密度ポリエチレンとしては、比重が0.94〜0.96のポリエチレンであって、低圧法で得られる結晶化度が高く分子に枝別れ構造の少ない高分子を用いるのがより好ましい。
上記の熱可塑性エラストマーとしては、ジエン系ゴム、水素添加ジエンゴム、オレフィンエラストマー等が挙げられる。熱可塑性エラストマーの添加量としては基材シート中に10〜60重量%、好ましくは30重量%程度である。10重量%未満では、一定荷重時伸度の変化が急峻になり過ぎ、また、破断時伸度、耐衝撃性の低下が生じ、60重量%を超えると、透明性、耐クリープ性の低下が生じる。
上記の無機充填剤としては、前記したものと同様のものが用いられ、基材シート中に5〜60重量%程度、好ましくは30重量%程度添加される。添加量が5重量%未満では、耐クリープ変形性、及び易接着性の低下が生じ、60重量%を超えると破断時伸度及び耐衝撃性の低下が生じる。
上記の着色剤としては、前記したもの同様のものが用いられる。
絵柄層2は、絵柄印刷、着色印刷等により形成される。絵柄層2は具体的には顔料添加による着色(透明又は不透明)の模様又はベタ印刷等であり、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷等の公知の印刷法を用い、インキ(或いは塗料)にて形成する。絵柄層2の模様としては、木目模様、石目模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、等がある。絵柄層2に用いられるインキは、バインダーとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂等を用い、1種又は2種以上混合して用いる。またこれに顔料等を添加したものでもよい。絵柄層2は基材シート1表面の全面に設けても部分的に設けても何れでもよい。又、絵柄層2は基材シート1の表面全面に設けたベタ印刷層と、該印刷層の表面に部分的に設けた模様印刷層とから構成してもよい。
保護層3は、電離放射線硬化性樹脂のみから構成しても、従来の熱可塑性樹脂からなる保護シートを積層した化粧シートと比較して十分な耐摩耗性が得られるが、球状アルミナを添加するのが、耐摩耗性が効果的に向上することから好ましい。保護層3は、例えば、電離放射線硬化性樹脂、球状アルミナ、その他の添加剤からなる組成物を、絵柄層2の表面に塗工して、塗工物に電離放射線を照射して硬化させることで得られる。また、電離放射線硬化性樹脂の塗工物を完全に硬化させずに、乾燥した状態でタックフリーとなる状態で完全に硬化しない未硬化又は半硬化としてもよい。保護層3の塗工量は20〜30g/m2程度である。
保護層3の電離放射線硬化性樹脂は、分子中に重合性不飽和結合または、エポキシ基を有するプレポリマー、オリゴマー、及び/又はモノマーを適宜混合した、電離放射線により硬化可能な組成物が用いられる。尚、ここで電離放射線とは、電磁波または荷電粒子線のうち分子を重合或いは架橋し得るエネルギー量子を有するものを意味し、通常紫外線または電子線等を意味する。
上記プレポリマー、オリゴマーは、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物等の不飽和ポリエステル類、ポリエステルメタクリレート、ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミンアクリレート等のアクリレート、カチオン重合型エポキシ化合物等が挙げられる。
ウレタンアクリレートとしては、例えばポリエーテルジオールとジイソシアネートとを反応させて得られる、下記〔化1〕の一般式で表されるポリエーテル系ウレタン(メタ)アクリレートが挙げられる。
Figure 2007185965
上記のポリエーテル系ウレタン(メタ)アクリレートに使用されるジイソシアネートとしては、例えば、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート等が挙げられる。上記のポリエーテルジオールとしては、分子量が500〜3000のポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール等が挙げられる。
以下、ウレタンアクリレートの製造例を示す。滴下ロート、温度計、還流冷却管及び攪拌棒を備えたガラス製反応容器中に、分子量1000のポリテトラメラレングリコール1000部と、イソホロンジイソシアネート444部とを仕込み、120℃で3時間反応させた後、80℃以下に冷却し、2−ヒドロキシエチルアクリレートを232重量部加え、80℃でイソシアネート基が消失するまで反応させて、ウレタンアクリレートが得られる。
電離放射線硬化性樹脂に用いるモノマーとしては、スチレン、αメチルスチレン等のスチレン系モノマー、アクリル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸フェニル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ラウリル等のメタクリル酸エステル類、アクリル酸−2−(N、N−ジエチルアミノ)エチル、メメタクリル酸−2−(N、N−ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸−2−(N、N−ジベンジルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N、N−ジエチルアミノ)プロピル等の不飽和置酸の置換アミノアルコールエステル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽和カルボン酸アミド、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6ヘキサンジオールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート等の化合物、ジプロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート等の多官能性化合物、及び/又は、分子中に2個以上のチオール基を有するポリチオール化合物、例えばトリメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリチオプロピレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコール等が挙げられる。
電離放射線硬化性樹脂には光重合開始剤を添加してもよい。光重合開始剤としては、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミノキシムエステル、テトラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサントン類、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセン、等が挙げられる。又、光重合促進剤(増感剤)としてn−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等を、更に混合して用いることができる。光重合開始剤の添加量は、1〜10重量%の範囲が硬化性の点から好ましい。また光重合開始剤の種類としては、ベンゾフェノン系が硬化性の点から好ましい。
電離放射線硬化性樹脂に光重合開始剤を添加した場合、化粧シートの製造の際、絵柄層の上に電離放射線硬化性樹脂の組成物を塗工し、乾燥させ、表面の粘着性が残らないタックフリーとなる状態であって、且つ完全に硬化しない未硬化又は半硬化の状態として化粧シートとするのが好ましい。未硬化状態の保護層は、その表面に後からUVトップコートを塗工して硬化させる際、紫外線の照射によりトップコートと一緒に硬化する。この際、保護層の電離放射線硬化性樹脂とトップコートの紫外線硬化性樹脂とが反応して強固に結合し、密着性が向上する。保護層の内部に光重合開始剤が添加されていると、保護層の内部まで良く硬化して、良好な物性が得られる。
電離放射線硬化性樹脂は、平均架橋分子量が200以上であり1000以下とするのが好ましい。保護層の電離放射線硬化性樹脂の平均架橋間分子量が上記範囲内であれば、耐摩耗性に優れると共に、後から塗工されるUVトップコートとの密着性が更に良好であり、安定したリコート性を有する保護層が得られる。平均架橋分子量が上記範囲を外れると、十分なリコート性が得られないおそれがある。
電離放射線硬化性樹脂の平均架橋分子量は〔数1〕式から求められる。但し、〔数1〕式において全体の分子量は、Σ(各成分の配合モル数×各成分の分子量)であり、架橋点の数は、Σ[{(各成分の官能基数−1)×2}×各成分のモル数]である。
Figure 2007185965
保護層3を構成する樹脂組成物には、電離放射線非硬化性樹脂を添加することができる。該電離放射線非硬化性樹脂としてはウレタン系、繊維素系、ポリエステル系、アクリル系、ブチラール系、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂が用いられ、特に繊維素系、ウレタン系、ブチラール系は、可撓性の点から好ましい。
保護層3の電離放射線硬化性樹脂に添加される球状アルミナは、真球状あるいは球を偏平にした楕円球状、ならびに真球や楕円球樹脂に近い形状等のように表面がなめらかな球面で囲まれたカッテイングエッジのない球形状のα−アルミナが用いられる。具体的には、昭和電工株式会社の商品名で、「Spherical Alumina AS−10、AS−20、AS−30、AS−40、AS−50」等が挙げられる。これらの球状アルミナは、アルミナ水和物、ハロゲン化物、硼素化合物等の鉱化剤あるいは結晶剤を電融アルミナあるいは焼結アルミナ等の粉砕品に小量添加し、1400℃以上の温度で熱処理することにより得られる。
球状アルミナの粒子径は平均粒径で5〜100μmが好ましい。平均粒径が5μm未満では皮膜が不透明になり耐摩耗性の効果が十分発揮されない虞れがあり、100μmを超えると電離放射線硬化性樹脂の組成物の塗工が困難になる虞れがあり、更に形成された該樹脂層の表面平滑性が低下する。更に好ましい球状アルミナの平均粒径は10〜50μmである。球状アルミナの組成物中の含有量は、硬化後の電離放射線硬化性樹脂100重量部に対し5〜20重量部が好ましい。
保護層3にはプラスチックビーズを含有せしめることができる。プラスチックビーズは、電離放射線硬化性樹脂中に添加されて、保護層中で、化粧シートを基材に貼着した場合の基材の凹凸及び接着剤等の塗布ムラによる凹凸を吸収する。その結果、保護層の表面平滑性を維持して、表面に基材や接着剤の塗布ムラ等の影響のない意匠性の優れた化粧板が得られる。プラスチックビーズの種類としては、例えばアクリル、ポリカーボネート、ウレタン、スチレン、メラミン、ふっ素樹脂等が挙げられる。好ましいプラスチックビーズは、コーティング適性、インキの安定性が良好なことから、アクリルとウレタンが好ましい。また、プラスチックビーズの粒径は、5〜100μmが好ましく、とくに10〜50μmがより好ましい。プラスチックビーズの粒径が10μm未満では、十分な効果が得られない虞があり、また50μmを超えるとコーティンク適性が低下する虞がある。
保護層3を形成する電離放射線硬化性樹脂の塗工組成物には、上記の成分以外に、表面樹脂層としての透明性、耐摩耗性等を損なわない範囲で、染料や顔料等の着色剤、その他のCaCO3、BaSO4等の公知の艶消調整剤や増量剤といった充填剤、消泡剤、レベリング剤、チクソトロピー性付与剤などの塗料、インキに通常添加される添加剤を加えることができる。
又、電離放射線硬化性樹脂の塗工組成物には、粘度を調整するために、樹脂の成分を溶解可能であり、常圧における沸点が70℃〜150℃の溶剤を、組成物中に30重量%以下の範囲で用いることができる。溶剤の添加量が30重量%以下の範囲であれば、乾燥がスムーズであり、生産スピードの大きな低下がない。
上記の溶剤としては、塗料、インキ等に通常使用されるものが使用でき、具体例としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトンメチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸アミルなどの酢酸エステル類、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
保護層3を絵柄層2の表面に形成するには以下の方法を用いることができる。
(i)絵柄層2を設けた基材シート1の表面に塗工組成物を直接塗工する直接コーティング法、又は、(ii)剥離性の基材表面に電離放射線硬化性樹脂からなる保護層を予め形成した後、該層を絵柄層2を設けた基材シート1の表面に転写する、転写コーティング法が用いられる。基材シートの材質として塗工組成物が浸透しないものを使用した場合には、上記の(i)及び(ii)の何方を用いてもよいが、塗工組成物を浸透させるものを使用した場合や、表面に凹凸のある基材、ならびに、塗膜厚みの均一性を出す場合、電離放射線の強度を均一にして均一な耐摩耗性を形成したい場合には、上記(ii)の転写コーティング法を用いるのが好ましい。
上記(i)の直接コーティング法は、グラビアコート、グラビアリバースコート、グラビアオフセットコート、スピンナーコート、ロールコート、リバースロールコート、キスコート、ホイラーコート、ディップコート、シルクスクリーンによるベタコート、ワイヤーバーコート、フローコート、コンマコート、かけ流しコート、刷毛塗り、スプレーコート等を用いることができるが、好ましいのはグラビアコートである。
(ii)転写コーティング法は、下記の(a)〜(d)に示す、一旦、薄いシート(フィルム)基材に塗膜を形成し架橋硬化せしめ、しかる後基材の表面に被覆する方法であり、塗工組成物の塗膜を基材と共に立体物に接着するラミネート法(a、b)、一旦離型性支持体シート上に塗膜と必要に応じて接着剤層を形成し塗膜を架橋硬化させてなる転写シートを、その塗膜側を立体物に接着後、支持体シートのみ剥離する転写法(c)等の手段を利用することができる。尚、薄いシート基材に、樹脂層を形成する方法は上記の直接コーティング法と同じ各種のコーティング手段を用いることができる。
(a)特公平2−42080号公報、特公平4−19924号公報等に開示されるような射出成形同時転写法。或いは特公昭50−19132号公報に開示されるような射出成形同時ラミネート法。
(b)特開平4−288214号公報、特開平5−57786号公報に開示されるような真空成形同時転写法。或いは特公昭56−45768号公報に開示されるような真空成形同時ラミネート法。
(c)特公昭59−51900号公報、特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号公報等に開示されるように、ラッピング同時転写法、又はラッピング同時ラミネート法。
(d)実公大15−31122号公報等に開示されているVカット加工同時ラミネート法、或いは特公昭56−7866号公報等に開示されているVカット加工同時転写法。
又、下記の(A)〜(D)の工程を順次行う方法を用いることもできる(特開平2−26673号公報等記載)。
(A)非吸収性且つ離型性の合成樹脂シートに、未硬化液状の電離放射線硬化性樹脂組成物を塗工する工程。
(B)前記電離放射線硬化性樹脂組成物の塗布面が基材と接するようにラミネートする工程。
(C)前記電離放射線硬化性樹脂組成物の塗膜に電離放射線を照射して架橋、硬化させる工程。
(D)合成樹脂シートを剥離除去する工程。
上記の工程において、電離放射線硬化性樹脂として溶剤で希釈されたものを使用する場合には、工程(A)と(B)との間に溶剤を乾燥する工程を行う。上記の方法によれば、基材として紙のような浸透性の高い材質の場合であっても、樹脂が基材の裏側に抜ける、いわゆる「うらぬけ」を確実に防止して、基材表面に良好な耐摩耗性を有する電離放射線硬化性樹脂からなる保護層を容易に形成可能である。
エンボス4は、例えば絵柄層を設けた部分に対応するように設けても、また、絵柄層を設けた部分の全面に設けてもいずれでもよい。エンボス4のパターンは、例えば木目、石目、砂目等の天然物の凹凸形状を模写したもの、文字記号、万線、各種の抽象模様、各種艶消し表面、鏡面光沢等が挙げられる。
図2に示すように本発明の建具・造作部材は化粧シート5が、建具・造作部材の基材6の表面に積層一体化されているものである。造作部材は、例えば天井、なげし、鴨居、腰羽目、床戸棚、流し類等の、建物の内外の化粧となる部分に用いられる部材である。
化粧シート5の基材6への積層は、基材6の表面に接着剤8を塗布した後、化粧シート5を保護層の反対側の基材シート1が接着剤8と接するようにして化粧板の基材6に積層して一体化することで得られる。接着剤8は、化粧シート5側に塗布してもよい。
上記の基材6としては、建具・造作部材の基材として使用されるものであれば特に限定されない。基材として例えば、木材単板、木材合板、パーチクルボード、MDF(中密度繊維板)等の木質板、石膏板、石膏スラグ板等の石膏系板、珪酸カルシウム板、石綿スレート板、軽量発泡コンクリート板、中空押出セメント板等のセメント板、パルプセメント板、石綿セメント板、木片セメント板等の繊維セメント板、陶器、磁器、せっ器、土器、硝子、琺瑯等のセラミックス板、鉄板、亜鉛メッキ鋼板、ポリ塩化ビニルゾル塗工鋼板、アルミニウム板、銅板等の金属板、ポリオレフィン樹脂板、アクリル樹脂板、ABS板、ポリカーボネート板等の熱可塑性樹脂板、フェノール樹脂板、尿素樹脂板、不飽和ポリエステル樹脂板、ポリウレタン樹脂板、エポキシ樹脂板、メラミン樹脂板等の熱硬化性樹脂板、フェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等の樹脂を、硝子繊維不織布、布帛、紙、その他の各種繊維質基材に含浸硬化して複合化したいわゆるFRP板等の樹脂板が挙げられる。また、化粧板基材は上記各種基材の2種以上を接着剤、熱融着等の公知の手段により積層した複合基材を用いてもよい。
接着剤としては、基材6と化粧シート5が接着可能なものであればよい。接着剤は例えば、酢ビ系エマルジョン等が挙げられる。
化粧紙原紙として(株)タツノ化学製「タフパー」(厚み140μm)を使用し、該原紙の片面にグラビア印刷法により絵柄インキ(昭和インク製:化XGインキ)を使用して木目印刷を施し、その上に下記組成の電離放射線硬化型樹脂塗料を塗工して保護層を設け化粧シートを得た。このシートに加熱エンボス機を用い、以下の条件にて導管を形成した。そのシートをパーチクルボード(25mm厚)に接着剤(中央理化製:リカボンドBA820)を介して貼り合わせ、造作部材を得た。得られた造作部材の耐摩耗性は、JIS
K 6902の耐摩耗性試験を行った結果、摩耗値500であり、低圧メラミン化粧板(摩耗値100〜300)以上の耐摩耗性を有するものであった。
〔電離放射線硬化性樹脂塗料組成〕
・ウレタンアクリレートモノマー 50重量部
・2官能アクリレートモノマー 40重量部
・3官能アクリレートモノマー 10重量部
・シリコーンアクリレート 3重量部
・球状アルミナ(25μm) 30重量部
〔エンボス条件〕
・ドラム温度 100℃
・ラインスピード 30m/min
・エンボス版温度 60℃
化粧シートの1例を示す断面図である。 建具・造作部材の1例を示す断面図である。
符号の説明
1 基材シート
2 絵柄層
3 保護層
4 エンボス
5 化粧シート
6 建具・造作部材の基材
7 建具・造作部材
8 接着剤

Claims (2)

  1. オレフィン系樹脂からなる基材シートの表面に絵柄層を設ける工程と、該絵柄層の表面に電離放射線硬化性樹脂からなる保護層を設ける工程と、該保護層を電離放射線を照射して完全に硬化させる工程と、完全に硬化してなる前記保護層にエンボス機を用いてエンボスを賦型してなる工程とからなることを特徴とする化粧シートの製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法により製造された化粧シートが表面に積層されていることを特徴とする建具・造作部材。
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