JP2007185838A - 液体噴射装置、液体噴射付属装置、液体噴射システム - Google Patents

液体噴射装置、液体噴射付属装置、液体噴射システム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯性に優れ且つ円滑に液体噴射を実行できる液体噴射装置、該液体噴射装置と組み合わせ使用される液体噴射付属装置、及びこれらを備えた液体噴射システムを提供する。
【解決手段】インクジェット式プリンタ12は、本体ケース15内に、インクを貯留するサブインクタンク27と、該インクを噴射する記録ヘッド25とを備える。サブインクタンク27には、本体ケース15外から該サブインクタンク27に対してインクを供給する機能を有するインク供給装置13におけるインク供給用接続部材55を着脱自在に接続するためのインク供給側接続部28が設けられる。インク供給側接続部28にインク供給用接続部材55が接続された場合には、サブインクタンク27に貯留されるインク量が、インクジェット式プリンタ12を単独で使用する際に消費されると想定されるインク量と等しくなるように、サブインクタンク27に対して所定量のインクが供給される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンタ等の液体噴射装置、該液体噴射装置と組み合わせ使用される液体噴射付属装置、及びこれらを備えた液体噴射システムに関する。
従来から、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置として、インクジェット式プリンタ(以下、「プリンタ」という。)が知られている。このプリンタは、インクを収容するインクカートリッジと、キャリッジに搭載され、インクカートリッジからインク供給路を介してインク(液体)が供給される記録ヘッド(液体噴射ヘッド)とを備えている。このようなプリンタの中には、加圧ポンプから圧送される加圧空気によりインクカートリッジ内のインクパックを加圧し、インク供給路を介してインクを記録ヘッド側に圧送して、記録ヘッドのノズルから記録媒体に向けてインクを噴射することで印刷を行う、いわゆるオフキャリッジタイプのものがある(例えば、特許文献1)。
ところで、近年、こうしたプリンタでは、携帯性向上の要求が高まってきているため、今まで以上に小型化が進められる傾向にあり、具体的には、持ち運びに便利な携帯用の小型プリンタである、いわゆるモバイルプリンタが知られている。
特開2005−95861号公報
しかしながら、このようなモバイルプリンタは、インクカートリッジが装着された状態でなければ印刷することができないため、該インクカートリッジが該モバイルプリンタの軽量化及び小型化を図るための障害となっていた。このため、モバイルプリンタの軽量化及び小型化を図るべくインクカートリッジの容量を小さくした場合には、インク切れが頻繁に起こり、インクカートリッジを頻繁に交換しなければならないことから、円滑に液体噴射を実行できないという問題があった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、携帯性に優れ且つ円滑に液体噴射を実行できる液体噴射装置、該液体噴射装置と組み合わせ使用される液体噴射付属装置、及びこれらを備えた液体噴射システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、装置本体内に、液体を貯留する噴射液体貯留部と、前記液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記装置本体外から前記噴射液体貯留部に対して前記液体を供給する機能を有する液体供給装置における液体供給用接続口を着脱自在に接続するための液体供給側接続部とを備え、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された状態及び非接続とされた状態の双方の状態において、前記噴射液体貯留部が貯留している前記液体を前記液体噴射ヘッドからターゲットに対して噴射可能に構成され、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合には、前記液体供給装置側から前記噴射液体貯留部に対して、該噴射液体貯留部に貯留される前記液体の液体量が前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態時における想定使用上限量として予め設定された液体量と等しくなるように、所定量の前記液体が供給される。
この発明によれば、液体噴射装置を携帯して使用する場合など単独で使用する場合における想定使用上限量の液体が噴射液体貯留部に貯留されるため、その液体噴射装置の単独での想定使用の範囲内では、噴射液体貯留部への液体の供給(補充)が不要となる。また、その液体噴射装置の単独での想定使用の範囲内では、噴射液体貯留部に必要最低限の量(想定使用上限量)の液体しか貯留されないため、液体噴射装置の軽量化を図ることが可能となる。したがって、携帯性に優れ且つ円滑に液体噴射を実行できる液体噴射装置を提供することが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記噴射液体貯留部の容積が、前記想定使用上限量と対応する大きさであって、該想定使用上限量が、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態から、次に前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続されるまでの間に想定される前記液体の噴射時間に応じた噴射液体量に基づいて設定される。
この発明によれば、噴射液体貯留部の容積を、その液体噴射装置を単独で使用する期間内に想定される液体の噴射時間が解っている場合、その噴射時間に応じた噴射液体量と対応する大きさに設定することで、噴射液体貯留部への液体の補充(供給)を過不足なく良好に行うことが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記噴射液体貯留部の容積が、前記想定使用上限量と対応する大きさであって、該想定使用上限量が、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態から、次に前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続されるまでの間に想定される前記液体が噴射される前記ターゲットの数量に応じた噴射液体量に基づいて設定される。
この発明によれば、噴射液体貯留部の容積を、その液体噴射装置を単独で使用する期間内に液体が噴射されると想定されるターゲットの数量が解っている場合、その数量に応じた噴射液体量と対応する大きさに設定することで、噴射液体貯留部への液体の補充(供給)を過不足なく良好に行うことが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記噴射液体貯留部には、該噴射液体貯留部が前記液体で満たされるまで該液体が供給される。
この発明によれば、噴射液体貯留部が満たされる(満タンになる)まで液体を供給したときの噴射液体貯留部に貯留される液体量を想定使用上限量とすることで、該想定使用上限量の液体を噴射液体貯留部の満タン状態によって容易に管理することが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記噴射液体貯留部には、該噴射液体貯留部に前記液体が直近で充満供給された後において前記液体噴射ヘッドからの液体噴射により消費された液体量の分だけ、該液体が供給される。
この発明によれば、噴射液体貯留部に想定使用上限量の液体を貯留しておくことで、噴射した液体量が想定使用上限量に達していなくても、噴射液体貯留部への液体の供給時には、常に該噴射液体貯留部に想定使用上限量の液体が貯留されるようにすることが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記噴射液体貯留部を複数備えるとともに、該各噴射液体貯留部には互いに異なる種類の液体がそれぞれ貯留される。
この発明によれば、液体噴射装置の単独での使用時において複数種類の液体を過不足なく各々良好に噴射することが可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記想定使用上限量が、前記各噴射液体貯留部にそれぞれ貯留される液体の噴射頻度に基づいて該液体毎に個別に設定され、該液体毎の想定使用上限量に基づいて該各液体とそれぞれ対応する前記噴射液体貯留部の容積が個別に設定される。
この発明によれば、各噴射液体貯留部に液体が貯留されない無駄な余剰スペースが形成されるのを抑制することが可能となる。
本発明の液体噴射付属装置は、装置本体内に、液体を貯留する噴射液体貯留部と、前記液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備え、前記噴射液体貯留部に対して装置本体外から前記液体が供給される状態及び供給されない状態の双方の状態において、前記噴射液体貯留部が貯留している前記液体を前記液体噴射ヘッドからターゲットに対して噴射可能に構成された液体噴射装置と組み合わせ使用され、前記液体噴射装置の装置本体外から前記噴射液体貯留部に対して前記液体を供給する機能を有する液体供給機構を備え、前記液体供給機構における液体供給用接続口が、該液体供給用接続口と対応するように前記液体噴射装置側に設けられた液体供給側接続部に対して着脱可能に構成され、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記噴射液体貯留部に対して、該噴射液体貯留部に貯留される前記液体の液体量が前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態時における想定使用上限量として予め設定された液体量と等しくなるように、所定量の前記液体を供給する。
この発明によれば、液体噴射装置に対して液体供給機構を必要に応じて着脱することが可能となり、液体噴射装置に液体供給機構を常設する必要がなくなる。加えて、液体供給機構により噴射液体貯留部に想定使用上限量の液体が貯留されるように、該液体が供給されるため、該噴射液体貯留部に想定使用上限量を超えた余剰分の液体が供給されるのを抑制することが可能となる。したがって、液体噴射装置の小型化及び軽量化を図ることが可能となり、該液体噴射装置の携帯性を高めることが可能となる。
本発明の液体噴射付属装置は、前記液体供給機構が、前記噴射液体貯留部に供給するための液体を貯留する供給液体貯留部と、前記噴射液体貯留部に連なるように前記液体噴射装置に設けられた液体供給側接続部に対して着脱自在に接続される液体供給用接続口と、該液体供給用接続口側に前記供給液体貯留部側から前記液体を導く液体供給路とを備え、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記供給液体貯留部に貯留された液体を前記噴射液体貯留部に供給する。
この発明によれば、必要に応じて液体供給用接続口を液体噴射装置の液体供給側接続部に接続することにより、供給液体貯留部に貯留された液体を容易に液体噴射装置の噴射液体貯留部に供給することが可能となる。
本発明の液体噴射付属装置は、前記液体供給機構が、前記供給液体貯留部に貯留された液体を加圧することにより前記液体供給路を介して前記液体供給用接続口側に圧送する加圧手段を備えた。
この発明によれば、供給液体貯留部に貯留された液体を迅速に液体噴射装置の噴射液体貯留部に供給することが可能となる。
本発明の液体噴射システムは、上記構成の液体噴射装置と、上記構成の液体噴射付属装置とを備えた。
この発明によれば、液体噴射装置を単独で使用する場合において、噴射液体貯留部に想定使用上限量の液体が貯留されるため、液体噴射装置の想定使用の範囲内では、噴射液体貯留部への液体の供給(補充)が不要となる。このため、噴射液体貯留部への液体の供給頻度が低減されるとともに、該噴射液体貯留部を液体噴射装置の想定使用の範囲内で必要最低限の量の液体が貯留可能な大きさにすることが可能となる。
また、液体噴射装置に対して液体供給機構を必要に応じて着脱することが可能となり、液体噴射装置に液体供給機構を常設する必要がなくなる。加えて、液体供給機構により噴射液体貯留部に想定使用上限量の液体が貯留されるように、該液体が供給されるため、該噴射液体貯留部に想定使用上限量を超えた余剰分の液体が供給されるのを抑制することが可能となる。
したがって、液体噴射装置の小型化及び軽量化を好適に図ることが可能となり、携帯性に優れ且つ円滑に液体噴射を実行できる液体噴射装置を提供することが可能となる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」をいう場合は、特に説明がない限り、図1を基準とした場合の「前後方向」、「上下方向」及び「左右方向」と一致するものとする。
図1に示すように、液体噴射システムとしてのインクジェット式プリンタシステム11は、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ12と、液体噴射付属装置及び液体供給装置としてのインク供給装置13と、インク回収装置14とを備えている。すなわち、インクジェット式プリンタ12の下側には、該インクジェット式プリンタ12に対してインク回収装置14が着脱自在に配置されているとともに、インクジェット式プリンタ12の上側には、該インクジェット式プリンタ12に対してインク供給装置13が着脱自在に配置されている。
インクジェット式プリンタ12、インク供給装置13、及びインク回収装置14は、いずれも略直方体状をなしているとともに、左右の幅及び前後の幅が互いに同じになっている。すなわち、インクジェット式プリンタ12、インク供給装置13、及びインク回収装置14は、これらが組み合わせて使用される場合に各々の前後の両側面及び左右の両側面がそれぞれ互いに面一となるように形成されている。
インクジェット式プリンタ12の前面には、前蓋12aが開閉自在に設けられ、該前蓋12aを開けることで出現する開口からターゲットとしての記録用紙20(図2参照)が排紙されるようになっている。また、インク供給装置13の上面には、上蓋13aが開閉自在に設けられ、該上蓋13aを開けることで出現する開口から該インク供給装置13内のメンテナンスを行うことができるようになっている。
次に、インクジェット式プリンタ12の構成について詳述する。
図2の中央部に示すように、インクジェット式プリンタ12は、四角箱状をなす装置本体としての本体ケース15を備えている。本体ケース15内の左端寄り位置には、本体ケース15内を左右に区画する左側フレーム16が立設されているとともに、左右方向における中央部よりもやや右寄りの位置には、左側フレーム16の高さの半分程度の高さの右側フレーム17が立設されている。
両フレーム16,17間には、プラテン18が架設され、該プラテン18上には、図示しない紙送りローラが設けられている。本体ケース15内において左側フレーム16の左側には、紙送りモータ19が設けられ、該紙送りモータ19は、プラテン18上の紙送りローラに接続されている。そして、この紙送りモータ19の駆動により、紙送りローラが回転されてプラテン18上に記録用紙20が給送されるようになっている。また、本体ケース15内の上下方向における中央部よりもやや上方域において該本体ケース15の右側壁と左側フレーム16との間には、プラテン18の長手方向と平行に、棒状のガイド部材21が架設されている。
ガイド部材21には、キャリッジ22が、該ガイド部材21の軸線方向に往復移動可能に挿通支持されている。キャリッジ22は、本体ケース15内にガイド部材21と沿うように設けられたタイミングベルト23を介して本体ケース15の後壁内面に設けられたキャリッジモータ24に連結されている。そして、キャリッジ22は、キャリッジモータ24の駆動により、ガイド部材21に沿って往復移動されるようになっている。そして、本体ケース15の上壁には、該本体ケース15の内外を貫通する第1長孔15aがキャリッジ22の移動範囲と対応するように形成されている。
キャリッジ22の下面には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド25が搭載され、該記録ヘッド25の下面は、ノズル形成面25aになっている。ノズル形成面25aには複数(本実施形態では4つ)のノズル26が設けられ、これらノズル26毎に圧電素子88(図7参照)が配置されている。また、キャリッジ22における記録ヘッド25の上側には、噴射液体貯留部としてのサブインクタンク27が複数(本実施形態では4つ)左右方向に並設されている。各サブインクタンク27内には、顔料を含む複数色(本実施形態では4色)の液体としてのインクがそれぞれ記録ヘッド25に供給可能に収容されている。
そして、記録ヘッド25にノズル26毎に対応して備えられた圧電素子88の駆動により、各サブインクタンク27から記録ヘッド25へと各インクがそれぞれ供給され、該各インクが各ノズル26からプラテン18上に給送された記録用紙20にそれぞれ噴射されて印刷が行われるようになっている。各サブインクタンク27には、該各サブインクタンク27内のインクが満タンになったことを検出するための満タンセンサ89(図7参照)が設けられている。
また、各サブインクタンク27の容積は、インク供給装置13が装着されていない状態でインクジェット式プリンタ12において印刷を行う場合に、すなわちインクジェット式プリンタ12を携帯して使用する場合など単独で使用する場合に、想定されるインクの使用量(想定使用上限量)の占める体積と等しくなるように設定されている。
本実施形態において、想定使用上限量は、インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲(本実施形態では1日)に合計2時間の印刷を行うものと想定して、2時間の印刷時間(噴射時間)で消費されるインク量に相当するインク量とされている。この場合、2時間の印刷時間に応じたインク量の中には、記録ヘッド25のクリーニングのために、各ノズル26から後述するキャップ29内に各インクを印刷とは無関係にそれぞれ吐出するフラッシングを行う際に消費される分のインク量も含まれている。なお、本実施形態では、各サブインクタンク27の容積は、全て同じになっている。
本体ケース15内の右側フレーム17よりも右端部側に位置する非印刷領域(ホームポジション)には、非印刷時に記録ヘッド25のノズル形成面25a(各ノズル26)を封止するための有底四角箱状のキャップ29が設けられている。キャップ29の底壁の中央部には、該キャップ29の内外を貫通する図示しない排出孔が設けられている。この排出孔には、可撓性材料よりなる排出チューブ30の基端側(上流側)が接続されているとともに、該排出チューブ30の先端側(下流側)は、本体ケース15の底壁に設けられたインク回収側接続部31に接続されている。なお、キャップ29内と排出チューブ30内とは、排出孔を介して連通している。
キャップ29の下側における本体ケース15内の底面上には、一対の四角形状をなす支持板32が排出チューブ30を前後方向に挟んで対抗する両位置に立設されている。両支持板32には、これらの左下部から右上部にかけて延びるように摺動長孔32aがそれぞれ貫通形成されている。キャップ29の下面には、排出チューブ30を左右方向に挟んで対抗する両位置に、下方に向かって延びる左側支持棒33及び右側支持棒34が並設されている。
左側支持棒33及び右側支持棒34は、これらの下端がそれぞれ両摺動長孔32aに挟まれる位置まで真下に向かって真っ直ぐに延びている。すなわち、左側支持棒33は、両摺動長孔32aが傾斜している分だけ右側支持棒34よりも長くなっている。なお、左側支持棒33と右側支持棒34との距離は、両摺動長孔32aの長さよりも短く設定されている。
左側支持棒33及び右側支持棒34の下端は、前後方向に伸びる左側摺動棒33a及び右側摺動棒34aの中央部にそれぞれ接続されている。左側摺動棒33a及び右側摺動棒34aのそれぞれの両端部は、両摺動長孔32a内に、それぞれ該両摺動長孔32a内を摺動可能に挿通支持されている。また、キャップ29の右側面には、L字棒状の誘導部材35の基端部が接続されている。すなわち、誘導部材35は、基端部から右方向へ水平に延びた後、中央部で上方に向かって直角に屈曲され、先端部が記録ヘッド25よりも上側まで達している。
そして、キャリッジ22を非印刷領域に移動させた場合に、該キャリッジ22の右側面が誘導部材35の先端部の左側面に当接し、該誘導部材35がキャップ29とともに右方向に押圧されるようになっている。この押圧作用により、左側摺動棒33a及び右側摺動棒34aのそれぞれの両端部が、両摺動長孔32a内に沿って右上方向に摺動し、この摺動にともなってキャップ29も右上方向に移動され、該キャップ29により記録ヘッド25のノズル形成面25a(各ノズル26)が封止されるようになっている。
なお、キャリッジ22を印刷領域に移動させた場合には、重力により、左側摺動棒33a及び右側摺動棒34aのそれぞれの両端部が、両摺動長孔32a内に沿って左下方向に摺動し、この摺動にともなってキャップ29も左下方向に移動されるようになっている。
本体ケース15内の左端上部には、インクジェット式プリンタ12を単独で使用する場合の電力供給源となる充電池36が設けられ、該充電池36の下側には、制御部82が設けられている。また、本体ケース15の上面の4つのコーナ部には、それぞれ第1凹部15bが形成されているとともに、本体ケース15の下面の4つのコーナ部には、それぞれ第1凸部15cが突出形成されている。
さらに、本体ケース15の上面の左端部には、平板状の充電側接続端子83が突出形成され、本体ケース15の下面の左端部には、平板状の電気接続端子84が突出形成されている。
ここで、インク供給側接続部28及びインク回収側接続部31の構成について詳述する。
図3の下部に示すように、インク供給側接続部28は、サブインクタンク27の上端部に、内部が該サブインクタンク27内と連通するように接続された円筒状の供給接続ケース37を備えている。供給接続ケース37の内周面において、上端部には円環状の供給上側フランジ38が形成されているとともに、下端部には円環状の供給下側フランジ39が形成されている。供給下側フランジ39の上面には、コイルバネ40が配置され、該コイルバネ40の上面には、円板状のインク供給側弁41が配置されている。
このインク供給側弁41の外径は、供給上側フランジ38の内径よりも大きく、かつ供給接続ケース37の内径よりも小さくなるように設定されている。そして、インク供給側弁41は、該インク供給側弁41の上面が供給上側フランジ38の下面に密着するようにコイルバネ40によって付勢されている。したがって、インク供給側弁41によって供給接続ケース37内の通路が閉塞され、供給上側フランジ38がインク供給側弁41の弁座として機能するようになっている。
図5の上部に示すように、インク回収側接続部31は、排出チューブ30の先端(下端)開口部内に、内部が該排出チューブ30内と連通するように密嵌された円筒状の回収接続ケース42を備えている。回収接続ケース42の内周面において、上端部には円環状の回収上側フランジ43が形成されているとともに、下端部には円環状の回収下側フランジ44が形成されている。回収下側フランジ44の上面には、円板状のインク回収側弁45が配置され、該インク回収側弁45の上面と回収上側フランジ43の下面との間には、コイルバネ46が配置されている。
このインク回収側弁45の外径は、回収下側フランジ44の内径よりも大きく、かつ回収接続ケース42の内径よりも小さくなるように設定されている。そして、インク回収側弁45は、該インク回収側弁45の下面が回収下側フランジ44の上面に密着するようにコイルバネ46によって付勢されている。したがって、インク回収側弁45によって回収接続ケース42内の通路が閉塞され、回収下側フランジ44がインク回収側弁45の弁座として機能するようになっている。
次に、インク供給装置13の構成について詳述する。
図2の上部に示すように、インク供給装置13は、四角箱状をなす供給装置ケース50を備えている。供給装置ケース50の底壁には、該供給装置ケース50の内外を貫通する第2長孔50aが、本体ケース15の上壁に形成された第1長孔15aと対応するように形成されている。供給装置ケース50内の上部中央部には、供給液体貯留部としての供給インクタンク51が複数(本実施形態では4つ)左右方向に並設されている。
各供給インクタンク51内には、各サブインクタンク27内にそれぞれ供給するためのインクがそれぞれ収容されている。すなわち、各供給インクタンク51内には、各サブインクタンク27内にそれぞれ収容されているインクに対応した同じ色のインクがそれぞれ収容されている。そして、各供給インクタンク51の上端部には、該各供給インクタンク51内に各インクをそれぞれ補充するための図示しない開閉自在の蓋体が設けられている。
供給装置ケース50内の左端部には、加圧手段としての加圧ポンプ52が設けられている。加圧ポンプ52には、複数(本実施形態では4本)の加圧管53の一端がそれぞれ接続されているとともに、該各加圧管53の他端は、各供給インクタンク51の上端部にそれぞれ接続されている。
供給装置ケース50内の底面上には、第2長孔50aを跨ぐように四角板状の摺動部材54が、該供給装置ケース50内の底面上を該第2長孔50aに沿って摺動自在に配置されている。摺動部材54の下面には、液体供給用接続口としての有底円筒状の複数(本実施形態では4本)のインク供給用接続部材55がインクジェット式プリンタ12のインク供給側接続部28と対応するように左右方向に並設されている。
この場合、各インク供給用接続部材55は、第2長孔50a内に挿通されているとともに、真下に向かって延びている。さらに、この場合、各インク供給用接続部材55の中央部から先端部(下端部)にかけての部位が、供給装置ケース50の下面よりも下側に突出している。そして、第2長孔50aの前後方向の幅は、インク供給用接続部材55の外径よりも大きく、かつ摺動部材54の前後方向の幅よりも小さくなるように設定されている。
各供給インクタンク51の下端部には、可撓性材料よりなるインク供給チューブ56の一端がそれぞれ接続されているとともに、該各インク供給チューブ56の他端は、摺動部材54の上面に接続されている。各インク供給チューブ56内と各インク供給用接続部材55内とは、該各インク供給チューブ56及び該各インク供給用接続部材55と対応するように摺動部材54内にそれぞれ形成された4つの挿通路54aを介してそれぞれ連通している。
なお、本実施形態では、各インク供給チューブ56、各インク供給用接続部材55、及び挿通路54aにより液体供給路が構成され、該液体供給路、各供給インクタンク51、各加圧管53、及び加圧ポンプ52により液体供給機構が構成されている。
供給装置ケース50の下面の4つのコーナ部には、インク供給装置13をインクジェット式プリンタ12上に配置する際に、本体ケース15の各第1凹部15bにそれぞれ対応して該各第1凹部15bに挿入される第2凸部50bが下方に向かってそれぞれ突出形成されている。
供給装置ケース50内の左端下部には、充電器57が設けられている。充電器57には、供給装置ケース50の左側壁に設けられた図示しない貫通孔に通された電源コード58の一端が接続され、該電源コード58の他端には、プラグ59が設けられている。そして、プラグ59を図示しないコンセント(電源)に差し込むことで充電器57に電力が供給されるようになっている。また、供給装置ケース50の下面の左端部には、本体ケース15の上面に設けられた充電側接続端子83と対応するように、平板状の充電用接続端子85が突出形成されている。
そして、インク供給装置13をインクジェット式プリンタ12上に配置した際に、充電側接続端子83と充電用接続端子85とが接触することで、インク供給装置13とインクジェット式プリンタ12とが電気的に接続されるようになっている。なお、各第1凹部15b及び各第2凸部50bは、インク供給装置13をインクジェット式プリンタ12上に位置決め配置するための位置決め手段を構成している。
ここで、インク供給用接続部材55の構成について詳述する。
図3の上部に示すように、インク供給用接続部材55は、有底円筒状の挿入本体60を備えている。挿入本体60の外径は、供給接続ケース37内に設けられた供給上側フランジ38の内径よりも僅かに小さく設定され、該挿入本体60の下端面は、円錐状をなしている。挿入本体60の下端部における周壁には、該周壁を貫通するように互いに対向する一対の供給孔61が形成されている。挿入本体60の外周面上における両供給孔61よりも上側には、円環状の外側フランジ62が設けられている。
挿入本体60の外周面上には、両供給孔61を塞ぐように円筒状のインク供給用弁63が該挿入本体60の外周面上を摺動可能に密着され、該インク供給用弁63は、コイルバネ64を介して外側フランジ62に連結支持されている。すなわち、インク供給用弁63の上端面と外側フランジ62の下面とがコイルバネ64を介して連結されている。なお、インク供給用弁63の外径は、供給接続ケース37内に設けられた供給上側フランジ38の内径よりも大きく、かつ供給接続ケース37の内径よりも小さく設定されている。
次に、インク回収装置14の構成について詳述する。
図2の下部に示すように、インク回収装置14は、四角箱状をなす回収装置ケース70を備えている。回収装置ケース70の上壁における右端部には、有底円筒状のインク回収用接続部材71がインクジェット式プリンタ12のインク回収側接続部31と対応するように貫設されている。この場合、インク回収用接続部材71の上端部は、回収装置ケース70の上面よりも上側に突出している。
回収装置ケース70内の底面上における中央部から左端部にかけての位置には、回収したインクを収容するための上端が開口した四角箱状の回収容器72が配設されている。回収容器72内には、回収したインクを吸収保持するためのインク吸収材73が充填されている。インク吸収材73の右上端部には、該インク吸収材73の一部を断面L字状に切り欠いてなる切欠凹部73aが形成されている。
インク回収用接続部材71の下端には、可撓性材料よりなるインク回収チューブ74の一端が接続され、該インク回収チューブ74の他端は、回収容器72内におけるインク吸収材73の切欠凹部73a上に挿入されている。インク回収チューブ74におけるインク回収用接続部材71側の部分の途中位置には、チューブポンプ75が設けられ、該チューブポンプ75の駆動により、インク回収用接続部材71側から回収容器72側に向かってインクが吸引されるようになっている。
回収装置ケース70の上面の4つのコーナ部には、インクジェット式プリンタ12をインク回収装置14上に配置する際に、本体ケース15の各第1凸部15cにそれぞれ対応して該各第1凸部15cが挿入される第2凹部70aが形成されている。さらに、回収装置ケース70の上面の左端部には、本体ケース15の下面に設けられた電気接続端子84と対応するように、電気接続端子86が突出形成されている。また、回収装置ケース70内の左上部には、インク回収装置14の電力供給源となる充電池76が設けられている。
そして、インク供給装置13をインクジェット式プリンタ12上に配置するとともに、該インクジェット式プリンタ12をインク回収装置14上に配置した際に、インク供給装置13、インクジェット式プリンタ12、及びインク回収装置14が互いに電気的に接続されるようになっている。なお、各第1凸部15c及び各第2凹部70aは、インクジェット式プリンタ12をインク回収装置14上に位置決め配置するための位置決め手段を構成している。
ここで、インク回収用接続部材71の構成について詳述する。
図5の下部に示すように、インク回収用接続部材71は、有底円筒状の挿入本体77を備えている。挿入本体77の外径は、回収接続ケース42内に設けられた回収下側フランジ44の内径よりも僅かに小さく設定され、該挿入本体77の上端面は、円錐状をなしている。挿入本体77の上端部における周壁には、該周壁を貫通するように互いに対向する一対の回収孔78が形成されている。挿入本体77の外周面上における両回収孔78よりも下側には、円環状の外側フランジ79が設けられている。
挿入本体77の外周面上には、両回収孔78を塞ぐように円筒状のインク回収用弁80が該挿入本体77の外周面上を摺動可能に密着され、該インク回収用弁80は、コイルバネ81を介して外側フランジ79に連結支持されている。すなわち、インク回収用弁80の下端面と外側フランジ79の上面とがコイルバネ81を介して連結されている。なお、インク回収用弁80の外径は、回収接続ケース42内に設けられた回収下側フランジ44の内径よりも大きく、かつ回収接続ケース42の内径よりも小さく設定されている。
次に、インク供給装置13をインクジェット式プリンタ12上に配置するとともに、該インクジェット式プリンタ12をインク回収装置14上に配置した際のインクジェット式プリンタシステム11の電気的構成について説明する。
図7に示すように、充電器57は、加圧ポンプ52、充電池36、及び充電池76と電気的に接続され、該充電器57により、充電池36及び充電池76の充電が行われるとともに、加圧ポンプ52に対して駆動電力が供給されるようになっている。充電池76は、チューブポンプ75と電気的に接続され、該充電池76により該チューブポンプ75に対して駆動電力が供給されるようになっている。
充電池36は、制御部82、キャリッジモータ24、紙送りモータ19、圧電素子88、及び満タンセンサ89と電気的に接続され、該充電池36により、これら制御部82、キャリッジモータ24、紙送りモータ19、圧電素子88、及び満タンセンサ89に対して駆動電力が供給されるようになっている。
制御部82は、加圧ポンプ52、キャリッジモータ24、紙送りモータ19、及び圧電素子88と電気的に接続され、該制御部82により、これら加圧ポンプ52、キャリッジモータ24、紙送りモータ19、及び圧電素子88が駆動制御されるようになっている。また、制御部82は、満タンセンサ89と電気的に接続され、該満タンセンサ89から入力される信号に基づいて、各サブインクタンク27が満タンになったことを認識するようになっている。
次に、本実施形態のインクジェット式プリンタシステム11が実行するインク供給処理ルーチンについて図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
さて、制御部82が加圧ポンプ52を駆動させる(ステップS1)と、サブインクタンク27内にインクが供給される。次に、制御部82は、満タンセンサ89から入力される信号に基づいてサブインクタンク27内がインクで満タンになった否かを判断する(ステップS2)。ステップS2で否定判定の場合、制御部82は、再びステップS2の処理を実行する。ステップS2で肯定判定の場合、制御部82は、加圧ポンプ52を停止させる(ステップS3)。すると、サブインクタンク27内にインクが供給されなくなる。その後、制御部82は、インク供給処理ルーチンを終了する。
次に、本実施形態のインクジェット式プリンタシステム11の作用について説明する。
さて、インクジェット式プリンタシステム11を据え置き状態で使用する場合には、まず、インク回収装置14上にインクジェット式プリンタ12を配置して該インクジェット式プリンタ12の下側に該インク回収装置14を装着する。このとき、各第2凹部70aに各第1凸部15cが挿入されることで、インクジェット式プリンタ12に対してインク回収装置14の位置決めがなされる。この位置決めにより、インク回収側接続部31がインク回収用接続部材71に確実に押しつけられて、該インク回収側接続部31と該インク回収用接続部材71とが円滑に接続される。
すなわち、インク回収側接続部31とインク回収用接続部材71とが接続されていない状態(図5に示す状態)から、該インク回収側接続部31が該インク回収用接続部材71に押しつけられると、インク回収側弁45が挿入本体77によりコイルバネ46の付勢力に抗して上方に押し上げられる。これと同時に、インク回収用弁80が回収下側フランジ44によりコイルバネ46の付勢力に抗して下方に押し下げられる。
これにより、インク回収側弁45及びインク回収用弁80が開放された状態でインク回収側接続部31とインク回収用接続部材71とが接続され(図6参照)、キャップ29内、排出チューブ30内、インク回収側接続部31内、インク回収用接続部材71内、及びインク回収チューブ74内が互いに連通した状態となる。
また、インクジェット式プリンタ12の下側にインク回収装置14を装着すると、電気接続端子86と電気接続端子84とが接触し、この接触によりインクジェット式プリンタ12とインク回収装置14とが電気的に接続される。
続いて、インクジェット式プリンタ12上にインク供給装置13を配置して該インクジェット式プリンタ12の上側に該インク供給装置13を装着する。このとき、各第1凹部15bに各第2凸部50bが挿入されることで、インクジェット式プリンタ12に対してインク供給装置13の位置決めがなされる。この位置決めにより、各インク供給側接続部28に各インク供給用接続部材55がそれぞれ確実に押しつけられて、該各インク供給側接続部28と該各インク供給用接続部材55とがそれぞれ円滑に接続される。
すなわち、各インク供給側接続部28と各インク供給用接続部材55とがそれぞれ接続されていない状態(図3に示す状態)から、該各インク供給用接続部材55が該各インク供給側接続部28に押しつけられると、インク供給側弁41が挿入本体60によりコイルバネ40の付勢力に抗して下方に押し下げられる。これと同時に、インク供給用弁63が供給上側フランジ38によりコイルバネ64の付勢力に抗して上方に押し上げられる。
これにより、インク供給側弁41及びインク供給用弁63が開放された状態で各インク供給側接続部28と各インク供給用接続部材55とがそれぞれ接続される(図4参照)。したがって、各供給インクタンク51内、各インク供給チューブ56内、各挿通路54a内、各インク供給用接続部材55内、各インク供給側接続部28内、及び各サブインクタンク27内がそれぞれ互いに連通した状態となる。
また、インクジェット式プリンタ12の上側にインク供給装置13を装着すると、充電側接続端子83と充電用接続端子85とが接触し、この接触によりインクジェット式プリンタ12とインク供給装置13とが電気的に接続される。この結果、インクジェット式プリンタ12、インク供給装置13、及びインク回収装置14が互いに電気的に接続される。
そして、プラグ59を図示しないコンセント(電源)に差し込むと、充電器57に電力が供給されることで、充電池36及び充電池76の充電が行われるとともにインクジェット式プリンタシステム11全体に電力が供給される。そして、加圧ポンプ52が駆動されると、各供給インクタンク51内のインクが加圧されて、各サブインクタンク27内にインクがそれぞれ補充(供給)される。このとき、各サブインクタンク27内がインクで満タンになるまで該各サブインクタンク27内にインクが供給される。
これにより、インクジェット式プリンタシステム11は、据え置き状態で使用することが可能となる。そして、インクジェット式プリンタ12が記録用紙20に印刷を行って各サブインクタンク27内のインクが消費された場合には、加圧ポンプ52が駆動されることにより各供給インクタンク51内のインクが加圧されて、速やかに各サブインクタンク27内がインクで満たされる。したがって、インクジェット式プリンタ12は、常に、各サブインクタンク27内がインクで満タンにされた状態になっている。
また、記録ヘッド25のクリーニングを行う場合には、まず、キャリッジ22を非印刷領域に移動させる。すると、記録ヘッド25のノズル形成面25a(各ノズル26)がキャップ29により封止される。この状態で、チューブポンプ75を駆動すると、キャップ29内が減圧され、各ノズル26内の増粘したインクや気泡が該キャップ29内から回収容器72に向かって吸引されて該回収容器72内に回収される。回収容器72内に回収されたインクは、インク吸収材73によって吸収保持され、その後、該インクの一部が回収容器72の上端開口から蒸発する。
次に、インクジェット式プリンタ12を携帯用のプリンタとして単独で使用する場合には、まず、プラグ59を図示しないコンセント(電源)から引き抜くとともに、インクジェット式プリンタ12からインク供給装置13を脱着する。これにより、各インク供給側接続部28と各インク供給用接続部材55との接続状態がそれぞれ解除される。
すなわち、各インク供給側接続部28から各インク供給用接続部材55がそれぞれ引き抜かれると、コイルバネ40の付勢力によりインク供給側弁41が供給上側フランジ38の下面に圧接されて該インク供給側弁41により各インク供給側接続部28が閉塞される。これと同時に、インク供給用弁63がコイルバネ64の付勢力により下方に押し下げられ、両供給孔61が該インク供給用弁63によって閉塞される。したがって、各サブインクタンク27内のインクの各インク供給側接続部28を介した外部への蒸発が抑制されるとともに、各供給インクタンク51内のインクの両供給孔61からの外部への漏れが抑制される。
続いて、インクジェット式プリンタ12からインク回収装置14を脱着すると、インク回収側接続部31とインク回収用接続部材71との接続状態が解除される。すなわち、インク回収側接続部31からインク回収用接続部材71が引き抜かれると、コイルバネ46の付勢力によりインク回収側弁45が回収下側フランジ44の上面に圧接されて該インク回収側弁45によりインク回収側接続部31が閉塞される。これと同時に、インク回収用弁80がコイルバネ81の付勢力により上方に押し上げられ、両回収孔78が該インク回収用弁80によって閉塞される。したがって、キャップ29内のインクのインク回収側接続部31を介した外部への漏れが抑制されるとともに、両回収孔78からのインク回収用接続部材71内へのゴミ等の異物の侵入が抑制される。
このように、インクジェット式プリンタ12は、充電池36が充電されているとともに、各サブインクタンク27内にそれぞれインクが残存している限り、該インクジェット式プリンタ12からインク供給装置13及びインク回収装置14を脱着することで、小型の携帯用プリンタとして単独で使用することが可能となる。
この場合、インクジェット式プリンタ12からインク供給装置13及びインク回収装置14が脱着された直後は、各サブインクタンク27内に、想定使用上限量のインクが貯留された状態、すなわち各サブインクタンク27内がインクで満タンにされた状態になっている。このため、インクジェット式プリンタ12にインク供給装置13を装着して行われる各サブインクタンク27へのインクの補充(供給)は、1日(2時間分の印刷)単位で行うようにすればよい。
また、直近で各サブインクタンク27がインクで満タンにされた後、インクジェット式プリンタ12の印刷を単独で1時間行っただけで各サブインクタンク27にインクを再び供給する場合、このとき供給されるインク量は、1時間分の印刷で消費されたインク量に相当するインク量となる。すなわち、印刷で消費された分量のインクだけが各サブインクタンク27に補充(供給)されて、該各サブインクタンク27が再び満タンにされる。
なお、インクジェット式プリンタ12を単独で使用する場合の記録ヘッド25のクリーニングは、各ノズル26からキャップ29内に各インクを印刷とは無関係にそれぞれ吐出するフラッシングによって行われる。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)インクジェット式プリンタ12を単独で使用する場合において、サブインクタンク27内に想定使用上限量(2時間の印刷時間に相当するインク量)のインクが貯留されているため、インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲(1日)内では、サブインクタンク27へのインクの供給(補充)が不要となる。
また、インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲(1日)内では、サブインクタンク27に必要最低限の量(想定使用上限量)のインクしか貯留されないため、インクジェット式プリンタ12の軽量化を図ることができる。
したがって、携帯性に優れ且つ円滑に印刷を行うことができるインクジェット式プリンタ12を提供することができる。
(2)サブインクタンク27の容積が、インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲(1日)内に想定される印刷時間(2時間)で消費されるインク量分の体積と同じ大きさに設定されているため、サブインクタンク27へのインクの補充(供給)を1日単位という少ない頻度で行うようにすることができる。
(3)サブインクタンク27が満タンになるまでインクを供給したときの該サブインクタンク27に貯留されるインク量が想定使用上限量であるため、想定使用上限量のインクをサブインクタンク27の満タン状態によって容易に管理することができる。
(4)直近でサブインクタンク27がインクで満タンにされた後には、印刷により消費されたインク量の分だけサブインクタンク27にインクが供給される。このため、インクジェット式プリンタ12の単独での印刷によって任意の量のインクが消費されたとしても、サブインクタンク27へのインクの供給時には、常に該サブインクタンク27に想定使用上限量のインクが確実に貯留されるようにすることができる。
(5)インクジェット式プリンタ12は、サブインクタンク27を4つ備えているとともに、該各サブインクタンク27には互いに異なる色のインクがそれぞれ貯留されているため、4色のインクで印刷を行うことができる。
(6)インクジェット式プリンタ12に対してインク供給装置13を必要に応じて着脱することができるため、インクジェット式プリンタ12に液体供給機構を常設する必要がなくなる。加えて、インクジェット式プリンタ12に対してインク供給装置13を装着した場合には、サブインクタンク27に想定使用上限量のインクが貯留されるようにインクが供給されるため、該サブインクタンク27に想定使用上限量を超えた余剰分のインクが供給されなくなる。
したがって、インクジェット式プリンタ12の小型化及び軽量化を図ることができ、該インクジェット式プリンタ12の携帯性を高めることができる。
(7)インク供給側接続部28にインク供給用接続部材55が接続された場合に、各供給インクタンク51に貯留された各インクがそれぞれ各サブインクタンク27に供給されるため、各供給インクタンク51に貯留された各インクをそれぞれ各サブインクタンク27に容易に供給することができる。
(8)加圧ポンプにより供給インクタンク51に貯留されたインクを加圧することで、該インクをインク供給用接続部材55側に圧送することができる。このため、供給インクタンク51に貯留されたインクを迅速にサブインクタンク27に供給することができる。
(9)インクジェット式プリンタシステム11は、インク供給装置13及びインク回収装置14が1台ずつあれば、複数台のインクジェット式プリンタ12に対してインクの供給及びインクの回収を順次行うことができる。例えば、4人家族全員がインクジェット式プリンタシステム11を購入したい場合には、家族のうちの一人がインクジェット式プリンタシステム11を購入すれば、他の3人はインクジェット式プリンタ12のみを購入すればよいので、ユーザの経済的な負担を軽減することができる。
(10)また、インク供給装置13及びインク回収装置14を複数台のインクジェット式プリンタ12に対して同時にインクの供給及びインクの回収を行うことができるように構成すれば、これらインク供給装置13及びインク回収装置14を町中の店頭等に設置することで、インクジェット式プリンタ12を使用する際におけるユーザの利便性を高めることができる。すなわち、ユーザは、インクジェット式プリンタ12へのインクの供給及びインクジェット式プリンタ12からのインクの回収を外出先でも容易に行うことができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲を、1日以外に3日、あるいは1週間など任意の期間にしてもよい。この場合、設定した想定使用の範囲に何時間の印刷を行うかを想定し、その印刷時間に応じたインク量が想定使用上限量とされる。
・想定使用上限量は、インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲(1日)に合計4時間、8時間、あるいは任意の時間(24時間以下)の印刷を行うものと想定して、4時間、8時間、あるいは任意の時間(24時間以下)の印刷時間に応じたインク量としてもよい。
・サブインクタンク27の容積の全部がインクで満たされなくても、満タンセンサ89が満タン状態を検出するようにしてもよい。例えば、サブインクタンク27の容積の8割がインクで満たされた場合に満タンセンサ89が満タン状態を検出するようにしてもよい。
・サブインクタンク27の容積を、インクジェット式プリンタ12の想定使用の範囲(1日)内に想定される記録用紙20の印刷枚数(例えばA4サイズで100枚)に応じたインク量分の体積と同じ大きさに設定してもよい。このようにしても、サブインクタンク27へのインクの補充(供給)を1日単位という少ない頻度で行うようにすることができる。
・インクジェット式プリンタ12の各サブインクタンク27にそれぞれ貯留されているインク毎の使用頻度に基づいて該インクの想定使用上限量を個別に設定し、該各想定使用上限量に基づいて各インクをそれぞれ貯留するサブインクタンク27の容積を個別に設定するようにしてもよい。この場合、使用(消費)されやすいインクが貯留されるサブインクタンク27の容量は、使用(消費)されにくいインクが貯留されるサブインクタンク27の容量よりも大きくなる。
このようにすれば、各サブインクタンク27にインクが貯留されない無駄な余剰スペースが形成されるのを抑制することができ、各インクを効率よく消費することができる。なお、サブインクタンク27の容量変更に伴ってサブインクタンク27の大きさを変更する場合には、サブインクタンク27の高さを調節するのではなく、左右方向の幅を調節する方が好ましい。なぜなら、インクジェット式プリンタ12の本体ケース15を大きくしないで済むからである。
・図9に示すように、満タンセンサ89を省略し、各インク供給側接続部28に各サブインクタンク27へ供給されるインクの供給量を計測するための流量計87をそれぞれ設けるようにしてもよい。この場合、予め実験等により求めた圧電素子88の1回の駆動あたりのインクの吐出量を制御部82に記憶させておき、該制御部82が、圧電素子88の駆動回数をカウントするとともに、圧電素子88の1回の駆動あたりのインクの吐出量と圧電素子88の駆動回数とを乗じることで、印刷で消費されたインク量を容易に求めることができる。そして、この求められたインク量のインクが各サブインクタンク27に補充(供給)されるように、制御部82が流量計87からの入力信号に基づいて所定時間だけ加圧ポンプ52を駆動制御することで、各サブインクタンク27を満タンにすることができる。
・インクジェット式プリンタ12の充電池36を省略し、電源コードによって電源コンセントから該インクジェット式プリンタ12に電力が供給されるようにしてもよい。
・インクジェット式プリンタシステム11は、インク回収装置14に充電装置を設けて、該充電装置によってインクジェット式プリンタ12の充電池36が充電されるように構成してもよい。
・インクジェット式プリンタシステム11は、インクジェット式プリンタ12とインク回収装置14とを一体に形成してもよい。
・インクジェット式プリンタ12において、キャップ29とは別に、フラッシング用キャップをプラテン18の印刷に使用されない左端部に設けてもよい。この場合、インクジェット式プリンタ12とインク回収装置14とを接続した際に、フラッシング用キャップに溜まったインクが回収容器72に回収されるようにすることが好ましい。
・インクジェット式プリンタシステム11は、インクジェット式プリンタ12とインク供給装置13との組み合わせのみの構成としてもよい。すなわち、インクジェット式プリンタシステム11は、インク回収装置14を省略してもよい。
・インク供給装置13とインク回収装置14とを一体に構成してもよい。
・加圧ポンプ52を省略してもよい。
・上記実施形態では、液体噴射システムをインクジェット式プリンタシステム11として具体化したが、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造や、有機ELディスプレイ等の画素形成に利用される液体噴射システムであってもよい。
実施形態のインクジェット式プリンタシステムの斜視図。 図1の分解断面図。 インク供給用接続部材とインク供給側接続部との非接続状態を示す要部拡大断面図。 インク供給用接続部材とインク供給側接続部との接続状態を示す要部拡大断面図。 インク回収用接続部材とインク回収側接続部との非接続状態を示す要部拡大斜視図。 インク回収用接続部材とインク回収側接続部との接続状態を示す要部拡大斜視図。 実施形態のインクジェット式プリンタシステムのブロック図。 実施形態のインク供給処理ルーチンのフローチャート。 変更例のインクジェット式プリンタシステムのブロック図。
符号の説明
11…液体噴射システムとしてのインクジェット式プリンタシステム、12…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、13…液体供給装置及び液体噴射付属装置としてのインク供給装置、15…装置本体としての本体ケース、20…ターゲットとしての記録用紙、25…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、27…噴射液体貯留部としてのサブインクタンク、28…液体供給側接続部としてのインク供給側接続部、51…液体供給機構を構成する供給液体貯留部としての供給インクタンク、52…液体供給機構を構成する加圧手段としての加圧ポンプ、53…液体供給機構を構成する加圧管、54a…液体供給路及び液体供給機構を構成する挿通路、55…液体供給路及び液体供給機構を構成する液体供給用接続口としてのインク供給用接続部材、56…液体供給路及び液体供給機構を構成するインク供給チューブ。

Claims (11)

  1. 装置本体内に、液体を貯留する噴射液体貯留部と、前記液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記装置本体外から前記噴射液体貯留部に対して前記液体を供給する機能を有する液体供給装置における液体供給用接続口を着脱自在に接続するための液体供給側接続部とを備え、
    前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された状態及び非接続とされた状態の双方の状態において、前記噴射液体貯留部が貯留している前記液体を前記液体噴射ヘッドからターゲットに対して噴射可能に構成され、
    前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合には、前記液体供給装置側から前記噴射液体貯留部に対して、該噴射液体貯留部に貯留される前記液体の液体量が前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態時における想定使用上限量として予め設定された液体量と等しくなるように、所定量の前記液体が供給されることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記噴射液体貯留部の容積は、前記想定使用上限量と対応する大きさであって、該想定使用上限量は、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態から、次に前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続されるまでの間に想定される前記液体の噴射時間に応じた噴射液体量に基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記噴射液体貯留部の容積は、前記想定使用上限量と対応する大きさであって、該想定使用上限量は、前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態から、次に前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続されるまでの間に想定される前記液体が噴射される前記ターゲットの数量に応じた噴射液体量に基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記噴射液体貯留部には、該噴射液体貯留部が前記液体で満たされるまで該液体が供給されることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記噴射液体貯留部には、該噴射液体貯留部に前記液体が直近で充満供給された後において前記液体噴射ヘッドからの液体噴射により消費された液体量の分だけ、該液体が供給されることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記噴射液体貯留部を複数備えるとともに、該各噴射液体貯留部には互いに異なる種類の液体がそれぞれ貯留されることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  7. 前記想定使用上限量は、前記各噴射液体貯留部にそれぞれ貯留される液体の噴射頻度に基づいて該液体毎に個別に設定され、該液体毎の想定使用上限量に基づいて該各液体とそれぞれ対応する前記噴射液体貯留部の容積が個別に設定されることを特徴とする請求項6に記載の液体噴射装置。
  8. 装置本体内に、液体を貯留する噴射液体貯留部と、前記液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備え、前記噴射液体貯留部に対して装置本体外から前記液体が供給される状態及び供給されない状態の双方の状態において、前記噴射液体貯留部が貯留している前記液体を前記液体噴射ヘッドからターゲットに対して噴射可能に構成された液体噴射装置と組み合わせ使用される液体噴射付属装置であって、
    前記液体噴射装置の装置本体外から前記噴射液体貯留部に対して前記液体を供給する機能を有する液体供給機構を備え、
    前記液体供給機構における液体供給用接続口が、該液体供給用接続口と対応するように前記液体噴射装置側に設けられた液体供給側接続部に対して着脱可能に構成され、
    前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記噴射液体貯留部に対して、該噴射液体貯留部に貯留される前記液体の液体量が前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が非接続とされた状態時における想定使用上限量として予め設定された液体量と等しくなるように、所定量の前記液体を供給することを特徴とする液体噴射付属装置。
  9. 前記液体供給機構は、前記噴射液体貯留部に供給するための液体を貯留する供給液体貯留部と、前記噴射液体貯留部に連なるように前記液体噴射装置に設けられた液体供給側接続部に対して着脱自在に接続される液体供給用接続口と、該液体供給用接続口側に前記供給液体貯留部側から前記液体を導く液体供給路とを備え、
    前記液体供給側接続部に前記液体供給用接続口が接続された場合に、前記供給液体貯留部に貯留された液体を前記噴射液体貯留部に供給することを特徴とする請求項8に記載の液体噴射付属装置。
  10. 前記液体供給機構は、前記供給液体貯留部に貯留された液体を加圧することにより前記液体供給路を介して前記液体供給用接続口側に圧送する加圧手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載の液体噴射付属装置。
  11. 請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置と、請求項8〜請求項10のうちいずれか一項に記載の液体噴射付属装置とを備えたことを特徴とする液体噴射システム。
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