JPH06210865A - インクカートリッジ及びこれの使用方法 - Google Patents
インクカートリッジ及びこれの使用方法Info
- Publication number
- JPH06210865A JPH06210865A JP5022093A JP2209393A JPH06210865A JP H06210865 A JPH06210865 A JP H06210865A JP 5022093 A JP5022093 A JP 5022093A JP 2209393 A JP2209393 A JP 2209393A JP H06210865 A JPH06210865 A JP H06210865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- cartridge
- supply
- print head
- ink tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 供給インクの消費及び排インクの回収に伴う
交換作業の簡略化を図りながら、設置スペースをコンパ
クトにすることができ、しかも、インク残量を正確に確
認することができるようにする。 【構成】 幅狭の縦長直方体形状に形成され且つカート
リッジ受け部１に縦置き配置される縦型ケーシング３を
有し、この縦型ケーシング３には、上端部に大気連通孔
５が開設され且つ下端部にインク導出孔６が開設されて
印字ヘッド７への供給インク８を貯留する供給インクタ
ンク部４と、内部に吸収部材１０が収容されて印字ヘッ
ド７からの排インクをインク導入孔１１を通じて回収す
る排インクタンク部９とを一体的に具備させ、少なくと
も縦型ケーシング３のカートリッジ受け部１の反対側に
位置する背面部のうち供給インクタンク部４に面した部
分を透明部材１２で構成する。
交換作業の簡略化を図りながら、設置スペースをコンパ
クトにすることができ、しかも、インク残量を正確に確
認することができるようにする。 【構成】 幅狭の縦長直方体形状に形成され且つカート
リッジ受け部１に縦置き配置される縦型ケーシング３を
有し、この縦型ケーシング３には、上端部に大気連通孔
５が開設され且つ下端部にインク導出孔６が開設されて
印字ヘッド７への供給インク８を貯留する供給インクタ
ンク部４と、内部に吸収部材１０が収容されて印字ヘッ
ド７からの排インクをインク導入孔１１を通じて回収す
る排インクタンク部９とを一体的に具備させ、少なくと
も縦型ケーシング３のカートリッジ受け部１の反対側に
位置する背面部のうち供給インクタンク部４に面した部
分を透明部材１２で構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、供給インクタンク部
と排インクタンク部とが一体化されたインクカートリッ
ジ及びこれの使用方法に関する。
と排インクタンク部とが一体化されたインクカートリッ
ジ及びこれの使用方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、インクジェット記録装置におい
ては、供給インクタンクから印字ヘッドへ供給される全
てのインクを印字用に使用するのではなく、その一部を
排インクとして回収することが必要になる。すなわち、
排インクを回収する場合としては大きく二つあり、その
一つは、印字ヘッドのノズルが乾燥等により目詰まりを
起こしたような場合で、乾燥部を外部より吸引除去する
際に必然的に排インクを同時に回収してしまうのであ
り、他の一つは、供給インクタンクから印字ヘッドへ至
るインク供給路中に気泡が混入したような場合で、気泡
を含んだインクが印字不良の原因につながる関係上、気
泡を含んだ排インクをインク供給路外に強制的に排出さ
せることが必要になる。このような要請下において、イ
ンクジェット記録装置には通常排インクが回収される排
インクタンクが設けられる。
ては、供給インクタンクから印字ヘッドへ供給される全
てのインクを印字用に使用するのではなく、その一部を
排インクとして回収することが必要になる。すなわち、
排インクを回収する場合としては大きく二つあり、その
一つは、印字ヘッドのノズルが乾燥等により目詰まりを
起こしたような場合で、乾燥部を外部より吸引除去する
際に必然的に排インクを同時に回収してしまうのであ
り、他の一つは、供給インクタンクから印字ヘッドへ至
るインク供給路中に気泡が混入したような場合で、気泡
を含んだインクが印字不良の原因につながる関係上、気
泡を含んだ排インクをインク供給路外に強制的に排出さ
せることが必要になる。このような要請下において、イ
ンクジェット記録装置には通常排インクが回収される排
インクタンクが設けられる。
【０００３】ところが、排インクは供給インクタンク内
のインクの消費に伴って増加するものであるため、かな
り大型の排インクタンクを用いたとしても、永久に使用
することはできず、供給インクタンクと同様に、排イン
クタンクも交換することが必要になる。このような状況
下において、供給インク貯留用の供給インクタンク部
と、排インク回収用の排インクタンク部とを一体化した
インクカートリッジが既に提供されており、供給インク
が消費された時点でインクカートリッジを交換すること
により、回収された排インクをも同時に処理できるよう
にしたものがある（特公平３−６４３１２号）。
のインクの消費に伴って増加するものであるため、かな
り大型の排インクタンクを用いたとしても、永久に使用
することはできず、供給インクタンクと同様に、排イン
クタンクも交換することが必要になる。このような状況
下において、供給インク貯留用の供給インクタンク部
と、排インク回収用の排インクタンク部とを一体化した
インクカートリッジが既に提供されており、供給インク
が消費された時点でインクカートリッジを交換すること
により、回収された排インクをも同時に処理できるよう
にしたものがある（特公平３−６４３１２号）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のインクカートリッジにおいては、特に供給インク
タンク部内のインク面位置と印字ヘッドのノズル面位置
との変動を少なくし、印字ヘッドのインク吐出性能の均
一化を図るという観点から、幅狭の横長直方体形状の供
給インクタンク部が形成されたインクカートリッジを横
置き配置するようにしたものが用いられていた。このた
め、例えばカラーインクジェット記録装置にあっては、
複数の色系統のインクが夫々収容された複数のインクカ
ートリッジを用いることが必要になるため、横置きタイ
プのインクカートリッジの設置スペースが必然的に嵩
み、その分、装置自体が大型化してしまうという技術的
課題が生ずる。また、上述したインクカートリッジの供
給インクタンク部は内部に袋状パックを内蔵し、この袋
状パックにインクを収容するようにしているため、袋状
パック内のインクの残量を容易に確認することができ
ず、インクカートリッジの交換時期を正確に判断するこ
とが困難であった。
従来のインクカートリッジにおいては、特に供給インク
タンク部内のインク面位置と印字ヘッドのノズル面位置
との変動を少なくし、印字ヘッドのインク吐出性能の均
一化を図るという観点から、幅狭の横長直方体形状の供
給インクタンク部が形成されたインクカートリッジを横
置き配置するようにしたものが用いられていた。このた
め、例えばカラーインクジェット記録装置にあっては、
複数の色系統のインクが夫々収容された複数のインクカ
ートリッジを用いることが必要になるため、横置きタイ
プのインクカートリッジの設置スペースが必然的に嵩
み、その分、装置自体が大型化してしまうという技術的
課題が生ずる。また、上述したインクカートリッジの供
給インクタンク部は内部に袋状パックを内蔵し、この袋
状パックにインクを収容するようにしているため、袋状
パック内のインクの残量を容易に確認することができ
ず、インクカートリッジの交換時期を正確に判断するこ
とが困難であった。
【０００５】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ために為されたものであって、供給インクの消費及び排
インクの回収に伴う交換作業の簡略化を図りながら、設
置スペースをコンパクトにすることができ、しかも、イ
ンク残量を正確に確認することができるインクカートリ
ッジ及びこれの使用方法を提供するものである。
ために為されたものであって、供給インクの消費及び排
インクの回収に伴う交換作業の簡略化を図りながら、設
置スペースをコンパクトにすることができ、しかも、イ
ンク残量を正確に確認することができるインクカートリ
ッジ及びこれの使用方法を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図１（ａ）に示すように、カートリッジ受け部１に着脱
自在に装着されるインクカートリッジ２であって、幅狭
の縦長直方体形状に形成され且つカートリッジ受け部１
に縦置き配置される縦型ケーシング３を有し、この縦型
ケーシング３には、上端部に大気連通孔５が開設され且
つ下端部にインク導出孔６が開設されて印字ヘッド７へ
の供給インク８を貯留する供給インクタンク部４と、内
部に吸収部材１０が収容されて印字ヘッド７からの排イ
ンクをインク導入孔１１を通じて回収する排インクタン
ク部９とを一体的に具備させ、少なくとも縦型ケーシン
グ３のカートリッジ受け部１の反対側に位置する背面部
のうち供給インクタンク部４に面した部分を透明部材１
２で構成したことを特徴とする。
図１（ａ）に示すように、カートリッジ受け部１に着脱
自在に装着されるインクカートリッジ２であって、幅狭
の縦長直方体形状に形成され且つカートリッジ受け部１
に縦置き配置される縦型ケーシング３を有し、この縦型
ケーシング３には、上端部に大気連通孔５が開設され且
つ下端部にインク導出孔６が開設されて印字ヘッド７へ
の供給インク８を貯留する供給インクタンク部４と、内
部に吸収部材１０が収容されて印字ヘッド７からの排イ
ンクをインク導入孔１１を通じて回収する排インクタン
ク部９とを一体的に具備させ、少なくとも縦型ケーシン
グ３のカートリッジ受け部１の反対側に位置する背面部
のうち供給インクタンク部４に面した部分を透明部材１
２で構成したことを特徴とする。
【０００７】この発明に係るインクカートリッジの使用
方法は、図１（ｂ）に示すように、カートリッジ受け部
１に上述したインクカートリッジ２を装着した際に、印
字ヘッド７のノズル１３面と供給インクタンク部４内の
供給インク８面との高さ変動範囲ｄを印字ヘッド７のノ
ズル１３内のインク１４が安定保持されるインク保持圧
許容変動範囲内で設定するようにしたことを特徴とす
る。すなわち、もともと、インクジェット記録装置にお
いては、印字ヘッド７のノズル１３面と供給インクタン
ク部４内の供給インク８面との高さが大きく変動する
と、インクジェット記録装置のインク吐出性能に悪影響
を及ぼすと考えられていたが、本願発明者が印字ヘッド
７のノズル１３面と供給インクタンク部４内の供給イン
ク８面との高さを上述したインク保持圧許容変動範囲で
変動させたところ、インク吐出性能にほとんど影響しな
いことが確認された。
方法は、図１（ｂ）に示すように、カートリッジ受け部
１に上述したインクカートリッジ２を装着した際に、印
字ヘッド７のノズル１３面と供給インクタンク部４内の
供給インク８面との高さ変動範囲ｄを印字ヘッド７のノ
ズル１３内のインク１４が安定保持されるインク保持圧
許容変動範囲内で設定するようにしたことを特徴とす
る。すなわち、もともと、インクジェット記録装置にお
いては、印字ヘッド７のノズル１３面と供給インクタン
ク部４内の供給インク８面との高さが大きく変動する
と、インクジェット記録装置のインク吐出性能に悪影響
を及ぼすと考えられていたが、本願発明者が印字ヘッド
７のノズル１３面と供給インクタンク部４内の供給イン
ク８面との高さを上述したインク保持圧許容変動範囲で
変動させたところ、インク吐出性能にほとんど影響しな
いことが確認された。
【０００８】
【作用】上述したような技術的手段によれば、インクカ
ートリッジ２は供給インクタンク部４及び排インクタン
ク部９が一体的に設けられた縦型ケーシング３を有し、
カートリッジ受け部１は上記縦型ケーシング３が縦置き
配置されるように構成されればよい。従って、カラーイ
ンクジェット記録装置において、複数のインクカートリ
ッジが必要になるとしても、カートリッジ受け部１の必
要スペースとしては、複数の縦型ケーシング３が収容さ
れるスペースを確保すればよい。また、カートリッジ受
け部１に装着された縦型ケーシング３の背面部のうち供
給インクタンク部４に面した部分は少なくとも透明部材
で構成されているので、インクカートリッジ２における
供給インクタンク部４内の供給インク８の残量が目視で
確認し得る。そして、供給インクタンク部内の供給イン
ク８の残量がなくなった時点でインクカートリッジ２を
交換するようにすれば、排インクタンク部９も同時に交
換されることになる。
ートリッジ２は供給インクタンク部４及び排インクタン
ク部９が一体的に設けられた縦型ケーシング３を有し、
カートリッジ受け部１は上記縦型ケーシング３が縦置き
配置されるように構成されればよい。従って、カラーイ
ンクジェット記録装置において、複数のインクカートリ
ッジが必要になるとしても、カートリッジ受け部１の必
要スペースとしては、複数の縦型ケーシング３が収容さ
れるスペースを確保すればよい。また、カートリッジ受
け部１に装着された縦型ケーシング３の背面部のうち供
給インクタンク部４に面した部分は少なくとも透明部材
で構成されているので、インクカートリッジ２における
供給インクタンク部４内の供給インク８の残量が目視で
確認し得る。そして、供給インクタンク部内の供給イン
ク８の残量がなくなった時点でインクカートリッジ２を
交換するようにすれば、排インクタンク部９も同時に交
換されることになる。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。図２はこの発明が適用されたイ
ンクカートリッジの一実施例を組み込んだインク供給回
収装置の一例を示す説明図である。同図において、符号
２０は供給インクタンク部２４及び排インクタンク部２
５を一体的に有するインクカートリッジであり、供給イ
ンクタンク部２４のインク導出孔２７と印字ヘッド８０
の共通インク室８１とが連通接続されている。尚、供給
インクタンク部２４には大気連通孔２６が開設されてい
る。また、この実施例では、排インクタンク部２５に二
つのインク導入孔３１，３２が開設されており、一方の
インク導入孔３１には、印字ヘッド８０の印字ノズル８
２面を覆うキャップ９１に連通接続される第一の負圧吸
引ポンプ９２のインク回収路が連通接続されており、ま
た、他方のインク導入孔３２には、印字ヘッド８０の気
泡除去用ノズル８３に連通接続される第二の負圧吸引ポ
ンプ９３のインク回収路が連通接続されている。尚、第
一の負圧吸引ポンプ９２は印字ヘッド８０の印字ノズル
８２のインクの目詰まりを除去するために吸引動作する
ものであり、一方、第二の負圧吸引ポンプ９３は印字ヘ
ッド８０内のインク中に気泡が混入した際に気泡が混入
したインクを除去するために吸引作動するものである。
発明を詳細に説明する。図２はこの発明が適用されたイ
ンクカートリッジの一実施例を組み込んだインク供給回
収装置の一例を示す説明図である。同図において、符号
２０は供給インクタンク部２４及び排インクタンク部２
５を一体的に有するインクカートリッジであり、供給イ
ンクタンク部２４のインク導出孔２７と印字ヘッド８０
の共通インク室８１とが連通接続されている。尚、供給
インクタンク部２４には大気連通孔２６が開設されてい
る。また、この実施例では、排インクタンク部２５に二
つのインク導入孔３１，３２が開設されており、一方の
インク導入孔３１には、印字ヘッド８０の印字ノズル８
２面を覆うキャップ９１に連通接続される第一の負圧吸
引ポンプ９２のインク回収路が連通接続されており、ま
た、他方のインク導入孔３２には、印字ヘッド８０の気
泡除去用ノズル８３に連通接続される第二の負圧吸引ポ
ンプ９３のインク回収路が連通接続されている。尚、第
一の負圧吸引ポンプ９２は印字ヘッド８０の印字ノズル
８２のインクの目詰まりを除去するために吸引動作する
ものであり、一方、第二の負圧吸引ポンプ９３は印字ヘ
ッド８０内のインク中に気泡が混入した際に気泡が混入
したインクを除去するために吸引作動するものである。
【００１０】この実施例に係るインクカートリッジ２０
の詳細を図３，図４に示す。同図において、インクカー
トリッジ２０は縦長直方体形状の透明樹脂製の縦型ケー
シング２１を有し、この縦型ケーシング２１は一側面が
開口するケーシング本体２２と、このケーシング本体２
２の開口部を塞ぐ側面蓋体２３とで構成される。そし
て、上記ケーシング本体２２には供給インクタンク部２
４及び排インクタンク部２５が区画形成されており、供
給インクタンク部２４は排インクタンク部の上方部に配
置されると共に、供給インクタンク部２４の背面側（図
３（ａ）中左側）には排インクタンク部２５の背面部に
沿って下方に延びる垂下部２４ａを有している。更に、
上記供給インクタンク部２４の手前側（図３（ａ）中右
側）壁部の上方側には大気連通孔２６が開設され、ま
た、上記垂下部２４ａの排インクタンク部２５の下方手
前側壁部にはインク導出孔２７が開設され、大気連通孔
２６及びインク導出孔２７には連結キャップ２８が装着
されると共に、この連結キャップ２８の先端にはインク
漏洩防止用のパッキン２９が設けられている。また、排
インクタンク部２５内には発泡体あるいは繊維状の排イ
ンク吸収体３０が内蔵され、排インクタンク部２５の手
前側には二つのインク導入孔３１，３２が開設されてい
る。また、上記ケーシング本体２２の上壁及び下壁には
後述するカートリッジ受け部４０に装着する際のガイド
片３５が形成されると共に、ケーシング本体２２の背面
側壁にはカートリッジ受け部４０への着脱作業時の取っ
手３６が形成されている。
の詳細を図３，図４に示す。同図において、インクカー
トリッジ２０は縦長直方体形状の透明樹脂製の縦型ケー
シング２１を有し、この縦型ケーシング２１は一側面が
開口するケーシング本体２２と、このケーシング本体２
２の開口部を塞ぐ側面蓋体２３とで構成される。そし
て、上記ケーシング本体２２には供給インクタンク部２
４及び排インクタンク部２５が区画形成されており、供
給インクタンク部２４は排インクタンク部の上方部に配
置されると共に、供給インクタンク部２４の背面側（図
３（ａ）中左側）には排インクタンク部２５の背面部に
沿って下方に延びる垂下部２４ａを有している。更に、
上記供給インクタンク部２４の手前側（図３（ａ）中右
側）壁部の上方側には大気連通孔２６が開設され、ま
た、上記垂下部２４ａの排インクタンク部２５の下方手
前側壁部にはインク導出孔２７が開設され、大気連通孔
２６及びインク導出孔２７には連結キャップ２８が装着
されると共に、この連結キャップ２８の先端にはインク
漏洩防止用のパッキン２９が設けられている。また、排
インクタンク部２５内には発泡体あるいは繊維状の排イ
ンク吸収体３０が内蔵され、排インクタンク部２５の手
前側には二つのインク導入孔３１，３２が開設されてい
る。また、上記ケーシング本体２２の上壁及び下壁には
後述するカートリッジ受け部４０に装着する際のガイド
片３５が形成されると共に、ケーシング本体２２の背面
側壁にはカートリッジ受け部４０への着脱作業時の取っ
手３６が形成されている。
【００１１】また、この実施例におけるカートリッジ受
け部４０の詳細を図５，図６に示す。同図において、カ
ートリッジ受け部４０は、シアン、マゼンタ、イエロ、
ブラックの各インクカートリッジ２０を縦置き配置状態
で装着するために、インクカートリッジ２０の挿入側が
開口した一つのハウジング４１内に四つ形成されてい
る。各カートリッジ受け部４０はハウジンク４１の上下
壁にガイド溝４２を有し、このガイド溝４２に上記イン
クカートリッジ２０のガイド片３５が係合するようにな
っており、各カートリッジ受け部４０の奥側壁内面には
各インクカートリッジ２０の装着状態を検知するための
リミットスイッチ等のセンサ４３が設けられている。ま
た、各カートリッジ受け部４０の奥側壁には、空気供給
用針４４、インク供給用針４５、排インク供給管４６、
４７が夫々設けられている。ここで、上記空気供給用針
４４は上記大気連通孔２６の連結キャップ２８に挿入さ
れ且つチューブ５１を介して大気に連通するようになっ
ており、また、インク供給用針４５は上記インク導出孔
２７の連結キャップ２８に挿入され且つ印字ヘッド８０
へのインク供給チューブ５２に連通接続されており、更
に、排インク供給管４６，４７は夫々チューブ５３，５
４を介して上述した負圧吸引ポンプ９２，９３に連通接
続されている。
け部４０の詳細を図５，図６に示す。同図において、カ
ートリッジ受け部４０は、シアン、マゼンタ、イエロ、
ブラックの各インクカートリッジ２０を縦置き配置状態
で装着するために、インクカートリッジ２０の挿入側が
開口した一つのハウジング４１内に四つ形成されてい
る。各カートリッジ受け部４０はハウジンク４１の上下
壁にガイド溝４２を有し、このガイド溝４２に上記イン
クカートリッジ２０のガイド片３５が係合するようにな
っており、各カートリッジ受け部４０の奥側壁内面には
各インクカートリッジ２０の装着状態を検知するための
リミットスイッチ等のセンサ４３が設けられている。ま
た、各カートリッジ受け部４０の奥側壁には、空気供給
用針４４、インク供給用針４５、排インク供給管４６、
４７が夫々設けられている。ここで、上記空気供給用針
４４は上記大気連通孔２６の連結キャップ２８に挿入さ
れ且つチューブ５１を介して大気に連通するようになっ
ており、また、インク供給用針４５は上記インク導出孔
２７の連結キャップ２８に挿入され且つ印字ヘッド８０
へのインク供給チューブ５２に連通接続されており、更
に、排インク供給管４６，４７は夫々チューブ５３，５
４を介して上述した負圧吸引ポンプ９２，９３に連通接
続されている。
【００１２】特に、この実施例では、インクカートリッ
ジ２０がカートリッジ受け部４０から離脱した際に、上
記インク供給チューブ５２を押潰すインク洩れ防止機構
６０が設けられている。このインク洩れ防止機構６０
は、図５に示すように、略中央部に回転軸６１が設けら
れた回転アーム６２を有し、この回転アーム６２の一端
側にインク供給チューブ５２に係合する係合爪部６３を
形成すると共に、回転アーム６２の他端側にはガイドロ
ール６４を設け、更に、インクカートリッジ２０がカー
トリッジ受け部４０に装着されていない状態で、ガイド
ロール６４がインクカートリッジ装着位置より僅かに突
出し且つ係合爪部６３がインク供給チューブ５２から離
間配置されるように回転アーム６２が付勢される付勢ス
プリング６５を巻装したものであり、カートリッジ受け
部４０にインクカートリッジ２０を装着する際にガイド
ロール６４がインクカートリッジ装着位置まで押し込ま
れ、上記係合爪部６３にてインク供給チューブ５２を押
潰すようにしたものである。
ジ２０がカートリッジ受け部４０から離脱した際に、上
記インク供給チューブ５２を押潰すインク洩れ防止機構
６０が設けられている。このインク洩れ防止機構６０
は、図５に示すように、略中央部に回転軸６１が設けら
れた回転アーム６２を有し、この回転アーム６２の一端
側にインク供給チューブ５２に係合する係合爪部６３を
形成すると共に、回転アーム６２の他端側にはガイドロ
ール６４を設け、更に、インクカートリッジ２０がカー
トリッジ受け部４０に装着されていない状態で、ガイド
ロール６４がインクカートリッジ装着位置より僅かに突
出し且つ係合爪部６３がインク供給チューブ５２から離
間配置されるように回転アーム６２が付勢される付勢ス
プリング６５を巻装したものであり、カートリッジ受け
部４０にインクカートリッジ２０を装着する際にガイド
ロール６４がインクカートリッジ装着位置まで押し込ま
れ、上記係合爪部６３にてインク供給チューブ５２を押
潰すようにしたものである。
【００１３】更に、この実施例では、図７（ａ）に示す
ように、上記インクカートリッジ２０の供給インクタン
ク部２４の供給インク７０面と、印字ヘッド８０の印字
ノズル８２面との高さ寸法ｄの変動範囲がある範囲に設
定されている。より具体的に述べると、印字ヘッド８０
の印字ノズル８２内のインク８４に負圧がかかるように
上記高さ寸法ｄが大きくなると、上記印字ヘッド８０の
ノズル８２内のインク８４の液面は、図７（ｂ）に示す
ように、内側へ凹状態になり、負圧がある値を超えた時
点でインクが引き込まれる。一方、上記高さ寸法ｄが小
さくなり、印字ヘッド８０の印字ノズル８２内のインク
８４に正圧がかかると、上記印字ヘッド８０のノズル８
２内のインク８４の液面は、図７（ｃ）に示すように、
外側へ凸状態になり、正圧がある値を超えた時点でイン
クが溢れる。すなわち、上記印字ヘッド８０のノズル８
２面と供給インク７０面との高低差は、図８に示すよう
に、インクが引き込まれる領域Ａ1とインクが溢れる領
域Ａ2との間であれば、一応印字ノズル８２にインクが
保持されると言えるが、この実施例では、更に、圧力変
動や振動に対するマージン領域Ａ3を考慮し、インクが
引き込まれる領域Ａ1と圧力変動や振動に対するマージ
ン領域Ａ3との間の領域Ａを印字ノズル８２内のインク
８４が安定保持されるインク保持圧許容変動範囲として
設定し、このインク保持圧許容変動範囲（この実施例で
は１００ｍｍ程度）内で供給インクタンク部２４内の供
給インク７０の満杯状態及び空状態を設定するようにす
ればよい。
ように、上記インクカートリッジ２０の供給インクタン
ク部２４の供給インク７０面と、印字ヘッド８０の印字
ノズル８２面との高さ寸法ｄの変動範囲がある範囲に設
定されている。より具体的に述べると、印字ヘッド８０
の印字ノズル８２内のインク８４に負圧がかかるように
上記高さ寸法ｄが大きくなると、上記印字ヘッド８０の
ノズル８２内のインク８４の液面は、図７（ｂ）に示す
ように、内側へ凹状態になり、負圧がある値を超えた時
点でインクが引き込まれる。一方、上記高さ寸法ｄが小
さくなり、印字ヘッド８０の印字ノズル８２内のインク
８４に正圧がかかると、上記印字ヘッド８０のノズル８
２内のインク８４の液面は、図７（ｃ）に示すように、
外側へ凸状態になり、正圧がある値を超えた時点でイン
クが溢れる。すなわち、上記印字ヘッド８０のノズル８
２面と供給インク７０面との高低差は、図８に示すよう
に、インクが引き込まれる領域Ａ1とインクが溢れる領
域Ａ2との間であれば、一応印字ノズル８２にインクが
保持されると言えるが、この実施例では、更に、圧力変
動や振動に対するマージン領域Ａ3を考慮し、インクが
引き込まれる領域Ａ1と圧力変動や振動に対するマージ
ン領域Ａ3との間の領域Ａを印字ノズル８２内のインク
８４が安定保持されるインク保持圧許容変動範囲として
設定し、このインク保持圧許容変動範囲（この実施例で
は１００ｍｍ程度）内で供給インクタンク部２４内の供
給インク７０の満杯状態及び空状態を設定するようにす
ればよい。
【００１４】次に、この実施例に係るインクカートリッ
ジ２０をカートリッジ受け部４０に装着する場合につい
て説明する。今、図５に示すように、カートリッジ受け
部４０に対して縦置き状態でインクカートリッジ２０を
矢印Ｂ方向に移動させると、インクカートリッジ２０の
ガイド片３５がカートリッジ受け部４０のガイド溝４２
に嵌合した状態で移動する。その後、大気連通孔２６及
びインク導出孔２７の連結キャップ２８のゴム製パッキ
ン２９が夫々空気供給用針４４、インク供給用針４５で
破られ、インク供給可能状態になる。同時に、排インク
供給管４６，４７はインク導入孔３１，３２に入り込
み、直接インク吸収体３０に当接し、排インク洩れが防
止される。このような状態において、印字ヘッド８０に
よる印字動作を行なわせたところ、インクカートリッジ
２０の供給インクタンク部２４内の供給インク７０が満
杯状態から空状態に至るまで良好な印字性能が発揮され
た。また、この実施例では、インクカートリッジ２０は
透明樹脂製で構成され、しかも、インク導出孔２７が供
給インクタンク部２４の最下部付近に配置されているた
め、カートリッジ受け部４０に装着されたインクカート
リッジ２０の背面側から供給インク７０の液面変化によ
りインク残量を簡単に目視することが可能になり、イン
ク残量がなくなったことを確認した時点で、インクカー
トリッジ２０を交換するようにすればよい。
ジ２０をカートリッジ受け部４０に装着する場合につい
て説明する。今、図５に示すように、カートリッジ受け
部４０に対して縦置き状態でインクカートリッジ２０を
矢印Ｂ方向に移動させると、インクカートリッジ２０の
ガイド片３５がカートリッジ受け部４０のガイド溝４２
に嵌合した状態で移動する。その後、大気連通孔２６及
びインク導出孔２７の連結キャップ２８のゴム製パッキ
ン２９が夫々空気供給用針４４、インク供給用針４５で
破られ、インク供給可能状態になる。同時に、排インク
供給管４６，４７はインク導入孔３１，３２に入り込
み、直接インク吸収体３０に当接し、排インク洩れが防
止される。このような状態において、印字ヘッド８０に
よる印字動作を行なわせたところ、インクカートリッジ
２０の供給インクタンク部２４内の供給インク７０が満
杯状態から空状態に至るまで良好な印字性能が発揮され
た。また、この実施例では、インクカートリッジ２０は
透明樹脂製で構成され、しかも、インク導出孔２７が供
給インクタンク部２４の最下部付近に配置されているた
め、カートリッジ受け部４０に装着されたインクカート
リッジ２０の背面側から供給インク７０の液面変化によ
りインク残量を簡単に目視することが可能になり、イン
ク残量がなくなったことを確認した時点で、インクカー
トリッジ２０を交換するようにすればよい。
【００１５】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項１記載
の発明によれば、供給インクタンク部及び排インクタン
ク部が一体的に形成された縦型ケーシングを有し、この
縦型ケーシングをカートリッジ受け部に縦置き配置する
と共に、縦型ケーシングの背面部のうち供給インクタン
ク部に面した部分を少なくとも透明部材で構成したの
で、供給インクの消費及び排インクの回収に伴う交換作
業を簡略できることは勿論のこと、インクカートリッジ
の設置スペースをコンパクトにすることができ、しか
も、インクカートリッジ内の供給インクの残量を目視確
認することができ、インクカートリッジの交換タイミン
グを正確に判断することができる。また、請求項２記載
の発明によれば、印字ヘッドに対するインクカートリッ
ジのレイアウトを所定のものに選定するようにしたの
で、印字ヘッドのインク吐出性能を常時良好に保つこと
ができる。
の発明によれば、供給インクタンク部及び排インクタン
ク部が一体的に形成された縦型ケーシングを有し、この
縦型ケーシングをカートリッジ受け部に縦置き配置する
と共に、縦型ケーシングの背面部のうち供給インクタン
ク部に面した部分を少なくとも透明部材で構成したの
で、供給インクの消費及び排インクの回収に伴う交換作
業を簡略できることは勿論のこと、インクカートリッジ
の設置スペースをコンパクトにすることができ、しか
も、インクカートリッジ内の供給インクの残量を目視確
認することができ、インクカートリッジの交換タイミン
グを正確に判断することができる。また、請求項２記載
の発明によれば、印字ヘッドに対するインクカートリッ
ジのレイアウトを所定のものに選定するようにしたの
で、印字ヘッドのインク吐出性能を常時良好に保つこと
ができる。
【図１】 （ａ）はこの発明に係るインクカートリッジ
の構成を示す説明図、（ｂ）は（ａ）に係るインクカー
トリッジの使用方法を示す説明図である。
の構成を示す説明図、（ｂ）は（ａ）に係るインクカー
トリッジの使用方法を示す説明図である。
【図２】 この発明に係るインクカートリッジの一実施
例が使用されるインク供給回収装置の一例を示す説明図
である。
例が使用されるインク供給回収装置の一例を示す説明図
である。
【図３】 （ａ）は実施例に係るインクカートリッジの
正面説明図、（ｂ）はその右側面図である。
正面説明図、（ｂ）はその右側面図である。
【図４】 実施例に係るインクカートリッジの分解斜視
図である。
図である。
【図５】 実施例に係るインクカートリッジのカートリ
ッジ受け部を示す説明図である。
ッジ受け部を示す説明図である。
【図６】 カートリッジ受け部の図５中矢印ＶＩ方向か
ら見た矢視図である。
ら見た矢視図である。
【図７】 （ａ）はインクカートリッジのインクタンク
部の供給インク面と印字ヘッドのノズル面との位置関係
を示す説明図、（ｂ）は（ａ）の高さ寸法ｄが大きくな
ったときの印字ヘッドのノズル内のインク状態を示す説
明図、（ｃ）は（ａ）の高さ寸法ｄが小さくなったとき
の印字ヘッドのノズル内のインク状態を示す説明図であ
る。
部の供給インク面と印字ヘッドのノズル面との位置関係
を示す説明図、（ｂ）は（ａ）の高さ寸法ｄが大きくな
ったときの印字ヘッドのノズル内のインク状態を示す説
明図、（ｃ）は（ａ）の高さ寸法ｄが小さくなったとき
の印字ヘッドのノズル内のインク状態を示す説明図であ
る。
【図８】 インクカートリッジのインクタンク部の供給
インク面と印字ヘッドのノズル面との位置関係の設定の
仕方を示す説明図である。
インク面と印字ヘッドのノズル面との位置関係の設定の
仕方を示す説明図である。
１…カートリッジ受け部，２…インクカートリッジ，３
…縦型ケーシング，４…供給インクタンク部，５…大気
連通孔，６…インク導出孔，７…印字ヘッド，８…供給
インク，９…排インクタンク部，１０…吸収部材，１１
…インク導入孔，１２…透明部材，１３…ノズル，１４
…インク
…縦型ケーシング，４…供給インクタンク部，５…大気
連通孔，６…インク導出孔，７…印字ヘッド，８…供給
インク，９…排インクタンク部，１０…吸収部材，１１
…インク導入孔，１２…透明部材，１３…ノズル，１４
…インク
Claims (2)
- 【請求項１】 カートリッジ受け部（１）に着脱自在に
装着されるインクカートリッジ（２）であって、幅狭の
縦長直方体形状に形成され且つカートリッジ受け部
（１）に縦置き配置される縦型ケーシング（３）を有
し、この縦型ケーシング（３）には、上端部に大気連通
孔（５）が開設され且つ下端部にインク導出孔（６）が
開設されて印字ヘッド（７）への供給インク（８）を貯
留する供給インクタンク部（４）と、内部に吸収部材
（１０）が収容されて印字ヘッド（７）からの排インク
をインク導入孔（１１）を通じて回収する排インクタン
ク部（９）とを一体的に具備させ、少なくとも縦型ケー
シング（３）のカートリッジ受け部（１）の反対側に位
置する背面部のうち供給インクタンク部（４）に面した
部分を透明部材（１２）で構成したことを特徴とするイ
ンクカートリッジ。 - 【請求項２】 カートリッジ受け部（１）に請求項１記
載のインクカートリッジ（２）を装着した際に、印字ヘ
ッド（７）のノズル（１３）面と供給インクタンク部
（４）内の供給インク（８）面との高さ変動範囲（ｄ）
を印字ヘッド（７）のノズル（１３）内のインク（１
４）が安定保持されるインク保持圧許容変動範囲内で設
定するようにしたことを特徴とするインクカートリッジ
の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022093A JPH06210865A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | インクカートリッジ及びこれの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022093A JPH06210865A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | インクカートリッジ及びこれの使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210865A true JPH06210865A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12073263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5022093A Pending JPH06210865A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | インクカートリッジ及びこれの使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06210865A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011056831A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Seiko Epson Corp | 液体容器 |
| JP2012245787A (ja) * | 2004-01-21 | 2012-12-13 | Seiko Epson Corp | 液体カートリッジ |
| JP2013173255A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出装置及び画像形成装置 |
| US10118399B2 (en) | 2017-03-27 | 2018-11-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with snap-fit mechanism capable of suppressing detachment of cap |
| EP3437877A1 (en) | 2017-07-31 | 2019-02-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge and system therefor |
| WO2019026121A1 (en) | 2017-07-31 | 2019-02-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | LIQUID CARTRIDGE AND ASSOCIATED SYSTEM |
| US10343410B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-07-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing remaining amount of liquid in liquid storage chamber |
| US10357976B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-07-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with liquid supply portion having guide groove |
| US10449771B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-10-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of improving visibility to liquid stored in liquid storage chamber |
| US10493765B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing leakage of liquid from liquid storage chamber |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP5022093A patent/JPH06210865A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012245787A (ja) * | 2004-01-21 | 2012-12-13 | Seiko Epson Corp | 液体カートリッジ |
| JP2011056831A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Seiko Epson Corp | 液体容器 |
| JP2013173255A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出装置及び画像形成装置 |
| US11077669B2 (en) | 2017-03-27 | 2021-08-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing leakage of liquid from liquid storage chamber |
| US10703107B2 (en) | 2017-03-27 | 2020-07-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with liquid supply portion having guide groove |
| US11897267B2 (en) | 2017-03-27 | 2024-02-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing leakage of liquid from liquid storage chamber |
| US10343410B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-07-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing remaining amount of liquid in liquid storage chamber |
| US10357976B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-07-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with liquid supply portion having guide groove |
| US10449771B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-10-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of improving visibility to liquid stored in liquid storage chamber |
| US10493765B2 (en) | 2017-03-27 | 2019-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing leakage of liquid from liquid storage chamber |
| US11890876B2 (en) | 2017-03-27 | 2024-02-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with liquid supply portion having guide groove |
| US11065880B2 (en) | 2017-03-27 | 2021-07-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with liquid supply portion having guide groove |
| US10118399B2 (en) | 2017-03-27 | 2018-11-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with snap-fit mechanism capable of suppressing detachment of cap |
| US20220016897A1 (en) | 2017-03-27 | 2022-01-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge capable of reducing leakage of liquid from liquid storage chamber |
| JP2022060455A (ja) * | 2017-03-27 | 2022-04-14 | ブラザー工業株式会社 | 液体カートリッジ及びシステム |
| US11571907B2 (en) | 2017-03-27 | 2023-02-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge provided with liquid supply portion having guide groove |
| EP3437877A1 (en) | 2017-07-31 | 2019-02-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid cartridge and system therefor |
| WO2019026121A1 (en) | 2017-07-31 | 2019-02-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | LIQUID CARTRIDGE AND ASSOCIATED SYSTEM |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0424133B1 (en) | Ink jet apparatus and ink jet cartridge and ink container mountable thereto | |
| KR0162979B1 (ko) | 액체저장용기 | |
| KR970007633B1 (ko) | 잉크용기, 동잉크용기를 사용하는 기록헤드 및 동잉크용기를 사용하는 기록장치 | |
| CA2386730C (en) | Ink cartridge and method of ink injection thereinto | |
| JP4561395B2 (ja) | アタッチメント及び液体供給装置 | |
| KR100774644B1 (ko) | 잉크 공급 시스템 | |
| JPH08207298A (ja) | インク供給装置および記録装置 | |
| US7726773B2 (en) | Waste liquid recovery apparatus, relay and liquid jetting apparatus | |
| KR20020084809A (ko) | 잉크탱크 및 그것을 사용하는 잉크젯프린터 | |
| NZ280044A (en) | Multi-chambered ink cartridge for ink jet printer | |
| EP3718772B1 (en) | Inkjet printing apparatus and ink tank | |
| JP3363052B2 (ja) | インク供給装置及びインク充填方法 | |
| JPH10787A (ja) | インクカートリッジ | |
| JPH06210865A (ja) | インクカートリッジ及びこれの使用方法 | |
| EP1281527B1 (en) | Liquid ejection recording apparatus | |
| KR100518613B1 (ko) | 잉크 탱크 및 그것을 구비한 잉크젯 프린터 | |
| US7066585B2 (en) | Liquid ejecting apparatus, tank for evacuating liquid of liquid ejecting apparatus and method of evacuating liquid of liquid ejecting apparatus | |
| JP4973764B2 (ja) | 液体供給装置 | |
| JP2006264276A (ja) | 洗浄液収容体及び液体噴射装置 | |
| US10293618B2 (en) | Liquid consumption apparatus having cartridge, cartridge attachment section provided with tank, and consuming device | |
| US20190030906A1 (en) | Liquid-consumption apparatus having semipermeable membrane positioned in storage chamber of tank at position avoiding wetting | |
| JP3606318B2 (ja) | インクジェット記録装置用インク供給機構 | |
| JP2006142630A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| EP3437875B1 (en) | Liquid consumption apparatus having cartridge, cartridge attachment section provided with tank, and consuming device | |
| JP2019025821A (ja) | 液体消費装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |