JP2007185752A - 研削機 - Google Patents

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修二 堀地
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Abstract

【課題】回転研削体の耐久性を向上すると共に、研削の能率を向上する。
【解決手段】被研削ロールAの上下方向に向く両端を支持して回転させる回転装置Bと、上記ロールの外周外側で、前記ロールの軸線に沿って昇降手段Cにより往復昇降するように設けた昇降台15と、この昇降台上に第1移動手段により左右方向に移動調整できるように設けた第1移動台23と、この第1移動台の上に第2移動手段により前後方向に移動調整できるように設けた第2移動台24と、この第2移動台上にドライブ手段31により一方向に回転すると共に、上記ロールの周面に周面を接触させた回転支軸が水平な回転研削体32とからなる構成を採用する。
【選択図】図1

Description

この発明は、版胴の落版研削やロールの鏡面研削(研磨)などに使用する研削機に関する。
例えば、印刷に使用した版胴の落版や各種機械に用いる表面にメッキ被膜の形成ロールを鏡面仕上げする従来の研削機としては、特許文献1に示すように、回転するロールの外面に回転砥石の板面を接触させると共に、この接触状態を保った上でロールの両端間で回転砥石の往復走行を繰り返しながらロールの外周面の落版研削や落版後の鏡面研削をする。
なお、回転砥石は、重研削用から鏡面研削など研削に応じて交換するようになっている。
実公平3−14287号公報
ところで、特許文献1の研削方式によると、回転する軸線が水平なロールの上周面に回転砥石の板面を接触させながら、ロールの両端間で回転砥石を往復走行(繰り返し)させて研削する。
しかしながら、ロールには、メッキ処理によってメッキ被膜を設けてあるので、ロールの両端周面には、図5に示すように、ロール101の外周面に対し突出する膨出部102が存在する。
この膨出部102の存在(できる理由)は、メッキ処理の際、ロール101の両端に電極として通電にともない被膜の付着量が多くなって発生する。
すると、ロール101に接触させた回転磁石103の板面に上記の膨出部102により連続する波状の凹凸部104が(図5に示すように)ができ、この凹凸部104により研削能率が大幅に低下すると共に、良好な鏡面仕上げができない。
また、回転砥石の凹凸面の修正作業や頻繁な交換によっても研削能率が大幅に低下する。
さらに、回転砥石の往復走行による自動化の前に、目視による膨出部がなくなる研削を行なうために、最初から終り迄の自動化による研削作業化ができない問題もあった。
また、回転砥石の損傷度をなくするために、人手によりやすりを用いて膨出部を研削するため、わずらわしい作業が必要になる問題もあった。
特に、良好な面粗度の鏡面仕上げができない。
そこで、この発明は、上述の問題を解決する研削機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、被研削ロールの上下方向に向く両端を支持して回転させる回転装置と、上記ロールの外周外側で、前記ロールの軸線に沿って昇降手段により往復昇降するように設けた昇降台と、この昇降台上に第1移動手段により左右方向に移動調整できるように設けた第1移動台と、この第1移動台の上に第2移動手段により前後方向に移動調整できるように設けた第2移動台と、この第2移動台上にドライブ手段により一方向に回転すると共に、上記ロールの周面に周面を接触させた回転支軸が水平な回転研削体とからなる構成を採用する。
以上のように、この発明の研削機によれば、一方向に回転するロールの周面に回転研削体の周面を接触させると共に、接触状況下でローラの両端間で昇降台の往復昇降により回転研削体を往復移動させるようにしてあるので、研削(研磨条痕)線が、ロールの軸線に沿う方向と、この方向に直角に交差して良好な仕上げの鏡面加工ができると共に、ロールの外周面両端縁にメッキ処理にともなう膨出部が存在しても、回転研削体の表面に損傷を与えることなくスムーズに膨出部を研削して、膨出部の存在をなくする研削を能率よく行なうことができる。
また、第2移動台の前後方向の移動調整によりロールの外周面に対する回転研削体の接触圧を調整できて、重研削から軽研削ができる。
さらに、第1移動台の左右方向の移動調整により、回転研削体の両側縁間に有効に利用することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態では、図1から図4に示すように、軸線が垂直(縦形)の姿勢で運び込んだロールA(このロールAは、使用後の落版のための研削、研磨や、周面に施こしたメッキ処理によるメッキ被膜の研削、研磨するための)の両端を回転装置Bにより支持して一方向に回転させる。
上記の回転装置Bは、図1に示すように、ロールAの下位端のセンター孔aを上方から嵌め込むドライブ機能付の下側センター支承軸1と、ロールAの上位端のセンター孔aに上方から嵌入する昇降機能付の上側センター支承軸2とで構成されている。
上記の下側センター支承軸1のドライブ機能は、図1に示すように、軸承した下側センター支承軸1のプーリ3と、モーター4の出力軸のプーリ5との間にベルト6をかけ渡して回転を伝達するようにしてあり、上記の昇降機能は、図1に示すように、上下端を軸受8により軸承した雄ネジ7と、この雄ネジ7をモーター9からプーリと、プーリ間にかけ渡すベルトとからなる可逆回転伝達機構10と、アーム11の末端に支持させて雄ネジ7にねじ込んだ雌ネジ12と、アーム11を不回転状態にして昇降を許容するガイド機構13とで構成され、モーター9の運転により回転伝達機構10を介し雄ネジ7を駆動しながら、アーム11と共に上側センター支承軸2を降下して、センター孔aに上側センター支承軸2を押し込むようにしたが、限定されず、上記目的を達成するその他の構成を採用してもよい。
また、ロールAの周面外側には、ロールAの上側端上方と下側端下方との間で昇降手段Cにより往復昇降する昇降台15が設けてある。
上記の昇降手段Cは、図1に示すように、軸受16により上下端を軸支した雄ネジ17と、この雄ネジ17の上端側軸部とモーター18の出力軸とに設けてあるプーリ19にかけ渡したベルト20と、昇降台15に支持させて雄ネジ17にねじ込んだ雌ネジ21と、昇降台15を不回転状態にして昇降を許容するガイド機構22とで構成され、モーター18の数値制御による可逆運転により雄ネジ17を交互に正転、逆転駆動して、昇降台15を昇降させる。
上記のガイド機構13、22は、図示の場合、貫通孔と、この貫通孔に挿通して端を支持させた軸材とで構成したが、同目的を達成するその他の構造であってもよい。
さらに、昇降台15の上に左右方向に移動調整できる第1移動台23と、この第1移動台23の上に前後方向に移動調整できる第2移動台24が設けてある。
上記第1移動台23及び第2移動台24の移動調整は、図示の場合、昇降台15の上面及び第1移動台23の上面にそれぞれ設けたガイドレール25と、第1移動台23の下面に設けて昇降台15のガイドレール25に、第2移動台24の下面に設けて第2移動台24のガイドレール25にスライド自在に係合したスライダ26と、昇降台15及び第1移動台23に据え付けたそれぞれのモーター27により可逆駆動する雄ネジ28と、第1移動台23及び第2移動台24の下面にそれぞれ据え付けて雄ネジ28にねじ込む雌ネジ29とで構成され、昇降台15側のモーター27の可逆運転により第1移動台23を左右方向に、第1移動台23側のモーター27の可逆運転によれ第2移動台24を前後方向に移動調整できるようにしてある。
勿論、その他の移動調整の方式を採用することもある。
また、第2移動体24上には、ドライブ手段31により一方向に回転すると共に、ロールAの周面に周面を接触させた回転支軸が水平な回転研削体32が設けてある。
上記の回転研削体32は、例えば回転盤の外周に無端帯を嵌装する方式などがあり、砥粒を付着させた(湿式)ものや、バフを(乾式)使用し、ドライブ手段31は、回転研削体32の支軸のプーリ33とモーター36のプーリ34との間にベルト35をかけ渡して回転を伝達するようにしたが、例えばモーターからギヤーの噛み合いにより伝達することもある。
上記のように構成すると、回転装置Bの運転によりロールAを回転させながら、ロールAの周面に回転研削体32の周面を接触させる。
回転研削体32の接触圧は、モーター27の運転により第2移動台24を前進又は後退移動調整して行なう。
一方昇降手段Cの可逆運転により昇降台15をロールAの上端上側からロールAの下端下側迄と、ロールAの下端下側からロールAの上端上側迄とを往復昇降させる。
すると、回転研削体32によりロールAの周面を研削(研磨)する。
また、モーター27の運転により第1移動台23を左方向又は右方向に移動調整して、ロールAに対する回転研削体32の両側縁間を有効利用する。
上記のように研削することにより、ロールAの回転方向に対し回転研削体32の周面回転方向を直角に交差させ、そしてロールAの軸線方向に回転研削体32を往復移動させるので、研削(研磨)面の鏡面仕上げが良好になる。
そして、ロールの表面メッキ処理にともなうメッキ被膜の形成によりできた(図5に示すような)ロールAの両端縁外周の膨出部も回転研削体32の周面を通過させて何ら支障なく研削すると共に、回転研削体32の表面に膨出部による凹凸の傷の発生がなく、かつ研削効率の低下もなく能率よく研削することができる。
勿論、回転研削体32の表面修正作業も不要になる。
図中41はカバーである。
この発明の実施形態を示す縦断側面図 同上の要部を示す拡大平面図 同一部切欠拡大側面図 同縦断拡大正面図 従来の研磨砥石を示す一部切欠拡大正面図
符号の説明
A ロール
B 回転装置
C 昇降手段
a センター孔
1、2 センター支承軸
3 プーリ
4 モーター
5 プーリ
6 ベルト
7 雄ネジ
8 軸受
9 モーター
10 回転伝達機構
11 アーム
12 雌ネジ
15 昇降台
16 軸受
17 雄ネジ
18 モーター
19 プーリ
20 ベルト
21 雌ネジ
22 ガイド機構
23 第1移動台
24 第2移動台
25 ガイドレール
26 スライダ
27 モーター
28 雄ネジ
29 雌ネジ
31 ドライブ手段
32 回転研削体

Claims (1)

  1. 被研削ロールの上下方向に向く両端を支持して回転させる回転装置と、上記ロールの外周外側で、前記ロールの軸線に沿って昇降手段により往復昇降するように設けた昇降台と、この昇降台上に第1移動手段により左右方向に移動調整できるように設けた第1移動台と、この第1移動台の上に第2移動手段により前後方向に移動調整できるように設けた第2移動台と、この第2移動台上にドライブ手段により一方向に回転すると共に、上記ロールの周面に周面を接触させた回転支軸が水平な回転研削体とからなる研削機。
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CN111571325A (zh) * 2020-05-21 2020-08-25 嘉兴金芯研电子科技有限公司 一种散热性led灯管树脂外壳加工装置

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