JP2007184972A - ディジタル放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型で、低解像度の表示手段に対して、ディジタル放送の番組、特にデ−タ放
送番組の内容を見やすく表示させることのできるディジタル放送受信機を提供すること。
【解決手段】 受信した放送波を復調する復調手段と、復調手段により復調された復調信
号に基づき表示手段に画像信号を出力する画像信号出力手段と、復調信号に基づく元画像
の縦横の表示画素数を、表示手段の縦横の画面画素数に応じて、元画像の表示内容全体を
表示手段に表示させるように表示画素デ−タの間引き処理を行う間引き処理手段と、間引
き処理された表示画素デ−タに基づき画像信号を生成する画像信号生成手段と、表示画素
数と画面画素数との縦横比が異なる場合に形成される余白領域を単色の塗りつぶし画像に
設定する余白画像設定手段とを装備する。
【選択図】 図2

Description

本発明はディジタル放送受信機に関し、より詳細には、受信した放送波を復調して得ら
れた復調信号に基づいて放送番組を表示手段に表示させることのできるディジタル放送受
信機に関する。
現在、日本で放送が開始されているBSやCSのディジタル放送の特徴には、多チャン
ネル化、ハイビジョン放送による高画質及び高音質化、そしてデ−タ放送等の多様なサ−
ビスを提供できる高機能化が挙げられる。そして、これらの機能を実現するためのディジ
タル放送受信機やディジタル放送受信機が内蔵されたテレビジョン装置等が開発されてい
る。
ディジタル放送の最大の特徴であるハイビジョン放送の映像を忠実に再現させるには、
ハイビジョン放送の映像フォ−マットに対応した高精細の表示装置が必要であることから
、ディジタル放送受信機の機能向上とともに表示装置の大画面化及び高精細化が進んでお
り、ハイビジョン放送に対応した表示装置には、通常30インチ以上の大型のディスプレ
イが採用されている。
また、ディジタル放送におけるデ−タ放送では、文字、図形、静止画、映像、及び音声
等の各種モノメディアの合成表示や提示進行の制御を行うためのデ−タ放送に適したマル
チメディア符号化方式が定められている。例えば、BSディジタル放送では、インタ−ネ
ットと親和性のよいXML(eXtensible Markup Language) をベ−スにして、放送に必要
な機能が追加されたBML(Broadcast Markup Language )という記述言語が採用され、
BMLで記述されたデ−タ放送番組の映像・デ−タ信号が、他の番組の映像や音声信号と
ともに多重化され、放送局側から送られてくる。
そして、ディジタル放送受信機には、BMLを解釈して表示するツ−ルであるBMLブ
ラウザが搭載されており、BMLブラウザにより受信したBMLが解釈され、表示手段に
表示されるようになっている。
BMLで記述されたデ−タ放送番組は、例えばHDモ−ド(アスペクト比16:9の表
示モ−ド)の場合、縦540×横960画素の解像度の情報として送られてくる。そして
、ディジタル放送受信機における番組の表示処理時に、縦横2倍して元画像の縦横の表示
画素数を縦1080×横1920画素の映像フォ−マットに変換して表示されるようにな
っている。
したがって、ディジタル放送受信機がハイビジョン放送に対応した大画面、高精細の表
示装置に接続され、各種モノメディアを含むデ−タ放送番組が表示される場合は、小さな
文字、記号、図形等でもくっきりと映し出すことができるようになっている。
BS、CSディジタル放送以外に、現在、地上波ディジタル放送の準備が進められてい
る。地上波ディジタル放送では、現行のアナログ放送においてゴ−スト障害の原因として
問題となっているマルチパス妨害に強い変調方式が採用されるため、携帯テレビ用のディ
ジタル放送受信機や、移動体用のディジタル放送受信機でも高画質の受信が可能と言われ
ている。
ところで、車内に小型のディスプレイを設置してテレビジョン放送を視聴するニ−ズは
現在でも根強いものがあり、現行のアナログ放送が地上波ディジタル放送に切り換えられ
たとしても車内におけるテレビジョン放送の視聴ニ−ズは、変わらず高いものと思われる
。しかも上記のように現行のアナログ放送より安定した電波受信が可能で、ゴ−スト障害
のような表示画像の乱れが少なくなると言われていることから、視聴を希望するユ−ザが
さらに増えるものと思われる。
これら多くのユ−ザが、車内等でディジタル放送を視聴する場合でも、家などでディジ
タル放送を視聴する場合と同様に高機能なサ−ビスが利用できることを望んでいることは
容易に推測でき、車内でもディジタル放送の特徴の一つであるデ−タ放送番組を視聴した
いというニ−ズは、高いものと思われる。
しかしながら、車内では、ディスプレイの設置場所等が限られるという問題もあり、家
庭用のような大画面のディスプレイを設置することは困難で、必然的に小型(10インチ
以下)で、解像度の低い(例えば縦240×横480画素程度)ディスプレイが設置され
る場合がほとんどであり、デ−タ放送番組を選択した場合には、各種モノメディアで合成
された画像が小型で低解像度のディスプレイに表示されることになる。
したがって、ハイビジョン放送に対応した映像フォ−マットの表示画素数から構成され
たデ−タ放送番組を小型で低解像度のディスプレイに表示させた場合には、ディスプレイ
自体が小さいために文字等が小さく表示され、また、ディスプレイの画面画素数が少なく
、該画面画素数の縦横比が前記映像フォ−マットと異なる場合も多いために、前記映像フ
ォ−マットの表示画素数を適当に間引いて表示すると、文字の一部が欠落したり、内容が
歪んで表示されたりして、見ずらく、内容が把握しずらくなるという課題があった。
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、小型で解像度の低い(画面画素数の少
ない)表示装置に対して、ディジタル放送の番組、特にデ−タ放送番組の内容を見やすく
表示させることのできるディジタル放送受信機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係るディジタル放送受信機(1)は、受信した放送
波を復調する復調手段と、該復調手段により復調された復調信号に基づき表示手段に画像
信号を出力する画像信号出力手段と、前記復調信号に基づく元画像の縦横の表示画素数を
、前記表示手段の縦横の画面画素数に応じて、前記元画像の表示内容全体を前記表示手段
に表示させるように表示画素デ−タの間引き処理を行う間引き処理手段と、該間引き処理
手段により間引き処理された表示画素デ−タに基づき画像信号を生成する画像信号生成手
段と、前記表示画素数と前記画面画素数との縦横比が異なる場合に形成される余白領域を
単色の塗りつぶし画像に設定する余白画像設定手段とを備えていることを特徴としている
上記ディジタル放送受信機(1)によれば、前記表示手段が小型で、画面画素数の少な
い解像度の低いものであっても、前記復調信号に基づく元画像の表示内容全体を歪なく表
示させることができる。したがって、視聴者(使用者)は、小さくて低解像度の画面でも
違和感を感じることなく表示内容全体を視認することができる。また、表示内容が表示さ
れない前記余白領域を単色の塗りつぶし画像に設定することができ、前記余白領域である
ことを視聴者に分かりやすく示すことができる。
また本発明に係るディジタル放送受信機(2)は、上記ディジタル放送受信機(1)に
おいて、前記余白領域の色を設定するための余白色設定手段を備えていることを特徴とし
ている。
上記ディジタル放送受信機(2)によれば、前記余白領域の色を使用者の好みの色や表
示内容を見やすい色などに設定することができ、また、使用者独自のカラ−リングによる
演出を楽しむことができる。
また本発明に係るディジタル放送受信機(3)は、受信した放送波を復調する復調手段
と、該復調手段により復調された復調信号に基づき表示手段に画像信号を出力する画像信
号出力手段と、前記復調信号に基づく元画像の縦横の表示画素数を、前記表示手段の縦横
の画面画素数に応じて、前記元画像の表示内容全体を前記表示手段に表示させるように表
示画素デ−タの間引き処理を行う間引き処理手段と、該間引き処理手段により間引き処理
された表示画素デ−タに基づき画像信号を生成する画像信号生成手段と、該画像信号生成
手段により画像信号を生成させた後、前記表示手段の画面上の任意の位置を指定可能な入
力手段からの位置指定信号が検出された場合に、該位置指定信号で指定された位置を略中
心として前記復調信号に基づく元画像の縦横の表示画素数から前記表示手段の縦横の画面
画素数分だけ切り出して再描画する再描画手段とを備えていることを特徴としている。
上記ディジタル放送受信機(3)によれば、前記表示手段に前記表示内容全体が表示さ
れている状態から、前記入力手段を介して指定された位置の表示内容を部分拡大して表示
させることができる。したがって、表示内容が見ずらい場合があっても、見たい位置を前
記入力手段を介して指定するだけで、その部分を簡単に拡大表示させることができ、前記
表示手段が小型のものであっても、表示内容を部分拡大して表示することで、その内容を
見やすくすることができる。
また本発明に係るディジタル放送受信機(4)は、上記ディジタル放送受信機(3)に
おいて、前記再描画手段が、前記表示手段の縦横の画面画素数分だけ切り出した領域から
前記表示内容全体が表示される領域までの間で段階的に前記表示内容の表示領域を広げる
ように所定の間引き係数で間引き処理された表示画素デ−タを再描画するものであること
を特徴としている。
上記ディジタル放送受信機(4)によれば、前記表示手段の縦横の画面画素数分だけ切
り出した部分拡大の表示状態から前記表示内容全体が表示される状態まで段階的に前記表
示内容の表示領域を広げていくことができ、例えば、前記部分拡大の表示では、内容が拡
大されすぎた場合に、その内容に応じた読みやすい適切な大きさに表示させることができ
、また前記部分拡大された表示部分の周辺の内容も見やすく表示させることができる。
また本発明に係るディジタル放送受信機(5)は、上記ディジタル放送受信機(3)又
は(4)において、前記表示画素デ−タの間引き係数を設定するための間引き係数設定手
段を備え、前記再描画手段が、前記間引き係数設定手段により設定された間引き係数で間
引き処理された表示画素デ−タを再描画するものであることを特徴としている。
上記ディジタル放送受信機(5)によれば、前記間引き係数設定手段により使用者が任
意の間引き係数を設定することができる。また、設定された間引き係数で間引き処理され
た表示画素デ−タが再描画されるので、前記表示手段の縦横の画面画素数分だけ切り出し
た部分拡大の表示状態から使用者の好みに応じた見やすい大きさとなるように表示内容を
表示させることができる。
以下、本発明に係るディジタル放送受信機の実施の形態を図面に基づいて説明する。図
1は、実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機の要部を概略的に示したブロック図
である。
チュ−ナ1はアンテナ1aで受信した受信電波からユ−ザの希望する放送波をチュ−ニ
ングして増幅するもので、高周波増幅回路、同調回路等を含んで構成されている。復調部
2は、チュ−ナ1によりチュ−ニングされた受信波を復調してディジタル信号を出力する
もので、例えば、地上波ディジタルテレビ放送ではOFDM(Orthogonal Frequency Div
ision Multiplexing)変調された放送波をOFDM復調するOFDM復調回路等を含んで
構成されている。
TS(Transport Stream) デコ−ド部3は、OFDM復調されたディジタル信号をデコ
−ド(解読)するもので、つまり、放送局での変調前に伝送エラ−防止処理、圧縮処理、
結合処理等が施されたディジタル信号を元のディジタル信号に戻すもので、論理回路、デ
ィジタルシグナルプロセッサ等により構成されている。そして、TSデコ−ド部3により
デコ−ドされたディジタル信号は、音声デ−タ、映像デ−タ、デ−タ放送用デ−タとして
各々音声デコ−ド部4、映像デコ−ド部5、BMLデコ−ド部6に出力される。
音声デコ−ド部4はTSデコ−ド部3からの音声デ−タのデコ−ドを行うもので、つま
り音声デ−タに施された伝送エラ−防止処理、圧縮処理等に対応したデ−タエラ−の復元
処理、伸張処理等のディジタル演算処理を行い、本来の音声デ−タに復元するもので、論
理回路、ディジタルシグナルプロセッサ等を含んで構成されている。音声デコ−ド部4か
ら出力された音声信号は、ディジタル/アナログ変換、電力増幅(図示せず)が行なわれ
、スピ−カ14から音声として出力されるようになっている。
映像デコ−ド部5はTSデコ−ド部3からの映像デ−タのデコ−ドを行うもので、つま
り映像デ−タに施された伝送エラ−防止処理、圧縮処理等に対応したデ−タエラ−の復元
処理、伸張処理等のディジタル演算処理を行い、本来の映像デ−タに復元するもので、論
理回路、ディジタルシグナルプロセッサ等を含んで構成されている。
映像デコ−ド部5から出力された映像信号は、加算器7で他の画像デ−タとの合成・切
換処理等の処理が施され、接続端子(図示せず)を介して接続された液晶表示装置等で構
成された小型ディスプレイ15に表示されるようになっている。
BMLデコ−ド部6は、TSデコ−ド部3からのBMLで記述されたデ−タ放送用デ−
タのデコ−ドを行うもので、つまりデ−タ放送用デ−タに施された伝送エラ−防止処理、
圧縮処理等に対応したデ−タエラ−の復元処理、伸張処理等のディジタル演算処理を行い
、本来のデ−タ放送用デ−タ(BMLで記述されたデ−タ)に復元するもので、論理回路
、ディジタルシグナルプロセッサ等を含んで構成されている。復元されたデ−タ放送用デ
−タ(BML文書)は、ROM10に格納されているBMLブラウザによりCPU9で処
理され、描画処理命令が描画処理部8に供給されるようになっている。
描画処理部8は、BMLデコ−ド部6から出力されたデ−タ放送用の映像・デ−タ信号
、及びCPU9から供給される描画処理命令に基づいて、BMLで指定されている元画像
の表示画素デ−タの間引き処理、文字デ−タの再描画処理、及び文字図形や静止画等の他
の画像デ−タとの合成処理等を行い、間引き処理された表示画素デ−タに基づき画像信号
(描画デ−タとも記す)を生成し、描画処理部8に内蔵されているVRAM(図示せず)
に描画デ−タを書き込んで、このVRAMに書き込まれた描画デ−タを加算器7を介して
小型ディスプレイ15に出力するもので、描画プロセッサ等により構成されている。
ディジタル放送受信機の各部の動作を制御するのがマイクロコンピュ−タであり、マイ
クロコンピュ−タは演算処理を行う中央演算処理装置(CPU)9、BML文書を解釈し
て表示するツ−ルであるBMLブラウザや描画処理部8で行われる表示制御プログラムな
どの各種のプログラムや文字の種類やサイズ等のデ−タなどの各種のデ−タが記憶された
ROM10、各種デ−タの一時記憶を行うRAM11等を含んで構成されている。
また、バスラインBLには、モデム12が接続され、ディジタル放送受信機は、外部と
の通信、例えばディジタルテレビ放送局との通信により、あるいはインタ−ネットのコン
テンツから番組デ−タやダウンロ−ドデ−タ(プログラム等を含む)を得ることができる
ようになっている。
さらに、バスラインBLには入出力インタ−フェイス(I/O)13が接続され、外部
機器との接続が可能となっている。例えば、小型ディスプレイ15上に設けれられたタッ
チパネル16からの入力信号を取り込んで、該入力信号に応じた動作を行うようになって
おり、ユ−ザはタッチパネル16を操作することによりディジタル放送受信機に所望の動
作を行わせることが可能となっている。
次に、小型ディスプレイ15へのデ−タ放送番組の表示方法について図2に基づいて説
明する。なお、デ−タ放送番組には、テレビ放送や音声放送を補完する付加デ−タ放送や
、テレビ放送や音声放送とは独立した独立デ−タ放送が含まれており、これら付加デ−タ
放送及び独立デ−タ放送の映像・デ−タ信号は、BMLで記述されたデ−タとして送られ
てくるものである。
図2(a)は、受信したデ−タ放送番組の表示画素デ−タの一例を説明するための説明
図である。図2(b)は、図2(a)に示した表示画素デ−タのデ−タ放送番組を縦24
0×横480の画面画素数を有する小型ディスプレイ15に表示させたときの表示例を示
している。また図2(c)は、図2(a)に示した表示画素デ−タのデ−タ放送番組を縦
270×横480の画面画素数を有する小型ディスプレイ15に表示させたときの表示例
を示している。
図2(a)に示したデ−タ放送番組の表示画素デ−タは、BMLの表示モ−ドがHDモ
−ド(縦540×横960画素)で、表示処理時に縦横2倍に拡大して、元画像の縦横の
表示画素数を縦1080×横1920画素の映像フォ−マットに変換して表示させること
ができるものとなっている。
このような元画像が縦1080×横1920の表示画素数のデ−タ放送番組を図2(b
)に示した縦240×横480、あるいは図2(c)に示した縦270×横480のよう
な画面画素数の圧倒的に少ない小型ディスプレイ15に表示する場合は、縦1080×横
1920画素の表示画素デ−タを間引いて表示する必要があり、そのための間引き係数が
算出される。
この場合の間引き係数は、小型ディスプレイ15の縦横の画面画素数を元画像となるデ
−タ放送番組の縦横の表示画素数(縦1080×横1920)で割って、小型ディスプレ
イ15の縦横の画面画素数を1とした場合におけるデ−タ放送番組の縦横の表示画素数の
比として算出される。
図2(b)に示した縦240×横480の画面画素数を有する小型ディスプレイ15の
場合、縦方向の間引き係数は、240/1080=1/4.5となり、横方向の間引き係
数は、480/1920=1/4となる。このように縦と横の間引き係数が同一の値とな
らない場合は、デ−タ放送番組の内容全体の縦横比を変えずに、縦1080×横1920
画素の表示画素デ−タの間引き処理が容易に行えるように間引き係数を縦横ともに分母を
同一の整数値となるように補正を行う。すなわち、この場合、縦横の間引き係数を1/5
に補正する。
この補正により小型ディスプレイ15上には、縦1080/5=216画素、横192
0/5=384画素でデ−タ放送番組の縦横比を変更することなく間引き処理された番組
内容全体を歪なく表示させることができる。
また、図2(b)において、番組内容が表示されていない余白領域(斜線部分)は、単
色の塗りつぶし画像となるように余白色が設定されるようになっている。また、余白色が
視聴者の好みで設定できるようになっていてもよく、例えば、余白色の設定画面を設けて
、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色を8ビットの256階調で表示できるようにして
任意のR、G、B値の設定ができるようにしたり、あるいは予め設定された配色の中から
好みの色を選択できるような設定画面を設けることも可能である。
また、デ−タ放送番組では、文字や図形等の情報が多く含まれており、単純に表示画素
デ−タを間引いて表示した場合には、文字や図形等の一部が欠けたりして、見ずらくなる
場合もあるが、本実施の形態では、BMLで指定されている文字のサイズに上記方法で算
出した間引き係数を掛けて、表示用の文字サイズを決定するようになっている。
そして、決定された表示用の文字サイズに該当するサイズの文字をROM10内のフォ
ントROM(図示せず)から読み出し、読み出した文字をVRAMに書き込まれた描画デ
−タ上に間引き処理せずに上書きするようになっている。
例えば、BML文書で指定されている文字サイズが30ドット(縦30ドット、横30
ドット)であった場合、表示用の文字サイズを30/5=6ドットに変換し、6ドットの
文字をフォントROMから読み出し、間引き処理された描画デ−タ上に間引き処理せずに
上書きする。また、変換した文字サイズに対応する文字がフォントROMにない場合には
、前記文字サイズに近いサイズの文字がフォントROMから読み出されるようになってい
る。
尚、表示用の文字サイズの決定方法は、上記した乗算による方法の他に、指定文字サイ
ズと間引き係数とをパラメ−タとする表示用文字サイズのデ−タが記憶されたテ−ブルか
ら読み出す方法等を採用することもできる。
また、図2(c)に示した縦270×横480の画面画素数を有する小型ディスプレイ
15の場合、縦方向の間引き係数は、270/1080=1/4、横方向の間引き係数は
480/1920=1/4と算出される。このように縦横の間引き係数がともに分母が整
数値で同一の値となった場合は、その値を間引き係数として使用する。
したがって、小型ディスプレイ15上には、縦1080/4=270画素、横1920
/4=480画素でデ−タ放送番組の元画像の縦横比を変更することなく間引き処理され
た番組内容全体を、図2(b)のように余白領域を生じることなく表示させることができ
る。また、文字の表示は、図2(b)における説明と同様の処理により、表示用の文字サ
イズを決定し、該表示用の文字サイズに該当するサイズの文字をフォントROMから読み
出して、間引き処理された描画デ−タ上に間引き処理せずに上書きされるようになってい
る。
また、別の文字の描画方法としては、フォントROMに文字の書体デ−タのみを記憶さ
せておき、表示させる文字の書体デ−タを読み出し、該書体デ−タに基づいてベクトル演
算を行って、上記と同様の処理により決定された文字サイズの文字を作成し、後は上記と
同様に、間引き処理された描画デ−タ上に文字を上書きするようにしてもよい。この場合
は、ベクトル演算により適切な文字サイズで見やすい文字として表示させることができ、
また、文字の書体デ−タのみ記憶させておけば良く、記憶する文字デ−タ量を少なくする
ことができる。
次に実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPU9の行うデ−タ放送
番組の表示処理動作を図3に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理は
、デ−タ放送番組が選択された時に実行される。
まず、ステップS1では、BMLで指定された元画像となるデ−タ放送番組の縦横の表
示画素数のデ−タと、小型ディスプレイ15の縦横の画面画素数のデ−タとを取り込み、
ステップS2に進む。
ステップS2では、デ−タ放送番組の縦横の表示画素数と小型ディスプレイ15の縦横
の画面画素数とを比較して、間引き係数を算出する処理、すなわち、縦横の画面画素数を
それぞれ1とした場合におけるデ−タ放送番組の縦横の表示画素数の比「1/表示画素数
の比」を縦横でそれぞれ求める処理を行い、ステップS3に進む。
ステップS3では、算出された縦横の各間引き係数が、ともに同一の整数分の1である
か否かを判断し、縦横ともに同一の整数分の1であると判断すれば、ステップS5に進む
。一方、ステップS3において、間引き係数が、縦横ともに同一の整数分の1ではないと
判断すれば、ステップS4に進む。
ステップS4では、間引き係数が縦横ともに整数分の1となるように、分母の値を四捨
五入した整数値に補正する処理を行い、縦横の間引き係数を同じ値にして、その後ステッ
プS5に進む。
ステップS5では、算出された間引き係数に基づいて、小型ディスプレイ15にデ−タ
放送番組の番組内容全体を表示する表示画素サイズを算出する処理を行い、ステップS6
に進む。
ステップS6では、表示画素サイズが小型ディスプレイ15の画面画素サイズと同じで
あるか否かを判断し、表示画素サイズが小型ディスプレイ15の画面画素サイズと同じで
あると判断すれば、ステップS9に進む。
一方、ステップS6において、表示画素サイズが小型ディスプレイ15の画面画素サイ
ズと同じでないと判断すれば、ステップS7に進み、ステップS7では、表示画素サイズ
と画面画素サイズとを比較して余白領域の算出処理を行い、ステップS8に進む。ステッ
プS8では、余白領域の塗りつぶし色の設定処理を行い、その後ステップS9に進む。
ステップS9では、算出された間引き係数、余白領域、及び設定された余白色等を含む
表示関連デ−タをRAM11に記憶する処理を行い、ステップS10に進む。
ステップS10では、間引き係数に基づいてデ−タ放送番組の番組内容全体を小型ディ
スプレイ15に表示させるようにデ−タ放送番組のBMLで指定された元画像の表示画素
デ−タ(図2(a)における縦1080×横1920の表示画素数)の間引き処理を行い
、ステップS11に進む。ステップS11では、間引き処理された表示画素デ−タに基づ
き生成された画像信号である描画デ−タをVRAMに書き込む描画処理を行い、ステップ
S12に進む。
ステップS12では、小型ディスプレイ15に表示する文字サイズの決定処理を行う。
すなわち、デ−タ放送番組のBMLで指定された文字のサイズに算出した間引き係数を掛
けて、小型ディスプレイ15に表示する文字サイズを決定し、ステップS13に進む。
ステップS13では、算出された表示文字サイズに該当する文字をフォントROMから
読み出す処理を行い、ステップS14に進む。ステップS14では、決定された表示文字
サイズに該当する文字があるか否かを判断し、該当する文字があると判断すれば、ステッ
プS16に進む。
一方、ステップS14において、該当する文字がないと判断すれば、ステップS15に
進み、ステップS15では、表示文字サイズに最も近いサイズの文字の読み出し処理を行
い、その後ステップS16に進む。
ステップS16では、VRAMに書き込まれた描画デ−タ上に読み出した文字を間引き
処理せずに上書きする処理を行い、ステップS17に進む。
ステップS17では、VRAMに書き込まれた描画デ−タを加算器7に出力し、必要な
映像信号を加算して小型ディスプレイ15に出力し、図2(b)又は(c)に示したよう
にデ−タ放送番組の元画像の番組内容全体を小型ディスプレイ15に表示させる処理を行
い、その後ステップ18に進む。
ステップS18では、デ−タ放送番組の再描画指示があったか否か、すなわちユ−ザか
らの所定の入力に対応して現在表示している内容を一部変えたりする動的な制御を行う指
示があったか、あるいはBMLの各要素の内容や属性の値をスクリプト言語で操作して変
更する指示があったか否かを判断し、このような再描画指示があったと判断すれば、ステ
ップS10に戻り、同じ間引き係数を使用して、デ−タ放送番組の表示処理を繰り返す。
一方、ステップS18においてデ−タ放送番組の再描画指示がなかったと判断すれば、
処理を終了する。
次に、小型ディスプレイ15に表示されたデ−タ放送番組の表示領域切換表示(1)に
ついて、図4に示した表示例に基づいて説明する。
上記した小型ディスプレイ15へのデ−タ放送番組の表示処理によれば、デ−タ放送番
組の元画像の番組内容全体を歪なく、そして文字欠けや潰れ等もなく表示させることがで
きる。しかしながら、小型ディスプレイ15であるために、表示内容全体を表示した場合
には、必然的に表示内容が小さく表示されることとなり、小さな文字等は見ずらくなって
しまう。そこで、図4に示した表示領域の切換表示により、小さな文字等の見ずらさを解
消できるものとなっている。
図4(a)は、縦240×横480の画面画素数を有する小型ディスプレイ15にデ−
タ放送番組の番組内容全体が表示されている状態を示している。図4(a)の状態で、ユ
−ザによりタッチパネル16を介して所定の位置がタッチされると、図4(b)の画面に
切り換えられる。
図4(b)では、タッチされた位置を中心にしてBMLで指定された元画像の表示画素
数(縦1080×横1920)のデ−タから画面画素数(縦240×横480)のデ−タ
分だけ切り出して間引き処理せずに表示されるようになっている。そして、図4(b)の
状態で、所定時間が経過すると、図4(a)に示した画面表示に切り換えられるようにな
っている。
なお、前記所定時間は、予め所定値(例えば5秒程度)に設定されていても良いし、前
記所定時間の設定画面を設けておいて、ユ−ザが利用形態に合わせて好みの時間を設定で
きるようにしておいても良い。あるいは、ディジタル放送受信機に車速センサ等からの車
速情報の取り込みが可能な端子(図示せず)を設けておき、ディジタル放送受信機が車両
に取り付けられた場合に、前記端子に接続された車速センサ等からの車速情報を取り込み
、取り込んだ車速情報に応じて、例えば、停車時、低速時、及び高速時に分けて所定時間
が自動的に設定されるようにしておいても良い。
次に実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPU9の行う表示領域切
換処理動作(1)を図5に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なおこの処理は、
図3に示した処理を行った後に、ユ−ザのタッチパネル16を介した入力操作に基づいて
行われるものである。
まずステップS21では、タッチパネル16からの位置指定信号を検出したか否かを判
断し、位置指定信号を検出したと判断すれば、ステップS22に進む。
ステップS22では、位置指定信号に含まれる画面上の座標デ−タに基づいて、指定さ
れたデ−タ放送番組上の位置を特定する表示内容特定処理を行い、ステップS23に進む
ステップS23では、特定されたデ−タ放送番組上の位置を略中心としてBMLで指定
された元画像の縦横の表示画素数(縦1080×横1920)のデ−タから小型ディスプ
レイ15の縦横の画面画素数(縦240×横480)のデ−タ分だけ切り出した画素デ−
タを間引き処理せずにVRAMに書き込む切り出し再描画処理を行い、ステップS24に
進む。
ステップS24では、VRAMに書き込まれた描画デ−タを加算器7を介して小型ディ
スプレイ15に出力して、特定された位置の番組内容を部分拡大表示させる処理を行い、
その後ステップ25に進む。
ステップS25では、所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していない
と判断すれば、ステップS24に戻り、一方、所定時間が経過したと判断すれば、ステッ
プS26に進む。
ステップS26では、デ−タ放送番組の番組内容全体を表示するように算出された間引
き係数で間引き処理された表示画素デ−タを再描画して、デ−タ放送番組の番組内容全体
を表示させる処理を行い、その後処理を終える。
次に、小型ディスプレイ15に表示されたデ−タ放送番組の表示領域切換表示(2)に
ついて、図6に示した表示例に基づいて説明する。なお図6(a)、(b)は、図4(a
)、(b)に示したものと同じであるのでその説明を省略する。
表示領域切換表示(1)では、図4(b)に示した指定位置の部分拡大表示の状態から
、所定時間が経過すると、図4(a)の画面表示に切り換えられるようになっていたが、
図6に示す表示領域切換表示(2)では、図6(b)に示した指定位置の部分拡大表示の
状態から、図6(a)の画面表示に切り換えられるまでの間に、段階的に表示領域を広げ
た画面を表示させるようになっている。その表示状態を、図6(c)〜(e)に示してい
る。
このように段階的に表示領域を広げることで、図6(a)に示した画面の部分拡大の表
示では、内容が拡大されすぎた場合に、その内容に応じた読みやすい適切な大きさに順次
表示させることができ、また前記部分拡大された表示部分の周辺の内容も見やすく表示さ
れるようになっている。
次に実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPU9の行う表示領域切
換処理動作(2)を図7に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、本表示領域
切換処理動作(2)は、図5におけるステップS24とステップS25との間に、ステッ
プS31を挿入した構成となっており、以下ここでは相違点のみを説明することとする。
ステップS24において、特定された位置の番組内容を部分的に拡大表示させる処理を
行い、その後ステップ31に進む。
ステップS31では、現在の部分拡大表示されているデ−タ放送番組の表示領域からデ
−タ放送番組の番組内容全体が表示される表示領域までの間で段階的に番組内容の表示領
域を広げるように、BMLで指定された元画像の表示画素サイズから所定画素サイズ(画
面画素サイズ以上)の画素デ−タを読み出し、設定された所定の間引き係数で間引き処理
し、間引き処理された表示画素デ−タをVRAMに書き込む再描画処理、及びVRAMに
書き込まれた再描画デ−タを加算器7を介して小型ディスプレイ15に出力して、所定画
素サイズ領域の番組内容を表示させる処理を行い、その後ステップ25に進む。
ステップS25では、所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していない
と判断すれば、ステップS31に戻り、段階的に表示領域を広げる再描画処理、及び所定
画素サイズ領域の番組内容の表示処理を繰り返す。
一方、ステップS25において、所定時間が経過したと判断すれば、ステップS26に
進み、ステップS26では、デ−タ放送番組の内容全体を表示するように算出された間引
き係数で間引き処理された表示画素デ−タを再描画して、デ−タ放送番組の内容全体を表
示させる処理を行い、その後処理を終える。
また、さらに別の表示例としては、上記したように段階的にデ−タ放送番組の表示領域
を広げるのではなく、予め指定された表示領域で表示するようにしても良い。なおこの場
合、設定画面を通じてユ−ザの好みの表示領域(例えば、360×640画素分等)とな
るように間引き係数が設定できるようにしても良く、ユ−ザにより設定された間引き係数
でBMLで指定された元画像の表示画素数のデ−タが間引き処理された画素デ−タをVR
AMに書き込む再描画処理を行うようにすることも可能である。
次に、小型ディスプレイ15に表示されたデ−タ放送番組の表示領域切換表示(3)に
ついて、図8に示した表示例に基づいて説明する。
表示領域切換表示(2)では、図6(b)に示した指定位置の部分拡大表示の状態から
、図6(a)の画面表示に切り換えられるまでの間に、図6(c)〜(e)に示したよう
に段階的に表示領域を広げた画面を表示するようになっているが、表示領域切換表示(3
)では、段階的に表示領域を広げた画面を表示している途中(図6(c)〜(e)のいず
れかの状態)で、タッチパネル16を介してタッチ操作が検出されると、現在表示してい
る表示領域サイズを保持し(図8(a)の状態)、表示領域サイズが保持されている状態
でさらに、タッチ操作が検出されると(図8(b)の状態)、逆に表示領域を段階的に狭
めるようにして、もとの拡大表示(図6(b)の状態)に戻る再描画を行うようになって
いる。その表示状態を、図8(c)、(d)に示している。
図8(b)のように表示領域を保持することで、番組内容が確認しやすくなり、また図
8(c)、(d)のように表示領域を段階的に狭めることで、番組内容を再度部分拡大表
示させて、見過ごした小さな文字等の内容を簡単に再確認できるように表示されるように
なっている。
次に実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPU9の行う表示領域切
換処理動作(3)を図9に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、本表示領域
切換処理動作(3)は、図7におけるステップS31とステップS25との間に、ステッ
プS41〜S45を挿入した構成となっており、以下ここでは相違点のみを説明すること
とする。
ステップS31において、現在の部分拡大表示されているデ−タ放送番組の表示領域か
らデ−タ放送番組の内容全体が表示される表示領域までの間で段階的に番組内容の表示領
域を広げるように、BMLで指定された元画像の表示画素サイズから所定画素サイズ(画
面画素サイズ以上)の画素デ−タを読み出し、設定された所定の間引き係数で間引き処理
し、間引き処理された表示画素デ−タをVRAMに書き込む再描画処理、及びVRAMに
書き込まれた再描画デ−タを加算器7を介して小型ディスプレイ15に出力して、所定画
素サイズ領域の番組内容を表示させる処理を行い、その後ステップ41に進む。
ステップS41では、タッチパネル16へのタッチ操作が検出されたか否かを判断し、
タッチ操作が検出されたと判断すれば、ステップS42に進む。
ステップS42では、タッチ操作が検出されたときの表示領域サイズを保持する処理を
行い、ステップS43に進む。
ステップS43では、タッチパネル16へのタッチ操作がさらに検出されたか否かを判
断し、さらにタッチ操作が検出されたと判断すれば、ステップS44に進む。
ステップS44では、現在の表示領域サイズから小型ディスプレイ15の縦横の画面画
素数のデ−タ分だけ切り出した領域サイズまでの間で段階的に番組内容の表示領域を狭め
るように、BMLで指定された元画像の表示画素サイズから所定画素サイズ分(現在の表
示画素サイズ以下)の画素デ−タを読み出して所定の間引き係数で間引き処理し、間引き
処理された表示画素デ−タをVRAMに書き込む再描画処理、及び、VRAMに書き込ま
れた再描画デ−タを加算器7を介して小型ディスプレイ15に出力して、所定画素サイズ
分の領域の番組内容を表示させる処理を行い、その後ステップ25に進む。
一方、ステップS41又はステップS43において、タッチ操作が検出されなかったと
判断すれば、ステップS25に進む。
ステップS25では、所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していない
と判断すれば、ステップS45に進む。
ステップS45では、タッチ操作の検出回数を判断し、0回であると判断すればステッ
プS41に戻り、1回と判断すればステップS43に戻り、2回と判断すればステップS
44に戻り、所定時間が経過するまで各処理を繰り返す。
また、さらに別の表示例としては、図8(d)に示した状態から、さらに番組表示内容
の表示領域を狭めるように所定の間引き係数で間引き処理された表示画素デ−タを再描画
して、表示させるようにしても良く、このようにさらに拡大表示させることにより、例え
ば、元画像の表示画素サイズから画面画素数分だけの切り出しによる部分拡大表示でも見
ずらい小さな文字や細かな図柄などの内容を読み取りやすく表示させることができる。
上記実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機によれば、ディスプレイ15が小型
で、低解像度でも、デ−タ放送番組の番組内容全体を歪なく表示させることができる。し
たがって、視聴者は、小さくて低解像度の画面でも違和感を感じることなく番組内容全体
を視認することができる。
また、BMLで指定された元画像の表示画素数の縦横比と、小型ディスプレイ15の画
面画素数の縦横比とが異なる場合でも、BMLで指定された元画像の表示画素数の縦横比
でデ−タ放送番組の内容全体を表示させることができる。
また、デ−タ放送番組の内容が表示されない余白領域を単色の塗りつぶし画像に設定す
ることができ、余白領域であることを視聴者に分かりやすく示すことができる。
また、番組内容を一部書き換えるための再描画が指示された場合に、BMLで指定され
ている元画像の文字や図形等の空間的なレイアウトを変えることなく、再描画することが
でき、番組内容の連動性を損わずに表示させることができる。
また、算出された間引き係数が整数分の1とならない場合、該間引き係数が整数分の1
に補正されるので、間引き処理しやすく、番組内容全体を歪なく表示させることができ、
画面画素を有効に使用することができる。
また、小型ディスプレイ15に表示する文字のサイズをBMLで指定された元画像の文
字サイズと間引き係数とに基づいて決定し、決定された文字サイズに該当する文字をフォ
ントROMから読み出し、読み出された文字が間引き処理せずに描画されるので、小型デ
ィスプレイ15でも間引き処理による文字の部分欠落や潰れをなくすことができ、文字を
はっきりと表示させることができる。
また、小型ディスプレイ15のサイズに合わせて上記機能を実現するための表示制御プ
ログラムを放送などによりダウンロ−ドして、表示制御プログラムを入れ替え、これらの
機能を容易に他のディジタル放送受信機においても実現させることもできる。
また、表示領域切換表示(1)では、小型ディスプレイ15に番組内容全体が表示され
ている状態から、タッチパネル16を介して指定された位置の番組内容を部分拡大して表
示させることができる。したがって、番組内容が見ずらい場合があっても、見たい位置を
指定するだけで、その部分を簡単に拡大表示させることができ、小型ディスプレイ15で
あっても、番組内容を部分拡大して表示することで、その内容を見やすくすることができ
る。
また、表示領域切換表示(2)では、小型ディスプレイ15の縦横の画面画素数分だけ
切り出した部分拡大の表示状態から番組内容全体が表示される状態まで段階的に番組内容
の表示領域を広げていくことができ、例えば、部分拡大の表示状態では、内容が拡大され
すぎた場合に、その内容に応じた読みやすい適切な大きさに表示させることができ、また
部分拡大された表示部分の周辺の内容も見やすくすることができる。
また、表示領域切換表示(3)では、ユ−ザは表示される領域サイズの切り換えを気に
することなく、保持された表示領域サイズで表示内容を読み取ることができ、番組内容が
十分に確認できなかった場合に繰り返し表示させるという操作が不要となる。
また、表示領域サイズが保持されている状態から、さらに小型ディスプレイ15の縦横
の画面画素数分だけ切り出して表示する領域サイズまでの間で段階的に番組内容の表示領
域を狭めるので、番組内容を部分拡大して表示させることができ、例えば、内容をよく確
認せずに見過ごして、もう一度その内容を拡大した状態で見たい時など、再度番組内容を
拡大して表示させることができ、見過ごした内容をすぐに拡大して確認することができ、
使用者にとって便利なものとなる。
図10は、実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機の要部を概略的に示したブロ
ック図である。但し、図1に示したディジタル放送受信機と同一の機能を有する構成部品
には同一符号を付し、その説明を省略し、異なる機能を有するCPU9aには異なる符号
を付すこととする。
実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機が、実施の形態(1)に係るディジタル
放送受信機と相違するのは、音声合成手段17を備えている点にある。
CPU9aでは、ユ−ザによりタッチパネル16を介してタッチされた文字列の認識処
理が行われるようになっている。音声合成手段17は、認識された文字列の文字デ−タに
基づいて、音声デ−タを合成して、音声に変換して出力する処理を行うもので、ディジタ
ルシグナルプロセッサ、ディジタル/アナログ変換器等を含んで構成されている。
実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機におけるCPU9aの行うデ−タ放送番
組の表示処理動作は、図3に示した表示処理動作と略同様なのでここではその説明を省略
する。
実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機におけるCPU9aの行う表示領域切換
処理動作を図11に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本表示領域切換処
理動作は、図9におけるステップS41とステップS42との間にさらにステップS51
〜S56を挿入した構成となっており、以下、ここでは相違点のみを説明することとする
ステップS41において、タッチパネル16へのタッチ操作が検出されたと判断すれば
、ステップS51に進む。
ステップS51では、タッチ操作が検出された座標デ−タから表示された文字列を指定
したものか否かを判断し、表示文字列を指定したものではないと判断すれば、ステップS
42に進む。一方、ステップS51において、表示文字列を指定したものであると判断す
れば、ステップS52に進む。
ステップS52では、指定された表示文字列の文字デ−タを認識し、音声合成手段17
で、認識された文字デ−タから音声デ−タを合成させる処理を行い、ステップS53に進
む。
ステップS53では、合成された音声デ−タを音声に変換してスピ−カ14より出力す
る音声出力処理(指定された文字列の読み上げ処理)を行い、ステップS54に進む。
ステップS54では、音声出力中(指定された文字列の読み上げ中)に、タッチパネル
16へのタッチ操作が検出されたか否かを判断し、タッチ操作が検出されたと判断すれば
、ステップS55に進む。ステップS55では、指定された文字列の読み上げ処理を中止
する音声出力中止処理を行い、ステップS26に進む。
一方、ステップS54において、音声出力中にタッチ操作が検出されていないと判断す
れば、ステップS56に進む。ステップS56では、指定された文字列を読み上げる音声
出力処理が終了したか否かを判断し、終了していないと判断すれば、ステップS54に戻
り、一方、終了したと判断すれば、ステップS26に進む。
上記実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機によれば、タッチパネル16を介し
て指定された表示文字列が音声合成されて出力されるので、ユ−ザは、表示されている番
組内容を読み取るために画面を注視する必要がなく、読み上げられる音声により指定され
た文字列の内容を把握することができ、特に車載用として採用された場合には、運転時の
安全性を向上させることができる。
また、簡単な操作により指定された文字列の音声による読み上げを中止させることがで
き、例えば、音声による読み上げを開始したものの、間違った文字指定であった場合や、
不要な内容であった場合には、すぐに読み上げを中止させることができ、ユ−ザは聞きた
い内容のみを効率よく聞くことができる。
本発明の実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機の要部を概略的に示したブロック図である。 (a)は、受信したBML中に規定されているデ−タ放送番組の表示画素デ−タの一例を説明するための説明図、(b)は、(a)に示した表示画素デ−タを有するデ−タ放送番組を縦240×横480画素数を有する小型ディスプレイに表示させたときの表示例、(c)は、(a)に示した表示画素デ−タを有するデ−タ放送番組を縦270×横480画素数を有する小型ディスプレイに表示させたときの表示例を示している。 実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPUの行うデ−タ放送番組の表示処理動作を示すフロ−チャ−トである。 (a)、(b)は小型ディスプレイに表示されたデ−タ放送番組の表示領域切換表示(1)を説明するための表示例を示した図である。 実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPUの行う表示領域切換処理動作(1)を示すフロ−チャ−トである。 (a)〜(e)は小型ディスプレイに表示されたデ−タ放送番組の表示領域切換表示(2)を説明するための表示例を示した図である。 実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPUの行う表示領域切換処理動作(2)を示すフロ−チャ−トである。 (a)、(b)は小型ディスプレイに表示されたデ−タ放送番組の表示領域切換表示(3)を説明するための表示例を示した図である。 実施の形態(1)に係るディジタル放送受信機におけるCPUの行う表示領域切換処理動作(3)を示すフロ−チャ−トである。 実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(2)に係るディジタル放送受信機におけるCPUの行う表示領域切換処理動作を示すフロ−チャ−トである。
符号の説明
1 チュ−ナ
2 復調部
3 TSデコ−ド部
4 音声デコ−ド部
5 映像デコ−ド部
6 BMLデコ−ド部
7 加算器
8 描画処理部
9、9a CPU
10 ROM
11 RAM
12 モデム
13 I/O
14 スピ−カ
15 小型ディスプレイ
16 タッチパネル
17 音声合成手段

Claims (5)

  1. 受信した放送波を復調する復調手段と、
    該復調手段により復調された復調信号に基づき表示手段に画像信号を出力する画像信号
    出力手段と、
    前記復調信号に基づく元画像の縦横の表示画素数を、前記表示手段の縦横の画面画素数
    に応じて、前記元画像の表示内容全体を前記表示手段に表示させるように表示画素デ−タ
    の間引き処理を行う間引き処理手段と、
    該間引き処理手段により間引き処理された表示画素デ−タに基づき画像信号を生成する
    画像信号生成手段と、
    前記表示画素数と前記画面画素数との縦横比が異なる場合に形成される余白領域を単色
    の塗りつぶし画像に設定する余白画像設定手段とを備えていることを特徴とするディジタ
    ル放送受信機。
  2. 前記余白領域の色を設定するための余白色設定手段を備えていることを特徴とする請求
    項1記載のディジタル放送受信機。
  3. 受信した放送波を復調する復調手段と、
    該復調手段により復調された復調信号に基づき表示手段に画像信号を出力する画像信号
    出力手段と、
    前記復調信号に基づく元画像の縦横の表示画素数を、前記表示手段の縦横の画面画素数
    に応じて、前記元画像の表示内容全体を前記表示手段に表示させるように表示画素デ−タ
    の間引き処理を行う間引き処理手段と、
    該間引き処理手段により間引き処理された表示画素デ−タに基づき画像信号を生成する
    画像信号生成手段と、
    該画像信号生成手段により画像信号を生成させた後、前記表示手段の画面上の任意の位
    置を指定可能な入力手段からの位置指定信号が検出された場合に、該位置指定信号で指定
    された位置を略中心として前記復調信号に基づく元画像の縦横の表示画素数から前記表示
    手段の縦横の画面画素数分だけ切り出して再描画する再描画手段とを備えていることを特
    徴とするディジタル放送受信機。
  4. 前記再描画手段が、前記表示手段の縦横の画面画素数分だけ切り出した領域から前記表
    示内容全体が表示される領域までの間で段階的に前記表示内容の表示領域を広げるように
    所定の間引き係数で間引き処理された表示画素デ−タを再描画するものであることを特徴
    とする請求項3記載のディジタル放送受信機。
  5. 前記表示画素デ−タの間引き係数を設定するための間引き係数設定手段を備え、
    前記再描画手段が、前記間引き係数設定手段により設定された間引き係数で前記元画像
    の縦横の表示画素数が間引き処理された表示画素デ−タを再描画するものであることを特
    徴とする請求項3又は請求項4記載のディジタル放送受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2013118197A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 パナソニック株式会社 通信装置、通信方法および通信プログラム

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